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麦秋、大麦の刈り取り
中川村片桐田島の天竜川右岸に広がる転作田で2日、大麦の収穫作業が始まった。黄金色に実った麦畑で、コンバインが軽快なエンジン音を立て、刈り取っていく=写真。
大麦は六条大麦系の「ファイバースノー」が主体。コンバインで収穫した麦は、宮田村のカントリエレベーターで乾燥、米粒麦や五穀米などの食用として出荷される。
上伊那全体では151ヘクタールが作付けされ、860トンの収量を見込んでいる。
上伊那農業協同組合の関係者の話では、作柄は平年並み。 -
伊那まつりTシャツデザイン決定
8月2、3日に開かれる伊那市の大イベント「第36回伊那まつり」の公式Tシャツの背面デザインが、市内の広告会社社員菅原一英さん(34)=伊那市西町=の作品に決まった。作品は玉を抱いた竜が夜空を勇ましく飛翔する姿を描いている。実行委員会事務局によると、菅原さんは「旧伊那市と高遠町、長谷が一つの竜の化身となって夜空に燃え上がるイメージを表現した。若い人からお年寄りまでみんなに着てもらって祭りを楽しくしてほしい」と喜びを語っているという。
審査は2日に市役所で行われた。応募作品は市内外の13人から寄せられた17作品。審査員の一人、高遠高校美術科の北原勝史教諭は「どの作品もレベルが高く、審査に迷った。採用作品はデザインも色もよく工夫されている」と講評した。うちわと冊子のデザインも決めた。
Tシャツの購入受け付けは6月下旬ごろから。価格は注文の数量にもよるが、1枚1500円前後になるという。昨年は1108枚販売した。問い合わせは市役所(TEL78・4111)産業振興部観光課へ。 -
みのわ祭り実行委員会ポスター、うちわ、図案決定
箕輪町のみのわ祭り実行委員会(唐沢修一会長)が28日夜、町役場であり、08年みのわ祭り(7月26日)のポスターやうちわの図案を応募作品の中から選んだ。
ポスターとうちわの図案は4月26日から5月26日までの1カ月間一般から募集し、52人48点の応募があった。
ポスターは箕輪北小学校4年の山辺翔君の作品を、うちわは同小4年の名越彩音さんの作品をそれぞれ採用決定。また次点として箕輪中学校1年の中村裕希さん、箕輪町大出の樋口佑子さんが選ばれた。
ポスターに選ばれた山辺君の作品はオレンジ地に町キャラクターの「もみじちゃん」と花火が描かれている。選考の決め手は「分かりやすさ」。
うちわに選ばれた名越さんの作品は青地に中央に「もみじちゃん」が、その両脇に屋台が描かれている。選考の決めて手は「子どもらしさ」。
実行委員会ではほかにも祭りの始まりを1時間遅く、終りを30分早くすること、花火の会場を昨年の3カ所から2カ所に変更(打上げ・番場原第2グランド、手筒花火・みのわ天竜公園)することなどが決まった。
みのわ祭り実行委員会はイベント参加者や当日スタッフ、実行委員会員、協賛金などを募集している。
問い合わせは、箕輪町役場産業振興課内みのわ祭り実行委員会事務局(TEL79・3111)へ。
各種募集要項の詳細は次の通り
◇イベント参加者募集(6月20日まで)=みのわ祭りの各種イベントへの参加。代表者は代表者会議に出席し時間配分、会場などを決定する
◇当日スタッフ募集(6月27日まで)=みのわ祭り当日に会場設営、会場整備、撤収作業などをするスタッフの募集
◇実行委員会員募集=祭りの中心的な運営メンバーとして祭り全般についての方針を決定する
◇協賛金募集(6月23日まで)=「手筒花火」「打上花火」「祭りづくり」についての協賛、5千円から -
任地への派遣を前、JICA駒ケ根訓練所の訓練生が語学交流
修了式を目前に駒ケ根市の国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所で5月31日、この4月から任地の言語学んできた訓練生らが、各国から日本を訪れている研修生などと語学交流をした。訓練生らは習いたての言語で各国の人に話しかけ、ニュアンスや言葉の使い方を確かめた。
語学交流はこれまで習ってきた言語が現地の人にどれくらい通じるかを確かめるとともに、任国の文化について理解を深めることなどを目的として開催している。
今回は派遣予定の38カ国のうち、33カ国から63人のゲストを迎え、全体会や語学別で交流。ネパール語のクラスでは、訓練生らが任地の衣装を身に付け、ネパール語で自己紹介に挑戦し、言葉が上手く出ない時はジェスチャーを使うなどして、交流を楽しんでいた=写真。
残る訓練期間は約2週間。修了式は12日となる。 -
西春近南小で「アンネのバラ」見ごろ
伊那市の西春近南小学校(竹内実校長)の体育館前花壇に児童や地域住民で植えた「アンネのバラ」が見ごろを迎えている。咲き始めは赤く、だんだんとオレンジ色になり、終わりにはピンク色となって散るかれんな花は、何度も花をつけ、11月ごろまで楽しめるという。
バラはナチスの強制収容所で15歳で亡くなったアンネ・フランクが隠れていた、オランダの家の庭先に咲いていた花の改良種。上伊那のバラ愛好者でつくる「アルプスバラ会」会員で、近くに住む男性が、平和について考えてほしいと07年7月、同小に26株を寄贈したのが契機となる。
同バラは、緑花委員会14人らで管理している大切な花。委員会では草取りや枯れた花を取り除く作業を定期的に行ったり、一輪挿しをトイレに飾ったりしており、委員長で6年の酒井香織さん(11)は「花がきれいに咲いていると一日が明るく過ごせる。これからも大切にしたい」と話している。 -
みのわ手筒会が手筒の安全確認のため実験
みのわ手筒会が
箕輪町の「みのわ手筒会」(唐沢修一会長)は27日、ポリカーボネート製の管で補強した手筒花火の安全性を確認するための実験を煙火団体としては全国で初めて、同町の箕輪ダム「もみじ湖」イベント広場で行なった。会員、町職員、消防署員、県職員など約20人が実験に立ち会った。
手筒会は02年に県内初の手筒花火打ち上げ任意団体として発足。みのわ祭りをはじめ県内外のイベントで打ち上げをしている。
同会では事故が起こった場合に備え、会員と観衆の安全性を高めるために、耐衝撃性、耐熱性などに優れたポリカーボネート製の管で手筒紙管の外側を覆った手筒を使用することを検討しており、今回の実験となった。
実験は補強がどの程度有効なのかを確めるために(1)手筒花火で実際に使用する火薬よりも倍以上の威力を持つ火薬を使用(2)本来なら紙管に仕込む火薬は一層ごとに固めていくが、その行程を省き火薬に火が通りやすい状態を作り出す(3)本来なら上部から火薬に着火していく構造だが、着火点を中心部に変える竏窒ネど故意に危険な状況を作りだし、手筒を爆発させた。
実験回数は5回で、1回目はポリカーボネートで補強をしない状態で着火。爆発音とともに荒縄など手筒の破片が、周囲に最長で約15メートルほどの距離まで飛び散った。
2回目以降はコーティングをした状態で、パターンを変えながら実験。4回ともポリカーボネート製の管は割れず、手筒そのものも損傷は上部や下部のこげつき程度で、しっかりと形を残していた。
##写真(たてよこ)
ポリカーボネートで補強した手筒花火の安全性確認の実験(下部栓なし) -
ながた荘「初夏のお姫ご膳」
箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘は6月11縲・0日(24日を除く)の期間限定で女性限定プラン「初夏のお姫様ご膳」を企画している。
ながた荘は3年前から春や秋などに、旬の食材を取り入れた食事を楽しみながら、同施設でゆっくりと過ごすプラン「お姫様ご膳」を提供してきた。
今回は春に行なった「お姫様ご膳」が「次はいつやるの」という問い合わせがあるなど好評だったことを受けて、「初夏のお姫様ご膳」を企画。
料理はメーンに山いもの上にエビを乗せ、さらにその上にウニを乗せた「エビのウニ焼き」。梅肉ソースかゴマのソースを付け食べる。
引き出し3段式の器には、煮物(ユバ、ニンジン、おくら、うずら卵ほか)やだし巻き卵、鳥のささみの梅肉揚げ、刺身など。
そのほか笹の葉寿司、鯛ソーメン、ちゃわんむし、吸い物があり、デザートにアイスクリームとケーキを用意。
「初夏のお姫ご膳」の利用は2人から。時間は午前10時縲恁゚後3時で、宴会用個室利用、温泉入浴サービス付きで料金1人3千円。前日5時までに予約する。
問い合わせは、ながた荘(TEL79・2682)へ。 -
関東管区連盟表彰
交通安全活動推進に尽くした人や団体をたたえる、関東管区・関東交通安全協会連合会表彰式(23日・埼玉県)で伊那市福島の三沢清さん(71)が表彰を受けた。27日、三沢さんは伊那警察署を訪れ篠田彦雄署長に表彰を報告した。
三沢さんは1959年に交通安全協会に入会。94年から04年の間に、伊那市交通安全協会連合会の北部交通安全協会長、伊那市安協副会長、伊那安協安全施設・指導委員長などを務め、03年からは地域交通安全活動推進委員として交通安全活動に取り組んできた。
「表彰いただいたことで気持ちを新たにし、これからも防犯を含めて地域の安全を守るために活動していきたい」と三沢さん。「地域の安全を守るためには防犯、交通などの各組織の横の連携をさらに強化していくことが大事」と話していた。 -
飯島地区青少年育成会がサツマイモの苗植え
上手く育つかな?竏秩B飯島町の飯島地区青少年育成会(大久保富平会長)は1日、地区の小学生を対象としたサツマイモの苗植えをした。小学生のほか、保護者、地域住民など約200人協力。20アールほどある畑にマルチを敷き、子どもたちがサツマイモの苗を植えを一本一本付けた=写真。
取り組みは、同地区の育成会が子どもたちに植物を育てることの大変さや収穫の喜びを知ってもらうことなどを目的として開催している。子どもたちはサツマイモの苗を植えた後、何人かのグループでそれぞれの畝を管理し、草取り作業などの中で、自分たちの植えた苗がどう育っているか、どういう風に植えれば大きなサツマイモが採れるのかなどを学ぶ。
苗植え、収穫作業には、地域の大人にも協力を呼びかけており、活動を通じて、世代間の交流を図りたいとも考えている。
この日、子どもたちは「斜めに植えるのが難しい」「たくさん採れるといいな」などと話しながら、苗植え作業を楽しんでいた。
収穫は10月の予定。採れたサツマイモは子どもたちが各家庭に持ち帰るほか、地元の保育園に提供し、給食などに活用してもらう。 -
06年の豪雨災害から復旧、宮田高原で開山式
一昨年7月の豪雨災害から復旧した宮田高原と、中央アルプス駒ケ岳の開山式が1日、宮田村文化会館であった。関係者など約50人が集まり、山の安全を願った。宮田村観光協会主催。
昨年は一昨年の7月豪雨で大規模な被害を受けた宮田高原については復旧工事のため、開山式ができなかったが、今年は復旧工事を完了し、宮田高原、中央アルプス、双方の開山式を開くことができた。
式では神事の後、宮田太鼓の子どもたちが残雪が残る駒ケ岳を背景に太鼓演奏を披露=写真。訪れた人を楽しませた。
宮田村観光協会長の清水靖夫村長は「2年間のスランプは大きいが、しっかり観光客を迎えられる環境整備ができた。情報発信をする中で、多くの人にここへ来てもらえるよう、していきたい」と話していた。
シーズン中に宮田高原を訪れる観光客数は約1500人。今月上旬には従来通り、牛の放牧も行う。 -
市立図書館が読み聞かせ研修会を開催
子どもたちに絵本を読む時、心がけることなどを学ぼう竏窒ニ、駒ケ根市立図書館で31日、読み聞かせ研修会があった。子育て中の母親や読み聞かせボランティアなどに取り組んでいる人など約60人が参加。NPO法人「絵本で子育てセンター」の絵本講師、「ちくまおはなしネットワーク」の代表などを務める小林いせ子さんを迎え、絵本を通じた子どもとのコミュニケーションの大切さ、絵本に込められた思いをどう伝えるかなどを学んだ=写真。
出版者に勤める傍ら、自身の子育ての中で読み聞かせをしてきた小林さん。その後、さまざまな活動の中で30年近く読み聞かせに携わってきた。
小林さんは、子どもたちは周囲の大人から言葉を学び、4歳くらいまでの間に会話をするために必要な基礎が完成することを説明。一方、現在の小学生にはボキャブラリーが少なく、出題された問題を読解できない児童が増えていることを示し「今の子どもたちが見ているテレビは、考える力を養っていない。文章を読んで自分の頭の中で消化させることが非常に大切」と語った。
また、読み聞かせの最も大切な要素は「子どもと読み手」とのコミュニケーションであることを示し、「物語を通して同じ喜びや驚きなどといった感情を共有する中で、人と人との温かい関係が生まれる」と語った。
そのほかにも、読み聞かせの時にリズムをつけてあげることで子どもが話から想像する時間ができることや、幼いうちは、子どもたちが理解できるよう、因果関係の少ない絵本を選ぶことが大切であることなどを示した。 -
第30回プロドライバー事故防止コンクールで、丸八タクシーが最優秀事業所に
県交通安全協会連合会などが主催する「第30回プロドライバー事故防止コンクール」の賞状伝達式が29日、駒ケ根警察署であり、同署管内で最優秀賞受賞事業所の一つに選ばれた伊南乗用自動車(本社・駒ケ根市中央、通称丸八タクシー)ほか、優勝賞事業所3社に対し、渋谷明所長から表彰状を受け取った。丸八タクシーの久保田武彦社長は「最優秀賞がいただけたのはこれまでの成果があったということ。これからも安全運転の指示、徹底を図る中でお客さんに安心して利用していただけるようにしたい」と語った。
一般ドライバーの安全意識高揚となどを目的とした同コンクールは、県内のバス、タクシー、トラックの各事業所を対象に交通事故防止や交通安全への取り組みなどを総合的に評価し、最優秀賞、優秀賞、優良賞を選考する。昨年7月から6カ月間にわたって実施した今回は、県内の669事業所が参加。丸八タクシーは、5年連続での最優秀賞事業所に選ばれた。
駒ケ根署管内では、丸八タクシーのほか、丸正タクシー、赤穂タクシー、セブン自動車の3事業所が優良賞を受賞しており、この日はそのうち2社が同署を訪れ、表彰状を受け取った。 -
KOA清掃活動 ごみゼロ運動に合わせ
KOA(向山孝一社長、本社・箕輪町)伊那事業所は「ごみゼロ運動の日」の30日、伊那市荒井区の同事業所周辺からJR飯田線伊那市駅までの一帯で清掃活動に取り組んだ=写真。
清掃活動は恒例となっており、環境保全への意識を高めるとともに地域への感謝の思いを込めて取り組んでいる。この日は、社員ら約50人が午前8時から約1時間、歩道などに落ちているペットボトルやたばこの吸い殻などを拾った。 -
青野恭典写真展「日本の自然」
東京都在住の写真家・青野恭典さん(70)の写真展「日本の自然」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホール、青野恭典フォトアートギャラリーで開かれている。伊那食品工業の創立50周年記念に合わせ、「水、山、渓谷、海」のテーマで最新作の中から心に強く焼きついたカラー作品50点を展示している。
北海道から沖縄まで日本各地で撮影した近作から選んだ思い入れある作品で、「芽吹きの森」(八甲田山)、「然別・東雲湖」(北海道)、「月下の山稜」(美ヶ原高原)、「ビーチを望む」(沖縄・ぬちまーす裏)など。ライフワークの一つになっている日本の海岸線を撮影した作品も並ぶ。
「自然の持っている力、自然の大切さを感じてもらい、そういうものに生かされていることを感じてほしい」と青野さん。「撮影を続ける中で自然環境の変化を感じる。写真展が自然の美しさを再認識すると同時に、環境を見直すきっかけになれば」と話している。
会期は8月26日まで。時間は午前9時縲恁゚後6時。 -
西春近北保育園が給食参観で食育
伊那市の西春近北保育園(牧野美智子園長)は30日、保育・給食参観に合わせ「食育の話」の時間を設け、保育園と家庭が一緒に食育に取り組む大切さを話した。
食育は、市の保育園が力を入れる5つの取り組みの1つ。保育士と栄養士の研究会での話題を保護者にも伝えたいと、初めて食育を含む参観を計画した。
研究会に参加している保育士が、市内の中学校で保育園とほぼ同内容の食育をしている現状にも触れたうえで、「保育園で日本食の基本は知らせてあげたいが、家庭でも日本食を食べるときのマナーを教えてほしい」とし、はしの持ち方を教えるために適しているのは白いご飯で、混ぜご飯では子どもはうまくできないこと、食事時にふさわしい話題を出し気持ちよく食事する環境を作ることなどをアドバイスした。
牧野園長は、「食育は保育園だけでは成果が上がらない。最終的には家庭。保育園と家庭で気持ちを一緒に子どもに伝えていくことが大切」と話した。
初めて給食参観をした保護者の北沢恵美子さんは、「日本の文化を教えるには日本食なんだなと思い勉強になった」とし、年少児の栞那ちゃん(3つ)の様子を見て、「家では遊んで食べないこともあるが、別人みたいに座って食べているし、食べる量も多い。周りの友達を見て刺激になっているのかもしれない」と話していた。 -
フリーメタリコ・ビーズジュエリー&はなクラフト展
伊那市でアトリエROSEを主宰する飯田恵理さんによる初の作品展「フリーメタリコ・ビーズジュエリー&はなクラフト展」が30日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まった。
フリーメタリコは、イタリア生まれの銅線をカラーコーティングして編んだ筒状のリボンで、ビーズなどと組み合わせてネックレスやコサージュなどを作る。飯田さんは、「リボンの広げ方で個性が出る。どうアレンジするかによってオリジナルの作品ができるのが魅力」という。
スワロフスキーやヴェネチアンビーズなどを使ったビーズジュエリー、パンの花、石けん粘土の花など全体で約200点を展示。作品展が6月にまたがるためジューンブライドで、はなクラフトなどのブーケやティアラなどブライダルのコーナーもある。
「フリーメタリコは日本での歴史が浅く、地元では知名度が低いので、皆さんに知っていただきたい」と話している。6月2日まで。午前10時縲恁゚後5時(最終日午後4時)。 -
08年度知事表彰
上伊那関係受賞者は5人長野県は30日、08年度知事表彰の受賞者を発表した。上伊那地域では5人が受賞。6月6日、県庁で表彰式がある。
表彰は19種別で、各分野で顕著な功績をあげた79個人、11団体を表彰する。
上伊那では地方自治功労者で県議会議員の小林伸陽氏=箕輪町、前高遠町長の伊東義人氏=伊那市、前長谷村長の宮下市蔵氏=伊那市。体育功労者で長野県弓道連盟会長の山川茂樹氏=伊那市、山岳遭難救助功労者で南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊長の西村和美氏=伊那市。 -
たばこ自販機カード1日から
未成年者の喫煙防止対策の一環として、1日から県内の自動販売機でのたばこの購入は成人識別のための専用カード「taspo(タスポ)」がないとできなくなる。導入目前となっても消費者、販売店ともに混乱はみられないが、1日以降戸惑いが広がる可能性もある。
自販機を利用したい消費者は、日本たばこ協会などが発行する顔写真入りのカードをあらかじめ入手しておき、購入の際、自販機の読み取り部分にカードを触れさせなければならない。販売店での購入は従来通りカードなしでできる。
愛煙家は「対面販売で10箱入りカートンを買っているのでカードは必要ない。自販機でたばこを買うのも年間1箱程度。周囲で困っている人は見かけないし、話題に上がらない」(南箕輪村・50代男性)、「自販機で買っていたが、コンビニエンスストアで普通に買える限り不便はない。これを機会にたばこを止めたいとも思っている。今のところカードを作るつもりはない」(伊那市・20代男性)と話すなど、カードを準備していない人が目立つ。申し込み受け付けは2月に始まっていたのだが、関心はいまひとつのようだ。
伊那市荒井の高木たばこ店は「しばらくは自販機の売り上げが減るのではないか。その分、店内で買うお客さんが増えるだろうから、営業的には変わらないと考えている。未成年者の喫煙防止には有効だと思う」と話している。
タスポは今年3月に鹿児島・宮崎県で初めて導入され、次いで5月に北海道、東北、中国、四国、九州地方で導入された。6月の中部、近畿地方を経て7月の関東地方を最後に全国での導入が完了する。
カードはたばこ販売店の店頭やインターネットから入手した申込書に必要事項を記入し、顔写真を貼付して専用封筒で郵送すると2週間で手元に届く。発行手数料や年会費は無料。日本たばこ産業は早めのカード申し込みを呼び掛けている。 -
猿のコレクション寄贈
飯田市の職業訓練指導員勝野平八さん(75)は30日、旅先で買い求めた置物やお面などの民芸品やおもちゃなど、猿に関係するコレクション約350点を伊那市に寄贈した。伊那市長谷の「孝行猿の家資料館」が昨年12月に閉鎖したことを新聞で知り「何かの役に立ててもらいたい」と寄贈を決めた。
コレクションは旅好きの勝野さんが約40年間にわたって集めたもの。「自分も父も申(さる)年ということもあって旅行の土産に買っていたら、いつの間にかこんなに増えてしまった。それぞれに思い出があり、何だか娘を嫁に出すような気持ちだ」と話した。
市は寄贈品を何らかの形で活用していきたいとしている。
孝行猿の話は、猟師に撃たれて死んだ親猿を生き返らせようと3匹の子猿が猟師の家に来て手で傷口を温める竏窒ニいうもの。戦前の修身の教科書に掲載され、親孝行や命の大切さを教えていた。 -
昭和伊南病院の小児科外来が助産師・看護師による「赤ちゃん相談」を6月から実施
常勤産科医師の不在で出産の取り扱いができない状態が続いている昭和伊南病院は6月から、小児科外来の助産師・看護師による「赤ちゃん相談」を開始する。他院で出産し、その後、地元に戻ってきた母子が、ちょっとした心配事で再び遠方の病院まで足を運ばなければならないのは負担が大きいため、地元で気軽に相談できる場を提供しようと考えた。担当者は「生後3カ月からは市の検診も始まるが、それまでの間は何かと心配なこともあると思う。遠くで出産して戻ってきた時に気軽に利用していただければ」と語る。
分娩を扱っていない現在、同院では基本的に新生児や乳幼児の検診は行っていないが、遠方で出産し、地元に帰ってきた母子からの希望があった場合は、小児科の医師が受診する形をとっている。
しかし、新生児、乳幼児を抱える母親にとっては病気でなくても、ちょっとした変化や些細な症状に心配を感じることも多く「何でも気軽に相談できる場をつくろう」と、今回助産師や看護師が相談に応じる場を設けることになった。
相談会の開催は毎週木曜の午後2時縲恁゚後3時。料金は1回525円だが、相談の後、医師の診断が必要だと判断し、受診に切り替えた場合は料金の徴収はない。相談に参加する時は母子手帳、保険証、受診カードを持参すること。
問い合わせ・予約は昭和伊南病院(TEL82・2121)へ。 -
芋焼酎南箕輪会 期待を込めて苗植え
南箕輪村の有志で集まり、地元ブランドのいも焼酎造りを目指す「芋焼酎南箕輪会」(藤沢久人会長)は27日、2年目となるサツマイモづくりを始めた。会員12人が集まり、焼酎に使うサツマイモ「黄金千貫(こがねせんがん)」の苗植えに汗を流した。
活動は、上伊那各市町村で栽培した原料を喜久水酒造(飯田市)が醸造する「伊那八峰シリーズ」の同村産のサツマイモ作りを担う。発足2年目の同会は前年度、見込みを大きく越える3千本の苗から約5千キロのサツマイモを収穫し、「大芝の華」の名称で焼酎を販売した。
本年度は昨年より作付け面積約1・5倍の約30アールの畑に、5千本の苗を植え付ける。この日は、10月中旬の収穫を心待ちに、会員がまずは2200本を定植。藤沢会長は「昨年以上の収穫を期待したい。飲みやすくて、おいしい焼酎を造ってもらうため製造会社にもお願いし、ブランド化を進めたい」と話している。
6月12日午後3時から、一般から募った参加者とともに残りの苗を植え付ける予定。参加者には本年も「大芝の華」の新酒をプレゼントする。問い合わせは、事務局の大芝荘(TEL76・0048)へ。
秋の収穫を期待しながら苗を植え付ける会員ら -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委、候補地7カ所の絞り込みはせず、記名投票で最終候補地を決定
上伊那広域連合の新ごみ中間施設の建設場所を検討する伊那市の用地選定委員会(伊藤精晤委員長)が29日、伊那市であった。委員会は当初、これまでに絞り込んだ候補地7カ所から更に数カ所まで絞り込みを行った後、委員による投票で最終候補地を決定する予定だったが、「投票には最大限、選択肢の幅を持たせたい」とする委員の声を尊重し、最終投票は7カ所すべてを対象とすることになった。最終投票の対象となる候補地は、田原(東春近)、野底、青島、表木(西春近)、八ツ手(手良)、上山田・下山田(高遠町)、桜井(富県)の7カ所。投票日は6月12日。同委員会の全委員(23人)による記名投票とする。投開票は公開するが、投票者の名前は公開しない。獲得票数が最も多かった地区が最終候補地となる。
委員会はこの日、7カ所の候補地を更に絞り込む方法を議論。大方の委員が「総合点が高い上位何カ所にすべき」と発言したが、最終的に絞り込みは行わなかった。しかし、この日の議論の流れから見て、参加委員の多くが建設関連項目と環境保全項目の点数を合計した総合点を重視しており、最終投票にはその意向が大きく反映されると見られる。
総合点が最も高いのは168点の桜井。以降、上山田・下山田(140点)、表木(135点)と続く。
市の認識ミスで、今年4月になってから候補地であることが分かった下山田区からは候補地となることを受け入れない趣旨の意見書が出されたが、ほかの候補地との公平性を考え、意見は尊重するものの、下山田を含むこれまで上山田としてきた場所を候補地の一つとして残すことにした。 -
赤穂公民館の「初めての野菜づくり講座」開講
野菜づくりの基本から学ぼう竏窒ニ26日夜、「初めての野菜づくり講座」の開講式が赤穂公民館であった。野菜作りを基礎から学びたいと考える受講者約15人が参加。初回のこの日は、講師の塩沢春夫さんから野菜作りの心構え、健康な体を育む野菜の役割などを学んだ=写真。
昨年度まで同館では、「野菜づくり講座」として一般を対象とした講座を開催していたが、本年度からは初心者が野菜づくりを学ぶための講座を企画。Uターン、Iターン者のほか、退職後、野菜づくりを始めたいと考えている人などが集まった。
受講者は自己紹介とともにそれぞれの抱負を一言ずつ語り、「野菜が好きで自己流で育ててきたが、草ばっかり育って野菜は育たない。ここで基礎をしっかり学びたい」などと笑顔を見せた。
また、塩沢さんは「野菜は肉や魚に比べ、それほど栄養がある訳ではないが、栄養のバランスを整えるもの。健康であるためには、まずしっかり食べるということが大切。当たり前のことだが、今の生活でいいか、食べることをしっかり見直してほしい」と語った。
講座は年間を通じて5回、開講する予定。 -
男女共同参画推進会議
伊那市男女共同参画推進会議は28日、08年度第1回会議を市役所で開いた。市内の各区や団体などから選出された委員24人が委嘱書を受け取った=写真。08年度の市男女共同参画実施計画、事業などについて市担当者から説明を受けたほか、会長に久保村清一さん(市公民館運営協議会)、副会長に安井かほるさん(伊那人権擁護委員協議会伊那支部)をそれぞれ選出した。
酒井茂副市長はあいさつで「市の男女共同参画の取り組みはやっとスタートしたばかり。これから地域の意識改革、女性が働きやすい環境づくりなどの啓発をしていくことが重要だ」と述べた。
委員は次の皆さん。
▼会長=久保村清一▼副会長=安井かほる▼委員=堀米昭利、竹松範子、伊藤好、小平恵美子、小池謙治、原貞江、清水俊学、福沢初子、高坂一雄、梅田和穂、前沢啓子、竹内実、下平和人、酒井弘子、萩原初美、矢野やよ江、織井次子、伊藤かおり、中川みほ江、飯島信子、高島良幸、春日嗣彦 -
三峰川みらい会議総会
「三峰川みらい計画」の実現と、環境にやさしい地域づくりを目指す市民団体「三峰川みらい会議」(織井秀夫代表)は27日夜、08年度総会を伊那市役所で開いた。
08年度の活動基本方針に「次世代とともに築く三峰川みらい計画」を掲げ、アレチウリ駆除大作戦(7月)水生生物調査(7縲・月)三峰川まつり(10月)源流探検(10縲・1月)などを盛り込んだ事業計画・予算案を承認した。新規事業として、三峰川まつりに合わせてカジカの放流を行う予定。
織井代表はあいさつで「昨年度はいくつも表彰を受けるなど画期的な年だった。反面、次世代に残そうという意識が薄れたようにも感じる。そこで本年度は原点に帰り、次の世代に先人たちの川造りを伝えることに力点を置いて活動していきたい」と述べた。
役員の改選も行われ、織井代表以下、全役員の留任が承認された。任期2年。 -
∞窯 小口稔作陶展
辰野町出身で岡谷市に∞窯を構える小口稔さん(55)の「∞窯 作陶展」は6月3日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開いている。
今回は「ピノキオの冒険」をテーマにした青磁の人形6体を初めて発表。これまで、えとの置物などの立体物は作っていたが、関節を自在に動かしいろいろなポーズをとると楽しいのでは-と、世界中で周知された物語で、関節が直接見えても違和感のない木を削って作った設定のピノキオを題材に選んだ。人形の体長は30センチから35センチ。「誕生」、うそをついて鼻が長くなった「嘘」、「ロバの耳」など物語の場面に合わせている。
人形は割れたり、焼く段階で倒れたりしたため、完成したのは半分程度で苦労したという。「体のパーツを組み立て、ポーズを作って焼き上げた。注目して見てほしい」と話している。
日本現代工芸美術展などに出展した作品のほか青白磁の花器、酒器、茶器、置物、食器など約200点もある。清潔感、色のさわやかさなどが特徴で、展示即売している。
午前9時縲恁゚後5時(最終日午後4時)。入場無料。 -
家族で楽しむ萱野高原自然教室
箕輪町郷土博物館が主催する「家族で楽しむ萱野高原自然教室」が25日、箕輪町の萱野山荘であった。
同教室は箕輪町郷土博物館の「町内まるごと博物館事業」の一環として昨年から始まった。全4回で萱野高原で昆虫や植物の観察などの体験学習をする。
今年は町内外の14組の家族が申し込んだ。
第1回目は信州大学農学部の中村寛志教授が講師となり、雨天のため山荘内で、採集したチョウを入れる三角紙などの作成や、クイズゲームを交えての萱野高原のチョウの学習などをした。
クイズゲームで「このチョウの名前は何でしょう」という問題が出題されれば、親子で頭を寄せ合って図鑑をのぞきこみ、「これじゃない」「ちょっと違う」とスクリーンに映し出されたチョウと図鑑のチョウを見比べていた。
同教室は6月15日、8月23日、9月7日にそれぞれ予定している。 -
サツマイモオーナー農場植え付け
箕輪北部営農組合が主催するサツマイモオーナー農場のサツマイモの植えつけが24日、箕輪町沢(愛来里の北側)であった。
同組合では遊休荒廃農地の解消、生産性の向上を高めるなどの目的から、オーナー制度による野菜の栽培に取り組んできた。4月には今年初の試みとなるジャガイモのオーナー農場の植え付けをしており、サツマイモは昨年に続き2年目となる。
今年は、町内外の約60組がオーナーとして参加。遊休農地10アールに、1区画につき10本のサツマイモ「紅あずま」の苗を植えた。
家族で訪れた参加者もいて、「子どもたちに大好きな土いじりをさせてやろうと思って」と孫と一緒に苗を植えたり、「昨年もオーナーになった。子どもがサツマイモ大好きだから」と娘の手を引いて畑に入る姿もあった。
箕輪北部営農組合はほかにもダイコンやハクサイの堀り採りイベントも企画している。 -
箕輪東小6年生がエコ・クッキング
箕輪町の箕輪東小学校6年生(38人)は26日、環境カウンセラーで省エネルギー普及指導員の宮原則子さんを講師として同校に招き、環境に配慮したエコ・クッキングに挑戦した。
同小6年生は今年度総合学習で環境について学んでおり、19日には学校近辺の植物や昆虫など自然をテーマにした撮影会を開いた。今回は身近なところから省エネやエコロジーに取り組んでいくためのエコ・クッキング。
調理に入る前に、宮原さんは「鍋ややかんを火にかけるときは水滴を拭く」「生ごみは、新聞紙などを折って作った紙のごみ入れに捨て、水気を切ってから捨てる」など簡単なエコ・クッキングの方法を説明。
「ちょっとした習慣でも小学生のうちに身につければ、これから一生を過ごす間にかなりの省エネになる」と児童に話していた。
今回のメニューはセロリやニンジン、ひき肉などを使った「いろいろ入れたドライカレー」、ジャガイモと出がらしの茶葉などを使った「まるごとポテトのマヨ焼き」、レタスの外葉やセロリの茎などを使った「イタリアン卵スープ」の3品。
さっそくエコ・クッキング開始。むいたタマネギの皮は新聞紙で作ったごみ入れへ。野菜は食べられるところは全部使用。汚れたボールは、まずヘラを使って汚れを取り、それから拭き取ってから洗う。
「ダメだよ、水はちょぼちょぼと出すって言ったじゃん」と児童たちは互いに注意し合いながら、料理を作っていた。 -
花ろまん39牡丹(ぼたん)
「牡丹花は咲き定まりて 静かなり 花の占めたる位置のたしかさ(木下利玄)」。原産地の中国では「花王」、日本では「百花の王」と呼ばれる富貴花、牡丹。鮮やかな濃赤色の「太陽」と、純白の「白神」の咲き乱れた様は能「石橋(しゃっきょう)」の1シーンのようで、風情ひとしお-。今回は伊那市高遠町山室の牡丹寺として有名な遠照寺(松井教一住職)を訪ね、今を盛りと咲き誇る牡丹の銘花、珍花について、松井住職からお話を聞いた(大口国江)
◇「花の色、香、形どれをとっても最高の花」
同寺の牡丹は松井住職の母、智恵子さんが1983年に3株植えたのが始まり。その後、毎年株を増やし、現在は160種類、2000株が広い境内を彩る。紅、桃、紫、黒、白、黄色とほとんどの色があり、単弁、八重、千重、万重と花弁数もいろいろ。花形は抱え、半抱え、獅子咲き、平咲きと咲き方も多彩だ。
5月下旬から咲き始め、6月初旬まで楽しめる。
松井住職は「香り、色、姿、どれをとっても最高。まさに花王。朝日が昇る時、山の端に日が入る時は花の色が冴え、花びらもしゃんとして、1番きれい」と話す。
◇牡丹の歴史と芍薬(シャクヤク)
「立てば芍薬、座れば牡丹」と美人の形容詞にされる、牡丹も芍薬と同じボタン科ボタン属。牡丹は落葉低木で芍薬は草。牡丹は開花後、茎が木化して、冬季間も枯れずに残るが、芍薬は地上部は枯れる。
牡丹は奈良時代に中国から渡来した。弘法大師が持ち帰ったという説もある。江戸時代に大ブームが巻き起き、専門書「牡丹名寄」が出版され、300種類の記載があった。
牡丹の国内最大の産地、島根県大根島では、江戸時代に全隆寺住職が静岡県から薬用として持ち帰り、境内に植えたのが始まり。それが島内の農家に普及し、研究し新品種を作り出した。
1955年、成長が早い芍薬の苗に牡丹の芽を継ぐ技術が開発されたのをきっかけに、苗の大量生産が容易になり、大根島の牡丹は全国で栽培されるようになったという。大根島で作出された銘花も多く、「島の司」「島錦」など名前に「島」がついている。
新品種の作出は最初は中国、続いて日本、20世紀に入ると、欧米でも行われ、黄色の「ハイヌーン」「金帝」、桃色系獅子咲きのラインエリザベス」などの名花が誕生している。
◇「獅子に牡丹」は能「石橋」が起源か
「獅子に牡丹」は取り合わせのよいものの例えに使われ、獅子はイノシシとみなし、イノシシ鍋は牡丹鍋と呼ばれる。
獅子と牡丹の取り合わせは能「石橋」に登場する。
能「石橋」とは、仏跡を訪ねて入唐した寂照法師は清涼山で、石橋を見た。自然の流れが岩を貫き、数千丈の深い谷に架かった石橋の向こうは文殊菩薩の浄土。しばらく拝んでいると、文殊が可愛がっている獅子が現れ、満開の牡丹の中で狂い舞った-という豪華、絢爛の大曲。
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