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災害危険箇所パトロール
伊那市は、大雨による天竜川の増水で浸水の恐れがある場所など、市内5か所のパトロールを30日、行ないました。 パトロールは台風シーズンにあわせて毎年行われ、伊那市や伊那消防署、伊那警察署などの関係者、25人が参加しました。 天竜川が決壊した時や、大雨による浸水が想定される区域では、伊那市山寺の伊那市保健センター付近を見て回りました。 ここで想定される浸水は2メートルから3メートルで保健センターの1階は水没することが説明されていました。 今月16日伊那地域を通過した台風18号の影響で被害が出た県道伊那駒ケ岳線は復旧の見通しがたっていない状況です。 またJA上伊那によりますと上伊那の果樹被害額はおよそ3,300万円になるということです。 伊那市では4月から11月までの期間は月2回、保守点検を行い、万一に備えたいとしています。
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南国の踊り「タヒチアンダンス」ショー
南太平洋の島、タヒチに伝わる「タヒチアンダンス」のショーが伊那市下新田のレストラン梨麻で28日開かれました。 28日は、伊那市のタヒチアンダンス教室「ヘイティアレタヒチ」の生徒らが踊りを披露しました。 タヒチアンダンスは、タヒチの伝統的な踊りで、腰の動きが特徴だということです。 ショーの中で、7歳から12歳までの子どもたちが今月東京で開かれた大会で踊った曲を披露しました。 レストランには50人ほどが訪れ、南国の踊りを楽しんでいました。
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朝食レシピコンクール試食審査会
子供たちの考えた朝食レシピの審査会が29日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンターで開かれました。 これは、朝食を食べる習慣を定着させようと伊那市食育推進会議が開いているもので今年で5回目です。 集まった朝食レシピは、子ども部門に63作品、親子部門に1作品の、64作品で、29日は書類選考を通過した8作品の内、6作品の調理と試食審査が行われました。 朝食を子ども一人だけで食べている「こ食」の割合が増加していることから今年は、自分の作ったものを家族や友達に食べてもらうことをテーマにした朝食レシピです。 30分間に4人分で2000円以内という制限の中、子どもたちは自分達で考えた料理を作っていました。 オクラマヨネーズを使ったサーモンのムニエルや野菜がたっぷり入ったスープなど短時間で作ることができる栄養満点の朝食が並び全員で試食しました。 審査の結果ごはんがすすむで賞に伊藤乃夏さん。 アイデアいっぱいで賞に石川花音さん これぞ!夏の朝食で賞に清水菜音さん バランスがいいで賞に田中颯君 元気もりもり朝ごはんで賞に市川雅さん 夏野菜いっぱいで賞に岡部真明君が選ばれています。 今回応募のあったレシピは、伊那市の公式ホームページに掲載されることになっています。
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伊那中ギネス記録を大幅更新
上伊那の多くの中学校で文化祭が開かれています。 伊那市内の中学校ではギネス記録への挑戦や東日本大震災の被災地の中学校との交流など、各学校で様々な生徒会企画が28日行われました。 このうち伊那中学校では、ローメンを作って並べるギネス記録に挑戦しました。 スタートの合図がかかると、ギネス記録への挑戦が始まりました。 1皿100グラム以上の麺を器と器が接した状態で1列に並べその皿の数で記録更新を目指します。 現在のギネス記録は、福島県浪江町が記録した1,427皿です。 伊那中学校では、資源回収やアルミ缶回収を行い、資金を集めました。 企画には、伊那ローメンズクラブが協力し、調理方法などを指導してきました。 器に盛られた麺は、県計量協会の会員が100グラム以上あるかどうかをチェックします。 中には、運ぶ途中に落としてしまう生徒や、100グラムに満たずやり直す生徒もいました。 スタートからおよそ1時間半、記録更新の時が来ます。 記録更新後も次々とローメンが並べられ、スタートから2時間後には2,300皿を超えました。 集計の結果、途中付箋の数字が抜けていたミスがありましたが、これまでの記録を884皿上回る2,311皿で、見事ギネス記録を更新しました。 作ったローメンは、全校生徒や来場者らで味わいました。 伊那中学校では、28日撮影した映像や写真をギネス事務局に送り、認定を待つということです。
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この秋一番の寒さ お蚕様もストーブで暖
27日朝の伊那地域の最低気温は8度とこの秋一番の寒さとなりました。 この冷え込みで蚕の活動も鈍くなっているようです。 箕輪町の養蚕農家、大槻文利さんの作業場では、12万匹の蚕が繭をつくる段階となっています。 しかし、最近の朝晩の冷え込で蚕は糸を出さず身を寄せ合いじっとしているという事です。 昨夜から作業場にはストーブが置かれ、室温は15度以上に保たれています。 今朝の伊那地域の最低気温は8度で、平年と比べ4・3度下回りました。 長野地方気象台によりますと、28日の朝も27日の朝と同じくらいの冷え込みになるという事です。
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つかはらに生きたイナゴ入荷 今年は少なめ
イナゴは、伊那谷を代表する珍味として知られています。 佃煮にするための生きたイナゴの販売が伊那市上新田のつかはらで始まっています。 今年は台風の影響で数は少なめだということです。 25日は主に新潟県で採れた生きたイナゴ50キロが入荷し、早速店頭に並べられていました。 つかはらでは川魚や珍味を扱っています。 今年は台風18号の影響で数が少なく、現時点で多い年の3分の一ほどだということです。 値段は1キロ3,990円と、去年より若干値上がりしています。 入荷を聞きつけ県内外からすでに80件ほどの注文があるということです。 地元からも買い求める人の姿がありました。 この生きたイナゴは10月いっぱい販売されます。
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仙丈ケ岳を愛する会ふれあい登山
伊那市長谷の住民などで作る仙丈ケ岳を愛する会のふれあい登山が、22日と23日の2日間行われました。 ふれあい登山には、県内外から12人が参加しました。 林道バスに乗り、大平山荘から仙丈を目指しました。 仙丈ケ岳を愛する会は、平成16年に発足し、登山を楽しんだり、仙丈に関係する環境問題について教育するなどの活動を行っています。 発足から毎年この時期に登山を行っていて、今年で10年目です。 4時間ほどかけて、仙丈小屋にたどり着きました。 仙丈小屋の就寝時間は、午後7時半。灯りが消されます。 翌朝、一行は、午前4時半に小屋をたち、仙丈ヶ岳の頂上を目指します。 この日のご来光です。 富士山の姿も見えました。 その後、下山の際には、ライチョウを目にすることも出来ました。 仙丈ケ岳を愛する会会長の中山(なかやま)晶計(しょうけい)長谷地域自治区長は、「登山を通して南アルプスの魅力を知って欲しい。また、鹿対策や環境問題、小屋のあり方など、南アを取り巻く環境についても理解してもらうきっかけになってほしい」と話していました。
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「おからこ」でおもてなし
旧井澤家住宅を管理・運営する伊那部宿を考える会は、22日伊那地域で古くから、十五夜に合わせ食べられてきたおからこで、東京から訪れた人達をもてなしました。 おからこは、十五夜の時に月に供え食べられてきた物で、考える会では、後世に伝えていこうと毎年この時期に作っています。 この日も、会員15人あまりが、午前中から、もち米をすり潰し、作りました。 十五夜が、収穫期という事もあり、米の粉で手軽にできる餅として作られたと言われています。
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赤そばの里 見頃
箕輪町上古田の赤そばの里では、そばの花が見ごろを迎え県内外から多くの人が訪れています。 ネパール原産のそばを、日本でも育つように品種改良したもので高嶺ルビーと呼ばれています。 箕輪町上古田の赤そばの里は標高およそ900メートル、広さは4.2ヘクタールで赤いそばの花が広がっています。 この畑を管理しているのは上古田の有志でつくる古田の里赤そばの会です。 会では8月に種を蒔き手入れを行ってきました。 赤そばの里は、箕輪町の観光スポットにもなっていてこの時期は、県内外から観光客や写真愛好家が訪れます。 24日も、多くの人が訪れお気に入りの場所で写真撮影をしたりしていました。 入り口には無料休憩所も設けられていて、ここでは地元で採れた野菜や果物が並びます。 24日は、採れたての松茸もありました。 28日(土)、29日(日)には上古田公民館で手打ちそばが試食できる赤そばまつりが行われることになっています。 赤そばは、10月初旬まで楽しめるということです。
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千両千両井月さんまつり イベントいろいろ
漂白の俳人井上井月で地域活性化をはかろうという千両千両井月さんまつりが14日から一週間行われました。 最終日の21日は伊那市のいなっせでさまざまなイベントが行われました。 階ホールでは、「井月が現代に生きていたら」をテーマに、キャラクターファッションショーが開かれました。 ショーには4人が参加し、思い思いの井月像を表現しました。 井月の生涯を描いた映画「ほかいびと」で使われた衣装を着て登場した女性もいました。 千両千両井月さんまつりは、井上井月を広く知ってもらい中心市街地の活性化につなげようと実行委員会が初めて行ったものです。 第22回信州伊那井月俳句大会も今日開かれ、去年より312句多い、1,536句が全国から寄せられました。 大賞には、松本市の太谷米子さんの作品「ゐるはずもなき母のゐて夕桜」が選ばれました。 文学博士で俳文学者の復本一郎さんは「井月の内なる芭蕉」と題して講演しました。 井月は、江戸時代の俳人松尾芭蕉の句をもとに作ったとされる作品を残しています。 復本さんは、「井月は生き方のみならず句の作り方も芭蕉から学び、優れた俳人になった」と話していました。 北側広場では、路上パフォーマンスなども行われ、一週間にわたり開かれた井月さんまつりは今日幕を閉じました。
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箕輪町交通少年団 啓発活動
秋の全国交通安全運動初日の21日、箕輪町の小学生でつくる交通少年団は、道行くドライバーに交通安全を呼び掛ける手紙を配りました。 21日は、箕輪町内の5つの小学校で交通少年団に所属する男女合わせておよそ120人の児童が、沢上交差点付近の国道153号バイパスで交通安全をよびかける手紙とチラシを配りました。 交通少年団は、毎年秋の全国交通安全運動にあわせ、レター作戦と銘打って、ドライバーに安全運転を呼び掛ける手書きの手紙を配っています。 ドライバーは、「スピードを出しすぎないで」「安全運転を心掛けて」などと書かれた手紙を手渡されると、笑顔で受け取っていました。 町交通安全協会の唐澤利夫会長は「大人が配るよりも子どもが配った方が、ドライバーは良い反応を示してくれる。効果は抜群です」と話していました。
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高遠ブックフェス開催
5年前から高遠町を本の町にしようと始まった、高遠ブックフェスティバル2013が21日から3日間、伊那市高遠町で開かれています。 今年は住民の発案で名物高遠饅頭に猫のデザインの焼印が押された饅頭、「ねこまん」の販売も行われています。 高遠町の中心商店街の店舗前には古本の本棚が置かれ、誰でも手に取って読んだり、買ったりすることができます。 みどりののぼり旗がたてられた参加店舗は、去年の14軒から35軒に増え、藤沢の農家食堂こかげ、茅野市境の峠の茶屋にも本が置かれました。 古本は、新聞などを通じて募ったところ、上伊那地区からおよそ6000冊が寄せられました。 ブックフェスティバルを運営している本の町プロジェクトの春日裕代表は「5年後、10年後に町に本があふれるようなイベントにしていけるよう頑張っていきたい」と話していました。 また、ねこまんは一日の分として200個限定で販売されましたが、1時間ほどで完売しました。 本の町プロジェクトでは、今回の売り上げの一部を東日本大震災の義援金として寄付するということです。
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イーナちゃん ゆるキャラグランプリにエントリー
伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんが今年のゆるキャラグランプリにエントリーしました。 イーナちゃんは、伊那市のごろにあわせ174位を狙います。 投票期間は、11月18日までで、ゆるキャラグランプリ2013のホームページで投票することができます。 ゆるキャラグランプリには、全国のご当地キャラなど1,000体以上がエントリーしていて、伊那市では、イーナちゃんへの投票を呼びかけています。 イーナちゃんがゆるキャラグランプリにエントリーするのは今回が初めてです。 ゆるキャラグランプリ ホームページ http://www.yurugp.jp/
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南アルプスジオパークマップ刷新
南アルプスのジオパークの魅力を観光客にわかりやすく紹介するためのマップが刷新されました。 マップは南アルプスジオパーク協議会が作成しました。 南アルプスの雄大な山々と深い渓谷や伊那市と飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村の動植物、文化、歴史などの写真も掲載されています。 高遠エリアでは、高遠城址公園、高遠温泉さくらの湯などの観光地が、長谷エリアでは、戸台の化石資料室やその学習会の様子などが紹介されています。 また、入笠山山頂からの眺めの他、鹿嶺高原から仙丈ヶ岳を望む写真なども掲載されました。 片面は南アルプスの地図に見所が記されています。 マップは伊那市創造館や長谷ビジターセンターなどに設置されています。
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南箕輪村久保区 敬老会
南箕輪村では、16日、各区で敬老行事が行われ、長寿を祝いました。 南箕輪久保区の敬老会には、70歳以上のお年寄り193人が招待されおよそ80人が出席しました。式では、今年度80歳を迎える人に、唐木一直村長から祝い金が手渡されました。 長寿者を代表して山口クミ子さんは「80歳になったという実感は無ありませんが、まだ80という気持ちで過ごしていきたい」と話していました。 会場では、地域の園児から大人まで11組が、踊りや歌を披露すると、お年寄りたちは、手をたたきながら、楽しんでいました。 久保区の赤羽英俊区長は「これからも、それぞれの立場で地域を支え、お互いに声を掛け合い、健康で元気に過ごして頂きたい」と話していました。
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箕輪進修高校生徒と保護者が地域を清掃
箕輪町の箕輪進修高校に通う生徒とその保護者は、学校周辺や通学路などの清掃を14日、行いました。 14日は、生徒とPTA、学校関係者の合わせて260人ほどが7班に分かれて作業を行いました。 このうち木下駅周辺では、およそ30人が駅舎の清掃や草取りをしました。 毎年1回PTAを中心に校舎周辺の整備を行っていて、今年から生徒が利用する駅や通学路の清掃も行うことになりました。 ある保護者は「3年間こどもがお世話になるので、少しでも地域のためになればうれしいです」と話していました。
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橋爪まんぷさん「川柳まんが展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「川柳まんが展」が、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 会場には、川柳に漫画を添えた作品、31点が並んでいます。 このイラストは川柳集「旬」の見開きに、およそ20年前から掲載しているものです。 橋爪まんぷさんの川柳まんが展は、10月31日木曜日まで、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
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体力知ってロコモ予防
伊那市総合型地域スポーツクラブは、骨や関節などの機能低下を防いでもらおうと12日、伊那市の女性プラザでロコモ予防教室を開きました。 12日は伊那市内にある接骨院のロコモ予防指導士の4人が講師をつとめました。 参加者は、講師からロコモトレーニングの指導を受けて、体に負担のかからない程度にストレッチや簡単な筋力トレーニングなどで汗を流していました。 足腰の動きが衰えることを、ロコモティブシンドロームといい、略称がロコモです。 50歳以降に多く見られる症状で、悪化すると寝たきりなど介護が必要になる場合があるということです。 教室は毎月2回開かれていて参加者のデータを元に、無理のないプログラムでできるようになっています。
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台風18号 上伊那地域でも被害
大型の台風18号の通過により上伊那地域にも倒木や、停電、果樹被害などがありました。 17日は、果樹農家が台風で落ちた梨の片付けに追われていました。 台風18号は16日の午前9時から10時にかけて県南部を通過し上伊那地域も強い風と大雨をもたらしました。 伊那地域の、15日午前0時の降りはじめからの雨量は81ミリで、午前10時36分に最大瞬間風速10.4メートルを観測しました。 伊那市のまとめによりますと台風の影響で41か所で倒木があった他、電柱が倒れる被害がありました。 これにより若宮団地付近など5か所で通行止めになりました。 箕輪町によると町内では、倒木の被害が35か所、物置小屋の損壊などがありました。 南箕輪村によると住宅の一部損壊が2件、倒木が25か所となっています。 田畑区では住宅の屋根が飛び、隣の家の屋根の一部と物置を壊しました。 3市町村ともけが人はいませんでした。 倒木に伴う断線により広い範囲で停電となりました。 中部電力長野支店によりますと伊那市、箕輪町、南箕輪村で6770戸が停電となり16日の午後9時半すぎにすべて復旧したということです。 一夜あけ、17日は青空が広がりました。 南アルプス林道バスは17日の午前10時から運行を再開しました。 南箕輪村の久保では倒れた桜の木の枝の撤去作業が行われていました。 台風の影響で果樹の被害もありました。 伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの梨園では、多くの梨が落ちました。 JA上伊那によりますと特に伊那市から辰野町にかけて梨の落下が多かったということです。 落ちた梨は加工品として取扱うということです。 長野県農政部では市町村を通じて農作物の被害状況を調べています。
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高齢者訪問 肖像画贈る
敬老の日の16日、伊那市は高齢者訪問を行いました。 この日は、白鳥孝市長や伊那市出身で佐久市在住の画家 三浦輝峰さんが、伊那市長谷の池上きくのさん宅を訪れ、祝い金や肖像画を贈りました。 三浦さんは、平成18年から毎年、故郷のお年寄りに肖像画を贈っています。 肖像画を手にした池上さんは、96歳の時の写真を基に、描かれた事から、「これは若い」と感想を言うと周囲から笑いが起きていました。 池上さんは大正3年生まれの100歳。 若い頃に夫を亡くし、農業を営みながら、子供2人を養育し、93歳までは、畑仕事をするのが日課だったという事です。 今でも食事は3食残さず食べ、お風呂に入るのが楽しみだという事です。 伊那市の100歳以上のお年寄りは61人で、市内最高齢は西町の106の歳女性です。
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映画「山姫」 伊那市高遠町で撮影
南箕輪村出身の大学生高木清香さんが監督を務める映画「山姫」の撮影が15日伊那市高遠町で行われました。 15日は、地元住民などから募ったエキストラを交えてクライマックスとなる祭りのシーンを撮影しました。 高木さんは日本大学芸術学部映画学科の4年生で、卒業制作として自ら脚本を手がけた映画「山姫」の監督を務めます。 山姫はふるさとをテーマにしていて、故郷に帰った若者が家族のために奮闘する姿を描きます。 撮影は伊那谷フィルムコミッションの協力のもと、6日から始まり、19日まで行われる予定です。 高木さんは、「いろんな方に協力をしていただいたので、恥ずかしくない、面白い作品を作り上げたいです」と話していました。 作品の完成は来年1月を予定しています。
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伊那市日影区敬老祝賀会
16日の敬老の日を前に、伊那市日影区の敬老祝賀会が15日地区の公民館で開かれました。 敬老祝賀会には日影区に住む75歳以上のお年寄り68人が参加しました。 日影区の敬老祝賀会は区内のお年寄りに楽しんでもらおうと毎年開かれています。 祝賀会では、紙芝居などの発表の他、男性には肩たたき、女性にはプロによる化粧のサービスが行われました。 歳をとってもきれいになることで、喜んでもらおうと初めて行われたものです。 参加者は、口紅の色を選んだり、化粧の仕方を聞くなどして楽しんでいる様子でした。 日影区の田中利幸区長は、「みなさん交流を深めてもらいさらに健康で長生きをしてほしい」と話していました。
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14日夜から台風最接近
気象庁によりますと、14日から15日にかけて台風18号が長野県に接近する見込みです。 気象庁では河川の増水や倒木に注意するよう呼びかけています。 伊那市西箕輪の重盛りんご農園では、台風の接近に備え収穫作業が行われていました。 収穫したりんごは、9月いっぱいが旬の品種だということで、14日からりんご狩りを予定していました。 しかし、台風の接近を受け、りんご狩り用の一部を残してすべて収穫するということです。 気象庁によりますと、台風18号の影響で、南信地域に明日の夜から明後日の午前中にかけて強い雨が断続的に降る見込みだということで、河川の増水や倒木に注意するよう呼びかけています。
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茅野駅から仙流荘まで直行バススタート
ジェイアールバス関東は、紅葉時期の南アルプス利用者の交通手段として14日から、茅野駅から伊那市長谷の仙流荘までの直行バス、南アルプス号の運行を始めました。 初日の14日は、乗客はいませんでしたが、午前10時20分に茅野駅を出発したバスは、午前11時50分に仙流荘へ到着しました。 現在、茅野方面から仙流荘まではJRを使った場合、およそ4時間30分かかりますが、南アルプス号は、1時間30分で結ぶことができ、およそ3時間の短縮になります。 運行は1日1往復で、14日から9月23日までは土、日、祝日のみ、9月28日(土)から10月27日(日)までは毎日運行する予定で、運賃は片道1,700円となっています。 ジェイアールバス関東では、「今日は宣伝が足りなかったことと、天候が不安定だったことが重なってしまって残念」と話していました。
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直江津遭難事故から71年
9月13日は、当時の中箕輪国民学校初等科の5人の児童が修学旅行で高波にさらわれた直江津遭難事故の日です。 今年で71年。 慰霊碑前には同級生の姿がありました。 当時の同級生でつくる搏美六人力会は、箕輪中部小学校にある慰霊碑の前で13日冥福を祈りました。 搏美とは当時の牛澤搏美校長の名前からつけられています。 毎年事故のあった9月13日を直江津遭難の日として会員が慰霊碑を訪れ線香を供え黙とうをささげています。 直江津遭難事故は、1942年昭和17年の9月13日、中箕輪国民学校初等科の6年生児童が修学旅行で訪れていた新潟県上越市の直江津海岸防波堤で高波にさらわれて、5人が犠牲になりました。
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東春近南部保育園に花束のプレゼント
伊那市の東春近南部保育園の園児に、5日、花束のプレゼントが届きました。 花束を贈ったのは、JA上伊那青壮年部東春近支部です。 地元の花卉農家4軒が栽培したトルコギキョウとアルストロメリアを花束にして、全園児にプレゼントしました。 青壮年部は、綺麗な花をもらってうれしいという気持ちを大切にしてもらおうと、去年から、東春近南部保育園に花を届けています。 園児たちは、一人一人花束を受け取ると大事そうに抱えてお礼を言っていました。 橋爪恭治支部長は、「お家のみんなでご飯を食べる場所に飾ってもらえるとうれしいです」と園児たちに話していました。 花は、来月、東春近小学校にもプレゼントするということです。
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伊那市西箕輪地区 戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が11日仲仙寺で行われました。 追悼式には遺族11人を含む46人が参加しました。 西箕輪地区戦没者追悼式は日清、日露戦争から第二次世界大戦までの犠牲者を追悼し、平和を祈念しようと西箕輪社会福祉協議会が毎年行っているものです。 境内にある招魂碑の裏には日清、日露戦争から第二次世界大戦までの戦死者の名前が刻まれています。 西箕輪では、第二次世界大戦に150人ほどが出兵したということです。 西箕輪社協の小林光豊会長は「憲法を守り、平和な世の中を受け継いでいくことが私たちの使命と感じる」と話していました。 西箕輪遺族会の有賀勝会長は、「私たちには戦争の教訓を風化させることなく次の世代に伝え導いていく責務がある」と話していました。 参列者は、招魂碑の前で手を合わせ、戦死者の冥福を祈っていました。
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水道組合が災害時に備え協定
南箕輪村の神子柴簡易水道組合は水道管などの資材販売業者3社と災害時に優先的に資材を供給してもらうための協定を結びました。 11日は南箕輪村の神子柴コミュニティセンターで調印式が行われ、 原光治組合長をはじめ組合員10人が出席しました。 今回組合と災害時協定を結んだのは株式会社マルニシ、小泉中部株式会社、ブリジストンタイヤ長野販売株式会社の3社です。 協定では災害時に水道管などの資材を優先的に組合に供給することなどが定められています。 協定を結んだ3社を代表してブリジストンタイヤの武居寿志所長は「災害の時は、最善を尽くして協力を惜しみません」とあいさつしました。 神子柴簡易水道組合は1924年大正13年に発足しました。 組合によりますと現在98人の組合員がいて事業者を含め250戸に水道水を供給しているということです。 組合では「村内の簡易水道組合は神子柴だけ。有事の際は自分たちの力で一刻も早く復旧できるよう努めていきたい。」と話していました。
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バラキャラ名付け親に感謝状
バラをキーワードに伊那市の中心市街地の活性化を目指すバラキャラプロジェクトのイメージキャラクター「風羽(ふう)薫(か)」の名付け親に、9日感謝状がおくられました。 9日は伊那市荒井のタウンステーション伊那まちで、風羽薫の名前が採用された伊那市山寺の宮澤愛夫さんに感謝状が贈られました。 宮澤さんによりますと、「風羽薫」は、バラの香りを風にのせてとどけるイメージということで、「名前を憶えてかわいがってもらいたい」と話していました。 バラキャラプロジェクトでは、今後フリーペーパーを発行し、キャラクターをPRしていきたいと話しています。
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長藤四日市場で鎧兜の調査
伊那市教育委員会は、高遠藩最後の藩主内藤頼直が高遠町長藤の四日市場地区にある神社に寄進した鎧兜の確認調査を9日行いました。 四日市場では、寄進された鎧兜を公民館で保管していましたが、後世に残していこうと高遠町歴史博物館に預けることにしました。 市の学芸員によると明治4年1871年、頼直は高遠城の武器蔵や江戸の上屋敷に保管されていた鎧兜などを旧領域内の神社100か所に寄進していて、これまでに13点が確認されているということです。 鎧兜などは、高遠町歴史博物館で保管されることになっています。