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国道153号伊駒アルプスロードについて協議する検討委員会 発足
国道153号伊駒アルプスロードについて協議する検討委員会が27日、発足しました。
委員会では今後、道路整備計画の内容や住民参画の進め方などについて協議します。
27日は、伊那市の伊那合同庁舎で初めての会議が開かれました。
委員は、伊那市と駒ヶ根市、宮田村の議員や区長会長など18人で構成します。
委員長には、長野高専の柳沢吉保教授が選任されました。
柳沢さんは「道路機能を明確に位置付け、情報を発信し住民参画の懸け橋となれるよう取り組みたい」と挨拶しました。
伊駒アルプスロードは、伊那市美篶青島から宮田村を通り、駒ヶ根市へ抜ける直線距離およそ10キロの区間です。
意見交換で委員からは「東日本大震災で避難道路や復旧の為の幹線道路の重要性を感じた」「農村部を通過するが、トラクターの横断など道路機能を考える必要がある」などと意見が出されました。
県では「今後、数回にわたって住民説明会を開き、あげられた意見を検討委員会で協議し、概略計画ルート決定の参考にしていきたい」と話していました。 -
マイコンカーラリー全国大会出場
来年1月に北海道札幌市で開かれる全国大会「ジャパンマイコンカーラリー2012」に、駒ヶ根工業高校ロボット研究制作部が出場します。
全国大会に出場するのは北信越大会で優勝した駒ヶ根市の竹村将太君。準優勝した伊那市富県の矢沢美貴さん。5位入賞した伊那市美篶の佐藤大樹君です。
マイコンカーラリーはロボット競技のひとつで、小型のコンピューター基板を搭載したマシンを使って規定のコースでタイムを競うものです。
3人は11月に福井県で開かれた北信越大会で入賞し 全国大会への切符を手にしました。
現在は、本番に向けてマシンの調整や改良を行っています。
ジャパンマイコンカーラリー2012は来年1月9日に北海道で開かれることになっています。 -
自然エネルギー普及へ協議会設立
バイオマス燃料や小水力発電など自然エネルギーの普及を目指す、上伊那地域自然エネルギー普及協議会の設立総会が、26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
協議会は、自然エネルギーの上伊那版の普及モデルを構築しようと発足したもので、個人や企業、大学、行政が参加します。
会長には、信州大学農学部の岡野哲郎副学部長が選ばれました。
会では今後の事業として、小水力発電機を一般市民から出資を募り購入する市民ファンドや、
中古の太陽光発電パネルの企業へのリース
ペレット燃料の安定した生産と品質の維持などについて研究しくことにしています。
岡野会長は「バイオマス・水力・太陽光れぞれの利点を研究しながら協力し、化石燃料にたよらない、地域で安心して暮らせるエネルギー環境の礎を築いていきたい」と話していました -
今年1年の重大ニュースを振り返る(1)
今年も様々なニュースがありました。
26日から3日間に渡って、今年放送したニュースの中から重大ニュースをお伝えします。
3月11日午後2時46分、宮城県沖を震源とする震度7、マグニチュード9の地震が発生しました。
伊那市でも、震度4の揺れを観測し、JR飯田線や、高速バスなど交通機関に影響がでました。
東北や県北部の被災地に対し、県や市町村では、義援金や支援物資を募り、多くの人が協力しました。
復興を手伝おうと、ボランティア団体などは休みを利用し現地へ向かい、瓦礫の撤去作業などを行いました。
上伊那地域でも様々な影響がありました。
春の高校伊那駅伝やみのわ祭り、子ども地球サミットなどのイベントが中止となりました。
また、福島県の福島第一原発の事故で、放射能に対する関心が高まります。
県は、3月16日から放射線量調査を開始しました。
放射線量が高い恐れがあるとして、10月からは雨どいや側溝の測定も始めています。
住民から不安の声が寄せられていたことを受け、各市町村でも、放射能測定器を導入し、測定結果公開しています。
伊那市では、12月、食品の放射能を測定する機器を購入することを決めました。
(皆既月食観察会)
12月10日、満月が地球の影に覆われる皆既月食が全国各地で観測されました。
伊那市の伊那東小学校の校庭では、伊那天文ボランティアサークル「すばる星の会」が観測会を開きました。
皆既月食は、太陽と地球、それに月が一直線に並び、満月の状態の月が地球の影に完全に覆われる現象です。
訪れた人たちは夜空で繰り広げられる天体ショーに歓声をあげていました。
(マロニー伊那工場竣工式)
でんぷん麺を製造している食品メーカー・マロニー(株)の伊那工場が完成し、6月2日に竣工式が行われました。
マロニー伊那工場は、小黒川パーキングの西側に建設されました。
工場の述べ床面積は5千平方メートルです。
マロニーでは、ジャガイモのでんぷんを原料とするでんぷん麺を主に製造しています。
竣工セレモニーで河内幸枝社長は、「伊那市や地元の皆さんにあたたかく迎えていただき、嫁入りしたような気分。末永く仲間として付き合って欲しい」と挨拶しました。
マロニー伊那工場では、現在働いている20人全員が地元からの雇用となっています。
(三六災害から50年)
昭和36年1961年6月に梅雨前線がもたらした三六災害から50年を迎えた今年、未曾有の災害を後世に伝えていこうという取り組みが各地で行われました。
5月27日には、駒ヶ根市でシンポジウム「忘れまじ三六災害」が開かれました。
シンポジウムでは、伊那市長谷、中川村四徳、大鹿村の大西山で起きた土砂崩落などについて、3人が体験談を話しました。
12月14日には、実行委員会が将来の災害対策について声明を発表しました。
声明には今後も災害を語り継いでいくこと。
各地で行った防災学習を継続していくこと。
地域の交流と連携を重視した防災学習を発展させること。
主にこれら3つの要素が盛り込まれています。
今後は、連絡会を新たに立ち上げ、組織を越えた連携を継続させていくとしています。
(征矢選手 凱旋試合)
全日本プロレスで活躍している箕輪町出身のプロレスラー
征矢学選手と弟の征矢匠選手の試合が11月20日、箕輪町のながたドームで行われました。
征矢学選手は箕輪町出身の26歳で、高校まで箕輪町で過ごし大学卒業後プロレスラーになりました。
現在全日本プロレスに所属し試合では、メインイベントをつとめ、地元の観衆を沸かせました。
会場には、ファンおよそ1200人が訪れ地元出身のプロレスラーに歓声を送っていました。
(セーフコミュニティー認証に向け取り組み)
箕輪町が認証取得を目指す世界保健機関WHOのセーフコミニュニティのプレ審査が6月8日、箕輪町の地域交流センターなどで行われました。
プレ審査では、交通安全や、自殺予防、くらしの安全など、取り組んできた内容や対策を課題ごとに担当者が発表していました。
セーフコミュニティは、事故やケガ、自殺などは偶然起きるものではなく、予防できるとの考えのもと、住民と行政が一体となって町づくりを進める取り組みです。
11月29日には、認証に必要な申請書が完成し今月20日WHOに提出しました。
認証に向けた本審査は、来年1月30日から3日間行われる予定です。 -
子ども書き初め教室
お正月に向け、恒例の子ども書き初め教室が24日、伊那市のいなっせで開かれました。
子どもたちは、小学校の冬休みの宿題として出される書き初めの課題を練習しました。
教室は、伊那市生涯学習センターが開いていて今年で6年目です。
伊那市在住の上伊那書道協会の委員でつくる書晋会が協力し、指導しています。
同日は、学年別に2回の教室が開かれ、市内外から合わせて36人が参加しました。
書晋会の会員は、書き初めの手本を書いたり、子ども一人ひとりに筆使い、字のバランスなどを丁寧に指導していました。
子どもたちは、手本を見ながら何度も練習していました。 -
箕輪南宮神社 しめ縄の飾り付け
今年も残すところ1週間となり、各地で年越しの準備が行われています。
箕輪町木下の箕輪南宮神社では25日、本殿のしめ縄の飾り付けが行われました。
朝、箕輪南宮神社総代会のメンバー8人が集まり作業を行いました。
今年1年本殿に飾られていた古いしめ縄を取り外し、新しく作った縄を飾ります。
縄には、5本の〆の子を均等につけていきました。
箕輪南宮神社では、27日に、今年1年の罪や穢れを祓う大祓祭が、大みそか夜11時からは新しい年を迎える越年祭が行われます。 -
この冬一番の寒さ
24日の伊那地域は、最低気温-7.4度とこの冬一番の寒さを記録しました。
この日の伊那地域は、午前7時前に-7.4度を記録し、1月下旬並みの寒さとなりました。
箕輪町の上古田スケート場では全体的に氷が広がり、管理をする箕輪町では「今日の冷え込みで氷の厚さが増した」と話していました。
上古田スケート場は、来年1月のオープンを目指しています。 -
高遠町図書館クリスマスこどもひろば
伊那市立高遠町図書館では、クリスマススペシャル「こどもひろば」が24日開かれました。
親子およそ30人が、読み聞かせなどを楽しみました。
「こどもひろば」は毎月最終土曜日に開かれていて、読み聞かせや工作をしています。
22日はクリスマススペシャルで、ボランティアが絵本や紙芝居の読み聞かせをしました。
最後に、サンタクロースが図書館にやってくるようにと、みんなで歌をうたうと、サンタクロースが登場しました。
子どもたちは、順番に並んでプレゼントをもらっていました。 -
愛の鐘クリスマスイベント
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」のもとでカップルが恋人宣言をするクリスマスイベントが23日行われました。
これは、冬の大芝高原に足を運んでもらおうと村が行ったもので2年目です。
今年は11組のカップルが参加し、希望者にはタキシードとウエディングドレスが貸し出されました。
衣装に着替えたカップルは、2人で愛の鐘を鳴らし、恋人宣言をしていました。
参加者には、愛の鐘を鳴らした2人の写真入りの恋人宣言証明書が渡されました。
村では、愛を誓う場所としていつでも大芝高原を訪れ、愛の鐘を鳴らしてほしいと話していました。 -
サンタの登場に子ども達ビックリ!
伊那市のイベントプロデュースチーム「笑龍」は、23日夜、サンタクロースに扮して依頼のあった家庭にプレゼントを届けました。
23日の午後7時半。笑龍のメンバーがサンタの衣装で伊那市西箕輪の岩本さん宅を訪れました。
ベランダの窓からサンタクロースが姿を表すと、家の中にいた子ども達は、突然の出来事に驚いた表情を見せていました。
笑龍では、夢のあるクリスマスを過ごしてもらおうと「宅配サンタ」と名付けられたこのイベントを毎年行なっています。
依頼のあった家庭からプレゼントを受け取り、サンタの衣装でプレゼントを届けます。
驚いていた子ども達もサンタクロースからプレゼントを受け取ると、喜んだ様子を見せていました。
サンタに扮したメンバーは「子ども達の純粋な反応に毎年癒されている。この気持ちを忘れず、心のきれいな大人になってもらいたい」と話していました。
今年は、23、24日の2日間で伊那市を中心に15件の家庭を回り、プレゼントを届けたということです。 -
クリスマスイブでケーキ店大忙し
クリスマスイブの24日、伊那市内のケーキ屋はクリスマスケーキづくりで大忙しとなりました。
伊那市通り町の菓子庵石川でも、ケーキ作りがピークを迎えています。
今年は、天皇誕生日からクリスマスまで3連休となったこともあり、石川では22日からすでにピークを迎えていて、通常の3倍の人数で対応しています。
石川では、22日から24日までの3日間で、およそ1000個のクリスマスケーキを作ったということです。
石川信頼常務は「クリスマスイブにケーキを食べる家庭が多い。店員、パート総出で対応しています」と話していました。
ベルシャイン伊那店内に設けられた石川の販売スペースでは、買い物客が列を作り、購入する順番を待っていました。
24日までの3日間は予約客が多く、クリスマス本番の明日は店頭での注文が多くなりそうだということで、石川では在庫を増やして対応したいとしています。 -
冬至 給食で冬至献立
22日は、一年の中で夜が一番長くなる日、冬至です。
伊那市の伊那北小学校では、給食にカボチャを使った料理が出されました。
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないと言われていることから、同日の給食のメインは、カボチャなどの野菜が入った味噌味のきしめん汁でした。
1年生の教室では、児童が給食を盛り分けていました。 -
ふるさとCM大賞 伊那市が市長会会長賞
県内の市町村が地域の魅力をPRする「ふるさとCM大賞」で、伊那市のCMが4位にあたる市長会会長賞を受賞しました。
伊那市のCM「このまちが好き」は、今年初めて伊那北高校写真部と協力して制作されました。
写真部の部員が伊那市の風景を撮影し構成を考えました。
長野朝日放送が主催する「ふるさとCM大賞」には78作品の応募がありました。今月4日に長野市で最終審査が行われ、伊那市は、4位にあたる市長会会長賞を受賞しました。
伊那市では、今月22日(木)から28日(水)まで伊那市役所1階市民ホールで、CMで使われている写真を展示しています。 -
フラワーアレンジメントの展示会
バラやあじさいなどをあしらったフラワーアレンジメントの展示会が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示会はフラワーアレンジメントの講師を務める、保科容子さんと飯塚智子さんが開いているもので、会場にはおよそ160点が並んでいます。
作品は、四季の花をドライフラワーにしたものに松ぼっくりやリボンなどがバランスよく飾りつけられています。
この時期の作品としてクリスマス用にアレンジされたものや、お正月にちなんだ作品も並べられています。
また色落ちがせず、花びらの柔らかさがそのまま残るように加工されたプリザーブドフラワーも展示されています。
2人は、フラワーアレンジメントについて「草花や木の実など身近にあるものが、少し手を加えるだけで見栄えがよくなり、新しく生まれ変わります。色合いや形を見て素材を組み合わせていく作業が楽しいです。」と話していました。
フラワーアレンジメントの展示は、24日まで開かれています。 -
竜西保育園 しめ飾り作り
伊那市の竜西保育園の園児は21日、正月に飾るしめ飾りを作りました。
年長園児33人が、地域のお年寄りから作り方を教わりしめ飾りを作りました。
園児らは束ねたワラの端を足の指に挟み、みつ編みにしていきました。
この日作ったしめ飾りは正月に家の玄関に飾り、1月に保育園のどんど焼きで燃やすとい事です。 -
箕輪町功寿会総会 7人新入会
箕輪町の功労者表彰の受賞者でつくる箕輪町功寿会の総会が15日開かれ、今年度受賞した7人が新たに入会しました。
総会にはおよそ40人が出席しました。
入会したのは、今年度の町の功労者として11月に表彰された自治功労と保健医療功労の7人です。
新入会員を代表して渕井英宏さんは、「権威ある会に入会でき大変うれしい。諸先輩のご指導をいただき、いい会員となれるよう頑張っていきたい」とあいさつしました。
藤澤清会長は、「共に町の発展のために取り組みましょう」と歓迎しました。
功寿会は現在会員67人で、総会や懇談会などの事業を行っています。 -
伊那小学校6年孝組 伊那北駅学習の成果を発表
来年開業100周年を迎える伊那北駅周辺の歴史や飯田線について学習してきた伊那小学校6年孝組の児童は21日、伊那市のきたっせで地域住民を招いて発表会を開きました。
孝組は、来年開業100周年を迎える伊那北駅や飯田線について、聞き取り調査を行い学習してきました。
この日は、そのまとめとして地域住民を招いて発表会を開きました。
昭和30年にロータリーが完成するまで駅前は商店や民家が建ち並んでいたこと、貨物列車の発着が盛んに行われ、多い時には駅員が30人いた事などを、当時の写真や資料を使って発表していました。
なお、伊那ケーブルテレビでは、2012年1月1日午後7時から伊那北駅開業100周年記念として特別番組を放送します。
この日の孝組の発表の模様は、番組の中で紹介する予定です。 -
「中部の未来創造大賞」で奨励賞
伊那市新山でハッチョウトンボなどの保護育成活動を行っている新山山野草等保護育成会は、優れた地域活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で奨励賞を受賞しました。
14日は、会員で事務局の筒井弘さんと武村輝雄さんが伊那市役所を訪れ酒井茂副市長に授賞の報告をしました。
会は、伊那市新山で国内で最も小さいハッチョウトンボの保護活動などを行っています。
会員らは、ハッチョウトンボが生息している一帯に木橋をつくることで一般の人たちがトンボの観察をしやすくしたり、草刈りをするなど整備に努めてきました。
中部の未来創造大賞は国土交通省中部地方整備局が実施する地域づくり活動応援事業で、会の活動が特色があり活発なことが評価されました。 -
伊那小児童会まつり
伊那市の伊那小学校で20日、児童会祭りが行われ、児童達はゲームなどをして楽しみました。
児童会祭りは、6年生が中心となり下級生達に楽しんでもらおうと各委員会がクイズやゲームなどを企画しました。
このうち体育館ではバスケットボールを使ったボーリングが行われていました。
この他にも教室ではパズルや空き缶積み等もあり、児童達はグループに分かれてゲームを楽しんでいました。 -
小松養蜂園の小松さんとゆめわーく利用者 蜜ろうの置物を市役所に届ける
伊那市御園で養蜂園を経営する小松実治さんと、伊那市障害者社会就労センターゆめわーくの利用者は、蜜ろうで作った置物を19日、伊那市役所に届けました。
19日は、小松さんと施設利用者3人が市役所を訪れ、蜜ろうで作った「竜」の置物を届けました。
12月6日にゆめわーくの利用者が小松養蜂園を訪れ作業を手伝い、およそ100個の置物を作りました。
用意した色は全部で6種類で、ろうを溶かす際クレヨンを一緒に溶かして着色しました。
白鳥孝市長は「これをいただくと年が変わるということを実感する。ありがたいです」と感謝していました。
置物は、庁舎内の全ての課に2個ずつ配られた他、伊那合同庁舎や、伊那市駅前交番にも届けるということです。 -
共生のむらづくりについて考える福祉講演会
南箕輪村は、共生のむらづくりについて考える福祉講演会を18日、南箕輪村民センターで開きました。
講演会は、南箕輪村が開いたもので、住民およそ100人が集まりました。
富山県にあるデイケアハウス「このゆびとーまれ」の代表を務める惣万佳代子さんが講師を務め、「あったか地域の大家族」と題し、講演しました。
惣万さんは、「お年寄りと子どもが一緒に過ごすことで相乗効果が生まれる。人の命、自分の命を大切にするようになる」と話しました。
他に、「豊かな人間関係の中で人は育ち、喜びは大きくなると思う。『誰もが地域でともに暮らす』このことを理念に考えている」と話しました。 -
伊那ローメンファン倶楽部 発足
ローメンを広く周知、発展させていこうと、伊那ローメンファン倶楽部が19日、発足しました。
倶楽部では今後、会員同士の交流や、ローメンについて学ぶ研修を行います。
19日は、伊那市美篶の萬楽で伊那ローメンファン倶楽部の設立総会が行われました。
伊那ローメンズクラブやボランティアスタッフなどでつくる伊那ローメンファン倶楽部発起人会では、今年9月から会員の募集を行ってきました。
19日現在、およそ130人の会員が集まっていて、今回ファン倶楽部が発足しました。
会長には、伊那商工会議所の元職員で長年ローメンの普及に努めた伊東久さんが選任されました。
ファン倶楽部の入会資格は、ローメンが好きなこと、活動は定期的な交流やイベントへの参加、ローメンの歴史や調理方法を学ぶことなどです。
年会費は千円で、伊那商工会議所や、ローメンズクラブの加盟店で入会できます。
登録するとメンバーズカードが渡され、加盟店でローメンが100円引きとなる特典が受けられます。
倶楽部では、引き続き会員の募集を行っていく他、新しいローメンのキャラクターやグッズを考案していくということです。 -
三浦輝峰さん作品展
伊那市出身の肖像画家、三浦輝峰さんの作品展が19日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、三浦さんが描いた肖像画や、伊那谷の風景6点が並んでいます。
作品は、25日開かれるハープ奏者吉野直子さんのクリスマスコンサートに合わせて展示されたもので、三浦さんが12年前に描いた吉野さんの肖像画などが並べられています。
三浦輝峰展は、25日日曜日まで開かれています。 -
西箕輪南部保 冬のあったかまつり
伊那市の西箕輪南部保育園で、火の作る不思議な世界を味わう「冬のあったかまつり」が15日、開かれました。
暗くした室内で、ろうそくに火が灯され、まつりが始まりました。
あったかまつりは、火の暖かさをみんなで感じようと行われていて、今年で3年目です。
ろうそく立ては園児が土粘土や木の実などを使って手作りしたものです。
園児や保護者は、ろうそくの明かりを見つめていました。
庭では、たき火も行われ、散歩の途中で集めたという薪を燃やしました。
園児は、少しずつ火に近づき、たき火を囲んでいました。 -
伊那市の伊那北高校英語ディベート部 世界大会へ出場
伊那市の伊那北高校英語ディベート部は、石川県で開かれた全日本高校生英語ディベート大会で3位入賞を果たしました。
世界大会への出場権を、上位2校が辞退した為、伊那北高校の出場が決まりました。
19日は、全国大会に出場した部員6人が、松山敏彦校長に大会の結果と世界大会出場を報告しました。
大会は、17日と18日の2日間、石川県で開かれ、全国から64校が参加しました。
「日本の死刑制度を廃止すべきか」をテーマに、各高校4人一組で40分間英語で討論しました。
伊那北高校は、優勝したチームに準決勝で負けてしまいますが、3位入賞を果たしました。
世界大会への出場権を上位2チームが辞退した為、伊那北高校の出場が決まりました。
大会では、出場者の中から5人選出されるベストディベーター賞に、細田のどかさんが選ばれました。
世界大会は、来年1月17日に南アフリカ共和国で開かれます。 -
箕輪町郷土博物館で凧作り体験会
箕輪町郷土博物館で18日、凧作り体験会が開かれ、手づくりの凧が空高く上がりました。
体験会には、親子や一般などおよそ20人が参加しました。
昔の遊びにふれながら、親子の触れ合いの場にしてもらおうと、町郷土博物館が開いたものです。
郷土博物館の協議委員を務める丸山平治さんが、作り方を教えました。
参加者は、縦50センチ、横30センチの和紙に、来年の干支の「竜」や、アニメのキャラクターなど、思い思いの絵を描きました。
絵具が乾いた後、凧の骨組みとなる4本の竹ヒゴを貼り付けます。
最後に、凧糸を結びつけて完成です。
箕輪町郷土博物館では、今後もひな人形作りや機織り体験などを行うということです。 -
世相反映変わり雛 今年はどんな年だった?
今年1年の世相を反映する変わり雛が、南箕輪村の岩月人形センターに並んでいます。
慰霊と復興を祈る「東北復興祭り雛」、野田総理と漣舫氏の「民主政権たらい回し内閣雛」、ゴーヤなど緑のカーテンが人気となった今年「猛暑節電雛」、佐々木監督とキャプテンの澤選手「なでしこW杯制覇雛」、円高の一方金が高騰続き「金狂騒雛」、鈴木福くん芦田愛菜ちゃんの「子役俳優人気雛」。
このほか店内には、平成18年からの変わり雛が飾られていて、当時を振り返ることもできます。
この変わり雛は、来年3月3日まで南箕輪村神子柴の岩月人形センターで展示されています。 -
市民サロン 唐木さちさん講演会
伊那市の市民サロンが15日、市役所で開かれ、伊那市在住の花人、唐木さちさんが講演しました。
会場にはおよそ180人が集まり、花人で伊那市女性人材バンクに登録している唐木さんの講演を聞きました。
市民サロンは、伊那市ふるさと大使や各界の著名人と市民が気軽に懇談できる場として開かれているものです。
唐木さんは、「野の花に生かされて」と題して話しました。
「私が生ける花は、茶の湯の花が基本になっている」と話す唐木さん。
「これまで自分で何かしたいとは思わずにきた。器やお花をいただくと、がむしゃらに努力できる自分がいただけだった」と振り返りました。
自宅の庭で花を育て、その花を生ける暮らしを紹介し、「今日一番美しいという花だけを庭から取って生ける。いつ手折るか、瞬時の見極めの力を花からもらう。花のおかげで今があり、花に生かされて今がある」と話していました。 -
8強目指し伊那地域からも応援団
サッカー天皇杯4回戦、松本山雅 対 横浜Fマリノスの試合を観戦しようと17日、伊那地域のサポーターがバスで富山県総合運動公園陸上競技場へと向かいました。
朝6時、南箕輪村の城泉閣駐車場にサポーターおよそ30人が集まり、バスに乗り込みました。
ツアーは、箕輪町の旅行会社「トラビスジャパン」が企画したものです。
8月に急逝した松田直樹選手が所属していたマリノスとの試合であること、県内初の天皇杯8強入りがかかっていることから、ツアーには県内各地から600人が参加し、バス15台が用意されました。
サポーターは、ユニフォームを身につけ、朝から応援をしていました。
トラビスジャパンの吉沢博文社長は「県内各地のサポーターがツアーに参加している。横浜戦だけに関心も高い」と話していました。
試合は午後1時から始まり、試合の結果4対0で松本山雅は横浜Fマリノスに敗れました。
トラビスジャパンでは、1月22日に神奈川県の日産スタジアムで行われる松田直樹選手のメモリアルゲームでもツアーを企画していて、参加者を募集しています -
サンタベリーガーデン イルミネーション
伊那市西箕輪のカフェ「サンタベリーガーデン」で、毎年恒例のイルミネーションが灯され、訪れる人たちを楽しませています。
屋根の上にはサンタクロース。煙突から、家の中に入ろうとしているかのようです。
サンタベリーガーデンでは、18年前から、毎年この時期、イルミネーションを飾っています。
サンタクロースや馬車などは、全て手づくりです。
毎年、電飾の数を増やし、今年は1万個ほどが飾られています。
毎年、12月1日から灯りを灯しますが、今年は震災の影響を考慮して4日に開始を遅らせ、時間も午後11時までを9時半までに短縮しました。
サンタベリーガーデンの小林ひろ子さんは、「今年は止めようかと本当に思っていたが、楽しみにしている人もいるので点灯することにしました。来年は明るく良い年を迎えたい」と話していました。
このサンタベリーガーデンのイルミネーションは、31日まで行われます。