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最高気温32.7度 かき氷で涼む人も
6日の伊那地域の最高気温は32.7度と、真夏日となりました。
伊那市高遠町の和菓子店、千登勢では、涼を求めかき氷を食べる人たちの姿がありました。
伊那地域の最高気温は、午後1時55分に32.7度まで上がり、真夏日となりました。
千登勢では、夏の終わりまで、およそ30種類のかき氷を販売する予定です。
外にある待合室や飲食スペースには扇風機を置き、暑さ対策をしています。
長野地方気象台によりますと、7日の最高気温は、6日と同じか若干低くなる予想です。
6日よりも湿度が高く、蒸し暑くなることから、熱中症への注意を呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症で搬送された人はいないということです。
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箕輪西小学校4年生 町内の水道施設を見学
箕輪町の箕輪西小学校の4年生13人は水道週間に合わせて町内の水道施設の見学を6月22日に行いました。施設見学は水の流れに沿って箕輪ダム、箕輪浄水場、下水道処理施設の順に見学しました。
箕輪ダムでは総貯水量が950万立方メートルあり、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村、宮田村の水道用水として活用されていることを学んでいました。
箕輪浄水場では施設見学やろ過実験をしました。ろ過実験では汚れに見立てチョークの粉を溶かした水が、ろ過することで透明になる様子を見ました。
下水道処理施設の箕輪浄水苑では水中の微生物を顕微鏡で観察しました。
水道施設の見学は6月1日から7日の水道週間にあわせて行われていて箕輪町内の小学4年生が順次見学する予定です。
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幼獣のカモシカ 川から上がる
箕輪町中曽根の樅の木川で、2日に発見されたカモシカの親子は、5日幼獣のカモシカが自力で川から上がりました。
5日、午前10時ごろ、幼獣のカモシカは、きのう確認された場所から300メートルほど下流にある護岸が低くなっている場所から上ったということです。
親とみられる成獣は午後・時現在、幼獣の上った場所から20メートルほど下流にいるということです。
カモシカは2日の朝に住民からの情報がよせられ5日で4日目となります。
町では今後、成獣がいなくなるまで定期的に確認し、見守っていくといことです。
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伊那北小3年2組 上牧里山自然パークの冒険坂整備
伊那市の伊那北小学校3年2組の児童は、上牧里山自然パーク内にある階段、通称冒険坂の手すりをきょう、整備しました。
上牧里山自然パークの北側にある冒険坂は、2013年に当時の伊那北小学校6年生と地区の住民有志で作る上牧里山づくりのメンバーが整備しました。
整備から10年が経ち竹の手すりが劣化してきたため、伊那北小3年2組の児童が改修作業を行いました。
近くの竹林に生えていた竹の枝を払い、坂まで運んでいきます。
運ばれた竹は、新しい坂の手すりになるように取り付けられました。
児童達は、上牧里山づくりのメンバーと協力しながら作業をしていました。
また、およそ100段ある冒険坂の頂上付近では、里山づくりのメンバーが階段の整備をしていました。
上牧里山づくりでは、今後も伊那北小の児童と里山の整備をしていくということです。 -
みのわ健康アカデミー 楽脳フィットネス
箕輪町の40歳から74歳が対象の「みのわ健康アカデミー」の一環で、楽しく笑って脳と身体を鍛える楽脳フィットネスの講座が、6月21日に地域交流センターみのわで開かれました。
講師を務めたのは、長野市で健康運動指導士として活動する三浦弘さんです。
三浦さんは座ってできる運動を紹介しました。
参加者は、脚は左右に、手は上下に動かす運動をしました。
手と脚が同じ動きをしてしまう参加者もいました。
この運動により脳の司令塔と言われている前頭葉が活性化し、トレーニングになるということです。
三浦さんは「できないこと、難しいと感じることで脳が活性化する」と話していました。
この講座は、みのわ健康アカデミーの取り組みを広く知ってもらおうと、公開・体験講座として開かれ、講座の受講者と一般の参加者あわせておよそ40人が参加しました。 -
劇団歩 本番に向け練習に熱
箕輪町文化センター付属劇団歩は、8日と9日の第15回定期公演に向け、稽古に熱が入っています。
2日は文化センターで稽古を行っていました。
今回上演する演目は「楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき」です。
生きている女優や亡霊となった女優が出入りする楽屋を舞台に、彼女たちの心の内を浮き彫りにしていく物語で、歩で上演するのは3回目です。
歩では公演に向け1か月ほど前からは週に5~6回、休日や仕事が終わった夜に集まり稽古を重ねてきました。
定期公演には箕輪町や伊那市を中心に上伊那の6人が出演します。
演出を務めるのは、飯島岱さん78歳です。
去年病気で倒れ、演劇に携われない時期もあったということで、今回演出できる喜びがあると話します。
劇団歩の第15回定期公演「楽屋」は8日と9日に箕輪町文化センターで開かれます。
チケットは大人1,500円、高校生以下1,000円です。
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中曽根のカモシカ 救出されず
箕輪町中曽根の樅の木川で、2日に発見されたカモシカは、4日も救出されませんでした。
4日カモシカの幼獣が発見されたのは、3日の場所から800メートルほど下流です。
親とみられる成獣は、幼獣より下流で朝一度発見されたものの、見失ってしまったということです。
カモシカは、2日の朝に住民から発見の情報がよせられ、4日で3日目となります。
幼獣は、時折植物を食べていました。
午後4時半現在親とみられる成獣は見つかっていないということで、町では今後の対応を検討するとしています。
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三澤寺 一筆龍絵師のパフォーマンス
伊那市福島の三澤寺で一筆絵師が龍を描くパフォーマンスが4日に行われました。
一筆書きを行ったのは、全国で活動をしている神奈川県在住の一筆龍絵師、龍朋さんです。
一筆で白龍を描きました。
このパフォーマンスは、三澤寺にある木彫りの龍神像が建立されて1年が経ったことや、イベントを通して寺を身近に感じてもらいたいと、武田正幹住職が企画しました。
龍朋さんは、龍の頭となる部分を最初に描き、胴体を一筆で描いていました。
最後に武田住職が龍神という言葉を入れて、作品が完成しました。
龍神祭と名付けられたこのイベントには、檀家や県内外からおよそ50人が訪れていました。
描かれた作品は、三澤寺の本堂に飾るということです。
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きょうの伊那地域 33.9度と今季一番の暑さ
4日の伊那地域の最高気温は、33.9度と今季1番の暑さとなり、3日連続の真夏日となりました。
この日伊那地域は午後2時24分に31.9度と今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、南箕輪村で90代の女性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
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道路標識のボランティア清掃
長野県交通安全環境施設協会のメンバーによる道路標識の清掃ボランティアが4日に行われました。
長野県交通安全環境施設協会は道路標識など交通安全施設の県内施工業者で構成されています。
清掃は県内全域で3日と4日の2日間に分けて行われました。
伊那建設事務所管内では7つの建設業者などが清掃ボランティアに参加しました。
そのうち伊那市に営業所を置く黒河内建設株式会社は国道153号の標識などを伊那市から松川町まで清掃しました。
ほかにカーブミラーの清掃や、標識の妨げになる木の剪定などが行われました。
この活動は1988年から毎年行われていて、今回で36回目です。 -
南箕輪村地域おこし協力隊に井上さんを任命
南箕輪村地域おこし協力隊に大阪府出身の井上雅由子さんが新たに任命されました。
3日に村役場で行われた委嘱式では藤城栄文村長から井上さんに委嘱状が手渡されました。
井上さんは大阪府出身の24歳で、6月28日に南箕輪村神子柴に移住してきました。
前職ではバレーボールVリーグ女子1部のNECレッドロケッツで選手のサポートや広報を担当していたということです。
井上さんは以前から移住に興味があったということです。
井上さんは女性に特化した村への移住・定住に取り組むということです。
村の地域おこし協力隊は井上さんを含め現在12人が活動しています。
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箕輪町中曽根でカモシカの親子2頭が川で立ち往生
箕輪町中曽根を流れる樅の木川で、カモシカの親子2頭が立ち往生しているのを近くの住民が発見しました。
現場では、カモシカ救出のための対応に追われていました。
カモシカが見つかったのは、箕輪町中曽根の樅の木川です。
親子とみられる成獣と幼獣の2頭のカモシカが迷い込んでいます。
樅の木川は、河川の両側がコンクリート護岸で、迷い込んだ地点には落差工が設置されています。
2日の朝、現場近くの住民から「川にカモシカがいる」との情報が町に寄せられたということです。
1日経った3日も、同じ場所にいました。
カモシカは、県の特別天然記念物に指定されています。
人が近づくと親鹿は子どもを守ろうと襲い掛かってくる可能性があるため、川に入っての救出やロープで引っ張り上げることができないということです。
現場では、町の職員と建設業者がどのようにして助け出すか話し合っていました。
正午頃、救出作業が始まりました。
1立方メートルの大きさの土のうを用意し、重機を使って川に積み上げていきます。
階段状に重ねて、3mほどの高さにしました。
土のうには、鹿が近づきやすいように木のチップが詰められていて、川に流れても害はないということです。
町では、「カモシカは直接人に危害を加えることはほとんどないものの、幼獣と一緒のため強い警戒心を持っています。見かけても近づかず静かに見守って欲しい」と話していました。 -
最高気温33.4度 今季1番の暑さ
伊那地域の3日の最高気温は33.4度と、2日連続の真夏日となりました。
伊那地域は、午後1時34分に最高気温33.4度を記録し、今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在伊那市で30代の女性が、熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、軽症だということです。
箕輪町三日町のかまくらざわでは、蓮の花が咲き始め、涼し気な雰囲気を醸し出していました。
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特定外来生物のウチダザリガニを捕獲
環境維持活動として特定外来生物のウチダザリガニを捕獲するイベントが2日伊那市高遠町の千代田湖で行われました。
ウチダザリガニはアメリカなどに生息する特定外来生物で食用として日本に持ち込まれました。
イベントは外来生物が環境に与える影響などについて楽しみながら考えようと行われたもので26人の親子が参加しました。
参加者は木の竿にヒモを結び、スルメをエサにしてザリガニを捕まえていました。
イベントを企画したのは伊那市地域おこし協力隊の石井基裕さんです。
石井さんによりますと、ウチダザリガニは3、4年ほど前に千代田湖で生息が確認されたということです。 -
とうろう祭に向け南部小児童が制作
7月22日から南箕輪村の大芝の湯で行われる七夕とうろう祭に向け、南部小学校の2年生とその保護者が1日灯ろうを作りました。
1日は南部小の2年生40人とその保護者が、体育館で灯ろうを作りました。
灯ろうは、段ボール箱の側面を切り抜き、絵を描いた障子紙を貼って作ります。
子どもたちは、障子紙に思い思いの絵を描いていました。
とうろう祭は、自作した灯ろうを持ち寄って飾り、コミュニケーションの輪を広げようというイベントです。
実行委員会が行っていて、今年で22回目になります。
1日は、地元のV1男子バレーボールチームVC長野トライデンツの中野竜選手も訪れ、制作を手伝っていました。
とうろう祭は今月22日から来月21日まで、大芝の湯で行われます。
南部小児童など村内10の団体に制作を呼びかけていて、およそ100基を展示する予定です。
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伊那北高校ペン祭はじまる
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭が30日から3日間の日程で始まりました。
1日と2日は、4年振りに一般公開が行われます。
今年で69回目を数えるペン祭のテーマは「PRESENT」です。
お世話になっている人たちへ日ごろの感謝を込め心に残る文化祭にし、自分たちの可能性を広げようという思いが込められています。
初日の30日は、全校生徒およそ700人が体育館に集まり、開会式が行われました。
開会式では、生徒会が制作した映像が上映された他、軽音楽部による演奏が行われました。
他に、オリジナルのダンスを全校で踊りました。
体育の授業で練習してきたということです。
開会式の最後には、モザイクアートがお披露目されました。
モザイクアートは、縦3m40cm横5mで、クラスごと紙に書かれたマスに指定された色を塗り、つなぎ合わせたということです。
文化祭はコロナ禍を受けて去年まで規模を縮小して行っていましたが、今年は4年振りに一般公開されます。
生徒による食事の提供は行なわず、地元の飲食店に協力してもらいキッチンカーなどによる販売が予定されています。
また、各教室ではクラス展や日ごろの活動を紹介するクラブ展も行われます。
一般公開は1日と2日の2日間行われます。
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箕輪町日輪寺 アジサイ見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺のアジサイが見ごろを迎えています。
日輪寺にはおよそ100株のアジサイが植えられています。
このアジサイは除草剤や殺虫剤、肥料を使わずに地域住民らが協力して育てているということです。
アジサイは来月中旬まで楽しめるということです。
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画家の三浦輝峰氏 伊那市へ絵画を寄付
画家の三浦輝峰さんがふるさとの伊那市に絵画「御岳遠望」を29日贈りました。
この日は伊那市高遠町の信州高遠美術館で贈呈式が行われ三浦さんが白鳥孝伊那市長に絵を贈りました。
絵画「御岳遠望」は三浦さんの風景画では一番大きいF120号サイズの油絵で御岳山に初雪が降る秋の風景を描いた作品です。
三浦輝峰さんは1942年に伊那市に生まれ1998年からは佐久市に移り住み全日本肖像画美術協会理事長などをつとめています。
伊那市が毎年100歳になった人へ贈る長寿祝いとして三浦さんが絵画を描いていて去年までに18作品を寄贈しています。
三浦さんは「私にとって一番大きい風景画で好きな作品を大切なふるさと、伊那においてもらい嬉しく思う」と話しました。
来場者には空気の爽やかさを感じてもらいたいということです。
作品は信州高遠美術館の郷土の作家展で8月6日日曜日まで展示されています。
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深妙寺のあじさいが見頃
あじさい寺として知られている、伊那市西春近の深妙寺では現在、花が見頃を迎えています。
深妙寺には、およそ200種類2,500株のあじさいが植えられています。
今年は6月初めから咲き始めて、2022年と比べ10日ほど早いということです。
あじさいは今の住職の祖母が多くの人に寺に親しんでもらおうと、40年ほど前に植えたのがきっかけで、株分けして増やしてきたということです。
29日は写真を撮る人や絵を描く姿も見られ、多くの人が花を楽しんでいました。
深妙寺では「今年もきれいに花が咲いた。しっとりと咲く花と寺の風情を楽しんでください」と話していました。
あじさいは7月中旬ごろまで楽しめるということです。 -
最高気温29.8度 せせらぎ水路で涼む人も
29日の伊那地域の最高気温は、7月下旬並みの29.8度と夏日となりました。
29日の伊那地域の最高気温は、午後1時13分に29.8度まで上がり、夏日となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では、水遊びをする親子の姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市の90代の女性1人が、熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状は中等症だということです。
長野地方気象台によりますと、30日の伊那地域は雨で最高気温下がりますが、週末は30度を超える予想だということです。
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大人の社会見学 ハナマルキでみそ作り
一般社団法人長野伊那谷観光局は小学生の時のワクワク感を大人に味わってもらおうと大人を対象にした社会見学ツアーを29日に開きました。
ツアーではチャーターしたバスで移動しました。まず伊那市西箕輪のみそ製造メーカー・ハナマルキを訪れました。
ハナマルキではまず商品について解説を聞き工場で発酵から出荷までの工程を見学しました。
その後はみそ作りを体験しました。
ツアーの参加費は税込み10,500円で上伊那地域を中心に県内外から16人が参加しました。
参加者は大豆を潰し麹と大豆などを捏ねて、みそ作りを楽しみました。
作ったみそは発酵させて、3か月後に自宅に届くということです。
今回のツアーは小学生の時の社会見学を想定した新たな上伊那の観光ルートを長野伊那谷観光局が商品化したものです。
昼食は南箕輪村の大芝高原味工房でとり、午後は伊那市の上伊那クリーンセンターなどを見学しました。
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「おもちゃの病院 伊那」開業
壊れたおもちゃを修理するボランティア「おもちゃの病院 伊那」が、本格的に活動を始めました。
28日は伊那市の富県子育て支援センターで診療を行いました。
受付が始まると、動かなくなったぬいぐるみや、音が鳴らなくなった手押し車など様々な物が持ち込まれました。
修理しているのは「おもちゃの病院伊那」のメンバーです。
上伊那の60代から70代の10人で、2月に養成講座を修了し3月からは月2回修理の練習を行ってきました。
修理は無料で、部品を交換した場合は部品代が必要となります。
音が出なくなった電子ピアノのおもちゃです。
修理の途中ですが状態を確認してもらっていました。
動かくなった猫のぬいぐるみも、2時間ほどして動くようになりました。
28日は全部で41個おもちゃが持ち込まれ、修理できないものは預かって治すという事です。
「おもちゃの病院 伊那」は来月から伊那市の中心市街地にある伊那まちBASEで、月1回のペースで開業する予定です。
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最高気温32.4度 伊那市民プールで清掃
28日の伊那地域は暑い1日となり、最高気温は32.4度で真夏日となりました。来月8日のオープンを前に伊那市民プールの清掃がきょう行われました。
28日は、市や伊那市振興公社の職員、16人がプール清掃を行いました。
オフシーズン中にたまった汚れをブラシや高圧洗浄機を使って取り除いていました。
きょうの伊那地域は南からの暖かく湿った空気の影響を受け、最高気温が午前11時49分に32.4度となり、8月上旬並みの気温となりました。
市民プールの今シーズンの営業は来月8日から8月27日までです。
来月8日から25日までは土日祝日のみの営業で、それ以降8月22日までは無休です。
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上伊那医療生協 男性職員250万円着服
箕輪町の上伊那医療生活協同組合の経理担当の男性職員が上伊那医療生協病院の釣銭用の現金など約250万円を着服し5月に懲戒解雇されました。
上伊那医療生活協同組合によりますと男性職員は、去年9月から今年3月までの間、十数回にわたり釣銭用の現金や備品を購入する金、あわせて約250万円を着服していたという事です。
4月の決算処理で使途不明金が発覚した為、男性職員を問いただしたところ着服を認め、5月に懲戒解雇したという事です。
全額弁償した事から刑事告訴はしない方針です。
組合では再発防止に向け、管理体制を強化し、職員に対する教育を徹底するとしています。
なお、男性職員の着服については、組合が25日に開いた通常総代会で、口頭で説明を行いました。 -
電話でお金詐欺 252万円をだまし取られる
今年3月上伊那郡内の70代の男性が、パソコンがウイルスに感染したといわれ252万円をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと上伊那郡内の70代の男性は3月中旬にパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しています。」などと表示されたため、表示された連絡先に電話したところ、ソフトウェア関係会社社員を名のる男から、「パソコンがウイルスに感染しています。」「インターネットバンキングに感染するとお金が危ない。」「口座の中のお金を安全な場所に移す必要がある。」「ウイルスを除去したらお金は返金します。」などといわれ複数回にわたり、指定された口座に合計252万円を振り込みました。
その後、被害者が金融機関に相談して被害に気付き、27日被害届を提出したということです。
伊那署では、パソコン等にウイルス感染に関する表示がされたり、電話でウイルス感染に関する話をされた場合には、詐欺を疑い、相手に連絡することなく、警察に相談することなどの害被害防止を呼びかけています。
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高遠保育園 プール開き
伊那市高遠町の高遠保育園で27日プール開きが行われ、園児たちは水遊びを楽しみました。
プール開きでは初めに無事にプール遊びができるように園児たちは水の神様にお祈りをしました。
この日は年少・年中・年長の園児およそ60人が順番に水遊びを楽しみました。
プールは水温が低く、お湯を入れてぬるくして入りました。
高遠保育園では8月末までプール遊びをするということです。 -
大芝高原まつり ポスター図案など決まる
8月26日(土)に4年ぶりに開催される南箕輪村の「第38回大芝高原まつり」のポスターなどの図案が26日に決まりました。
ポスターの最優秀賞に選ばれたのは、南箕輪中2年の田口真白さんの作品です。
ポスターは、200枚作られ、村内外の店舗などに掲示します。
パンフレットの最優秀賞には、南箕輪中1年の井原夏希さんが選ばれました。
パンフレットは、全戸配布されます。
うちわの最優秀賞には、南箕輪中2年の堀弥星さんが選ばれました。
うちわは来場者に配布されます。
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上伊那農業高校の毛利さん フラワーアレンジで県大会優勝
南箕輪村の上伊那農業高校3年の毛利琴音さんは、県内の農業高校の生徒が出場するフラワーアレンジメントの県大会で最優秀賞を獲得し、全国大会に出場します。
上農高校生命探究科植物コース3年の毛利さんは、17日に佐久市で開かれたフラワーアレンジメントの大会で最優秀賞を受賞しました。
大会は、2種類の作品をそれぞれ50分以内に作り、その技術を競うものです。
好きな花を使って自由につくることができる「フリー部門」で毛利さんが手掛けた作品「はじめの一歩」は、花の華やかさと葉の力強さから「前に進もうとする気持ち」を表現したということです。
カーネーションと菊の2種類を使い、与えられた課題に取り組む「ベーシック部門」で作った作品は、花の魅力を表現することを意識したということです。
県大会には、県内の農業高校から16人が出場しました。
毛利さんは、部活動の時間に地域の生花店からアドバイスをもらいながら技術を磨いてきたということです。
毛利さんは、10月に福井県で開かれる全国大会に出場します。 -
南ア塩見小屋へ ヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、南アルプスの標高3,052メートルの塩見岳にある山小屋塩見小屋への荷揚げが26日、行われました。
26日は、伊那市長谷浦のヘリポートから、食料や燃料などを吊るしたヘリコプターが飛び立ちました。
1回に500キロほどの荷物、合わせて2500キロを5往復して運びました。
塩見小屋は伊那市観光株式会社が運営している山小屋で、塩見岳山頂直下の標高2,760メートルにあります。
定員は40人程度です。
登山口から小屋まで歩いて登ると6時間ほどかかりますが、ヘリコプターは1往復15分程度で荷物を降ろして帰ってきます。
塩見小屋の営業は来月1日から10月15日までのおよそ3か月間で、利用料金は一泊2食つきで1万2000円となっています。
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伊那市総合教育会議で古文書デジタルアーカイブ化の進捗状況 報告
伊那市長と教育委員が教育行政について意見交換をする「総合教育会議」が26日に市役所で開かれ、昨年度から本格的に取り組み始めた古文書のデジタルアーカイブ化の進捗状況が報告されました。
26日は、今年度初めての総合教育会議が開かれ、生涯学習課の職員が進捗状況を報告しました。
市では、2009年度から古文書のデジタル化に取り組み始めました。
途中、作業が中断した時期もありましたが、令和2年度に再開し、昨年度は企業版ふるさと納税を活用して作業員を増員し取り組んでいます。
昨年度までの実績として、高遠町図書館が所蔵する資料3万9,614件のうち、着手済みはおよそ1万2,900件、目録作成が完了したものは328件、写真撮影が済んだのは5,200件となっています。
白鳥市長は、「テーマを決めて作業を進めていく必要がある。地域に残る大切な資料が廃棄や古物商への売却によって失われないように、関係機関が連携して取り組んでほしい」と話していました。
市では今年度、古文書への理解を深めるためのイベントの開催やTシャツの作製を計画しています。