-
南ア塩見小屋へ ヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、南アルプスの標高3,052メートルの塩見岳にある山小屋塩見小屋への荷揚げが26日、行われました。
26日は、伊那市長谷浦のヘリポートから、食料や燃料などを吊るしたヘリコプターが飛び立ちました。
1回に500キロほどの荷物、合わせて2500キロを5往復して運びました。
塩見小屋は伊那市観光株式会社が運営している山小屋で、塩見岳山頂直下の標高2,760メートルにあります。
定員は40人程度です。
登山口から小屋まで歩いて登ると6時間ほどかかりますが、ヘリコプターは1往復15分程度で荷物を降ろして帰ってきます。
塩見小屋の営業は来月1日から10月15日までのおよそ3か月間で、利用料金は一泊2食つきで1万2000円となっています。
-
伊那市総合教育会議で古文書デジタルアーカイブ化の進捗状況 報告
伊那市長と教育委員が教育行政について意見交換をする「総合教育会議」が26日に市役所で開かれ、昨年度から本格的に取り組み始めた古文書のデジタルアーカイブ化の進捗状況が報告されました。
26日は、今年度初めての総合教育会議が開かれ、生涯学習課の職員が進捗状況を報告しました。
市では、2009年度から古文書のデジタル化に取り組み始めました。
途中、作業が中断した時期もありましたが、令和2年度に再開し、昨年度は企業版ふるさと納税を活用して作業員を増員し取り組んでいます。
昨年度までの実績として、高遠町図書館が所蔵する資料3万9,614件のうち、着手済みはおよそ1万2,900件、目録作成が完了したものは328件、写真撮影が済んだのは5,200件となっています。
白鳥市長は、「テーマを決めて作業を進めていく必要がある。地域に残る大切な資料が廃棄や古物商への売却によって失われないように、関係機関が連携して取り組んでほしい」と話していました。
市では今年度、古文書への理解を深めるためのイベントの開催やTシャツの作製を計画しています。 -
箕輪写友会 作品展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の作品展が、25日から町文化センターで始まりました。
会場には、県内を中心に撮影された風景写真20点が並べられています。
テーマは特になく、各自お気に入りの作品を展示しているということです。
箕輪写友会には6人の会員が所属していて、月に1回作品を持ち寄って勉強会を開いています。
年に2回から3回、展示会を開いていて、今回で25回目になります。
箕輪写友会は、「一つずつの作品の個性を楽しんでほしい」と話していました。
写真展は来月1日まで、町文化センターで開かれています。
また、箕輪写友会では現在会員を募集していて、町内在住、または町内に勤務している人なら誰でも会員になることができます。
-
箕輪南宮神社 大祓祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社で半年間の罪や穢れを祓う大祓祭が25日行なわれました。
南宮神社には直径3メートルほどの茅の輪が設置され、大祓の神事では総代や訪れた人などが茅の輪をくぐっていました。
輪のなかを8の字に3回くぐると、疫病除けになるとされています。
茅の輪くぐりは夏越の祓の儀式のひとつで、毎年この時期に厄払いや無病息災を願い行われています。
茅の輪は来月9日の例大祭まで設置され、誰でもくぐることができるということです。
また、25日は、人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社の総代会では「新型コロナは5類に移行したが、人々が無病息災で暮らせるように願っています」と話していました。
-
溝口さん宅 タチアオイ見ごろ
25日の伊那市の最高気温は30.9度と、8月上旬並みの暑さとなりました。
伊那市荒井の溝口文仁さん宅ではタチアオイが見ごろを迎えています。
溝口さん宅では黄色のタチアオイが咲いています。
このタチアオイは6年前から育てているもので、現在は50株程になっています。
タチアオイは、下から花が咲いていき、てっぺんの花が咲くころに梅雨が明けると言われています。
溝口さん宅ではあと1ヶ月ほど楽しめるということです。
-
しんわの丘ローズガーデンでビアガーデン
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、地元のクラフトビールなどが味わえるビアガーデンが、25日に開かれました。
ガーデンでは、小ぶりのつるバラが見ごろを迎えています。
主催したのは、しんわの丘ローズガーデンを造成し伊那市に寄付した伸和コントロールズ株式会社です。
会場には、地元のクラフトビールやジビエ料理等の出店が並び、訪れた人が味わっていました。
イベントでは、7年ほど前に結成された南信地域を中心とするビッグバンド「ツイン アルプス ビッグバンド」などが演奏を披露しました。
1万平方メートルの敷地面積を持つしんわの丘ローズガーデンには270種類、3千本のバラが植えられています。
訪れた人は、バラとともに、ビールや食事、音楽を楽しんでいました。
-
田楽座で子どもたちが和太鼓体験
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座の伝統文化体験こども寺子屋が24日に田楽座稽古場で開かれ、子どもたちが和太鼓を体験しました。
和太鼓体験は、伊那市内の小学校から中学生を中心に30人が参加しました。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
子どもたちは田楽座のメンバーからバチの持ち方から基礎となる叩き方を教わっていました。
その後は3人一組で交代しながら叩いていきました。
最後に練習の成果を発表しました。
こども寺子屋は全4回のうち、24日が1回目で来月は盆踊りやししまい体験を予定していて、田楽座では参加を呼び掛けています。
問い合わせ NPO法人ふるさと芸能研究所 78-3063
-
没後20年 張替正次展
20年前に亡くなった東京都出身の洋画家、張替正次さんの展示会が伊那市高遠町の信州高遠美術館で23日から始まりました。
信州高遠美術館では、国画会展などで活躍した画家、張替正次さんの作品およそ130点を所蔵しています。
張替さんは、1914年に東京都に生まれ、33歳の時に国画会第20回展で初入選し、以後連続入選しています。
2003年に88歳で亡くなるまで絵画の道を歩み続けたということです。
信州高遠美術館では、2002年に開館10周年を記念し、張替正次展を開催しています。
今回は、所蔵作品のうち、1960年から晩年までの作品およそ130点を展示しています。
鳥を題材にした作品が多く並んでいます。
絵画の他に陶器作品も展示されています。
没後20年記念 張替正次展は8月6日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
弥生祭はじまる 4年ぶり一般公開
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の文化祭「第64回弥生祭」が23日から3日間の日程で始まりました。
25日は、4年振りに一般公開します。
初日の23日は、伊那文化会館でオープニングセレモニーが行われ、はじめに生徒が制作した動画が上映されました。
今年の弥生祭のスローガンは「思い出をひとつの大きな花束に」です。
アトラクションでは、男子ソフトボール部によるダンス発表や野球部の漫才などが行われました。
ダンス部のステージ発表では、息の合ったパフォーマンスが披露されました。
24日は、全校生徒による体育祭が予定されています。
最終日の25日は、4年振りに一般公開され、飲食の提供や同窓会による焼き印を押したまんじゅうなどの販売を予定しています。
-
村政150周年クリアファイル
南箕輪村は2025年2月に村政150周年を迎えます。
記念事業の一環でこのほどオリジナルのクリアファイルをつくりました。
村では2025年2月に村政150周年を迎えることを村民に周知しようとおよそ1万枚つくりました。
表面には、村の公式キャラクターまっくんや地図が入っています。
裏面では、出生率や平均年齢の若さ、人口増加率などが県内で1番だとPRしています。
クリアファイルは、住民票や戸籍などの証明書類の持ち帰り用として住民環境課窓口に置いてあります。
無料で持ち帰ることができ、一般家庭への配布は行っていません。
村では今後、村内の保育園や小中学校にも配布することにしています。 -
伊那市・南箕輪村の一部で1,610戸停電
23日午後4時ごろから伊那市と南箕輪村の一部で停電が発生しています。
停電場所は、伊那市の荒井・伊那・小沢・中の原・西町・西箕輪・平沢・ますみヶ丘・横山と、南箕輪村の一部です。
対象戸数は1610戸です。
午後4時45分現在、停電は復旧していません。
停電の原因については、中部電力が調査中です。
-
鳩吹公園 魅力ある公園として再整備へ
伊那市の横山にある鳩吹公園を魅力ある公園として再整備する基本構想が23日に示されました。
伊那市議会全員協議会が23日に市役所で開かれ、市が鳩吹公園の再整備基本構想を示しました。
横山にある鳩吹公園は、1993年の設置から30年が経ち、全体的に老朽化が進んでいます。
伊那市は鳩吹公園の魅力を向上させるため、再整備を行いたいとしています。
再整備基本構想では、遊具の隣に屋根付き広場を新たに整備する予定です。
公園南側にある池近くの林にはキャンプ場を設置し、新たな観光客を呼び込みたいとしています。
キャンプ場は、民間会社に整備・運営の委託を検討しているということです。
公園東側の駐車場には、スケートボードができるエリアを設置するとしています。
また、鳩吹公園の象徴とも言える時計台は老朽化のため取り壊し、その場所に子どもたちが遊べるような噴水を設置する予定です。
伊那市では今年の2月、3月に地域住民への説明会を開くとともに、ウェブ上でも意見を募集して今回の基本構想を策定しました。
市では「時代のニーズに合わせた公園づくりをしていきたい」としています。
市ではこの基本構想をベースに、今後財源などを検討していくということです。
-
バラを題材にした絵画展
バラを題材にした作品展「伊那の風景を描く絵画展」が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで22日から始まりました。
絵画展には公民館などで活動しているグループが合同で出展していて葦の会、イーゼル会、クレパス会、拓画とぬり絵の会の会員23人から49作品が展示されています。
テーマはバラの花や、バラの咲く風景で油絵や水彩、パステルなど様々な作品が展示されています。
風景画には伊那市の通り町や、高遠町のしんわの丘ローズガーデン、伊那北駅などがバラと一緒に描かれています。
伊那の風景を描く絵画展は27日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
箕輪町の戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人たちの霊を慰める箕輪町の戦没者慰霊祭が22日、町文化センターで行われました。
戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
式には遺族や来賓およそ70人が参列し黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の唐澤修身会長は「戦争の悲劇を繰り返してはいけない。現在はロシアのウクライナ侵攻も続いている。世界の人々が安全で安心して暮らせるよう祈っている」と式辞を述べました。
箕輪町遺族会の永岡文武会長は、「戦後78年を迎えた。平和な世界になるよう遺族会として戦争の悲惨さを語り継いでいきたい」と話しました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ兵士として出征した602人が犠牲となっています。 -
大芝高原 ササユリ見頃
21日は1年で最も昼が長い日「夏至」です。
南箕輪村の大芝高原みんなの森では、ササユリが見ごろを迎えています。
大芝高原みんなの森には、県の希少野生植物に指定されているササユリが咲いています。
ササユリはまだつぼみのものもあり、今月末まで楽しめるということです。
-
伊那のメンマ 売り上げ好調
伊那市と長谷の農業法人ファームはせ株式会社の共同プロジェクトで製造・販売している、味付けメンマの売り上げが好調です。
メンマは、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で販売されています。
このメンマは、農業法人ファームはせの原佑実さんと石倉里々花さんが携わり、伊那市の放置された竹林の竹を使って作られています。
今年4月から販売が始まり、この2か月で売り上げが徐々に増えているということです。
また、3種類ある味のひとつ、きのこ醤油味は現在売り切れていて、来月店頭に並ぶということです。
くるみ味噌味は期間限定の商品となっていて、店頭にあるもので販売終了だということです。
また、パッケージの裏にあるQRコードを読み込むと、メンマを使ったアレンジレシピを見ることが出来ます。
ピリ辛辣油味は580円、くるみ味噌味は530円で購入することが出来ます。 -
伊那まつり市民おどり 45連2,240人参加
8月5日に開催される伊那まつりの事務局会議が20日に市役所で開かれ、市民おどりに参加する人数は45連2240人となることが報告されました。
20日は企業や各種団体の代表、市の職員など20人ほどが参加し事務局会議が開かれました。
市民おどりに参加するのは、主な内訳として企業が12連、小中学校が8連、仲間内で8連、地区が5連などとなっています。
小中学校は100人、企業は50人規模が多いということです。
今年の市民おどりは、交通規制のエリアが坂下入舟から春日公園下交差点の1.1キロになっています。
5月に開かれた連説明会では、1列2人としていましたが、参加人数と交通規制エリアを考慮して、従来の1列3人の方が良いのではという意見も出ていました。
会議では他に、おどり連参加者の飲酒について、制限しないことが報告されました。
事務局では、「市民の納得のいく素晴らしい祭りにしていきたい」と話していました。
また、21日に市役所で開かれた市の定例記者会見で、白鳥孝市長は「参加者は以前に比べ減ったが、盛り上がりに期待したい」と話していました。
-
松島の水辺公園でホタル舞う
地域住民がホタルの名所にしようと活動を行っている箕輪町松島の水辺公園で、ゲンジホタルが舞っています。
19日午後8時頃の水辺公園です。
50匹から60匹のホタルを見ることができました。
今年は例年より1週間ほど遅く、6月上旬から舞い始めました。
19日は、地域住民がホタルを見に訪れていました。
水辺公園は、箕輪町松島にあります。
2012年に整備されたもので、松島の住民有志で作る水辺公園を守る会が管理しています。
会長の松田万千人さんです。
水辺公園を守る会では、この場所をホタルの名所にしようと試行錯誤を重ねてきました。
年間を通して水路の管理や草刈りを行う他、ホタルを育て増やす取り組みも行っています。
松田さんは自宅でホタルを育てています。
幼虫を公園に放すと、翌年には成虫になり舞う姿を見ることができます。
現在見られるホタルのうち、自然発生したものは約半分だということです。
水辺公園のホタルは、7月上旬まで見ることができます。
-
信大農学部 りんごワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部2年生が教育実習の一環で作った濃厚りんごワインの販売が20日から始まりました。
価格は1本375ml入りで税込み2,000円です。
りんごは去年11月に植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生およそ80人が実習で収穫したもので品種はフジを使っています。
収穫されたりんごおよそ9,700㎏の内490㎏をワインにし338本作りました。
濃厚りんごワインは信大農学部内にある生産品販売所で購入することができます。
-
上蔵 霧しなのそば試食会
南箕輪村の酒と食のセレクトショップ上蔵で、木曽町でそばの乾麺などを作っている、株式会社「霧しな」のアンテナショップオープン1周年を記念したそばの試食会が16日に開かれました。
試食会では、木曽町に本社があり、乾麺などを作っている株式会社霧しなが製造している2種類のそばが来場者に無料で振る舞われました。
こちらのそばは、麺に凹凸や縮れを作ることでつゆが絡みやすく、食感が良いのが特徴だということです。
開田高原で栽培されている希少品種「開田早生」のそばも提供されました。 霧しなでは、地元産にこだわった商品を製造していて、およそ5割が上伊那産だということです。
試食会は、アンテナショップのオープン1周年を記念して開かれ、この日はおよそ30人がそばを味わいました。
上蔵のアンテナショップでは、乾麺や半生麺などを中心に10点を販売しています。
そばと好きな酒を選べるセットも販売しているということです。
-
伊那市80代女性1人熱中症の疑いで搬送
上伊那広域消防本部によりますと、19日午後4時現在、伊那市の80代の女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されました。症状は中等症だということです。
-
伊那まつりへ市民バンド初練習
4年ぶりに8月5日に開催される伊那まつりに向け、市民バンドの初練習が17日伊那市役所で行われました。
17日の初練習には、20代から70代までのメンバー10人が集まり、繰り返し「ダンシング・オン・ザ・ロード」を演奏しました。
バンドの顔となるボーカルの田畑詠一さんは、2019年は太鼓で参加し今回はボーカルに挑戦します。
伊那まつりでは、和太鼓やドラムなどのパーカッション、サックスやギターなど、総勢18人で演奏する予定です。
市民バンドは、まつり本番にむけ毎週末練習を行うという事です。
-
矢島さんが方言紙芝居を披露
伊那市美篶青島の矢島信之さんは伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居にして南箕輪村の南原コミュニティセンターで19日に披露しました。
方言紙芝居は南原区社会福祉協議会が開いた集会で披露されました。
方言を集めたカレンダーは南箕輪村神子柴の太田光子さんが伊那谷の方言を使い、1月から12月までの出来事を絵手紙にしたものをまとめたものです。
これを知った矢島さんが、多くの人に見てもらおうと紙芝居風にしたもので、これまでに介護施設などでも披露してきたということです。
南原区社協では毎月1回、地域の子どもから高齢者が参加できる集会を開いているということです。
19日は地区の住民や近隣地区の社協関係者およそ30人が会場を訪れ、方言紙芝居を楽しんでいました。
-
大学生や高校生の子どもを持つ保護者向け就活セミナー
これから就職活動を始める大学生や高校生の子どもを持つ保護者を対象にした就活セミナーが、伊那市のニシザワいなっせホールで11日に開かれました。
保護者向け就活セミナーには、オンラインを含めおよそ90人が参加しました。
キャリアコンサルタントの上條直哉さんが講師を務め、生まれた時点でインターネットが利用可能だった世代、いわゆる「Z世代」の就活状況をテーマに話をしました。
上條さんは、親世代と現代の就活状況を比較し、「大学進学率は25.1%から倍以上の56.6%になった一方で、大卒の求人倍率は2.41倍から1.71倍に下がっている」と話しました。
他に、「親世代では『早く・正確に処理ができる人』が必要とされていたが、現代は『オリジナリティーのある考えを発信できるマルチな才能を持った人』が必要とされている」と話していました。
セミナーは、就職活動が本格的にスタートする前に、保護者に上伊那の企業の実情や就職状況を知ってもらおうと毎年この時期に開かれているものです。 -
自然の中で楽しむマルシェ
子どもたちが自然の中で過ごす虹の森マルシェが南箕輪村で18日、開かれました。
イベントは、様々な体験を通して学びの場を提供する活動を行っている一般社団法人信州あそびの学園などが開いたものです。
18日は、田畑にあるあそびのもりを会場に開かれ、訪れた子どもたちがポニーに触れたり、ポップコーンを作って食べたりして楽しみました。
マシュマロを焼きチョコレートと一緒にクラッカーで挟んで作るスモア体験は、子どもたちに人気でした。
この他に、御守を作るワークショップなども行われました。
マルシェは、子どもたちに自然の中で自由にのびのびと過ごしてもらおうと2か月に1度開かれていて、次回は8月に予定しています。
-
東京芸大生による演奏指導
東京芸術大学音楽学部の学生による演奏指導が17日と18日の2日間、伊那市内の中学校で行われました。
2日目の18日は、市内2つの学校で行われました。
このうち高遠中学校では、吹奏楽部の生徒30人が、楽器のパート別に指導を受けました。
トロンボーンの指導では、芸大生が持ち方や姿勢、息の使い方などを説明していました。
夏のコンクールに向け練習を重ねている高遠中学校吹奏楽部では、「芸大生から指導を受けるのは貴重な経験になった。本物の音楽を聞く機会にもなり勉強になりました」と話していました。
器楽講習会は、伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊沢修二の縁で年に2回、市内の中学生を対象に開かれています。 -
最高気温31.6度 二日連続の真夏日
18日の伊那地域の最高気温は31.6度まで上がり、2日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、駒ヶ根市の20代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
軽症だということです。
-
鮎の友釣り解禁 今年はルアー専用区間も
天竜川水系で、鮎の友釣りが17日に解禁となりました。
今年は、多くの人に楽しんでもらおうと、ルアーで釣ることができる区間が設けられています。
この日は、朝から多くの釣り人が訪れていました。
鮎の友釣りは、縄張り争いの習性を利用し、おとりの鮎をつけて釣り上げるものです。
友釣りは、鮎の購入や専用の道具などが必要だということで、天竜川漁業協同組合では、今年初めて、比較的簡単なルアーで鮎釣りができる区間を設けました。
区間は、伊那市の桜橋から平成大橋の間です。
こちらの男性は早速ルアーを使っていました。
天竜川漁協によりますと、ここ数日の雨により川が増水した影響で、この日の釣果はいまひとつだったということです。
ルアーを使った鮎釣りは、初心者でも始めやすいということで、天竜川漁協では、「これから本格的なシーズンを迎えるので多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。
遊漁料は年間券が8,800円、一日券が2,200円となっています。
-
経木を使ったバラのオブジェづくり
アカマツを薄く削った「経木」を使って、バラのオブジェを作るワークショップが、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、17日に開かれました。
この日は、上伊那地域を中心に観光客など36人が参加しました。
参加者は、経木でできた花びらを貼り付け、バラの形を作っていました。
このワークショップは、伸和コントロールズ株式会社と、経木を製造している伊那市の株式会社やまとわが、伊那バラフェスタに合わせて開きました。
伸和コントロールズとやまとわでは、今後も地元産材を知ってもらう取り組みを行い、観光資源として活用したいとしています。
-
たかずやの里応援 バラ祭りコンサート
伊那市内に2つの工場がある伸和コントロールズ株式会社は、東春近の児童養護施設たかずやの里を応援するチャリティコンサートを17日、信州高遠美術館で行いました。
伸和コントロールズは、地域貢献の一環としてしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせてコンサートを開いています。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった今回は、児童養護施設たかずやの里を応援するチャリティで売り上げは全額寄付するという事です。
17日は、東京を拠点に全国で活動するプロの音楽家5人がクラシックなどを演奏しました。
伸和コントロールズ長野事業所の佐々木勇所長は、「16日に開催した、たかずやの里でのミニコンサートを含め、音楽での支援を定着させていきたい」と話していました。
コンサートの売上は今月中にたかずやの里へ届けられるという事です。