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台風12号 3日昼過ぎから夜遅くにかけ上伊那に最接近
長野地方気象台は、大型で強い台風12号が3日昼過ぎから夜遅くにかけ上伊那に最接近すると予想していて、土砂災害や農作物への被害などに注意を呼び掛けています。
箕輪町木下の清水敏雄さんの梨園では、台風12号の接近を前に朝から収穫作業に追われていました。
清水さんの広さ20アールの梨園では、この時期に収穫される「幸水」を栽培しています。
2日は、週末に予定していた収穫を早め、色合いを見ながら収穫できる物を選んでいました。
長野地方気象台によりますと、台風12号は、日本の南を北上していて、3日の昼過ぎから夜にかけて上伊那地域に最接近するということです。
上伊那地域では今日の正午から明日の正午までの24時間に、多い所で250ミリの雨が降ると予想しています。
気象台では、土砂災害や低地の浸水、農作物の被害などに注意を呼び掛けています。
また、台風の影響で3日のイベントの中止や延期が相次いでいます。
伊那市総合防災訓練、高遠城下まつり、どろカップ2011などが中止となりました。 -
台風12号 3日夜から4日朝に最接近
大型で強い台風12号は、3日夜から4日の朝にかけて長野県に最接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、大型で強い台風12号は、北北西に進み、西日本を北上する見込みで、長野県に最も接近するのは、3日の夜から4日の朝にかけてということです。
気象台では、土砂災害や河川の増水のほか、農作物への被害などに注意・警戒するよう呼びかけています。
それでは天気予報です。 -
大規模地震想定 園児引き渡し訓練
伊那市の保育園で1日、園児を保護者に引き渡す訓練が行われました。
高遠第1保育園では、大規模な東海地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
園児は、防災ずきんをかぶって園の外に集まり、近くの高遠小学校グラウンドに歩いて避難しました。
防災無線と安心安全メールで園児を迎えに来るよう呼び掛け、園児はグラウンドで保護者を待ちました。
保護者が来ると、保育士が来た人の名前や到着時間などを確認し、園児を引き渡していました。
高遠第1保育園では、「訓練をすることで、万一のときに戸惑うことがないようにしたい」と話していました。 -
米の作柄 南信「平年並み」
関東農政局長野農政事務所は8月15日現在の、今年の米の作柄を発表しました。
それによりますと、南信は「平年並み」となっています。
発表によりますと、今年の作柄は県全体で、「平年並み」南信地域も「平年並み」となっています。
穂数は平年に比べやや少なく、1つの穂につくもみ数はやや多いとしています。
このことから、全もみ数は「やや少ない」、登熟は「やや良い」と見込まれます。 -
伊那市東部中学校合唱部 関東甲信越大会に向け、練習に熱
伊那市の東部中学校合唱部は、県代表として出場する9月4日の関東甲信越大会に向け、練習に熱が入っています。
東部中学校合唱部は、今月20日に開かれたNHK全国学校音楽コンクール県大会で最高賞となる金賞を受賞し、関東甲信越ブロックコンクールの出場を決めました。
県大会には、各地区の予選を勝ち抜いた66校が出場しました。東部中学校が演奏した「海逝く魂と漁師のための盆唄」は、東日本大震災をテーマに作られた曲です。
部員らは、歌詞に思いをのせて、繰り返し練習をしていました。
東部中学校が出場する関東甲信越ブロックコンクールは、9月4日にさいたま市で開かれ、上位3校が10月の全国大会へ進みます -
B1グランプリに向けスープ検討会
全国各地のご当地B級グルメが一堂に集まる「B1グランプリ」に、伊那ローメンズクラブが今年初めて参加します。
31日の夜には伊那市の飲食店「萬楽」で、B1グランプリで提供するローメンのスープ検討会が開かれました。
萬楽の厨房には、市内でローメンを提供している飲食店の店主らが集まり、話し合いながらスープ作りをしていました。
ローメンズクラブでは、B1グランプリに向け、より食べやすいローメンを開発しています。
この日はローメンズクラブに加盟する飲食店の店主や、ローメンズクラブサポーターが集まり、全部で8種類の試作ローメンが出されました。
普段作っている味ににんにくを多めに入れたもの、みりんを多く入れたものなど、厨房では各飲食店の店主が立ち代り試行錯誤しながらローメンを作り、そのローメンの味を他のメンバーが食べ比べていました。
ローメンズクラブのサポーターとして食べ比べに参加したある男性は「それぞれ特徴があって、どれもおいしい。かなり悩むが、良い雰囲気の中で楽しみながらやっています」と話していました。
伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長は「伊那で生まれたローメンを、全国の人たちが受け入れてくれるかとても気になるところ。誰が食べても美味しいと言ってくれるローメンを作りたい」と話していました。
ローメンズクラブが参加するB1グランプリは、11月12日から2日間、兵庫県姫路市で開かれることになっています。 -
中央区防災訓練
伊那市の中央区は28日、震度6強の地震が発生したとの想定で、防災訓練を行いました。
訓練は、中央区が独自に実施したもので、情報収集や救助の訓練を行うことで災害時の被害を最小限にする事を目的にしています。
中央区公民館には、災害対策本部が設置され、各総代がけが人などを報告していました。
また、住民有志で作る中央区救助支援隊は、建物内に取り残された人を救助する訓練を行いました。
隊員らは、ホースを使い、建物内の人とコミュニケーションを取る方法や、建物に取り残された人を助け出し、搬送する手順を確認していました。
このほか、中央区の役員などおよそ20人が参加し、消防団から、消火栓の使い方や放水の方法などを教わりました。
指導した団員は、「冷静でいる事が大切。まずは自分の身を守る事をわすれないでほしい」と話していました。
中央区の春日英二区長は「東日本大震災があり危機感を持ち訓練に取り組めた。区民がいったいとなとなり、災害に強い地域づくりを目指したい。」と話していました。 -
朝食レシピコンクルール
伊那市食育推進会議による朝食レシピコンクールが28日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター「栃の木」で行われました。
この日は、応募47人の中から書類選考で選ばれた8人が実際に朝食を作りました。
今回のコンクールは、「お米を食べよう」をテーマに、30分以内に調理でき、4人分2,000円以内の朝食レシピを募集しました。
参加者は、ご飯の上に、炒めた野菜や肉、卵焼きなどを彩りよく乗せた物や、油揚げの中に、ヒジキを詰めて焼いたものなど、それぞれ工夫をこらした料理を作っていました。
全員の調理が終わると、食育推進会議の委員や参加者が、それぞれの料理を食べ比べていました。
コンクールの審査は、順位はつけず、「バランスがいいで賞」や「朝から元気いっぱいで賞」など、8人それぞれに、賞が贈られました。
食育推進会議の北原宏会長は、「どれも、栄養のバランスもよく、おいしかった。作る事を楽しみながら、朝食を食べることを心がけてください」と話していました。
今回応募のあった全員のレシピは、10月2日の健康まつりで紹介される予定です。 -
暫定規制値超え牛肉 県内流通
福島の農家から出荷された暫定規制値を超える牛の肉が、県内に流通していたことが分かりました。
調査の結果、ヒレ肉7・7キログラムが南信地域の飲食店で5月4日に提供されていました。
暫定規制値である1キログラムあたり500ベクレルを超える、513ベクレルの牛の個体だったということです。
食品の安全に関しては、伊那保健福祉事務所に相談するよう呼びかけています。 -
上古田でヘブンリーブルー 見ごろ
箕輪町上古田の遊休農地で、青いアサガオヘブンリーブルーが、見ごろを迎えています。
ヘブンリーブルーは、箕輪町上古田の住民でつくる「これからの農業林業を考えるEグループ」が、遊休農地を減らし地域を活性化させようと栽培しているものです。
花は、9月いっぱいまで楽しめるということです -
7月の上伊那の月間有効求人倍率は0.62倍
7月の上伊那の月間有効求人倍率は0.62倍となり、2か月連続で上昇し、ほぼ震災前の水準となりました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、7月の上伊那の月間有効求人倍率は0.62倍で、6月の0.56倍を0.06ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,025人で、前の年の同じ時期に比べて1.3%下回りました。
新規求職者数は711人で、前の年の同じ時期に比べて10.5%減少し、3か月ぶりに前の年を下回りました。
産業別の新規求人数は、上伊那の主力の製造業で208人と前の年の同じ時期に比べて19.1%増加し、5か月ぶりに前の年を上回りました。
ハローワーク伊那では「製造業を中心に震災後の大きな落ち込みからの回復が見られた。ただ、新たな不安材料として、急激な円高で輸出関連企業から不安の声を聞くようになっている。今後の動向に注意していきたい」としています。 -
ニホンジカ捕獲対策研修会
長野県は30日、県や市町村の職員を対象にしたニホンジカ捕獲対策研修会を伊那市高遠町で開き、ワナを使った捕獲方法などを学びました。
研修会は、くくりワナによる捕獲技術を普及させ、シカによる被害の拡大を防ぐことを目的に開かれました。
30日は、およそ100人が参加し、上伊那猟友会の会員からくくりワナの作りかたや設置方法などについて説明を受けました。
指導した会員は「ワナによる捕獲は、少ない人数で行え1番安全で効果的な方法。高価なイメージがあるが、手づくりの物なら1,000円以下でも作れる」などと話していました。
研修会は、31日も開かれ、高遠町の山中でワナへの追いこみを行う他、生きたまま運ぶ方法や解体などを学ぶということです。 -
戦時中のポスター商店街に展示
伊那北駅周辺の環境整備などを行っている山寺活性化協議会は、9月1日から戦争当時のポスターを商店街に展示します。
これは、伊那北駅が来年1月4日に開業100周年を迎えることから、行事の一環で実施するものです。
協議会では、100周年を迎えるにあたり戦争を取り上げ振り返り後世に伝えていきたいとしています。
ポスターは阿智村から借りてきた63点で、当時のものを復元しています。
昭和16年頃のポスターを中心に、兵隊などを募集するものなど様々です。
30日はメンバーが、ポスターを展示する40の商店街を周りました。
中には、ポスターを見て当時の思い出を話す人もいました。
ポスターは来月28日まで八幡町商店街に展示されることになっています。
また、大正の終わりから昭和初期にかけて撮った駅の写真などもきたっせやタウンステーションで展示されることになっています。
23日には、伊那北駅前で100周年記念式典を行う計画です -
3保育園の統廃合計画署名を渡す
伊那市の竜東地区3保育園の統廃合計画に反対する住民グループは昨夜、計画見直しの署名を市長宛てに提出しました。
29日の夜は、伊那東保育園で住民グループと伊那市との懇談会が開かれ統廃合の反対署名1221人分を市の担当部長に手渡しました。
懇談会では、保護者や地域住民などおよそ40人が出席し市側からこれまでの経緯などの説明がありました。
市の計画では、伊那東保育園を廃園し竜東保育園と統合するとしています。
竜東保育園と伊那北保育園を建て替え耐震化する計画です。
しかし、保護者などからは「送迎時間が混雑し東小学校の通路でもあり危険」「少人数のよさがなくなる」「2階建ての保育園は危ない」など反対の声が出されていました。
これに対し伊那市保健福祉部の原武志部長は、「おもく受け止め、地域の意見を聞きながら課題の解決策を考えたい。行政改革大綱、保育園整備計画に基づいて市の方針を進めていきたい」と説明していました。
また、近いうちに市長と役員との懇談の場も設けたいと話していました。 -
伊那小学校伝統のPTAバザー
伊那小学校伝統のPTAバザーが27日、体育館で開かれ、会場は多くの人で賑わいました。
会場には、児童やPTAなどが28店を出店しました。
伊那小学校のPTAバザーは、家庭で使わなくなった雑貨や、児童の総合学習の発表の場として毎年開かれています。
総合学習の販売エリアでは、子どもたちが育てた野菜を使ったものや、手作りしたものなどが店頭に並び、多くの人が買い求めていました。
PTAの綿菓子の販売コーナーには東日本大震災の被災地支援の募金箱も設置されていました。
バザー実行委員会の城田実会長は「バザーを通して子ども同士、また地域と学校同士の交流が深まったらうれしい」と話していました。
バザーの収益は子どもたちの学習環境の整備に充てられることになっています。 -
三六災害教訓を伝承 防災活動の手引き完成
三六災害50年実行委員会は、三六災害の教訓を伝承し、災害に強い地域づくりを目指していこうと、防災活動の手引きをまとめました。
29日は、駒ヶ根市内で手引きの説明会が開かれ、上下伊那の市町村や、県の関係者などおよそ50人が出席しました。
実行委員会では、三六災害を風化させず、教訓として生かし、水害や土砂災害に強い地域づくりを目指そうと、この手引きを作成しました。
手引では、一般用と学校用合わせて13の活動プログラムを紹介しています。
内容は、災害に対し危機意識を持つ事から始まり、最終的には地域の組織的防災の定着などを目指します。
具体的には、被災した現地を見学する災害足跡見学会や被災者の話を聞いたり意見交換する、災害伝承座談会等があります。
三六災害50年実行委員会の岩間登幹事長は「地域の区や組などより細かい組織の中の防災活動に役立ててもらいたい」と話していました。
三六災50年実行委員会は、この手引きが、教訓を伝承し、防災意識を高めるきっかけになってほしいと話しています。 -
箕輪町と長野県建築士会上伊那支部 協定締結
箕輪町と長野県建築士会上伊那支部は、「災害時における応急危険度判定等の協力に関する協定」を29日、結びました。
29日は、箕輪町役場で調印式が行われ、平澤豊満町長と上伊那支部の菅沼孝夫支部長が協定書を取り交わしました。
協定は、災害時に町の対策本部施設や公民館などでの二次災害を防ぐために、上伊那支部の応急危険度判定士が現地へ出向き、建物の危険度を判定するというものです。
上伊那支部には、応急危険度判定士が70人ほどいます。
判定した建物には、危険度によって3段階に分けられた紙が建物に張られ、第三者にも安全性が一目でわかるようになります。
平澤町長は「不足の事態が起きた際に、大変心強く感じる」と話しました。
県建築士会上伊那支部の協定は、伊那市、辰野町、駒ヶ根市に次ぐ4例目となっています。
上伊那支部では、来月3日の箕輪町地震総合防災訓練に参加し、応急危険度判定を行うということです。 -
箕輪町で昨夜局地的に強い雨
箕輪町で昨夜、竜東地区を中心に、局地的に強い雨が降り、道路に土砂が流れ出るなど交通に影響が出ました。
29日午前零時ごろ、箕輪町の県道19号伊那辰野線で、5立方メートルの土砂が道路に流れ出ました。
これによるけが人はいませんでした。
29日朝は、現場を片側通行止めとし、県の職員など8人が、重機やスコップを使って土砂を取り除いていました。
箕輪消防署によると、昨夜箕輪町では竜東地区を中心に午後9時から11時までの2時間に、36.6ミリの強い雨が降り、大雨警報が出されました。 -
日本の太鼓inみのわ
県内外のグループが同じステージに立ち太鼓を演奏する「日本の太鼓inみのわ」が27日、箕輪町文化センターで開かれました。
演奏会には、上伊那をはじめ、岐阜県や福島県の太鼓グループ7団体が出演しました。
これは、みのわ太鼓保存会などが毎年開いているもので、今年で14回目になります。
今年は、東日本大震災の被災地、福島県の本宮市から安達太良太鼓保存会が参加し、力強いバチさばきを披露しました。
みのわ太鼓保存会の三澤興宣代表は、「14回続ける中で仲間の輪を広げる事ができた」と話していました。 -
震災の伊那谷への影響考える講演会
東日本大震災が伊那谷に与える影響について考える講演会が28日、伊那市創造館で開かれました。
講演会は、東日本大震災と伊那谷との関連を学んでもらおうと、市民グループ「いななき学舎」が開いたもので会場にはおよそ100人が集まりました。
講師は、高森町在住で伊那谷の地層に詳しい地質学者の松島信幸さんが務めました。
松島さんは地震による伊那谷への影響について「今回の地震による伊那谷断層帯への影響はないと思われる。 もしこの断層帯で地震が発生した場合、部分的ではあるがマグニチュード7クラスの地震になることも考えられる」と話していました。
また松島さんは、防災への意識の薄れについて指摘し「名刹や鎮守の森は、地震などの災害が起きやすい場所に造られ、昔の人たちは災害が起きないように祈るとともに状況の変化を確認してきた。現在では名刹が観光化し、変化を捉える目は衰えてきている」と話していました。 -
高遠町長藤で水路から土砂流出
昨夜の雨により、伊那市高遠町長藤では、3か所で水路の水があふれ出る被害が発生しました。
このうち、栗田では、公民館や工場の敷地に、土砂が流れ込む被害が発生しました。
28日早朝、地区住民およそ20人が出て土砂を取り除いたり、水路の点検をしていました。
総代の伊東修さんは「今回の土砂流出は、去年、水路を改修した場所より下流で発生している。これから台風シーズンを迎え、雨に対して不安がある。市に対しては早急に対策を取るよう、お願いしていきたい」と話していました。 -
夏にスキー・スノボ楽しむ
特設滑走路に人工芝をひいてスキーやスノーボードを楽しむイベントが27日、伊那スキーリゾートで開かれました。
これは雪のない夏でもスキーやスノーボードを楽しんでもらおうと、伊那市などでイベントを企画運営するグループが開いたものです。
イベントには20代を中心としたスキーヤーやスノーボーダーが集まり特設滑走路で滑りを楽しんでいました。
集まった若者らは、あいにくの雨にもかかわらず夏のスキー・スノーボードを満喫していました -
美篶保育園で親子クッキング
伊那市の美篶保育園の親子が27日、ジャガイモを使った料理作りを楽しみました。
年長の親子20組が参加しました。
メニューは、保育園で子ども達が育てたジャガイモを使ったドーナツやニョッキなどです。
JA上伊那の元生活指導員、酒井さつきさんに教わり、親子で協力して調理しました。
親子クッキングは食育の一環で、子ども達が育てた野菜を調理することで食に関心を持ってもらい、併せて親子のふれあいの機会にしようと毎年行われている恒例行事です。
子どもたちは、ジャガイモを切ったり、すりおろしたジャガイモと粉を混ぜるなどしていました。
料理が出来上がると、皆で味わっていました。
美篶保育園では、秋にもサツマイモを使った親子クッキングを計画しているということです。 -
美篶公民館陶芸クラブ作品展
伊那市美篶の美篶公民館のサークル「陶芸クラブ」の作品展が、美篶きらめき館で開かれています。
美篶きらめき館のロビーには、陶芸作品およそ50点が展示されています。
陶芸クラブは会員18人で、週1回、作品づくりに取り組んでいます。
窯入れを年2回行っていて、今回は、7月下旬から今月上旬にかけて窯入れした作品を展示しました。
花瓶や皿、マグカップなどがあり、1200度以上の高温で焼き、思った以上の色が出ているということです。
この陶芸クラブ作品展は9月7日まで、美篶きらめき館ロビーで開かれています。 -
高遠を本の町へ ブクブク交換
伊那市高遠町を本の町にしようと、住民有志らによる「高遠・本の町をつくる会」が、9月と10月に催しを計画しています。
催しのプレイベントとして27日、本を持ち寄って紹介・交換するイベント「ブクブク交換」が行われました。
高遠町の仙醸の旧酒蔵でブクブク交換が行われました。
ブクブク交換は、英語の「ブック」と「物々交換」をかけています。
本を持ち寄って紹介し、交換するイベントで、全国各地で行われています。
参加者は県内外から訪れた10人で、持ち寄った本の内容などを紹介していました。
今回イベントを企画した高遠・本の町をつくる会は、去年、一昨年と高遠ブックフェスティバルを開いた実行委員会の有志と地域住民で組織しています。
会では、高遠町をアピールして好きになってもらい、総合的に本の町として広がっていくことを願って催しを計画しました。
9月と10月には、高遠城下まつりなど地域のイベントに合わせ、街中に本棚を並べて古書を売る「週末本の町」などを計画していて、土、日、祝日に開催されるということです。 -
平和を願う朗読の集い
戦争と平和をテーマにした朗読会が、27日、伊那市内で開かれました。
「平和を願う朗読の集い」は、伊那市の朗読愛好者でつくる伊那公民館サークル「伊那朗読の会」が、観客と共に戦争について考え、平和の心を伝えていこうと、毎年、開催しています。
今年は、戦争に関する詩集や、絵本などを朗読しました。
会場には、およそ30人の観客が集まり、「戦争と平和」をテーマとした朗読に耳を傾けていました。
伊那朗読の会の・ス島みよし会長は、「戦争を知らない世代が増えた今、作品をとおして、平和の大切さを伝えていきたい」と話していました。 -
第2回ふるさと就職面接会
来春、大学や短大などを卒業する学生を対象にした第2回ふるさと就職面接会が26日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、去年より1社多い31の企業が参加しました。
参加した学生は、男性92人女性85人の合わせて177人で、去年より31人増えました。
会場に設置されたブースでは、リクルートスーツに身を包んだ学生が、各企業の人事担当者から自社の製品などについて説明を受けていました。
今年の求人数は、113人で去年のこの時期と比べて19人減りました。
面接会を開いたハローワーク伊那によりますと「震災による影響は回復傾向にあるものの、円高などによる景気の先行き不透明さから、製造業や建設業で求人が減少したことが大きい」と話していました。
ハローワーク伊那では、「できるだけ選択肢の幅を広げて、就職につなげてほしい」と話していました。 -
りんごの出荷 始まる
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で、りんごの出荷が26日から始まりました。
26日は、職員ら5人がりんごの選果を行いました。
出荷されたりんごは、上伊那地域でとれた早生種「つがる」です。
コンベアーから流れてくるりんごを1つひとつ目で確認しながら、大きさや色づきなど4つの等級に分けていきました。
JA上伊那によると、今年は、春先に寒い日が続いた影響で、開花が遅れ出荷も例年より5日ほど遅いということです。
26日選果されたりんごおよそ400キロは、関東や中京方面に出荷されるということです。
JA上伊那では、つがるの今年の出荷量を、去年より7千ケース多い3万ケースを見込んでいて、ピークは来月5日ごろだということです。 -
高遠さくらホテルバス入魂式
伊那市高遠町の高遠さくらホテルに、新しい送迎用マイクロバスが配備されました。
25日、市役所車庫棟前でバスの入魂式が行われました。
高遠さくらホテルには送迎用マイクロバスが2台あり、そのうちの1台が利用開始から15年経過し古くなったため、今回更新されました。
29人乗りで、国の地域活性化交付金を受け、およそ500万円で購入しました。
式で白鳥孝市長は、「安全にたくさんのお客様に乗ってもらうようお願いしたい。施設で譲り合ってフル稼働してください」とあいさつしました。
バスには、今後デザインを検討しホテルの名前などを入れるということです。 -
伊那コンビニ防犯協会総会
伊那コンビニエンスストア防犯協会の総会が25日、伊那警察署で開かれ、会員が防犯の取り組みを確認しました。
総会にはコンビニエンスストアの経営者や店長ら18人が出席し、今年度の事業計画を承認しました。
今年度は、ATMや、ゆうパックの利用者に振り込め詐欺の被害防止を呼び掛けるほか、店舗の防犯体制の点検・強化などに取り組むことを確認していました。
総会後、伊那警察署の真岸一郎生活安全課長の講話がありました。
今年、長野県内で発生したコンビニ強盗はこれまでに5件で、伊那署管内では4月に辰野町で発生しています。
全国的にコンビニ強盗の発生が多い午前1時から4時の時間帯に従業員を複数勤務させることや、日常的な防犯カメラの点検を呼び掛けていました。
また、振り込め詐欺事件ではコンビニのATMを利用する可能性もあるとして、「利用者の素振りがおかしいと感じたら遠慮なく警察に電話してほしい」と話していました。