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伊那署管内2社が優秀事業所に
若者からの交通安全を進めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内からは、2社が優秀事業所として表彰されました。 24日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。 県内154の事業所が参加したコンクールで、伊那警察署管内からは、信英蓄電器箔株式会社と大明化学工業株式会社が優秀事業所に選ばれました。 最優秀事業所は3事業所、優秀事業所は27事業所でした。 信英蓄電器箔、大明化学のヤングドライバークラブは、交通安全期間中の出勤時間に会社近くで啓発活動をしたり、独自にシートベルト着用調査をしている活動が評価されました。 信英蓄電器箔の井口美穂さんは、交通安全メッセージの部で佳作に選ばれました。 井口さんの祖母が交通事故にあっていることもふまえ、お年寄りの道路横断を気遣う内容のメッセージでした。 ヤングドライバーコンクールは、県警本部や長野県運転管理者協会などが毎年行っていて今回で24回目になります。
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今年最高 10.5度
24日の伊那地域は、午後2時37分に今年最高となる10.5度を記録し、3月中旬の陽気になりました。 長野地方気象台によりますとこの暖かさは25日まで続くということです。 春の訪れを告げる福寿草が顔を出し始めました。 伊那市長谷溝口にある常福寺。 日当たりが良い裏庭の東側斜面は、春先になると数多くの福寿草が咲きます。 24日は、この暖かさにつられてか、早くも数輪が顔を出していました。 見ごろは、2月中旬ころだということです。 気象台によりますと、この日の伊那地域は、高気圧に覆われ、南から暖かい空気が入ってきたためで、25日も10度くらいまで気温が上がると見られています。 25日の夜遅くから雨となり、26日以降は、再び冬型の気圧配置となり真冬の寒さが戻ってくるということで、体調管理に注意を呼びかけています。
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美篶芦沢で江戸時代から続く「お日待ちの行事」
伊那市美篶芦沢で江戸時代から続く「お日待ちの行事」が23日に行われ、地域住民が1年間の無病息災を祈願しました。 芦沢にある真福寺で大護摩供法要(おおごまくほうよう)が行われ、美篶の住民23人が参加しました。 今年で267回目となるお日待ちの行事は江戸時代に始まりました。 昔、2年間行わなかったところ大飢饉や火災が起こったとされ、以来、毎年1月23日に行われています。 かつては、酒を酌み交わしながら徹夜で日の出を待ち、太陽に祈願する行事でしたが、現在は法要のみ行われています。 法要では、家内安全や厄払い、商売繁盛などの願い事を書いた札や飾り物が、護摩木で炊いた火にかざされました。 祈祷を受けた札や飾り物は、美篶や高遠町地区の各家庭に配られ、1年間、家に飾られるということです。
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東京の渋谷で鹿ローメンを提供
伊那市長谷にあるざんざ亭が考案した鹿ローメンが、長野定食として東京都渋谷区のレストランで提供されています。 この鹿ローメンを考案したのはざんざ亭の長谷部晃さんです。 長谷部さんは、鹿肉を使った料理などを提供するざんざ亭を経営し、狩猟体験や鹿の解体見学ツアーなども行っています。 狩猟体験に訪れた渋谷のレストランの関係者との縁で鹿ローメンを提供することになりました。 麺は地元産小麦粉ハナマンテンを使い、鹿の肉や骨などでスープを作りました。 提供しているレストランは、全国の地域食材を出しているd47食堂です。 食材は3日に1度発送しているということです。 提供しているのは長野定食と呼ばれ、鹿ローメンに鹿肉団子のスープ、鹿のレバーみそをつけて食べる温野菜などがセットになっています。 値段は1785円で1日30食限定です。 長野定食鹿ローメンは2月いっぱい東京渋谷の商業施設ヒカリエ8階のd47食堂で提供されています。
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無病息災などを願い 引持の獅子舞
伊那市高遠町上山田の引持で18日、今年一年の無病息災や五穀豊穣を願う、獅子舞が披露されました。 引持生活改善センターには、およそ70人が集まり地区に伝わる獅子舞を見物しました。 引持の獅子舞は、ひょっとこにせきたてられた獅子が起き悪魔を払います。 獅子の体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。 この獅子舞はかつて1月17日に地区の役員が家に集まり、徹夜で酒を酌み交わし、芸を楽しみながら、日の出を待つ、お日待ちの行事の中で行われてきたということです。 現在は、1月17日に近い日曜日に引持生活改善センターに集まり獅子舞が行われています。
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防犯や交通安全呼びかける看板を設置
防犯や交通事故防止などの標語が書かれた看板が21日、伊那市の伊那警察署前バス停留所に設置されました。 これは、バス利用者などに防犯意識を高めてもらおうと設置されたものです。 伊那市山寺にある交通広告代理店国際ピーアール株式会社の呼びかけで、地元企業9社が賛同し市内22か所に設置されました。 21日は、警察や関係者が参加し、伊那警察署前にあるバス停留所に看板を設置しました。 看板は、標語や特殊詐欺被害防止を呼び掛ける内容となっています。 この他のバス停留所には「飲酒運転撲滅」や「早めの夜光反射材を身に付ける」ことなどが看板に書かれています。 看板は3年間設置されることになっています。
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箕輪町郷土博物館 富貴原郷開拓団の冊子刊行
箕輪町郷土博物館は、昭和16年以降に、箕輪町内などから満州を開拓するために渡った開拓団の冊子「満州開拓 富貴原郷開拓団の記憶」を刊行しました。 冊子には、開拓団の関係者でつくる富貴原会(ふきはらかい)の会員の手記が掲載されています。 当時子どもだった自分を守る母親の姿や、衣食が十分でなかった様子が綴られています。 博物館によりますと、昭和16年以降、満州へは、当時の箕輪町を含む、上伊那北部開拓団の団員およそ300人が渡りました。 上伊那北部開拓団はのちに、「富貴原郷開拓団」と呼ばれるようになりました。 開拓団の本部は、中箕輪村役場、現在の箕輪町役場にあったということです。 「富貴原郷開拓団の記憶」は、200部作られていて、上伊那の図書館や学校に置いてあるほか、箕輪町郷土博物館でも見ることができます。
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交通安全優良団体 ICTが受賞
長年にわたり地域での交通安全活動が認められ、伊那ケーブルテレビジョンが交通安全優良団体、箕輪町の中村喜男さんが緑十字銀章を受章しました。 表彰式は17日に東京都で行われ、20日は受賞者が伊那警察署を訪れ、青木辰夫署長に報告をしました。 「交通安全愛のメッセージ」を制作、放送している伊那ケーブルテレビジョンは全日本交通安全協会会長から交通安全優良団体として表彰されました。 伊那ケーブルテレビでは平成13年から交通安全CMを放送していて、これが評価されました。 入社以来10年間CM制作に携わってきた放送部の小木曽容子さんは、「安協女性部の皆さんの案を基に、わかり易く伝えることを心がけている」と話していました。 箕輪町福与の中村喜男さんは緑十字銀章を受章しました。 中村さんは、昭和33年の免許取得以降長年交通安全協会の会員で、平成20年から24年まで伊那安協の副会長と箕輪町安協の会長を務めました。 中村さんは「受章の重みを胸に、元気なうちは、地域の交通安全に力を注いでいく」と話していました。 妻の久仁子さんには、長年夫を支えて来たことから、感謝状が贈られました。 伊那交通安全協会では「今後も女性部を中心に地域の人たちに交通安全を呼びかけていきたい」と話していました。
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漬物石でカーリング大会
漬物用の重しをストーンに使って得点を競うカーリング大会が19日、伊那市の伊那西スケート場で開かれました。 今年で6回目となるカーリング大会は、冬の体力づくりや多くの人に伊那西スケート場を利用してもらおうと、伊那市体育協会スケート部が開いたものです。 19日は、小学生の部と一般の部合わせて24チームが出場しました。 1チーム4人一組で一回ずつ6メートルと10メートル先にある円をめがけ、漬物石を滑らせます。 中心に入ると20点その周りが5点、円以外は1点で、その合計点を競います。 子どもたちは、夢中になって円の中心をめがけて滑らせていました。 大人も子供たちに負けまいと真剣でした。 今年は、新たに目隠しをして投げるレーンもあり、子どもたちは悪戦苦闘していました。 伊那市体育協会では、これをきっかけに伊那市唯一の天然リンクに多くの人に足を運んでもらいいたい」と話していました。
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みはらしファームでせいの神
県内最大級といわれるどんど焼きせいの神が19日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで行われました。 せいの神はみはらしファームと羽広区と合同で行われています。 園内の牧草地には、地区の小学生が集めたダルマや正月飾り、みはらしファームに飾った〆の子などが集められました。 今年6月にみはらしファームがオープンして15周年を迎えることから中心の竹は15メートルの高さにしたということです。 地区の子供達が積み上げられた正月飾りに点灯すると一気に火が燃えあがりました。 見物している人たちからは歓声があがっていました。 15分ほどすると中心に飾られた竹が落ち、火はますます大きくなっていきました。 このせいの神は一般的にどんど焼きと呼ばれ、五穀豊穣や無病息災を願って小正月の15日近辺に各地で行われています。 せいの神は、「歳の神」がなまったものとされていてこの地域ならではの呼び名となっています。 一時間ほどすると火は弱まり集まった人たちはもちを焼いて食べていました。 みはらしファームでは「これからも地元のみなさんと一緒に伝統行事を守っていきたい」と話していました。
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南信地域の歌舞伎8団体を表彰
伊那文化会館は、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会など8団体に対し地域で芸術活動に尽力した個人や団体を表彰する「伊那文とともに地域のがんばる団体応援賞」を贈ります。 伊那文化会館は去年10月から開館25周年を記念して地域で芸術活動を行っている個人や団体に賞を贈る「伊那文とともに地域のがんばる人応援事業」を行っています。 これまで、個人では伊那市の書道家、池上信子さんが受賞しています。 団体を表彰するのは今回が初めてです。 賞が贈られるのは伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会や大鹿村の大鹿歌舞伎保存会など南信地域で歌舞伎を伝える8団体です。 表彰状授与式は、来月9日に行われる信州農村歌舞伎祭の開幕前に行われることになっています。 これに合わせ受賞団体の紹介コーナーを設けることになっています。 受賞する中尾歌舞伎保存会の西村寿会長は、「受賞を大変うれしく思います。今後も伝統を守りながら一生懸命頑張りたい」と話していました。
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かんてんぱぱ小学生絵画コンクール表彰式
伊那市の伊那食品工業株式会社が主催する第9回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールの表彰式が18日かんてんぱぱホールで行われました。 表彰式では入賞した22人の児童に賞状が贈られました。 最高賞のかんてんぱぱ賞を受賞したのは、伊那小学校1年の佐藤拓海くんです。 参観日に祖父母にふるまうだんごを作っている自分の姿を描いていて、佐藤君によるとエプロンの汚れが上手に描けたということです。 学校奨励賞には高遠北小、手良小、長谷小が選ばれ、各校には20万円相当の備品が贈られます。 かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは、ふるさとに愛着を持ってもらおうと毎年開かれているものです。 今年は伊那市内15の小学校と伊那養護学校から927点の応募がありました。 伊那食品工業株式会社の塚越寛会長は、「絵を描くときに、山がきれいだな、というような思いで、ふるさとを見直してほしい」と児童に呼びかけました。 応募作品は、26日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで展示されています。
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演劇舞台演技セミナー
伊那市の伊那文化会館は演劇舞台演技セミナーを18日開きました。 セミナーには上伊那を中心に高校生31人が参加しました。 伊那谷演劇研究所認定アドバイザーの阿部裕吉さんと、安曇野市で演技の指導を行っている指原和子さんが講師を務めました。 発声練習としてホールの中央から舞台に向かって自己紹介をしました。 阿部さんは、「良い演技をしてもセリフが聞こえないと意味がない。正しい発声をすることが基本」と指導しました。 演劇舞台演技セミナーは、伊那文化会館が演技力向上のために毎年開いているものです。 セミナーでは他に「舞台上で目的をもって歩く」練習をしました。 参加者は、「泥棒」や「友人と待ち合わせをしている人」など状況を考え、動きだけで表現していました。 指原さんは、「その時の気持ちや状況を具体的に想像することが大事」と話していました。
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火災頻発 伊那消防署注意よびかけ
伊那消防署は、去年12月から今年1月15日までの間に伊那市で5件の建物火災があり、1人が死亡していることをうけ報道機関を通じ注意を呼びかけています。 伊那市を含む伊那消防組合の去年1年の火災件数は、62件で、前の年より14件増えています。 特に3月は、1か月間で23件の火災がありました。 これは、連日の晴天続きで空気が乾燥し、強い風が吹いている中で、たき火や土手焼きを行ったことが主な原因です。 火事による死者は減少していますが、高齢者2人が死亡しています。 放火や放火の疑いによる火災も多く、7件ありました。 伊那消防署では、「寒さが厳しい時期なので、暖房器具など火の取り扱いには、十分注意してほしい」と呼びかけています。 防火のポイントとして、 ●寝タバコをやめる ●ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する ●ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す ●お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる ことなどをあげています。
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子育て保育を考える学習会
国が2015年4月からの本格施行を目指している「子ども子育て支援新制度」について考える学習会が12日、伊那市のいなっせで開かれました。 学習会は、子ども子育てを考える会準備会が開いたもので、会場にはおよそ40人が集まりました。 学習会では伊那市の私立つくしんぼ保育園園長の宮田克思さんが新制度について話をしました。 宮田さんは「新制度では保育園の民営化を進めようとしている。 保育士の質や環境など民営化による影響について住民が討論しなければならない。」と話していました。 参加者からは、自治体の財政負担を軽減するために民営化を進めることは心配。」といった意見が出されていました。
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田中豊文さん「病に負けない」夫婦ワラ馬づくり
伊那市東春近のワラ細工作家・田中豊文さんは、2月4日の初午に向け夫婦(めおと)のワラ馬づくりに励んでいます。 自宅敷地内に建てられた田中さんの作業小屋です。 中には、ずらりとワラでつくられた馬が並んでいます。 今年は、午年のため入手希望者が多く、去年よりも60体ほど多い160体、80組を制作しています。 田中さんは、55歳のときに大手企業を早期退職し、ワラ細工や木工作品を作り始めました。 わら馬は作り始めて20年になります。 田中さんは、2001年、67歳のときに喉頭がんを患い、半年間の入院生活を余儀なくされました。 2012年には腎臓を患い、現在は週2回、毎回4時間の透析を受けています。 去年12月1日から初午を作り始め、元日と透析の日を除き、毎日作業を行っています。 それでも、1日に作れる馬は、4体が限度です。 特に今年は、自分と同じように透析をしたり、病で苦しんでいる人たちに、ワラ馬を贈りたいと考えています。 病と闘いながらつくられたワラ馬は縁起が良いと口コミで広がり、近年は県外からも、手に入れたいと訪れる人がいるということです。 田中さんのワラ馬づくりは、2月4日の初午まで続きます。
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小河内神社筒粥神事 今年の世相は7分5厘
箕輪町の小河内神社で15日祈年祭が行われ「筒粥(つつがゆ)神事」で今年の農作物の出来や世相を占いました。 今年の世の中は「7分5厘」と去年より7厘上向きました。 筒粥神事は今年1年の五穀豊穣を祈願する小河内神社の祈年祭で行われます。 100年以上続いていると言われ、毎年小正月の1月15日の早朝に行われています。 朝7時すぎ、2時間ほどかけて炊き上げた大鍋のお粥の中から筒が取りだされ神殿へと運ばれました。 筒は葦の茎を21本束ねた物で米や野菜など農作物の出来や世の中の世相を筒に入った米粒の数で占います。占いの結果、世の中の世相は、去年より7厘上がり7分5厘、農作物では、ナスとトマトが極上となっています。 占いで使ったお粥を食べると1年間病気をしないとされていて、神事が全て終わると神社を訪れた人達にふるまわれていました。
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西箕輪上戸の伝統行事 大文字
伊那市西箕輪上戸で今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事、大文字建てが14日、行われました。 朝4時半、太鼓が打ち鳴らされると大文字が始まります。 色紙で作った巾着を手にした住民が次々と区内の三ツ辻に集まってきます。 大文字は、地区の辻に色紙などで飾り付けをした柱を建て、今年1年の五穀豊穣などを願う西箕輪上戸の伝統行事です。 14日の朝は、地区の男衆およそ50人が長さ13メートルの柱に巾着や酒樽、最上部には紙で作られた花を取り付けました。 柱は、電線などにあたらないよう丁寧にロープを使って立ち上げます。 最後に柱の根元に松を縛り付けて完成です。 無事大文字建てが終わると近くの小屋で御神酒を酌み交わしました。 大文字を建てる日に合わせ上戸では、厄払いとして家の入口前で火を燃やす風習が残っています。 年々行う家庭は減っていますが、鈴木博道さん宅では今もこの風習を守り伝えています。 ワラに付けた火に籾殻やトウガラシを入れるのが特長でこれらは厄払いの効果を高めるためといわれています。 14日に建てられた大文字は20日の早朝に下され巾着や花は持ち帰り神棚や玄関に飾られるということです。
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子育てママ応援フェスタ開催
女性を対象に健康や趣味、子育てなどをサポートする施設wee+のオープンに合わせて15日、子育てママ応援フェスタが開かれました。 wee+は伊那市西春近の国道153号沿いにあり15日オープンしました。 オープンに合わせて開かれた子育てママ応援フェスタでは、ベビーマッサージ教室やネイルアート、ヨガ体験などが行われました。 wee+は健康教室や子育て相談、趣味の講座のほか、ビジネスサポートなどを女性対象に行う施設です。 平日日中の来館は女性限定で、子どもを預けるスペースや喫茶コーナーも設けられています。 また個人で作った雑貨などを置き販売するコーナーもあります。 wee+は入館料が大人270円、子ども160円。 会員になると何度でも来館することができ会費は月額1,080円となっています。 子育てママ応援フェスタは16日も開かれます。
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箕輪町・南箕輪村 消防団出初式
箕輪町と南箕輪村の消防団出初式が12日に行われました。 箕輪町消防団の出初式には、団員206人が参加しました。 団員らは、箕輪町文化センター前で、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。 小松団長は、「大規模災害への備えなど、消防団員への期待は高まっている。火災がなくなるよう、一層、予防消防に務めてほしい」と訓示しました。 去年、箕輪町では14件の火災があり、被害総額は約830万円となっています。
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今季一番の寒さ 最低気温-8.9度
14日の伊那地域の最低気温は平年より2度程低いマイナス8.9度で、この冬最低となりました。 長野地方気象台によりますと、今週は晴れても気温の変化があまりなく、寒い日が続きそうだということです。
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泰成運輸 箕輪町内で移動販売スタート
箕輪町の運送会社泰成運輸は、買い物弱者の支援を目的に14日から箕輪町内で移動販売をスタートしました。 箕輪町木下のますや旅館の駐車場では、午前9時15分の開店に合わせて住民が来店し、商品を手に取り買い物かごに入れていました。 車内には、魚や肉の生鮮食品やお菓子など、およそ90点が並んでいます。 冷蔵庫が備えつけてあり、生鮮食品の保存が可能です。 泰成運輸では、5年前から毎週土曜日に試験的に移動販売を行っていて、今回町と国が補助を行い、本格的に展開することになりました。 箕輪町によりますと、町内のおよそ5割の住宅は、半径500メートル以内に小売店などが無いということです。 移動販売は、商品を増やしたり車両を改装するなどして5年間の実施を目標にしているということです。 泰成運輸の移動販売は、日曜日以外の月曜日から土曜日に毎日行い、曜日毎に町内の地区を回ります。
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お筒粥の神事 今年の世の中「七分三厘」
今年の世相や農作物の出来を占うお筒粥の神事が、11日、箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われ、今年の世相は七分三厘との結果がでました。 お筒粥の神事は、1年の無事を祈念して行われる初祭りの占いの神事です。 釜の中に、葦の茎を37本束ねたものと、米、小豆を入れて煮たてた後、筒の中に入った米と小豆の数で占います。 占いの結果、今年の世の中は、去年の七分四厘を一厘下回る、七分三厘となっています。農作物では、蚕が極上、大豆やかぶ菜、柿など5品目が上々となっています。
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伊那市出初式 団員決意を新たに
伊那市消防団の出初式が12日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしました。 出初式には、消防団と赤十字奉仕団の団員合わせて783人が参加しました。 中心市街地で行われた分列行進では、白鳥孝市長と三澤俊明団長の観閲を受けました。 三澤団長は「残念ながら昨日の火事で住民1人の尊い命を失ってしまった。市民の安全を守るため、予防消防と突然の火災に備えた日頃の訓練を徹底してほしい」と訓辞しました。 伊那市内では去年1年間に、建物火災18件など合わせて37件の火災が起きていて、被害総額は6,200万円となっています。
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伊那中OBが後輩を指導
東京都内の音楽大学に通う宮島裕太さん優哉さん兄弟は4日、母校の伊那市の伊那中学校を訪れ、吹奏楽部に演奏の指導をしました。 大学1年生で双子の兄裕太さんは国立音楽大学で、弟の優哉さんは東京芸術大学でそれぞれ学んでいます。 4日は、2人が伊那中学校を訪れ、打楽器やトランペットなどを担当する1、2年生6人に演奏の基本技術を指導しました。 中学校時代の恩師で顧問の足助一美教諭が、正月休みで帰省していた2人に依頼し実現したものです。 パーカッションを主に学ぶ兄の裕太さんは「テンポがぶれないように」「右手と左手で同じ音が出せるように」などとアドバイスしていました。 金管楽器を主に学んでいる弟の優哉さんは「唇の形や筋肉の量など1人ひとり違うので、自分にあった音の出し方を見つけて欲しい」と話していました。 足助教諭は「歳が近い先輩が教えると子ども達の呑みこみが早いのでありがたいです」と感謝していました。 12日には、今年最初の大会県アンサンブルコンテスト上伊那地区大会が開かれます。
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110番の日 正しい通報を呼びかけ
1月10は110番の日です。 伊那市のアピタ伊那店では、伊那警察署の署員や県警のマスコットキャラクター、ライポくんが正しい110番通報の啓発活動を行いました。 この日は110番の日で、緊急時の専用番号110番を正しく利用してもらおうと、全国各地で啓発活動が行われました。 アピタ伊那店では、伊那警察署の署員15人がチラシとティッシュを配り、正しい利用を呼びかけました。 勘太郎の姿に扮した署員と県警のマスコットキャラクターライポくんも店頭に立ち、啓発を行っていました。 伊那警察署によりますと、去年県内で110番にかかってきた電話の件数は、およそ10万件で、このうち不急と判断されたのはおよそ1万件でした。 伊那警察署管内では、およそ4千件のうちおよそ千件が普及と判断されました。 携帯電話やスマートフォンの普及で、110番への通報は、全国的に増加傾向にあるということです。 伊那警察署では、「急ぎでない相談事などは♯9110にかけてほしい。事件事故など緊急事態の時は、落ち着いて冷静に状況を話してほしい」と話していました。
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日中最高1.5度 寒い1日
10日の伊那地域は、日中の最高気温が1.5度までしか上がらずこの冬一番の冷え込みとなりました。 最低気温もマイナス7.3度と1年で最も寒い1月下旬から2月上旬を下回る寒い一日となりました。
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特殊詐欺 被害額過去最悪
去年1年間に長野県内で発生した特殊詐欺の被害額は10億8千万円、伊那署管内では1億1,800万円にのぼることが分かりました。 これは、過去最悪の被害額となっています。 伊那警察署によりますと、管内で去年1年間に発生した特殊詐欺被害は、18件1億1,800万円にのぼるということです。 一昨年の平成24年は4件2,680万円で被害額は4倍に、これまで最も多かった平成17年の5,700万円と比べても2倍増えています。 中でも被害額の多かったのは、宝くじ当選の番号やパチンコ必勝法などを教えるとうたい騙し取る詐欺で5,100万円と、全体5割以上をしめています。 伊那署では、この事態を非常事態と考え今後も防止活動に努めていくとしています。
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上伊那に雪 平地では今シーズン初
8日から9日朝にかけて上伊那地域では雪が降り、9日朝は、市街地でも4センチほどの積雪がありました。 伊那消防署によると、平地では今シーズン初の積雪となりました。 伊那市山寺では、朝から、住民が歩道に積もった雪をかいていました。 長野地方気象台によると、本州南側を低気圧が東に進んだため、中南信にまとまった雪が降ったということです。 伊那消防署によると、午前9時現在で、4.2センチの積雪があり、平地では今シーズン初の積雪となりました。 伊那警察署によると、この雪による大きな交通事故はなく、スリップ事故件数も2~3件だったということです。 中央自動車道の上り線で、伊北ICから小淵沢ICまでがチェーン規制となり、午前中一時、渋滞しましたが、高速バスに影響はなかったということです。 気象台によると、あすの朝は冷え込む予想で、雪が溶けなかった場所では今日の雪が凍る可能性があるとして、注意を呼びかけています。 それでは天気予報です。
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中曽根 五穀豊穣願う「ほんだれ様」
箕輪町中曽根では、地区住民有志が公民館に五穀豊穣を願う「ほんだれ様」を飾り付けました。 ほんだれ様は、米やアワ、ヒエなどの穀物や繭の豊作を願い小正月に農家で飾られていました。中曽根では昭和30年代まで多くの家庭で飾られていたという事です。小正月の伝統を後世に伝えていこうと、5年前から地区住民有志が公民館前にほんだれ様を飾っています。 8日は10人あまりが地区の山からでたヒノキで土台を作ると、そこにサクラやサザンカを差し固定しました。 高さ、およそ2メートルのサクラの木に、稲穂に見立て半分だけ皮を削ったクルミの木を飾り付けていきます。 かつては養蚕が盛んだった地区という事もあり、繭玉を飾るのが、中曽根の特徴だという事です。 ほんだれ様は、中曽根公民館に15日まで飾るということです。