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七五三詣 健やかな成長願う
15日の七五三を前に伊那市の春近神社には、12日家族連れが訪れ、子どもの健やかな成長を願っていました。 春近神社には午前中から晴れ着に身を包んだ子供やその両親などが訪れていました。 こちらの女性は、この日の為に、孫の晴れ着を手縫いしたという事です。 春近神社では、毎年11月15日に近い週末に七五三詣を行っています。 訪れた人たちは、作法をおそわりながら神事を行い、子供の健やかな成長を願っていました。 花畑樹彦宮司は、「豊かな実りの秋にお参りに来てくれた皆様にいいことがあるように祈りました」と話していました。
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西春近で新そば&きのこ祭り
伊那市のそばイベント5週連続ぶっとおしそば三昧の最終回、西春近新そば&きのこ祭りが12日、伊那スキーリゾートで行われました。 会場には家族連れなどが訪れ打ちたてのそばを味わっていました。 このイベントは信州そば発祥の地伊那をPRしようと先月から毎週土日に5週連続で開催されていて今回が最終回となります。 春近そばの会会員が打ちたてのそばを提供しそば打ちも披露されました。 1杯500円で地元産のそば粉を使った新そばです イベントではきのこ王国で採れたきのこの天ぷらも提供されました。 企画した伊那市観光協会では「期間中天候に恵まれなかったが今回は晴れて大勢の人が来てくれたのでほっとした。」と話していました。
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「入野谷昔語り」 美和ダムの思い出語る
伊那市長谷の昔の生活や文化についての話を聞く「入野谷昔語り」の1回目の座談会が11日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれ、美和ダム完成当時の様子について話がありました。 座談会では、伊那市長谷の中山晶計さんや羽場豊子さんら3人が語り人となり、昭和34年に完成した美和ダムのに係る思い出を語りました。 羽場さんは、自分の家の水田がダムの底に沈んでいったときの気持ちについて話しました。 入野谷昔語りは、長谷の昔の生活や文化を聞き継承していこうと、一般社団法人南アルプス案内人協会が今回初めて開きました。 講座は来年2月までに5回予定されていて、次回は18日(土)に「長谷の生業 山と川の恵み」というテーマで開かれます。
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ICT制作番組が地方の時代映像祭で選奨
伊那ケーブルテレビジョン制作の番組「たかずやの里を巣立つ日」が第37回地方の時代映像祭2017ケーブルテレビ部門で選奨を受賞しました。 11日、大阪府吹田市の関西大学で贈賞式が行われました。 地方の時代映像祭は、「地域」「地方」を新たな目で見直すために1980年に始まったドキュメンタリー作品の映像コンクールです。 今年はNHKや民放、ケーブルテレビ局などから287作品が寄せられました。 選奨受賞作品「たかずやの里を巣立つ日」は、今年6月に放送した30分のドキュメンタリー番組です。 伊那市東春近にある児童養護施設たかずやの里をこの春に退園した渡部愛美さんが、新社会人として独り立ちする場面を取材しました。 伊那ケーブルテレビの地方の時代映像祭入賞は今回で6作品目となります。 「たかずやの里を巣立つ日」は来月末に再放送する予定です。
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東部仏教会 亡くなった人の霊慰める
伊那市の高遠と長谷の26の寺でつくる東部仏教会は、サンハート美和に入所していて亡くなった人の霊を、8日慰めました。 この日は、東部仏教会に所属する寺の住職8人がサンハート美和を訪れ、位牌の前でお経を唱えました。 施設利用者も出席し、焼香して手を合わせていました。 東部仏教会では毎年、施設に入所していて亡くなった人の霊を慰めています。 会長で弘妙寺の田中勲雄住職は「高齢の利用者もいるので、皆さんにも元気で穏やかに過ごしてもらいたい。」と話していました。 この日は他に、仏教会から慰問金も手渡されました。
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権兵衛トンネルで事故想定し訓練
国道361号・権兵衛トンネルで、トンネル内の事故を想定した訓練が、9日行われました。 訓練は、トンネルを通行止めにして行われました。 伊那側の入り口から300メートル付近で、トラックが対向車線にはみ出し、走行中の乗用車に正面衝突したとの想定で行われました。 運転手はともに軽傷・同乗者がともに重傷という想定です。 運転手が緊急電話を使って通報すると、トンネル内では事故発生を呼び掛けるアナウンスが流れました。 警察車両や救急車が到着すると、助手席のけが人を救出し、搬送していました。 また、事故車両からもれた燃料に引火して車両火災が発生したと想定して訓練が行われました。 トンネル内にある消火栓を活用し、県の職員が初期消火に当たりました。 その後、伊那側と木曽側の両側から消防車両が到着し、消火していました。 平成18年に権兵衛トンネルが開通してから、訓練は毎年行われています。 トンネルは、1日平均で、平日で3,800台、休日で4,700台通行しているということです。 道路を管理する木曽建設事務所によると、トンネル開通からこれまでに重大事故はなく、交通事故による通行止めもないということです。
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高校生ロックバンド「FAITH」 ミニアルバム全国リリース
伊那市を拠点に活動する高校生ロックバンドFAITHは、15日にミニアルバム「2×3 BORDER」を全国リリースします。 地元では高校生を中心に、彼らの活躍に期待が高まっています。 FAITHは、伊那弥生ケ丘高校、上伊那農業高校、飯田女子高校に通う生徒5人が2015年に結成しました。 去年開催された「第6回長野県高校生バンド選手権」で最優秀賞を受賞。 そして、今年の夏に開催された10代のバンドが参加する全国規模のイベントに初出場し、参加した3,199組中、ファイナリスト8組に残りました。 8月にミニアルバムを発売し、ライブ会場で手売り販売していましたが、所属事務所の後押しもあり、今回全国の店頭に並ぶことになりました。 作詞作曲は自分たちで行い、歌詞は全て英語です。 ボーカルとギターボーカル、ドラムの3人は日本とアメリカのハーフで、国境を越えたボーダーレスな音楽を届けます。 FAITHのミニアルバム「2×3 BORDER」は、15日(水)から全国のCDショップなどで販売が始まるほか、音楽配信サイトでもダウンロードできます。 7曲が収録されていて、価格は1,500円です。 なお、11月23日と12月10日は、gramHOUSEで、ライブが行われる予定です。 メンバー5人のうち4人は3年生で、卒業後は全員上京するということです。
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伊那市 梅垣さん宅菊が見ごろ
伊那市美篶笠原の梅垣佐知子さんが育てている菊が見頃を迎えています。 梅垣さんは、15年前から趣味で菊を育てています。 自宅の庭には、10種類の菊が見ごろを迎えていて、今月の下旬まで楽しめるということです。
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VC長野公式応援ソング完成
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの応援ソングが完成しました。 応援ソングを手掛けたのは、駒ヶ根市のタレントでVC長野トライデンツ応援団長の北澤ユウジさんです。 応援を盛り上げようとVC長野から要請があり、ユウジさんが、今年の3月から曲づくりをはじめました。 曲名はTRY&FLY~お前は一人じゃない~です。 ユウジさんは、2015年からVC長野の応援団長を務め、試合で得点した選手の名前をコールするなど応援を先導しています。 VTRユウジさん 応援ソングは、ホームゲームの試合の前やセット間に流していて、ユウジさんは「曲に合わせてタオルを回してほしい」と話しています。 TRY&FLYのCDは、ホームゲームの会場や伊那市の平安堂で1枚1000円で販売しています。
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伊那中央ロータリークラブ コナラの苗木を植樹
伊那中央ロータリークラブは、環境美化活動の一環でコナラの苗木を7日、伊那市のますみヶ丘平地林に植えました。 この日は、クラブのメンバー17人がコナラの苗木およそ100本を植えました。 これは、県内のロータリークラブの今年度の行動計画のひとつ「環境問題への対策」として行ったものです。 計画では、ロータリークラブの会員1人1本の植樹を目指しています。 コナラの苗木は60センチから1メートルで、クラブの会費で購入したということです。 唐澤敏治会長は「苗木が大きくなった時に、地域の子どもたちや都会から来た人が間伐をしたり、将来炭として有効活用できると思う。」と話していました。
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恩徳寺 大イチョウ見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、村の天然記念物に指定されている大イチョウが見頃を迎えています。 恩徳寺の境内には、樹齢およそ360年の大イチョウがあり、現在見頃となっています。 幹の太さは3.5メートル、高さは20メートルで、昭和54年に村の天然記念物に指定されました。 恩徳寺によりますと、見頃はあと1週間ほどだということです。 気温の低い日には一気に葉が落ちるということで、見頃を過ぎても地面に落ちた葉の絨毯を楽しむことができるということです。
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アルストロメリア出荷作業
上伊那が日本一の生産量を誇る花、アルストロメリアの出荷作業が、年末の需要期に向け本格化しています。 伊那市東春近の花卉農家、酒井弘道さんのハウスでは、連日出荷作業に追われています。 アルストロメリアは南米原産で、上伊那では夏場が涼しく、冬場の晴天の日が多いことから1年間を通して栽培が行われています。 酒井さんは10棟のハウスで13品種およそ70万本を栽培しています。 花が長く楽しめるよう咲き始めのものを選んで収穫しています。 JA上伊那管内では、54軒の農家が、東京や名古屋、大阪の主要都市を中心に年間1300万本を出荷していて、日本一の生産量をほこります。 切りとったアルストロメリアは、自宅横にある作業場で出荷の準備が行われます。 上伊那ブランドの品質を守るため、出荷用の箱にも工夫がされています。 日持ちがするよう、栄養剤などを入れた液体につけて出荷しています。 JA上伊那によりますと、これから年末までにおよそ140万本を出荷するということです。
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高遠消防署に火災予防の看板設置
高遠高校芸術コースの生徒が作った火災予防を呼びかける看板が伊那市高遠町の高遠消防署に設置されています。 看板は縦1.8メートル、横3.6メートルあり炎と戦う消防士の様子が描かれています。 火災が多くなるこれからの時期の啓発のために設置されたもので秋の火災予防運動期間の9日から15日まではライトアップされるということです。
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箕輪町松島 火伏せの神に防火や地域の安全祈願
火伏せの神、深澤鎮火大神と秋葉三尺坊が祀られている箕輪町松島の深澤公園内に地域住民が集まり、火災予防や家内安全などを願う神事と祈祷が行われました。 深澤公園内にある深澤鎮火社には火伏せの神、深澤鎮火大神が祀られています。 この日は松島区の地域住民や消防団など100人が参列し火災予防や地域の安全を祈りました。 神事が終わると、同じく深澤公園内にあるお堂に移動し、秋葉三尺坊の前で大般若転読祈祷が行われました。 松島区では、大正5年に大火が起きました。消失した建物は史料にもよりますが100棟とも500棟とも言われています。 修行により火伏せの術を身につけた僧侶、秋葉三尺坊の像を神輿に乗せて松島の商店街を練り歩いたことに罰があたり大火が起きたとの言い伝えが残っていて、以降毎年11月に防火を祈る例大祭を行っています。 松島区長で、秋葉三尺坊・深澤鎮火社奉賛会の金澤芳雄会長は「伝統ある行事を後世に引き継ぎ、区民の安全安心を願っていきたい」と話していました。
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つくしんぼ保育園 シクラメン販売
伊那市のつくしんぼ保育園は、保育園の運営費にあてるためのシクラメンの販売を、4日と5日の二日間ニシザワ双葉食彩館で行っています。 シクラメンは、1鉢1,300円で、2,000鉢が用意されました。 つくしんぼ保育園では、運営費に充てようと、毎年シクラメンの販売を行っています。 保育園では、「明日も販売しているので、子どもたちのためにもぜひ協力してほしい」と話していました。 販売は、5日も午前10時から行われます。
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箕輪町下水道料金「10%引き上げが適当」 答申
箕輪町下水道運営審議会は、来年度から下水道使用料金の10%値上げが適当と2日白鳥政徳町長に答申しました。 白鳥町長は答申を尊重する考えです。 2日は、役場で下水道運営審議会が開かれました。 来年度から下水道料金を10%値上げすることが適当と結論づけ、白鳥町長に答申しました。 基本使用料は、これまでの1,500円から1,650円に、使う量によって金額が変わる従量使用料金は、一般的な家庭で2か月に30立方メートル使った場合、これまでの5,994円から、6,620円になります。 白鳥政徳町長は「住民の生活に影響があることなので、答申を最大限尊重し、慎重に対応したい。」と話していました。 下水道料金の値上げは、12月定例議会に条例改正案として提出され、可決されれば来年4月から施行されます。
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伊那市長選・市議選日程決まる
任期満了に伴う伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙は、来年4月15日告示、22日投開票の日程で行われることが、2日に決まりました。 2日開かれた伊那市選挙管理委員会で決まりました。 伊那市長選挙、市議会議員選挙は、ともに来年4月15日日曜日告示、22日日曜日投開票です。 市議選は、現在と同じ定数21人で行われます。 10月9日現在の選挙人名簿登録者数は、男性2万7,486人女性2万8,928人で、合わせて5万6,414人となっています。
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早寝早起き朝ごはんキャラバン隊 啓発活動
早寝早起き朝ごはんのキャラバン隊は、子ども達に正しい生活リズムの大切さを教えるための啓発活動を2日、伊那市の西春近南小学校で行いました。 子ども達の掛け声で、キャラクターが登場しました。 これは、文部科学省が進める国民運動「早寝早起き朝ごはん運動」に合わせて、全国協議会の事務局となっている国立信州高遠青少年自然の家が行っているものです。 西春近南小学校では1年生と2年生の児童44人が話を聞きました。 職員が「きょう朝ごはんを食べてきましたか?」と質問すると、子ども達は元気よく手を挙げていました。 ○×クイズでは、睡眠や食生活に関する問題が出されました。 キャラバン隊の職員は「生活リズムを整えて心も体も大きく成長しましょう。朝ごはんをバランスよく食べると脳が動いて授業に集中できます。」と児童に呼びかけていました。
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伊那弥生華道部 花の甲子園全国大会へ
生け花を学ぶ高校生が技を競う池坊花の甲子園の全国大会に伊那市の伊那弥生ケ丘高校の華道部の3人が出場します。 全国大会に出場するのは華道部の2年生、宮下陽南子さん、牛山遥奈さん、井出唯月さんの3人です。 3人は、高校に入ってから華道を始めたということです。 1日は、同窓会の久保田裕子会長が激励に学校を訪れました。 久保田会長は「もてる力を十分に発揮して欲しい」と話していました。 長野地区大会は、8月に松本市で開かれ1チーム3人で4校が参加しました。 生ける花は大会側が用意した17種類と持ち込みの花1種類を自由に組み合わせ、3作品を45分以内に仕上げました。 伊那弥生ケ丘高校の3人はヒマワリやユリなどを使って過去、現在、未来を表現し、長野県代表に選ばれました。 伊那弥生ケ丘高校では、過去に1度全国大会に出場しています。 全国大会出場が決まってから、稽古の日を増やし、活動しています。 花の甲子園は、華道家元池坊が開いているもので今年で9回目です。 全国大会は、12日に京都府で開かれることになっていて、制限時間に決められた花を生け、作品をアピールします。
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年賀はがきの販売 全国一斉に始まる
来年用の年賀はがきの販売が1日から全国一斉に始まり伊那郵便局でも早速買い求める人の姿がありました。 伊那郵便局では1日から年賀はがきのコーナーを設置し窓口ではまとまった枚数を買い求める人の姿がありました。 伊那郵便局では例年とほぼ同じ55万枚、市内郵便局では合計126万枚を販売する予定です。 色や絵付きのものなどがあり、日本郵便のHPでは、インターネットで絵柄などを作成し印刷したものを注文した人の自宅まで配達するサービスを行っています。 今年6月の郵便料金改定で、はがきは52円から62円に値上げされましたが、年賀はがきについては、来年1月7日投函分まで52円で差し出す事ができます。 年賀はがきの受け付けは12月15日からとなっています。
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加納さん美術品 伊那市へ寄贈
伊那市西春近の工芸家、加納義晴さんは、自身が手掛けた木彫作品を伊那市に31日、寄贈しました。 31日は、加納さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に作品を寄贈しました。 寄贈したのは、今年の伊那美術展で伊那市長賞を受賞した作品「心の中」です。 多くの夢を抱いて挑戦してきた加納さんの現在の心境を表現したということです。 作品は、クスノキを使っておよそ2か月間かけて製作しました。 加納さんは、木彫をはじめて30年のベテランで、これまで、日展の入選や県展の入賞などの経験があります。 伊那美術展の工芸部門で自身の最高となる伊那市長賞を受賞したことから市へ寄贈することを決めました。 白鳥市長は「細かな表現が素晴らしい」と話していました。 加納さんの作品は、市民ホールに飾られることになっています。
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9月の有効求人倍率1.94倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は1.94倍で、8月を0.16ポイント上回りました。 求人倍率が1.9倍台となるのは、24年10か月ぶりです。 月間有効求人数は5,215人、月間有効求職者数は2,693人で、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.16ポイント上回る1.94倍でした。 求人倍率が1.9倍台となるのは、バブル終末期の平成4年11月以来、24年10か月ぶりです。 長野県は1.68倍、全国は1.52倍となっています。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率が上がった主な要因の1つは、派遣社員の新規求人が大幅に増え過去最高の多さとなったためだということです。 新規求人数2,264人のうち、派遣社員は807人となっています。 雇用情勢については「引き続き堅調に推移している」としてコメントを据え置きました。 9月16日から選考が始まった、来春卒業予定の新規高卒者の求人数は606人、求職者数は380人で、9月末までの内定者数は、285人となっています。 製造業を中心に、若者の人材確保に力を入れる企業が目立ってきているということです。
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出征大イチョウ 紅葉の見頃
伊那市西春近の細ヶ谷グラウンド横にある大イチョウが紅葉の見頃を迎えています。 このイチョウは「出征大イチョウ」と呼ばれているもので、元は西春近公民館の横にありました。 戦時中、戦地へ向かう兵士がこのイチョウに手を合わせて出征していったと云われていて、昭和53年にこの場所に移植されたということです。
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今季初の氷点下 東春近では寒天づくり始まる
伊那地域では31日の朝、最低気温が-0.2度まで下がり、今シーズン初めて氷点下を記録しました。 車の窓には霜が降り、畑には霜柱が見られました。 31日の伊那地域の最低気温は、午前6時20分に-0.2度を記録し、今シーズン初めて氷点下になりました。 長野地方気象台によると、日本上空に入り込んだ寒気の影響で、11月下旬並みの寒さとなりました。
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交通安全優良事業所表彰 佐川急便と横川さん
長年にわたり交通安全運動を推進したとして、伊那市の佐川急便株式会社伊那営業所に「交通安全優良事業所表彰」が、辰野安協の横川定秋さんに「優良運転者表彰」が贈られました。 20日に松本市で開かれた大会で、関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会長の連盟表彰を受けた佐川急便の代表者と横川さんが23日に伊那警察署を訪れ、受賞を報告しました。 佐川急便は、およそ60人のドライバー1人ひとりが、人身事故を起こさないこと、交通弱者を守ることを心掛けて運転しているということです。 また、保育園などでの交通安全教室を定期的に開いている点が評価されました。 辰野安協の横川さんは、31年間無事故無違反を継続し、模範運転に努めていることが評価されました。 県内で優良事業所表彰を受賞したのは佐川急便伊那営業所のみで、優良運転者表彰は横川さんを含め20人となっています。
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ドローンを活用した木材の搬出実証実験
伊那市は、ドローンを活用した木材搬出の実証実験を、30日、伊那市長谷の鹿嶺高原で行いました。 実験は、ワイヤーロープを張り斜面の下まで木材を運ぶ「索張り」と呼ばれる搬出方法で、ワイヤーをこれまで通り人が運んだ場合と、ドローンでビニール紐を運びその後ワイヤーに付け変えた場合とで時間の違いを検証しました。 担当者は、ドローンを操作し42メートル先の斜面の上までビニール紐を運んでいました。 林業の現場では、倒した木を寄せ集めるのに最も時間がかかっているということです。 実験は、ドローンを活用することで作業の効率化を図ろうと、伊那市新産業技術推進委員会のドローン活用作業部会が初めて行ったものです。 実験の結果、ドローンが運んだビニール紐を巻き取る機械に不具合があったため時間の短縮はできなかったものの、作業の安全性や効率化の面では手ごたえを感じていました。 伊那市では、「実用化には課題もあるが、実験の成果を共有して儲かる林業につなげていきたい」としています。
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上伊那各地で紅葉進む
上伊那では、この所の冷え込みで木々の葉が色づき紅葉が始まっています。 南箕輪村の信州大学農学部では、ゆりの木並木が見ごろを迎えています。 ゆりの木並木は、正門から校舎までおよそ200メートルあります。 昭和29年にキャンパスの景観育成のために、学生と教授が植えたということです。 30日は、伊那市のアマチュアカメラマンの向山世男さんがシャッターを切っていました。 信大農学部によりますと、並木は来週いっぱい楽しめるということです。
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小学生と園児 地域住民が玉ねぎの苗植え
伊那市富県の園児と児童は、地域住民と一緒に玉ねぎの苗を30日、植えました。 30日は、富県小学校の4年生と富県保育園の年中園児が、小学校近くの畑で作業をしました。 地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会が、保育園と小学校との連携事業の一環で初めて企画したものです。 玉ねぎの苗850本が用意され、会のメンバーが、根本から3センチまで植えるようアドバイスしていました。 園児と児童は協力しながら穴をあけ、15センチ間隔で植えました。 今後は、会のメンバーと一緒に草取りなどの管理をする予定です。 玉ねぎは来年の6月に収穫しみんなで調理をして味わうということです。
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小さな親切運動の作文で美篶小3人が入賞
小さな親切運動の作文コンクール県審査で、伊那市の美篶小学校の6年生3人が入賞しました。 30日は、小さな親切運動上伊那支部の馬渕務支部長から入賞した3人に賞状が贈られました。 金賞を受賞した赤羽悠太君は、体育の授業でケガをした時に、友達に助けてもらったことを書きました。 同じく金賞の伊藤妃花さんは、いつも通学路で挨拶をしてくれる女性について書きました。 銀賞の下平瑠愛さんは、友達と喧嘩をして、もう一人の友達が仲直りをするよう声をかけてくれたことを書きました。 コンクールは、人を思いやる心や言葉について考えるきっかけにしてもらおうと「小さな親切」運動長野県本部が毎年行っています。
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台風22号 29日夜のはじめ最接近
台風22号は、29日の夜のはじめ頃、長野県に最も接近する見込みです。 長野地方気象台によりますと、30日の正午から30日の正午にかけての24時間降水量は、南部の多いところで70ミリになる見込みです。 最大風速は13メートルでやや強い風が吹くとしています。 台風22号は30日の未明までには温帯低気圧に変わる見込みです。 長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水、強風などに注意するよう呼び掛けています。