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学校花檀コンクール 長谷中が中央審査へ
学校花壇の出来ばえを評価する学校花壇コンクールの地方審査で、中央審査推薦校の一つに長谷中学校が選ばれた。
長谷中学校の花壇は、造園委員会の生徒が管理している。
テーマは「開華」で、サルビアやマリーゴールドなどで、大きな花が咲いている様子を表現している。
審査では、花壇を立体的に見せる美しさなどが評価された。
コンクールは、学校環境の美化と情操教育に役立てていこうと、毎年春と秋の2回行われている。
伊那ケーブルテレビエリア内ではほかに、奨励賞に高遠小学校と高遠中学校、上伊那園芸振興協議会長賞に西春近南小学校と東春近小学校が選ばれた。
中央審査は来月7日から行われる予定。 -
千葉の小学生 長谷に農山村留学
千葉の小学生が夏休みを利用して農山村の暮らしを体験する農山村留学が21日から4泊5日の日程でスタートした。
伊那市長谷地区の受け入れは、9年目になり、この農山村留学事業のモデル地区に指定されている。
今年も千葉市の2つの小学校から164人が訪れた。
一行は、昼過ぎに長谷に到着し、入野谷体育館で入村式が行なわれた。
千葉の子どもたちは、「長野の人の温かさに触れたい」「ごはんも楽しみだけれど、農作業体験を一番楽しみにしている」などと話していた。
児童を代表して、6年生の山越優美(やまこしゆみ)さんは、「千葉では経験できない体験をたくさんして帰りたい」とあいさつした。
伊那市の北原明教育長は、「長谷の自然と人々の気持ちに触れ心を豊かに耕して欲しい」と歓迎のあいさつをした。
千葉の子どもたちは、長谷地域の18軒に分かれてホームステイして、秋葉街道を歩いたり、川遊びをしたりして過ごす。
24日には、長谷小学校の児童と交流し、25日に帰る予定になっている。 -
釈迦内柩唄 10月に伊那で公演
人の死を通して、命の尊厳や人々の絆を描いた映画「おくりびと」。
もうひとつの「おくりびと」ともいわれている舞台「釈迦内(しゃかない)柩(ひつぎ)唄(うた)」が、10月に伊那市で公演される。
21日は公演に向け、実行委員会の初会合が開かれ、主人公の「ふじ子」を演じる有馬理恵さんが、舞台の一部を一人劇で演じて見せた。
釈迦内柩唄は、東京の劇団「希望舞台」が公演1000回達成を目指して全国各地で公演している。
ストーリーは、秋田県の火葬場の末っ子として生まれた主人公のふじ子は、戦争に行ったきり帰って来ない兄や、家業を嫌って家を出て行った姉たちに変わり家業を継ぐ。
その仕事から、ふじ子は周囲から忌み嫌われながらも、人の魂を最後に送り届ける仕事を通して、家族との絆や命の尊厳、ひとの生死とは何かなどを感じていくというもの。
公演は10月15(木)の午後3時からと午後7時からの2回、行われる予定。
会場は伊那市のいなっせで、チケットは1枚3千円となっている。
詳しくはグリーンファーム(TEL74竏・351) -
和紙ちぎり絵二千絵会の展示
和紙ちぎり絵 二千絵会による作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれている。
二千絵会は、シニア大学でちぎり絵を学んだOBで作るちぎり絵教室で29人の会員が活動している。
それぞれがお気に入りを持ち寄り、36点が展示されている。
二千絵会が、旧井澤家住宅で展示を開くのは、3年ぶり2回目。
60代から90代までの会員が、月に1回集まってちぎり絵を学んでいる。
細かいところまで、和紙をちぎり、薄く剥いで作るのが魅力ということで、訪れた人の中には、水彩画と間違える人もいるという。
この展示は、24日(月)まで、旧井澤家住宅で開かれる。 -
長谷小学校 2学期スタート
夏休みも終わり、伊那市の長谷小学校などで18日、2学期の始業式が行われた。
長谷小学校では、日焼けした69人の児童が体育館に集まり始業式が行われた。
式の中で片桐校長は、「2学期は各自、目標をもってがんばりましょう」と児童たちに呼びかけた。
また、代表の児童が「かけっこで1番になりたい」などと2学期の目標を発表した。
教室に戻った子供達は休み中の課題や工作を提出していた。
18日は、伊那市で10校、箕輪町の3校で始業式が行われた。
19日は南箕輪村の2つの小学校で始業式が行われる。 -
上農高校伝統の盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校伝統の盆花市が12日、伊那市内2カ所で開かれた。
一束500円で良質の花が販売されるということで、いなっせ多目的広場に続く通路には販売開始前から100人以上が列を作った。
盆花市は、花の生産・販売の実習として、また地域との交流の場として50年以上前から開かれている。
花束にはアスターや菊など6種類8本の花が使われている。
天候の影響などもなく出来は例年に比べて良いということで、訪れた人達が色鮮やかな花束を次々に買っていった。
販売開始から30分後の10時にはいなっせ、伊那北駅の2カ所で用意した500束が完売となった。 -
ブラッククレヨンCD全国発売
伊那市の兄妹グループ「ブラッククレヨン」のCD「アンサー」が12日、全国発売された。
ブラッククレヨンは兄のHirokiさんと妹のMiwaさんの2人組で、今回2人が所属するレコード会社から全国一斉にCDが発売された。
2人はCD発売に合わせ伊那市の楽器店などを回り、ポスターを配るなどPR活動を行っている。
ブラッククレヨンは2年前に結成。兄のHirokiさんは働きながら、また妹のMiwaさんは高校3年生で学校に通いながら音楽活動を続けている。
メジャーデビューという夢を果たした2人は今後、さらなる飛躍を誓う。
ブラッククレヨンは13日午後3時と午後5時の2回、伊那市日影のツタヤ伊那店でミニコンサートを開く。「地元の人たちにライブの迫力を感じてもらいたい」と話している。 -
上農生が盆花準備
上伊那各地でお盆に向けた準備が始まっている。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、12日の恒例花市のため、生徒達が花の刈り取りや選別、花束づくりなど準備に汗を流した。
お盆恒例となった上農の花市は、生徒達が育てた良質な花が手頃な価格で販売されている。
花の栽培は、上農の農林委員会のメンバーを中心に苗の定植や水やり、草とりなど生徒全員が関わっている。
天候の影響も少なく今年の花は例年より出来が良いという。
今年の花束は、アスターや菊、オミナエシなど6種類8本を集めたもので、一束500円で販売する。
上農高校の花市は12日午前9時30分から伊那市のJR伊那北駅といなっせで開かれる。 -
常田さん小さな芽卒業コンサート
伊那市出身の常田俊太郎さんのバイオリンコンサートが9日、伊那市のいなっせで開かれた。
9日は、およそ300人の観客が集まり、常田さんはヴァイオリン・ソナタなど4曲を披露した。
常田さんは伊那北高校を卒業後、今年の4月から東京大学に進学している。
高校時代までは伊那でヴァイオリンの指導を受け、NPO法人クラシックワールドが地元の若い音楽家を育てようと開いている「小さな芽コンサート」にも毎年出演していた。
大学進学と同時に「小さな芽コンサート」を卒業した常田さんのために、クラシックワールドがコンサートを企画した。
アンコール演奏後は、その後もしばらく拍手が鳴りやまなかった。 -
戸台の化石学習会
アンモナイトなどの化石を採集、観察する「戸台の化石学習会」が、9日伊那市長谷戸台で行われた。
9日は、上伊那を中心に60人ほどの親子が参加した。
長谷地区の戸台では、1億2000万年前・中生代白亜紀の化石などを観察する事が出来る。
参加者は、かなづちを使って石を砕き、化石を探していた。
主催しているのは1986年に発足した戸台の化石保存会で、学習会は今回で69回目を数える。
子供達は、化石保存会のメンバーに石から出た模様が化石かどうかを確認していた。
子供達は、「化石がまだ見つかっていないので悔しい」「アンモナイトを発見したのでうれしい」などと話していた。
戸台の化石保存会副会長の北村建治さんは、「戸台の化石収集場は、貴重な資料の産地。地元の人達が関心を持って、理解を深めて欲しい」と話していた。
化石保存会では、戸台から産出される化石を乱掘などから防ぐため、採取しても持ち帰らない事をルールとしている。
これまでに採取した化石は、全て長谷公民館内にある資料室に保管していて、9日子供達が発見した化石も資料館で管理される。 -
赤木かん子さん講演 図書館司書の役割考える
伊那図書館で8日、児童文学評論家の赤木かん子さんによる講演会が開かれた。
講演会は、学校図書館と司書の役割について考えようと、県高等学校教職員組合上伊那支部司書部が開いた。
講演では赤木かん子さんが「調べる力は生きぬく力」という演題で話をした。
この中で赤木さんは、子どもには自分で、読みたい本を選ばせることが大切だとして「図書館司書は本を手わたしするのではなく、棚わたししなければならない」と話した。
また使う人の目線で、本の分類、配置などを考え、訪れた人が、簡単に読みたい本を探しだせるような棚づくりをするのが
司書の役割だと話した。
講演会を開いた司書部では、図書館司書は本の受け渡しだけではなく、子どもたちの調べる力を育てる役割を担っている。その仕事の大切さを地域や保護者に理解してもらいたいと話している。 -
お盆行事 振りまんど用の、まんど作り
上伊那地区のお盆の伝統行事「振りまんど」のまんどを作る作業が8日、南箕輪村の田畑神社で行われた。
田畑地区の6年生20人とその保護者が参加して、毎年指導をしている地区住民からまんど作りを教わった。
「振りまんど」は、13日に迎え火として、16日に送り火として行われている地域の伝統行事。
わらを束ねてひもで縛り、邪魔なわらをハサミで切り落としてまんどを作る。
子ども達はうまくまとまらないわらに悪戦苦闘しながらも、ひとつひとつ完成させていた。
毎年指導にあたっている加藤忠秋さんは「地区に伝わる大事な伝統行事。子ども達にも次の世代に伝えてほしい。」と話していた。 -
ザ・バンドフェスティバル
夏の恒例行事となったバンドフェスティバルが7日、いなっせで開かれた。
バンドフェスティバルは高校生を主体として毎年夏に開かれていて、今年で6回目となる。
今回は、出演は高校生だけという制限を外してバンドを募集したところ、一般の参加もあり高校生バンド4組と一般1組がステージ演奏を披露した。
客席の若者たちは総立ちとなり熱気あふれるステージを楽しんでいた。 -
天伯社の伝統行事「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県の天伯社に伝わる伝統行事、さんよりこよりが7日行われた。
「さんよりこより」は、580年ほど前の洪水で高遠町藤沢にあった天伯社が当時の桜井村に流され、その後対岸の川手村に流れついた事が縁で毎年8月7日に行われている。
7日は、地区内の氏子や小学生、保育園児らおよそ80人が川手天伯社に集まった。
この行事は鬼役の男性2人が太鼓をたたき、そのまわりを七夕飾りを持った子供たちが「さんよりこより」といいながら歩く。
3週回ったところで、竹で鬼をいっせいにたたき、これを3回繰り返すことで厄払いをする。
この後、氏子らが「御神体」を乗せた神輿をかつぎ、三峰川を挟んだ富県桜井の天伯社をめざす。
いつもなら神輿をかついで川を渡るが今年は、川が増水していたため御神体のみを運んだ。
神主が御神体を首に巻き付けその周りを氏子らが囲んで反対の岸を目指した。
約1時間かけて富県天伯社に到着し神事が行われた。
こ の後、富県の子供たちが「さんよりこより」をして地区住民の安全を願った。 -
西春南学童クラブが気球に挑戦
伊那市の西春近南小学校学童クラブに通う子どもたちは3日、手作りの気球飛ばしに挑戦した。
西春近南小学童クラブには約30人が通っている。
夏休みに入りクラブで過ごす時間が長くなることから、変化に富んだ毎日を送ってもらおうと、勉強のほか工作や遊びの時間を設けている。
気球は、縦が15メートル、横が20メートルで、農業用のマルチを張り合わせ、3日間かけて作った。
扇風機を使い気球に空気を送り込むと、黒いシートが膨み始めたが、張り合わせた部分が弱く数カ所が裂けてしまうハプニングが発生した。
子どもたちが一生懸命手で押さえたが、裂け目は広がってしまい、最後はドーム状になった内部が子どもたちの遊び場となっていた。
この日は、3回気球飛ばしに挑戦し、そのうち1回は校舎の2階部分まで舞い上がったという。 -
南部小学童クラブで命の出前講座
南箕輪村南部小学校の学童クラブで5日、命について学ぶ「命の出前講座」が開かれた。
学童クラブを利用する児童40人とその保護者が集まり、村内で助産院を開設している助産師萩元聡子さんらから話を聞いた。
萩元さんらは、出産の現場の話を通して、子どもたちに命の大切さや尊さを伝える出前講座を開いている。
南部小の学童クラブでの出前講座は今回が初めてで、実際に妊娠中の女性に協力してもらい、お腹の中の赤ちゃんの心音を子どもたちに聞かせた。
萩元さんは、赤ちゃんはお腹の中にいるときから必死で生きようとしていることを話し、「みんなはもともと生きようとする力を持って生まれてきた。自分を褒めて、大きくなってほしい。自分を大切にしてほしい」と子どもたちに語りかけていた。 -
中高生が伊那警察署で職場体験
将来の職業について考えようと、中学生と高校生が4日、伊那警察署で職場体験を行った。
職場体験をしたのは、伊那市の春富中学校2年の高畑康平君と伊那弥生ヶ丘高校1年の西藤奏子さん。
2人は警察の制服に身を包み、警察の仕事について理解を深めた。
このうち伊那市駅前交番では、駅の駐輪場で、鍵をかけていない自転車や防犯登録していない自転車に注意を呼びかけるカードをつけた。
この後、伊那署管内で自転車盗難が多く発生していることから、駅前で高校生らに注意を呼びかけるチラシを手渡していた。
また、伊那署では指紋をとる鑑識体験も行われ、生徒達は署員に説明を受けながら作業を行っていた。
伊那署では、「職場体験を通し警察の仕事について理解してもらえれば」と話していた。 -
旧上伊那図書館館長公募
伊那市教育委員会は、旧上伊那図書館を改修し整備する仮称「学習と交流の拠点施設」の館長を全国から公募する。
旧上伊那図書館は現在、博物館的な機能を備えた学習施設にするため改修工事が行われている。
伊那市教育委員会は、この施設の館長として社会教育施設の運営に積極的に取り組む意欲と熱意のある人を全国から募る。
応募資格は年齢が30歳以上65歳以下、資格は博物館学芸員資格を取得していることが望ましいとしている。
応募期間は8月10日から9月9日まで、勤務開始は10月1日の予定。
教育委員会では「専門的知識を持ち、熱意ある人にぜひ応募してほしい」としている。 -
大芝各所に投句箱を設置
南箕輪村の俳句愛好者でつくる、まっくん句友会は29日、大芝高原内4ヶ所に俳句を投函することができる投句箱を設置した。
これは大芝高原を訪れた人たちに俳句に親しんでもらおうとまっくん句友会が設置したもので、村の地域活動支援事業補助金が使われている。
設置場所は大芝荘の他、大芝の湯、味工房、セラピーロード内のあずまや。
記入用紙とペンが一緒に設置されていて、誰でも気軽にその場で投函することができる。
まっくん句友会の荻原文比呂代表は「徐々に浸透させていって、大芝に行ったら一句ひねってみようと思えるようなものにしていきたい。」と話していた。
投函された俳句は、年に1度まっくん句友会が選句をして、秋に表彰を行うという。 -
上農生が大阿原湿原の歩道整備
南箕輪村の上伊那農業高校緑地工学科の生徒30人は3日、伊那市長谷の国有林内にある大阿原湿原で歩道に生えている笹を刈るなどの整備作業をした。
大阿原湿原は、入笠山の標高1810メートルにある12ヘクタールの湿原。
本州の最南端にある高層湿原で、県のレッドデータに指定されている植物群落などがある。
同校では5年前から、湿原を管理する南信森林管理署から指導を受けながら、木で作られた歩道の整備や、観光客が歩きやすいように笹を刈るなどの作業を行っている。
生徒たちは、鎌を使って笹を刈っていた。
南信森林管理署によると、約7千万円かけて大阿原湿原を1周する歩道を整備する事業が決定していて、今年度内の整備完了を目指すという。 -
図書館体験イベント「図書館島体験」
図書館に親しんでもらおうと伊那市の伊那図書館で3日、夏休み中の子どもを対象とした図書館体験イベントが開かれた。
イベントは、図書館の休館日に合わせて毎年この時期に開いているもので、この日は小学1年生から6年生までおよそ10人が集まった。
イベントのうち宝さがしゲームでは、平賀研也館長から紙を渡され、そこに書かれたヒントをもとに図書館にあるものを探した。
紙には、「図書館の中で一番厚い本」「本ではないけれど、図書館で借りられる丸いもの」などといったヒントが書かれていて、子どもたちは図書館の中をあちこちに移動しながら、自分たちの本を探し出していた。
平賀館長は、「図書館にはたくさんの情報が集まっている。子どもたちにはそのことを知ってもらい、自分たちが必要な情報を選び出せるようになってほしい」と話していた。 -
子ども地球サミット入村式
子ども達が、自然体験や、エコ活動について考えるイベント、「子供地球サミット」が31日から南箕輪村で始まった。
31日は、イベント会場の一つで、エコミュージカルを行う、南箕輪小学校で入村式が行われた。
サミットには、国内やカザフスタン、シンガポール子ども達57人が参加している。
去年に続き、ミュージカルに特別出演する、元宝塚歌劇団の但馬久美さんは「人生の基本となる貴重な体験をし、成長して下さいと」挨拶した。
また、入村式では、カザフスタンから参加する3人の子ども達が、アカペラで国歌の合唱や、ギターに似た2弦の民族楽器を使った演奏を披露した。
子ども地球サミットは、今日から8月3日まで行われ、2日には南箕輪小学校で行わるエコミュージカルの中で、「エコ宣言2009」を発表する予定。 -
大東太鼓・島唄コンサート
沖縄県の南大東島の子どもたちによる「大東太鼓・島唄コンサート」が昨夜、県伊那文化会館で開かれた。
コンサートは、2年ぶり、3回目で、文化会館大ホールには、1,650人がつめかけた。
コンサートでは、島の衣装に身を包んだボロジノ娘が、南国情緒あふれる島唄を披露。
島の紹介ビデオなども交えながらコンサートは進み、子どもたちがエイサーを踊ると会場は、一体感に包まれ、盛り上がりを見せた。
南大東島と、北大東島の子どもたちが参加する大東太鼓碧会は、打ち手が入れ替わる回し打ちや、迫力ある揃い打ちを披露。
会場は、アンコールに包まれ、碧会とボロジノ娘の共演で幕が下りた。 -
公衆衛生専門学校で体験入学
伊那市の長野県公衆衛生専門学校で29日、体験入学会が開かれた。
体験入学は、高校生に歯科衛生士の仕事を知り、進路選択の参考にしてもらおうと行っている。
今年は、3月に長野校が閉校したこともあり、全県下からおよそ30人の高校生が集まった。
高校生たちは、公衆衛生専門校の学生から歯科指導を受けたり、模型を使った歯石の除去などを体験しながら、進路の悩みなどを相談していた。
ある高校性は「実際に体験できて良かった。歯科衛生士を志したいと思った」と話していた。
公衆衛生専門学校の一般入試は来年1月21日に行われる。 -
「読書大賞」の候補本発表
上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」の候補本の発表が29日行われ、「ともだち」をテーマとした作品9冊が候補本に選ばれた。
読書大賞は、上伊那の高校8校の図書委員などでつくる上伊那図書館協議会の図書館部会が、今年初めて実施した企画。
各校の高校生に候補本を読んでもらい、良かった作品に投票してもらうことで、「高校性が選ぶ読書大賞」を決定する。
本離れが進む中、この企画に参加してもらうことで、多くの本を読んでもらおうと考えた。
今回は「ともだち」をテーマにしている本9冊を読書大賞の候補本に選んだ。
伊那北高校の図書委員で今回の企画を考えた伊藤翼君は、「友達というテーマの作品なら共感することも多いと思う。企画を通じてたくさんの本を読んでほしい」と話していた。
11月にそれぞれの高校で一次投票を行い、評価点の良い作品を読書大賞に選ぶ。 -
伊那技専の2人が全国大会出場
8月に神奈川県相模原市で開かれる職業学校の全国大会「若年者ものづくり競技大会」に南箕輪村の伊那技術専門校から2人の訓練生が出場する。
ものづくり競技大会は、若い世代の技術の向上などを目的に中央職業能力開発協会が毎年開いている。
対象は20歳以下で、各部門の金賞受賞者は2年に1度開かれる技能五輪国際大会の出場資格を得ることができる。
伊那技専からの大会出場は初めてで、今回はソフトウェア設計科2年の倉田裕子さんと、情報システム科1年の白井誠くんの2人が選ばれた。
2人が出場するのは情報技術部門で、データベースやプレゼンテーションデザインなど、時間内により完成度の高い処理ができるかを競う。
2人は今、大会に向け午後7時ころまでパソコンと向き合っているという。 -
高遠城下まつりに町民踊り復活
9月5日に開催を予定している、伊那市高遠町の高遠城下まつりで、3年ぶりに、町民踊りが復活する。
22日に開かれた、高遠町地域協議会で報告された。
高遠町総合支所によると、高遠城下まつりで、町民が踊るのは3年ぶりという。
祭りを開催する中で、人が集まりにくいことなどから、休止していたが、地域を盛り上げていこうと、今年は復活させる事にした。
踊りは、高遠音頭、伊那節、東京音頭などを予定している。
また、2年ぶりに花火を打ち上げるほか、メインイベントとなる荒町の子ども騎馬行列も、数年ぶりに実施される予定。 -
箕輪南小で皆既日食観察へ準備
太陽が月の影に隠れる皆既日食が22日に起きる。日本の陸地では46年ぶりに観察が可能となる。
箕輪町の箕輪南小学校では、日食現象を観察しようと準備が進んでいる。
1年生の教室では17日、担任の元島智子教諭が、子どもたちに太陽が欠けて見える日食現象について説明した。
また学校の一室では、町の職員がコンピューターやプロジェクターの準備をした。
南小では、22日に全校児童で日食の観察を行うほか、インターネット回線を使い、東京・日比谷公園の観察会とライブカメラで結び、500人の子どもたちと交流する。
またインターネットを活用し、中国の上海や鹿児島県の奄美大島など国内外5カ所での日食も観察する。
町の職員は、「貴重な自然体験を肌で感じてほしい。あとは、当日晴れることを祈るだけ」と話していた。 -
西春近南小カヤック体験
伊那市立西春近南小学校の4年生から6年生の児童17人は18日、地元西春近の堂沢川でカヤックに乗って舟下りに挑戦した。
カヤックはパドルの両側で水をかくことのできる2人乗りの小型ボート。
この体験教室は、学校では経験できないことを地域の人と一緒に学んでいこうと、西春近南小が3年前に始めた「全校クラブ」の一環で行われた。
下牧の住民が講師となり、子どもたちは1キロの距離を約30分かけて下った。
西春近南小では、住民と一体となった学習に力を入れていて、竹内実校長は「地域の人の温かさを子どもたちに感じてもらいたい」と話していた。 -
フラワーアレンジメント競技県大会
高校生がフラワーデザインの技術を競うフラワーアレンジメント競技の県大会が18日、南箕輪村の上伊那農業高校で開かれた。
この大会は、県内の農業高校で作る農業クラブ連盟が開いているもので、県内の高校生19人が出場した。
大会は、与えられた課題に取り組むベーシック作品と、自由に作ることができるフリー作品の2つを100分以内に仕上げる。
大会には上農高校からも二人の生徒が出場した。
3年の中村美久さんは、「包みこむ優しさ」をテーマにフリー作品を仕上げた。
また同じく3年の木村瑞希さんは、「憧れのクレッセント」をテーマに作品を仕上げた。
花の向き、花の特徴の生かし方、花とアレンジのバランスなど合計200点満点で審査が行われた。
審査の結果、中村さん、木村さん共に、惜しくも入賞を逃している。
なお、上位の2人は11月に神奈川県で開かれる産業教育フェア全国高校生フラワーアレンジメント大会に出場する。