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ミヤマシジミを通して生き物と人との共存を考える
全国的に生息数が減っている蝶ミヤマシジミを通して、生き物と人との共存について考えるシンポジウムが6日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 シンポジウムは、去年発足した「ミヤマシジミ研究会」の総会に合わせて開かれたものです。 ミヤマシジミは、環境省のレッドリストで「近い将来野生での絶滅の危険性が高い」とされる絶滅危惧ⅠB類に指定されています。 県内の里山ではかつて数多く生息していたということですが、近年は幼虫のエサとなるコマツナギが減少しているため、生息数も減ってきているということです。 6日は、研究会の会員らが活動報告を行いました。 県環境部では、10年ぶりに改訂を進めている長野県版レッドデータブックの調査で感じたことを話しました。 伊那市の横山ミヤマシジミを守る会の中村新一会長は、今年6月に鳩吹公園周辺で行ったコマツナギの植樹について、その効果を報告しました。 研究会の中村寛志会長は「他県の事例を参考に活動範囲を広げていきたい」と話していました。 研究会には、現在7つの団体が所属していて、新たに上牧里山づくりの会など2つの団体が参加することが決まりました。
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上伊那ハーモニカ愛好者の集い演奏会
上伊那のハーモニカ愛好者が集う演奏会が6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 6日は、16団体と18の個人がハーモニカ演奏を披露しました。 演奏会は、交流を深めようと開かれていて、今年で4回目です。 訪れた人たちは、童謡から歌謡曲まで、幅広いレパートリーにに耳を傾けていました。
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みはらしファームで〆の子づくり
伊那市西箕輪のみはらしファームで、正月用の〆の子飾り作りが始まりました。 みはらしファームでは、毎年新しい年の数の〆の子を作り、ファーム内に飾ります。 今年は6日から制作が始まり、2015本を作ります。 制作は、西箕輪に住む林正義さんに依頼しています。 林さんは5,6年前からみはらしファームで制作していて、毎年全体の7割にあたる1,500本ほどを作ります。 〆の子は、20本ほどの藁の束を3つに分け、両手でなっていきます。 板を使って縄を転がすことで、手が痛くならず、早くきれいに作ることができるということです。 〆の子づくりは、21日まで体験も行っています。 飾り付けは、28日に行われる予定です。
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橋爪まんぷさん「筆字(ひつじ)暦」まんがカレンダー原画展
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんのカレンダー用に描いた来年の干支「未」をモチーフにした原画展が伊那市のみはらしの湯で今日から行われています。 3つの点の横に立つ羊に、君の文字の横で逆立ちする羊。 作品は、漢字の一文字を表していて、来年の干支「羊」の字を漫画に置き変えて、その字の読み方や意味などが書き添えられています。 橋爪まんぷさんの「筆字暦」まんがカレンダー原画展には全部で24作品が展示されています。 展示は、来年1月31日まで伊那市のみはらしの湯で行なわれています。 展示されている作品は1枚6千円で予約販売され、卓上カレンダーは1部500円で販売されています。
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「りんごのムースタルト」富県出身の学生がレシピを考案
伊那市富県出身の学生が開発に携わったファミリーマートとのコラボ商品「りんごのムースタルト」が全国で販売されています。 伊那市境のファミリーマートJAいな竜東店です。 学生と共同開発した「りんごのムースタルト」が店頭に並べられました。 店員が手書きで作ったポップも添えられています。 開発に携わったのは、東京にある辻調グループの料理専門学校で菓子作りを学ぶ5人です。 伊那市富県出身で高遠高校を卒業した北澤悠希菜さんが考案したレシピが基になっています。 学生5人と、ファミリーマートが7月から5回の検討会で改良を加えながら商品化しました。 リンゴの果肉を使ったタルト生地に、リンゴの風味を生かしたムースが添えられています。 JAいな竜東店では毎日10個から20個を仕入れていて、現在展開しているデザート商品の中で1番売れているということです。 りんごのムースタルトは税込290円です。数量限定で全国のファミリーマートで販売されています。
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全国防犯協会連合会表彰 池上さん唐木さんが受章
長年に渡り防犯活動に取り組んだ人に贈られる「全国防犯協会連合会表彰」で、伊那エンジェルス隊の池上千枝子さんが防犯栄誉銀章を、唐木美ついさんが防犯栄誉銅章を受章しました。 25日は池上さんと唐木さんが伊那警察署を訪れ、小山満彦署長に受章の報告をしました。 防犯栄誉銀章を受章した池上さんは伊那市西町在住で、平成9年から防犯活動に参加し、現在は伊那エンジェルス隊の隊長として活動しています。 防犯栄誉銅章を受章した唐木さんは伊那市中央在住で、平成14年から伊那エンジェルス隊に入隊しました。 伊那エンジェルス隊では、振り込め詐欺防止の啓発活動や駅前に駐車してある自転車の鍵かけチェックなどを行っています。 伊那警察署管内で、全国防犯協会連合会表彰の防犯栄誉章を受章するのは、平成5年の金章以来、21年ぶりです。
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中坪の歩み 創刊200号を祝う
伊那市手良中坪の区民誌「中坪の歩み」の創刊200号を祝う会が、29日、中坪公民館で開かれました。 29日は、歴代区長や地域住民などが集まり、200号の発行を祝いました。 中坪の歩みは、地域の歴史を掘り起こし将来へ引き継いでいこうと、平成8年に研究委員会が発足し、毎月1回全戸に配布しています。 地区の行事や80歳の誕生日を迎えた人のこれまでの人生を振り返る記事を掲載するなど、現在では情報誌としての役割を担っています。 平成17年に100号が、去年10月には200号が発行され、今月までに214回発行されています。 今回200号を記念して100号から200号の記事をまとめた冊子を作成し、全戸配布されました。 研究委員会の高橋忠会長は、「区民の期待に応えられるよう300号、400号と続けていきたい」と話していました。
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箕輪西小児童が本棚を製作
森林づくりについて学んでいる箕輪西小学校の4年生は2日、間伐材を使って本棚をつくりました。 箕輪西小学校の4年生は1年を通して植樹や間伐などをして森林について学んでいます。 2日は、11人の児童が上伊那地域で間伐したスギを使って本棚を作りました。 指導したのは地元で森林整備などを行っている里山整備協議会のメンバーなど5人です。 本棚の製作は、木がどのように活用されているかを知ってもらおうと毎年4年生が行っています。 協議会のメンバーは「森林の役割や木を育てる意味を分かってもらえたら嬉しい」と話していました。
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酒井一さん 来年の干支ひつじの木工作品製作
伊那市西春近諏訪形の酒井一さんは、来年の干支ひつじの木工作品を製作しています。 伊那市西春近諏訪形の酒井一さん63歳。 元大工の酒井さんは、余った木材を使って8年前から自宅で干支の作品作りをしています。 来年の干支ひつじの木工作品は、9月から準備を進め、子どもからお年寄りまでみんなに親しみを持ってもらえるような、可愛らしいデザインにしたということです。 材料はヒノキ、スギ、ケヤキ、シナで、サイズは大中小の3種類です。 作品は250個作る予定で、市内の銀行や病院などの公共機関や、近所のお年寄りに配るということです。
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第5回全国農業高校お米甲子園特別優秀賞受賞「上農米」販売
第5回全国農業高校お米甲子園で特別優秀賞を受賞した上伊那農業高校の「上農米」が、2日学校で販売されました。 「上農米」は、上伊那農業高校の生産環境科の生徒が、授業の一環で栽培したコシヒカリです。 全国84校が参加した第5回全国農業高校お米甲子園に初めて出品し、最高金賞、金賞に続く特別優秀賞を受賞しました。 低農薬にこだわっていて、4年前からは乾燥鶏糞を使用した有機肥料で育てています。 この日は、午後4時から1.2キロ入り20袋限定で販売しましたが、開始から10分で完売となりました。 上農米は、11月22日に開かれた学校創立120周年記念式典でもOBを対象に販売され、好評だったということです。
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伊那地域日中3.6度 雪が舞う寒い一日
2日の伊那地域は朝から雪が舞い、1日とはうって変って寒い一日となりました。 日中は3.6度までしか上がらず昨日を10.3度下回る、12月下旬並みの寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと、2日の伊那地域の最高気温は午前2時54分の6.6度、最低気温は7時46分の1.3度でした。 日中は3.6度までしか上がらず、寒い一日となりました。 週末にかけて冷え込みは続く見込みで、雲が広がりやすく山沿いでは雪の降るとこをもあるということです。
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伊那谷の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日解禁となり、伊那市の天竜川では早速、漁をする人の姿が見られました。 伊那市中央の中村昭彦さん70歳です。 ザザムシ漁を始めて40年で、友人がやっていた漁の手伝いをしていたことがきっかけで始めたということです。 この日は、あいにくの雨となりましたが、ザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。 万能ぐわで水ゴケのついた石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシを四手網に流し入れます。 5分ほどで、ザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れました。 ザザムシ漁は、1日解禁となり、水温が下がる1月中旬頃が、虫に脂がのって美味しくなるということです。 ザザムシは、冬場の貴重なタンパク源として食されてきた、伊那谷の伝統食で、砂糖と醤油、みりんで2時間ほど煮込み佃煮にして食べます。 中村さんは、シーズン中、月の半分は漁に出るということで、捕れたザザムシは、家族や近所、友人に配って味わうということです。 ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われ、漁には天竜川漁業共同組合で発行する、虫踏み許可証が必要となります。
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アイドルなるみさん 一日警察署長
年末の犯罪被害を防ごうと、全国一斉に年末の特別警戒が1日から始まりました。 この日は、伊那警察署の一日警察署長に伊那市出身のアイドル、なるみさんが委嘱されました。 あわただしくなる年末に、金融機関などを狙った強盗事件や街頭犯罪、交通事故の発生が予想されるとして、警察では毎年、年末特別警戒を行っています。 今年、伊那警察署管内で発生した特殊詐欺被害は8件で、被害総額は2,860万円となっています。 この日は一日警察署長のなるみさんと防犯ボランティア団体の伊那エンジェルス隊などが、箕輪町のショッピングセンターで特殊詐欺被害防止の啓発を行いました。 なるみさんは、訪れた人たちに「詐欺に注意して下さい」とチラシを配っていました。 年末特別警戒は、12月末まで行われます。
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伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会 35周年の節目祝う
昭和54年に発足した、伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会の35周年を記念した総会が29日、伊那市内で開かれ、関係者がこれまでの歴史を振り返り、今後の野球部の活躍に期待しました。 伊那弥生ヶ丘高校野球部の後援会35周年と、後援会OBなどでつくる弥生睦会の15周年を記念した総会が開かれ、関係者が節目を祝いました。 後援会の初代会長で睦会会長の鈴木実さんは、「これからも、どんな立場になろうと弥生ヶ丘高校野球部と後援会、睦会を愛する者の一人として声援を贈り続けたい」と挨拶しました。 また、野球部一期生で後援会会長の田中俊彦さんは「近年の野球部の活躍で皆さんのご恩に報いる事ができるようになってきている。甲子園という夢の舞台に立ってもらえるよう、後援会としても頑張っていきたい」と挨拶しました。 後援会は、弥生ヶ丘高校が男女共学となって3年目の昭和54年に発足し、今年で35年になります。 弥生野球部は去年の春の北信越県大会でベスト4の成績を収めていて、関係者は近年の活躍をたたえるとともに、今後の活躍に期待していました。
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羽広菜かぶサミット初開催
伊那市西箕輪羽広地区で古くから栽培されている羽広菜を見直す機会にしようと30日、羽広菜かぶサミットが開かれました。 サミットは、羽広菜かぶの良さを再認識して品質の向上につなげようと羽広区が初めて開いたものです。 会場には、20人の生産者たちが持ちよったカブが並べられました。 羽広区では、およそ70戸で栽培していてこのうち20戸が出荷しています。 羽広区によりますと羽広菜は江戸時代、仲仙寺が発祥とする説があるということです。 2007年には県が信州の伝統野菜に認定しています。 そんな羽広菜の今後を考えていこうと今年5月には区の組織として羽広菜研究部会も設置されました。 葉の部分は浅漬けなどに使われ、かぶは酒粕と味噌を使った独特の漬物として食べられています。 会場に並べられたかぶは栽培している家庭によって形も違います。 訪れた地区住民や生産者達は情報交換をしながら鑑賞していました。 羽広区では来年2月頃、この冬漬けた羽広菜かぶを持ちよって味をみながら意見交換をする予定です。
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こころの健康を考える講演会
こころの健康について考える講演会が、22日、伊那市の創造館で開かれました。 講演会は、こころに悩みを抱えている人を支援しようと、精神障害者の家族の集まり「NPOながのかれん」が開いたもので、およそ130人が集まりました。 東日本大震災で被災者の心のケアを行った医学博士の大野裕さんが「こころの元気を取り戻す」と題し、話をしました。 大野さんは「ストレスを感じていると気分の変化、行動の変化、身体面の変化が現れる。自分自身の変化に気がついたら、まだがんばれると思うのではなくその段階で問題に目を向ける必要がある」などと話していました。
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来年の干支 ひつじの土鈴づくり
来年の干支、羊をかたどった縄文時代の土の鈴「土鈴」づくりの体験教室が29日、伊那市創造館で行われました。 教室には、親子連れなど11人が参加し、陶芸用のねんどを使って土鈴を作りました。 土鈴は土でできた鈴で、今から2,800年以上前の縄文時代から作られていたとされています。 山での熊よけやネズミ除けとして生活の中で使われていたということです。 伊那市創造館では、縄文時代の文化を体験してもらおうと、毎年土鈴作りの体験教室を開いています。 参加者は、ヘラや竹串などを使って思い思いの羊を作っていました。 作品は乾燥させたあと窯で焼き、来月25日頃参加者に渡されるということです。
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保科容子さん、飯塚智子さんの二人展
伊那市在住の保科容子さんと飯塚智子さんの2人によるドライフラワーの展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで29日から始まりました。 美篶在住の保科さんと西春近在住の飯塚さんは、それぞれ市内でドライフラワーの講座を開いています。 花を通じて知り合った2人は、合同の展示会を開くようになり今回で5回目です。 保科さんの作品は壁にかけるタイプのものが、飯塚さんのものは置くタイプのものが多く並べられています。 保科さんと飯塚さんの二人展は、12月5日までかんてんぱぱホールで開かれています。 期間中、展示作品の販売も行っています。
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西春近北保育園 餅つき楽しむ
伊那市の西春近北保育園の園児は、園児が育てたもち米で、28日餅つきをしました。 この日は、園児が餅つきに挑戦しました。 西春近北保育園では、JA西春近支部青壮年部の指導で、田植えや稲刈りをしました。 餅つきは、青壮年部のメンバーや保護者と一緒に行いました。
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10月有効求人倍率1.04倍 4か月横ばい
上伊那の10月の月間有効求人倍率は1.04倍で9月を0.01ポイント下回りました。 求人倍率は、4か月連続で1倍台を維持していて、横ばい状態となっています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は去年の10月を24.3%上回る1,502人でした。 新規求職者数は、去年の10月を11.7%下回る744人でした。 これにより、10月の月間有効求人倍率は、9月を0.01ポイント下回る1.04倍でした。 管内の有効求人倍率は1倍台を4か月連続で維持していて、横ばい状態となっています。 ハローワーク伊那によりますと、管内の主力産業である製造業の求人が増え、求職者数は落ち着いてきているということです。 ただ、派遣社員の求人の割合が多いため、正社員の求人が増加すれば傾向はさらに良くなると見ています。 また、新規高卒者の求人数は404人、求職者数は327人で、求人倍率は去年の10月を0.3ポイント上回る1.24倍となっています。
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伊那市消防団へ45店舗と2事業所がサポート
伊那市消防団の団員が飲食や買い物をする際に割引や特典などのサービスを提供する「伊那市消防団サポート店」に、市内の45店舗と2事業所が登録しました。 28日は伊那商工会議所で記者会見が開かれ、概要が説明されました。 伊那市消防団サポート店は、消防団員の加入促進と町全体の地域防災力の強化を目的に、伊那商工会議所が募集したものです。 サポート店は、今日までに伊那市の飲食店など45店舗と行政書士事務所など2事業所が登録しています。 伊那市の消防団員は、来店時に団員証を提示すると割引やドリンクのサービスなどを受けることができます。 原則として団員本人のみですが、店によっては同行の家族や友人もサービスを受けることができます。 サポート店の目印は赤いステッカーです。 すでに登録している全ての店舗と事業所でサービスが始まっていて、終了期間は設けられていません。 伊那商工会議所の川上建夫会頭は「消防団とサポート店が力を合わせて良い街づくりをしていってほしい」と話しました。 伊那市消防団の三澤俊明団長は「民間の方々がサポートに手を挙げてくれたのはありがたい。お互い協力し合って街のイメージアップに繋げたい」と話しました。 サポート店への登録は今後も募集を続けるということです。
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上半期CO2排出量 去年比5.1%削減
伊那市は、今年度上半期のCO2排出量が77,300トンで、前年度上半期と比べて5.1%削減されたことを報告しました。 これは19日、伊那市役所で開かれた伊那市地球温暖化対策地域エコリーダー協議会で報告されたものです。 報告によりますと、前年度の同じ時期に比べ、4,200トンのCO2が削減されたということです。 要因としては、値段の高騰などで軽油の需要が減ったことや、オール電化の集合住宅の普及でLPガスの需要が減ったことなどが考えられるとしています。 協議会では調査結果から、「電気、LPガスについては、省エネ意識が向上してきたが、ガソリン、軽油、灯油などは気候や価格により使用量が変動することが考えられるとし、エコドライブやアイドリングストップなどの徹底が必要」としています。 この他来年度の計画では、「森のエネルギー循環プロジェクト」に重点を置くとしています。 これは、各事業所などと協力して、森林エネルギーの普及を図るもので、薪ストーブやペレットストーブの導入、森林への感心を高めるための森林教育などを行っていく計画です。 今年度は9月までに、薪ストーブの設置補助が29件、ペレットストーブの設置補助が3件となっています。
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漫画家 橋爪まんぷさん防犯ポスター寄贈
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支「ひつじ」をモチーフにした年末年始の防犯を呼びかけるポスターを、27日、伊那市駅前交番に贈りました。 27日は、漫画家の橋爪まんぷさんが、伊那市駅前交番を訪れ、防犯ポスターを、村松 大樹所長に贈りました。 橋爪さんは、平成21年のねずみ年から、毎年この時期、干支をモチーフにしたポスターを、伊那市駅前交番に寄贈していて、今年で8年目です。 今年は、来年の干支「ひつじ」をモチーフにしたポスターです。 村松所長は、「地元の皆さんの防犯に対する期待に応えられるよう事件事故を減らしていきたい」と感謝していました。 このポスターは、いなっせ1階のエレベーター乗り場に、来月1日から26日まで展示されます。
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メンズ おしゃれ講座
箕輪町は、結婚式やパーティなどでの服装を学ぶ男性を対象にした「メンズ おしゃれ講座」を、昨夜、箕輪町交流センターで開きました。 26日夜は、箕輪町内を中心に10人ほどが参加しました。 結婚相談などを受け付けているハッピーサポートみのわの利用者から、好印象を与える着こなしを学びたいとの声を受けて、一般を対象に、初めて開かれました。 今回は、結婚式の披露宴やパーティなどでの秋冬の着こなし方がテーマです。 講師を務めたのは、AOKI箕輪店の市川 康正さんです。 講座では、参加者の3人がモデルになりました。 礼服やジャケットなどを着こなしたモデルが登場すると、参加者から拍手が起きていました。 市川さんは、「パーティなどでは、ポケットチーフを添えるだけで華やかな印象になります」とアドバイスしていました。 参加者もこれにならってポケットチーフを入れていました。 ハッピーサポートみのわでは、メンズおしゃれ講座の春夏編も企画したいとしています。
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高遠城址公園冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、冬の期間桜を守るための作業が行われています。 16年間、城址公園の桜守を務め、今年度で引退する稲辺 謙次郎さんにとって、最後の冬の作業になります。 稲辺さんは、高遠城址公園の桜守として、平成11年から活動しています。 70歳となり、城址公園の桜守としては引退し、市内全域の桜守として活動することを決めました。 冬の作業は、横に伸びて重さに耐えられなくなり折れてしまいそうな枝を守るための支柱を立てるほか、枯れてしまった枝を取り除き、発育を促すために剪定します。 稲辺さんが見守る中、後継者として作業を行っているのは、桜守歴10年の西村 一樹さんです。高所作業車を操って、手際よく作業を行います。 稲辺さんは、桜の枝を低く保つように剪定をし、観光客が楽しめる公園づくりを目指してきました。 また、最高樹齢で140年になる城址公園の桜の世代交代も進めています。 稲辺さんが目指す公園づくりを、後継者の西村さんが受け継ぎます。 作業は、今月10日から始まり、来月24日まで行われます。
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県建築士会上伊那支部 災害対応協議
長野県建築士会上伊那支部は地震などの災害時に備え、避難施設の安全確認をスムーズに行うための体制について初めて協議をしました。 上伊那支部では災害時に備え上伊那の全ての市町村と協定を結んでいます。 協定は、震度5弱以上の地震が発生した場合などに自治体の対策本部や避難施設での二次災害を防ぐため、8時間以内に現地へ出向き、建物の危険度を判定する事になっています。 上伊那支部では災害対応について改めて見直そうと協定の検証の他6月には東日本大震災の被災地の視察などを行いました。 25日の会議では、グループ毎に別れ、自分達が被災者になった場合の状況を踏まえ意見を交わしました。 出席者からは、携帯電話が使えなくなったり、車での移動ができなくなる事などを想定するべきとの意見が出されていました。 長野県建築士会上伊那支部では、今後各自治体に協定の見直しや防災面での要望を行うと共に勉強会を開き災害時の対応を学んでいくとしています。
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世代間交流をテーマに“秋穫祭(しゅうかくさい)”
世代間交流をテーマにした伊那市西町区の“秋穫祭”が23日、西町公民館で行われました。 これは西町区の自主防災会や青少年育成会などが地域住民の交流を深めようと企画したものです。 これまでは地区役員が収穫した農作物を区内の春日神社に供える新嘗祭を行っていましたが住民参加の祭りにしようと開催するようになり今年で2年目です。 会場では芋煮汁や新米のご飯が振る舞われたほか、大正琴やマジックショーなどのステージ発表もあり訪れた人たちを楽しませていました。 ほかには文房具やおもちゃが当たるビンゴゲームも行われ会場を沸かせていました。 西町区では「子どもからお年寄りまで集まる機会をつくることで地域の絆を深めていきたい。」と話していました。
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ファームセンター小出 15周年秋まつり
伊那市西春近の農産物直売所「ファームセンター小出」は、15周年秋まつりを24日に行いました。 24日は、みかんやにんじん、長芋など取れたての野菜や果物が通常よりも安価な値段で売られていました。 ファームセンター小出は、西春近小出三区の営農組合有志で運営していて、会員450人が出荷しています。 秋まつりは、オープン15周年を記念して行われたもので、千円以上購入した人には花がプレゼントされた他、とん汁が振舞われました。 城倉保志店長は「小さな直売所だが、これからも新鮮で安価なものを提供していきたい」と話していました。 三連休最終日ということもあり、通りかかった県外からの観光客などで賑わっていました。
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上伊那農業高校 120周年の節目祝う
南箕輪村の上伊那農業高校は、今年で創立120周年を迎えます。 22日は、記念式典が開かれ、卒業生らが節目を祝いました。 式典には、同窓会員や在校生などおよそ700人が集まり、全員で校歌を歌い120周年の節目を祝いました。 上伊那農業高校は、明治28年1895年に上伊那簡易農学校として伊那市狐島に開校しました。 翌年には、現在の伊那警察署の西側に校舎が建てられ、昭和24年から平成23年まで定時制の校舎として活用されました。 これまでに、全日制と定時制を合わせて2万人近くが卒業しています。 全日制は、昭和49年に南箕輪村に新築移転し、現在は生産環境科、園芸科学科、生物科学科、緑地創造科の4学科に483人が在籍しています。 120周年記念事業実行委員長で同窓会長の木下茂人さんは「この歴史を共通の財産として連帯の思いを確認しあいながら、地域社会の一員として精進していくことを祈念します」と挨拶しました。 生徒を代表して西村純哉生徒会長は「120周年を契機に、上農高校が発展していくよう努力していく」と誓いの言葉を述べました。 実行委員会では今年、戦時中の鉄不足の供出でなくなっていた鉄の門を復元した他、記念碑の作成、120周年史の発行など8つの記念事業に取り組んできました。 式典では、事業の1つでもある120年間の歴史を振り返るビデオの上映が行われ、出席者らは地域とともに歩んできた上農の歴史を再認識していました。
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伊那谷写友クラブ 作品展23日まで
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、23日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那谷写友クラブの展示会は毎年開かれていて、今年で24回目になります。 会場には、会員14人の作品およそ50点が並んでいます。 写友クラブは、作品の大きさなどの規格やテーマを設けず、自分たちでテーマを決め好きな写真を撮ることを心がけているということです。 第24回伊那谷写友クラブの写真展は、23日日曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。