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箕輪町下古田 ブルーベリー収穫体験
箕輪町地域おこし協力隊の山川正信さんの農園「ゆかいな野菜村」では、ブルーベリーの収穫体験が楽しめます。
箕輪町下古田の農園には、12種類180本のブルーベリーが植えられています。
この時期は、上伊那で多く栽培されている大粒の「デューク」
甘みが強い「スパルタン」が食べごろです。
育てているのは箕輪町地域おこし協力隊、山川正信さんです。
山形県で就農し、トマトを中心に野菜を栽培してきました。
数年前に脳卒中で倒れ、一旦農業から離れましたが、再び農のある暮らしがしたいと、箕輪町地域おこし協力隊となりました。
現在は妻のみゆきさんと農業振興をテーマに活動しています。
ブルーベリーは前の持ち主から引き継ぎ、育てるのは2年目になります。
今年は木のせん定をして、高さを下げ、子どもでも取りやすい位置に実がなるようにしたということです。
ブルーベリー収穫体験は電話で受け付けています。
ブルーベリーは持ち帰り限定で、100グラム150円で、入園料が300円です。
収穫体験は8月上旬まで楽しめそうです。
電話090-2025-6547 -
箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める箕輪町の戦没者慰霊祭が、町文化センターで27日に行われました。
この日は、遺族と来賓88人が参列し、献花台に花を手向けました。
慰霊祭は、町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
社会福祉協議会の中村克寛会長は「若い世代に戦争について語り継ぎ、平和な社会を実現することが私たちの使命です」と式辞を述べました。
箕輪町遺族会の唐澤光範副会長は「もう二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちを再確認し、今後も戦争を語り継ぐ活動を続けていきます」と話していました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ、兵士として出兵した602人が犠牲となっています。
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やまぶどうワイン「山紫」28日から販売
伊那市と信州大学農学部が開発した、やまぶどうを使い熟成させたワイン「山紫」が完成し、28日から販売が始まります。
伊那ワイン工房の村田純社長と、やまぶどう生産者の会の城倉友幸さんが完成したワインについて説明しました。
2023年に収穫したやまぶどうの甘みを活かし熟成させたものだということです。
720ミリリットル入りが税込み2,500円で限定1,400本、375ミリリットル入りが税込み1,600円で限定400本となっています。
山紫は28日から市内の酒販店などで購入できます。
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日輪寺のアジサイ涼しげに咲く
箕輪町南小河内の日輪寺のアジサイが涼しげな花を咲かせています。
日輪寺の境内やその周辺には約100株が植えられていて見ごろを迎えようとしています。
26日はこの寺に住む関野浩さんとその家族が花を楽しんでいました。
関野さんによりますと、かつて地域の人たちが日輪寺をアジサイ寺にしようと植えたのが始まりだということです。
しかし、住職不在となり空き家となっていたため地域住民が町を通して住んでもらえる人を探していました。
静かな自然の中で生活できる所を探していた関野さんが住むことになり、松本市から8年前に家族で移住してきました。
それ以降、檀家や地域住民と協力しながらアジサイを管理しています。
住みだした頃は青色のアジサイがほとんどだったため灰をまき土の成分を改良したことにより赤色のアジサイが増えたきたということです。
日輪寺のアジサイは7月中頃まで楽しめるということです。
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クマ目撃相次ぎ 伊那西小 車で登下校
伊那市の伊那西小学校は、学区内でクマの目撃情報が相次いでいる事から、登下校時に車やバスでの児童の送迎を26日から始めました。
26日午前7時30分頃の伊那西小学校です。
子ども達は、保護者が運転する車で登校していました。
伊那西小学校の通学区では、17日と25日にクマの目撃情報がありました。
2週間以内に2度の目撃情報があった事から、きょうから2週間の予定で、車やバスでの送迎を始めました。
保護者が自家用車で乗り合いも含め送り迎えを行い、下校時の迎えが難しい場合は、学校のバスで家の近くまで送るという事です。
伊那西小では、7月9日に信州大学の助教を招き、クマの生態や遭遇した時の対処方法を学ぶ学習会を開く予定です。
伊那市内ではきょう、午前10時30分と午後2時30分頃に西箕輪羽広で、ともにクマの幼獣の目撃情報がありました。
市内では今年度、12件の目撃情報があり、前年度と比べ9件多くなっています。 -
マルエーでカラオケ祭り初開催
箕輪町沢の牛乳の宅配を手掛けるマルエーは、地域の顧客を招いてのカラオケ祭りを社屋で26日初めて開きました。
26日は、箕輪町や辰野町のマルエーの客や社員およそ15人がカラオケを楽しみました。
会場の部屋は、普段は会議室として使っていて、スピーカーやプロジェクターなどの設備も整っています。
参加者は、演歌などをリクエストし、歌声を披露していました。
マルエーは、地域を元気にする事をモットーとしています。
その中で今回は、高齢者の人達に喜んでもらい、元気になってもらおうと、初めてカラオケ祭りを企画しました。
マルエーでは、8月にもイベントを開催する予定です。 -
写真集団アルプ「山からのメッセージ」
伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの作品展「山からのメッセージ」が、26日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には40代から80代の会員14人の作品58点が並んでいます。
県内を中心に撮影した、一人3点から5点ずつを展示しています。
会員それぞれが1年を通して中央アルプスや南アルプスなどテーマに沿った山に何度も足を運び撮影しているということです。
写真集団アルプは2011年に発足し、作品展は今回で21回目となります。
今回からはそれぞれの作品に、撮影した時の状況や感じたことなどが書かれたコメントが添えられています。
写真展は7月2日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那・箕輪の西部地域でクマの目撃相次ぐ
人里でのクマの目撃が相次いでいます。
6月2日に人身被害があった箕輪町では、5月から例年を上回るペースとなる8件の目撃情報がありました。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、クマの出没状況などについて説明がありました。
町では今後、クマと人のすみわけのためのゾーニングを行っていく計画です。
箕輪町では、今月2日に下古田で男性がクマに襲われけがをしました。
25日までに、西部地域で8件目撃情報があり、昨年度の4件をすでに上回っています。
また25日までに2頭が誤って罠にかかり、捕獲、放獣されています。
町では、檻やセンサーカメラの設置、藪の刈り払いなどを行いました。
また、箕輪西小学校の保護者に朝夕の送迎を依頼しています。
下古田では、クマの動きが活発となる朝夕を避け、農家の男性が草刈りをしていました。
伊那市では、25日までに9件の目撃情報がありました。
24日の午後7時半頃に伊那養護学校付近で幼獣1頭が、きょう午前5時40分頃には、小沢でクマの親子が目撃されました。
捕獲件数は6件で、きょう早朝、中の原でメスの成獣がクマ檻にかかっていたということです。
伊那西小学校では、明日から登下校時に車やバスでの送迎を行うとしています。
なお、南箕輪村ではクマの目撃情報は寄せられていません。
県では、全県にツキノワグマ出没注意報を発令していて、朝夕は山の中に入らないことや、ラジオや鈴など音の出るものを持って出かけることなどを呼びかけています。
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ヘチマの苗 市役所で無料配布
伊那市ではCO2を減らす取り組みとして、ヘチマの苗を無料で配っています。
ヘチマの苗は、市役所1階ロビーで配布しています。
150ポット用意し、25日午前10時現在、50ポットほど残っていました。
伊那市では「伊那から減らそうCO2」「すすめようプラごみ削減」の一環として、市内の保育園などと協力してヘチマを育てています。
育ったヘチマでスポンジを作り、脱プラスチックを目指しています。
4年目の今年は、市民にも取り組んでもらおうと、初めてヘチマの苗を配布することにしました。
つるが伸びてグリーンカーテンになるとエアコン代の節約にも繋がるということです。
ヘチマの苗は26日まで、市役所1階ロビーで配布しています。
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市民プール オープンに向け清掃
伊那市の市民プールが7月13日土曜日にオープンします。
25日はプールの清掃が行われました。
清掃を行ったのは市や市振興公社の職員およそ10人です。
ブラシや高圧洗浄機を使い、落ち葉や泥など1年間でたまった汚れを清掃していました。
清掃は26日も行い、その後機器の点検をしてオープンを迎えます。
市の職員は「今年も暑くなりそうなので、ぜひ楽しんでほしい」と話していました。
伊那市民プールと高遠スポーツ公園プールは7月13日~8月25日まで営業するということです。
オープン初日は無料で開放されます。
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高遠町内3つの小中学校で市営プール活用し授業 本施行
伊那市高遠町の高遠小学校で、今年度初めての水泳の授業が24日に、高遠スポーツ公園プールで行われました。
高遠小を含む高遠町内の3つの小中学校では、2年前から試験的に市営プールで授業を行っていて、今年度から本施行となります。
高遠スポーツ公園の屋内プールで水泳の授業を行うのは、高遠小学校、高遠北小学校、高遠中学校の3校です。
24日は、高遠小の全校児童が今シーズンの初泳ぎを楽しみました。
昼前には、2年生と5年生が授業を行いました。
高遠町内の3つの小中学校では、ろ過機の故障や漏水などによりそれぞれ修繕が必要となっていたため、2年前から試験的に市営プールを利用しています。
24日の伊那地域は、23日の雨から一転強い日差しが降り注ぎ、最高気温は31.4度まであがりました。
屋内プールのため炎天下や雨天時でも授業を行うことができます。
低学年が利用するスペースには、高さ40センチほどのプールフロアが設置されているほか、転落防止用のネットも設置されています。
高遠小学校では、8月末まで各学年12回ほどの授業を行う計画です。
なお伊那市教育委員会では、昨年度小中学校の水泳の授業の在り方について考える検討委員会を設け、各学校が民間施設の利用を含めた授業の方法について定めたということです。 -
新紙幣発行まで10日 飲食店やスーパーの対応は?
7月3日の新紙幣の発行まで残り10日となりました。
伊那地域でも、スーパーのレジなどでは対応が進む一方で、飲食店などでは券売機の更新など対応が必要となっています。
伊那市の株式会社ニシザワでは、運営するベルシャイン4店舗と食彩館系列のスーパー7店舗に合わせて140台のレジを導入しています。
新紙幣に対応するための機械内部のプログラムの変更を進めていて、24日の朝全てのレジで更新が終わったということです。
これにより、7月3日から新紙幣と旧紙幣の両方を使用することができます。 -
大芝高原 キッズマルシェ
子どもたちの手作りの品やリユース品の店が並ぶキッズマルシェが22日に南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
キッズマルシェは、南箕輪村観光協会が主催する森と芝のマルシェの中で開かれたものです。
会場には、村内外の子どもたちが手作りしたキーホルダーやアクセサリーなど、10店舗が並びました。
キッズマルシェは小学3年生から高校生までが主体的に運営する店が並ぶマルシェです。
南箕輪中学校科学技術部の木工班は、着火剤を販売しました。
SDGsを考え、部活動で出た木くずや給食センターの廃油が使われていています。
森と芝のマルシェではほかに、村観光協会が、紫外線に反応して固まるレジン液を使ったキーホルダー作りの体験ブースを開きました。
大芝高原でお気に入りの葉っぱを見つけ、レジン液を塗ります。
紫外線で固まったらデコレーションして完成です。
マルシェは村観光協会が村民の交流の場として3年前から開いています。
次回のマルシェは7月27日(土)に開かれる予定です。
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ながたの湯 フォトスポット設置
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は施設のPRにつなげようとフォトスポットを設置しています。
ながたの湯の玄関には去年の12月からハート型のフォトスポットが設置されています。
ハート型のフレームをベースに月替わりとなっていて、その季節のイベントに合わせた装飾をしています。
今月は「涼しさ」をテーマに風鈴などが飾られ、背景には水風船が描かれた幕が設置されています。
ながたの湯では訪れた人に向けて温泉以外にも楽しんでもらおうとスポットを作りました。
「涼しさ」をテーマにしたフォトスポットは今月いっぱい楽しむことができます。
来月は「ひまわり」をテーマに装飾する予定です。
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赤穂総合学科新校 新校舎の完成遅れる見込み
県立高校の再編により、2029年に総合学科になる赤穂高校の新校舎の完成が開校時期よりも遅れる見込みであることがわかりました。
新校舎の完成の遅れは、19日に開かれた新校準備委員会で、
設計事業者が明らかにしたものです。
赤穂総合学科新校は、2029年4月の開校を目標にしていますが、新校舎は今まで完成の時期が定まっていませんでした。
設計事業者によりますと、新校の開校から校舎の完成まで、最長で2年かかる見込みです。
新校舎は、工期を短くするためにまとめて建てる一括工事の案と、建てる時期を分け、完成した校舎を順次、使えるようにする分割工事の案が出ています。
工事中、生徒は仮設の校舎に通いますが、一括で工事をする場合、学年によっては新校舎に通わないまま卒業する生徒が出るということです。
県は、9月までに工事の仕方を含めた基本計画をまとめ、新校舎の設計に入りたいとしています。 -
日影区で防災学ぶイベント
楽しみながら防災について学ぶイベントが、伊那市の日影公民館で23日行われました。
このイベントは、ひかげ遊ぼうさいと題し、日影分館と、日影自主防災会の共催で開かれました。
会場には、非常食や携帯用ミニトイレなどの防災グッズの他、段ボールベッド、簡易個室などが展示されました。
イベントは、楽しみながら防災について学んでもらおうと、納涼祭に代わるイベントとして行われていて今年で3年目です。
23日は雨のためイベントの規模を縮小して行われました。
会場の外では、アルミ缶を使ってご飯を炊く体験や火起こしなども企画されました。
防災以外にも菓子などが当たるビンゴ大会や、かき氷やポップコーンなどの出店ブースもありました。
日影区では、「イベントを通して、災害に強い区を目指していきたい」と話していました。 -
古布を使ったぞうり教室
伊那市民俗資料館が主催する古布を使ったぞうり教室が高遠町の旧馬島家住宅で23日、開かれました。
教室は、布ぞうりの技術を継承し多くの人に作り方を覚えてもらおうと開かれたもので、市内を中心に10人が参加しました。
講師を務めたのは高遠町山室の北原房子さんです。
布団などを裂いた長さ1mほどの古布をぞうりづくり専用の器具を使い編んでいきます。
北原さんは「形をこまめにみながらきつく編んでいってください」などと参加者にアドバイスしていました。
1足作るのに5時間ほどかかるということで、参加者たちは北原さんのアドバイスを受けながら手を動かしていました。
布ぞうりは、やわらかく肌触りのよさが特徴で、洗濯をして長く使用できるということです。
教室は30日にも予定されていますが定員に達したため参加受付けは終了しています。
尚、11月に予定されている教室は、10月から募集するということです。 -
箕輪町消防団「赤魚会」珍味でもてなし
箕輪町消防団が珍味で町の関係者をもてなす伝統の懇親会「赤魚会」が、地域交流センターみのわで23日開かれました。
23日は箕輪町消防団の正副分団長が料理の腕を振るいました。
用意されたのは、ワニの肉や、コオロギ・蚕・バッタのカナッペ、ザリガニのカレー煮、カエルのから揚げなどです。
会場では、招かれた町の関係者や区長などが「まずいとは一切発言しません」などと書かれた誓約書にサインをしていました。
料理が運びこまれてきました。
招かれた人たちは、写真を撮影したり、珍味を口に運んでいました。
赤魚会は、戦後に消防団の活動資金を集めようと、天竜川のウグイ・赤魚を振舞ったのが始まりだということです。
現在では、珍味を振る舞い、親睦を深める会となっています。
コロナ禍は会は中止、去年は通常の会食として開かれましたが、今年は各分団が珍味を持ち寄る伝統を復活させました。
招かれた人たちは、珍味を味わいながら、親睦を深めていました。
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伊那地域で雨 JR飯田線に影響
前線や低気圧の影響で伊那地域23日の伊那地域は雨となり、交通機関にも影響がでました。
JR東海によりますと、飯田線は、午前6時頃、下島駅―沢渡駅間で列車と倒木が衝突したため一部区間で運休と遅れが発生しました。
また、午後4時現在、駒ヶ根駅―伊那北駅間で上下線ともに運転を見合わせています。
午後4時現在、伊那市・箕輪町、南箕輪村に被害の報告は入っていません。
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平年より14日遅い梅雨入り
気象庁は、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると、21日に発表しました。
平年より14日遅く、過去3番目に遅い梅雨入りだということです。
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、あじさいが咲き始めています。
関東甲信地方は、平年より14日遅く、昨年より13日遅い梅雨入りで、1967年と2007年の「6月22日ごろ」に次いで、3番目に遅い梅雨入りです。
長野地方気象台によりますと22日は晴れ間が広がりますが、23日以降は雨や曇りの日が多いということです。
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弥生祭始まる
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の文化祭「第65回弥生祭」が21日から3日間の日程で始まりました。
文化祭はコロナ前の形で5年振りに通常開催となりました。
21日は全校生徒およそ630人が体育館に集まりオープニングセレモニーが行われました。
はじめに生徒会が制作した動画が上映されました。
新型コロナ感染防止対策として昨年度までオープニングセレモニーを伊那文化会館で開催してきましたが、今年はコロナ前と同様に学校で行われました。
今年の弥生祭のスローガンは星と虹と書いて「星虹」です。
生徒を星に見立てて生徒がいろいろな人と虹の架け橋になればという思いが込められています。
ステージ発表ではダンス部が息のあったパフォーマンスを披露しました。
また、男子ソフトボール部によるダンス発表や野球部の漫才なども行われました。
22日は、全校生徒による体育祭や生徒会企画が予定されています。
最終日の23日は一般公開され、クラス展の他、吹奏楽部や演劇部などの発表が予定されています。
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平和願うバラを植樹
バラ祭り開催中の伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンに世界平和を願う「シモーヌ・ヴェイユという品種のバラ」が21日、新たに加わりました。
しんわの丘ローズガーデンは今年、プレオープンから20年を迎えました。
これを記念し伊那市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社と世界平和に貢献することを目的にフランスで設立された団体ルネサンス・フランセーズの日本代表部が共同でシモーヌ・ヴェイユのバラの苗木5本を伊那市に寄贈しました。
21日は植樹式が行われ、伊那市の関係者など10人が出席しました。
このバラは2015年、ルネサンス・フランセーズの設立100周年を記念して作られたものです。
会の名誉会長で世界に正義と平和を訴えたフランスの女性政治家のシモーヌ・ヴェイユに由来しています。
この団体ではバラを通じた世界平和を強く求めていく活動として全国各地の自治体などに寄贈しています。
シモーヌ・ヴェイユのバラは香りが強く春と秋に花が楽しめるのが特徴だということです。
21日に植樹したバラは来年の5月頃楽しめそうです。
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大芝高原のササユリ見頃
21日は一年で昼の時間が最も長い「夏至」です。
南箕輪村の大芝高原では、この時期に見頃を迎えるササユリが楽しめます。
大芝屋内運動場の西側には、県の指定希少野生植物のササユリが咲き現在見頃を迎えています。
森林を管理する村開発公社によりますと、花は17日に咲き始め、今月いっぱい楽しめるということです。
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松本山雅SC南信 保育園でサッカー教室
一般社団法人松本山雅SC南信は、伊那市の伊那北保育園でサッカーの巡回指導を21日に行いました。
この日は伊那北保育園の年少から年長の園児43人がボールの扱い方を教わるとドリブルの練習をしていました。
教えたのは松本山雅SC南信のコーチの大八木隆斗さんと久保翔さんです。
松本山雅SC南信では子どもたちにサッカーを通じて、スポーツの楽しみを知ってもらおうと南信地域の保育園や小学校で指導を行っています。
最後はミニゲームを行いました。
伊那市内の公立保育園でのサッカー巡回指導は今回が初めてで、今後、市内の別の保育園でも行われるということです。 -
現代アート作品展
ポスターや立体作品などが並ぶ現代アート作品展が、伊那市のベルシャイン伊那店で20日から始まりました。
会場ではおよそ30点が展示販売されています。
アメリカの芸術家、アンディ・ウォ―ホルの作品はスケートボードをキャンバスに見立てたもので、スケボー愛好家に人気があるということです。
現代アート作品展は30日までベルシャイン伊那店で開かれています。
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旧井澤家住宅で刺しゅう作品展
上伊那で活動する刺しゅうグループの作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
作品展は、刺しゅう愛好家でつくる「オリジナルT 刺しゅうグループ」が開いたもので、会場には、生徒50人の作品150点が並んでいます。
グループは、宮田村の竹中理恵子さんが40年ほど前に立ち上げ、現在50人の生徒がいます。
今回の作品展では、世界各国の刺しゅうが並んでいます。 -
伊那市出身の伊藤さん 国際映画祭にノミネート
伊那市荒井出身の伊藤優気さんが初めて監督を務めた映画「冬支度」が埼玉県川口市で開催される国際映画祭の国内コンペティション長編部門にノミネートされました。
19日は、伊藤さんにオンラインでお話を伺いました。
監督した作品「冬支度」です。
川口市で開かれる、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門には、応募53作品から6作品がノミネートされ、伊藤さんの作品がこの6作品に入りました。
撮影は伊那市を中心に行われました。
農家の建と印刷業の明は親友で、建の祖父の死をきっかけに次第にお互いの価値観の違いに気づき始めます。
祖父の形見のカメラで写真を撮り始め次第にのめりこんでいく建。
戸惑いながらも背中を押す明。
現代社会に生きる2人の若者の感情を繊細に描いた作品です。
伊藤さんは現在22歳、高校卒業後に俳優を夢見て東京の養成所に入り演技を学びました。
仲間から映画を撮ろうと誘われ、今回初めて監督を務めたということです。
この映画祭は国内と海外の長編部門、短編部門があり若手監督の登竜門として知られているということです。
ノミネートされた作品は7月に埼玉県川口市のSKIPシティで上映されます。
なおノミネートされた6作品の中から優秀作品賞1作品が7月21日に決まる予定です。
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コロナ週報 上伊那53人感染確認
19日発表の新型コロナウイルス感染症の10日から16日の週報です。
上伊那は53人、全県は388人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.41人で増加しています。
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Wakka Agri と田楽座8月に「棚田まつり」開催へ
伊那市長谷で輸出用の米づくりを行う農業法人Wakka Agriと富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は8月に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり」を行います。
18日は中尾座で記者会見が開かれました。
祭りは「棚田まつり」と題し、中尾座とその周辺で8月24日(土)に行われます。
祭りでは中尾地区で使われていた子ども神輿の練り歩きや、棚田のまわりに火を灯して米作りの豊作を祈る伝統行事「虫送り」を行う予定です。
また、中尾座の舞台では田楽座によるパフォーマンスが行われる他、「ざんざ節」の披露も企画されています。
ワッカアグリは2017年から長谷地域で米作りを行っています。
現在拠点としている中尾では高齢化や過疎化が進んでいることから、米作りの後押しをしてくれた地域に感謝し、盛り上げたいと考えました。
祭りを通して伝統を守り未来へつなげるという想いが同じだったことから田楽座と共同でイベントを開くこととなりました。
去年からお互いのイベントへの参加などを通して交流を深めてきました。
「棚田まつり」は8月24日(土)に中尾座とその周辺で午後4時から開かれます。
また、運営費用に役立てるためクラウドファンディングを行っています。
目標額は150万円で、期間は7月31日までです。
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㈱宮坂組 南箕輪村に100万円寄付
建設業・運送事業・警備事業を行う株式会社宮坂組は本社のある南箕輪村に100万円を19日に寄付しました。
19日は株式会社宮坂組の宮坂義広社長が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
株式会社宮坂組では新型コロナが始まった2020年から地域のために役立ててほしいと毎年寄付を行っています。
藤城村長は「有効に活用させていただきたい」と感謝していました。
村では、障害者福祉の支援に役立てる予定です。
宮坂組では、20日に支店のある箕輪町に100万円の寄付を行う予定です。