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新型コロナ 県最多2日連続更新の3649人
長野県内で19日新たに、上伊那地域の319人を含む3,649人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の県内の感染確認者数は、2日連続で過去最多を更新しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は319人で、
伊那市で120人、箕輪町で54人、南箕輪村で31人、駒ヶ根市で55人、辰野町で29人、飯島町で8人、中川村で2人、宮田村で20人、長野保健所管内で363人、佐久保健所管内で359人、諏訪保健所管内で317人、上田保健所管内で294人、松本保健所管内で286人、飯田保健所管内で277人、北信保健所管内で116人、大町保健所管内で44人、木曽保健所管内で9人
県外11人、長野市817人、松本市437人の合わせて3,649人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは14万6,077人で、入院は486人、死亡は240人です。
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ウスバキトンボ採集大作戦
南から北に渡るトンボ「ウスバキトンボ」を採取してマーキングした後放つ「ウスバキトンボ採集大作戦」が13日、伊那市の春日公園で開かれました。
13日は伊那市を中心に子どもとその保護者21人が参加し、ウスバキトンボを採集しました。
捕まえたトンボの羽に、採集した場所などを示す文字を書き込みます。
そしてそのトンボをもう一度放ちます。
ウスバキトンボは、4月ころに九州より南から飛んできて、日本を北上していくトンボで、この地域では8月~9月にかけてみることができます。
移動経路や成長の様子について調査しようと、全国20か所以上で採集が行われていて、このイベントもその1つです。
子どもたちは、トンボを捕まえると、資料を見ながら種類を確かめていました。
中には、一つの網で5匹のトンボを捕まえた子どももいました。
この調査はNHKの番組の制作協力として行われているもので、採集のイベントは、子どもの居場所の取り組みを行っている伊那まちBASEが開きました。
今日は9匹のウスバキトンボにマーキングし、放ったということです。
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疫病退散願う「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる疫病退散を願う伝統行事「おさんやり」が新型コロナの影響で規模を縮小して、16日に行われました。
「おさんやり」は町の無形民俗文化財に指定されていて、200年ほど前から、毎年16日に行われています。
区内を流れる用水路「大堰」が天竜川の流れと逆の方向に流れていることから、疫病の原因であると考えられ厄を払うために始まったとされています。
例年は、白服を着た担ぎ手たちが舟を担いで区内を巡行しますが、新型コロナ感染対策で20人ほどが50メートルほど担いで折り返すのみとなりました。
戻ってくると、ナラの木の周りを3周しました。
最後は舟を横に倒して左右に揺らしながら壊していきました。
解体された舟の破片は厄除けとして住民が家に持ち帰って玄関に1年間飾られます。
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送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪で108個の火の玉を吊るす送り盆の行事「百八灯」が16日に行われました。
百八灯は江戸時代から大萱地区に伝わる送り盆行事です。
吊るされた108個の玉に火を灯して、疫病退散などを願うものです。
毎年、地元の中学生も参加していましたが、新型コロナの影響で公民館の役員のみで行われました。
原功区長は「昔からの伝統行事を大切にして、これからも続けていきたい」と話していました。
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盆休みをもう一日「盆正月」
盆休みの延長を求め、区役員の家を封鎖する南箕輪村田畑地区の伝統行事「盆正月」が16日に行われました。
16日の夜8時半過ぎ、作業が始まりました。
本来は区長の自宅を封鎖していますが、新型コロナの影響で3年連続で田畑公民館のみで行われました。
「盆正月」は、盆休みを一日延長してもらおうと地区の伝統文化を守る会が毎年8月16日に行う田畑の伝統行事です。
公民館にある子どもみこしや門松など備品を使って入り口をふさいでいました。
最後に石灰でお正月と書いて封鎖は終わりました。
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先祖の霊を迎える「振りまんど」
13日、先祖の霊を迎える振りまんどが、南箕輪村田畑で行われました。
地域住民およそ40人が集まり、田畑神社近くの長さ80メートルほどの坂を下りました。
振りまんどは、地域の伝統行事を伝えていこうと、田畑まんどの会が中心となって行っています。
使っている麦わらはまんどの会が児童と一緒に育てました。
中には、火を怖がって保護者と一緒に歩く子どももいました。
田畑まんどの会の小林博代表は「伝統を伝えていくとともに、まんどの火で新型コロナの疫病も退散してほしい」と話していました。
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直売所たかずや盆花市
伊那市富県の農林産物直売所「たかずや」で毎年恒例の盆花市が12日に開かれ、墓や仏前に備える花束が用意されました。
盆花の販売は、朝7時30分頃から始まりました。
直売所では、年間を通じて地元の生産者が野菜などを出荷しています。
毎年盆前に盆花市を開いていて、種類が多いと好評でリピーターも増えているということです。
花束はアスターやオミナエシなど十数本まとまったもので、一束500円から800円です。
花は地元産で、きのうと今朝収穫したものを束にしました。
12日は、販売開始と同時に多くの人が訪れ、お気に入りのものを選んで手にとっていました。
今年は、気温が高かった影響で花の生育が進み管理に苦労したものの、出来は例年並みだということです。
開店してから1時間ほどで店頭に並んでいたものが品薄になると、直売所では補充用の花束をつくっていました。
直売所たかずやでは、数に限りはありますが13日も午前10時から販売するということです。 -
台風8号 13日県内最接近
台風8号は、13日の昼前から夕方にかけて長野県内に最も接近する見込みで長野地方気象台では、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと台風はゆっくりとした速さで北へ進んでいて、長野県内には13日の昼前から夕方にかけて最接近する見込みで、中部と南部では警報級の大雨になる可能性があるということです。
13日に予想される1時間に降る雨の量は、多い所で南部で30ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。
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ぬいぐるみが図書館に泊まって選書
「ぬいぐるみのおとまり会」が伊那市の伊那図書館で5日に開かれました。
5日は、1歳から11歳の子どもとその保護者7組が参加しました。
子どもたちは家から持参したぬいぐるみと一緒に絵本の読み聞かせやわらべ歌を楽しんでいました。
おとまり会では、ぬいぐるみが一晩図書館に泊まります。
子どもたちは、ぬいぐるみをタオルの上に並べて、寝かしつけていました。
翌日、伊那図書館のカウンターには、ぬいぐるが本と一緒に並べられていました。
このイベントは、伊那図書館が子どもに新たな本に親しんでもらおうと企画したもので今年で2回目です。
本は、ぬいぐるみが子供たちに選んだという設定です。
子どもたちは、ぬいぐるみと本を受け取っていました。
伊那図書館では、「自分の興味のあるものから様々な本にであってもらいたい」と話していました。
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新型コロナによる開催中止情報
新型コロナの影響による開催中止のお知らせです。
9月4日に予定されていた南箕輪村総合防災訓練は中止となりました。
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箕輪町成人式 お盆開催確認
今年度の箕輪町成人式は、予定どおり15日に実施する事が9日開かれた実行委員会で確認されました。
お盆の成人式の開催は2019年以来3年ぶりとなります。
9日は実行委員会が町文化センタ―で開かれ、開催の可否について協議しました。
当初は、県独自の新型コロナウイルスの感染警戒レベルが6になった場合は、式を延期する予定でした。
県は、8日に感染警戒レベルを6に引き上げましたが、外出の制限やイベントの中止・延期などをおこなわないとしています。
県の方針を受け、開催について協議を行い、結果、出席者全員の抗原抗体検査の実施や健康チェックシートの提出を義務づけ、感染対策を徹底して、式を実施する事にしました。
また、伊那市も伊那地区の成人式にあたる「二十歳のつどい」を予定どおり14日と15日に開催するとしています。
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長野県内で新たに上伊那の222人を含む2,387人の新型コロナ感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の222人を含む2,387人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の1日の感染確認者数は2日連続で過去最多を上回っています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は222人で、
伊那市で95人、箕輪町で30人、南箕輪村で21人、駒ヶ根市で28人、辰野町で24人、飯島町で6人、中川村で2人、宮田村で16人、佐久保健所管内で291人、上田保健所管内で233人、松本保健所管内で208人、諏訪保健所管内で197人、長野保健所管内で159人、飯田保健所管内で153人、北信保健所管内で76人、大町保健所管内で36人、木曽保健所管内で8人、県外19人、長野市515人、松本市270人の合わせて2,387人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは12万5,325人で、入院は425人、死亡は227人です。
また県は、伊那保健所管内の児童福祉施設で、職員3人、利用者11人の合わせて14人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。 -
ポレポレの丘 ナツズイセンなど見ごろに
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘では、ナツズイセンやユリなど夏の花が見ごろを迎えています。
遊休農地だった場所を開墾して整備されたポレポレの丘は、広さ2.5ヘクタールの自然公園です。
敷地のいたるところにナツズイセン、およそ10万株が植えられていて、現在見ごろを迎えています。
ポレポレの丘の丸山義貞さんが管理しているマイガーデンでは、1000株のオニユリが見ごろになっています。
8年前に、食用のユリ根を知人に分けてもらい、育ててきたという事です。
ナツズイセンは9月上旬まで、オニユリはお盆明けまで楽しめるという事です。
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先祖の霊迎える 六道地蔵尊縁日祭
伊那市美篶に古くから伝わる六道地蔵尊縁日祭が6日、六道の杜で行われました。
六道地蔵尊の縁日祭は、お盆に先祖の霊を迎えるため毎年8月6日に行われています。
午前5時30分頃には、多くの参拝客が訪れていました。
参拝客には、お札と松の葉が渡され、この松の葉には、先祖の霊が乗り移り、お盆に帰ってくるとされています。
六道地蔵尊は、今からおよそ860年前の平安時代に、平清盛が全国6か所に祀ったうちの1つとされています。
縁日祭は、美篶の上川手・下川手の高齢者たちが1年毎に交代で行っていて、今年は下川手が担当しました。
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小型ドローン体験会
ドローンに触れ、未来を学ぶ、小型ドローン体験会が7月23日に、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
参加した人は、実際にドローンを操縦し、用意された輪っかをくぐらせたりしながら楽しんでいました。
ドローンは手のひらに乗るほどの小さなものです。
このイベントは、伊那青年会議所青少年委員会が、企画したものです。
最新の科学技術、ドローンを体験することで、新しい発見や発想力を培ってもらいたいと、初めて開きました。
きょうは、上伊那の親子10組20人が参加しました。
青少年委員会では「このドローンを通じて、色々な未来を想像してもらいたい」と話していました。 -
地区名ワイン「美篶」新発売
伊那市美篶の伊那ワイン工房は、地元で栽培されたブドウを使った地区名ワイン「美篶」の販売を、8日から始めました。
こちらが新発売の地区名ワイン「美篶」です。
親しみやすいブドウの香りが特徴で、少し甘みのある優しく飲みやすい赤ワインに仕上がったということです。
価格は、720mL入り2,000円です。
8日から蔵出しとなり、伊那ワイン工房の店先に並べられました。
地区名ワインの販売は、美篶を広く知ってもらおうと、伊那ワイン工房が企画しました。
特定の地域名を名のるワインを販売するには、使用しているブドウの栽培地や醸造場所に関して厳しい決まりがあるということです。
工房の近くにある森田伴雄さんのブドウ畑です。
この畑で栽培した「キャンベル」という品種を100%使用して醸造し、約10か月間熟成させたということです。
地区名ワイン「美篶」は500本限定で、伊那ワイン工房の他、9日からはAコープ美篶店や周辺の小売店でも販売されています。 -
竜西保育園でひまわりが咲く
伊那市の竜西保育園には、交通事故が無くなるようにと植えられたひまわりが咲いています。
9日は、園児がひまわり畑で遊びました。
このひまわりは、2011年に交通事故で亡くなった京都府の4歳の男の子が大切に育てていたひまわりの種から育ちました。
ひまわり絆プロジェクトとして、全国各地に広がっていて、竜西保育園では、3年前から参加しています。
5月に年長の園児が種をまき、およそ800本が咲きました。
今年は迷路になるようにひまわりが植えられていました。
またきょうは、花が咲いたことを報告しようと伊那警察署の署員が畑に招かれました。
署員は「この活動を思い出して交通事故の無いように過ごしてください」と話していました。
竜西保育園では、今年の種を残し、来年もこのプロジェクトを続けていきたいとしています。
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学生向け 就活準備合宿
大学や短大の学生に早い段階から就職活動について考えてもらうための「就活準備合宿」が9日から始まりました。
きょうは、主に上伊那出身で県外の大学に通っている25人が参加しました。
去年はオンラインと対面形式でしたが、今回は対面形式のみで行われました。
合宿では、上伊那の4つの企業の若手社員が会社の様子や休日の過ごし方などを話していました。
ある社員は「就活はどれだけ情報を得る事に積極的になれるかが大切です。就活サイトなど使えるものは全て使ってください」と話していました。
この就活準備合宿は上伊那広域連合が毎年開いているもので、
あすは、グループワークや企業との個別相談が行われます。
また8月の25・26日には上伊那の企業を巡る見学会が開かれます。
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西箕輪南部保育園 ひまわり迷路で遊ぶ
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は、保育園近くにあるひまわりの迷路で9日遊びました。
9日は西箕輪南部保育園の年長の園児がひまわり迷路で遊びました。
ひまわりの迷路はJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーが、子どもたちに農業に親しんでもらおうと、遊休農地を活用し8年前から育てているものです。
今年は、園児と一緒に種をまいたということです。
ひまわりの迷路は、誰でも自由に体験することができ、見ごろはお盆までだということです。
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旧井澤家住宅で歌謡演奏会
伊那市伊那部宿の旧井澤家住宅で歌謡演奏会が、24日に開かれました。
この日は、バンド演奏や歌謡ショー、一般が参加してのカラオケが行われました。
バンド演奏をしたのは、上伊那の有志でつくる駒ヶ根ベンチャーズで、1960年代のグループサウンズなど12曲を演奏しました。
旧井澤家住宅は、宿場町として栄えた伊那部宿にあった造り酒屋です。
その屋敷を「伊那部宿を考える会」が管理・運営していて、展示会や今回の歌謡演奏会などを開いています。
新型コロナの影響で、旧井澤家住宅を活用してのイベントの開催は2年3か月振りとなりました。
松本市出身の民謡歌手 山本 泉さんの歌謡ショーも行われました。
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七夕行事「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日に行われました。
美篶の上川手、下川手の境にある川手天伯社です。七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
天白社となりの広場では川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら歩きます。
合図で子どもたちは七夕飾りで鬼をめった打ちにしていました。
この行事は三峰川の氾濫を治め無病息災を祈るものです。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に着いた後、再び流されて対岸の川手に着いたといわれています。このことから双方に天伯社が祀られました。
天伯社に安置されているご神体が出されました。
ご神体を乗せた神輿を3回くぐると無病息災、安産のご利益があるといわれていて集まった子どもたちは、かがみながらくぐっていました。
いつもなら神輿に移し、氏子らがかついで桜井に向かいますが、密を防ぐため、リュックに入れ背負って桜井の天伯社まで運びました。
さんよりこよりは、三峰川を天の川に見立て七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえた奇祭として毎年行われています。
およそ1時間かけて富県の天伯社に到着し神事が行われました。
この後、富県の子どもたちがさんよりこよりをして地区住民の安全を願いました。
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保育園の園庭で羊と触れ合う
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園では園庭に1頭の羊を放しています。
園児たちは、羊との触れ合いに大喜びです。
高遠第2・第3保育園では、動物とのふれあいの場にしようと地域の人から羊を借りて園庭に12日から放しています。羊には、園庭の草を食べてもらいます。
羊はメスで、名前はP―ちゃんです。
この取り組みは、3年前から行われていて、地域住民でつくる「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が、園庭に柵を張るなど飼育環境を整えたということです。
22日は、子どもたちが草をあげるなどして触れ合っていました。
羊は、およそ1か月間借りる予定で、園庭の草がなくなったら返すということです。
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広島原爆の日 核の無い世界へ
1945年(昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下されてから6日で77年となりました。伊那市山寺の丸山公園では、核兵器廃絶を訴える平和のつどいが開かれました。
原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、参列者が黙祷を捧げました。
集いは、「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が行ったもので、およそ40人が参加しました。
伊那市民の会は1987年に発足し、3年後の1990年に、この丸山公園に平和の塔が建立されました。
塔の上部には原爆の火が灯されています。
運営委員長の建石繁明さんは「核兵器を廃絶し、戦争のない平和な世界の実現をめざし、さらに活動を進めていきたい」と話していました。
参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
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大泉の住民がまんど作り
お盆の伝統行事「まんど振り」に使うまんどづくりが、南箕輪村大泉の大和泉神社で6日行われました。
6日は住民有志で作る大泉まんどの会のメンバーや地区の児童とその保護者などおよそ30人が参加し、まんど170本を作りました。
大泉まんどの会では、伝統行事を子どもたちに伝えていこうとまんどに使う大麦を育てていて、今年で10年目になります。
まんど振りは13日に行われます。
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楽画喜の会 パステル画展
伊那市のパステル画教室、楽画喜の会の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、楽画喜の会の生徒が自由に描いた、15点の作品が展示されています。
楽画喜の会は、いなっせで月に1回、開かれています。
現在は上伊那の10人が教室に通っています。講師は、伊那市美篶の画家、坂本勇さんです。
坂本さんは「それぞれの特徴を活かしながら描いた作品が並んだ」と話していました。
食事をするスペースにも、作品が飾られています。
楽画喜の会のパステル画展は、8月31日まで、コーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
8月13日から16日は、お盆休みです。
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伊那まつり原画ポスター表彰式
新型コロナの影響で中止となった第65回伊那まつりの原画ポスターの表彰式が、市役所で5日に行われました。
この日は、受賞者7人に白鳥孝市長から表彰状が贈られました。
最優秀賞を受賞したのは、春富中学校2年生の北原千人君です。
北原君の作品は、伊那まつりの代替イベントとして、6日に市内5か所で行われる「みなまつり」のリーフレットの表紙になっています。
ポスターは、市内6つの中学校の2年生が描いたもので、学校審査を通過した75点が6月の審査会に出品されました。
最優秀賞のほかに、優秀賞には6人が選ばれました。
この日表彰された7人の作品を含め、審査会に出品された75点の作品は、12日から9月5日まで、伊那市役所1階の市民ホールに展示されるということです。
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みのわ地元応援券販売
箕輪町は、新型コロナ対策として町内の大型店や飲食店で使えるプレミアム付き応援券の第3弾の販売を5日から始めました。
コロナに負けるな!みのわ地元応援券は、1セット1万円で1万3000円分の買い物ができます。
登録している町内240店で使える共通券が8枚、小規模店舗専用券が5枚の13枚綴りで1人3セットまで購入できます。
町では、長引く新型コロナの影響を受ける住民の暮らしや事業者を支援し、地域の活性化につなげようと2万1000冊を発行しました。
また、プレミアム率50%、1万円で1万5千円分のポイントがチャージできるプレミアム付きみのちゃんポイントの販売も行われました。
6月20日から7月11日までの募集期間で申し込みのあった全ての人が買うことができます。
応援券とみのちゃんポイントの販売は、26日までとなっています。
6日は、地域交流センターで販売を行い、8日からは産業支援センターみのわで祝日を除く月曜から金曜までの午前9時から午後5時までとなっています。
使用期限は、来年1月31日までです。 -
地元での就職を 保護者向け就活セミナー
上伊那広域連合は、就活を控えた学生の子どもを持つ保護者向けの就活セミナーを、伊那市のいなっせで9日に開きました。
セミナーは、会場とオンラインの両方で開かれ、あわせて50人が参加しました。
大学進学などで地元を離れている子どもを持つ親に、上伊那の企業や就職情報などを知ってもらい、就活に役立ててもらおうと、上伊那広域連合が開きました。
KOA株式会社の人事教育センターの南部高幸さんは、上伊那の就活事情について話しました。
長野県では、県外の大学に進学する割合が80%以上と高く、卒業後に地元に戻る人も半数以下となっています。
また、中小企業は大手就活サイトに採用情報が載っていないこともあるということで、家族からの情報提供が大切だということです。
南部さんは「上伊那にも働く場所がたくさんあることを知ってもらいたい。保護者から子どもに発信してもらい、Uターン就職につなげてほしい」と話していました。
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南箕輪村と損保ジャパン 防災力向上の協定締結
南箕輪村は、地域防災力向上などに関する包括連携協定を、東京都に本社を置く、損害保険会社損保ジャパンと、6月24日に締結しました。
この日は、南箕輪村民センターで調印式が行われ、藤城栄文村長と、損害保険ジャパン長野支店の小林登支店長が、協定書を取り交わしました。
協定は、災害に備えた地域防災力の向上や、災害時の早期復旧などを連携して行うものです。
地域防災力向上の面では、損保ジャパンが過去の災害のデータなどから地域ごとの被害予測を出し、村に提供します。
その予測データをもとに、村は被害を最小限に抑えるための対策をします。
また、村民や職員の防災意識向上のためのセミナーなどを開くということです。
災害時には、損保ジャパンがドローンなどで被害の情報を集めて村に提供し、早期復旧につなげるとしています。
損保ジャパンが県内の自治体などと協定を結ぶのは今回で14例目で、上伊那では南箕輪村が初めてだということです。
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上伊那神社総代会 3年ぶりに開催
上伊那の神社の総代などが集まる、第77回上伊那神社大会が4日に、伊那文化会館で開かれました。
上伊那神社大会は県神社庁と県神社総代会の上伊那支部が毎年開いているものです。
新型コロナの影響のため3年ぶりに開かれました。
大会では、地元の伝統文化の保存に尽力した人や、長年総代を務めてきた人など、19の個人や団体が表彰されました。
受賞者代表として挨拶をした伊那市荒井神社の総代、鈴木正躬さんは「少しずつでも神社の行事を復活させ、賑わいを取り戻したい」と話していました。
大会後には上伊那支部神職の伊藤光森さんの講演会も開かれました。
伊藤さんは「総代は神社と氏子を繋ぐ役割が求められます。氏子をまとめあげ、総代が中心となって準備をして祭典などを続けていってほしい」と話していました。
大会と講演会には、上伊那の神社の総代などおよそ200人が参加しました。