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国民保護法 村協議会設置の条例案賛成多数で可決も・・・
宮田村議会は23日の6月定例会本会議で国民保護法に基づく村国民保護協議会を設置する条例案と、村国民保護対策本部や緊急対処事態対策本部を設置する条例案を可決したが、「住民に法律の意味が理解されておらず、コンセンサスが得られていない」と反対討論もあった。
国民保護法は、武力攻撃などに対処するための国民保護計画作成を各市町村に義務付け。条例で設置する国民保護協議会で検討することになっている。
同村議会は2つの条例案を22日の議会総務委員会で付託審査したが、「議会全体の理解が不十分」として、23日の本会議中に急きょ全員協議会を設けて村側が内容を説明した。
本会議では小田切敏明議員が「日本国憲法に相反する戦争を想定した条例には賛成できない」と反対討論。
松田英俊議員は「武力攻撃には疑問も残るが、テロなどの危険性もある。条例自体は村民の不利益にならず、安全安心のためにも制定すべき」と賛成討論した。
採決の結果、協議会設置条例が反対1人、賛成10人、対策本部設置条例が反対2人、賛成9人だったが、清水靖夫村長は「今後議会とも話し合い、問題点は明確にしていきたい」と話した。
質疑中、山浦正弘議員が、具体的な国名もあげて「攻撃は最大の防御。上陸してからでは遅過ぎる」などと述べたため、小林茂議長が制止する場面もあった。
このほか、一般会計補正予算など17議案は全会一致で可決して閉会。県高校教職員組合から出されていた高校改革プランの来年度実施見送りを求めた陳情は不採択とした。 -
「春の高校伊那駅伝」コース変更へ
来年からのコース変更を目指す「春の高校伊那駅伝」の新コース案が22日、伊那市議会総務委員会協議会で示された。市街地や高遠町方面を通る新コースの決定は7月下旬、同駅伝実行委員会で協議。その後コース沿線の商店街に説明し、理解を求めていく。
新コース案の男子コース(42・195キロ)は、伊那市陸上競技場を発着点に、伊那西部広域農道を南へ進み、県道南箕輪沢渡線へ。市駅前ビルいなっせ前を通過し、国道153号線を通り、JA上伊那東部支所を折り返す。
女子コース(21・0975キロ)は同陸上競技場を出発点に、男子コースと同様の順路でいなっせを通過、伊那北信号を折り返し、市街地を通り、伊那食品工業猪ノ沢工場を折り返し競技場へ戻る。
説明では▽今までのコースでは沿線からの応援が困難▽3市町村合併して、2つのアルプスを結ぶコースが期待されている竏窒ネどと変更理由を上げた。
春の高校伊那駅伝は1978(昭和53)年、30キロコースでスタート。1992年に、現コース(42・195キロ)へ変更し、女子の参加も始まる。来年で30回の節目を迎える。前年参加チーム数は男子が77(うち県内20)、女子が33(うち県内7)チームだった。 -
災害時に協力・応援 伊那市と5団体が協定調印
伊那市は23日、伊那市内郵便局、伊那市建設業組合、アピタ伊那店、上伊那農業協同組合、伊那ケーブルテレビジョンの5団体それぞれと、災害時の被害状況の伝達、生活物資の供給、復旧工事などの協力に関する協定の調印をした。
梅雨期の最中、早急に応援体制を結び、防災体制の充実を図ろうと、関係機関と協定を締結。市内郵便局とは、3市町村合併に伴い新市として新たに締結。そのほか4団体については初めてとなった。
小坂樫男市長は「災害が発生すれば混乱が起きることは想定できる。情報伝達から災害復旧までの協力をいただけることは、市民の生活の早期安定に役立つ。これを機に、新市の安心安全なまちづくりを目指したい」とあいさつした。
伊那市では今後も同様の関係機関と応援協定を締結していく考え。 -
【記者室】法律で自殺抑止ができるか
国内の年間自殺者数が8年連続で3万人を超えたことなどから今国会で自殺対策基本法が成立した。しかし正直言って法律の制定が自殺の抑止に効果があるとはとても信じられない▼一口に3万人というがこれは大変な数だ。交通事故死者でさえ、交通戦争といわれた時期のピークで年間1万6700人。ここ数年では6千人台にまで減ってきているというのに…。駒ケ根市でも毎年5縲・0人も自殺者がいるのだから決して人ごととはいえない▼はたから見れば、何も死ななくても竏窒ニ思うのだが、当の本人にしてみれば文字通り死ぬほど思いつめての結果なのかもしれない。だが自殺を思いとどまらせるのは法律などではなく、やはり家族や周囲の優しさではあるまいか。(白鳥記者)
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飯坂、白山の両団地を廃止
駒ケ根市は22日開いた議会全員協議会で「市営住宅ストック総合活用計画案」について説明。今後10年間の整備計画を示し、飯坂、白山の両団地をそれぞれ2年後、8年後をめどに廃止する方針を明らかにした。経塚は08年度から、馬見塚は10年後をめどにそれぞれ建て替える。そのほかの団地は個別改善か維持竏窒ニしている。
建設されたのは飯坂が1956縲・8年度、白山が62年度で耐用年数を過ぎている上、敷地が変形したり(飯坂)浴室がない(白山)などの点から廃止を決めた。 -
駒ケ根市議会6月定例会最終日
駒ケ根市議会6月定例会は22日、本会議を開き、各常任委員会に付託されていた条例改正案、06年度一般会計補正予算案など13議案すべてを可決して閉会した。
精密小型モーターなどの製造販売大手の日本電産の長野技術開発センターが赤穂中山原に立地することが決まったことを受け、市は関連する06年度一般会計補正予算案を同日追加提案。質疑、委員会審査を経て本会議で可決された。用地の土地造成などの整備を行う土地開発公社への補助金として2千万円、関連道路の新設・改良を行うための測量設計費として1300万円を盛った。土地開発公社への支援は07縲・2年度にかけて総額1億8千万円が予定されている。 -
砂防見学会
6月の土砂災害防止月間に合わせて伊那建設事務所(松下泰見所長)は22日、駒ケ根市民を対象にした砂防施設見学会を行った。市民ら約30人が参加し、同市中沢の下間川砂防工事現場、ねずみ川の砂防えん堤・床固め工事現場のほか、先進的な土砂災害情報の相互通報システムを導入している飯島町役場などを訪れて砂防事業の現状や効果などについて学んだ。
見学に先立って同事務所の担当者は駒ケ根市役所で「水災害、土砂災害の現状」について詳しく説明。参加者はメモを取ったりしながら熱心に耳を傾けていた=写真。
松下所長はあいさつで「今年は三六災害から45年目の節目の年に当たる。土砂災害防止にはハード、ソフトそれぞれの取り組みが必要だが、その現状を知ってほしい」と参加者に呼び掛けた。 -
南箕輪村議会6月定例会一般質問
保育料引き下げの方針示す南箕輪村の唐木一直村長は、21日の村議会6月定例会一般質問で、保育料について「昨年5%引き下げたが本年度も引き下げをする」と述べた。三沢澄子議員の質問に答えた。
引き下げ率は現在調整中で、上伊那の他町村に比べ所得の低い世帯の保育料が割高になっていることについても解消を図る考え。村長は「7月1日から引き下げ実施したい。これに伴い村の保育料は最低ランクになる」と話した。
村は26日に保育料審議会を開き、村長が諮問する。
◆村長就任1年を経過しての総括
村長は、「私なりに努力したつもりだが、まだまだ不十分な面、力不足な面がある。職員と意識を共有しながら努力してまいる」と、大熊恵二議員の質問に答えた。
「大切なのは村内が平和、平穏であること。村政を出来る限り身近に感じ親近感を持ってもらうため、懇談の場をもってきた。これからもこの姿勢を貫く」とした。村政運営については「財政が基本。自立可能なむらづくりの前提でもある。行革が必要で、できるものから実施した」とし、「事務事業評価制度を実施し、人事評価制度を充実したい」と述べた。
最大の公約とする子育て支援は、「これからも追求していきたい」とし、企業振興は「自立のため税収増を図らなければならない。引き続き努力していく」と話した。また、「自主防災、防犯部など協働の取り組みが出来てきた。地域コミュニティの第1歩として支援したい」とした。
庁内に立ち上げた6つのプロジェクトチームについては、「職員が幅広い分野に目を向け始めた点は成果が出てきている。チームによる推進が定着化してきている。これからもこうした姿勢で取り組む」とし、数値目標の設定は「設定できるものは検討する」とした。
◆児童の安全のための「まっくんバス」での通学について藤原定一議員が質問した。
村長は「スクールバスとしての利用など運行状況を検討し、7月からアンケートを実施、検討委員会の準備も進めている。全員とはいかないが遠距離通学者には安全に配慮したい。総合的に検討する」と答えた。
◆南箕輪村小学校の学童保育施設について三沢澄子議員が質問した。
村長は「現在はすくすくはうすを使っているが、南小の敷地内に早期に建築できるよう検討したい」とした。
◆村表彰規制の見直しについて大熊恵二議員が質問した。
村長は「改正する」と答えた。これまでも庁議でさまざまな議論をしてきたことを説明し、「幅広い面での規則の改正を検討したい」とした。 -
行政相談委員に感謝状
5月に長野行政評価事務所長の感謝状を上伊那でただ一人受けた駒ケ根市の行政相談委員北村寛さん(71)=駒ケ根市東町=は21日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に感謝状を受けたことを報告した=写真。北村さんは「あまり立派なことはできない。悩む人たちの役に少しでも立てれば竏窒ニ思って一生懸命務めてきただけ」と控えめに喜びを語った。中原市長は「大変な努力が評価された。今後も引き続き、市民の良き相談相手であってほしい」と祝いを述べた。
北村さんは03年4月の委嘱以来、市で唯一の行政相談員として月1回の定例相談会を開き、相続や土地の境界などの問題に悩む多くの市民に的確なアドバイスをしてきた。これまでの相談件数は40件にも上るという。 -
箕輪町議会6月定例会一般質問から
◆学校の安全対策(防犯)について三沢興宣議員が尋ねた。
小林教育長は、「当面はPHSや携帯電話を先生が持つことで対応したい。特殊な音のする笛を先生が持っている学校もある」とした。
◆地元食材の学校給食への使用実態を丸山善弘議員が質問した。
小林教育長は、「現在は38種類の地元野菜が入っている。25%の達成率。10月は59%入れているが、1月から4月はゼロで30%に近づけるのは難しい」とした。
◆町の助役2人制について寺平秀行議員が質問した。
町長は、「行革が十二分にできるまで2人制をおく」とし、「行革を進めるには2人いないとできなかったと思う」と話した。
◆町花の谷事業の木製看板デザイン統一化について唐沢荘介議員が尋ねた。
町長は「西街道の看板は統一の方向で早急に検討していきたい」とした。
◆ながた荘いす化について桑沢幸好議員が尋ねた。
町長は、「4月から準備を進め6月15日から供用開始し、現在40脚ある。常設の部屋も検討。町民にPRしてご利用いただくようにしたい」と答えた。
◆森林と人との共生林推進について三井清史議員が質問した。
町長は、「森林セラピー、セラピーロードを検討したい」とした。 -
若手職員が元気の出るまちづくり提言へ
伊那市の若手職員でつくる「元気の出る伊那市プランニングチーム」の第1回会議が21日、市役所であった。10月を目途に新たな活性化事業の提案などをまとめ、内容によって新年度予算に反映する。
メンバーは、入社10年以内の20縲・0代前半の職員10人で、リーダーに村田和也さんを選んだ。
小坂市長は、思い切った大胆な提言に期待。
メンバーは一人ずつ元気なまちづくりに対し「アンケートを広く募り、こんな店があると元気が出るという提言をしたい」「まちの元気のためにも、市職員が元気になる方策を示したい。庁内に音楽を流すことはできないか」など意見を述べた。また、子育て中の母親が行きやすい場所作り、市内で運行するバスの連結などもあった。
次回は7月6日で、テーマを絞り、意見を出し合いながら自主運営で進めていく。
プランニングチームは99(平成11)年度から始まり、1年ごとにメンバーを入れ替えて市政に提言。これまでコンビニエンスストアでの水道料納入などが採用されている。 -
宮田小耐震対応へ
宮田村の宮田小学校の体育館や一部校舎が耐震基準を満たしていないことから、同村教委は来年度に改めて耐震診断し、08年、09年度で補強工事を行う計画であることを明かにした。
20日の村議会6月定例会一般質問で答えたもの。
村教委によると、同小は体育館が築37年で最も古く、本校舎も築20年以上経過。
96年度の耐震基準を使った調査では、体育館や教室の一部が基準を満たしていないことが分かっている。
予定する耐震診断は00年度に改正された新しい基準で行い、満たしていない部分について補強していく考えだ。
また、宮田中学校については96年度の基準を満たしており、再診断などの計画はない。
中央保育園も遊戯室が基準を満たしていないが、園自体の改築、廃止も含めた議論が今後行われる見通しで、耐震対応の予定はない。 -
第8回こんにちは県議会です開催
上伊那の産業振興について考える地元県議と住民が意見を交換する「こんにちは県議会です」が19日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。約70人が参加。製造業、商業、観光業、農業分野の一線で活躍する代表者の意見発表を通して、上伊那の地域興しを考えた。
地元県議6人と佐野功武副議長に加え今回は、木曽郡の村上淳県議も参加。
中村製作所(本社・箕輪町)の中村一成社長は、日本の製造業は中小企業によって担われている反面、新製品の開発にかかるコストは多額なため「一層の資金が必要」と提言。技術を継承する次世代が地元に定着しない現状から、若者が魅力を感じる地域づくりの必要性を訴えた。
伊那商工会議所の池上直樹副会頭は、空洞化が進む商店街の現状について提言。活気を取り戻すには(1)空き店舗を減らすこと(2)街中居住の推進(3)大型店進出の規制竏窒ネどを進める必要があることを指摘。「高齢化が進む中、車を使わずにも用が足りる居住スペースを住民主体で設置していくことが、商店街の魅力につながるのでは」と提言した。
観光業を代表する駒ヶ根高原早太郎温泉のホテル「やまぶき」の宇佐美宗夫社長は、通過型観光地払拭までの経緯と今後の展望を発表。県内エリアの個性を打ち出し、信州ブランドを構築していくことの必要性を訴えた。
また、農業経営者協会の中坪宏明さんは「県も販売対策などに取り組んでいるが結果が出ない方策が多く、もっと長い目で見てほしい」と衰退する農業の現状を訴えた。 -
箕輪町長選挙
11月の箕輪町長選挙について、20日の箕輪町議会6月定例会の一般質問で平沢豊満町長は、「あと5カ月の任期は大変長い。まだ次のことを語る時期ではない。ある程度適切な時期に私の気持ちを発表したい」と述べた。
平出政敏議員、日野和司議員が質問。町長は、「残された任期を活力あるまちづくりにまい進するのが私の使命。やらなければいけない課題が残っている。行政経営計画はAランク3つと行政経営委員会からも厳しい評価をいただいている。スピーディーに課題解決に取り組み、全力投球していく」と話した。
日野議員は、「早く表明することのほうが責任をまっとうすることではないか。早い時点での表明を期待する」とした。 -
西駒山荘 ヘリ荷上げ
夏山シーズンを迎え、伊那市は20日朝、中央アルプス北部にある市営西駒山荘に荷上げした。食料や燃料など1・96トンをヘリコプターで運び、7月8日の営業開始に備えた。
鳩吹公園からヘリコプターが飛び立ち、1往復10分ほどをかけて、荷作りした米や野菜、ガスなどの荷物を5回に分けて運んだ。
西駒山荘には市職員に加え、管理人や山荘修繕のための大工も一緒に上がり、登山者を受け入れる準備を整えた。
西駒山荘の営業は10月9日まで。収容人数は40人で、市商工観光課は本年度の利用者数を例年並みの400人と見込んでいる。
天気がよければ、南アルプス越しに富士山を見ることができ、周辺にはコマクサの群生地などもある。
予約は、商工観光課(TEL0265・78・4111)へ。 -
一般質問、対面、項目ごとの質疑のほどは?
18万円の効果はいかが‐?。宮田村議会は20日の6月定例会一般質問から、議員と理事者が向き合い、質問項目ごとに質疑する方式を採用。将来的な「一問一答」方式の実現も見据えたもので、質問時間の制限も新たに設けた。
約18万円かけて特注した質問席は議場隅に設置。質問する議員は自席から移動して、村長らと向き合い質疑した。
項目ごとの質疑に「今までの一括質疑よりも、分かりやすくていいんじゃない」と複数の議員。
一方で40分の制限時間を気にしながら質問する議員も。
ある役場職員は「理路整然となった印象だが、あっさりしてる感じもする」と指摘。
2期目の議員は「村長の答弁時間は計算できず、配分が難しい。質問内容も含めてもっと勉強していかないと」と話した。 -
駒ケ根市消防団ポンプ操法大会
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)の第48回ポンプ操法大会・第23回特科(ラッパ・救護)技術競技大会が18日、雨の中、大田切のトーハツ駒ケ根工場駐車場で行われ、ポンプ車の部に10機関、小型ボンプの部に16機関、ラッパ技術競技の部に5チーム、救護技術競技の部に5チームが出場。訓練動作の敏しょうさや正確さ、チームワークを競い、団の名誉をかけて優勝を目指した。
「火点は前方の標的!」と指揮者の大きな声が響き、「操作始め」で、操作員がホースを担いで駆け出し「放水始め」の号令で、火点に向って勢いよく水が飛び出し、標的を水圧で倒すなど、きびきびした動作で各分団が厳しい練習の成果を披露した。
ポンプ車の部は第5分団第1部(栗林)が、小型ポンプの部は第2分団第4部(小町屋)、ラッパ吹奏は第4分団、救護技術は第4分団がそれぞれ優勝し、7月9日伊那市役所駐車場で開くボンプ操法およびラッパ吹奏郡大会に出場する。
優秀操作員は次のとおり
▽ポンプ車の部・指揮者=坂井比呂六、林健司、宮崎越百、石澤正志▽1番員=小林善巳▽2番員=矢沢国明▽3番員=宮下孝志▽4番員=伊藤光一、櫻井真一、気賀沢謙史、境沢智
▽小型ポンプの部・指揮者=酒井謙一▽1番員=上村優作▽2番員=石綿晃▽3番員=樋屋直弥、伊藤徹治、吉瀬政司、池上弘志、北原真一、所河宏一、下平隆弘 -
飯島町ポンプ操法大会
飯島町消防団の06年度ポンプ操法大会・ラッパ・救護競技大会は18日、雨の中、役場東会場で開かれ、ポンプ車の部に4チーム、小型ポンプの部に8チームが出場し、訓練動作の敏しょうさや正確さ、チームワークを競い、団の名誉をかけて優勝を目指した。
結果は次の通り
▽ポンプ車の部・優勝=第1分団第1部(2)第2分団第1部▽小型ポンプの部・優勝=第3分団第2部(2)第4分団第2部(3)第5分団第3部▽ラッパ吹奏・優勝=第1分団(2)第4分団▽救護技術・優勝=第4分団(2)第1分団
第48回上伊那消防ポンプ大会・ポンプ車操法の部には第1分団が、小型ポンプの部には第5分団が出場する。## -
中川村消防団ポンプ操法大会
中川村消防団の06年度ポンプ操法大会が18日、村民グランド駐車場で開かれ、ポンプ車の部に1機関、小型ポンプの部に9チームが出場。動作の敏しょうさや正確さ、チームワークを競い、団の名誉をかけて優勝を目指した。
「火点は前方の標的!」と指揮者の大きな声が響き、操作員がホースを担いで駆け出し、標的を水圧で倒すなど、きびきびした動作で各分団が厳しい練習の成果を披露した。
結果は次の通り
▽小型ポンプの部・優勝=第2分団第7部(2)第3分団第9部(3)第1分団第3部
優秀操作員は次のとおり
▽小型ポンプの部・指揮者=高柳善明▽1番員=原篤史▽2番員=寺沢尚浩▽3番員=北島博樹 -
箕輪町議会6月定例会一般質問要旨
箕輪町議会6月定例会の一般質問は19、20日にある。質問者は14人。質問要旨は次の通り。
関善一議員 (1)専門課長制度(2)地域医療体制の整備(3)教育基本法の改正
藤田英文議員 (1)基本計画の実践と協働のまちづくり(2)集落営農法人化と町の農業振興(3)学校施設の安全と整備(4)介護保険法改正施行と課題
三沢興宣議員 (1)安全安心の町づくり、協働の町づくりの考え方の充実性
丸山善弘議員 (1)町の「食育推進計画」(2)住民基本台帳カードの多目的利用(3)「エコアクション21」認証取得の今後の取り組み
浦野政男議員 (1)町長談話室(2)住宅用火災警報器の設置義務化(3)都市計画道路(4)学校施設の整備(5)自主防災組織の結成
寺平秀行議員 (1)行政改革の評価(2)外国語教育の取り組み(3)田中康夫長野県政への評価(4)健康のまちづくり(5)飯田線活性化
向山章議員 (1)子育て支援(2)所得格差の影響による現状と対策(3)禁煙条例(4)クールビズの定着(5)建設業協会からの陳情への所見(6)高齢者の雇用システムと労働力評価(7)児童公園の利用状況と介護予防公園としての活用(8)協働のまちづくり事業の基本的考え方(9)全国学力テスト実施の問題点と課題
春日巌議員 (1)地方分権による税源移譲と地方交付税(2)テレビの地上デジタル化完全実施に伴う町民への影響(3)医療制度改悪による町民への影響(4)障害者自立支援法実施の実態(5)林業
平出政敏議員 (1)知事改選(2)止まらぬ少子化・歯がゆい支援(3)地域総合活性化交付金
唐沢荘介議員 (1)日本風景街道「シーニック・バイウェイ・ジャパン」とコモンズ支援金
桑沢幸好議員 (1)水害対策(2)入札制度(3)教育基本法改正(4)ながた荘大広間のいす化(5)北小体育館の入札結果
三井清史議員 (1)下水道経営と健全な維持管理(2)広報や情報の伝達方法(3)介護保険、障害者自立支援法の改正(4)森林と人との共生林の推進
日野和司議員 (1)任期満了を控えて町長の志(2)入札制度の改革
松崎久司議員 (1)05年度決算見込み(2)行政経営計画(3)広域ごみ処理基本計画目標達成に向けた取り組み(4)子どもセンター教育相談 -
食育パネル展
6月の食育月間に合わせ、農林水産省関東農政局長野農政事務所は「食育月間パネル展」を20日まで駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店1階広場で開いている。国の食料・農業・農村基本計画の中で重要な柱に位置付けられている食料自給率と、厚生労働省と農林水産省が共同で作成した食事バランスガイドなどについてのパネルと資料が展示されている=写真。
日本の食料自給率が1965年度の73%から40%(03年度)にまで落ち込んでいる現状を示すパネルの前では「これじゃ将来困るんじゃないかな」などと心配そうに話し合う人の姿も見られる。 -
南箕輪村議会6月定例会一般質問要旨
南箕輪村議会6月定例会の一般質問は21、22日にある。質問者は8人。質問要旨は次の通り。
藤原定一議員 (1)ブックスタートの実施(2)学校で朝の読書運動(3)まっくんバスでの通学
孕石勝市議員 (1)国保事業と老人保健医療特別会計の現状と見通し(2)医療費の抑制(3)後発医薬品などの使用拡大
原司宣議員 (1)集団登下校と休日を含む防犯指導(2)通学路点検と安全対策(3)村内防犯パトロールの予防効果(4)防犯部の設置と活動(5)空き建造物の安全対策
清水國洋議員 (1)「ゆとり教育と学力低下(2)国語、算数教育の充実強化
高見利夫議員 (1)村内中小企業者への支援策(2)国県事業の活用(3)村税収入の見通し(4)地方交付税の適正な水準確保
三沢澄子議員 (1)子育て支援施策(2)介護保険改正、障害者自立支援法での問題点(3)教育基本法
久保村義輝議員 (1)農林業の持続発展の取り組み(2)教育の現状と課題
大熊恵二議員 (1)村表彰規則の見直し(2)村長の政治姿勢 -
長野県知事選立候補予定者マニフェスト型公開討論会
7月16日・県松本文化会館で開催日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会は、長野県知事選の立候補予定者マニフェスト型公開討論会を7月16日午後7時から、松本市の県松本文化会館で開く。16日、箕輪町内で会見し発表した。
同協議会は00年、02年の県知事選で公開討論会・合同個人演説会にかかわっている。8月の県知事選に向け、地域主権実現の第1歩として立候補予定者が政策などを盛り込んだ「ローカルマニフェスト」を参加者に配り具体的な政策などをみてもらう公開討論会を開く。公開討論会支援NGOリンカーン・フォーラム、特定非営利活動法人Rights(ライツ)後援。
マニフェスト型公開討論会は3回開く計画で第2回、第3回は告示後の7月下旬、開催地に北信で長野市、南信で飯田市を検討。主催は立候補者で、同協議会は企画運営団体としてかかわる考えを示した。
協議会の塩沢和彦会長は、「マニフェスト型公開討論会はこれからの地方分権の時代に必要。開催により県民の県政、選挙への参加意識を高められる」と話した。 -
日本一のさくらの里を目指してプロジェクト立ち上げ
新伊那市の発足後、市職員でつくる「日本一のさくらの里構想プロジェクト」が立ち上がった。年度中に桜をはじめとする花づくり構想をまとめ、小坂市長に提案する。
これまで地元の市民団体「三峰川みらい会議」などから、三峰川沿いに桜を植える提案が出されていた。「花」をテーマに、新市のまちづくりを全市的に考えようと市役所の建設課、商工観光課など関係課職員12、13人で自発的にプロジェクトを組んだ。
プロジェクトでは、植栽場所や花の品種など構想をまとめ、その構想に基づいて徐々に植栽していきたいとした。
16日の市議会一般質問で、市民との協働による旧3市町村を結ぶ桜並木づくりを尋ねた春日晋治議員に、小坂市長は、プロジェクト発足を紹介。「高遠城址公園を核に、伊那公園、春日公園、美和ダム沿岸などを結びつける」とし「民間の英知をいただきながら、植樹を考えていきたい。プロジェクトを中心に、市民と協働していければと考える」と民間主導の取り組みに期待した。 -
駒ケ根市議会一般質問2日目
開会中の駒ケ根市議会で15日、2日目の一般質問が行われた。
横山信之議員が市税などの滞納状況について質問したのに対し、市は05年度末の見込みについて、市税、国民健康保険税、水道料、保育料、介護保険料など約75億1260万円の税収全体のうち滞納額は約5億4920万円(収納率92・69%)であることを明らかにした上で、収納率は県下では良い方ではあるが毎年悪化していることから、不公平の解消に向け、滞納者の状況に応じての差し押さえや、部課長も動員しての一斉滞納整理を行うなどの改善対策に一層努力したい竏窒ニ回答した。
塩澤崇議員は、グレードの高い魅力あるまちづくりのため「花の名所づくり推進プロジェクト」を提案。中原純市長は「観光面だけでなく、これからの地域づくりに欠かせない要素。現在進めている施策をさらに充実させ、観光に生かしたい」と述べた。
宮下治議員が庭木のせん定などで出た枝などの処理方法について質問したのに対し中原市長は「現状の焼却以外の処理は残念ながら極めて難しい」と答弁した。 -
消防救助技術大会査閲
第25回県消防救助技術大会(24日、長野市)が行われるのを前に伊南行政組合消防本部は15日、大会に出場する救助訓練班(小原克幸班長)の査閲を南消防署で行った。竹上俊隆消防長はじめ幹部が見つめる中、訓練班員は垂直はしごを15メートル登る「はしご登攀」と、狭いトンネルの向こうの要救助者を2人一組で救出する「ほふく救出」の2種目を披露。きびきびとした素早い動きで、いずれも標準所要時間を大幅に破る好タイムを出してみせた=写真。小原班長は「大会のプレッシャーの中で、冷静に日ごろの力を出し切ることを目標にしたい」と決意を述べた。
竹上消防長は「訓練の成果をいかんなく発揮して悔いのない戦いを」と激励した。
県大会での優勝者(チーム)は8月に札幌市で行われる全国大会に出場する。
県大会出場者は次の皆さん。
▼はしご登攀(とうはん)=林剣谷消防士▼ロープ応用登攀(とうはん)=赤須一郎消防士長、高柳盛一消防士▼ほふく救出=小林啓志消防士長、藤根正和消防副士長、竹上誠消防副士長 -
天竜川にかかる吊り橋「北の城橋」点検へ
建設から半世紀、疲労状況など調査全国的にも珍しい自動車が渡れる木製主体構造の吊り橋、宮田村中越区の北の城橋が、建設から半世紀近く経ち、村は大規模な点検調査を計画している。村議会6月定例会に300万円の費用を本年度予算に補正して提出。「文化財的な価値もあり、橋としての機能を今後も存続させるために安全性を確認したい」としている。
北の城橋は天竜川にかかる村道で、1958年(昭和33年)に完成。1980年代後半に床板の全面張り替えを行うなど、定期的に部分改修も行ってきた。
しかし、一部の床板の腐りが目立ち、今年4月には通行中の自家用車の底にはがれた床板が当たる事故も発生している。
村は、全面張り替えするかどうかも含め、橋を吊っているワイヤーのサビの状況なども点検調査する予定。
床板は幅20センチ、長さ3メートルで、総延長58メートルの木製の橋げたの上に1枚つづ張り合わせた構造。
材質は稀少なクリの木で、全面張り替えになると概算で1600万円ほどの経費がかかるという。
同橋は伊那市東春近方面から、宮田、駒ヶ根市街地を結ぶ最短ルートともなっており、かなりの交通量がある。 -
地域づくり支援事業新たに2件認定
宮田村は、住民の自主的なむらづくりを助成する「地域づくり支援事業」に大原区の公園整備、中越区のゴミ不法投棄防止事業を追加認定した。本年度は今回分も含め33事業を認定したことになり、現在申請、協議中の1件を入れて、予算化した290万円分がほぼ全て終了する。
大原区の事業は、遊具や砂場を整備するもので7万円を交付。
中越区は不法投棄防止用のネット設置を計画しており、15万円を助成する。
同事業は区や地域性の高い団体を支援する制度で15万円が上限。本年度は花壇整備に17件、地域安全確保、公園整備、道水路整備各3件、その他地域活性事業6件を認定。
交付金で物品を購入し、住民が協力しながら自主的な活動を展開している。 -
副市長制の導入へ
伊那市の小坂市長は15日、副市長制の導入について「できるだけ早い時期に任命したい」と考えを改めて示した。
市議会6月定例会一般質問で、中村威夫議員の質問に答えた。
副市長制では、収入役を置かず、助役に代わる副市長2人を考えている。行政改革や企業誘致など対外的な仕事は急を要し、仕事内容から見て1人だけでは難しいという。2人体制のままいくのではなく「合併直後で、新しい方向を踏み出すときに、今の状況から2人は必要である」と述べ、議会の理解を得て任命したいとした。
地方自治法の改正で、副市長の職務は首長の補佐などに加え、首長から事務執行の権限の委任を受け、政策、企画の責任を負うことなどを明記。07年4月1日から施行される。 -
宮田村議会6月定例会開会
宮田村議会6月定例会は14日、開会した。村は歳入、歳出に2403万2千円を追加する本年度一般会計補正予算案、国民保護協議会条例など13件を提出した。
会期は23日までの10日間。一般質問は20日で、最終日に議案討論、採決する。