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日本共産党伊那市議団 新型コロナ対策について伊那市に申し入れ
日本共産党伊那市議団は、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株などへの緊急対策について、3回目のワクチン接種の前倒しすることなどを24日伊那市に申し入れしました。
24日は、日本共産党伊那市議団の団長の柳川広美議員と馬場毅議員、飯島光豊議員が市役所を訪れ、林俊宏副市長にオミクロン株などへの緊急対策について申し入れしました。
内容は、ワクチンの3回目接種や服用薬の準備を迅速に行う事、市の関係機関や医療機関などで感染が拡大した場合に社会機能を維持するための対応について再確認すること、「いつでも・どこでも・誰でも・無料で」受けられる感染症検査体制の拡充を県に対し要請することなどの6項目です。
林副市長は、「ワクチンの前倒しと社会機能の維持については検討している。それ以外についても、県の対応をみながら検討していきたい」と話していました。 -
箕輪町が64歳以下の3回目コロナワクチン接種を前倒し
箕輪町は64歳以下の3回目の新型コロナワクチン接種のスケジュールを3月からに前倒して行うことを24日発表しました。
箕輪町では今月から65歳以上の3回目の接種が始まっています。
64歳以下については、当初4月からとしていた予定を前倒しし、3月から接種を開始するとしています。
また5歳から11歳までの接種についても準備を進めているということでワクチンが届き次第、開始する予定としています。
ほかに、町内在住で12歳以上の希望する人を対象に、抗原簡易キットの配布を行うとしています。
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県が国にまん延防止等重点措置を要請
長野県の阿部守一知事は国に対して、まん延防止等重点措置の要請を24日、正式に行ったと明らかにしました。
これは午後開かれた、知事会見の中で明らかにしたものです。
県は要請基準を確保病床使用率35パーセントとしていますが、23日午後8時時点で36.3パーセントとなっています。
飲食店への時短営業の要請については、酒類の提供の有無に関わらず県内のおよそ15,000店舗が対象となります。
食品衛生法の営業許可または喫茶店営業許可のある店舗については、営業時間は午後8時までとして、酒類の提供は停止とするということです。
信州の安心なお店認証を受けている店舗については営業時間を午後9時までとし、酒類の提供は行えるとしています。
いずれも協力金が出るということです。
また、県立の学校に対しては、対面授業やオンライン授業、自宅での課題学習の併用を検討しているということです。
学校行事や部活動については原則行わないとしています。
25日に国で開かれる対策本部会議で正式に適用を決定するということです。
内容については県が開く対策本部会議で決定していくということです。
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箕輪町 消防団員などの報酬増額 諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は、町の消防団員などの特別職の報酬について19日、審議会に諮問しました。
この日は、町役場で特別職報酬等審議会が開かれ、7人が委員に委嘱されました。
会長には、町商工会会長の向山淳さんが選ばれ、白鳥町長から、消防団員と教育長職務代理の報酬について諮問されました。
消防団員の報酬について、現在は年間1万5,000円ですが、消防庁が示している3万6,500円に増額したいとしています。
そのほか、団長や分団長などの報酬増額も盛り込まれています。
出動手当についても、現在は1回につき3,000円となっていますが、4時間までは4,000円、4時間以上は8,000円に増額したいとしています。
教育長職務代理については、現在、月額2万4,000円とほかの教育委員と同じ金額になっているため、2万7,000円に増額したいとしています。
答申は、2月上旬に行う予定です。
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南箕輪村創生総合戦略の検証結果を答申
南箕輪村むらづくり委員会は村創生総合戦略の検証結果について18日、藤城栄文村長に答申しました。
むらづくり委員会の足立芳夫会長らが役場を訪れ藤城村長に答申書を手渡しました。
村創生総合戦略は若者定住と郷土愛の醸成による帰って来たいむらづくりなど4つの基本目標と具体的な施策38項目で構成されています。
検証により38項目のうち区への加入率など5つの項目で目標が達成できていないことが報告されました。
これについて足立会長は「コミュニティの役割と重要性について地道な啓もうと周知を図ってもらいたい。」と話していました。
藤城村長は「区への加入もあるが組の加入率についても考えていく必要がある」と話していました。
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住民税非課税世帯に10万円給付
南箕輪村議会全員協議会が11日役場で開かれ新型コロナウイルスの影響を受けている住民税非課税世帯などに1世帯当たり10万円の現金給付を行うことが報告されました。
対象となるのは住民税非課税世帯など1,170世帯で給付見込額は1億1,700万円です。
また子ども1人当たり10万円相当を支援する特別給付金について全額現金給付とすることが報告されました。
対象となるのは高校生など
440人と中学生以下2,580人の合わせて3,020人で給付見込額は1億5,250万円です。
村議会全員協議会ではほかに65歳以上の3回目の新型コロナワクチン接種について報告がありました。
個別接種は1月20日から、集団接種は2月5日からで65歳以上の高齢者については3月中にワクチン接種を終わらせるとしています。
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大芝防災研修センター完成 来年4月頃一般利用開始
南箕輪村の大芝高原内に新たに建設が進められていた「防災研修センター」が完成しました。
一般利用の開始は、来年4月頃からとなっています。
27日は、報道向けに施設が公開されました。
建物は、味工房の西側にあった大芝研修センターの跡地に建てられました。
木造平屋建てで、延床面積は489平方メートルです。
大芝湖が見えるように、中央に大きな開口部が設けられています。
多目的ホールは、最大150人ほどが利用できます。
大規模災害時に役場が利用できない時の代替施設となる他、平常時は会議や運動などで利用できます。
他に、用途に応じて間仕切りができる部屋が4室あり、テレワークなどでも利用ができます。
役場のネットワークシステムが利用できなくなった時のバックアップの機器も設置されました。
建設費は、およそ2億円となっています。
愛称は、公募の結果「森の学び舎」に決定しました。
防災研修センターの利用開始は、来年4月頃を予定しています。 -
子育て給付金 現金給付
伊那市の白鳥孝市長は、国の18歳以下の子どもに支給される子育て世帯臨時特別給付金について5万円を2回に分けて全額現金で給付する考えを示しました。
17日、開かれた市議会全員協議会で報告されました。
国は、支給方法については、現金5万円とクーポン5万円分を
給付する方式を基本とし、10万円一括支給と現金5万円を2回給付する3つの方式を認めています。
白鳥市長は、「現金での支給を市民は望んでいる。クーポンにした場合高額な経費や準備が必要なため、現金で支給する」との考えを示しました。
15歳までの児童手当受給者は、28日に指定口座に振り込みます。
高校生は来年に入ってから申請を受け付ける予定です。
伊那市の対象児童数は1万445人となっています。
残りの5万円については、来年春の卒業・入学などに間に合うよう早い時期に支給する考えです。
箕輪町と南箕輪村も2回に分けて現金支給する計画で1回目はどちらも27日の振り込みを予定しています。
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「あつまれ!大芝の森コンテスト」 グランプリ決定
南箕輪村の大芝高原の今後の利活用についてのアイデアを絵などで表現する「あつまれ!大芝の森コンテスト」の最終審査が11日行われ、グランプリが決定しました。
11日は南箕輪村役場で最終審査が行われ、329点の全応募作品の一次審査と二次審査を通過した57点の中からグランプリと各賞が選ばれました。
「あつまれ!大芝の森コンテスト」は8月末まで、幼児の部、小学生の部、中学生の部、一般の部の4部門で、絵やイラスト、工作、川柳、動画の応募を行ったものです。
各部門のグランプリです。
幼児の部は南箕輪村の伊藤湊馬くんの作品で、テーマは「アレルギー対応のアイスクリームがほしい」です。
小学生の部は南部小学校3年生の青木百花さんの作品で、テーマは「夏に遊べるふんすい広場」です。
中学生の部は南箕輪中学校1年生の飯島未緒さんの作品で、テーマは「みんなで遊べるバスケットボール!!!」です。
一般の部は南箕輪村の山内美鈴さんの作品で、テーマは「みんなでつくる世界の庭~村をすてきな庭でいっぱいにしよう~」です。
村では大芝高原の将来ビジョンの策定を進めるとしています。 -
市長 山小屋「馬の背ヒュッテ」の購入進めたい考え示す
伊那市の白鳥孝市長は南アルプス内にある民間所有の山小屋「馬の背ヒュッテ」について、購入を積極的に進めたいとの考えを9日示しました。
これは9日に開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の中で黒河内浩議員の質問に答えたものです。
「馬の背ヒュッテ」は南アルプスの仙丈ケ岳登山のルートの途中にある民間所有の山小屋で、宿泊施設として、また、登山者の避難場所として活用されてきました。
コロナ禍のため2年間営業を停止していて、しばらくの間休業予定となっています。
黒河内議員によると所有者は高齢のため運営が難しく、親族も運営の継続に意欲を示していないということです。
黒河内議員からの「馬の背ヒュッテ」の購入を検討してはどうかとの提案に対し、白鳥市長は積極的に進めたいとの考えを示しました。
他に9日の議会には市から5億2,680万円を追加し総額420億2,210万円とする一般会計補正予算案が提出されました。
国の子ども一人あたり10万円を支給する子育て世帯への臨時特別給付金で先行して5万円の現金支給を行う事業に5億2,606万円、国の生活困窮者自立支援金の再給付に74万円となっています。
申請が不要な子育て世帯への臨時特別給付金については年内に支給を、申請が必要な世帯への支給は早期に行うとしています。
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伊那市 市街地で新たな公共交通サービス検討
伊那市の白鳥孝市長はぐるっとタクシー運行エリア以外の市街地の高齢者などを対象にした、新たな公共交通サービスを行いたいとの考えを8日に示しました。
これは8日開かれた市議会12月定例会の中で議員の質問に答えたものです。
伊那市では昨年度から、人工知能AIが配車を行う「ぐるっとタクシー」の運行を始めました。
65歳以上の人や免許返納者、障害者が利用することができ、市街地を除いた全域を網羅しています。
荒井や山寺、中央などぐるっタクシーが利用できない地域への対応について白鳥市長は「市街地を対象にした、新たな地域公共交通サービスを検討している。来年度には実証実験を行いたい」と答えていました。
なお、今年4月から11月末までにぐるっとタクシーの登録者のうち実際に利用したのは710人で、のべ利用回数は1万4千回だという事です。
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伊那市長選挙 白鳥氏出馬表明
任期満了に伴う来年4月17日告示24日投開票の伊那市長選に、無所属で現職3期目の白鳥孝さんが立候補することを7日、正式に表明しました。
市長選にはこれまでに新人1人が立候補を表明していて、選挙戦となる見通しです。
白鳥さんは、今日開かれた市議会一般質問の中で進退を問う議員の質問に対し「出馬をする」と答え、来年4月の市長選挙に立候補することを表明しました。
白鳥さんは、「いろんな要請を受ける中で、4期目出馬をするということで対応したい。日本で最も暮らしやすい持続可能な社会、これが長野県の伊那市だということをしっかり作り上げることが4期目の私の思い。何よりも福祉、そして福祉というキーワードで市政を担わせていただきたい」と話しました。
また、「3期目の公約はほぼ100%達成できた。新型コロナ対策と福祉を重点に取り組みたい」と話していました。
白鳥さんは、昭和30年5月25日生まれの66歳です。
伊那北高校を卒業後、立教大学に進学し、昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社しました。
平成16年に民間登用され、伊那市の収入役に就任し、平成19年から副市長を務めました。
平成22年の市長選に立候補し、新人同士の一騎打ちで初当選しました。
平成30年には現職と新人合わせて3人が立候補した選挙戦を制し、現在3期目です。
伊那市長選は来年4月17日告示、24日投開票となっています。
市長選では他に、無所属で新人の八木択真さんが立候補を表明しています。
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モバイル市役所 デザイン・愛称決定
伊那市が市民から公募していたモバイル市役所の車両デザインと愛称が決定し、6日表彰式が行われました。
愛称は「もーば」に決まりました。
こちらがモバイル市役所の車両のデザインです。
桜をイメージしたピンク色で市役所の庁舎や南アルプスがデザインされています。
高遠高校芸術コース美術専攻3年生の山下優季さんの作品です。
愛称は「もーば」で、「モバイル」と「バス」を組み合わせたということです。
考案したのは一昨年伊那市に移住した、webデザイナー平井マサヒロさんです。
白鳥孝市長は、「一目でモバイル市役所とわかってもらえるものを選んだ。親しみを持って利用してもらいたい」と話していました。
モバイル市役所は、運行する路線バスの車両に専用機器を搭載して運行時間外に申請受付や窓口相談を行います。
デザイン・愛称は10月7日から11月14日にかけ募集し、デザイン部門には38点・愛称部門には29点の応募がありました。
伊那市のモバイル市役所「もーば」は、来年4月からの運用を予定しています。
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モバイルオフィス 来年度から試験運用
伊那市は、交流人口の拡大や企業誘致を目的に、一定期間市内の様々な場所で寝泊まりしながら仕事やアクティビティを体験できる「モバイルオフィス」事業を始めます。
6日は記者会見が開かれ、伊那市の白鳥孝市長の他、協力する4つの企業の代表者が出席し、事業の概要について説明しました。
「モバイルオフィス」は、企業や移住希望者を対象に一定期間寝泊まりしながら市内の好きな場所で働いてもらおうというものです。
車両は現在製作中で、マイクロバスをベースに大人4人が寝ることができるベッドの他、キッチンとトイレも備える計画です。
この車両を使い寝泊まりしながら仕事をする他、市内でアクティビティや農業体験をしたり、地域住民と交流をします。
伊那市が運営するもので、トヨタ車体株式会社は車両の開発を、伊那バス観光株式会社は車両の運転と旅行商品としての企画・開発を、株式会社JTBが予約の受付などを行い、富士通株式会社が本格展開に向けたモニタリング調査を行います。
今年度の事業費は4,200万円となっていて、国の補助金をあてると市の負担はおよそ1,000万円になるということです。
車両の完成は今年度中を予定していて、来年度から利用が始まり、2024年度からの本格運用に繋げたいとしています。
6日は、本格運用に向けたモニタリング調査を行う富士通株式会社と市とのワーケーションパートナーシップ協定の締結式も合わせて行われました。 -
南箕輪村開発公社経営再建プラン 策定
南箕輪村開発公社のあり方について検討する「再建検討委員会」は、「2023年度決算で黒字化を目指す」ことなどを示した経営再建プランを策定しました。
村議会全員協議会が6日に役場で開かれ、開発公社理事長の藤城栄文村長がプランの概要を説明しました。
経営再建プランでは、公社が実施している事業の存在意義や経営不振の原因などを分析し、その結果について示しています。
事業ごとの経営方針については、アウトドア部門を強化し収益の柱の1つにする方針です。
赤字経営となっていた大芝荘の宴会、宿泊については12月31日に利用権を村に返却するとしています。
全ての部門を合わせた3か年の営業収益は、来年度が1,000万円の赤字、2023年度が130万円の黒字、2024年度は200万円の黒字を目指すとしています。
また、大芝荘の利活用について藤城村長は、「民間委託した場合は5年間でおよそ1億円の指定管理費用がかかることが予想される。取り壊した場合の費用と比較しながら検討していきたい」と話していました。
村では、大芝荘を新型コロナワクチンの集団接種会場として来年8月まで利用する計画で、その間に具体的な方針を示したいとしています。 -
南箕輪村 新型コロナで売上げが減少した事業者を支援へ
南箕輪村は、新型コロナの影響で売上げが減少した事業者に対し10万円を支給する「事業者応援金事業」を実施します。
対象となるのは、今年4月から10月までのいずれかの月で売上げが減少した事業者で、誘客に繋がる新たなプランの設定や感染拡大防止のための機材の購入を検討していることなどが条件です。
対象業種は、県の信州の安心なお店認証を推進する飲食店や理美容業、宿泊業など村内137事業所です。
支給額は、1事業者あたり10万円で、1回に限ります。
申請期間は、12月15日から来年1月25日までです。
他に、原油価格が高騰していることを受け、花卉農家などの施設園芸農家に対し、ボイラーなどに使用する燃料代の一部を補助します。
補助額は、1リットルあたり10円、上限20万円です。
来年1月1日から3月31日までの購入分が対象となります。
村によりますと、該当する農家は20軒だということです。 -
長野県SNSコロナ情報(年末に県外から帰省等予定の皆様へ)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【年末に県外から帰省等予定の皆様へ】
ワクチンを2回接種していない方など一定の要件に該当する場合には、検査キットの配布による無料のPCR検査を受検することができます!
該当する方は、検査で「陰性」を確認した上での帰省にご協力願います。
県内在住の皆様には、帰省予定のご家族等へのお知らせをお願いします。
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MCPC Award2021受賞報告
先進的なモバイルシステムの活用事例を表彰する「MCPC Award2021」で最高賞を受賞した、伊那市とKDDIは2日、市役所で受賞報告をしました。
伊那市は、中山間地域の買物困難者解消のため、去年8月にKDDIが開発した、自律飛行が可能なドローンでの物流サービスを始めました。
この取り組みは国内初のドローン物流サービスで、今年のMCPC Awardで最高賞となるグランプリと総務大臣賞を受賞しました。
報告会には、事業を支えるニシザワや一般社団法人伊那宙、伊那ケーブルテレビジョンの関係者が出席しました。
白鳥孝市長は、現段階では赤字だが、必ず黒字にするとし、「エリア拡大や品ぞろえを多くして利用者を増やしていきたい」と話していました。
MCPC Awardは、モバイルシステムの導入により、業務の効率化やコスト削減などの成果をあげた事例を表彰するもので自治体がグランプリを受賞するのは初めてだということです。
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伊那ローメンズクラブ 中病職員にローメン振る舞う
伊那ローメンズクラブは、23日、伊那中央病院の職員にローメンを無料で提供しました。
23日は、伊那ローメンズクラブのメンバーら15人の他、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合組合長の白鳥孝伊那市長、宮下一郎衆議院議員も参加し、職員にローメンを振る舞いました。
伊那ローメンズクラブでは、新型コロナの対応にあたる医療従事者に感謝しようと、今年2月にも無料で提供しています。
今回は、医療の最前線でがんばってくれている職員たちに、家族でゆっくり味わってもらおうと企画しました。
材料は、10月に行ったローメン秋祭りの売り上げで購入し、振る舞いました。
夜勤明けの人にも味わってもらおうと、朝8時から正午までの4時間にわたり提供しました。
23日は、用意した1,500食全てを提供したということです。 -
モバイル市役所のサービス支援員 委嘱
伊那市は、高遠町小原の兼子はるみさんを、来年度から運用する移動式の市役所、モバイル市役所の行政サービス支援員に委嘱しました。
1日は、伊那市役所で委嘱式が行われました。
モバイル市役所は、長谷地域を循環するバスを使い、バスの運行時間外に、移動式の市役所として各種証明書発行などの行政手続きを行います。
兼子さんは、バスに乗車し、手続きの案内やサポートを行います。
モバイル市役所は、来年度から運用を開始し、選挙の期日前投票の会場として活用することによる投票率の向上や、マイナンバーカード普及率向上などが期待されるということです。
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故北原安定さんの所蔵品 市に寄贈
伊那市高遠町出身でNTT副社長などを務めた故北原安定さんが所有していたべっ甲を使った帆船の置物が7日伊那市に寄贈されました。
7日は安定さんの息子の北原俊史さんらが伊那市高遠町の「読書楼」と呼ばれている生家を訪れ、安定さんが所有していたべっ甲を使った帆船の置物を白鳥孝市長に渡しました。
これがべっ甲を使った帆船の置物です。
安定さんがNTT副社長に就任した時に、当時中曽根内閣の外務大臣を務めていた長崎県出身の故倉成正さんから贈られたものです。
俊史さんによりますと、40年から50年ほど前、長崎県ではべっ甲細工が伝統工芸品でしたが、ワシントン条約によって材料が輸入できなくなったため、大変貴重で最高級品だということです。
俊史さんは「父はデジタル化が夢だった。伊那市はそれをがんばっている場所ということで寄贈しました。大切にしてもらえたら嬉しいです。」と話していました。
伊那市では、多くの人の目に触れる公共の場所に飾る予定です。
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箕輪町議会 一般会計補正予算案4億5千万円追加
箕輪町議会12月定例会が29日に開会し、新たに4億5千万円を追加する今年度一般会計補正予算案など12議案が提出されました。
主な事業として、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種に1億3,600万円、ほかに来年度施工予定の災害拠点としても活用する複合施設の設計に5,100万円、障害者自立支援事業に3,200万円などとなっています。
12月定例会は12月6日・7日に一般質問、13日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪村議会 一般会計補正予算案6,700万円追加
南箕輪村議会12月定例会が29日開会し、新たに6,700万円を追加する今年度一般会計補正予算案など6議案が提出されました。
補正予算案の歳出には予備費の1億2,800万円が充てられています。
主な事業のうち、生活支援・企業応援商品券事業は1人あたり、5,000円分の商品券を配布するもので事業費は7,950万円となっています。
令和4年1月1日現在、村内に住所をおく人が対象でおよそ1万5,900人分を見込んでいます。
ほかに3回目の新型コロナワクチン接種事業費として4,600万円などとなっています。
12月定例会は12月8日・9日に一般質問、10日に委員長報告と採決が行われます。
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伊那市長選挙 八木氏出馬表明
任期満了に伴う来年4月17日告示24日投開票の伊那市長選に無所属で新人の八木択真さんが立候補することを27日、正式に表明しました。
八木さんは伊那市のセントラルパークで市民を前に決意を述べました。
「来年4月の市長選挙にもう一度挑戦することを決めました。求められているのは民間の感覚と前例にとらわれない、この社会がどのようにあればいいのか考える若い力だと思う。世代交代をうったえ、伊那がどうあるべきかみなさんと考え、実現していきたい」と話しました。
また「価値観の多様性により課題も多様化している。民間の感覚と若い力で一つ一つ解決していきたい」と話していました。
八木さんは昭和53年12月2日生まれで現在42歳です。
大阪府堺市出身で信州大学農学部を卒業後、産経新聞の記者となり平成25年に伊那市坂下で飲食店の経営を始めました。
平成26年に伊那市議会議員に立候補し初当選しました。
平成30年に市議を辞職して、前回の伊那市長選挙に初めて出馬しました。
現職と新人、合わせて3人が立候補した選挙戦で次点となり落選しました。
伊那市長選は来年4月17日告示、24日投開票となっています。
市長選では他に、現職で3期目の白鳥孝さんが開会中の市議会12月定例会で進退を表明するとしています。 -
今期末の収支は赤字となる見込み
伊那市観光㈱は、新型コロナウイルスの長期化などの影響で今期末の収支は、5千300万円の赤字となる見込みです。
26日開かれた、伊那市議会全員協議会で、上半期の状況について報告がありました。
伊那市観光㈱では、市内の温泉施設や山小屋など7施設を運営しています。
今年度当初、温泉入浴施設の利用者を60%、その他の施設で50%の稼働で試算し、スタートしました。
しかし、新型コロナウイルスの長期化や夏の観光シーズンの天候不順により宿泊や合宿、宴会などのキャンセルが相次ぎました。
また、上半期は野菜などの原材料や燃料の高騰などにより販売管理費が当初計画を上回ったため、今期末の収支予想は全体で5千300万円の赤字となる見込みです。
赤字の大きい施設については、利用者数、売上額、経費などで経営が成り立つ条件を精査し、今後の方向性を判断していきたいとしています。
また、市議会12月定例会が26日、開会し新型コロナ対策や原油価格高騰に伴う支援策を盛った13億4000万円を追加する一般会計補正予算案など13議案が提出されました。
市議会12月定例会は、来月7日から9日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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コロナ・原油高騰で支援へ 伊那市13億円を追加する補正予算案提出へ
伊那市は、新型コロナウイルスや原油価格高騰に伴う支援策として、今年度一般会計におよそ13億4,000万円を追加する補正予算案を、12月定例会に提出します。
22日に開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が概要を話しました。
新型コロナ対策では、3回目のコロナワクチンの接種に7,000万円、市内16の小中学校で修学旅行がキャンセルになったことにより発生する費用の補助に380万円など、合わせて7,400万円となっています。
原油価格高騰に伴う支援として、施設園芸農家への燃料代の補助に1,300万円、バスやタクシー、宿泊業者などへの応援金として960万円、低所得者への灯油・ペレット券の配布に3,800万円となっています。
総額13億4,000万円を追加する補正予算案は、26日に開会する12月定例会に提出されることになっています。 -
長野県SNSコロナ情報(ワクチン接種キャンペーン)
\コロナに負けるな!若者応援ワクチン接種キャンペーン実施中/
応募条件となる1回目の接種日は、「11月30日(火)」まで。 キャンペーンの応募期限は、12月7日(火)午後5時です。 この機会に接種をご検討いただき、ぜひご応募ください。 -
新型コロナ県内感染確認10日連続なし
長野県と長野市、松本市によりますと21日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは10日連続です。
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戸草ダム建設推進を要望
三峰川総合開発事業促進期成同盟会の総会が10月13日伊那市役所で開かれ、戸草ダムの建設や治水対策を推進するよう、国と県に要望しました。
総会では、同盟会会長の白鳥孝伊那市長などが、地元選出の国会議員と県議会議員に要望書を手渡しました。
戸草ダムは、三峰川上流域に計画されているダムです。
総会で白鳥市長は「毎年のように観測史上最大となる豪雨や大型化する台風など新たな脅威への対応が求められている。
激甚化する自然災害から命や財産を守るため戸草ダム建設に向けた検討を一日でも早く進めてほしい」と話していました。
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県税功労者 知事感謝状を伝達
長野県の税務行政に協力した個人や自治体に感謝状が贈られる、県税功労者の感謝状伝達式が16日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
16日は、南信県税事務所の三宅良樹所長が阿部守一長野県知事からの感謝状を伝達しました。
伊那市の牛山彦一さんは、関東信越税理士会長野県支部連合会の理事などを務め、長年にわたり税理士団体の要職を担いました。
伊那市の上野山登さんは関東信越税理士会伊那支部の副支部長などを務め、長年にわたり税理士団体の要職を担いました。
伊那市の大澤稔さんは伊那地区納税貯蓄組合連合会 会計理事で、会員の納期内納税などに率先して取り組んでいます。
伊那市市民生活部税務課管理納税係の白鳥雅浩さんは、長年にわたり税の徴収業務にあたり、税収確保に尽力しました。
箕輪町は令和元年度の未納徴収金の差し押さえ額が1,500万円で県内の町村で2位となりました。
三宅所長は「これからも豊かな経験を活かし税務行政にご支援をお願いします」と話していました。