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坂下区で天神様
伊那市の坂下神社で26日、天神様祭りが行われました。
坂下神社には20人ほどの子ども達が集まり、学問の向上を願いながら、絵馬を書いていました。 -
地域づくり支援金 活動報告会
今年度の伊那市地域づくり活動支援金事業を活用し、特色ある活動を行なった団体が、23日夜、市役所で活動報告を行いました。
この日は、70人ほどが市役所に集まり、報告会が開かれました。
報告会は、継続的で意欲的な優れた活動事例を、他の団体の参考にしてもらおうと毎年開かれています。
平成22年度は、16団体が採択され、そのうち、特色のある活動を行なった4団体が活動を報告しました。
西春近自治協議会は、49万7千円の交付を受け、権現山(ごんげんやま)に古くからある登山道などを整備しました。
境桜並木管理会は、50万円の交付を受け、三峰川の堤防に桜を植樹するなどの活動を行ないました。
故郷諸町(もろまち)の歴史と文化を後世に残す会は、42万2千円の交付を受け、高遠町諸町の歴史・文化などを資料にまとめました。
最も優れている活動として、今年度の伊那市地域づくり大賞を受賞した伊那公園桜愛護会は、公園内の遊歩道の整備、桜まつりの企画・運営などを行ってきました。
桜愛護会では、「B級グルメが流行しているので、ウルトラCのC級グルメ、デラックスのD級グルメなどを作って、桜まつりを盛り上げたい」と話していました。
伊那市では、来年度、支援金事業へ500万円の予算を盛っています。
支援金事業は、平成19年度から始まり、4年間で72事業、1700万円分が採択されています。 -
年長園児の卒園を祝う会
年長園児の卒園を祝うお別れ会が25日、伊那市の伊那北保育園で行われました。
お別れ会は、年長園児34人の卒園を祝おうと開かれたものです。
25日は、年少や年中園児がそれぞれ歌を歌って年長園児の卒園を祝いました。
年長園児は、正月から練習してきたけん玉やこま回し、あやとりなどの成果を発表しました。
他には、チャボの餌やりやおもちゃの片づけの見回りなど、年長園児がこれまでやってきたことを、年中園児に引き継いでいました。
伊那北保育園の高橋美智子園長は「温かい雰囲気で送り出せることができてよかった。4月から元気な1年生としてスタートをきってほしい」と話していました。
最後に、年中園児から年長園児に、牛乳パックで作った鉛筆立てなどがプレゼントされました。 -
キタノヤ北原社長が「水戸黄門」出演
伊那市のキタノヤ電器社長の北原國人さんが、時代劇「水戸黄門」に出演します。
北原さんが出演する放送では、木曽の町娘と共に伊那を訪れる水戸のご老公一行が、伊那を舞台に活躍するというストーリーです。
その中で北原さんは、伊那のある町の長老の役としてご老公一行と会話を交わします。
北原さんは、古くから番組の制作スタッフと交流があったことや、プロデューサーに長野県出身者がいたことなどから、今回特別出演することになりました。
番組の中では伊那市のご当地料理も紹介されるということです。
北原さんが出演する「水戸黄門」は28日月曜日の午後8時からTBS系列で放送されることになっています。 -
保育を守る署名活動
政府が検討している「子ども・子育て新システム」の導入に反対する請願書の提出に向け署名活動が26日、伊那市内で行われました。
伊那市のつくしんぼ保育園など上伊那の保育園職員6人が署名活動を行いました。
これは、全国保育団体連絡会の呼び掛けで行われました。
連絡会は、国に対して、子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める請願書の提出を予定しています。
子ども・子育て新システムは、制度・財源・給付を一元化し、社会全体で子ども・子育てを支えるというものです。
連絡会は、新システムは国と自治体が責任を負う現行の保育制度の解体につながるとして、導入に反対しています。
署名活動は今月から行われていて、上伊那地域では3月中旬までに千人を目標に取り組むということです。 -
ベル伊那手づくりフェスティバル
手づくりの楽しさを知ってもらおうと、伊那市のベルシャイン伊那店で26日、手芸体験や作品の展示・販売が初めて行われました。
店舗1階の時計台広場に、手づくりフェスティバルの会場が設けられました。
これは、ベルシャイン伊那店が初めて企画したものです。
粘土細工やフラワーアレンジメントなどパート従業員などが参加する12の教室やグループが出品しました。
会場では、買い物客が作品を見たり、出品者に教えてもらい、編み物などの体験を楽しんでいました。
ベルシャイン伊那店では、イベントを通して店に親しみをもってほしいと話していて、今後年2回程度開催したいとしています。
この手づくりフェスティバルは27日まで、ベルシャイン伊那店で開かれています。 -
南アルプスジオパークHP完成
南アルプスジオパークを紹介するホームページが完成し、25日から公開されています。
このホームページは、南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が作成しました。
中央構造線エリアの南アルプスジオサイトの紹介、モデルコース、イベントや観光情報などが盛り込まれた内容になっています。
ジオパークの地図からは、ジオサイトの説明などを見ることができます。
また、イベント案内では、これまで協議会を構成する伊那市など4市町村それぞれが発信していた情報をまとめて見ることができます。
協議会では、ジオパークの情報を広く全国に発信していきたいとしています。 -
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズ展
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズの展示会が25日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
会場には色とりどりのクリスマスローズ、およそ120点が並んでいます。
信州ヘレボルス倶楽部は、県内のクリスマスローズ愛好家でつくる集まりで、今回の展示は南信支部の会員によるものです。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の冬の花です。
がくが落ちないことから、受験シーズンのこの時期に人気があります。
ある会員は、クリスマスローズは、種まきから開花まで4年がかかり、時間と苦労がかかる分愛着が沸くと話します。
花びらやがくの縁に色が入ったものの他、形が丸いものやとがったものなど様々です。
期間中、午後2時からは育て方の講習会を開く他、花や苗の販売も行っています。
クリスマスローズ展は、27日日曜日まで伊那市のかんてぱぱくぬぎの杜で開かれています。 -
スギ花粉飛散開始
飯田保健福祉事務所は、22日から飯田・下伊那地域でスギ花粉の飛散が始まったと24日発表しました。
スギ花粉の飛散が確認されたのは22日火曜日です。
これは、去年と同じで、飛散開始時期は例年並みだということです。
今年は花粉飛散量が多くなると予想していて、飯田保健福祉事務所では、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの対策を行うよう呼びかけています。 -
青野恭典さん写真展「列島巡行」
写真家、青野恭典さんの写真展「列島巡行」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホール常設のフォトアートギャラリーで開かれています。
会場には、オホーツク海、日本海、瀬戸内海など日本各地の海岸線を撮影した写真49点が展示されています。
青野さんは、ライフワークの山岳写真に加えて、海の写真も40年近く撮影しています。
海の写真だけを集めた展示は30年ぶりで、今回は日本の海岸線をテーマに、変化に富んだ日本各地の海岸線を紹介しています。
青野恭典さんの写真展は6月26日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホール、フォトアートギャラリーで開かれています。 -
プレゼント交換などで交流
富県小学校の児童と富県保育園の園児が今23日、歌や楽器演奏などで交流しました。
これは、富県保育園が、これまで様々な交流を通して、お世話になった富県小学校の児童に、感謝の気持ちを伝えようと行われました。
23日は1、2年生あわせて64人が富県保育園に招かれ、互いに歌や楽器演奏を披露しました。
交流は児童と園児が仲良しペアを決めて行われ、年中と2年生は年間7回、年長と1年生は年間4回実施してきました。
園児が感謝の気持ちをこめて仲良しペアのお兄さん、お姉さんにクッキーをプレゼントしました。
また児童は手作りのおもちゃを園児に手渡していました。
富県保育園では、年長22人が卒園し富県小学校に入学します。 -
父親の役割について考えるワークショップ
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズは、父親の役割について考えるワークショップを19日、伊那市の伊那図書館で開きました。
ワークショップには、信州育メンズの会員や子育て中の親などおよそ20人が参加しました。
信州育メンズは、父親同士のネットワークや居場所作りを目的に、講演会や意見交換などを行っています。
19日は、4人ずつのグループにわかれ、父親の役割についてそれぞれの思いを語りました。
ある父親は、「父親と母親、両方が叱ってしまうと子供の逃げ道がなくなってしまうので、本当に悪いことをした時に父親が怒るようにしている」と話していました。
他に「子どもの成長の過程において、父親は完璧でないぐらいのほうがいい」などという意見もありました。
信州育メンズでは、今後も定期的にワークショップを開いていくとしています。 -
高遠北小学校児童 ひなあられ作りを体験
伊那市の高遠北小学校の児童は23日、国立信州高遠青少年自然の家で、ひなあられ作りを体験しました。
この日は、高遠北小の1年生12人が国少を訪れました。
これは、ひな祭りに合わせて、ひなあられがどのように作られているか知ってもらおうと国少が毎年行っていて、今年は、上伊那の小学校と保育園に参加を呼びかけたところ約15団体の申し込みがあったという事です。
ひなあられは、もち米をついて小さくさいの目に切って乾燥させたものを、弱火でよくいって完成させます。
子ども達は、完成したひなあられを全員で味見し、残りは、おみやげとして家に持ち帰って家族と味わったという事です。 -
長野県シニア大学伊那学部の卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が22日、伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業を迎えたのは、男性42人、女性74人の合わせて116人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりを目的に、郷土の歴史や県政などを学んでいます。
式では、卒業生の代表者が山崎宗廣学部長から卒業証書を受け取りました。
山崎学部長は「知識や経験を活かし地域社会の担い手として活躍してください」と激励しました。
卒業生を代表して河手福男さんは「シニア大学で学んだ豊かな心や教えてもらったことを活かし、地域社会の一員としてがんばっていきたい」と抱負を述べました。 -
旧井澤家住宅で雛人形を展示
伊那市西町の旧井澤家住宅では、雛人形が展示されています。
雛人形の展示は、旧井澤家住宅を管理している、伊那部宿を考える会が、毎年この時期に開いているものです。
会場には、江戸時代から昭和にかけての雛人形およそ100体が並んでいます。
飾られている人形は考える会会員のほか、一般から寄せられたものです。
江戸末期につくられたという押し絵雛は、庶民のあいだで広まったとされていますが、今では残っている数も少なく貴重なものだということです。
他には昭和10年代のものとされている、御殿飾り雛も展示されています。
貴族の暮らしを再現した雛飾りといわれていて、人形とともに御殿の華やかさも見どころなっています。
雛人形の展示は3月3日まで旧井澤家住宅で開かれていて入館料は200円。
今月26日と27日は会員による甘酒の振る舞いも予定されています。 -
劇団「歩」26・27日に公演
箕輪町文化センター付属、劇団「歩」の公演「曠野に在りて」が今月26日と27日に開かれます。
22日は箕輪町文化センターで団員らが通し稽古を行いました。
公演、「曠野に在りて」は、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」などをもとに、作られた舞台です。
ステージは電車の寝台をイメージして作られ、そこに偶然乗り合わせた人たちが、互いの生き方に同調したり、批判したりしながら、物語が進んでいきます。
今回の公演には、劇団「歩」ほか、伊那舞台や南信協同のほか、高校生の演劇部などからも出演しています。
劇団「歩」では、「いろいろな人の人間群像を描いた作品。次から次に台詞がとびかうので、理屈ではなく、直感を大切にして見てもらいたい。」と話しています。
劇団「歩」の公演「曠野に在りて」は、26日と27日に箕輪町文化センターで開かれ、入場料は大人1000円、高校生以下500円となっています。 -
最高気温14.2度 今年一番の暖かさ
22日の伊那地域の最高気温は14.2度と、今年一番の暖かさとなりました。
伊那市西町では、梅のつぼみが少しずつ開き始めていました。
長野地方気象台によりますと22日の伊那地域は、午後3時頃に最高気温14.2度となり、4月上旬並みの暖かさとなりました。
この暖かさは、24日頃まで続く予想です。 -
ロータリー顕彰 北原厚さん
伊那ロータリークラブが長年にわたり地域に貢献した人などに贈るロータリー顕彰。今年は、法華道を整備した北原 厚さんに贈られました。
17日は、伊那ロータリークラブの第51回創立記念例会が開かれ、会員33人が集まりました。
例会で、毎年顕彰式が行われていて、今年で32回目になります。
式では、伊那ロータリークラブの池上 昭雄会長から、伊那市御園の北原厚さんに顕彰が贈られました。
北原さんは、鎌倉時代から使われていたとされ、廃道となっていた古い道、「法華道」を、12年間かけて復元させました。
法華道は、山梨から僧侶が、伊那谷に布教するために使った道とされていて、昭和30年代まで使われていましたが、林道が整備されたことから廃道となっていました。
道は、伊那市長谷から富士見町までの22キロで、北原さんは、高遠町芝(し)平(びら)から、入笠山までの4.5キロを、一人で整備しました。
現在は、トレッキングコースとして人気が集まり、多くの人が訪れるようになりました。
伊那ロータリークラブでは、北原さんの活動について、教育文化に大きな貢献をしたとしています。 -
インターンシップの成果を発表
企業での長期インターンシップを体験した信州大学大学院農学研究科の学生は22日、その成果を発表しました。
信州大学大学院農学研究科では、国の補助を受け産学連携による実践型人材育成事業、長期インターンシッププログラムを平成18年度から行っていて今年度が最終年度となります。
今年度は伊那市などの企業で7人がインターンシップを行い22日は、このうちの6人が成果を発表しました。
伊那市西春近の伊那食品工業株式会社で研修を行った櫻田匠さんは、農園実習や開発実習などを体験しました。
櫻田さんは「商品を開発する上で一つのことに専門的になるだけでなく、幅広く知識を持っているゼネラリストでなければならないと感じた」と話しました。
また、気づいたら放置せず、すぐ行動すること、どんなことでも楽しんで取り組むことで後にその経験が自分を大きく伸ばしてくれる」とまとめました。
信州大学農学部によると平成18年度からの5年間で12の協力企業で30人がインターシップを行ったということです。 -
伊那餃子会毎月22日は餃子の日
伊那地域の飲食店でつくる伊那餃子会は、餃子を広くPRしようと、毎月22日を餃子の日に定めています。
加盟する11店で22日、餃子の日感謝デーが行われました。
伊那餃子会では、毎月22日をつつむの語呂あわせで、餃子の日に定めています。
伊那市境のラーメン店花ぜんでは、通常350円の餃子を220円と、130円割引くサービスを行いました。
花ぜんでは22日、通常の2倍、50人前の餃子を用意しました。
伊那餃子会は、伊那市内の飲食店を中心に11店が加盟しています。
伊那でとれた雑穀アマランサスを餃子の皮に練り込むなど、それぞれの店で材料に地元産の食材を使用することなどにこだわっています。
今年からは新たに、餃子にあう味噌だれを開発しました。
花ぜんでは、お昼時になると客から次々と餃子の注文がはいりました。
伊那餃子会では、餃子の日の普及と伊那の味としての餃子の定着を図りたいとしています。 -
シルバー人材会員作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展示会が、伊那市西町の伊那ワークプラザで開かれています。
会場には、会員100人の作品およそ200点が展示されています。
会員同士の親睦を深めようと毎年行われていて、今年で18回目です。
シルバー人材センターのサークル活動の作品や、個人の趣味の作品で、木彫、写真、書道、編み物などが並びました。
展示会のために作った作品も多く、近作、力作がそろっているということです。
シルバー人材センター会員作品展示会は24日まで、伊那市西町の伊那ワークプラザで開かれています。 -
箕輪町木下で天神様祭 学業成就を祈願
学問の神様に、この1年の学業成就を祈る天神様祭が20日、箕輪町で行われました。
木下区上の段常会にある天神様を祭る社で神事が行われました。
木下区青少年健全育成会は毎年、天神様祭を行っていて、今日は小学生を中心におよそ200人が集まりました。
社には、学問の神様とされる菅原道真を奉っていて、命日の2月25日に合わせ各地で祭りが行われています。
集まった子どもたちは、頭を下げ、学業成就を祈っていました。
育成会の今井幸信会長は「日頃の努力があって、神様に学業成就をお願いしているので、これからも勉強に励んでほしい」と話していました。 -
(株)TBMに展示用のローター設置
本社を宮田村におく株式会社TBMの伊那工場に16日、展示用のローターが設置されました。
16日は、伊那市西箕輪羽広の伊那インター工業団地にあるTBM伊那工場で展示用ローターの除幕式が行われました。
除幕式にはTBMの山田益社長をはじめ、関連会社などからおよそ50人が集まり、展示用ローターの設置を祝いました。
ローターは火力発電に使われる機械で熱エネルギーを回転エネルギーに変える役割を果たします。
TBMでは、ローターの部品で羽根の部分のタービンブレードを製造しています。
展示されたローターは30年ほど実際に使われていたもので、新しい物と交換した際、TBMが譲り受けました。
ローターは、重さおよそ30トン、長さは7メートルで、500度以上の熱に耐えることができるということです。
TBMでは、学生など会社見学に訪れた人たちに自社製品について説明する際、このローターを活用していきたいと話しています。 -
食品衛生シンポジウム
食品の安心安全について考える講演会が17日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講演会は、伊那食品衛生協会が開いた食品衛生シンポジウムの中で行われたものです。
この日は消費者や製造・流通に係る事業者などおよそ200人が参加しました。
群馬大学教育学部の高橋久仁子教授が「食べ物情報」ウソ・ホントと題し講演しました。
高橋さんは「飲んでやせるとも体脂肪の燃焼を促すとも書いていないのにそう思わせるようなキャッチコピーが増え警戒が必要。宣伝広告文ではなく読むべきは栄養表示」と話しました。
また、「これを食べれば絶対やせるなどと」という話は疑ってみたほうが良いと呼び掛けていました。 -
伊那市民会館で最後のコンサート
伊那市民会館では最後となる伊那市消防団音楽隊によるスーパーファミリーコンサートが20日開かれました。
伊那市消防団音楽隊はこれまで、コンサートや練習を伊那市民会館で行ってきました。
また出初式も毎年ここで行われていて伊那市民会館は消防団とかかわりの深い建物として活用されてきました。
市民会館最後のコンサートでは子どもたちに楽しんでもらおうと、趣向を凝らしたステージが繰り広げられました。
会場には、およそ1000人の観客が集まり、音楽隊の演奏を楽しんでいました。
伊那市消防団音楽隊では今後新しい会場でのコンサートを計画していて、消防団を身近に感じてもらうとともに、その活動をPRしていきたいとしています。 -
星と宇宙の教室 小惑星見つける
小惑星探しを体験する星と宇宙の教室「小惑星探査プロジェクト」が伊那市の創造館で19日開かれ、子ども達が新しいと思われる小惑星を発見しました。
これは創造館が伊那市と協力して行っている宇宙教育の一環で、小中学生8人が参加しました。
教室は去年11月に始まり今日が最終回です。
ジャクサ招聘職員で信州大学大学院教授の中島厚さんが指導しました。
小惑星探しは、伊那市高遠町の入笠山にあるジャクサの観測所で、2月1日と2日にしし座の中央辺りを撮影した写真を基に、小惑星探査ソフトを使って行われました。
その結果、イギリスにある国際小惑星センターのデータベースに登録されていない小惑星を8個見つけました。
中島さんは、「現時点では新しい小惑星が発見できたと言えると思う」と話しました。
今回の結果は、国際小惑星センターに報告されます。
新しい小惑星として確定されるかどうかの結論が出るのは3、4年後ということです。
創造館では、来年度も星と宇宙の教室を開きたいとしています。 -
洋らん展示会 250点並ぶ
19日は二十四節気の一つ、雨水です。雪から雨に変わり、雪が解け始めるころとされています。
箕輪町富田のガーデン和らぎでは、洋らんの展示会が19日から始まりました。
展示会は、上伊那を中心とした愛好家でつくる、洋らんの花を咲かせる会が毎年開いていて、今年で10回目になります。
会場には、会員およそ70人が育てたカトレアやシンビジウムなど250点が並んでいます。
今年は、6年前から会で交配し育てているミニカトレアが初めて展示されました。
2種類のカトレアを交配したもので、花が咲くようになって2年目ということです。
洋らんの花を咲かせる会の平松生男会長は、「今年は温度管理に苦労したが、多くの花がそろった。形、色などそれぞれの花を楽しんでほしい」と話していました。
洋らんの展示会は22日まで、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 -
救命救急センター指定に向け整備
駒ヶ根市の昭和伊南総合病院から救命救急センターの指定替えが決まっている伊那中央病院は、平成24年4月のセンター運営開始に向け、院内の整備を行っていく考えです。
18日夜には伊那中央病院で伊那中央病院運営審議会が開かれ、委員や中央行政組合の職員、およそ30人が出席しました。
この日はセンター指定に向けた院内整備についての計画案が示され、審議会で了承されました。
現在、伊那中央病院では指定替え後の救急医療体制のあり方について5つの部会で検討が進められています。
示された計画案には、平成23年度中に行う暫定的な整備として3階西病棟・北ウイングの一般病床16床を、救急用の病床10床に整備する事、呼吸循環監視装置や人工呼吸装置などの救急医療機器、およそ5千万円分を導入する事などが盛り込まれています。
また、平成23年度から24年度にかけて、南側の庭に救命救急センター施設の整備を主体とした建物を増築するとした構想案も示されました。
財源については、上伊那地域医療再生事業の事業変更などによる基金を充当する予定で、不足分については病院事業債を充てるとしています。
これらの計画案は、中央行政組合議会で承認されれば、5月に開かれる県医療審議会の上伊那地域医療再生計画の変更報告の承認を待って、順次整備が進められることになっています。
審議会では、平成23年度から、これまで分煙対応だった敷地内が全面禁煙になることや、今年度の事業収支見込額が8千4百万円の黒字となる見通しであることも報告されています。 -
キッズ王国 子どもたちで賑わう
子どもたちが手づくりのおもちゃなどを楽しむイベント、キッズ王国が20日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
キッズ王国は、伊那市公民館運営協議会などが開いているもので、今年で19回目となります。
会場には、市内7つの公民館などが趣向を凝らした手づくりおもちゃを用意しました。
新聞紙を小さく切って枠の中に入れた紙のプールでは、子どもたちが、はしゃぎながら、紙を投げあったりしていました。
棒の先に、磁石のついた糸をたらし、クリップのついた紙の魚を釣るコーナーでは、子どもたちが魚釣りをまねた遊びに熱中していました。
キッズ王国では、一般のほか市内を中心とした中高生がボランティアとして参加しました。
会場入口では、伊那東部中学校吹奏楽部の生徒がアニメソングなどを演奏したり、手づくりのペンダントを用意して子どもたちを出迎えていました。
キッズ王国にはおよそ800人の親子が訪れ、様々な遊びを楽しんでいました。 -
伊那西スケート場1,695人が利用
伊那西スケート場の今シーズンの利用者数は、1,695人と、過去10年間で最も多い人数となりました。
伊那市教育員会のまとめによりますと、今シーズンの営業日数は35日間、利用者数は、のべ1,695人と過去10年間で最も多い人数となっています。
伊那西スケート場の利用者数は、H18年度に1,000人台、19年度、20年度が1,400人台、21年度には1,600人台と推移しています。
今年度の利用者数が増加した事について市教育委員会では、年末からの冷え込みで氷の状態が良かったこと、スケート教室や氷上運動会などを通してスケート場を広く市民にPRできたことなどをあげています。