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南箕輪村恩徳寺の大銀杏見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺の大イチョウが見頃を迎えています。
恩徳寺のイチョウは、樹齢400年ほどといわれています。
今年は、例年より1週間ほど色づきが遅かったということですが、11日朝の冷え込みで一気に色づいたということです。 -
ふれあい巡回動物園
保育園児が動物とふれあう催し、ふれあい巡回動物園が10日、箕輪町の松島保育園で開かれました。
この催しは、子どもたちに動物に親しんでもらおうと箕輪町酪農振興協議会青年部が開いたものです。
この日は町内でポニーの飼育などによる体験学習をおこなっているパカパカ塾も協力し、乗馬体験も行われました。
園児らは、ポニーに乗せてもらい楽しそうに園庭をまわっていました。
ふれあい巡回動物園では、他に子牛やアイガモも登場し園児らは頭をなでたりしていました。
町酪農振興協議会がこの取り組みを始めて、今年が3年目で、毎年順番で町内の保育園を訪れています。
協議会では、動物と触れ合うことで、命の大切さなどについて考える機会にしてもらいたいと話していました。 -
中央区で車積載防災セット貸出
伊那市の中央区では、高速道路を利用する区民に、事故などの時に使う防災セットの貸し出しを始めます。
6日、中央区公民館で貸出用の防災セットがお披露目されました。
防災セットは、粉末タイプと水タイプの消火器各1本と救急セットです。
消火器は、粉末タイプで炎を抑え、その後、水タイプで温度を下げるため2本用意しています。
高速道路を利用する車に防災セットを積むことで、事故の時に、消火や応急手当てをして被害を最小限にとどめようと、中央区救助支援隊が発案しました。
貸出期間は、区民が高速道路を利用するために申請した期間です。
消火器などを積んでいることを知らせるステッカーも一緒に貸し出します。
防災セットは3セットあり、中央区公民館で保管し、近くで発生した事故や火災などにも対応していくということです。 -
高遠辛味大根の会 辛味大根収穫
伊那市高遠町の高遠辛味大根の会は8日、高遠町藤沢の畑で辛味大根の収穫をしました。
収穫作業には、会員8人が参加しました。
辛味大根は、10センチほどの大きさで、辛味が強いのが特徴です。
辛味大根は高遠で江戸時代頃から栽培されていたということですが、太平洋戦争中に途絶えました。
会が中心となり、信州大学農学部の大井美知男教授から指導を受け、平成16年に復活させました。
取組みの成果があがり、去年から出荷できるようになりました。
8日は、およそ20キロ分の大根を収穫し、葉や根を取り除いていきました。
この後会員らは、秋まつりが開かれている高遠城址公園を訪れ、地元の辛味大根が薬味に使われている高遠そばを味わいました。
辛味大根は、11月中旬から伊那市の産直市場グリーンファームやみはらしファームなどで販売することになっています。 -
上古田保育園でクッキー作り
箕輪町の上古田保育園の園児が8日、クッキー作りを楽しみました。
クッキーを作ったのは年長園児12人です。
上古田保育園では、明日ハロウィーンパーティーを開く予定で、その時に配るクッキーを作りました。
園児は、バターや砂糖、小麦粉などの材料を順番に混ぜて生地を作りました。
生地は薄くのばしてハートや星などの形に型抜きし、オーブントースターで焼いていました。
9日のハロウィーンパーティーでは、皆で仮装をしてゲームをしたり、年長園児が作ったクッキーを食べるということです。 -
ヘリを使い救急患者搬送訓練
ヘリコプターを使った救急患者の搬送訓練が8日、伊那市の伊那中央病院で行われました。
訓練は、伊那中央病院と伊那消防署、県消防防災航空隊が連携し初めて行いました。
訓練では最初に中央病院から別の病院へ入院患者を搬送する想定で行われました。
松本市にある航空隊にヘリコプターによる搬送を要請すると、およそ15分で到着しました。
病院の職員らが、到着したヘリに患者を収容すると、続いて医師と看護師が乗り込み飛び立ちました。
機内では、医師が点滴や気道確保など救急処置訓練を行いました。
訓練を終え、医師の堀田正二さんは「ヘリの中では音がうるさく、コミュニケーションが取りずらい。ゼスチャーなどを使い意思疎通する工夫が必要」と話していました。
伊那消防署によると、松本市内の病院へ搬送する場合、所要時間はヘリだと自動車の3分の1のおよそ20分だという事です。
伊那消防署の有賀治人署長は、「今後はヘリによる搬送が増えると予想される。今日の訓練を検証し、いざという時に遅れのないよう活かしていきたい」と話していました。 -
伊那市食生活改善推進協議会 創立30周年を祝う記念式典
伊那市食生活改善推進協議会は、創立30周年を祝う記念式典を8日開き、健やかで心豊かな社会の実現にむけて活動するなどの大会宣言を採択しました。
伊那市のJA上伊那本所で開かれた記念式典には、会員およそ60人が出席しました。
式典では、・健康な町づくりの大切さを次世代に伝える・健やかで心豊かな社会の実現に務めるなどの大会宣言が採択されました。
協議会は、昭和55年に減塩を広めようと一般の主婦が組織し活動を始め、現在会員は126人です。
式の中で、伊那市食生活改善推進協議会の春日幸子会長は30年間の歩についてや今後の目標について話しました。
協議会では今年度、男性の料理教室の開催や高校生の食育など活動の幅を広げています。
春日会長は「新たな気持ちでより地域に密着した活動を展開していきたい」と話していました。 -
長野市の金融業者が和解案提出
滞納分の税金を回収するため伊那市が提訴している長野市の金融業者が、伊那市に対し、滞納分の金額を支払うとする、和解案を提出していることが分かりました。
8日は長野地裁伊那支部でこの訴訟の口頭弁論が行われましたが、長野市の金融業者コムレイドは、口頭弁論には出席しませんでした。
この裁判は、住民税などを滞納していた市民がコムレイドに払い過ぎていた利息を、この市民に代わって伊那市が請求しているものです。
この件を担当している長谷川洋二弁護士の事務所によりますと滞納額は約37万で過払い金の総額は、約432万円だということです。
コムレイドは滞納額分の約37万円を今月25日に伊那市に支払うという和解案を提出しています。
裁判を取り下げた場合は、過払い分と滞納額分の差額約395万円はこの市民には、戻らないということです。
電話取材に対しコムレイドは、滞納額分を支払うとする和解案の提出を認めています。
伊那市ではこの件について、コムレイドが滞納税額分の一部を支払った場合には早期決着を図るため訴えを取り下げることを検討したいとのコメントを出しています。 -
南アルプス林道バス今季営業終了
伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの運行が7日終了しました。
今シーズンの林道バスの利用者数は4万5,262人で去年と比べて412人多くなっています。
運行期間は、今月15日までを予定していましたが林道の補修工事により7日で運行が終了となりました。
今シーズンはあらたに、市内の高齢者を対象に林道バスによる南アルプスの周遊と温泉の入浴をセットにしたパノラマツアーも実施され、369人が利用しました。
南アルプス林道管理室によりますと運行期間中、事故や大きなトラブルはなかったということです。 -
立冬 箕輪南宮神社で七五三
立冬の7日、伊那地域は晴れ間が広がり、穏やかな1日となりました。
箕輪町木下の箕輪南宮神社では、子どもの健やかな成長を願い、七五三の祈願祭が行われました。
晴れ着姿の子どもたちはお祓いをうけ、手を合わせていました。 -
ガールスカウト花壇整備
伊那市と南箕輪村のメンバーでつくるガールスカウト第26団は7日、伊那市の伊那公園にある花壇で球根植えなどをしました。
伊那公園には、ガールスカウトが管理している花壇があります。
この日は、小学生を中心に35人ほどが集まり、花壇の整備をしました。
夏の間、花壇を彩ったサルビアを抜き、その後に、チューリップの球根を植えました。
球根はおよそ150球用意していて、ピンクや黄色など色ごとに分けて植えました。
子どもたちは、来年の春の開花を楽しみに作業していました。 -
東山山麓歴史コース完成祝い歩く
箕輪町三日町の東山山麓歴史コースがこのほど完成し、7日区民が完成を祝ってコースを歩きました。
この日は三日町区民およそ40人が完成したコースを歩き、地域の史跡などを巡りました。
東山山麓歴史コースの整備は箕輪町の天竜川から東の5つの地区が地域の歴史や文化を広く知ってもらおうと連携して取り組んでいるものです。
これまでに、北小河内、南小河内、長岡の整備が完了していて、今年度は三日町のコースが完成しました。
三日町の整備にかかった事業費、およそ230万円のうち180万円は県の元気づくり支援金があてられ、残りは町からの補助で賄われています。
三日町のコースには寺社や古墳、城の跡などがあり、途中には案内看板のほか、史跡などの説明板も設置されています。
三日町の完成に続き次は福与で東山山麓歴史コースの整備が始まることになっています。 -
伊那公民館優良公民館表彰 受賞
伊那公民館は、ニーズにあった特色のある事業を行った公民館に贈られる優良公民館表彰を受賞しました。
5日は、伊那公民館の武田登館長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
この表彰は、文部科学省が昭和23年から毎年行っているもので、今年は全国で59館が表彰されました。
伊那市では昭和61年に伊那公民館が、平成18年に西箕輪公民館が受賞していて、伊那公民館は2度目の受賞です。
表彰は、夏休み期間中の子ども達に、規則正しい生活を身につけてもらおうと実施した「夏休みおいで塾」や、中高年に生きがいを持ってもらおうと開いた「伊那おやじの会」など、子どもや中高年の居場所づくりに努めたことなどが評価されたものです。
白鳥市長は「生涯にわたって、公民館で学べるのは素晴らしいこと。地域の為になる事業を広げていってほしい」と話していました。 -
御園区民祭賑わう
伊那市の御園区で3日、恒例の区民祭が開かれ、多くの区民で賑わいました。
御園区民祭は毎年秋に開かれていて、今年で24回目になります。
この日は、公民館の外に設けられたステージで、演芸が行われました。
大正琴の演奏など10のプログラムがあり、それぞれに日頃の練習の成果を披露していました。
また、伊那中学校1年生で落語をしている秋風亭隼太朗こと、長岡隼人君による落語もありました。
訪れた人たちは、青空の下で演芸を楽しんでいました。
また、公民館の中では作品の展示も行われました。
生け花や盆栽、パッチワークなど、公民館の生涯学習教室で取り組んだ作品や趣味の作品など、区民の力作が並んでいました。 -
交流の場へ 一棚古本市開催
伊那市の伊那図書館で、本棚を利用した古本のフリーマーケット「一棚古本市」が3日、開かれました。
一棚古本市には、伊那市や南箕輪村の10人が出店しました。
この古本市は、人と本、人と人の交流の場にしようと、伊那図書館が初めて企画したものです。
本を棚に並べて販売する方法で、今回、旧上伊那図書館で昭和5年から使用されていた本棚が使われました。
本の購入には、現金に加えて、伊那図書館が発行した図書館地域通貨「りぶら」も、クーポン券として利用されました。
本を販売した店主たちは、情報交換をしたり、訪れた客と本の話をして交流していました。
伊那図書館では、「古本市を通して交流が図られ、さらに地域通貨の利用で新たなコミュニケーションが広がったらうれしい」と期待を寄せていました。 -
新年に向け正月用の縁起物づくり
11月に入り、早くも新年を迎える準備が進んでいます。
伊那市東春近では、正月用の縁起物づくりが行われています。
所せましと置かれた「帆掛け宝船」。この縁起物を作っているのは、東春近の田中豊文さんです。
田中さんは今76歳で、仕事を辞めた55歳の時からお世話になった人のためにと毎年、年の暮れになるとわらを編んで縁起物を作っています。
今年は、干支のウサギの切り絵を帆に貼ったものや、わらの扇などを新たに作っています。
新作について田中さんは「良いわらだけを選りすぐって、間隔を均等にする。なかなか難しい」と話していました。
田中さんはものを作ることが好きで、毎年この時期が来るのを楽しみにしているということです。
田中さんは「作る楽しみもあるが、喜んでくれる楽しみもある。そういうものを作るときは会話もしないで熱中してしまう」と話していました。
今年は、宝船70個を目標にしていて、12月25日頃までほぼ毎日作業をするということです -
国立信州高遠青少年自然の家の開所20周年記念式典
伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家の開所20周年を祝う記念式典が5日、開かれました。
記念式典には、関係者や地域住民などおよそ150人が集まりました。
自然の家は、青少年の健やかな身体と豊かな心を育むことを目的に平成2年に建てられました。
平成7年から年間およそ10万人が利用していて、20年間で177万人が訪れています。
式では山本裕一所長が「広く地域の方に支援してもらいながら、子ども達の抱える問題に真正面からぶつかっていきたい」と挨拶しました。
この後開かれた講演会では、2代目の所長として5年間勤めた松下倶子さんが「成人式を迎えた国少への期待」と題し、自身の思いを話しました。
松下さんは、政府の行政刷新会議の事業仕分けで、国少の運営を「自治体、民間への移管」とされていることに触れ「量的に評価をされやすいが、成長にとっては質が大事ということ。豊富な自然体験の活動の成果はずっと先にやってくる。長い目で見る必要がある」と話していました。 -
伊那市表彰式典
文化の日に合わせ3日、各市町村で功労者の表彰式が行われました。
伊那市では、市役所で式典が行われ、永年地域の発展に尽くした功労者に白鳥孝市長から表彰状が贈られました。
今年度表彰されたのは、地方自治功労として市政の発展に尽くした前伊那市長の小坂樫男さんをはじめ個人12人と1団体です。
団体では、教育文化功労として59年間にわたり、クラシック音楽会などを企画運営した伊那市音楽協会に表彰状が贈られました。
白鳥孝市長は、「伊那市が順調な発展を遂げてこられたのは、皆さまの多大なご尽力のおかげと心から感謝申し上げます」と式辞を述べました。
受賞者を代表して小坂樫男さんは、「今日を契機に、
また、市政に対して協力をしていきたい」と謝辞を述べました。 -
井月の俳句 新たに4句見つかる
漂泊の俳人、井上井月の俳句を集めた本、「井月全集」に掲載されていない俳句が新たに4句見つかりました。
新たに見つかった俳句は伊那市美篶の井月研究家、春日愚良子さんが訪ねた家にあったものです。
新しく見つかった俳句のうち 「小春とも呼びたき菊の籬かな」は秋の句です。
井月全集にはない新句で、春日さんは明治10年代に書かれたものと推測しています。
「鹿なくや入るさに月もやどる頃」も同じく秋の句の新句で書かれた年代も同じころだということです。
「翌日しらぬ日和を菊のながめかな」も秋の句で春日さんによりますと井月の他の俳句に上の句が同じものがあることから類句にあたるということです。
「どこやらに鶴の声きく初旭かな」は、新年の句でこれも類句だということです。
春日さんは、江戸末頃から明治時代にかけて井月が立ち寄った家から見つかったことや筆跡などからこれらは直筆で、全て井月が作った句だと話しています。 -
年賀はがきの販売開始
1日から郵便局で年賀はがきの販売が始まりました。
箕輪町の箕輪郵便局でも年賀はがきの販売が始まり、さっそく買い求める人の姿が見られました。
箕輪郵便局によると、販売開始となった1日だけで2千枚以上の年賀はがきを販売したということです。
パソコンでオリジナルの年賀状を作るインクジェットプリンター用や、切手部分にディズニーキャラクターがデザインされたものが人気だということです。
年賀はがきの販売枚数は年々減少傾向にありますが、箕輪郵便局では、例年並みの24万枚を販売目標にしているということです。
年賀状の受け付けは12月15日からで、箕輪郵便局では「年賀状が元旦に届くよう、12月25日までに投函してほしい」と話しています。 -
園児が「光と影の世界」楽しむ
伊那市の竜西保育園で10月29日、光と影の世界を楽しむイベントが行われ、園児が保護者と一緒に楽しみました。
この日は、午後5時に庭に並べられたランタンに火が灯され、辺りは幻想的な雰囲気に包まれました。
イベントは、竜西保育園の「収穫祭ハロウィン」の一環で行われたもので、子ども達に普段とは違った雰囲気を楽しんでもらおうと「暗闇と光のファンタジー」と題して夜の園舎で行われました。
ランタンは、園児がペットボトルを使って手作りしたもので、およそ100個が庭に並べられました。
子ども達は保護者と一緒にランタンのほのかなあかりを眺めていました。
また、園の中では影の世界を楽しんでもらおうと、お化け屋敷や影絵などが企画され、子ども達が楽しんでいました。
小林政子園長は「普段とは違った雰囲気で親と子の触れ合いの場にもなった。楽しんでもらえて良かった」と話していました。 -
もみじ湖夢まつり
箕輪ダムの秋の恒例イベント、もみじ湖夢まつりが、31日、箕輪ダムイベント広場で開かれました。
もみじ湖夢まつりは、地域農業の活性化を目的に活動する、信州もみじ湖夢くらぶが毎年開いているもので、今年で8回目になります。
まつりでは住民有志や地元消防団などによる出店が並んだ他、長靴飛ばしなど様々なイベントが行われ、会場を盛り上げていました。
まつりの人気イベント、ロール転がしでは、重さ300キロのロールをチームごと転がして、およそ30メートルのコースを往復してスピードを競いました。
根橋英夫会長は「あいにくの天気のなか、大勢の人が来てくれてうれしい。これからも定着したイベントとして育てていきたい」と話していました。 -
伊那公民館文化祭
第33回伊那公民館文化祭が1日から3日まで、伊那公民館で開かれています。
会場には、講座やサークルなどで取り組んだ作品、およそ2千点が並んでいます。
伊那公民館には、およそ90のサークルなどがあり、文化祭はその活動の発表の場として開かれているものです。
会場2階の展示スペースには、陶芸や絵画、写真など11グループの作品が展示されています。
3階には、2年間で学んだ書道の成果を発表した展示など18グループが展示しています。
伊那公民館の武田登館長は「1つに偏らずに様々なジャンルの作品が展示されているので、多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。
伊那公民館文化祭は、3日まで開かれていて、最終日には公民館講堂で大正琴や歌、マジックなどのステージ発表が行われます。 -
伊那中学校吹奏楽部
伊那市の伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が31日、伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は今年で7回目で、31日は、コンクールの自由曲をはじめポップスやクラッシックなど10曲を演奏しました。
生徒達は、この演奏会に向けて練習を重ねてきたということで、息のあった音色を響かせていました。
会場には、保護者などが訪れ演奏に聞き入っていました -
みはらしの湯がりんご風呂
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、今日から露天風呂で「りんご風呂」を始めました。
浮いているりんごは、地元農家が収穫した西箕輪産のジョナゴールドなどです。
このりんご風呂は、11月7日まで楽しむことができます。 -
感染症食中毒予防研修会
学校や福祉施設などの給食関係者を対象にした感染症や食中毒の発生防止研修会が26日、伊那市のいなっせで開かれました。
研修会は、ノロウィルスやインフルエンザなどが集団発生しやすい冬を前に、毎年伊那保健福祉事務所が開いているものです。
研修会は午前、午後の2回開かれ、そのうち午前の部には上伊那の学校や福祉施設で働く給食関係者およそ80人が参加しました。
研修会では、伊那保健福祉事務所の職員が感染症や食中毒、インフルエンザなどの予防対策や、発生した場合の対応について説明しました。
そのうち、食中毒の予防対策では、細菌やウイルスの増殖を防ぐため▽調理器具などを常に清潔に保つこと▽調理は手早く行い、必要以上は作らないこと▽調理する時は、食品を十分加熱すること竏窒ネどをあげていました。
また、食中毒と思われる事態が発生した場合、発症者の数や症状などを、保健福祉事務所に通報するよう呼び掛けていました。 -
高遠商店街の象徴に 太鼓櫓完成
伊那市高遠町の高遠公園下交差点に、太鼓櫓が完成しました。
太鼓櫓は伊那市商工会高遠支部が建てたもので30日、関係者が集まって完成を祝いました。
太鼓櫓は、高遠城址公園にある櫓の3分の2の縮尺で造られています。
木造2階建てで、2階部分に太鼓が吊り下げられています。
国道152号高遠バイパスの開通により、商店街への人の流れが少なくなったことから、商店街への入り口を示す象徴として造られました。
総工費はおよそ470万円で、積立金や寄付などで賄いました。
式典で伊那市商工会の森本光洋会長は、「太鼓櫓が観光と地域活性化の一助になるように期待している」とあいさつしました。
白鳥孝市長は、「櫓の完成を機に地域の皆さんが中心となって高遠の観光振興を担ってほしい」と話しました。
太鼓櫓は、高遠城址公園の桜の時期などにライトアップするということです。 -
西春近で初 新そばまつり
伊那市西春近のそば打ち愛好家でつくる「春近そばの会」が30日、初めての新そばまつりを開きました。
新そばまつりは、JA上伊那西春近支所の旧店舗で開かれ、地域住民が手打ちの新そばを味わっていました。
まつりは、昔は宿場町として栄えた西春近沢渡地域を再び活性化させ、区全体を盛り上げようと開かれました。
まつりを計画した「春近そばの会」は、そば打ちの技術向上のため月1回の例会でそばを打ち、皆で味わって勉強しながら交流を深めています。
この日は、日頃鍛えた腕前を披露し、地元でとれたそば粉を使っておよそ500食のそばを用意しました。
訪れた人たちは、地元の愛好家が打ったそばにした舌鼓を打っていました。
春近そばの会では、地域を盛り上げるため、今後もそばまつりを開きたいとしています。 -
おいしんぼコンテスト最優秀賞に「みのわのイモイモ丼」
箕輪町の名物料理を決めるおいしんぼコンテストの最終審査が30日に行われ、最優秀賞に箕輪町沢の黒田洋子さんの「みのわのイモイモ丼」が選ばれました。
みのわのイモイモ丼は、輪切りにして焼いた地元産の長いもをご飯の上にのせたもので、イモのサクサク、ホクホクした食感が特徴です。
この日は、おいしんぼコンテストの最終審査が行われ、書類審査と二次審査を経て選ばれた5点が審査されました。
コンテストは、商工会や飲食店組合でつくる箕輪名物料理研究会が開いたもので、最終審査には、箕輪町の中高生や消費者の会など地域住民も加わり、独創性や味、料理のしやすさなどを点数評価しました。
審査の結果、黒田さんのみのわのイモイモ丼が最優秀賞に選ばれ、表彰状が贈られました。
研究会ではコンテストを町おこしにつなげていきたい考えで、この日審査された5品は、11月13日に行われる箕輪町のイルミネーションフェスタの点灯式の会場で販売されることになっています。 -
高遠城址の秋まつり 開幕
あと1週間ほどで紅葉の見ごろを迎える伊那市高遠町の高遠城址公園で、30日から「高遠城址の秋まつり」が始まりました。
この日は雨が降るあいにくの天気となり、高遠閣の中でテープカットが行われました。
白鳥孝伊那市長は「高遠町と言えば、高遠城址を中心とした桜や紅葉のある街並みが特徴の一つ。みんなで秋まつりを盛り上げていきたい」と話していました。
「高遠城址の秋まつり」は、「天下第一の桜」として知られる高遠城址公園の、秋の装いを楽しんでもらおうと開かれているもので、今年で9回目になります。
現在、ちょうど紅葉し始めたところで、去年よりも1週間ほど遅いということです。
東京都から訪れたある女性は「高遠の桜は知っていたけど、紅葉は知らなかった。少し早かったけどとても綺麗」と話していました。
高遠城址公園の紅葉の見頃は11月6日頃になりそうです。
まつり期間中公園内では、菊の展示や、クラフト作家による手作り作品の販売などが行われます。
また13日からは、高遠から岐阜県高山市までの、国道361号沿線地域の麺料理を楽しむことができる「山麓一の麺街道フェスタ」も開かれることになっています。