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戦後を語り継ぐ公開シンポジウム
太平洋戦争の終戦から今年で70年。 戦争の悲惨さを後世に伝え平和について考える「語り継ぐ戦争公開シンポジウム」が伊那市のいなっせで11日、開かれました。 シンポジウムは、戦後70年の節目に「戦争とは何か、平和とは何か」を改めて考える機会にしてもらおうと伊那ケーブルテレビが開いたものです。 初めに、戦争体験者の証言から作詞作曲し伝える活動を続けている長野市出身のシンガーソングライターの清水まなぶさんがミニコンサートを行いました。 2007年に祖父の戦争体験を歌にした「回想」を歌いました。 この後、研究者や教育者たちによるパネルディスカッションが行われました。 パネリストは17歳で広島の海軍兵学校に入り原爆投下を目の当たりにした三澤和人さん。 高遠小学校教諭で戦後60年の企画展では県内の学童疎開の状況や戦争遺構について調査を行った田村栄作さん。 箕輪進修高校3年生で上伊那高校生平和ゼミナール代表として今年、広島で開かれた全国高校生平和集会に出席した西村太一さん。 そしてコンサートに続き清水さんもパネリストとして参加しました。 コーディネーターは、前の伊那図書館長で現在は、県立長野図書館長の平賀研也さんが務めました。 それぞれの立場から戦争や平和についての想いを話しました。 三澤さんは「戦争は絶対やってはいけないだけでなく、戦争をどうやったら抑止できるか、これからの若い人たちに考えてもらいたい」 田村さんは「戦争の話を何度でも聞くことによって新しい発見もでてくる」 西村さんは「戦争体験をした人たちの話を聞きつつ、自分たちはスマートフォンなど調べるものはいくらでもある。それを利用してみんなで議論できたらいい」 清水さんは「意外と暗い話は目が向きづらい。曲にすることによって伝わりやすくなっている」とそれぞれ話していました。 平賀さんは「証言などの記憶を記録し次の世代に受け渡していくことが大切」とまとめました。 この模様は、15日の午前11時からご覧のチャンネルで放送します。
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あこがれ先生プロジェクト伊那で開催
学校の教員について理解を深め応援しようというイベント「あこがれ先生プロジェクト」が伊那市の伊那文化会館で9日、行われました。 あこがれ先生プロジェクトは教員たちが自らの原点を見つめ直すことや学校をみんなで元気にしようと2008年から三重県で始まりました。 長野県での開催は3回目で、伊那市では初めてです。 9日は、現役の教員や子どもを持つ親などおよそ350人が訪れました。 第一部では、このプロジェクトの発起人でもあり、全国で講演活動をしている飲食店経営者の中村文昭さんが講演しました。 中村さんは便利な世の中になっていると話し「親や先生がもっと子どもと真剣に関わって欲しい」と呼びかけていました。 実行委員長の半澤ゆかりさんはイベントを通し「学校や先生を応援する人が増えれば嬉しい。長野から全国に発信していきたい」と話していました。
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上伊那農業高校 12日盆花販売
南箕輪村の上伊那農業高校伝統の盆花市が12日、伊那市のいなっせと伊那北駅前で開かれます。 11日は、盆花市を前に生徒50人が花束づくりを行いました。 盆花に使われる花は、菊やアスター、トルコギキョウなど6種類ほどで、すべて生徒が栽培しました。 盆花は、12日の午前9時からいなっせ北側多目的広場と伊那北駅前で販売されます。
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長野県の遺跡発掘2015
県内の遺跡から発掘された土器や石器などが並ぶ「長野県の遺跡発掘2015」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、県内15の遺跡から発掘された土器や石器などおよそ385点が並んでいます。 この展示会は、多くの人に信州の歴史を身近に感じてもらおうと県立歴史館や県埋蔵文化財センター、伊那文化会館などが開いているもので、伊那文化会館での開催は今年で12年目です。 平成24年に箕輪中学校の体育館を改築する時に敷地となっている中山遺跡から発掘された土器や土鈴です。
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西駒登山道 横山ルート復活
伊那市横山から西駒ヶ岳への登山道、横山ルートが住民有志らの手によりおよそ15年ぶりに復活しました。 9日は、横山の有志でつくる「横山維者舎(よこやまいじゃや)」のメンバー14人が、桂小場ルートの分岐点から横山の登山道入り口までの5キロを下り安全の確認をしました。 横山ルートは、平成10年頃まで登山道や山仕事の作業道として利用されてきました。 しかし、ここ15年余りは作業で山へ入る人や登山者の減少もあり、倒木や笹がしげり荒れた状態となっていました。 会では、もう一度地域の山を見直してもらう機会にしようと国や市の補助を受け登山道として整備を行う事にしました。 草刈りや倒木の撤去など、今回を含め3回作業を行い、集落から桂小場ルートの分岐点までの横山ルート5キロが復活しました。 会では今後も登山道維持の為、毎年、整備を行なっていくとしています。
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あす公開シンポジウム
伊那ケーブルテレビはあす、伊那市のいなっせで語り継ぐ戦争公開シンポジウムを開催します。 戦後70年の節目の年に戦争とは何か平和とは何かを考えます。 10日はシンポジウムを前に会場づくりが行われました。 シンポジウムは3部構成でまず戦争体験者の証言を歌を通して伝える活動を行っているシンガーソングライター清水まなぶさんのコンサートが行われます。 続いて伊那ケーブルテレビが2008年から収録している「戦争体験をきく」の中から証言をピックアップしてまとめたVTRを上映します。 最後に研究者、教育者、高校生、そして清水さんを交えたパネルディスカッションが行われます。 パネリストは17歳で広島の海軍兵学校に入学し原爆投下を目の当たりにした戦争研究者の三澤和人さん。 高遠小学校教諭で戦後60年の企画展では県内の学童疎開の状況や戦争遺構について調査を行った田村栄作さん。 箕輪進修高校3年生で上伊那高校生平和ゼミナール代表生徒として今年の全国高校生平和集会に出席した西村太一さん。 そしてコンサートに続き清水さんもパネリストとして参加します。 またコーディネーターは県立長野図書館長の平賀研也さんが務めます。 語り継ぐ戦争公開シンポジウムはあす11日火曜日午後1時半開演。 場所は伊那市のいなっせ6階ホールです。 シンポジウムの模様は15日午前11時から放送します。
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親子で天竜川の「水生生物調査」
川の中にいる生物の種類や数を調べる事で水質や環境を知る「水生生物調査」が6日、箕輪町の天竜川で行われました。 夏休み中の子供や保護者を対象に天竜川上流河川事務所が毎年行っているもので、この日は町内の親子など3組が参加しました。 天竜川で採取した生き物を種類別に分けたところ、きれいな水に生息するヒラタカゲロウが一番多く見つかりました。 天竜川の支流が流れ込む場所のため、別の調査地点ではあまり見られないヒラタドロムシも多く見つかりました。 ヒラタドロムシは、ややきれいな水に生息しているという事です。 水生生物調査は22日まで天竜川やその支流の12か所で行われる事になっています。
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日影区戦没者聞き取り調査報告会
伊那市日影区内の戦没者聞き取り調査報告会が5日、日影区公民館で開かれました。 報告会は区内の歴史などについて調べている日影区の歴史を語る会が開いたもので会場にはおよそ40人が集まりました。 報告会では戦没者の遺族が出征した父親の記憶などについて話をしました。 日影区では区史を編纂した平成10年の調査で日中戦争、太平洋戦争による戦没者は27人となっています。
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長崎に原爆投下から70年 平和音楽会
長崎に原爆が投下されて9日で70年が経ちました。 原爆の悲惨さを伝え、核兵器のない平和な世界をつくろうと伊那市のいなっせで、音楽会が9日開かれました。 長崎に原爆が投下された午前11時2分にサイレンが鳴り、市内では、ソフトボールの試合を行っていた大学生達が黙とうをささげていました。 いなっせでは、上伊那で歌を通して平和を訴え活動している「うたごえサークルざざむし」が平和音楽会を開きました。 第1部では4つの団体が発表しました。 第2部では、長崎の被爆者で1993年に亡くなった渡辺千恵子さんの体験談を、語りと合唱で綴る「平和の旅へ」が演奏されました。 渡辺さんは、原爆により16歳の時に半身不随となりましたが、母親の励ましで、ナガサキの語り部として生きる事に人生の意味を見出していきます。 渡辺さんは、自らの体験を語る中で、32年間の寝たきり生活から自立すること決意します。大きな手術やつらいリハビリを乗り越え車いすで生活できるようになりました。 「うたごえサークルざざむし」では戦後70年の今年、被爆者の願いや平和への願いを、音楽を通して発信していきたいと話していました。
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竜東九条の会発足
伊那市の竜東地区の住民有志は、憲法九条を守り安保関連法案反対を呼び掛ける「竜東九条の会」を発足させました。 8日は設立のつどいが、伊那市の中央区公民館で開かれました。 竜東九条の会は、特定の団体や政党に関係なく、戦争と平和について考え、安保関連法案の反対と民主主義を守るための活動を行います。 竜東地区13の区に呼びかけを行ったところ、125人が賛同し、会員となりました。 8日は、安保関連法案廃案に関する署名活動や、ポスターの掲示、街宣活動の実施など今度の活動方針が承認されました。 他に、地域の有識者による講演が行われました。 伊那市文化財審議委員会の竹入弘元委員長は「軍事費はいくらあっても十分ということはない。国家予算の使い方が民衆の生活向上に廻らず、倹約を強いられ慎ましやかな生活を送った」などと、自身の戦時中の経験を話しました。 竜東九条の会では、今後も会員拡大を図り、平和への取り組みや抗議行動などに参加するとしています。
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福島の農家佐藤さん 2年目の桃の出荷
東日本大震災で、福島県から伊那市に自主避難した農家の佐藤浩信さんは、避難直後に植えた桃の出荷作業を始めました。 出荷2年目の今年は、去年に比べ玉が二まわりほど大きくなっているということです。 西箕輪の佐藤さんの畑では、早朝から作業が行われていました。 50アールの畑には、5年前に植えた3種類の桃の木118本があります。 このうち、福島から持ってきた「あかつき」という品種が収穫時期を迎え、三男の孝樹さんと今シーズン初めての収穫を行いました。 佐藤さんは、福島第一原発事故後の風評被害を見越して、震災直後に伊那市に自主避難し、桃の苗木を植えました。 独自の技術と経験を活かして栽培された桃は、震災前は1玉千円で出荷しギフト用として販売されていました。 初出荷となった去年は玉が小ぶりで、納得したものはできませんでした。 今年は、去年よりも二回りほど大きく、7~8個で5,000円ぐらいで出荷できるのではないかと話します。 それでも、木によってばらつきがあり、全て納得のいくものができるにはあと2年はかかるのではないかとみています。 8日は、120キロを収穫し、うち5分の1はギフト用に、残りは地元の直売所に出荷するということです。 作業は9月上旬まで続きます。
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二十四節気「立秋」 ながた荘で鈴虫の鳴き声響く
8日は二十四節気の1つ「立秋」です。 暦の上では秋となり、箕輪町のながた荘のロビーには鈴虫の音色が響いています。 8日は二十四節気の1つ「立秋」で暦の上では秋となりましたが、この日の伊那地域の最高気温は午後2時39分に35.9度を記録し今年1番の暑さとなりました。 30度以上の真夏日を記録するのは16日連続です。 箕輪町のながた荘の外ではセミの鳴き声が響いていますが、建物に入ると一転して、鈴虫の鳴き声が響き秋の訪れを感じることができます。 鈴虫は、東京都に住む夫婦が毎年7月にながた荘を訪れる際にプレゼントしているものです。 鈴虫はおよそ100匹いて、9月上旬までその音色が楽しめるということです。
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六道地蔵尊のお祭り
伊那市美篶に古くから伝わるお祭り、六道地蔵尊の縁日祭が、6日六道の森で行われました。 伊那市美篶にある六道の森。中には四方を開放したお堂があります。 朝6時頃には、多くの人が訪れていました。 この、六道地蔵尊のお祭りは、毎年、8月6日に先祖の霊を迎えるために行われています。 お札には、松の葉が添えられていて、その松に、霊が宿るとされています。 訪れた人は、線香を供えると手を合わせていました。 地蔵尊は、平安時代、今から850年ほど前に、平清盛が全国6か所に分けて祀ったものの一つとされています。 以前は、北は塩尻、南は飯田から多くの人が参拝に訪れ、列が途切れることはありませんでした。 以前ほどではありませんが、現在でも一晩中祭りが行われていて、午前5時頃に、最も人出が多くなるということです。 美篶の上川手と下川手の老人クラブが、交代で運営を行っていて、今年は上川手が担当しました。 本堂のわきには、賽の河原に水子地蔵があり、小石を積んで、合掌していました。 六道の祭は、この日いっぱい行われ、次々と参拝者が訪れていました。
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最高気温35.2度 この夏6回目の猛暑日
6日の伊那地域の最高気温は35.2度の猛暑日となりました。 伊那地域の最高気温は午後2時15分に35.2度となり、この夏6回目の猛暑日となりました。 長野地方気象台では、明日も引き続き高気圧に覆われ気温は上昇しますが、気圧の谷や湿った空気の影響で雨の降る所もあると予想しています。
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大泉川を美しくする会が河川関係功労者表彰
南箕輪村大泉の住民有志でつくる大泉川を美しくする会は、長野県河川協会の河川関係功労者表彰を受賞しました。 5日は田中秀臣代表が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に受賞の報告をしました。 大泉川を美しくする会は、平成24年に設立され、現在は70人の会員がいます。 活動範囲は、大泉川の春日街道から西側の花窪橋までの、およそ500メートルで、ゴミ拾いや草刈りなどの環境整備を年4回以上行っています。 これまでに、川の両側に桜を80本植樹しました。 積極的に保全活動に取り組んだとして県河川協会から功労者表彰を受賞しました。 唐木村長は、「大泉川は村内でも天竜川に次ぐ河川。これからも活動をお願いしたい」と話していました。
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伊那公民館西町分館おいで塾
夏休み中の子ども達が宿題などをして過ごすおいで塾。 伊那市西町の伊那公民館西町分館では5日から始まりました。 西町分館のおいで塾には、伊那小学校の児童26人が参加しました。 おいで塾は、夏休み中の子どもたちの居場所づくりとして西町分館が行っているもので、今年で4年目です。 指導者は公民館の役員や地区住民が務めます。 子どもたちは、わからないところを聞きながら宿題を進めていました。 西町分館では、「学年をこえて友達を作ってもらうと共に、地元の大人とも顔を合わせ、世代を超えた交流を図っていきたい」と話していました。 午後は館外で活動を行い、6日は地元の伊那部宿や春日神社などで写生大会をするということです。
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伊那地域13日連続の真夏日
6日の伊那地域の最高気温は34.7度でした。 猛暑日とはなりませんでしたが、先月24日から13日連続で30度以上となる真夏日となっています。 6日の伊那地域の最高気温は、午後2時11分に34・9度を記録しました。 猛暑日とはなりませんでしたが、最高気温が30度以上となる真夏日は先月24日から13日連続となっています。 長野地方気象台によりますと、伊那地域は高気圧に覆われ、この先1週間程度は暑い日がつづくという事です。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症とみられる症状での搬送者は、いないという事です。
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5日連続猛暑日 エアコン需要増
4日の伊那地域の最高気温は35.6度と5日連続の猛暑日となりました。 熱中症対策や暑さをしのごうと、市内ではエアコンの需要が高まっています。 伊那市山寺にあるキタノヤ電器。 7月30日頃からエアコンを購入する人が増えているということです。 去年のこの時期、1日平均7台だった設置台数は今年12台にのぼっているということです。 省エネタイプでスマートフォンを使って外からでも電源が入れられるタイプのものが人気だということです。 北原國人社長は「こんな忙しい夏はなかった」と話します。 4日も開店の10時前から社員が軽トラックに荷物を積み、注文があった家庭に向かっていました。 毎日8人が2人1組で3台ほどを設置しているということですが社員は、「追いつかない」と嬉しい悲鳴を上げています。 4日設置をすませた市内のある女性は「熱中症対策のために設置しました。これで快適に過ごせる」と話していました。 キタノヤ電器では、10日まで作業が続きそうだということです。 一方、伊那市ますみヶ丘のグリーンファームの動物たちです。 動物も暑さでぐったりしていました。 長野地方気象台によりますと、暑さはしばらくつづくということで、こまめに水分補給をすることや体調管理に気をつけるなど熱中症の予防を呼びかけています。
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伊那市とJA共同開発 果実ゼリー8日販売
東京都新宿区の老舗のフルーツ専門店新宿高野が監修し、伊那市とJA上伊那が共同開発した果実ゼリーが8日から販売されます。 4日はJA上伊那本所で新商品の発表がありました。 果実ゼリーは、ブルーベリー味とふじりんご味の2種類です。 伊那市とJA上伊那は、去年から新宿高野でブルーベリーフェアを共同で行っています。 高野からブルーベリーのお菓子が作れないかとの話があり、今年の1月から伊那市とJA上伊那の有志でつくる高野プロジェクトチームが準備を進めてきました。 今年の7月1日から新宿高野で開かれたブルーベリーフェアで先行販売したところ480個が売れ好評だったということです。 パッケージデザインは2つのアルプスに抱かれた伊那谷をイメージし伊那市の花、桜をあしらいました。 ゼリーに使われている果物は100%上伊那産で果物の味が感じられる製法にこだわったということです。 価格は430円で上伊那のファミリーマートや直売所などで8日から販売されることになっています。
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上伊那農業高校の生徒が大阿原湿原の木道整備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市長谷の入笠山にある大阿原湿原の木道の整備を、4日に行いました。 整備作業をしたのは、上伊那農業高校の緑地創造科2年生37人と、諏訪・上下伊那の林業、建設業者でつくる一般社団法人長野県林業土木協会天竜支部の会員12人です。 木道などの整備を行いながら特徴的な自然を学んでもらおうと、平成16年から上農生が作業の一部を体験しています。 大阿原湿原は、入笠山の標高1,810メートルにあり、国内の高層湿原の分布では最南端に位置しています。 この日は、木道の周りに打ちつけてあった杭を新しいものに取り替える作業を行いました。 生徒たちは3つの班に分かれてプロの指導を受けながら作業を進めていました。 大阿原湿原を管理している南信森林管理署では「整備をすることで、大阿原湿原の自然やプロの指導を目で見て学んでもらい、将来の職業選択に生かしてもらいたい」と話していました。
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ズッキーニ出荷これから最盛期
夏野菜のズッキーニの収穫が伊那市富県の畑で始まりました。 お盆にかけて最盛期を迎えます。 上伊那地域では、20年ほど前からズッキーニの栽培に取り組んでいて去年1年間の出荷量は120トン余りとなっています。 上伊那では60戸の農家が栽培していてこのうち15戸が伊那市富県地区です。 富県の田畑さよこさんの畑では20センチほどの艶のある深緑色のズッキーニに育っていいます。 傷をつけないように丁寧に摘み取って自宅の作業場で一つ一つ箱に詰めていました。 JA上伊那によりますと今年は7月の上旬に雨が続き出荷量が心配されましたがここにきて持ち直してきていて、出来も良いということです。 田畑さんは「ズッキーニは焼いたり煮たり漬けたりといろいろな食べ方が出来るので多くの人に食べてもらい」と話していました。 ズッキーニの出荷は、10月頃まで続くということです。
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保育園えいごあそび
南箕輪村南部保育園で3日、楽しみながら英語に触れる、えいごあそびが行われました。 保育園えいごあそびは南箕輪村で英語指導を行っているオフィスTOJI翻訳事務所が行ったものです。 村内の保育園を卒園しオフィスTOJIに通っている小学1年生から4年生までの児童15人が指導にあたりました。 えいごあそびでは、あいさつをしたり歌を歌ったりして楽しんでいました。 またジャンケントレインでは子どもたちが英語でじゃんけんをしていました。 オフィスTOJIの天田美咲さんは「英語を学ぶきっかけが子どもたちにとって楽しいものになれば」と話していました。
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第43回伊那まつり 市民おどりに過去最多6,900人
第43回伊那まつりが8月1日と2日に行われ、市民おどりには約6,900人が参加し、伊那市の中心市街地が熱気に包まれました。 今年の第43回伊那まつりは「煌(きらめき)」をテーマに行われました。 一日目の市民踊りには102連が参加しました。 参加人数はドラゴン踊りが始まった1997年以降最多の6,900人となりました。
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4日連続の猛暑日 市民プールでは親子水泳教はじまる
3日の伊那地域の最高気温は35.3度で、4日連続の猛暑日となりました。 夏休み中の子ども達で賑わう伊那市民プールでは親子水泳教室が始まりました。 伊那地域の最高気温は35.3度で、4日連続の猛暑日となりました。 多くの子供たちで賑わう伊那市民プールです。 3日から親子水泳教室が始まりました。 小学生と保護者を対象に伊那市教育委員会が毎年行っているもので、今年は市内の親子7組が参加しています。 子ども達は、50mを泳ぎ切る、息継ぎをうまくできるようになるなど、それぞれ目標を持って練習していました。 教室は今週金曜日まで5日間毎日開かれる事になっています。 なお、上伊那広域消防本部によりますと、3日午前11時頃、箕輪町内の60代女性が熱中症とみられる症状で自宅から町内の病院に搬送されました。症状は軽いという事です。 消防本部では、水分や塩分をこまめにとるなどして熱中症にならないよう注意を呼びかけています。
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35.7度 伊那は初の猛暑日に
7月31日の伊那地域の最高気温は、35.7度とこの夏一番の暑さで、今年初めての猛暑日となりました。 正午過ぎの伊那市の中心市街地です。 長野地方気象台によりますと、伊那地域の最高気温は、午後3時6分に35.7度を記録し、この夏一番の暑さで猛暑日となりました。 明日も35度まで上がる予定で、暑い伊那まつりとなりそうです。 上伊那広域消防によりますと、午後5時現在、駒ケ根市で高齢者1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。 この暑さは、しばらく続くものとみられ、消防などでは、水分補給やクーラーの使用などで、熱中症対策を呼びかけています。
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8月1日伊那まつり市民おどり
8月1日は、第43回伊那まつりの初日、市民おどりが中心市街地で行われます。 7月31日は市の職員やまつりに携わる団体の関係者は、準備に追われていました。 市民おどりは、1日午後5時半から行われます。 春日公園下交差点からJR伊那北駅前交差点までの中心市街地1.5キロ区間で、102団体、過去最高の6,900人が踊ります。 また、山寺から西町にかけて、6つのおまつり広場が設置されます。 各種屋台や大道芸、酒蔵横丁やローメン横丁など多彩な催しが予定されています。 2日は、82番組、4,000発の花火が打ち上げられる花火大会があります。 伊那ケーブルテレビでは、1日の市民踊りを午後5時から9時まで、2日の花火大会を午後7時から9時まで生中継でお伝えします。 ぜひご覧ください。
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東京都江戸川区こども未来館に通う親子が箕輪町内で自然体験
東京都の江戸川区こども未来館に通っている子ども達が、夏休みを利用して31日から3日間、箕輪町内で自然に触れる体験を行っています。 箕輪町内に滞在しているのは、東京都にある図書館と実験室などが併設している施設「江戸川区こども未来館」に通っている親子32人です。 これは、こども未来館の館長を務めていた高木嘉雄さんが箕輪町の自然に感動し、平成23年度から行っているツアーで今年で5年目です。 この日は、天竜川伊那路橋の下で網を使って水中生物を観察しました。 子ども達は、網を静かにおろしたり石をひっくり返したりして虫を探していました。 この後、捕まえた虫について高木さんが説明しました。 子ども達は2日まで箕輪町に滞在し、木登りやキャンプをする予定です。
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伊那まつりを盛り上げる巨大提灯タワー
伊那商工会議所青年部は、伊那まつりを盛り上げようと、いなっせ北側多目的広場に提灯タワーを設置しました。 29日は点灯式が行われました。 和の雰囲気を味わってもらおうと伊那まつりのDORAGON横町の会場に、巨大提灯タワーを設置しました。 およそ300個の提灯が使われていて、伊那まつり初日の8月1日まで毎晩、点灯するということです。
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恐竜「トリケラトプス」の模型 親子でつくろう
箕輪町図書館が主催する恐竜模型を作る教室が今日開かれ、親子が、トリケラトプ作りに挑戦しました。 30日は、箕輪町内の親子18組43人が参加し、トリケラトプスの模型を作りました。 講師を務めたのは、京都府在住の恐竜模型造形作家、荒木 一成さんです。 箕輪町では3年目となる人気の講座で、参加申し込み受付当日の午前中だけで定員に達しました。 針金と段ボールで骨格を作り、紙粘土で肉付けしていきました。 トリケラトプスはえり飾りや角のバランスが難しく、顔のつくりも難しい恐竜だということです。 教室では、進み具合によって色つけまで行ったということです。 箕輪町図書館では、「恐竜の本もたくさんあるので図書館に足を運ぶきっかけにしてほしい」と話していました。
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夏休みおいで塾
夏休み中の子どもたちが勉強などをして過ごす「夏休みおいで塾」が市内各地の公民館で始まっています。 伊那公民館の夏休みおいで塾は29日から始まり、伊那小、伊那東小、伊那北小の児童113人が参加しました。 おいで塾は、夏休み中の児童の居場所づくりとして、伊那公民館が毎年開いています。 指導は小中学校の元教諭や信大の学生、保護者がボランティアで行います。 上級生が下級生に勉強を教えている姿もありました。 午前中は宿題をして、午後はおやつ作りや野外遊びなどの体験を行います。 今年は初めてジオパーク学習も行われ、今日は南アルプスを題材にしたカルタで遊びました。 伊那公民館では、「学校や学年の違う友達を作って夏休みを楽しんでほしい」と話していました。 伊那公民館のおいで塾は、8月4日まで開かれます。