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箕輪町
7月豪雨災害まとめ箕輪町は7日の町議会臨時会で、7月豪雨災害の7月末までのまとめを報告した。
人的被害は軽傷3人。家屋被害は、住家が49件。内訳は一部損壊が下古田1件、北小河内6件の計7件、床上浸水は北小河内4件、床下浸水は沢3件、下古田9件、木下と富田各1件、長岡2件、北小河内22件の計38件。非住家は18件。内訳は全壊が北河内1件、一部損壊は沢2件、長岡と北小河内で各1件の計4件、床上浸水は北小河内1件、床下浸水は沢と中曽根各1件、下古田と上古田各2件、北小河内6件の計12件。
屋内外の消毒は21日縲・月1日で約50件。2縲・回実施した家もある。実施地区は沢、下古田、上古田、富田、木下、長岡、北小河内。
農作物関係の被害金額は水稲1257万7572円、スイートコーン133万8750円、リンゴなど果樹園3万4398円、合計1395万720円。
観光施設被害は、ながた自然公園でテニスコート西のブロック崩落が長さ44メートル、高さ6メートル。マレットゴルフ場ながた自然公園コースは土砂流入が27ホール中17ホール、駐車場法面崩落は幅8メートル、高さ6メートル。
林道・作業道関係は、林道が法面崩落、土砂流出、路肩決壊、路面洗掘など40カ所、作業道は17カ所で10カ所は調査中。耕地関係は、農地や水路への土砂流入、畦畔崩落、冠水などで被害面積5・46ヘクタール、延長1032メートル。
公共土木施設被害は24カ所。町道の路側流失、河岸洗掘、路盤流失、舗装損壊など。水道施設被害は8カ所。河川被害は護岸の決壊、崩壊、洗掘などで深沢川16カ所、北の沢川5カ所、沢川15カ所、帯無川20カ所、桑沢川20カ所、知久沢川、玄ヶ沢、瀬沢川各1カ所の計79カ所。その他6カ所。復旧見込み額は約6億円。
義援金は8月3日現在、340万2467円。配分委員会を設けて配分を決める。支援物資は88件。
北小河内中村地区の家屋へ流入した土砂などの片付けは、北小河内区住民ボランティアが7月22、23日を中心に約250人、県職員のお助け隊22縲・7日で318人、町ボランティアセンターによるボランティアは27縲・0日で754人。 -
【記者室】手間を惜しまずリサイクル
不用になった傘からマイバッグを作ろうと取り組んでいる箕輪町消費者の会。マイバッグができるまでには、傘の骨と布を分ける作業、布の洗濯とアイロンかけ、柄合わせ、縫製と少しばかり手間がかかる▼不用品のリサイクルとレジ袋の削減を目的に、会が町民に協力を呼びかけて回収した不用傘は約200本。柄合わせまでの工程を会員でこなし、一般向けにマイバッグ作り講習会を開いた。参加者の評判も上々。今後はイベントでの販売も計画している▼手軽に物が買える時代。もちろん既製のマイバッグでもいいのだが、一手間かければ立派に傘がリサイクルでき、マイバッグが出来上がる。リサイクルは、手間を惜しまず、楽しく取り組む姿勢が必要のようだ。(村上記者)
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「広島原爆の日」に平和祈念式典
広島「原爆の日」の6日、伊那市山寺区の丸山公園で、第20回市民平和祈念式典があり、約80人が集まり永久平和を祈った。市民団体「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」の主催。
公園内にある「原爆の火」平和の塔前に集合。原爆の投下があった8時15分から、サイレンに合わせて1分間黙とうし、全員が塔へ向けて献花した。
同会の建石繁明代表は「核兵器や戦争に対する嫌悪を感情のレベルから理性のレベルに高め、実践のレベルまで高めたい。少しの勇気を出して『戦争は嫌だ』と発言することから始まる」とあいさつした。
この日のために「坂下高齢者クラブ」が塔前に花壇を設置、地元育成会も折り鶴を制作し飾った。
会は9月市議会で、旧3市町村の非核平和都市宣言を新しく新市が引き継ぐため、宣言の採択を請願する。
15日午前10時から、平和音楽映画祭があり、「紙屋悦子の青春」を全国封切り先行上映する。
問い合わせは、同会の宮下さん(TEL72・9411)へ。 -
南箕輪村遺族会が忠魂碑清掃 平和を語り継いで
南箕輪村遺族会(牛山敞司会長)は6日、村公民館の敷地内にある忠魂碑の清掃をした。役員約15人が集まり、下草や立木の枝を除去し、石碑の汚れを水で洗い流した。
「お盆に先祖を向かえるのと同じ気持ち。石碑をきれいにして、気持ち良く帰ってきてもらう」(牛山会長)ことを目的に、広島「原爆の日」に毎年、実施する恒例行事。忠魂碑が立った、約35年前から続いている。
同会員が高齢化したことなどから、村と村社会福祉協議会が主催で、毎年初夏、慰霊祭を実施。牛山会長は「世代が代わり、戦争体験者が減ってきている。人の犠牲の上に成り立っている平和の意味を若者に語り継いでいかねば」とした。
村の戦没者は日清戦争以降170人。公務殉職者らの名前を加え、1969年、村公民館南側に忠魂碑を建立した。 -
小町屋区民ふれあい広場
駒ケ根市小町屋の区民ふれあい広場は6日、区画整理事業で新設されたばかりの「きらめき公園」で開いた。イベント自体は13回目だが、新たな会場で気分も一新。マスつかみのほか、金魚すくいや軽食販売など多彩な催しがあり、老若男女問わず多くの住民で賑わった。
公園隣接のねずみ川の親水護岸では、小学生がマスのつかみどりに挑戦。苦戦する姿もあったが、上半身まで水に浸かっても笑顔で魚影を追っていた。
小学生から高齢者まで100人から成る実行委員会が、この日のためにイベント内容を検討。計画段階から各世代が協力し、それぞれの希望をとりいれながら開催にこぎつけた。
関係者は「祭りによって、よりコミュニケーションが深まる。今後もこの良さを受け継いでいきたい」と話していた。 -
南箕輪村図書館
古い雑誌プレゼント11日まで
南箕輪村の村図書館で5日、古い雑誌のプレゼントが始まった。開館から1時間半で200冊が出る盛況で、皆気に入った雑誌をもらっていた。
年1回の恒例プレゼント。対象雑誌は04年分。約70種類ある。一人5冊までの限定で、特に人気雑誌は1世帯2冊までとなっている。
開館前にお目当ての雑誌を求めて10人が列を作って待っていたほどで、「廃棄」のシールを張った雑誌を置いたコーナーで好きな雑誌を探したり、内容を見比べたりしながら選んでいた。なかには家族そろって訪れ、皆で5冊ずつもらっていった人もいる。
プレゼントは11日まで。時間は午前9時半縲恁゚後6時(土・日曜日は午後5時まで)。 -
かんてんぱぱでオルゴール展示演奏会
原村のサンキョウオルゴールは6日まで、「オルゴール展示演奏会」を伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開いている。形やメロディーの異なるさまざまなオルゴールや、自分で演奏できる手回しオルゴールの体験コーナーなどが、訪れた人を楽しませている=写真。
日本のオルゴール技術の発祥は60年前の諏訪地域。サンキョウオルゴールは現在、国内では唯一オルゴールの音源を製造し、歴史は50年以上となる。地域にこうした技術があることを知らない人も多く、地域住民へのPRのため、イベントを企画した。オルゴール製品をつくる県内の4社も協賛している。
見聞きする機会が多い箱型オルゴール、音を奏でる「弁」が80もある大型のディスクオルゴールの展示や、聞くだけでなく、演奏する楽しみも感じてもらうことを目的として現在開発を進めている「手回しオルゴール」も体験できる。
伊藤和男社長は「オルゴールの持つ癒しの音色の素晴らしさを追求した展示会。気軽に出かけてほしい」と呼びかけている。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時。 -
テレビ番組と連動したライブイベント「LIVE CAST A NET vol.3」は13日に
伊那・飯田ケーブルテレビで放送中の音楽番組「CAST A NET」の連動ライブイベント「LIVE CAST A NET vol.3」が13日、伊那市の伊那GRAMHOUSEである。
「CAST A NET」は、アーティストと観衆がつながる関係を築くことを願う取り組みで、テレビ番組と連動したライブイベントなどを展開している。
テレビ番組のMCを努める駒ヶ根市の三宅由浩さんをはじめ、伊那市在住の高校生シンガーソングライター・加納裕さん、高校卒業後、海外で声楽の勉強をして帰国したばかりの女性シンガー・kayocoさんなど、地元ミュージシャンも多数出演する。また、全国的に活躍するアーティストも登場。10組が出演を予定しており、1組が4、5曲を演奏する。
三宅さんは「お盆で帰省している人たちにも参加してほしいと思っている。ちょっと変わった同窓会になれば」と語る。
ライブは午後5時から(開場は午後4時)。
前売り券は2千円(高校生以下千円)で、当日は500円増し。
問い合わせ・チケットの販売場所はきょう庵CAST A NET事務局(TEL76・0891)へ。 -
伊那谷地域社会システム研究所が支援先の活動報告を聞く
伊那谷地域社会システム研究所(理事長・向山孝一KOA社長)は5日、箕輪町の伊那プリンスホテルで第9回支援先活動報告会を開いた。過去に助成を受けた団体やKOAグループ各社などから約70人が出席し、05年度に助成した4団体・個人の報告を聞いた。
研究所は、環境保全や地域文化の伝承のために活動する団体や個人に助成金を交付し、支援する財団法人で、96年に設立。毎年、助成先を公募し、選考して決めている。
報告会で、南アルプス研究会の太田和利さんは、南アルプス仙丈ケ岳の環境保全に関する研究と登山者への啓もう・啓発活動について紹介。山岳環境が荒廃した要因に、過剰な利用、登山者のマナーの低下、設備の未整備などを挙げ、登山者を対象にした環境教育から「山岳環境に対する危機感が高まるなどの効果がある」と話した。
また「中正井のせせらぎに樹木や草花を植栽し、自然をよみがえらせるビオトープ空間をつくる」(伊那市東春近中正井の自然を愛する会)「諏訪湖流入河川の珪藻植生調査」(飯嶋敏雄さん)「天竜川水系水質調査と環境教育」(リサイクルシステム研究会)の報告もあった。 -
高遠分館「さわやか学級」 満光寺で学ぶ
高遠町公民館の高遠分館事業「さわやか学級」(学級長・有賀弘武分館長)の今月の講座が3日、同町西高遠の満光寺であった。受講生約40人が集まり、同寺の兼子展世住職(72)から、毎年8月16日実施の同寺の例祭「えんまさま」について話を聞いた=写真。
地域起こしのため10年振りに、寺、同町横町町内会、同分館が共催で「えんまさま」、縁日、盆踊りの3つを本年は同日開催。夏の風物詩が復活することを記念し、同例祭についての事前学習の機会にした。
兼子住職は地獄に落ちた先祖を解放し、救済の経「観音経」を読んで極楽へ送るためのもの竏窒ニ、例祭や閻魔(えんま)像を奉っている理由を説明。「昔のことを偲ぶことは人間社会に大切なこと。なぜ人間として生まれたかを大切にして」とした。
講座では、受講生らが「閻魔像はいつごろのもの」「ここ以外に閻魔大王を奉っている寺は」などと、矢継ぎ早に質問を投げかけていた。 -
高遠スポーツ公園プール入場者30万人を突破
伊那市高遠町の高遠スポーツ公園プールの入場者数が5日、1980(昭和55)年のオープン以来、30万人を突破した。記念セレモニーがあり、市から30万人目と前後2人に記念品を贈り、節目を祝った。
30万人目は、上牧の小学3年生・甲斐宏樹君(9)、前後は東春近の主婦・藤原江里子さん(44)と、宏樹君の兄で中学3年の進也君(14)。セレモニーで北原明教育長が、それぞれに回数券(11回券)などの記念品を手渡した。
両親と訪れた宏樹君・進也君兄弟は「毎年来ているが今夏は今日が初めて。すごくびっくりした。回数券をもらったし、また来たい」と喜んでいた。
同プールは、流水プールやちびっ子プールにそれぞれスライダーが設置されている屋外の遊泳プールと、88(昭和63)年にオープンした6コース、25メートルの屋内競泳用プールがある。子どもから高齢者まで幅広く人気を集めている。
利用者数は90年に10万人、96年に20万人を突破。過去最多は94年で約1万8700人。ここ数年は、少子化の進行などに伴って年々減少傾向にあり、8千人前後まで落ち込んでいるという。
梅雨が明け真夏日が続き、この日も大勢の子どもや親子が訪れ、泳いだり遊んだり水しぶきをあげていた。 -
いよいよ夏本番…暑い
梅雨が明け、本格的な夏、到来。4日、伊那では最高気温32・7度の今年一番の暑さとなった。
伊那市高遠町の高遠さくらホテルではビアガーデンで、冷えたビールでのどを潤す姿。ただ「汗をかきながら飲むのは初めて」と暑さに疲れた様子だった。
飯田観測所によると、5日も30度を越える真夏日となる予想。11日まで暑さが続き、8日以降はくもりがちのようだ。 -
はら美術で原誠二日本画展
岩料が持つ美しさを巧みに表現する南箕輪村出身の日本画家・原誠二さん(47)の個展が8日まで、伊那市旭町のはら美術で開かれている。抽象と具象を掛け合わせた独創的な日本画56点が、訪れた人を魅了している。
故・加山又造氏に師事し、現在は群馬県高崎市で製作を続けている原さん。長野県内での個展は初めてで、ここ1年の新作を多く集めた。
もとは油彩をしていたが、色彩鮮やかな岩料に魅了されて日本画に転身。抽象的な心象風景と、身近なモチーフを具象的に描くことで独特の世界観を表現。さまざまな色を巧みな筆使いで、色彩の鮮やかさを際立てている。
原さんは「今回は身近にある花などを題材とした。花の持つ美しさと、色のハーモニーを見ていただきたい」と話していた。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。 -
パートナーシップ南みのわ
理事者と語る
パートナーシップ南みのわ(酒井八重子会長)は3日夜、村理事者と語る会を村民センターで開き、少子化問題や村の男女共同参画について意見を交わした。
理事者は唐木一直村長、加藤久樹助役、伊藤修教育長が出席。会員は19人参加した。
村長は、少子化問題や子育て対策として保育料の引き下げ、長時間保育の延長、障害児保育の充実、子育てアドバイザーの設置など村の施策を説明。育児休業を取りやすい社会作りや地域ぐるみの子育ての広がり、地区社協との連携の必要性などの考えを示した。
男女共同参画については、互いの人権を尊重し合うと同時に家庭での理解も大切-とし、村でできることとして公職への女性の登用を挙げ、「意識もだんだん定着してきている」と話した。
会員からは、女性区長に対し男性が非常に協力的な事例を挙げ、「男女共同参画が定着してきているのかなと思う」との意見や、「核家族で悩んでいる大人は多い。子育てしている大人に対する支援をパートナーシップで何かできないか」との提案もあった。 -
大芝高原音頭Newヴァージョン振付の竹の鳴り物
「舞竹(マイバンブー)」に名前決定
南箕輪村の今年の大芝高原まつりの共通曲「大芝高原音頭Newヴァージョン」の振付で使う竹の鳴り物の名前が、「舞竹(マイバンブー)」に決まった。大芝高原音頭普及チーム会議で決定した。
「舞竹」は、舞踊の舞と竹を合わせ、自分だけの手作りの竹という「Myバンブー」と、竹を使って舞い踊ろうという意味を込めた。「大芝高原音頭Newヴァージョン」に英語が入っていることから、竹もバンブーと英語読みにした。
「舞竹」は、竹の中に小豆や大豆を入れて音が鳴るようにし、毛糸のボンボンを飾りに付けている。
普及チームは、竹製の鳴り物を持って踊ってほしい-と、6月に製作講習会を開くなど普及を図ってきた。南箕輪小学校の6年生、民謡グループ、子どものダンスグループ、信州大学農学部の学生らが、「舞竹」を手にまつりパレードへの参加を予定している。 -
伊那市 わがまち探検ぐるりん号
伊那市は3日、小学生とその保護者を対象とした、新市内の公共施設見学会「縲恍mろう、学ぼう、私たちのまち縲怩墲ェまち探検ぐるりん号」を開き、市内の14組39人が市役所や美和ダムなどの施設を見て回った。
市民の市政に対する関心を高めることが目的で、3市町村合併前の旧市では恒例となっている夏休みの企画。参加は前年と比べて倍増し、関係者は「合併効果で関心が深まったのでは」とした。
一行は伊那中央清掃センター、伊那消防署などを見学し、ごみの環境問題や消防士の仕事について学習。親子の運動体験として、花の丘マレットゴルフ場でプレーも楽しみ、交流を深めた。
伊那市狐島の30代女性は「今まで知らなかった施設を見学できてよかった」と感想。息子2人とマレットゴルフを満喫し、道の駅「南アルプスむら」で昼食を取るなどして楽しんでいた。 -
萩焼秀作展 ベル伊那・8日まで
人間国宝の作品などが並ぶ展示即売会「萩焼秀作展」は8日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。入場無料。
茶陶を中心に、コーヒーカップや小鉢、皿などの日用食器など約100点を出品。逸品となる600万円の茶碗から、手頃な価格の1500円の湯ざましまでがそろう。
人間国宝・11代三輪休雪の「割高台茶碗」をはじめ、県無形文化財の11代坂高麗左衛門、12代田原陶兵衛、波多野善蔵の秀作が並ぶ。有名作家15人の作品を取り寄せた、見所が多い展示会となっている。
廣澤洋海の細密香炉のほか、花や風景を描いた「萩絵付皿」も多数ある。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。 -
伊南子ども劇場キャンプ準備
3日、伊南子ども劇場(北村和枝会長)は8日から阿南町で行うキャンプで使うナイフと火起こしの道具を作る作業を駒ケ根市上穂南の市公設地方卸売市場で行った。キャンプに参加する約30組の親子のうち約10組が集まり、皆で協力しながらそれぞれの道具を作り上げた=写真。
参加者が作ったのは巻きつくひもの力を利用して棒を回転させ、摩擦熱を起こす火起こし道具と、5寸くぎをたたきのばし、砥石(といし)で研いで刃をつけたナイフ。ナイフ作りでは七輪の炭火で熱した5寸くぎをペンチでつかみ、ハンマーで根気よくたたいてのばした。子どもたちは「疲れた」「腕が痛い」と弱音を吐きながらも、丸いくぎが少しずつつぶれて平らになっていくにつれて「もう少しだ」と気力を振り絞ってハンマーを振るっていた。
見守る保護者らは「火が起こせないと煮炊きができないし、刃物がなければ鶏や魚をさばけない。キャンプを通じて恵まれた現代生活のありがたさに気づいてもらいたい」と話している。
同劇場はキャンプで料理に使う鶏のさばき方の講習も後日行うことにしている。 -
大御食神社宝物半世紀ぶり公開
駒ケ根市の大御食神社(富岡武彦宮司)と氏子総代会は3日、神社に伝わる秘蔵の宝物約100点を虫干しのため半世紀ぶりに宝物蔵から出し、社務所で一般に公開した。西行法師が大御食神社を詠んだ和歌と馬の親子を描いた掛軸、神社の由来を桐の板に神代文字で記した書簡『社伝記』上下2巻などのほか、武田信玄の書や雅楽の楽器、火炎太鼓、花瓶、掛軸、屏風など由緒ある貴重な品々が並んだ=写真。
知らせを聞いて駆けつけた氏子らは感心のため息をつきながらさまざまな宝物をじっくりと眺めたり、カメラを構えて写真に収めたりしていた。
虫干しは総代会が宝物の良好な保存を図ろうと3年前から計画し、ようやく実施にこぎつけた。虫干しは一日限りで、宝物は再び蔵に納められる。次回の公開は未定という。 -
南部保育園でジャガイモ掘り
南箕輪村の南部保育園は3日、園近くの畑でジャガイモ掘りをした。園児は、土の中からごろごろとジャガイモを掘り出し、収穫を喜んでいた。
土に触れ、種をまき、育てることを体験させようと毎年畑を借り、ジャガイモやサツマイモなどを育てている。今年は春に、6畝に種芋を植えた。
年少から年長までの園児全員が収穫に参加。今年は昨年より大きなイモが多いが、長雨の影響で残念ながら腐っているものもある。園児は、ジャガイモを掘り出し、大きなイモを見つけると友達と見せ合って喜び、「重い」「重い」と言いながらも、ビニール袋いっぱいに詰め込んでいた。
園では収穫したジャガイモはみそ汁やカレー、肉じゃがなどに調理し、給食で味わう。 -
駒ケ根市民プール2日間休業
埼玉県のプールでの女児死亡事故を受けて駒ケ根市は2日、市内のプールの一斉点検を行った結果、町4区にある市民プールの排水口のふたの安全性を高めるための工事を行うため、同プールを3・4日の2日間休業にする。
同プールには2つのプールがある。50メートルプールの排水口は底面中央にあり、55センチ四方、厚さ1・5センチの鋼鉄製の格子状のふた2枚が置かれている=写真。幼児用のプールの排水口は同じく底面にあり、45センチ四方、厚さ1・5センチのふた1枚が置かれている。市教育委員会は「いずれも大人でも持ち上げられないほど重いが、念のためそれぞれのふたに64キロ、32キロの重りをつける暫定措置を取る。シーズン終了後、ボルトで固定するなどの恒久措置を講じたい」としている。市内の幼稚園・保育園、小・中学校のプールには問題は見つからなかったという。 -
かんてんぱぱで水野澤三・雅之茶陶展
岐阜県美濃の穴窯「陽山窯」で古人に親しまれてきた伝統の焼き物を製作し続ける陶芸家・水野澤三さん(79)と雅之さん(48)が2日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで茶陶展を開いている。志野を中心に、瀬戸黒、織部、黄瀬戸などでつくられた湯のみ、ぐい飲み、茶器など約100点が訪れた人の目を楽しませている。
1300年の歴史を持つ美濃焼きを中心に作陶活動を続ける水野さん親子。薪を使う伝統的な「穴窯」で創作活動を続けているため、年間に製作する作品数も限られてしまうという。
澤三さんは、伝統の手法で安土・桃山時代の茶人に好まれた茶器などを今に伝えており、過去には天皇家に作品を献上した。今回はそれと同じ型をした作品も展示している。
雅之さんは、伝統を引き継ぎながらも、深みのある紫を表現した「紫志野」、長時間の焼きを施すことで独特の色彩を実現した「古美濃」など、新しい形にも挑んでいる。
澤三さんは「作品を発表することを通して、かつての日本人が持っていた日本文化を絶やさないよう伝えていきたい」と話していた。
午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後4時)。入場無料。7日まで。 -
伊那市東春近 住民有志の会議が地域情報誌を創刊
伊那市東春近の住民有志が地域づくりのために集まる「よりあい東春近会議」(織井秀夫代表)は、県のコモンズ支援金を受け、地域情報誌「東春近よりあい通信」の創刊号を、同地区全戸などに配布した。
情報誌は区民に地域を知ってもらうための目的で発行した。郷土料理、史跡、健康の勧め、地域で活躍する人物の紹介竏窒ネどの内容を記載。コモンズ支援金42万5千円を受け、A4版・オールカラー4ページの「竏鋳ハ信」を今年度中にあと3回発行する予定だ。
創刊号は昔ながらの「山椒(さんしょう)の五平もち」の作り方、木裏原の養蜂家の取組み、標高1100メートルに群生するカキツバタの湿原「野田山アヤメ園」の紹介竏窒ネどを盛り込んだ。
同会議は30竏・0代の会社員や主婦などの男女15人ほどで昨年6月に発足。月一度の会議を重ねるなどして、地域づくり、地域振興などについて話し合っている。本年度からは東春近公民館の事業として活動を展開している。
事務局の同公民館関係者は「よりあい通信を見て興味を持ってもらい、同会議に参加してもらえれば」と呼び掛ける。今後は農業経営、学校教育環境などの社会性のある内容も掲載していきたいと考えている。
問い合わせは、東春近公民館・春近郷ふれ愛館(TEL72・3202)へ。 -
信州かやの山荘・萱野高原4日から営業再開
7月の豪雨で休業していた箕輪町信州かやの山荘・萱野高原は4日、営業を再開する。
通行できる道路は、福与入口からの林道中樽線。箕輪ダムからの林道中樽線と長岡からの林道萱野線は通行できない。
夏休みの信州かやの山荘は、宿泊に余裕がある。みのわ振興公社では、「高原のさわやかな風と標高1200メートルから見下ろす眺望と夜景は最高。ぜひ利用して」と話している。 -
かんてんぱぱで銅版画家・今村由男さんの個展
自然と幾何学的な世界を調和させ、独特な空間を表現する飯田市の銅版画家・今村由男さん(57)の作品展「伊那谷の光と風 銅版画の世界」が1日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。銅版画や手描き作品など約40点が、訪れた人の目を楽しませている。
バラトヴァバン国際版画ビエンナーレや日仏現代美術展など、各美術展でさまざまな賞を受賞してきた今村さんがかんてんぱぱホールで個展を開くのは初めて。今回は、過去5年ほどに製作した近作を集めた。
「伊那谷の光と風」をテーマに、日常の風景にある自然や天文的要素、設計図のようなライン使いで現実とかけ離れた時間軸を表現。
手描き作品「オリジナルタブロ」は、土蔵に使用する漆喰に色彩を施し銀箔を焼いた“黒箔”などを用い、独自の世界を創り出している。
今村さんは「夏休み中の子どもたちにも天文、自然、四季折々の情景などを感じてほしい」と話していた。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。入場無料。7日まで。 -
大芝高原まつり(26日)予定通り実施
会場に義援金箱を設置南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会は2日、緊急の代表者会議を村役場で開き、26日の第21回大芝高原まつりを予定通り実施することを全員一致で決めた。祭り当日、会場に義援金箱を設置し、豪雨被害のあった近隣市町村に義援金を送る。
上伊那では、7月の豪雨による災害で箕輪町と伊那市が祭りを中止した。
実行委員長の唐木一直村長は、「近隣への配慮もしないといけない」とした上で、村の被害は最小限だったこと、祭り開催時期がお盆過ぎで間があることを挙げ、「実施してまいりたい」と考えを示した。
村長あてに小学生から開催してほしい旨の手紙が多数届き、村長や役場産業課にも開催を望む声が多く届いている。
1団体では開催と中止が半々の意見があったほかは、「ぜひ開催してほしい」「こんなときだからこそ元気を出せるようにやったほうがいい」などの意見で、全員一致で開催を決め、義援金箱の設置も賛成した。 -
おごち・長岡保育園の年長児が交流
箕輪町のおごち保育園と長岡保育園は2日、年長児交流でプールやスイカ割りなどを一緒に楽しんだ。
2園は地理的にも近く、卒園すると同じ箕輪東小学校に入学する。入学時に初めて顔をあわせるよりも、事前に会っていればスムーズに移行できるとの配慮もあり、毎年、交流をしている。
今回は、おごち保育園で1日生活。長岡の園児12人がおごちに登園した。おごちの園児7人は少し恥ずかしそうにしているところもあったが、長岡の園児はすぐになじんで遊んだ。
午前中は東小のプールで水遊びをした。おごちの園児は6回目だが、長岡は初の小学校プール。水に顔をつけられる子がほとんどで、ビーチ板を持って泳いだり、プールに投げ込んだおもちゃをもぐって拾ったり、先生に抱いてもらって深いプールにちょっとだけ入ったり、広いプールでおもいっきり遊んだ。
園児は昼食もお昼寝も共にし、おやつのスイカ割りも楽しんだ。
2園は今年、寺に一緒に探検に出かけ、今回が2回目の交流。秋にはおごちの園児が長岡を訪れ、箕輪ダムに出かける計画をしている。 -
はらぺこ保育園で流しそうめん
伊那市富県の里山で、野外活動を中心とした保育に取り組む「はらぺこ保育園」の園児たちは1日、夏の風物詩・流しそうめんを楽しんだ。
昔に比べ、体験する機会が少なくなった流しそうめんを楽しむとともに、たくさん食べて夏の体力を養うことが目的。小学校が夏休み中のため、今回は園児だけでなく小学生も一緒に参加した。
食べやすいこともあって食事が進み、子ども16人と大人数人で30束以上のそうめんを完食。ほかにも、園児らが畑で育てたトマトやキュウリなども一緒に流した。
流れてくるそうめんをはしで上手にとることができた園児は「見て、こんなに取れた」と、笑顔を見せ、口いっぱいにそうめんをほお張っていた。 -
ゆずり葉学級の灯ろう展示
南箕輪村公民館の高齢者学級「ゆずり葉学級」は6日まで、日帰り温泉施設大芝の湯に、七夕灯ろうまつりで使った手作りの灯ろうを展示している。
大芝高原で7月8日にあった七夕灯ろうまつり。祭りは5年目で、ゆずり葉学級は今年初めて参加した。
学級の時間や各家庭で灯ろう作りに挑戦。ダンボールを切り抜く形や和紙に書く絵、文字など工夫し、明かりを灯したときにきれいに見えるように内側に銀紙を張ったり、折り紙で折った朝顔を張るなど凝った仕上がりの作品もある。
灯ろう46基は、中央廊下の両側に並べて展示している。「昼間の灯ろうも楽しんでほしい」という。 -
JICA国際協力セミナー
国際教育について理解を深めてもらおうと駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)は1日、地方自治体や教育委員会の職員、現職の学校教員らを対象にした第1回国際協力セミナーを開いた。県下各地から約30人が参加して講演を聞いたり、意見交換をするなどした。県企画部国際チームの小宮山英明チームリーダーは「県としての国際化への取り組み」について講演=写真。基調講演として中部大国際関係学部国際関係学科の青木澄夫教授の「国境を越えた諸課題に対し積極的に行動力で示す人材を育てる竏鋳n球規模で考え、地域で行動する」が行われた。加藤所長は「教育に活用できるノウハウを2日間で見つけてほしい。リラックスして積極的な議論を」とあいさつした。
セミナーは1泊2日の日程で、2日目は東京大大学院総合文化研究科の木村秀雄教授の基調講演「異文化理解と適応」を聞くほか、05年に駒ケ根市の赤穂南小学校に開設された世界情報センターや、飯島町の草の根技術協力などの取り組みをテーマにしたワークショップや意見交換会などが行われる。