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上伊那教育会研修会「仰望の日」 オンラインで開催
上伊那地域の教職員でつくる、公益財団法人上伊那教育会の研修会「仰望の日」が18日、オンラインで開かれました。
研修会は、伊那市のいなっせ内にある上伊那教育会館と、上伊那郡内小中学校など52校を繋ぎ、オンラインで開かれました。
研修会では、会員の研究成果の発表などが行われました。
上伊那教育会の浦山哲雄会長は、今年度のテーマを「共に集い、共に学び続ける」とし、「研修を通して会員と繋がり、互いに高め合っていきましょうと」と挨拶しました。
元伊那中学校の校長で、信濃教育会の武田育夫会長は「子どもたちが成長できる教育環境を追求し、主体的に学ぶことで教師としての力をつけていってください」と話していました。
上伊那教育会には、郡内の小学校37校、中学校14校、特別支援学校1校の合わせて52校が所属し、会員数は、18日現在1,149人だということです。
例年、研修会には全会員が集まりますが、新型コロナの影響で去年に続きオンラインでの開催となりました。
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箕輪町公民館大学・学級 今年度110人が受講
箕輪町公民館の大学・学級の合同開講式が18日、町文化センターで行われました。
開講式には、今年度5つの大学や学級を受講する、30代から90代までの110人が出席しました。
今年度の受講生は、概ね40歳以上の人が対象のふきはら大学に22人、ふきはら大学院に23人、大学院を修了した人が受講できるけやき学級に20人、成人男性が対象のおやじ学級に24人、成人女性が対象のなでしこ学級に21人となっています。
箕輪町公民館の唐澤久樹館長は「大学・学級で楽しみながら学び、交流を深めていってください」と激励しました。
受講者を代表してふきはら大学院3年の鬼石義信さんは「新しい自分を見つけられるように、楽しく過ごしていきましょう」と挨拶しました。
大学・学級では、月に1回程度それぞれの講座が開かれ、ものづくりや歴史の学習など、受講生が考えたメニューを行っていくということです。 -
南箕輪村と伊那養護学校 協定締結
南箕輪村は、伊那市西箕輪の伊那養護学校と森林環境教育についての協定を17日結びました。
17日は、南箕輪村の防災研修センターで調印式が行われ、藤城栄文村長と、伊那養護学校の原潤校長が協定書を取り交わしました。
協定では、大芝高原などの村有林をフィールドとして、森林環境教育や木材の利活用、森林づくりの交流活動などを行っていきます。
今後は、生徒の木工の学習に大芝高原のアカマツ材を活用したり、高原内の植林を行っていきたいとしています。
木材の活用には、伊那市西箕輪の株式会社有賀製材所が協力していくということです。
これまで、中学部の生徒が大芝高原の間伐材でトイレの案内看板と大芝の湯のソファーを作って寄贈する取り組みを行いました。
このほか、児童・生徒は散歩などで日常的に大芝高原に訪れているということです。
協定は令和7年5月までの3年間となっています。
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はらぺこ園児が代掻き体験
伊那市東春近の野外保育園山の遊び舎はらぺこの園児たちは素足で田んぼの代掻きを12日に行いました。
2歳から6歳までの園児と保護者らおよそ35人が素足で田んぼに入り代掻きをしました。
田んぼで走ったり歩いたりすることで、土がほぐれ全体がならされていきます。
保護者OBで富県南福地の小森健次さんの田んぼおよそ100平方メートルを10年ほど前から借りて米作りを行っています。
はらぺこでは、学習という形ではなく、体験することを大切にした野外保育を行っています。
米作りでは代掻きのほかに田植えや草刈り、稲刈りも手作業で行う予定です。
園児は手をつないで走ったり、泥団子を投げたりしていました。
また田んぼに飛び込んだりして泥まみれになりながら遊んでいました。
はらぺこでは5月25日に田植えを予定しています。
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伊那市総合教育会議
伊那市総合教育会議が3月24日に市役所で開かれ、市が進める教育関係の取り組みについての意見交換が行われました。
きょうは白鳥孝市長と教育委員が集まり意見交換をしました。
会議ではICTサマーキャンプなどについて意見交換しました。
サマーキャンプは伊那市の地域おこし協力隊が2年前に始めたものです。
過去2回の取組では伊那西小学校の児童が参加し学校の敷地内でタブレット端末などを活用して
行われました。
この取り組みについて委員からは、「大人向けもやってみてはどうか」「高校生や大学生をスタッフに入れてみてはどうか」などの意見が出されました。 -
諏訪形の御柱祭で見立ての儀
7年目に1度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭で建てる木を決める見立ての儀が7日に行われました。
一の柱となる木がある区有林に諏訪形区諏訪神社御柱実行委員会のおよそ30人が集まり、見立ての儀が行われました。
浦野紀和実行委員長が木を塩で清めました。
その後、周りにお神酒を捧げました。
お祓いを行った後に全員で拝礼しました。
一の柱となるのは杉の木で幹の周りが1メートル68センチあるということです。
その後に行われた二の柱、三の柱、四の柱の見立ての儀は、新型コロナの影響で縮小して行いました。
事前に作成したコロナ対策のガイドラインに沿って実施したということです。
6月12日に斧入れ式を行い、9月4日に山出し、10月1日に里曳きが行われ、御柱が諏訪神社に建てられます。
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南箕輪村地域おこし協力隊新たに杉本さんを任命
南箕輪村地域おこし協力隊に新たに大分県出身の杉本陽太さんが任命されました。
2日は村役場で委嘱式が行われ、藤城栄文村長が杉本さんに委嘱書を手渡しました。
杉本さんは大分県出身の41歳で、4月20日に東京から南箕輪村南殿に移住してきました。
前職は携帯電話のシステムの構築などを担当していました。
杉本さんは登山とバイクが趣味で、2021年に上伊那の移住相談会に参加し、中央アルプスや八ヶ岳などが近いことから移住を決めたということです。
今後はICT教育で小学生にプログラミングなどを教えていく予定だということです。
任期は5月1日から来年4月30日までの1年間です。
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中尾歌舞伎春季公演「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」熱演におひねり
伊那市長谷中尾に続く農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の2年ぶりの春季公演が、29日、中尾座で行われました。
演目は「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」で7年振りの公演となりました。
熊谷陣屋の段は、源平合戦の時代の物語です。源義経に仕える主人公の熊谷直実は、平敦盛の命を助けよとの密命を受けます。
直実はやむなく息子を身代わりとして差し出すという物語です。直実の妻・相模は、身代わりとなったわが子の首を抱いて嘆き悲しみます。
公演は新型コロナ感染対策として、一般には公開せず、賛助会員のみを招いて行われました。
会員の熱演に会場からはおひねりが飛んでいました。
伊那ケーブルテレビでは、春季公演の模様を7日午後2時からご覧のチャンネルで再放送します。
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みのわ健康アカデミー入学式
箕輪町の40歳から74歳までを対象にした町独自の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の入学式が町地域交流センターで28日行われました。
今年度は町内の16人が入学しました。
健康アカデミーは平成17年度から開講しています。
学長の白鳥政徳箕輪町長は「1年間仲間と楽しく健康について学び取り組んでいってください」と挨拶しました。
受講生は週1回の筋力トレーニングや有酸素運動、月1回の集団健康講座、在宅トレーニングなどを1年間通して行い、生活習慣病予防や介護予防を目指します。
今年度入学したのは54歳から74歳の男性が7人、女性が9人の合わせて16人で、平均年齢は66.6歳だということです。
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草餅地蔵に願掛け
草餅を供えて願をかけると願いが叶うと言い伝えられている草餅地蔵の祭典が24日伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたといわれています。
青島の人たちは流れ着いた場所に地蔵を安置しお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから地蔵に供えるようになりいつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
祭典には地域の人達が訪れ草餅を供えて願をかけていました。
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上伊那総合技術新校懇話会 生徒が学校を紹介
辰野高校商業科や箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合する上伊那総合技術新校の懇話会が25日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、各校の代表生徒が学校を紹介しました。
25日は伊那合同庁舎で上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が開かれ、4校の代表生徒がそれぞれの学校の特色などを紹介しました。
各校の特色を聞くことで、新校の学びのイメージを考えるために役立ててもらおうと行われました。
このうち、上伊那農業高校の池上悠月さんは、「上農では1年生の授業では、野菜や果樹、動物などの8つあるコースをすべて体験し、2年からのコース選択に役立てている。新校でもコースを体験し選択できる制度を残してほしい」と話していました。
また駒ヶ根工業高校の倉澤拓真さんは、「駒工では資格の取得に力を入れている。地域の企業に就職した卒業生が取得のための補習に講師として訪れることもある」と紹介していました。
生徒の発表を聞いた参加者からは、「どの学校も地域との関わりを大切にしている。新校でも連携を深めていくことが大切になるのではないか」などの意見が出ていました。
懇話会には、上伊那の教育・学校関係者など約30人が出席しました。
次回は6月に開かれる予定です。
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はらぺこ園児 醤油の麹づくり
伊那市東春近の野外保育園山の遊び舎はらぺこは、醤油の麹づくりを22日に行いました。
この日は、はらぺこの園児25人が醤油の麹づくりを行いました。
麹づくりでは、ブルーシートの上に茹でた大豆と小麦を広げて、園児たちが混ぜました。
そのあと、手作りの麹菌を入れ、さらによく混ぜました。
はらぺこでは、自分達で作った醤油を、家族や友達と味わってもらおうと、毎年作っています。
この日作った麹は、塩水と混ぜて仕込み、半年間熟成させたあと絞って、家や園で食べるということです。
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橋爪さん夫妻 伊那に音楽スタジオ開設
東京都在住で伊那市出身のクラリネット奏者 橋爪恵一さんと妻のしおみえりこさんは、伊那市西春近に音楽スタジオ「アーティスティック スタジオ ラララ イナ」を20日オープンしました。
橋爪さん夫妻が作った音楽スタジオは、JR飯田線下島駅から徒歩5分程の住宅地の中にあります。
建物は木造平屋建てで、広さはおよそ60平方メートルです。
音楽とアートの魅力を伝え、文化交流の場にしようとスタジオを伊那に作りました。
橋爪さん夫妻は、東日本大震災以降、被災地の支援活動を続けています。
宮城県石巻市で津波により被災した着物を再利用したパッチワーク作りのプロジェクトを立ち上げました。
伊那市でも定期的にコンサートを開いてきましたがここ数年はコロナによりコンサートの自粛など活動が制限されています。
そんな中で、多くの人に練習や発表の場を提供したいと、このスタジオをつくりました。
スタジオは美術展示でも使用できます。
アーティスティック スタジオ ラララ イナでは、来月5日まで、橋爪さん夫妻や友人などによる個展やコンサートなどが予定されています。
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小学6年生・中学3年生が対象の全国学力テスト
全国の小学6年生と中学3年生が対象の学力テストが19日、行われました。
このうち、伊那市の伊那東小学校では、6年生3クラス100人を対象に、国語、算数、理科のテストが行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の対象人数は、伊那市の小学校が15校で、6年生は563人。
中学校は6校で、3年生は602人。
箕輪町の小学校は5校で、6年生は244人。中学校は1校で、3年生は248人。
南箕輪村の小学校は2校で、162人。中学校は1校で、190人です。
テストの結果は7月下旬に公表される予定で、都道府県単位での発表となります。
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山寺 やきもち踊り奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が17日、白山社・八幡社合殿で奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、24人が踊りを奉納しました。
新型コロナ感染防止対策として、踊りと踊りの合間に行う酒盛りを、通常の2回から1回に減らしました。
酒盛りでは、キセルで刻み煙草を吸いながら、鮎の串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
酒盛りを終えると、中踊りと後踊りが行われます。
後踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
伊那北高校創立100周年 平田オリザさん講演
伊那市の伊那北高校創立100周年記念事業で「いま求められるコミュニケーション能力と新しい学びについて」と題した講演会が伊那文化会館で16日に開かれました。
講演会では伊那北高校の生徒や職員などおよそ840人が話を聞きました。
講師は劇作家、演出家の平田オリザさんです。
平田さんは東京都出身で、現在兵庫県の芸術文化観光専門職大学の学長などを務めています。
平田さんが16歳の時に自転車で世界一周旅行をした話が高校の英語の教科書に取り上げられ、それを学んだ生徒たちの希望で講師として招かれたものです。
伊那北高校では2020年度に創立100周年を迎えて、2021年10月には記念式典が行われました。
16日の講演会の模様は5月21日からご覧のチャンネルで放送します。
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満開の高遠城址公園 高遠ばやし巡行
桜が満開の伊那市高遠町の高遠城址公園で伊那市無形文化財に指定されている高遠ばやしの巡行が12日行われました。花見期間中の巡行は3年ぶりとなりました。
12日は、伊那市内の有志でつくる桜奏会のメンバーおよそ20人が花笠に法被のいで立ちで公園内を練り歩きました。
高遠閣をスタートし公園内を1周するコースで、行きはゆっくりとした本囃子を演奏しました。
桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと園内での巡行を毎年行っています。
しかし2019年以降、新型コロナの影響でさくら祭り期間中の演奏は全て中止となり、昨夜は3年ぶりの演奏となりました。
帰りは、テンポが速くにぎやかな帰り囃子を演奏しました。
高遠ばやしの巡行は、15日(19時から 雨天中止)にも予定されています。 -
崇嶺会書道展はじまる
伊那市山寺の書道家、宮澤梅径さんが指導する刻字の教室「崇嶺会」の作品展が、8日から伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、崇嶺会の教室に通う38人の作品およそ100点が展示されています。
崇嶺会は、木を彫ってつくる刻字や、書の教室で、山寺の書道家宮澤梅径さんが指導しています。
会員の作品発表の場として、毎年作品展を開いていて、今回で42回目になります。
今年は、漢字1文字を書く「一字書」をテーマに作品制作に取り組んだということです。
会では「新型コロナの影響で外出ができない中、各自が取り組んだ作品を見てほしい」と話していました。
第42回崇嶺会書道展は、10日(日)までいなっせの2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那西高校入学式 129人が入学
伊那市の伊那西高校の入学式が7日に行われ、129人が高校生活をスタートさせました。
伊那西高校の講堂で入学式が行われ、新入生が入場しました。上伊那を中心に南信全域から129人が入学しました。
新入生を代表して辰野 綾音さんが宣誓しました。
出野 憲司校長は、「ほかの人と違う自分自身を認め、何ができるか考え、可能性を信じて挑戦する勇気をもってほしい」と式辞を述べました。
入学式は、新型コロナウイルスの影響で、来賓などを招かず、式を短縮して行いました。
新入生は、7日、初のホームルームを行ったほか、8日、在校生との対面式やオリエンテーションを予定しています。
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上伊那小中学校 一斉に入学式
入学式シーズンを迎えています。
上伊那の全ての小中学校51校で6日入学式が行われました。
このうち伊那市の伊那東小学校では111人が学校生活をスタートさせました。
新1年生は、教職員や保護者の拍手に迎えられて入場しました。
浦山哲雄校長は、「学校ではたくさん勉強し、遊び、友達を作って下さい。そして、自分から元気よく挨拶し、登下校では交通ルールを守ってください」と話しました。
1年生の歌では、子ども達が元気よく歌を披露しました。
伊那東小では新型コロナ感染防止対策として、式は新入生と保護者のみで行い、在校生は教室で参加しました。
式が終わると学級指導が行われました。
担任から名前を呼ばれると返事をしたり、配布された教科書など確認をしていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村で今年度小学校に入学した新一年生はあわせて920人で、前の年度と比べ39人少なくなっています。 -
木下保育園 入園式
箕輪町の木下北保育園と木下南保育園を統合した新しい木下保育園の入園式が5日行われました。
5日は入園式が行われ、年少園児とその保護者が参加しました。
新型コロナ対策で、年中と年長園児はそれぞれの部屋で式に参加しました。
木下北保育園と木下南保育園を統合し開園した木下保育園の定員は200人で、今年度は0歳児から年長児まで190人が通う予定です。
このうち年少園児は38人で、3クラスとなります。
岡美幸園長は「広くてピカピカの保育園でみんなと仲良く元気に遊びましょう」と園児たちに呼びかけました。
木下保育園では、14日まで午前中のみのならし保育を行い、15日から通常保育が始まります。
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伊那新校 来年校名候補決定へ
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編・統合する新校の再編実施懇話会が28日オンラインで開かれ、来年1月から2月に校名候補決定などのスケジュールが確認されました。
28日の懇話会で、今後校名・施設整備・教育内容の3つのテーマについて検討することが確認されました。
来年1月から2月に校名候補を決定するとしています。
校名はその候補を元に県教育委員会が決定するということです。
また、県では、新校の校舎の環境整備についてのシンポジウムを来年度開催する計画です。
1回目は5月を予定していて、誰でも参加できるということです。
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伊那市中学生キャリアフェス 生徒実行委員会発足
伊那市の中学2年生を対象に11月に行われる伊那市中学生キャリアフェスに向け、生徒実行委員会が29日発足しました。
きょうは市役所で第1回の生徒実行委員会が開かれました。
委員会は、市内6校からそれぞれ2人の生徒が参加し12人で構成します。
生徒たちは、学校から配布されたタブレットを使って説明を聞いていました。
キャリアフェスは市内の中学2年生が、上伊那の企業や団体のブースを回り仕事について理解を深めるものです。
去年は63の企業や団体がオンライン方式で参加しました。
29日は、生徒たちがそれぞれ意気込みを発表していました。
伊那市中学生キャリアフェスは11月10日にエレコム・ロジテックアリーナで
市内6校の中学2年生およそ600人を対象に開催されます。
生徒実行委員会は、キャリアフェスのオープニングなどを企画するということです。
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小学校で新年度準備 箕輪東小は5・6年生が登校
新年度を前に、小学校では入学式の準備が行われています。
箕輪町の箕輪東小学校では28日、4月から5・6年生になる児童が登校し、教室の荷物や机を移動したり掃除をしていました。
1年生の教室では、入学する23人の机やイスを拭いたり、床の雑巾がけを行いました。
28日はおよそ60人が登校し、入学式のための装飾も行いました。
箕輪東小の入学式は、4月6日水曜日となっています。 -
シニア大学卒業式 47人が卒業
長野県シニア大学伊那学部の第43期生の卒業式が25日、伊那市の伊那合同庁舎で行われ、47人が卒業しました。
卒業を迎えたのは、53歳から86歳までの男女合わせて47人です。
式では、伊那保健福祉事務所長の岩本靖彦学部長から卒業証書が手渡されました。
長野県シニア大学は、2年間で知識や教養を身につける講座や、ボランティア活動などを行います。
第43期生は、令和元年度に入学しましたが、令和2年度は新型コロナの影響で1年間休講となっていたため、今年度卒業を迎えました。
岩本学部長は「シニア大学の卒業生として誇りをもって地域活動に参加してください」と激励しました。
卒業生を代表して竹松寿明さんは「2年間で学んだことを社会や地域で役立てていきます」と抱負を述べました。
シニア大学は、昭和53年に、高齢者の仲間づくりと社会活動を目的に始まったもので、今年度含めて、県全体で4万9,930人、伊那学部では4,759人が卒業しています。
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田楽座 来月稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座は、4月15日から3日間、稽古場を舞台にして演目を披露する稽古場公演を行います。
23日は、田楽座のメンバー6人が稽古を行っていました。
公演は、地域の人に田楽座を身近に感じてもらおうと始まったもので、今回で29回目になります。
公演では、全国各地の和太鼓の技法を織り交ぜたオリジナル曲が演奏されます。
ほかに、獅子舞と猿による演目も披露されます。
第29回田楽座稽古場公演は、4月15日から17日に行われます。
15日と16日は午後2時から、17日は午前11時と午後3時です。
新型コロナ対策のため完全予約制で、入場料は3歳以上が1,500円で、3歳未満は無料です。
電話かホームページの予約フォームから予約できます。
電話78-3423
(午前9時~午後5時)
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新山保育園で竣工式
2021年12月に完成し、旧園舎の取り壊しや園庭整備が完了した伊那市の新山保育園の竣工式が26日に行われました。
式には伊那市や地元の関係者、園児などおよそ40人が参加しました。
式では園庭に花桃が植えられました。
その後、訪れた人たちに園児たちは新山保育園の歌を披露しました。
新しい園舎は木造平屋建てで延べ床面積はおよそ306平方メートルです。
新山産のヒノキやアカマツなどが使われていて、総事業費はおよそ4億4,500万円となっています。
新しい園舎は2021年12月に完成し、2022年1月から利用されています。
敷地内には新山保育園と新山小学校の調理場もあわせて整備されています。
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春富中の生徒が通学路の安全対策
通学路の現状や課題などについて考える報告会が、5日オンラインで開かれ、伊那市の春富中学校の生徒が安全対策について発表しました。
報告会は、伊那市と道路舗装を手掛ける東京都の大成ロテック㈱の包括連携協定に基づく取り組みの一環で行われたものです。
伊那市と大成ロテックは、通学路を利用する中学生、自らが危険箇所を抽出し、その改善策を考え提案するためのシステム構築に取り組んでいます。
報告会では、伊那市の春富中学校の1年生が参加し通学路の課題などについて報告しました。
1年1組の生徒は、通学路となっている西春近北小学校近くの坂で日中と夜撮影した動画を紹介しました。
生徒は、「日当たりが悪く夜は真っ暗になり倒れそうな木が多くある。通学路なのかと思うポイントがいくつもある」と報告しました。
改善策としてガードレールの設置や木の伐採、LEDの街灯に変えることなどを提案していました。
オンラインで参加した国や県や市の担当者は「それぞれが連携し、すぐできることから取り組んでいきたい」と話していました。
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木下北保育園で最後の卒園式
箕輪町の木下北保育園と木下南保育園は来年度から新たに建設された木下保育園に統合されます。
木下北保育園では統合前の最後の卒園式が24日に行われました。
木下北保育園の園児21人が卒園しました。
新型コロナの影響で、規模を縮小して行われました。
式では、岡美幸園長から卒園証書が手渡されました。
岡園長は「みなさんは最後の卒園生です。大きくたくましく育ってください」と挨拶しました。
卒園生の退場では園児が保護者に花束を贈りました。
24日は木下南保育園でも卒園式が行われ、13人が卒園しました。
新しい木下保育園は4月5日に入園式が行われ、190人が入園するということです。
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信州高遠美術館で日本画三人展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、日本画三人展 「響きあう時間(とき)」が7日から開かれています。
展示会の開催を前にきょう、作家による作品説明会が開かれました。
高崎昇平さんは、東京都生まれで、全国公募で行っていた信州高遠の四季展の第1回の大賞受賞者です。それが縁となり、高遠にたびたび訪れ桜を描いています。
高崎さんの作品を原画に、高遠城址公園のフレーム切手も制作されました。
新生 加奈さんは、東京都出身で、高崎さんの妻です。今回は会場を訪れることができませんでした。
母子像や少女像などの人物画を中心に制作活動を行っています。美しく繊細な色彩で、優しさに満ちた人物像を描くとされ、精力的に作品を発表しています。
村田 裕生さんは諏訪市出身です。高崎さんの縁で、信州高遠美術館で、2011年に二人展を開いています。
今回は、高遠城址公園を描いた風景画の他、アメリカ・サンタフェ滞在中に生み出した抽象画の屏風も展示しています。
高崎さんと村田さんの二人は信州高遠美術館の日本画講座の講師も務めていて、会場には、日本画の画材なども展示されています。
この日本画三人展は、6月12日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。