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かんてんぱぱで井波彫刻の作家3人による作品展
富山県南砺市井波で引き継がれている「井波彫刻」を、現代に伝える3人の職人による「木彫展竏猪リ彫りの詩竏秩vが18日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。仏像彫刻からオリジナル作品まで約25点が、訪れた人たちの目を楽しませている。
井波彫刻は、戦国時代に焼失した浄土真宗大谷派井波別院瑞泉寺の再建に関わった京都本願寺の御用彫刻師・前川三四郎の技術に端を発する。現在も師弟制度のもと、その技術が継承されており、作品を出展する杉本英樹さん、半井淳士さん、関・ス雲さんは、井波でともに修行時代を過ごした同志。今回は、駒ヶ根市出身の杉本さんの地元ということで、かんてんぱぱホールでの展示会が実現した。
一人の職人がすべての工程を手掛ける井波彫刻は、職人それぞれの思いまでも表現し、木の素材が生かされている。今回は、一般の人にも親しんでもらえるよう、動物から仏像まで、さまざまな作品をそろえた。
出展者の一人、関さんは「海外の彫刻金との違いを見てもらい、温かさや良さを感じる心を取り戻してもらえれば」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後4時)。 -
信大で防災における住民・行政・研究者のかかわりを考える公開シンポジウム、30日に
信州大学農学部山岳科総合研究所は、災害時における住民、行政、研究者のかかわりについて考える公開防災シンポジウム「平成18年豪雨土石流災害の検証と地域防災を目指して」を、30日に開く。
各地に深刻な被害をもたらした7月豪雨は上伊那地区に、土石流の発生、川の増水による破堤など、甚大な被害を与え、多くの住民に避難勧告・指示が発令される事態を招いた。
同研究所は、住民、行政、研究者は、それぞれの立場からこの災害と係わってきたが、その実態を改めて検証し、住民がなすべき災害時の対応や行政、研究者の役割、連携についてを考えるため、今回のシンポジウムを企画した。
当日は、治山工学などを専門とする北原曜教授が、上伊那の土石流災害について基調報告を行うほか、市町村職員や地区代表、消防関係者などが、当時の現場状況を報告する。また、パネルディスカッションによる意見交換も行う。
場所は農学部30番講義室で、午後1時半縲恁゚後3時40分。
問い合わせは、信大農学部農村計画研究室(TEL77・1537)内川さんへ。 -
南箕輪村商工会商業部会が村に寄付
南箕輪村商工会の商業部会(池上武志部会長)は15日、大芝高原まつり「味コーナー」の売上金の一部5万円を「大芝高原の活性化のために使ってほしい」と村に寄付した。池上会長ら役員が村役場を訪れ、唐木一直村長に手渡した。
商業部会は毎年、大芝高原まつりで「味コーナー」を出店している。今年は完売し、昨年以上の売上になったことから寄付した。
唐木村長は「大芝は村の顔。商工会に協力いただけることは大変ありがたい。活性化のため寄付金の使い道を検討したい」と感謝した。 -
【記者室】料理で国際交流
日本の家庭料理を作ろうと、箕輪町女性懇話会と日本語教室で学ぶ外国人との国際交流料理教室があった。例年の会員手作りの料理を囲む交流会から一歩進み、「会話をしながら調理ができ交流が深まった」と双方に好評だった▼過去にベトナム、ガテマラ、スリランカの人にそれぞれ料理を教わったことがある。食文化に触れる楽しさに加え、料理を通して会話が広がる良さがある。ただ同じ場に居合わせても話しずらいものだが、料理は食いしん坊でなくとも参加しやすく、人と人との距離も縮まりやすいように思う▼せっかく日本に来ている人に、もっと日本を知ってほしい。料理も交流の一手段として有効。気軽に顔を会わせ親しくなれる場がもっと増えるといい。(村上記者)
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雑穀アマランサス・キノアのシンポジウム
「第10回アマランサス・キノアシンポジウム」が16日、南箕輪村の信州大学農学部であった。地元をはじめ、大阪府、茨城県、栃木県などから大学の研究者、農業従事者など60人が参加。「地域でアマランサスをどういかすか」をテーマに、加工食品の開発など事例を聞いた。17日まで。
アマランサスなど雑穀の普及に取り組む日本アマランサス・キノア研究会主催。従来、学術研究が中心だったが、昨年から伊那地域でアマランサス栽培が始まったことで、一般の人にも知ってもらおうと市民フォーラムのような形を取った。
アマランサスは中南米産のヒユ科の穀物。鉄分やカルシウムが多く、たんぱく質は白米の2倍と栄養価値が高い。
大阪市立大学大学院生活科学研究科の小西洋太郎さんは、アマランサスの機能性と食品素材としての可能性を話した。
種子は直径1ミリほどで、加熱するとはぜるのが特徴。クッキー、ギョーザ、酒、酢、茶など幅広く料理に使うことができる。雑穀は健康食品というイメージが強いものの、実際に食べている人は少ない実態。コレステロール値を下げる機能を持ち「健康志向から、雑穀が見直されている」とし、普及のために▽栽培を含めて食教育に生かす▽情報発信を続けていく竏窒ネどを挙げた。
そのほか、アマランサスによる地域おこし、栽培が盛んな岩手県北地域の取り組みなど5人が活動を紹介した。
展示ブースには、せんべいやパンなどの加工品、アマランサス栽培法の様子の写真などが並んだ。
17日は、伊那市高遠町のアマランサス畑の見学、アマランサスを使ったパスタやコロッケなどの試食がある。 -
中電「米村でんじろうのおもしろ実験室!!」
中部電力の小学生サイエンスクラブ「エルゴン友の会」プレミアムイベント「米村でんじろうのおもしろ実験室!!」が16日、県伊那文化会館であった。南信地区を中心とした会員と、その保護者ら約400人が会場に集まった。
身近なものを使って科学の楽しさを提供する、米村さんの今年で7年目を迎えるサイエンスショー。伊那のほか、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県などの7会場で、科学に関心を高めるための楽しいショーを繰り広げている。
「光と視覚」をテーマに、実験キットによる観客参加型のステージを展開。オープニングは水素、酸素の混合ガスの点火により、一瞬で爆発する「エアバズーカ」で会場をわかした。
イベント定番の「風船まき実験」では、直径1メートル以上ある各色の風船数十個が会場に登場。子どもたちは歓喜の声をあげながら遊び、普段意識することのない空気の重さを体験した様子だった。 -
大芝高原まつり実行委員会が近隣3市町に豪雨災害義援金届ける
南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会は14日、8月26日の大芝高原まつり会場などで寄せられた7月の豪雨災害の義援金を、被害を受けた辰野町、箕輪町、伊那市に各5万円届けた。
実行委員会は、大芝高原まつり当日、会場に義援金箱を設置。祭り客が善意を寄せた。祭り後も小学生やグループ、企業、役場職員から協力があり、総額15万円になった。 -
小・中学生防犯ポスター審査会
県防犯協会連合会、県警察本部が県内の小学4縲恍・w3年生を対象に募集した防犯ポスターの駒ケ根警察署管内の審査会が15日、駒ケ根署で行われた。寄せられた145点の作品をアイデア、オリジナリティなどを基準にして審査した結果、県審査に推薦する6点と、伊南防犯連合会入選作40点が選ばれた。
審査に当たったのは赤穂高校美術科教諭の宮尾千恵里さんのほか駒ケ根署の山本修作署長、山田久登次長ら5人。審査員は「標語がいいね」「よく目立つ色だ」「良いポスターが多すぎて困るな」などと話しながら苦労して作品を選び出していた=写真。
県審査は10月に行われる。伊南防犯連合会賞入選作品は年末特別警戒期間中、管内の市町村を巡回するポスター展に展示される。
入選したのは次の皆さん。
◆県審査推薦作品=奥田愛実(飯島小4)松本綾菜(飯島小5)宮下倫子(宮田小6)西村智弥(赤穂中1)佐竹栄輝(宮田中2)菅沼彩香(赤穂中3)
◆伊南防犯連合会入選▼金賞=笠原真穂(飯島小4)丸山修平(赤穂東小5)伊東玲奈(赤穂小6)大野駿治(飯島小6)前澤優圭(赤穂中1)浜田康貴、杉本知穂(以上宮田中2)高野菜摘(赤穂中3)▼銀賞=鈴木慶子、澁坂みずえ(以上赤穂小4)下平実季(飯島小5)百瀬大夢、湯澤奈緒(以上赤穂小6)青木麻衣(赤穂中1)池上真央(宮田中1)樋屋百恵、中嶋慎也(以上赤穂中2)北澤杏奈(宮田中2)横山慧乃(赤穂中3)▼銅賞=宮・ス夕(赤穂小4)堀内みなみ(赤穂南小4)西村樹(飯島小5)池上翔子(赤穂小6)富永愛実(中川東小6)亀田明希(赤穂中1)田口瑠莉(宮田中1)小松研人、下井雪乃(以上赤穂中2)市川和(赤穂中3)▼佳作=小河鮎美(飯島小4)宮下純輝(赤穂小4)蟹沢尚紀(飯島小5)堀内有(飯島小6)小林智哉(赤穂小6)伊藤なつき(宮田中1)野村美結(赤穂中1)小林美沙(赤穂中2)大澤すずみ(宮田中2)丸山紗和、伊藤一樹(以上赤穂中3) -
グラウンドゴルフ大会
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(高坂繁夫会長)は15日、第5回市議会議長杯争奪グラウンドゴルフ大会を駒ケ根市東伊那のふるさとの丘アルプスドームで開いた。地区ごとの5人一組で編成された21チームが出場し、16ホールの合計打数を競って熱戦を繰り広げた=写真。
普段あまり馴染みのないスポーツとはいえ、ボールを打つのはマレットゴルフなどで慣れている人がほとんどで、出場者はそれぞれピンにからむ見事なショットを見せていた。中にはせっかくホールに入りそうになったボールがポストの枠にはね返され「あー」と声を上げて悔しがる参加者もいた。
上位の結果は次の通り。
(1)北割一区A(2)町三区A(3)上赤須A -
赤穂中卒業生が還暦記念に母校に演台寄贈
駒ケ根市立赤穂中学校の1961(昭和36)年度卒業生約400人でつくる「赤穂いぬい会」(諏訪徳行会長)は14日、還暦を記念して母校の赤穂中にマイク、アンプ、スピーカー付きのレクチャー・テーブル(演台)1台(約25万円)を寄贈した。体育館で行われた校長講話の中で赤穂いぬい会の諏訪会長が壇上に上がり、寄贈した演台を使って「ぜひ皆さんで活用してください」とあいさつした=写真。使い初めとして、8月6日の広島市平和記念式典に出席したいずれも2年生の辻本涼君、森岡大輝君、下平勇太君、土屋祐毅君が式典に参加した感想などを発表した。
いぬい会は学校側の希望を考慮に入れ、寄贈品を演台に決めた。演台には固定マイクのほかワイヤレスマイクも同時に使える機能があり、生徒総会のように演台から離れた位置での発言がある場合にも対応できる。 -
山のキノコ出始め
秋の味覚キノコが、直売所などで並び始めた。伊那市ますみヶ丘のグリーンファーム(小林史麿代表)には、さまざまな種類のキノコとともにマツタケも出始め、秋の到来を告げている=写真。
今年の出始めは例年より半月ほど遅れたが、種類、量ともに多く、現在はハナビラタケ、アカタケ、サクラシメジなどが並んでいる。
(1)適度な湿気(2)暑さの戻りがない竏窒ネど、キノコが生えるための条件は整っており「今後もいろんな種類のキノコがたくさん採れるのでは」と小林代表。
7月の降水量が多かった今年は、マツタケの発育条件も整っており、豊作への期待も高い。
今後は、ハナイクチ、アワタケ、アミタケなどといった種類が順を追って姿を見せる。 -
オードリーで敬老祝賀会
敬老の日を前に15日、伊那市東春近の終身型老人ホーム「オードリー」は、敬老祝賀会を開いた。21人の利用者が、会食や地元の踊りグループによる発表を楽しんだ。
昨年5月に開所した同施設は、今年が初めて敬老祝賀会を企画。式典では、施設内最高齢の平沢志女子さん(99)に、市から送られた祝い状などを贈呈した。
この日は、南箕輪村の生駒流日本舞踊グループ「扇翔の会」と、駒ヶ根市のフラダンスグループ「プアシスターズ」が、同施設を訪問。扇翔会の田丸福子代表は「お元気な姿を拝見できてうれしい。この会はもう12年近く続いており、ここの利用者の中にも一緒に踊っていた仲間がいる。一生懸命努めさせていただきたい」と語り、「浮雲ふたり」など7演目を披露した。また職員10人がこの日のために練習してきた「ちんから峠」を披露し、お年寄りの笑顔を誘っていた。 -
スポーツ指導員
箕輪町
木下順子さん軽快な音楽にのって軽やかにステップを踏む。ダンススタジオに熱心に通うかたわら、箕輪町文化団体のサークルなどでダンスを指導。あふれるパワーと笑顔で、周囲に元気を振りまいている。
始まりはエアロビクスだった。22、23年前、2人の子どもが大学に進学して生活が勤めと家のことだけになり、子育てから手が離れた寂しさと物足りなさを感じていたときだった。たまたま東京に行ったとき、元体操選手がエアロビクスを紹介する催しに参加。「楽しい!」とすっかり魅了されてしまった。
東京でしかできないのかと思っていたところ、スタジオビーチハウスが諏訪にでき、岡谷で出張レッスンしていることを知った。見学に行き「これだ!」と即、入会。その後、スタジオに通うようになった。
森林組合に勤めていたことから、「測量など体力がないといけない。気持ちはいいし、体力づくりになる」。そんな思いもあった。
最初はエアロビクスとジャズダンスだけだったが、今はHIP HOP、タップ、フラダンス、ヨガ、バレーなどあらゆるものを習っている。AFFAのエアロビクスインストラクターの資格も取った。
「もともと、体を動かすのは好きだったのかも」。夫が山岳部に入っていた影響で子どもが小さいころから家族で山に登り、スキーや水泳も楽しんでいた。
「今は、ビーチハウスに通うのが一番の生きがい」。足腰が痛いときもあるが、「やらないでいると体がおかしくなる」。整体に行きながらでもレッスンに通う。「ダンスが好きってことかな。どんなダンスも良さがあって好きなのよ。自分らしいものが表現できる楽しさ、難しいものに挑戦してできたときの喜びもある」という。
ビーチハウスの公演にも出演する。「先生がいつも出させてくれるのよ。ステージに立つのは何年たっても緊張するけど、終わったときの満足感、お客さんの拍手はたまらない。この感覚を味わったらやめられない。この年だけど、またやりたいと思う」。
ダンスを続けるために「筋力がないとパッパッと動けない」と、マシーンを使ったパーソナルトレーニングで体作りもし、60歳前半で測定した体力年齢は20歳代後半だった。栄養にも気を使い、1日30品目・1週間50品目を心がけている。
町文化団体のエアロジャズクラブ、シニアビクス、大出公民館活動で指導もしている。「来てくれる人が楽しくやってよかったと思って帰ってくれるのが一番」。ジャズダンスありHIP HOPありで、メンバーに合わせてさまざまなダンスの要素を織り交ぜて教える。生徒に「田植えをしても疲れなかった」「年を取っても元気でいられる」と言われることが嬉しいという。
じっとしていられない性格で、なんでも興味を持って飛びつき、夢中になってやる。「人生を人の倍生きてるね」と妹に言われるほどだが、毎日がとても充実している。
「ビーチハウスの先生たちが盛り立ててチャンスをくれた。あそこに巡り会えたから今があると思ってる。エアロビクスで人生が変わった。本当にビーチハウスのお陰。これからもずっとやっていきたい」(村上裕子) -
伊那署管内の小中学生防犯ポスター審査会
伊那市、箕輪町、南箕輪村でつくる伊那防犯協会連合会と伊那署は15日、同署の道場で、管内の小中学生を対象に集めた防犯ポスターの審査会を開いた=写真。
15小学校4中学校(小学4年竏鋳・w3年)から応募があった378点(全年比33点増)の中から、各学年一人ずつ(中学2年は応募多数のため2人)の7作品を県審査会へ送る推薦作品として選出。そのほか金賞など入賞作品も選んだ。
伊那弥生ヶ丘高校美術科担当の宮澤芳博教諭、小嶋惣逸署長ら8人が、作品が訴えるメッセージ性、色使いなどのバランスを審査。防犯ブザーを持ち歩くなどの不審者に注意を促す趣旨のポスターが多かった。
入賞作品は、10月中旬の地域安全運動に合わせて、伊那市内の大型店で展示する。
推薦作品などに選ばれたのは次のみなさん。
▽推薦作品=原田卓弥(伊那小4)大杉望(伊那東小5)飯島千晴(東春近小6)小島のどか(西箕輪中1)立石彩香(同中2)高野萌恵子(箕輪中2)保科和也(高遠中3)▽金賞=伊藤大貴(南箕輪南部小4)赤羽郁海(箕輪中部小5)八木彩花(東春近6)城取紗希(西箕輪中1)宮島愛(同中2)柴綾美(箕輪中2)伊東有紗子(高遠中3)▽銀賞=向山翼(手良小3)小澤佳奈子(伊那東小4)小松みか(高遠小5)松村綾香(南箕輪南部小6)加藤将高(南箕輪中1)渡辺美樹(同中2)北村早織(西箕輪中2)中田千恵(高遠中3)▽銅賞=北原稜(伊那北小4)加藤美沙貴(南箕輪南部小5)吉岡優子(西箕輪小6)山崎貴也(南箕輪中1)加藤優(同中2)有賀由希子(箕輪中2)櫻井亜衣璃(高遠中3)▽佳作=中山圭介(高遠小5)杉本美玲(伊那東小6)湯澤圭(東春近小6)浦野茜(西箕輪中1)篠田瑞生(南箕輪中1)松田詩織(箕輪中2)落合美月(同)田畑瑠美(同) -
世界の絨毯展 19日まで・ベル伊那
シルクを使った手織りの中国製じゅうたんなどを展示販売する「世界の絨毯展竏鋳シ輸入超目玉品あり竏秩vは19日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
じゅうたんは3縲・帖までのサイズや各種色をそろえ、絵柄は中国の古典的なものなど花柄や幾何学模様のデザインが豊富。玄関マットなども含めて合計約300点が並ぶ。
展示品の中には羊毛を草木染めし、手織りしたイラン製の「ギャベ」の出品している。 商品は1縲・割引きで販売。取扱方法やクリーニングの仕方の説明もしている。関係者は「触れてみてから、自分のお気に入りの一品を選び、楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
伊那観光協会、ふるさと全国県人会で木曽側とともに観光PR
開通した権兵衛トンネルを利用して、伊那側と木曽側、双方の観光を楽しんでください竏秩B47都道府県の郷土芸能や特産品などを一堂に紹介するイベント「ふるさと全国県人会まつり」がこのほど、名古屋市で開かれ、伊那観光協会はトンネルで距離が縮まった南木曽町とともに参加。互いの地域の魅力をPRした。
伊那側のキャラバン隊には、観光協会やみはらしファームが参加。リンゴ、インゲン、スイートコーン、キュウリなどの農産物やザザムシやイナゴの佃煮など、地方ならではの産品も販売。野菜は「新鮮で安い」と評判で、ほとんどが即日完売した。また今回は、伊那まつりおどり振興会のメンバーも参加し、「ダンシング・オン・ザ・ロード」や「勘太郎月夜唄」を、チンドン屋の音楽に合わせて披露し、会場を楽しませた。
キャラバン隊の一員として参加した伊那観光協会の柘植晃さんは「トンネルの開通は知っていても『入り口はどこにあるのか』という声や『伊那側のどこにでるのか教えてほしい』という質問も多く、なんらかの方法で知らせていく必要があると感じた。伊那から木曽まで30分前後で行けることを説明すると、びっくりするお客さんも多かった」と話していた。 -
三峰川にツルボ咲き始める
稲刈りシーズンを控え、伊那市三峰川の河川敷では、初秋の花「ツルボ」が咲き始めた=写真。澄んだ青空の下、淡い紅紫色をした小さな花を無数に咲かせ、秋の訪れを告げている。
ツルボは日本列島を縦断して分布するユリ科の多年草で、土手や田んぼの畦などでも見ることができる。春には芽を出すが、夏の間に一度は枯れ、秋の彼岸が近づくころには回復し、花を咲かせる。
鱗茎は食べることができ、飢餓時の食料として役立てられた歴史もある。
ツルボが終わるころ、それと入れ替わるように彼岸花が咲き始める。 -
箕輪町「リトミック教室」開講
箕輪町公民館事業「おかあさんといっしょ!リトミック教室(後期)」が13日、町文化センターで開講した。町内に住む未就園児、その母親の33組が参加し、音楽に合わせて歩いたり走ったりして楽しんだ。
ピアノに合わせて体を動かしたり、カスタネットなどを使ってリズム感覚を育てることが目的で毎回、定員を上回る申し込みがある人気講座。来年度、保育園入園の子どもを対象に全8回開催し、辰野町の音楽教室主宰の玉田恵美子さんが指導する。
初回はピアノによる音楽に合わせて歩いたり、カスタネット、マラカスを鳴らしたりするリズム運動を展開。子どもとたちは跳んだり、走り回ったりと大はしゃぎ、母親と一緒になって体を動かすことも楽しんでいた。
玉田さんは「音楽を楽しんでもらいたい。お母さん同士のコミュニケーションを図るのにも役立ててほしい」と話していた。 -
箕輪町 7年目の「男の料理教室」開講
箕輪町公民館(柴登巳夫館長)の恒例事業「男の料理教室」の開校式が12日、町健康センターであった。本年は初参加者が半数の計12人が受講。開校式の後、さっそくタマネギをふんだんに使った「豚肉のしょうが焼き」など4品を調理した。
食生活について男性に関心を持ってもらおう竏窒ニはじまり、7年目を迎える事業。参加者は「料理は妻任せだったので」「健康維持のために役立てたい」などの理由で集まった男性で、自己紹介の際には取り組み意欲の強さが言葉ににじんでいた。
今年から町食生活改善推進協議会員が活動を広めるために講師を任され参加。初回は「野菜をいっぱ食べよう」をテーマに、「にんじんとじゃこの炊き込みご飯」、サツマイモなど5種類の野菜を入れたサラダなどを献立した。
受講生らは4グループに分かれ、メンバーらで協力しながら料理。手際にもたつきを見せていたが、指導者のアドバイスに助けられながら包丁で素材を切ったり、野菜を炒めたりしていた。完成すると舌鼓を打ち、料理の腕に自信をのぞかせる笑顔を見せていた。
「男の料理教室」は全4回で、2回目以降は受講生らが希望する「そば打ち」「魚のさばき方」「キノコ料理」などから献立を決め、実施していく予定になっている。 -
伊那市マレットゴルフ協会が市へ寄付
伊那市マレットゴルフ協会(諸田秀会長)は14日、市へ3万5147円の寄付をした。諸田会長ら4人が市役所を訪れ、小坂樫男市長へ「環境保護へ役立てて」と手渡した。
寄付金は同協会の創立15周年記念大会(10日・マレットパークはびろ)で参加者101人から募った。自然と共生しながらマレットゴルフを楽しんでいることへの感謝の気持ちとして寄付した。
協会の会員は現在約160人で、新市発足後は旧高遠町、長谷村の愛好者も参加。月に2回の月例大会を開き、技術を磨き、プレーヤー同士の交流も深めている。 -
旧上伊那図書館の後利用
伊那市で29日、旧上伊那図書館の利活用・保存、周辺整備などを検討する第1回の後利用基本計画策定委員会があった。「博物館的施設として整備保存し、隣接する上伊那郷土館は老朽化に伴い、取り壊すこと」を前提に検討し、11月末、市へ答申する。
委員は文化財審議委員、教育関係者ら16人。委員長に、文化財審議委員会の春日博人さんを選んだ。
庁内検討委員会の報告にあった▽収蔵物を学びの材料とし、先人の先人を学ぶ▽市民憩いの場として整備する竏窒ネどをたたき台とし、耐震強度の診断結果を踏まえながら、計画をまとめる。
計画策定のため、建物や土地の有効利用について、広く住民から提案を募る。期間は9月1日縲・0月10日。
委員から「資料展示だけでなく、研究機関の意味合いを位置づけてほしい」などの意見が挙がった。
小坂市長は「昭和初期に建てられた歴史的建造物。耐震強度を調査し、市民が利用できる施設として整備したい」と述べた。
旧上伊那図書館は、昭和初期に建てられた歴史的建造物。一部4階建ての鉄筋コンクリート造り。蔵書は2万冊ある。
上伊那郷土館は空調設備がなく、雨もりもすることから取り壊し、膨大な収蔵品を保管する施設建設が必要としている。
本年度中に基本計画の策定、市土地開発公社からの用地買取を済ませ、07縲・9年度にかけて郷土館の解体、本体工事、周辺整備を予定する。 -
みはらしの湯で三沢栄さんの作品展
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、伊那市西箕輪在住の三沢栄さんの油絵作品展を1階ロビーで開いている。静物画を中心とした13点が、訪れた入浴客の目を楽しませている=写真。
伊那美術協会会員である三沢さんは、上野の森美術館の二科展に作品を出展したり、アルプス信用金庫信大前店で展示会などをしてきたが、みはらしの湯での展示は初めて。コンクールの出展作なども並べた。
もともと絵の心得はあったが、油絵を始めたのは子育てが一段落した11年前から。色の塗り重ねによりモチーフの表情をさまざまに表現しており、「足跡」をテーマとした作品なども展示している。
9月末まで。 -
生まれる我が子重ね、乳児とふれあい体験
出産を控える若い夫婦を対象にした宮田村の「うぶ声講座」はこのほど、7カ月の育児相談に参加していた母子と交流。赤ちゃんとふれあい、・ス先輩ママ・スから出産や育児についてのアドバイスも受けた。
生まれてくる我が子を重ねながら、乳児と接する妊婦たち。抱かせてもらったり、あやしたりもした。
乳児の母親と会話も弾み、心配事を相談する光景も。ざっくばらんに話し、ママになる自覚を深めていた。 -
【記者室】飲酒運転竏虫膜フは氷山の一角
酒酔い運転での事故が連日大きく報道されている。8月に福岡市の職員が車を追突させ子ども3人が水死した悲劇がきっかけだが、あの事故がなければこれほど大きな扱いにはなっていなかったと思われる。発覚しない飲酒運転は一体どれくらいあるのか▼不思議なのはあれだけ騒がれた事故のニュースを聞いたり見たりしてもなお飲んで車を運転する神経だ。きっと常習的に飲酒運転をしているので危険という意識がまったく欠落しているに違いない。家族が事故の犠牲になることを思えば絶対にできるはずはないのだが…▼ビール大瓶3本か日本酒3合を飲んだ場合、体内のアルコール分がなくなるのは平均8時間後という。「酔いを覚まして車で帰る」はダメなのだ。(白鳥記者)
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駒ケ根署が「交通ヒヤリ・ハット集」
署員の交通事故防止に生かそうと駒ケ根警察署(山本修作署長)は9月、全署員の交通事故直前体験を集めた「交通事故ヒヤリハット集」=写真=を制作して全署員に配布した。「危うく子どもをひきそうになった」「雪道でスリップして衝突しそうになった」「交通整理中にトラックにはねられそうになった」など、署員が過去に体験した具体的な事例の数々が生々しい描写でつづられている。今後5縲・0人の小グループごとに検討会を開き、掲載された事例一つ一つについて予防対策や心構えを話し合うなど、署員の安全運転に活用していく。
序文で山本署長は「警察は交通事故防止に取り組んでいる責任ある組織。プロとして、県民に誇れる運転を心掛けなければならない」(抜粋)として意識の向上を署員に呼び掛けている。 -
箕輪消防署で普通救命講習会
箕輪消防署は10日、普通救命講習会の町文化センターで開いた。17人が4時間の講習を受け、熱心に救急法を学んだ。
署は毎年、救急の日に合わせて普通救命講習会を開いている。講習は普通救命講習IIで心肺そ生法、AED(自動体外式除細動器)、止血法、異物除去を署員が指導した。
福祉施設や学校に勤務する人をはじめ一般町民が参加。AEDの講習では、一人ずつパッドを人形に装着したり、スイッチを押すなど機械の音声に従って操作した。初めて受講した男性は、「AEDは思っていたよりも簡単。機械の指示に従えばできる」と話していた。
参加者は講習後、実技と学科の試験を受けて修了証を受け取った。
箕輪消防署では、署主催の講習会のほか団体や企業の講習で指導。年間約500人が普通救命講習を受講している。 -
国際交流料理教室
箕輪町の女性懇話会と町国際交流協会は9日、国際交流料理教室を木下公民館で開いた。日本語教室で学ぶ外国籍の生徒と日本の家庭料理を一緒に作り、料理を囲んで歓談した。
女性懇話会は04年から、日本語教室の生徒と国際交流会を開いている。一緒に料理を作りたい-という声が双方から出てきていたことや、本年3月の「国際交流プラザ」(国際交流協会主催)で料理教室開催を望む意見があったことなどから、今年は料理教室を計画した。
懇話会の会員18人と中国、ブラジル、インドネシア出身の生徒20人が参加。手軽に作ることができる日本の家庭料理を紹介し、てんぷら、けんちん汁、ごま和え、そばサラダ、ナスの油味噌など8品を3班に分かれて調理した。
生徒は、野菜の切り方、味付けなど教わりながら一緒に調理。「今まで味の付け方が分からなかった。家でも作ってみたい」「一緒にできて楽しい」と話していた。懇話会の伊藤喜代子会長は、「皆さんで会話をしながら調理ができ、交流が深まった。簡単な手抜き料理を選んだので、家でも作ってもらえるとうれしい」と話した。 -
かんてんぱぱで向井敏一さんの個展100回記念展
個展100回を達成した箕輪町の洋画家・向井敏一さん(59)の記念油絵展が19日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。四季の美しさをそのままに描いた作品約60点が、訪れた人の目を楽しませている。
県内だけでなく、東京、岐阜などでも個展を重ねてきた向井さん。100回目に当たる今回は「山河の四季」をテーマに、山や湖のの移ろいを描いた新作を多数そろえた。
仙丈ケ岳、西駒など、山々をテーマとした作品は、季節に合わせて移ろうふもとの情景が、青がかる美しい山々を、異なる趣へと変化させている。
向井さんは「長野県の山はほかと比べても美しい。空気感や風の流れを感じながら、気軽に見てもらえれば」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後3時)。19日まで。 -
上伊那小中学生歯の衛生図画・ポスターコンク審査
第54回「歯の衛生に関する図画・ポスターコンクール」(上伊那歯科医師会など主催)の審査会が13日、伊那市の上伊那歯科医師会館であり、上伊那の小中学校から寄せられた585点から入選作品を決めた。
歯の衛生について理解と認識を高める狙い。小学校22校、中学校6校から応募があり、小学校の低学年(237点)、高学年(237点)、中学校(111点)の3部門からそれぞれ優秀な作品を選んだ。
歯科医師会をはじめ、伊那教育事務所や上伊那学校長会の関係者16人が、表現や構成などの観点から審査。審査員長の三澤久夫・南箕輪小学校長は「どの作品も画用紙いっぱいに伸び伸びと描かれている」と評価していた。
入選作品は10月23日縲・1月2日の間、伊那市役所に展示する。
結果は次の通り(カッコ内は学校名と学年)。
◇小学校低学年▽最優秀=堀井満里奈(宮田2)片桐竜登(七久保2)▽優秀=原彩加(南部1)細田瑠花(同)町田笑子(宮田2)新井汐音(七久保2)朝山結衣(箕輪中部2)飯嶋雪乃(両小野3)藤澤勇飛(辰野南3)▽佳作=酒井楓(南部1)矢澤こころ(同)滝澤尚哉(箕輪中部2)久保田陽、有賀香菜、嶋崎桂、片桐結香(以上七久保2)滝口凱、若杉優希菜、高橋佳奈、中原未帆、中山紗希(以上宮田2)後藤諒一(辰野南3)山岡稜矢(箕輪北3)伊東ゆい(高遠3)
◇小学校高学年▽最優秀=有賀慎之介(南箕輪5)藤本栞(東春近6)▽優秀=加藤祐希(飯島4)根津みなみ(南箕輪5)花岡芽意(同)小平伊織(辰野西4)松尾奈津子(辰野西6)湯澤圭(東春近6)藤澤あき奈(箕輪中部6)▽佳作=井口芽実(伊那北4)中山真緒(美篶4)唐澤玲帆(辰野南4)有賀弘紀(辰野西4)岩下稜介(両小野5)早福司(南部5)伊藤佳央(高遠北5)橋爪将太(箕輪西5)湯澤みなみ(飯島5)桐山はるか(同)福沢妃奈乃(箕輪北5)大槻かなこ(同)田中文華(南箕輪6)小林絵里奈(箕輪中部6)白鳥冴佳(西箕輪6)細田のどか(東春近6)藤生真梨藻(宮田6)赤羽寿々(東伊那6)新井かおる(同)
◇中学校▽最優秀=枝廣結(宮田1)▽優秀=下平晋也(南箕輪1)大野裕起(飯島3)中條千明(辰野2)▽佳作=山本芹奈(南箕輪1)薮原仁美(西箕輪2)城田もも(飯島1)濱田恵里、宮下真奈、丸山春花(以上飯島3) -
全国藩校サミット報告書完成
幕末の高遠藩校「進徳館」があった伊那市高遠町で5月に開いた全国藩校サミットの内容をまとめた報告書(A4判・80ページ)が出来上がった=写真。藩校教育の歴史と伝統を今後の教育や地域づくりに生かす方策を探った大規模集会を振り返ることができる。
サミット(5月27、28日)は、旧高遠町が進徳館教育の継承を狙って設けた「進徳館の日」に合わせて開催。高遠町総合福祉センターを主会場に、「進徳館精神を今、そして未来に」のテーマで、学習報告や講演、パネル討論をした。
報告書には、実学を重視した進徳館教育を実践する地元の高遠中学校の生徒や高遠高校の教諭による総合学習の活動報告、信州大学教授の笹本正冶さんと二松学舎大学顧問の石川忠久さんの講演など内容と写真を掲載した。
パネル討論も、パネリストとなった全国の藩主末裔(まつえい)をはじめ、各地で藩校の伝統を継承し、活動している学校や団体の代表者一人一人の発表内容を紹介している。
報告書は関係者や希望者に配布するほか、高遠町図書館などでも見ることができる。
問い合わせは、伊那市教育委員会高遠教育振興課(TEL94・2557)へ。