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白鳥氏 事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に立候補を表明している現職の白鳥孝さんの後援会は13日、伊那市中央で事務所開きを行いました。
新型コロナの感染拡大防止のため2回に分けておこない、 それぞれ役員25人が集まりました。
白鳥さんは無所属・現職3期目、西箕輪の66歳です。
4期目を目指す白鳥さんは「福祉に力をいれて取り組みたい」と挨拶しました。
白鳥さんは「福祉というと高齢者福祉・障害福祉という言葉が出る。実は市民生活全般にわたって福祉であるという思いがしている。教育分野・経済分野などあらゆる分野が福祉が関係している。福祉にもれがないよう取り組んでいきたい」と話していました。
後援会は市内に、28か所支部を設置しています。
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大芝の湯の使用料増額する条例案が否決
南箕輪村議会3月定例会の採決が11日に行われ、日帰り温泉施設大芝の湯の使用料を4月から増額する条例改正案「南箕輪村ふれあい交流センター等設置条例の一部を改正する条例」が否決されました。
南箕輪村ふれあい交流施設「大芝の湯」の収入増加を図るため、上伊那地域と木曽地域の在住者以外の使用料を200円値上げし、一般700円、児童500円とするものです。
議員からは「収益を伸ばすことができる根拠が示されていない」などの意見が出されていました。
採決が行われ、賛成4、反対4の同数となり、議長採決で否決されました。
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市議選 新人1人が出馬表明
任期満了に伴う4月17日告示、24日投開票の伊那市議会議員選挙に新たに、正式に出馬を表明した新人1人を紹介します。
元伊那市役所職員で富県の吉田浩之さん59歳。無所属です。
現職で出馬の意向を示しているのは13人。
新人は11日までに3人が正式表明し、ほかに6人が出馬するものとみられています。
定数21の市議選には11日現在22人が出馬する予定です。
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伊那市議会がロシア侵略を抗議
伊那市議会3月定例会が10日に市役所で開かれ、ロシアによるウクライナへの侵略に対して抗議する決議案が全会一致で可決されました。
決議案は、議員提出議案として提出されたものです。
市議会では、ロシア軍による攻撃の即時停止、ウクライナからの無条件での完全撤退を求めています。
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伊那市 高校生以下の医療費無料化へ
伊那市の白鳥孝市長は、今年8月から、高校生までの医療費を無料としたい考えを8日示しました。
これは8日市役所で開かれた市議会一般質問で、白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
高校生は、現在、入院費は500円の自己負担、通院費は3割の自己負担となっています。
伊那市では、今年8月から福祉医療の対象を高校生までに引き上げ、高校生の通院費も無料とする方針です。
それに加え、500円の自己負担金も無料とする方針で、これにより、高校生までの子どもの医療費を無料にしたい考えです。
また、伊那北駅北側にある伊那市の市有地について、中心市街地の活性化につなげようと、利活用を検討する組織を立ち上げるとしています。
現在はきたっせの駐車場として利用されていて、伊那商工会議所など関係団体に呼びかけ、活用について検討していくということです。
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伊那市長選挙 現職白鳥さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に立候補を表明している現職の白鳥孝さんは福祉を柱とした4期目の政策を6日、発表しました。
6日は、伊那市中央で政策発表を行いました。
白鳥さんは「4期目の公約の柱は福祉。なによりも福祉、なんといっても福祉。誰一人取り残さない社会を実現したい。行政の要諦というものは弱者に届ける光。そうしたことをきちんと出来る伊那市をつくっていきたい。福祉のまち伊那市ということをさらに徹底してやっていきたい」と話していました。
白鳥さんは、福祉施策として中心市街地への乗合タクシー制度の拡充、バスやタクシーの運賃、紙おむつの購入などに利用できる高齢者いきいき健康券の利用範囲の拡充などを挙げています。
また、子どもの福祉医療費窓口負担500円の無料化や高校生の通院医療費を無料化するとしています。
新型コロナウイルス対策については、ワクチンの確保や必要とする人へ抗原検査キットの無料配布、困っている子育て世帯や生活困窮者などへ継続して支援するとしています。
教育では、通学路の安全対策の早期実施や不登校や引きこもりなどの子どもに対して多様な学びを保障する仕組みとして相談員やスクールカウンセラーの配置を充実させていきたいとしています。
他に、自然災害に強い農業の研究や不妊治療費助成の拡充、高遠町・長谷総合支所の建て替えと旧庁舎の解体、高遠石工の全国発信と石仏による誘客などを挙げています。
白鳥さんは、無所属・現職3期目、西箕輪の66歳です。
任期満了に伴う伊那市長選挙は、4月17日告示、24日投開票となっていて、白鳥さんの他に新人の八木択真さんが出馬を表明しています。
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市議選 新人2氏が出馬表明
任期満了に伴う4月17日告示、24日投開票の伊那市議会議員選挙に、これまでに正式に出馬を表明した新人2人を表明順に紹介します。
会社社長で上牧の三石佳代さん45歳。日本維新の会です。
元南箕輪村の役場職員で日影の小池隆さん46歳。無所属です。
なお現職で進退について検討していた東春近中殿島で無所属1期目の小林眞由美さん68歳と西箕輪大萱で無所属2期目の野口輝雄さん70歳が4日までに出馬の意思を固めています。
これで現職で出馬の意向を示しているのは13人となり、新人は正式表明した2人のほかに7人が出馬するものとみられています。
これにより定数21の市議選には4日現在22人が出馬する予定で選挙戦になる見通しです。
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まん延防止措置 3/6で解除を要請
長野県は2日、まん延防止等重点措置の適用期間を6日で解除するよう国に要請したと発表しました。
2日は、阿部守一県知事が記者会見を開き、措置適用の解除を要請したことについて説明しました。
今月1日時点の確保病床使用率は33.3%で、直近1週間の10万人あたりの新規陽性者数も118.79人と、それぞれピーク時の44.4%、198.77人と比べても着実に減少していることなどから、解除要請を行ったとしています。
重点措置解除後は、飲食店への時短要請は行わず、信州プレミアム食事券などの需要喚起策を継続するとしています。
また、観光関係では、スキーリフト券の割引を行うウェルカム信州アクティビティ割を拡充するなどして、段階的に経済活動を拡大したいとしています。
県では、年度末、年度始めを挟み、陽性者数増加に注意が必要だとして重点措置解除後も感染対策の徹底など引き続きの協力を求めています。
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箕輪町議会3月定例会が開会
箕輪町議会3月定例会が28日に開会し、来年度一般会計当初予算案など28議案が提出されました。
来年度一般会計当初予算案は過去最高となる109億1,700万円となっています。
前年度と比べ、14億円増となっています。
主な事業として、JA箕輪町支所の敷地内に災害時の防災拠点となる施設整備に5億1,700万円、2050年ゼロカーボンに向けた啓発活動などに1,700万円などとなっています。
箕輪町議会3月定例会には28議案が提出され、3月7日と8日に一般質問、3月14日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪村議会3月定例会が開会
28日は、南箕輪村議会3月定例会も開会し、来年度一般会計当初予算案など21議案が提出されました。
来年度一般会計当初予算案は過去最高となる66億円となっています。
前年度と比べ、3億6千万円増となっています。
カーボンニュートラルの一環で公共施設のLED化に9,148万円、高校生以下の医療費無料化に1,000万円などとなっています。
また、今年度一般会計補正予算案では4億4千万円が追加されています。
主な事業の学校給食センター整備事業は国の補正予算を受け、4億7千万円、南箕輪小学校トイレ改修工事に2,000万円などとなっています。
一般会計補正予算案はきょう採択が行われ、全会一致で可決されました。
南箕輪村議会3月定例会は21議案が提出され、3月9日と10日に一般質問、3月11日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪村新年度当初予算案 過去最高66億円
南箕輪村は、過去最高額となる総額66億円の来年度一般会計当初予算案を22日発表しました。
22日は、役場で藤城栄文村長が概要を説明しました。
令和3年度から3年間で整備を進めている学校給食センターの令和4年度分の整備費は2,494万円となっています。
本体工事費は令和3年度3月議会に補正予算案として4億8千万円計上していて、当初予算案と一体的に編成しているということです。
主な新規事業は、カーボンニュートラルの一環で公共施設の照明設備のLED化に9,148万円。
3年計画で順次施設のLED化を行う予定で、来年度は役場や村民センターなど10施設を行います。
また、高校生以下の医療費無料化に1,000万円となっています。
新型コロナ対策では、証明書の自動交付機の導入に400万円、庁舎・村民センターのWi‐Fi環境の整備に320万円となっています。
教育関係では、去年7月の大雨で被害を受けた南部小学校の雨水排水対策に4,200万円。
また、4月から小学校に体育の専科教員を1人配置する予定です。
このほか、南部小学校の通学路の道路の改良工事に2,550万円。
南原焼却灰運搬処分に2,521万円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は、今年度と比べて3億6,000万円多い、過去最高額の66億億円となっています。
来年度一般会計当初予算案は、28日から始まる村議会3月定例会に提出されることになっています。
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伊那市一般会計当初予算案358億4500万円
伊那市は、総額358億4500万円の令和4年度一般会計当初予算案を18日、発表しました。
4月に伊那市長選挙が予定されているため継続的な事業を中心とした骨格予算となります。
18日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策とアフターコロナを見据え感染症対策事業に9億1千万円を計上しています。
新型コロナ対策の新規事業は、市内認定こども園の自動水栓化工事の補助に100万円、商工団体などが行う飲食店の活性化イベントの補助に300万円となっています。
コロナ関連以外の主な新規事業は、高遠町と長谷総合支所の新庁舎の整備に1億4千万円。
しんわの丘ローズガーデンに乗用カートコースや駐車場を整備する事業に6000万円
VR技術などを活用して仮想空間にコンテンツを構築する移住定住促進事業に2000万円。
災害に強い農業を確立するための研究に100万円
教育関係では、児童一人ひとりの習熟度によってAIが最適な問題を出題するAIドリルの導入に900万円。
市内の通学路23カ所にグリーンベルトや警戒標識を設置する通学路緊急対策事業に2100万円などとなっています。
福祉関係では、実施可能な事業から進めるとしていて、支援対象者の拡大や支援内容の見直しなどを先行して実施するとしています。
来年度の一般会計当初予算案は、骨格型のため今年度と比べ9億2200万円少ない358億4500万円となっています。
当初予算案は3月議会に提出され、政策的な事業の予算は市長選終了後の6月議会に補正予算案として計上される見通しです。
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箕輪町の来年度一般会計当初予算案が過去最高
箕輪町は過去最高となる総額109億1,700万円の来年度一般会計当初予算案を17日に発表しました。
17日は役場で白鳥政徳町長が来年度予算案の概要について
「少子化対策を最重要ポイントとして予算を組み立てた」と説明しました。
新型コロナや自然災害対策の強化、DXデジタルトランスフォーメーションの推進、ゼロカーボンに向けた取り組みなどに重点をおいた予算となっていて、来年度の一般会計当初予算案は過去最高となる109億1,700万円となっています。
主な事業として、JA箕輪町支所の敷地内に災害時の防災拠点となる施設整備に5億1,700万円。
2050年ゼロカーボンに向けた啓発活動や公共施設のゼロカーボンに向けた計画策定案に1,700万円。
児童生徒のパソコン活用やICT機器を活用した教職員への利用支援、教育DX推進センターの設置事業に990万円。
もみじ湖の観光関連事業に5,300万円などとなっています。
歳入では町税が今年度と比べて2億6千万円増の32億円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は2月28日に開会する町議会3月定例会に提出されることになっています。
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南箕輪村議会がコロナ追加経済対策など要望
南箕輪村議会は新型コロナの影響による追加経済対策などについての要望を16日に藤城栄文村長に行いました。
南箕輪村議会の百瀬輝和議長ら4人が役場を訪れ、藤城村長に要望書を手渡しました。
新型コロナの影響による追加経済対策として、米生産者の支援、畜産農家の支援、福祉施設への応援金の交付などを求めています。
また区長会との地区防災をテーマにした懇談会で出された避難所開設時の課題についてまとめた要望書も提出しました。
藤城村長は「状況を判断して早急に対応していきたい」と回答していました。
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現職8人引退 新人9人出馬の意向
定数21の伊那市議会議員選挙は現職、新人の動向が徐々に明らかになってきています。
伊那ケーブルテレビの取材によりますと現職は21人のうち11人が出馬、8人が引退の意向を示していて2人が検討中です。
また新人は9人が出馬を予定しています。
まず出馬の意向を示している現職を五十音順に紹介します。
東春近渡場の飯島光豊さん70歳。日本共産党、4期目です。
西箕輪大萱の唐澤千明さん72歳。無所属、3期目です。
美篶上川手の白鳥敏明さん74歳。無所属、2期目です。
富県北新の田畑正敏さん71歳。無所属、1期目です。
日影の二瓶裕史さん42歳。無所属、2期目です。
山寺の馬場毅さん45歳。日本共産党、1期目です。
上新田の原一馬さん55歳。無所属、1期目です。
荒井の松澤嘉さん70歳。無所属、1期目です。
福島の三澤俊明さん56歳。無所属、1期目です。
高遠町勝間の宮原英幸さん68歳。無所属、1期目です。
中央の柳川広美さん61歳。日本共産党、4期目です。
引退の意向を示している現職は8人です。
高遠町西高遠の飯島進さん68歳。無所属、4期目です。
西春近小出一の飯島尚幸さん76歳。公明党、4期目です。
長谷非持山の池上直彦さん68歳。無所属、1期目です。
西町の唐澤稔さん74歳。無所属、3期目です。
美篶上原の黒河内浩さん69歳。無所属、4期目です。
山寺の柴満喜夫さん77歳。無所属、4期目です。
美原の前田久子さん74歳。公明党、4期目です。
東春近暁野の宮島良夫さん72歳。無所属、3期目です。
進退を検討中の現職は2人です。
東春近中殿島の小林眞由美さん68歳。無所属、1期目です。
西箕輪大萱の野口輝雄さん70歳。無所属、2期目です。
出馬を予定している新人は伊那ケーブルテレビの取材によりますと16日現在9人です。
党派別では無所属が男性4人、女性2人の合わせて6人。
公明党が男女各1人の合わせて2人。日本維新の会が女性1人です。
地区別では伊那地区が8人。高遠地区が1人で長谷地区はいません。
伊那市長選と市議選は4月17日告示24日投開票となっています。 -
伊那市議会臨時会 コロナ対策で1億5千万円追加
伊那市議会臨時会が15日市役所で開かれ、市は新型コロナ感染症対策として、飲食・宿泊業者を支援する事業など1億5,140万円を追加する今年度一般会計補正予算案を提出し、可決されました。
15日は市役所で市議会臨時会が開かれ、新型コロナ対策として1億5,140万円を追加する補正予算案が全会一致で可決されました。
このうち、第6波の影響を受ける飲食・宿泊・交通事業者などを支援する事業に1億240万円。
個人事業主に10万円、法人に20万円を補助するもので、700事業者を想定しています。
新型コロナの影響で経費がかさみ運営が圧迫されている介護・福祉事業者に対して1事業あたり10万円を支援する事業に2,250万円。
新型コロナの影響で収入が減少している農林事業者1件あたり10万円を支援する事業に2,160万円。
市外に居住する大学生などに特産品を贈る「学生応援便」に350万円などとなっています。
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南箕輪村 新型コロナの影響受ける農家・旅客運送業者などに応援金
南箕輪村は、新型コロナウイルスの影響を受けている農家や旅客運送業者などに対し、応援金10万円を支給する考えを14日に示しました。
村議会全員協議会が14日、役場で開かれ、村が概要を説明しました。
農業者支援は、新型コロナによる影響を受けた農家で、今後も経営を継続する意思がある個人、農業法人が対象です。
個人農業者は、農業収入が100万円以上あること、農業法人は事業収入全体のうち半分以上を農業収入が占めることが条件です。
道路旅客運送業、飲食料品卸売業、食料品製造業、飲料等製造業に対しても、売り上げが減少していることなどを条件に支援します。
支援額は、いずれも10万円を予定していて、これらの事業費を盛り込んだ補正予算案が3月議会に提出される見通しです。
村によりますと、農業者は99事業所、事業者は11社が対象となるとみています。 -
南箕輪村が施設指定管理者を更新
南箕輪村の公の施設指定管理者選定審議会は来年度の村内施設の指定管理者について藤城栄文村長にこれまでの管理者を更新するとする諮問通りの答申を10日に行いました。
公の施設指定管理者選定審議会の丸山和敏会長が役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
村内の28施設が対象となっています。
デイサービスセンターなど8施設の管理者には南箕輪村社会福祉協議会。
大芝の湯や大芝高原味工房など18施設の管理者には南箕輪村開発公社。
村民体育館の管理者にはNPO法人南箕輪村わくわくクラブ。
村営南原運動場の管理者には南原区となっています。
指定管理者の指定期間は4月1日から令和8年3月31日までとなっています。
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フィンランド北カルヤラ県 6月に来伊
伊那市と林業や木材利用の研究などを協力して行うフィンランドの北カルヤラ県の代表は、6月8日に伊那市を訪問する計画です。
9日は、伊那市の白鳥孝市長とフィンランド北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン県議会長、長野県の井出英治林務部長の3人がオンラインで会議を開きました。
互いに関する取り組みについて報告しあいました。
ヒルヴォネン県議会長は「新型コロナの感染がおさまっていれば、6月8日に伊那市や長野県を訪問したい」と提案しました。
また、伊那市では北カルヤラ県との交流を深めるために友好の森プロジェクトを検討しています。
ますみケ丘の市民の森や市役所に植樹し友好のシンボルにしていきたいとしています。
伊那市と長野県は2019年にフィンランドの北カルヤラ県とそれぞれ覚書を交わしています。
伊那市は林業や木材利用の研究などの分野で、長野県は技術や人材交流分野で交流を進めるとしています。 -
ぐるっとタクシーにEV車両導入
伊那市は、公共交通での二酸化炭素排出量低減に向け、AI自動配車システムを活用した乗合タクシー「ぐるっとタクシー」に電気自動車 EV車両の導入を進めています。
1日から導入されたEV車両のぐるっとタクシーです。
ガソリンを使わず電気のみで動きます。
駆動用バッテリーは62キロワットで、満充電すると458キロの距離を走ることができます。
車両費は約400万円で、地方創生推進交付金を充てています。
伊那市は公共交通での二酸化炭素排出量低減に向け、去年からぐるっとタクシーにEV車両の導入を進めていて、今回で2台目となります。
ぐるっとタクシーは現在12台で運行していて、伊那市では、そのうちの4台をEV車両にする予定です。
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南箕輪村 3回目新型コロナワクチン集団接種
南箕輪村で3回目の新型コロナワクチンの集団接種が5日から始まりました。
集団接種会場の大芝荘です。
5日は65歳以上の高齢者や医療従事者などおよそ150人が接種を受けました。
村では先月20日から高齢者の3回目の個別接種を村内5つの医療機関で始めました。
対象はおよそ3,700人で、今月中に接種を済ます予定です。
64歳以下については9月30日までに終える計画です。
南箕輪村の3回目の接種では、会場により使用するワクチンが異なります。
大芝荘の集団接種ではモデルナ社製を、医療機関で行う個別接種ではファイザー社製のワクチンを使用します。
南箕輪村では、今月はあと5回(19日、20日、23日、26日、27日)集団接種を行う予定です。
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消防団員の報酬増額へ 町長に答申
箕輪町特別職報酬等審議会は、消防団員の報酬について、増額することが望ましいと白鳥政徳町長に4日、答申しました。
この日は、審議会の向山淳会長が役場を訪れ、消防団員の報酬について、増額することが望ましいと答申しました。
報酬引き上げ案は、全て年額で消防団員が1万5,000円から3万6,500円に、班長は団員の2倍の7万3,000円です。
また、令和3年度に団員報酬の引き上げを行った際に、部長以上の階級は引き上げていないため、基礎報酬を現在の1.25倍とし、さらに団員の増額分と同じ、2万1,500円を付け足します。
団長は28万2,000円から30万3,500円となります。
また、出動報酬は1回3,000円から、4時間未満が4,000円、4時間以上が8,000円となっています。
審議会では、深夜出動への割増などについても検討が必要という意見が出されたということです。
白鳥町長は「報酬増額により、課題となっている団員の確保に繋がってほしい」と話していました。
報酬増額の条例改正案は、町議会3月定例会に提出される見通しです。
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伊那市消防団報酬 増額へ
伊那市消防委員会が1日市役所で開かれ、消防団員の年額報酬と出動報酬を増額する答申案をまとめました。
会議では冒頭、白鳥
孝市長が消防委員会の柴満喜夫委員長に団員の報酬の改定について諮問しました。
白鳥市長は「消防団は、火災や自然災害、人の捜索などで真っ先に飛び出し地域を守っている。
現在の報酬や手当は低いと思うので、正当な報酬や手当で対応すべきだ」として報酬の増額を諮問しました。
年額報酬が改定されるのは、班長と団員の階級です。
班長は28,800円から38,300円に、団員は20,100円から36,500円に増額。
また災害時の出動報酬は、時間に応じて1,500円を2,000円に、4,500円を8,000円に増額するとしています。
市では、去年、国が示した報酬の基準を受け、報酬の増額について諮問しました。
昨夜の委員会では諮問通り増額する答申案をまとめました。
消防委員会では3日、白鳥市長に答申を行い、市では消防団の報酬に関する条例改正案を3月議会に提出する予定です。
伊那市消防団の団員数は現在829人で、定員の915人を下回っています。
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来年度の利用予約受付延期
新型コロナの影響による伊那市防災コミュニティセンター利用予約受付延期のお知らせです。
1日からを予定していた伊那市防災コミュニティセンター来年度の利用予約受付開始は3月1日からに変更となりました。
なお1日は現地での受け付けとなります。
2日から電話受け付け、7日からインターネットでの受け付けが始まります。
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ワクチン接種推進・電話診療体制構築
長野県の阿部守一知事は、27日から「まん延防止等重点措置」が適用される事を受けて、26日県庁で記者会見を開き「社会機能を維持し、県民の暮らしと産業を守っていきたい」と話しました。
長野県の「まん延防止等重点措置」の適用は、27日から来月20日までで、独自の感染警戒レベルを全域で最も高い「6」に引き上げます。
会見で阿部知事は「感染リスクの高い行動や場所への移動を回避するよう」呼びかけました。
職場や学校などで感染が拡大している事から、在宅勤務やオンライン授業を行うよう協力を求めました。
また県内の病院や診療所と協力して、自宅療養者に対して電話診療を行う体制を構築するとしています。
ワクチン接種については、2月を推進月間とし、県が設置する県内の13会場で、4万人以上に接種を行うとしています。
上伊那では、伊那文化会館を会場に2月23日から2月25日までに900人分を接種する予定です。
飲食店への対応については、時短要請に応じた店舗に協力金を支給します。
信州の安心なお店に認証されている店舗で、午後9時まで短縮し、酒の提供を行う場合は、売上規模に応じて1日当たり、2万5千円~7万5千円支給するとしています。
重症化リスクの高い高齢者を守るための対策としては、福祉施設の職員などを対象にPCR検査の実施や、検査費の補助を行うとしています。
阿部知事は、「対策の重点化を図り、県民の総力を挙げて感染拡大に歯止めをかけたい」と話しました。
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箕輪町 施設休止など確認
箕輪町は、27日から来月20日まで県内で「まん延防止等重点措置」が適用されるのを受け、町内の文化・体育施設を休館する事などを決めました。
26日は「箕輪町新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が役場で開かれました。
白鳥政徳町長は「濃厚接触者が多くなるのに伴い様々な社会活動が止まらないよう、感染症対策の基本に立ちかえり、町としての対応を行っていきたい」と挨拶しました。
会議では、「まん延防止」が適用されるあすから町内の公共施設の休館や利用制限について確認しました。
また、小中学校については、感染対策をして対面授業を継続し、臨時休業や分散登校を想定した準備を進めていくとしています。
保育園は継続しますが、在宅保育の協力を保護者に呼びかけます。
役場職員の体制については、テレワークの実施や時差出勤などにより2割以上の削減に努めるとしています。
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伊那市3回目ワクチン接種は交互接種を
伊那市は新型コロナワクチンの3回目接種について、1回目、2回目のワクチンと異なる種類を用いた交互接種の検討を市民に呼び掛けています。
伊那市議会全員協議会が25日、市役所で開かれました。
伊那市は65歳以上の3回目の新型コロナワクチンの個別接種が31日から、集団接種が2月5日から始まります。
3回目に用いるワクチンについては、1回目、2回目のワクチンの種類と異なるワクチンを打てる交互接種も可能としています。
市ではその時期に打てるワクチンを用いた速やかな接種を市民に呼び掛けています。
また12歳以上の人でまだ接種ができていない人については、月に1回程度の集団接種または一部医療機関の個別接種を実施し、接種機会を確保するとしています。
5歳から11歳までの接種についても、準備を進めているということです。
伊那市の12歳以上のワクチン接種状況については、1月21日時点で、1回目が89パーセント、2回目が88.4パーセントとなっています。
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長野県のまん延防止等重点措置の適用が正式決定へ
長野県が、まん延防止等重点措置を国へ要請したことを受け、25日の夜、開かれる国の対策本部会議で適用が正式決定されます。
なお、県は時短営業要請の対象となる飲食店舗数を24日の知事会見では、およそ15,000店舗としていましたが、およそ10,000店舗に訂正しています。
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伊那市議会臨時会で一般会計補正予算案が可決
伊那市議会臨時会が市役所で25日開かれ、道路舗装やワクチン接種事業などに2億円を追加する今年度一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
主な事業のうち、防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債を活用し、既存の道路を舗装する事業に8,600万円、3回目の新型コロナワクチン接種事業に4,600万円などとなっています。
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村長などの特別職の報酬について 白紙諮問
南箕輪村の藤城栄文村長は、特別職の報酬について、21日特別職報酬等審議会に白紙諮問しました。
この日は、役場で審議会が開かれ、委員には8人が委嘱されました。
会長には村区長会の加藤純治会長が選ばれ、藤城村長から諮問書が手渡されました。
現在の理事者の報酬は条例で定められた額と同じで、村長は月額76万2,200円、副村長は64万7,800円、教育長は55万2,000円となっています。
また、村議会の議長は30万8,000円、議員は22万1,500円です。
このほか、審議会は消防団の報酬についても、消防庁の基準に基づいて増額したい考えです。
答申は、2月上旬に行う予定です。