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田畑半沢のほたる祭り始まる
南箕輪村田畑半沢で16日からほたる祭りが始まりました。
ほたる祭りを実施している田畑半沢を愛する会は今年で発足20年の節目を迎え記念誌の発行を計画しています。
南箕輪村田畑を流れる半沢川ではほたるが舞いはじめ、ほたる祭りが始まりました。
16日も近くの住民らが鑑賞に訪れ幻想的な世界を楽しんでいました。
ほたる祭りは地元住民でつくる田畑半沢を愛する会が行っているもので今年は会発足20年の節目の年となります。
田畑半沢を愛する会は、ほたるが舞う半沢川を復活させようと平成5年に発足したもの現在47人の会員がいます。
川のおよそ80メートルを整備し環境美化に務めていて一帯は南箕輪村のほたるの名所として知られるようになりました。
ほたる祭りは今月30日までで期間中はゆっくり鑑賞できるように午後7時半から9時半までの間が交通規制となります。
会では発足20周年を記念して、これまでの記録や会員の思いをまとめた記念誌を発行するということです。 -
防犯功労者と防犯協会表彰
安全で安心な街づくりに貢献したとして、伊那警察署管内の防犯功労者3人と防犯協会2団体が県防犯協会連合会長表彰を受賞しました。
17日は伊那警察署で表彰伝達式と受賞報告がありました。
個人で受賞したのは、伊那エンジェルス隊に所属する福澤秀美さんと池上啓子さん、伊那少年警察ボランティア協会の関政彦さんです。
団体で受賞したのは高遠・長谷地区防犯協会と辰野町宮木区防犯協会です。
長野県防犯協会連合会長表彰は、長年にわたり地域の安全活動に努め、安心な街づくりに貢献した個人または団体に送られるものです。
高遠・長谷地区防犯協会の伊藤俊規さんは、「高遠長谷地区では、子ども見守り隊などを発足させ地域全体で防犯に取り組んできた。今回の受賞を今後の励みにしていきたい」と話しました。 -
リーダー像の在り方学ぶ
理想のリーダー像について学ぶ「伊那経営フォーラム」が15日、伊那文化会館で開かれました。
会場にはおよそ300人が訪れました。
伊那経営フォーラムは、地域一丸となって経営の在り方を追求していこうと、伊那青年会議所が2005年から毎年開いていて、今年は他団体の協力のもと開催しました。
この日は、伊那食品工業会長の塚越寛さんと、元世界銀行副総裁の西水美恵子さんが「リーダーのあるべき姿」と題して対談しました。
塚越さんは、教育の変化により、現在のリーダー達から責任感が欠如していると話し「自分の目の前にある利益を考えるのではなく、10年、20年先のことを考え、種をまけるような人間性が重要」と説明していました。
西水さんは様々な国で仕事をした経験から「自分ができないことを部下にやらせてはいけない。まずは自分がやってみせること」と話していました。
会場を訪れたある男性は「普段の仕事の中であてはまる事柄が話の中にあった。今回の講演を仕事に活かしていきたい」と話していました。 -
少年消防クラブ制服一新
伊那市内の少年消防クラブの制服が一新されました。
16日は市役所で貸与式が行われ、2つのクラブへ帽子やベストが渡されました。
荒井区少年少女消防クラブと中央区の北町少年消防クラブのクラブ員30人ほどに伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長から帽子やベストなどが手渡されました。
少年消防クラブは昭和56年の発足以来法被で活動していましたが、古くなったためより機能性の良い服に更新されました。
荒井区少年少女消防クラブの鹿野又輝邦君は「訓練をがんばって地域のみんなを助けてあげたい」、北町少年消防クラブの長谷川天夢君は「これを着て火災予防の呼びかけをがんばりたい」とあいさつしました。
子ども達は早速ベストなどを身に着けていました。
少年消防クラブには現在50人ほどが所属しています。
ポンプ操法大会や防災施設の見学、防火ポスターの製作などを通じて、子どもたちや地域の防火意識の向上に努めています。 -
上伊那北部観光連携ウォーキングイベント
上伊那北部の3町村が連携した始めての観光イベント「飯田線と天竜まったり散歩」が16日行われ家族や友人同士などおよそ150人が参加しました。
このイベントは、辰野町、箕輪町、南箕輪村の3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が初めて行ったものです。
3町村が連携した広域観光の推進とJR飯田線の利用促進を目的としていて事業費130万円のうち85万円が県の地域発元気づくり支援金となっています。
コースは主に天竜川沿いでJR辰野駅から伊那松島駅まで歩く、10キロと北殿駅までの15キロがあり参加者は思い思いのペースで歩きながら景色やおしゃべりを楽しんでいました。
コースの途中では箕輪町のキャラクターもみじちゃんや南箕輪村のまっくん、ほかに長野県のアルクマの応援もあり参加者を喜ばせていました。
イベントでは参加者全員にオリジナルピンバッジと辰野のほたるの鑑賞券そしてゴールした駅から辰野駅までの切符が贈られました。
参加者は飯田線で辰野に戻り夜はホタルを楽しみました。
イベントを企画した上伊那北部観光連絡協議会では地域の特色を生かした観光地づくりを進めていきたいとしています。 -
南ア林道バス フリー乗降導入
伊那市長谷戸台口から、標高2,032メートルの南アルプス北沢峠までを結ぶ南アルプス林道バスが15日、全線運行開始となりました。
今年からより南アルプスを楽しんでもらおうと、希望した場所でバスを降りることができる、フリー乗降サービスが始まりました。
この日は、フリー乗降サービスを使ったバス利用者へのガイドに備え、ジオパーク認定ガイドが、林道沿いの見所を確認していました。
南アルプス林道沿いには、高山植物の群生地や、地質現象を観察することができるジオスポットなどがあります。
バスを途中で降りることができるようにして、より南アルプスの魅力を感じてもらおうと、伊那市は今年からフリー乗降サービスを導入しました。
ジオパーク認定ガイドの会の小松千里会長は「バスに乗っていると近くで見ることができないが、フリー乗降ができることで間近で動きや音も体感できるのでとても良いサービスだと思う」と話していました。
南ア林道バスの運転手は「南アルプスが山登りだけの場所ではないことを知ってもらいたい。幅広い人に利用してもらいたい」と話していました。
伊那市では「初めての取り組みなので課題が出てくると思うが、利用者の声を聞きながらより良いサービスを提供していきたい」としています。
全線運行開始となった南ア林道バスは、戸台口や仙流荘から北沢峠までの21キロ間を1時間かけて結びます。
去年は、4万5千841人が利用しました。
南アルプス林道バスは、雪が降り始める11月中旬頃までの運行で、料金は仙流荘から北沢峠まで片道1,100円となっています。 -
通学路で交通安全呼びかけ
小中学校・高校の通学路となっている伊那市荒井の伊那公衆衛生専門学校前の道路で、12日、伊那地域交通安全活動推進委員が、街頭啓発を行いました。
12日は、20人ほどが、下校中の高校生や道行くドライバーに交通安全を呼びかけました。
梅雨の時期は、運転手も雨で見えづらくなるほか、歩行者も傘で視界が悪くなり、通常時の2倍交通事故が発生しているということです。
伊那公衆衛生専門学校前は、カーブがあり、危険が多い通学路だということで、去年に引き続き、今年も啓発活動を行ないました。
配られたのは、夜光反射材のリストバンドと、シールがセットになったチラシです。
ドライバーにも、「通学路なので気をつけて運転してください」と声をかけてチラシが手渡されていました。
地域交通安全活動推進協議会は、交通安全運動期間の狭間の気が緩みがちなこの時期にも繰り返し啓発を行い、事故防止につなげたいとしています。 -
山荘ミルクのバラ見頃
伊那市横山の山荘ミルクでバラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクには650本のバラが植えられていて、その他にも1,000種類以上の植物を楽しむことができます。
標高が1,000メートルのこの場所は朝と夜の寒暖の差が大きく、花の発色が良いということです。
山荘ミルクの向山美絵子さんは、「手をかけすぎず、自然に咲く様子を大切にしている。植物そのものの元気さを楽しんでほしい」と話していました。
バラは7月中ごろまで楽しめるということです。 -
“井月さん”入門講座開講
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月を学ぶ“井月さん”入門講座が15日伊那市のいなっせで開講しました。
一回目の15日は30人ほどが参加し、井上井月顕彰会副会長の竹入弘元さんが井月の概略について話しました。
井月さん入門講座は伊那市生涯学習センターがセンター開設10周年を記念して企画したものです。
地元の人に井月を知ってもらおうと井上井月顕彰会の会員を講師に招き、9回にわたり開かれます。
竹入さんは、「井月は30年もの間伊那谷を渡り歩いた。農民も俳句に親しんでいたり寺子屋が多くあるなど、伊那谷は農村でありながら文化的に開けていた。井月にとって心地良い場所だったのでは」と話していました。
次回の講座は29日土曜日に開かれます。 -
茶道裏千家淡交会 普通会員がおもてなし
茶道裏千家淡交会長野県支部南信分会初心者会員が16日伊那市西町の旧井澤家住宅で客をもてなしました。
16日は会員80人ほどが参加しました。
これは、普通会員と呼ばれる初心者の会員が実際に客をもてなす研修会の一環で開かれました。
茶道裏千家淡交会長野県支部南信分会では年に2,3回お茶会を開いていますが、普通会員が点前を体験できるのはこの時だけだということです。
16日は小学生から60代までの普通会員がお茶をたてたり、お菓子を運ぶなどしておもてなしを学んでいました。
ある会員は、「実際にお客さんの前でお茶をたてるのは初めて。緊張したけれど勉強になった」と話していました。 -
西春近南保育園たけのこ堀り
伊那市の西春近南保育園の園児60人が13日、たけのこ堀りに挑戦しました。
たけのこ堀りをしたのは、西春近下牧(しもまき)の加納義晴さんが管理する広さ30アールの保育園近くの竹藪です。
園児がたけのこ堀りをするのは今年で4年目です。
たけのこは、大きいもので120cmありました。
加納さんが管理する竹藪のたけのこは太く、あくが少ないということです。
保育士がくわなどを使って根本を折ると、園児は両手で抱えていました。
加納さんは「珍しい体験をして思い出になってもらえれば嬉しい」と話していました。 -
ローズガーデンでバラの鉢植え講習会
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラの鉢植えの講習会が12日、開かれました。
この講習会は、育て方を知りもっとバラを身近に感じてもらおうと、住民有志でつくるバラ友の会が開いたもので、今回が初めてです。
この日は伊那市振興公社の下島一樹(しもじまかずき)さんがヘンリーフォンダという品種の苗を使って植え付け方を教えました。
下島さんは苗を人に例えながら、うまく呼吸ができるように通気性や栄養を考えながら土を入れることが大切だと教えていました。
講習会にはおよそ20人が参加し、あまり知る機会がないバラの植え付け方に聞き入っていました。
下島さんは「育てやすいバラもあるので、ぜひ多くの人に育ててもらいたい」と話していました。
今月の講習会は19日と26日の水曜日にも行われる予定で、時間は午前10時と午後2時からとなっています。 -
ポレポレの丘でプレーパーク
自然の中で子どもたちが工夫して遊び場を作るプレーパークが9日、伊那市高遠町のポレポレの丘で行われました。
このイベントは、子どもたちに自然の中で想像力を養ってもらおうと開かれたもので今日は、およそ80人の親子が参加しました。
プレーパークは、もともとヨーロッパで始まったとされていてブランコや鉄棒などがある遊び場とは違い、子どもたちが想像力で工夫して遊び場を作り出すというものです。
会場には、ロープや木材などが用意され、ロープを使ったブランコを楽しんだり、ノコギリを使ってオリジナルのおもちゃを作っていました。
参加したある母親は「親子一緒に夢中になって楽しめました。」と話していました。
プレーパークのイベントは7月にも予定されています。 -
木村内科医院のバラ見頃
伊那市荒井にある木村内科医院のバラが見ごろを迎えています。
木村内科医院の駐車場には、20株のバラが植えられています。
平成19年に開院した時に育て始めたもので、すべて違う種類のものだということです。
木村内科医院によりますと、バラは7月初旬まで見ごろだということです。
長野地方気象台によると、台風3号の勢力が弱まりつつあることから、県内への台風の影響はないものとみています。 -
写真展「なんじゃもんじゃ」
「これはなんじゃ」というユニークな写真展、なんじゃもんじゃが7日から伊那市の伊那図書館で始まりました。
写真展なんじゃもんじゃは、伊那市境のカメラのキタハラに集まる写真愛好家が開いています。
今年で12回目で、今回もユニークな写真が集まりました。
60人が1人1点ずつ出しています。
事務局の向山さんによりますと、なんじゃもんじゃとは、「なんじゃもんじゃの木」から命名していて、これはなんじゃという写真を集めて展示します。
今回は、会員からそれぞれの家の雑煮の写真を募って展示しました。
各家庭で違いがあり面白いと今年の正月、雑煮を食べる前に写真を撮ってもらい、特に特徴のある12作品を飾りました。
個性的な作品が並ぶ写真展なんじゃもんじゃは、16日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
保科さん宅のサボテン花開く
伊那市長谷溝口の保科やよいさんが育てているサボテンが12日の今朝、花を咲かせました。
例年はひとつのサボテンに8輪ほど咲きますが、今年は倍の16輪が咲き、保科さんを驚かせています。
このサボテンは長盛丸という種類で、原産地はブラジル南部です。
花が開くのは例年8輪ほどですが、今年は16輪が一気に咲きました。
保科さんは一度にこれだけの花が咲いたのは、20年以上育ててきて初めてだと驚いています。
花が多く咲いたことについて元信州大学農学部教授の建石繁明(たていししげあき)さんは「5月の日照量が多かったことと空気が乾燥していることが影響しているのではないか」と話しています。
長盛丸の花の寿命は、長くても2日ほどだということです。 -
第89回伊那美術展 武田さん協会賞受賞
第89回伊那美術展が伊那市の伊那文化会館で開かれ、最高賞となる伊那美術協会賞に伊那市上の原の武田登さんの作品が選ばれました。
受賞したのは、武田さんの「作品2013鳩のいる庭」です。
武田さんの作品は、質感や重みがあり、見栄えがするところが評価されました。
伊那美術展には、日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門の作品があり、会員や一般から募った作品、196点が出品されています。
ジュニア部門では、上伊那の3つの高校から35点が出品され、伊那西高校2年生の坪木愛美(つぼきあみ)さんの作品「皮手袋のいのち」がジュニア大賞を受賞しました。
伊那西高校の生徒がジュニア大賞を受賞するのは3年連続となります。
第89回伊那美術展は、16日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。 -
南箕輪村恩徳寺ササユリ見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺のササユリが見頃を迎えています。
ササユリは長野県の準絶滅危惧種に指定されています。
恩徳寺では、「例年に比べて本数が少なく、咲くまでに手間と時間がかかったが咲いて嬉しい」と話していました。 -
はらぺこの園児が五平餅作り
伊那市東春近にあるNPO法人山の遊び舎はらぺこで、4日、園児が五平餅作りをしました。
この日は、宮田村の朝田節子さんが園児に五平餅の作り方を教えていました。
朝田さんは、はらぺこに孫が通っていたことがきっかけで、毎年五平餅の作り方を教えに訪れています。
4日は園児18人と保護者が、クルミと山椒をすってタレを作り、ごはんを潰して丸めていました。
はらぺこの小林成親さんは「みんなで協力して作ることや地域の伝統の味を感じることを大切にしていきたい」と話していました。 -
常和の命水 モンドセレクションで最高金賞を受賞
伊那市富県の有限会社いすゞが販売する「常和の命水」は、品質評価国際機関が審査する今年度のモンドセレクションで最も栄誉ある最高金賞を受賞しました。
11日は、織井常和社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
常和の命水は、10年前に織井社長が自宅の飲料水として使う為に掘った深さ100メートルから湧き出る井戸水です。
この水を飲んだ近所の住民から「元気がでる」「風邪をひかなくなった」などと好評だったことから、平成23年9月からスーパーやインターネットなどで全国販売を始めました。
モンドセレクションは、品質評価国際機関モンドセレクションが行っている審査で、常和の命水は最も栄誉のある最高品質最高金賞を受賞しました。
織井社長は、先月スウェーデンで行われた受賞式の様子などを紹介していました。
織井社長は「この水を使ってそばを打つとねばりの強いそばになることが信州大学の研究で分かった」と話すと白鳥市長は「最高金賞をとった水を使った信州そばというのも面白い。協力して新商品の開発に取り組みたい」と話していました。 -
数多くのハッチョウトンボ確認
伊那市新山のトンボの楽園では例年に比べ数多くのハッチョウトンボが確認されています。
日本一小さなトンボと言われているハッチョウトンボの体長はおよそ2センチです。
今年は先月19日に羽化が確認され、11日は、会のメンバーがトンボの楽園を訪れハッチョウトンボを観察していました。
トンボの楽園は、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会が平成17年度に県の支援金を受け整備をしてきました。
11日は市内から訪れる人の姿も見られ、散策しながらハッチョウトンボを見ていました。
ハッチョウトンボ以外にも、アジアイトトンボやシオヤトンボなど様々なトンボを観察することも出来ます。
11日は、オニヤンマが羽化する所もみられました。
7月7日には、ハッチョウトンボの観察会が予定されています。 -
中村威夫さん県知事表彰を受賞
地方自治の振興や発展に功績があったとして、元伊那市議会議員の中村威夫さんが県知事表彰を受賞しました。
この日は、中村さんが伊那市役所で白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
合併前の平成11年から平成22年まで伊那市議会議員を務め、最後の2年間は市議会議長も務めました。
議員時代は、旧高遠町と長谷村が伊那市に合併する際に、議員の数を減らす議員定数問題に取り組んだ他、議長を時代には一般質問で対面式1問1答方式を導入しました。
受賞した中村さんは、「万感の思い。半世紀を地方自治のために尽くしてきたことが評価されてとても嬉しい」と話しました。 -
カフェ&カイロ有報堂 3つの星レストラン登録
伊那市西箕輪羽広にある「カフェ&カイロ有報堂」が、県の「信州食育発信3つの星レストラン」に認定されました。
有報堂は、地元の食材を使った料理を提供する店です。
信州食育発信3つの星レストランは、「健康づくりに配慮し地元の食材を生かしたメニューがあり、食べ残しを減らす取り組みをしている」飲食店を県が認定するものです。
メニューのうち、「水餃子定食」と「野菜ビビンバ丼」がこの基準を満たしています。
どちらも上伊那地域で採れた野菜や米を使用しているということです。
水餃子定食は、キャベツやニラを多めにした料理です。
野菜ビビンバ丼は、ニンジンやもやし、サヤエンドウなど肉を使わないヘルシーなビビンバにゴマだれをかけて食べます。
水餃子定食が900円、野菜ビビンバ丼が700円で納豆つきは800円となっています。
有報堂では、今後も健康にいい地元の食材にこだわったメニューを増やしていきたいと話しています。 -
澤田正春さん「昭和の木曽」写真展
昭和30年代から木曽路を中心に撮影をしていた澤田正春さんの写真展「昭和の木曽」が、伊那文化会館で開かれています。
王滝村にフィルムで保存されていた7,000点のうち、9点が展示されています。
伊那文化会館のほかにも、木曽路美術館や朝日美術館など、県内4カ所で開催されています。
澤田さんは大正6年に兵庫県で生まれ、発電所の作業員として昭和33年に木曽町に移り住み、平成4年に亡くなりました。
趣味で写真撮影を始めて、写真文集などを出版し、当時の「木曽路ブーム」の火付け役となりました。
写真は当時の木曽を知るうえで歴史的価値があると言われていますが、これまで本格的な調査や公開は行われてきませんでした。
伊那文化会館や木曽路美術館などは、連携して作品調査を行い公開に向けた研究を進めていくことになっています。
澤田正春さんの「昭和の木曽」写真展は、23日日曜日まで、伊那文化会館の2階ロビーで開かれています。
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第35回プロドライバー表彰
第35回プロドライバー事故防止コンクールで、以下警察署管内の3つの事業所が表彰されました。
3日、伊那署で表彰伝達式が行われました。
株式会社丸登運送伊那営業所と有限会社白川タクシーが優秀事業所として、高遠観光タクシー有限会社が優良事業所として表彰されました。
「プロドライバー事故防止コンクール」は、長野県交通安全協会などが、バスやトラック、タクシーを運転するプロのドライバーが安全運転に努めていると評価した事業所を表彰するものです。
コンクールの期間は昨年の7月から12月までで、県内の660事業所が参加しました。
受賞した3事業所の代表者は「今後も危険箇所などを確認して安全運転を心がけていきたい」と話していました。 -
県内最高齢の伊那市の男性死去
県内の男性最高齢で伊那市山寺の福澤總一郎さんが8日自宅で老衰で亡くなりました。109歳でした。
福澤さんは、明治37年生まれで県内男性の最高齢者として去年、加藤さゆり副知事が祝いに訪れていました。
上伊那農業高校卒業後、県内の
小中学校で教鞭をとり退職後は農業に従事しました。
伊那市議会議員のほか、伊那市文化財審議委員会委員長を務め教育功労として伊那市表彰を受賞しています。
家族によりますと、福澤さんは8日朝おだやかに亡くなったということです。葬儀は11日正午から伊那市山寺の常円寺で執り行われることになっています。 -
ハッチョウトンボの羽化はじまる
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボハッチョウトンボの羽化が始まっています。
ハッチョウトンボはトンボの中では最小の種類で体長はおよそ2センチ。
日当たりがよくきれいな湧き水が流れている浅い湿地に生息します。
9日は、トンボの楽園の整備作業が行われ地元住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーや市の職員など30人が参加しました。
育成会では、トンボの生息しやすい環境をつくるため毎年この時期と秋に作業を行っています。
会のメンバーたちは楽園内の草刈りなどを行いました。
ハッチョウトンボの羽化は先月19日に確認され、今年は数が多く出ているということです。
新山山野草等保護育成会では7月にはハッチョウトンボの観察会を予定しています。 -
和美の会 草月流いけばな展
伊那市西春近の華道教室「和美の会による」草月流いけばな展が8日と9日の2日間、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれました。
作品展は、和美の会の開講30周年を記念して初めて開かれたものです。
会場には会員が手掛けた色とりどりの生け花が飾られ訪れた人の目を楽しませていました。
また展示に合わせ、大日本茶道学会による茶花の展示や抹茶席が設けられた他、元美術教諭清水俊学さんによる絵画も飾られ多くの人が訪れていました。 -
大型バイク「ワルキューレ」伊那路に集う
全国各地から集まった、大型バイク「ワルキューレ」60台あまりが、初夏の伊那路を駆け抜けました。
ワルキューレは、本田技研工業が1995年から2002年にかけアメリカで製造した、大型バイクという事です。
排気量は1500ccあり、主に海外向けに販売された、アメリカンタイプのオートバイで、現在は絶版車となっています。
国内での所有者は少なく、情報交換と親睦を図ろうと、12年前から毎年各地で、「オーナーズ・ミーティング」が開催されています。
沿道では、ファンが走りさるバイクを写真におさめるなどしていました。
今年は、上伊那に愛好者がいる事から初めて伊那市で開かれ、関東や遠くは九州から、60台あまりのワルキューレが、一同に会しました。
参加した人たちは、青空の下、田園風景を眺めながら、伊那市から駒ヶ根市までを走りぬけていました。 -
JR沢渡駅の防犯・環境美化考える
JR飯田線の駅や駅周辺の利活用について考えるワークショップが8日に開かれ、参加者が無人化となったJR沢渡駅の現状を確認しました。
参加者からは防犯などについて不安の声があがっていました。
この日は、高校生や大学生、地域住民など、参加者およそ20人が沢渡駅を訪れました。
今回は、実際に駅を利用している伊那西高校の生徒や、駅の清掃をしている人も参加して、防犯や環境美化に重点を置いて周辺を見て回りました。
沢渡駅近くにある伊那金属(株)の平澤泰斗社長は、普段から駅舎の中や駅周辺の清掃をしていて、普段の様子について、平澤さんは「防犯カメラが3台ついているが、カメラの死角にゴミが捨てられていることが多い」などと説明していました。
参加者からは「無人化になってもっと汚れていると思ったが、平沢さんのおかげできれいになっていた」「周りに街灯が少ないし、細い路地が多く、無人の駅では夜は怖いと思う」などといった意見が上がっていました。
この後創造館で行われたグループワークで、参加者はお互いの感想や意見を出し合っていました。
平澤さんは「みんな真剣に考えてくれている。地域全体で駅の利活用について盛り上げていけたら、良い駅になると思う」と話していました。
ワークショップは今後も行われる予定で、伊那市では9月末頃までに意見をまとめたい考えです。