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インフルエンザに注意
年明けから、長野県では、インフルエンザが流行期に入っています。
上伊那地域でも、先週の1医療機関あたりの数値が9.13人と、注意報レベルとなる10人以上に近い数字となり、流行期に入っています。
伊那市中央のファミリードラッグ竜東店では、店の入り口にマスクのコーナーが設けられています。
花粉の時期に入ることも影響しているようですが、通常の5倍程度の売れ行きということです。
ファミリードラッグでは、「去年の11月あたりから、マスクは売れています。100枚セットや、湿ったマスクが売れ筋となっています」と話しています。
伊那保健福祉事務所によりますと、管内では、今年に入ってから徐々に増え始め、先週には、定点あたりの報告数が、9.13人となりました。
注意報レベルが、10人以上30人未満となっていて、流行期に入ったと考えられます。
流行しているのは、新型インフルエンザが3分の2程度を占め、そのほか、A香港型などとなっています。
伊那保健福祉事務所では、「手を洗う、マスクを着用する、人の多いところには出かけないなど、感染予防を心がけてください。感染してしまった人は、自宅で療養して、他の人にうつさないことも大切です」と呼びかけていました。 -
高遠第四保育園 地域住民に感謝
伊那市の高遠第四保育園の園児は19日、一年間お世話になった地域の人を招き「感謝祭」を開きました。
感謝祭では、園児が餅つきをして地域の人たちに振舞いました。
この日は、野菜などの栽培に協力してもらっている農家やJAのメンバー、地元下山田の区関係者などが招待されました。
園児は、掛声に合わせて杵でもちをつき、地域住民が応援していました。
また、年長園児は、感謝の気持ちをこめて作った切り絵のダルマをプレゼントしました。
伊藤ちと世園長は、「地域の方との交流は幅広い年代の人と関わり合う大事な機会。これからも大切にしていきたい」と話していました。 -
消防署員が意見発表
伊那消防組合消防署員意見発表会が19日、辰野町役場で開かれ、高遠消防署の櫻井輔さんが最優秀賞に選ばれました。
櫻井さんは発表で、災害を未然に防ぐことはできない。しかし災害に対する十分な知識と対応を身につけることで被害を減らすことは可能だとしたうえで、
日常生活の中でも防災意識を持つことの必要性を訴えました。
ICT放送エリア内では他に箕輪消防署の伊藤覚さんが優秀賞に選ばれました。
伊藤さんは「自分ができる処置に自信を全力でいこう、の言葉を胸に刻み現場に向かいたい」と決意を述べました。
最優秀賞の櫻井さんは、来月17日に飯田市で開かれる県消防署員意見発表会に出場することになっています。 -
ガソリン車を電気自動車に
ガソリン車を電気自動車に変える、てづくり電気自動車教室が19日、伊那市上牧の株式会社オートパル上伊那で開かれました。
この教室は将来、電気自動車の普及が予想されるなか、電気自動車に関する技術を習得しようとオートパル上伊那が開いたものです。
教室では軽自動車のエンジンなどが全て取り外され、整備士が配線図を見ながらパーツを組み立てていました。
指導にあたったのは新潟県長岡市のEVホンダ株式会社社長の本田昇さんです。
本田さんはガソリン車を電気自動車に変える活動を全国でおこなっています。
本田さんがつくる電気自動車は、フル充電すると30キロから40キロほど走るもので、買い物など家の近くを走ることを想定しています。
大手メーカーと比較して走行距離は短めですが、その分値段が割安でセカンドカーをターゲットにしています。
本田さんは、地道な活動で環境に優しい電気自動車を普及させたいとしています。
オートパルでは、電気自動車に関するノウハウを得ることでビジネスチャンスにつなげたいとしています。
教室は3日間開かれ、最終日には実際に走ってみるということです。 -
小正月行事学ぶ
小正月の行事を学ぶ講座が16日、箕輪町郷土博物館で、開かれました。
講座は、町内に残る小正月行事を知り、後世に語り継ごうと、町郷土博物館が開いたものです。
講座では、住民7人が参加し、町内で行われてきた、行事について町学芸員の柴秀毅さんが説明しました。
小正月行事は旧暦の正月を指し1月15日前後に豊作や家内安全を願います。
行事のうち鳥追いは、田畑に集まる鳥を追い払うためのおまじないで、箕輪町でも昭和の初めごろまで行われていたということです。
鳥追いで使う鳥追い棒は、手で持つ部分だけ残して木の皮をむき、藤づるなどを、らせん状に巻き、いぶして作ります。
鳥追い棒を2本持ち、たたきながら歩く行事ですが、南小河内地区では、棒で羽子板をたたく風習があったということです。
集まった人たちは、柴さんの話を興味深そうに聞きながら地域の伝統的な行事に理解を深めていました。 -
国体冬季大会小笠原さんが挨拶
1月26日から青森県で開かれる国体の冬季大会スケート競技に出場する伊那市の小笠原賢吾さんが18日、白鳥孝伊那市長に出場の挨拶をしました。
18日は、小笠原さんが伊那市役所を訪れ、白鳥市長に出場の挨拶をしました。
小笠原さんは、昭和50年生まれの35歳。
3歳の時からスケートを始め、現在は仕事の合間をぬって伊那西スケート場などで練習を重ねています。
小笠原さんは、ショートトラックのリレー種目に出場します。
白鳥市長は「注目しているので、地域の代表としてがんばってください」と激励しました。
国体の冬季大会は、1月26日から青森県で開催されます。 -
タイガーマスクから贈り物
漫画タイガーマスクの主人公伊達直人などを名乗る人物からの贈り物が全国で相次ぐ中、伊那市の児童養護施設たかずやの里にも4人から16日と17日にプレゼントが届けられました。
差出人は伊達直人、伊那市在住の伊達直人、信州のタイガーマスク、駒ヶ根の早太郎の4人です。
16日と17日にサッカーボールやゲーム、文房具の他、現金や図書券、商品券が届けられました。
たかずやの里には、現在37人が入所していて、今回のプレゼントに大喜びだったとうことです。 -
縁起物わら馬づくり
伊那市東春近下殿島の田中豊文さんは、2月8日の初午に向けて縁起物のわら馬作りをしています。
初午は2月はじめの午の日で、特に県内では東信地区で行われている行事です。
田中さんは20年ほど前から独学で、わら馬を作っています。
自宅の敷地内にある工房には、所せましと、出来上がったわら馬が並べられています。
はざかけをして、乾燥させたわらを、手編みで馬の形にし、背中部分に赤い布を付けて完成させます。
雄はりりしく、雌は草を食べている所を表現したということです。
わら馬は雄雌セットで50組つくるという事で作業は今がピーク。
出来あがったわら馬は、地区の寝たきりのお年寄りたちに贈るという事です。 -
伊那食品 市内中学へ100万円図書券を寄贈
伊那市に本社を置く、伊那食品工業株式会社は、市内の中学校へ100万円分の図書券を寄贈しました。
17日は、伊那食品の塚越寛会長らが市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に100万円分の図書券を手渡しました。
図書券の寄贈は、学校の本が不足していると聞いた塚越会長の提案で行われました。
塚越会長は「子ども達が多くの本を読み、知識の習得し、学んでほしい」と話していました。
白鳥市長は、「本を通して活字に触れる事で、人間として幅を広げられる」と感謝していました。
今回は、図書券の他に、市内の小中学校へ塚越会長の著書など90冊も一緒に寄贈されました。
伊那市では、今回寄贈された図書券を学校の規模に応じ、市内6つの中学校に配られる予定です。 -
伊那青年会議所
伊那青年会議所の新春大会が15日、伊那市内で開かれました。
新春大会には会員をはじめ伊那青年会議所のシニアクラブのメンバーなどおよそ80人が出席しました。
今年度の理事長、小椋文成さんは「自分たちの役割を見据え、この地域から未来を変えていく信念を持って活動にまい進したい」と挨拶しました。
伊那青年会議所では、今年度地域一丸のまちづくりをスローガンに、伊那経営フォーラムの開催や伊那市、箕輪町、南箕輪村の共通したブランドづくりなどを進める予定です。 -
伊那市歴史シンポジウム 顔のついた縄文土器
縄文土器について学ぶ伊那市の歴史シンポジウムが15日、創造館で開かれました。
歴史シンポジウム13回目の今回は、創造館で昨日から始まった顔のついた土器・土偶の展示に合わせ、顔のついた縄文土器をテーマに開かれました。
会場にはおよそ60人が訪れました。
基調講演で、名古屋大学名誉教授で史学博士の渡辺誠さんが、土器から見た縄文人の精神世界について話しました。
渡辺さんは、土偶についている顔はすべて女性で、新しい命が必要な場所に土偶を割ってまいたと話し、縄文土器は縄文人の精神世界を示していると説明しました。
渡辺さんは、「縄文文化が日本文化の基礎を形作った。日本人の死生観、自然観は、縄文人が持っていた死と再生の考えと密接な関わりがある」と話していました。 -
南箕輪村消防団 出初式
南箕輪村消防団の出初め式が16日に行われ、団員らは災害から地域を守る決意を新たにしていました。
式には、消防団と赤十字奉仕団156人が参加しました。
分列行進は、雪によりコースを短縮して行われました。
団員らは、家族や知人らが見守る中きびきびとした動きをみせ、役場駐車場で唐木一直村長と松澤武夫消防団長が観閲しました。
式典の中で、松澤団長は「日々の訓練や予防活動により、一つでも火災や災害を無くしていきたい」と訓示しました。
去年村内で発生した火災は前の年より2件増え、6件で、損害額は約670万円でした。
役場駐車場では、消防団活動をより身近に感じてもらおうと宝投げも行なわれました。 -
上伊那で初 玩具療法始まる
おもちゃをリハビリに役立て高齢者などの生きる力を引き出す玩具療法が15日、上伊那で初めて伊那市で行われました。
玩具療法を行う玩具福祉士の資格を持つ女性4人が老人福祉施設はびろの里を訪れ、施設のお年寄りがおもちゃで遊びました。
玩具療法は、おもちゃで遊ぶことで高齢者や障害者から楽しい気持ちを引き出して生きる力をつけるというもので、リハビリとして役立てられるということです。
木のおもちゃ屋どうぞのいすの古畑愛さんの呼び掛けで、古畑さんら4人の女性が去年、資格を取得しました。
同日が初めての活動で、4人は、お年寄りが楽しく遊べるように、おもちゃの使い方を説明したり、声をかけていました。
この施設では普段、お年寄りがおもちゃで遊ぶことはないと言います。
おもちゃで遊んだお年寄りは、「とても楽しかった。また遊びたい」と話していました。
古畑さんらは今後、活動を広めていきたいとしています。 -
小河内神社でお筒粥の神事 世の中は「六分六厘」
箕輪町南小河内の小河内神社に伝わる小正月の伝統行事「お筒粥の神事」が15日の早朝に行われ、占いの結果、今年の世の中は「六分六厘」となりました。
この日は朝5時から小河内神社の氏子らが、お筒粥の入った釜を炊いていました。
お筒粥の神事は100年以上続く小河内神社の伝統行事で、毎年小正月の1月15日に行われます。
今年1年の農作物の五穀豊穣を祈願するもので、葦の筒に入った粥の量で農作物の出来を占います。
釜の中には、水稲や大根、人参など、17品目、20種類の農作物の出来を占う20本の葦の筒と、世の中の世相を占う1本の筒、合計21本が入れられました。
あたりが明るくなり始めた午前7時過ぎ、2人の神官が鍋から葦の筒を取り出し、神殿へと運びました。
氏子らも参加して神事が行われた後、太田豊秋宮司から占いの結果が告げられました。
主な占いの結果は、水稲の出来は中、野菜では大根、人参、キャベツなどが上、果樹では、リンゴが中の上、トマトが上々で、世の中の世相は去年よりも1厘良い「六分六厘」という結果が出ました。
藤森清治主任総代は「小河内神社は南北両小河内で管理している。両小河内にとって良い1年になれば」と話していました。
粥はえんぎものとして地域住民などに配られました。 -
早大生の「ローメン」の論文が完成
伊那市のご当地料理「ローメン」を題材に卒業論文を書いていた、早稲田大学4年生の岩波祐樹さんの論文が完成しました。
卒業論文のタイトルは「B級ご当地グルメによる地域づくりの過程」縲恍キ野県伊那市ご当地グルメのローメンを事例として縲怩ナす。
岩波さんは早稲田大学教育学部社会科地理歴史専攻の4年生です。
論文のテーマについて悩んでいた去年6月、教授に勧められてローメンを研究することにしました。
去年10月から12月にかけて、伊那市内でローメンを扱っている飲食店を取材し、論文を完成させました。
論文は5部構成で、ご当地グルメと地域づくりの関係性、ローメンの特徴と誕生秘話、むらおこし事業としての課題と可能性などが書かれています。
岩波さんは「最初は論文が書けるような題材ではないと思っていたが、取材するたび書くことが増えていった。ローメンの奥深さを感じた」と話していました。
ローメンズクラブ会長で、萬楽の店主、正木金内衛さんは、完成した論文を読んで「私たちが60年以上続けてきたローメンについて、歴史などがしっかり書かれていて、情熱が感じられた」と話していました。
また、正木さんは「この論文を、店同士の意思の統一や、意識向上の一助にできれば」と話していました。 -
廃棄物不法投棄巡回パトロール
上伊那地方事務所や市町村などでつくる上伊那地区不法投棄防止対策協議会は、13日巡回パトロールを行いました。
パトロールにはおよそ30人が参加し、不法投棄対策を目的に、監視カメラが設置された場所など3箇所を回りました。
伊那市内のこの場所は、去年11月から焼却灰等が不法投棄され始め、伊那市では、環境省の協力を得て、去年12月からか監視カメラを設置しています。
参加者からは、運用方法や効果等について質問が出されていました。
伊那市の担当者は、カメラを設置してからは不法投棄無くなったと説明していました。
今年度の上伊那地域で見つかった不法投棄の件数は、11月までに334件で、昨年度と比べやや少なくなっています。
しかし、不法投棄された物のうち、殆どが家庭ごみとなっていて、捨てた人物を特定する事が出来ない状況となっています。
協議会では、今年の7月にテレビのアナログ放送終了に伴い、テレビの不法投棄が増える事が懸念される事から、関係団体との連携を取り、監視強めていきたいとしています。 -
公民館講座で鷹を飛ばす
伊那市の富県ふるさと館が行っている公民館講座で14日、鷹を飛ばす実演がありました。
この実演は公民館の歴史講座「伊那と鷹狩り」の中で行われたものです。
鷹は公民館主事の白鳥俊道さんが5年前にペットショップで購入したものです。
鷹は犬や馬のように人間に慣れ、古くから鷹狩りが行われてきました。
白鳥さんは人間に慣れる動物の特長として、群れをつくる、または肉食であることと説明していました。
群れをつくる動物はリーダーを頂点とする縦社会をつくることから、
飼い主をリーダーとし、言うことを聞くようになるということです。
また肉食動物は狩りをする性質を利用し、成功したときにエサを与えることで慣れてくるということです。
白鳥さんは他に、三代将軍徳川家光が高遠に鷹狩りに訪れたときに、異母兄弟の保科正之と出会ったことなど伊那の歴史と鷹狩りの関連などについても説明していました -
インフルエンザ流行期に
長野県は、インフルエンザが流行期に入ったとして、感染拡大防止につとめるよう、呼びかけています。
県ではインフルエンザにかからないために、手洗い、うがいをこまめに行うほか人ごみに入るときは
マスクを着用するよう呼びかけています。 -
南部保育園でまゆ玉づくり
南箕輪村の南部保育園で、小正月行事のまゆ玉づくりが13日、行われました。
地域のお年寄り9人が南部保育園を訪れ、園児と一緒にまゆ玉づくりをしました。
園児は、米の粉を練ったものを丸めたり、まゆ玉の形を作っていました。
作ったまゆ玉を少しずつ味わったあと、飾り付けをしていました。 -
伊那谷デザイン会議によるパネル写真
情報発信や創作活動の発表の場として活用されている伊那市の伊那図書館。
図書館ロビーでは、伊那谷を写したパネル写真が展示されています。
このパネル写真は上伊那出身の大学生などの集まり、伊那谷デザイン会議が100枚の写真を組み合わせて作ったものです。
写真1枚1枚に、伊那谷への思いなどが書かれています。
これらは年始に、デザイン会議のメンバーが地域住民とともに、伊那谷の将来像について意見交換したときに出されたものです。
会場には他に、訪れた人が自由に伊那谷の将来像について書くことができる用紙も備えられています。
伊那谷デザイン会議では、地域の将来ついてメンバーをはじめ多くの人と考えていきたいとしています。 -
スポーツ活動指導者研修会
スポーツ指導者や学校関係者がレクリエーションを学ぶ研修会が13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
研修会は、小中学校や地域スポーツで役立つレクリエーションとコミュニケーションの理論を学ぼうと開かれました。
上伊那・諏訪地区からおよそ50人が参加しました。
講師は、松本大学スポーツ健康学科長の犬飼己紀子教授です。
犬飼さんは、レクリエーションの中でのスポーツ指導者の役割について話しました。
指導者は、レクリエーションをしている人と人を結ぶために、一人ひとりを見極めることが必要と話しました。
個人を知るために、まず最初に簡単なゲームでグループの緊張をほぐす方法をアドバイスしていました。 -
南箕輪わくわくクラブ もちつき大会
南箕輪村のNPO法人南箕輪わくわくクラブの新春イベントもちつき大会が10日、村民体育館で行われました。
もちつき大会は、新年の活動始めとして行われている恒例行事です。
南箕輪わくわくクラブには、小中学生の運動や文化活動など28団体が所属しています。
同日は、クラブ員の小中学生およそ200人が参加しました。
もち米30キロを使い、4つの臼で順番にもちをついていました。
もちは、お汁粉などにして味わいました。
イベントでは、わくわくクラブのスクールの一つ、太鼓グループ「CoCo龍」による太鼓演奏もあり、威勢よく活動のスタートを切っていました。
南箕輪わくわくクラブは4月に10周年を迎え、秋に記念イベントを行うということです。 -
上農で百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で新春恒例の百人一首大会が11日、開かれました。
上伊那農業高校では、日本の伝統文化に触れて全校生徒の親睦を図ろうと毎年、図書委員会が企画して百人一首大会を開いています。
はじめに、クラスごとの個人戦が行われ、取り札の数を競いました。
放送で上の句が読み上げられると生徒たちは素早く手を伸ばし、札を取っていました。
取り札の枚数順に4人の代表を決め、学年の枠をこえたクラス対抗戦が行われました。
会場では、1年生から3年生までがいじ混じっての熱戦が繰り広げられていました -
上伊那書道協会新春展
上伊那書道協会の役員による書道展「新春展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
上伊那書道協会は60年以上の歴史があり、新春展も60年近く続く恒例の展示会となっています。
会場には、かな、漢字など役員16人の作品25点が並んでいます。
役員はそれぞれ地域で書道を教えている指導者で、今回展示されている作品には、個々のスタイルが表れているということです。
関係者は、「1点1点違いを楽しんで見てほしい」と話していました。
この上伊那書道協会新春展は13日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
ニューイヤーコンサート
来年6月に上演されるオペラ春香で主演を務める永吉伴子さんの「ニューイヤーコンサート」が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
ニューイヤーコンサートは、オペラ春香の上演にむけ、オペラ春香に関心を持ってもらおうと企画されたものです。
永吉さんは、神奈川県在住のオペラ歌手で南箕輪村の男性と結婚し、地元にゆかりのある歌手としてオペラ春香での主演が決まっています。
コンサートでは、伊那市出身のピアニスト田中健さんの伴奏で、オペラ座の怪人やプッチーニのある晴れた日になどおよそ15曲を熱唱しました。
会場に響きわたる永吉さんの美しく力強い歌声に、訪れた人は聞き入っていました。
コンサートを企画したNPO法人クラシックワールドでは、4月にも春香の母を演じる唐澤澄恵さんらによるコンサートを予定しています。 -
箕輪町消防団 出初式
箕輪町で9日、出初式がありました。
出初式には、6分団から230人が参加しました。
木下南宮神社から箕輪町文化センターまでの市中行進では、文化センター前で町長と分団町の観閲をうけました。
式典で、箕輪町消防団の小松孝寿団長は「火災件数は減少しているが、無火災という大きな目標にむけ、地域に貢献できるよう励んでほしい」と訓示しました。
去年町内で発生した火災は、前の年より3件少ない4件で、損害額は930万円でした。 -
美篶地区安全祈願祭
伊那市美篶地区の今年1年の安全と無事を祈る美篶地区安全祈願祭が6日、美篶きらめき館で行なわれました。
美篶地区の各種団体連絡協議会や交通安全協会、区長会が毎年この時期に行なっていて、地区単独の安全祈願祭は、市内で唯一です。
関係する80人が出席し、神事やダルマの目入れで1年間の地域の無事を祈りました。
各種団体連絡協議会会長で、区長会長の北原利冶さんは、すべての人が安心できる1年となるよう祈願するさいもん祭文を読み上げました。
主催者を代表し、美篶交通安全協会の黒河内浩会長は、「地域で幸せに暮らすには、安全が基本。今日の決意を一年間もち続け、良い年にしたい」とあいさつしました。 -
喫茶店で男女の出会いパーティー
伊那市境の喫茶店wa花で、男女の出会いパーティーが9日に開かれました。
wa花は、店主の網野わこさんが、プリザーブドフラワーなどの手づくり教室も開いている喫茶店で、教室の生徒や常連客たちの出会いの場にしようと、9日パーティーが開かれました。
20代縲・0代の男女、20人ほどが参加し、すき焼きや鍋を囲んでの楽しいひと時を過ごしていました。
始めに一人一人が、住所や氏名、新年の抱負などの自己紹介をしてスタート。
教室の生徒だったり常連客だったりと打ち解けた様子でした。
wa花では、2月にもバレンタインデーにあわせたパーティーを計画しています。
お問い合わせは、wa花090-8643-5897へ -
下古田公民館で初のほんだれ様づくり
五穀豊穣を願う小正月の伝統行事「ほんだれ様」作りが8日、箕輪町の下古田公民館で行われました。
子どもおよそ20人が、ほんだれ様作りを体験しました。
これは、伝統行事を子どもたちに伝えようと下古田分館が初めて行ったものです。
ほんだれ様は、アワやヒエの穂に見立てた木やまゆ玉を飾り、五穀豊穣を願います。
子どもたちは、アワなどに見立てたクルミの木を枝に挿し込んだり、まゆ玉を飾り付けていました。 -
雪対策 高遠城址公園で桜の木の支柱立て
伊那市高遠町の高遠城址公園で、桜の木を雪から守る支柱立ての作業が行われました。
6日は桜守の2人が、新しく支柱を立てたり、古い支柱を取り換えるなどの作業に取り組んでいました。
支柱立ては、毎年雪が積もる前に行われる作業です。
公園内にあるタカトオコヒガンザクラおよそ1500本を見て回り、雪で枝が折れないように柱を立てて支えます。
支柱が必要な桜は全体の1割弱で、桜守が支柱を桜の枝に縛り付けていました。