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天竜川中洲でバイク耐久レース
バイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が28日伊那市の天竜川中洲に設けられた特設会場で行われました。 レースには上伊那をはじめ関東や中京方面から70組・110人が出場しました。 大会は地元のバイク店有志でつくる実行委員会が開催しているもので、街の中心部で行われる国内でも珍しいレースだという事です。 午前中は市販車部門が行われ、仲間や家族とチームを組みレースを楽しんでいました。 1周1.5キロのコースを2時間で何周走れるかを競います。 選手たちは、途中、給油や選手交代しながら砂地のコースを走り抜けていました。 中には、オフロード用のバイクに混ざり、一般車で出場する人もいました。 実行委員会では「天竜川の地形を活かしたレースとして今後も続けていきたいです」と話していました。
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いなまちバラぶらり始まる
バラの花咲く街づくりで地域振興を目指す伊那市の中心商店街で、期間中様々なイベントが催される「いなまちバラぶらり」が28日から始まりました。 初日の28日は、セントラルパークでオープニングセレモニーが行われ、アコーディオンの演奏や苗の販売が行われました。 イベントは、地域活性化の取り組みとして地元店主などでつくる実行委員会が開いたものです。 西町から荒井、坂下、山寺までの商店街を中心におよそ300種類1500鉢が並べられています。 イベントは、来月18日まで予定されていて期間中、バラを描く写生会やプリザーブドフラワーづくりなどのイベントが予定されています。 新企画として、コミュニティカフェセジュールでは、バラをかたどったマドレーヌの販売をしています。 1つ50円です。 伊那北駅前のスペースでは、バラにちなんだバラ丼の試食も行われ、訪れた人が味わっていました。 期間中は、八幡寿司、ココンダ、プリンスの3店で、それぞれ趣向をこらしたバラ丼が提供されています。 実行委員会では、「この時期ならではの街歩きを楽しんでもらいたい」と話していました。 商店街では現在、早咲きのバラが見ごろとなっています。 いなまちバラぶらりは、来月18日まで行われています。
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御園区民運動会 親睦深める
伊那市御園の区民運動会が白山グラウンドで28日開かれ、参加者がスポーツで汗を流しました。 運動会は、区民の親睦を深めるとともに、体力の向上につなげようと毎年この時期に伊那公民館御園分館が開いています。 28日は、子どもからお年寄りまでおよそ500人が参加し、18の種目を常会対抗で競いました。 このうち、幼児から大人までを対象としたマラソンでは、白山グラウンドを発着に区内を走りました。 また、ハエたたきで風船を掴み椅子に座って割る競技では、白熱した勝負を繰り広げていました。 各種目の上位には、日用品などの景品が用意され、毎年景品を楽しみにしている人も多いということです。 御園分館では、「幼児からお年寄りまで楽しめる競技で親睦を深めていきたい」と話していました。
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箕輪北小学校で初夏の運動会
箕輪町の箕輪北小学校で27日、初夏の運動会が開かれました。 箕輪北小の運動会には、全校児童414人が参加し、23の種目で競いました。 箕輪北小学校では、毎年この時期に運動会を開いていて、4月の後半から練習を始めたということです。 「ふきはらの合戦」では、高学年の女子児童が騎馬戦で競いました。 時間内で勝負がつかず、残った騎馬の一騎打ちとなりました。 千賀義博校長は「児童が精いっぱいの力を発揮している姿が随所にみられる。地域の人たちに北小の元気をみてもらえたと思う」と話していました。
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加納直久さん 創作うつわ展
伊那市在住の陶芸家、加納直久さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、加納さんの創作陶器およそ100点が並んでいます。 加納さんは、30代から陶芸をはじめ、備前焼の作品を作っています。 今回は、花器や食器といった生活で使う作品が並んでいて、デザインは加納さんのオリジナルのものです。 学生時代の友人とコラボレーションしたアウトドアで使う作品も展示されています。 加納さんは「他では見られない作品を多くの人に楽しんでもらい、また家で使って親しんでもらいたい」と話していました。 会場には、加納さんの父で洋画家の野溝嘉彦さんの油彩画も並んでいます。 加納さんの陶器、31日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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しんわの丘ローズガーデン バラ祭り始まる
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで27日からバラ祭りが始まりました。 ガーデン内には170種類2,000本のバラが植えられています。 今年はバラ祭りの開始時期を一週間早めたため、ほとんどがまだ蕾ですが、来月上旬から大輪系のバラが、中旬からはツルバラが見ごろとなり、7月半ば頃まで楽しめそうだという事です。 今年はガーデンオープン10周年を記念して来月3日に伊那市消防団音楽隊によるミニコンサートやプレゼント抽選会などが企画されています。 バラ祭りは6月18日(日)まで行われています。
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入笠山頂上で360度の大パノラマを楽しむ
伊那市と富士見町にまたがる標高1,955メートルの入笠山が27日に山開きとなり、訪れた登山者は頂上で360度の大パノラマを楽しみました。 伊那市と富士見町境に位置する標高1,955メートルの頂上です。 中央アルプスや、北アルプス、諏訪湖、八ヶ岳連峰、富士見町が一望できます。 天候によっては富士山も見えますがこの日は雲に隠れていました。 頂上では訪れた人が写真を撮ったり弁当を食べるなどしてゆっくりとした時間を過ごしていました。 入笠山は、南アルプスの北の端にあります。 伊那市側からは車で山頂近くの登山口まで行く事ができ富士見町側からはゴンドラが運行されています。 登山口から頂上まではゆっくり登っても30分ほどで初心者でも登りやすい山とされています。 この日は登山口で山開きの神事が行われました。 伊那市と富士見町の行政やJA関係者などが出席し今シーズンの無事を祈願しました。 入笠山観光連絡協議会会長の白鳥孝伊那市長は「様々な自然を楽しめる入笠山に四季を通して大勢の方に訪れてもらいたい」と話していました。 入笠山ではこれからクリンソウやスズランなどの花のシーズンを迎えます。
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箕輪町、豊島区、ケーブルテレビ局が映像に関する協定
箕輪町と東京都豊島区、それぞれの地域にあるケーブルテレビの4者は、交流人口の拡大につなげようと映像に関する協定を27日締結しました。 27日は、豊島区の水島正彦副区長、豊島ケーブルネットワークの足立勲社長、箕輪町の白鳥政徳町長、伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長の4人が箕輪町役場で協定書を取り交わしました。 箕輪町と東京都豊島区は、平成17年に防災協定を結んでいて、職員の人事交流や観光物産展への参加など交流を続けています。 それらの取り組みに関する映像をやりとりしそれぞれの地域で放放送することで、交流人口の拡大につなげようと今回協定を締結しました。 調印式で豊島ケーブルネットワークの足立社長は「お互いの地域にないものを提供し、将来の発展につなげていきたい」、伊那ケーブルテレビジョンの向山社長は「箕輪の魅力をダイレクトに発信し良い交流の手伝いをしていきたい」とあいさつしました。 当面は、それぞれのケーブルテレビの広報番組でお互いの映像を放送することにしています。
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西駒んボッカで背負う薪づくり
中央アルプスの西駒ケ岳にある西駒山荘まで荷物を運ぶレース「西駒んボッカ」で、レースで背負う薪を27日、参加者が作りました。 伊那市のますみヶ丘平地林で、伐採したアカマツとカラマツを割って薪を作りました。 参加したのは、ボッカの参加者と信州大学農学部の学生など17人です。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに合わせ、建物に使うレンガを運んでもらおうと行われてきました。 レンガが必要な数に達したことから、今年は西駒山荘に設置される薪ストーブで使う薪を運びます。 薪ストーブは、山の上でも自然エネルギーを活用していこうと今年度設置されます。 27日はオノや薪割り機を使って、500本の薪を作りました。 途中、丸太の早切り対決も行われました。 西駒んボッカは9月10日に行われる予定で、7月31日まで参加者を募集しています。
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藤澤古實について学ぶ勉強会
昭和42年に亡くなった箕輪町出身の歌人で彫刻家の藤澤古實について学ぶ勉強会が、21日、町文化センターで開かれました。 勉強会では、藤澤古實の作品や人柄について、中学時代の教え子らが話をしました。 藤澤古實は、三日町出身の歌人で彫刻家です。 短歌雑誌「アララギ」の選者を務めた他、箕輪町の歌や小中学校の校歌の作詞などを手がけました。 昭和21年頃からは町内で教鞭をとっていたため、地元に多くの教え子がいます。 藤澤古實の功績を顕彰しようと、今年3月有志による「学ぶ会」が発足しました。 勉強会は活動のうちの1つで、会員23人が集まりました。 藤澤古實が亡くなる直前に完成したという屏風について、持ち主の藤田あさ子さんは、「歌集の中から好きな歌を選んで書いてもらった。先生のアトリエに行くと失敗作が山のようにあり、このすばらしい作品の影には多くの苦労があったことが分かった」と話していました。 勉強会は、2か月に1回開かれることになっていて、随時会員を募集しているということです。
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箕輪町セーフコミュニティ再認証式典
箕輪町が推進している安全安心な街づくりセーフコミュニティの再認証式典が、27日、町文化センターで開かれました。 式典では、箕輪町、町議会、伊那警察署、町区長会、富田地区安全安心推進協議会、日本セーフコミュニティ推進機構の6団体の代表者が合意書に署名しました。 セーフコミュニティは、WHO世界保健機関が推奨していて、事故や自殺は予防できるという考えのもと、安全・安心な街づくりを進めるものです。 町は、平成21年度から取得に向けた取り組みを始め、平成24年5月に初めて認証されました。 認証後の取り組みとして、セーフコミュニティ推進協議会のメンバーが小中学校の登校時間に通学路に立ち、定期的にあいさつ運動を行っています。 他に、70歳以上の高齢者と障害者を対象に、名前や住所、血液型などを書いた緊急連絡カードを入れておくカプセルが無料で配られています。 式典で白鳥政徳町長は、「町民のこれまでの努力の評価です。心を新たに地域づくりを進めていきたいです」と挨拶しました。 セーフコミュニティは、国内で14の自治体が認証されていて、5年ごとに再認証の手続きが必要となっています。
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介護予防 「いきいき百歳体操」
箕輪町は重りを使った筋力運動の体操「いきいき百歳体操」の普及啓発を進めています。 15日は、地区住民を対象とした教室が北小河内の漆戸集会所で開かれました。 いきいき百歳体操は、2002年に高知県の高知市が開発した椅子に座ってできる体操です。 重りをつけてゆっくりと手足を動かすことで、筋力を付けて介護予防につなげるというものです。 この体操を、上伊那では駒ヶ根市が取り入れていて、町では今年度、介護予防事業の一環で実施しています。 漆戸集会所には、10人の高齢者が集まり、映像を見ながら体を動かしていました。 体操の途中、200gから段階に負担を増やすことができる重りを手首や足首に付けます。 そうすることで、筋力とバランス能力を高める運動になるということです。 町では、体操のDVDや重りを無料で貸し出していて、初回から4回までは体操の説明などの技術支援を行っています。 今後は、3か月後と、半年後に体力測定を行い、効果を検証していくというこです。
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アルプルバラ会 27日・28日にバラ祭り
上伊那のバラ栽培愛好家でつくるアルプスバラ会は、27日・28日に、伊那市西春近でバラ祭りを行います。 会場となるのは、アルプスバラ会の会長を務める伊那市西春近の春日千定さん宅です。 春日さん宅の日本庭園の中には、国内外のバラ250種類およそ300本があります。 こちらは、白い花を咲かせるナニワイバラです。 香りがよく白い清らかな印象が春日さんは気に入っているということです。 庭園は100メートルのコースになっていて、様々な植物とバラとの共演が楽しめます。 アルプスバラ会は発足して13年目で、上伊那の85人が会員となっています。 祭りでは、会員が育てた鉢バラ30本が並ぶほか、春日さんが育てたバラの販売、コンサートや折り紙体験なども行われる予定です。 アルプスバラ会主催のバラ祭りは、27日と28日に、伊那市西春近の春日千定さん宅で行われます。
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JA上伊那 販売高147億円計画
JA上伊那総代会が26日開かれ、今年度の農畜産物の販売高を昨年度より3億円多い147億円とする事業計画案が承認されました。 26日は、JA上伊那本所で第21回総代会が開かれ組合員220人ほどが出席しました。 今年度の農畜産物の販売高は昨年度より3億円多い、147億円を目標としています。 品目別では米が43億円、きのこが22億円、野菜が21億円、花卉が16億円などです。 アスパラガスやりんご、アルストロメリアなど9つを重点品目にあげ、生産拡大に向け総額1億4千万円の補助を実施する計画です。 JA上伊那では、販売高の3割を占める米を中心に、花卉や野菜、きのこなどのボトムアップを図りたいとしています。 御子柴茂樹事組合長は「国際貿易交渉や改正農協法への対応、自己改革など課題が山積している。行政や商工団体などと連携し地域に必要なJAを目指したい」と挨拶しました。
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空き店舗に協同事務所オープンへ
地元有志が起業や街の将来について意見交換をする「ローカルベンチャーミーティング」が始まって1年がたちました。 伊那市の中心市街地の空き店舗で、そのミーティングの参加者3人が協同事務所を来月オープンします。 26日は事務所で開業を目指す3人が準備を進めていました。 デザイナーの土田智さんは、自宅を事務所にしていました。 人とのつながりや、倉庫を確保したいと考えこの場所を借りる事にしました。 ライターで主婦の井崎由華さんです。 子育て中の母親がパソコン等のスキルを活かし、自宅でできる仕事を紹介する会社の設立を目指します。 雑貨店を営む平賀裕子さんは、地元の有機野菜を知ってもらいたいと新たに八百屋を始めます。 業種の異なる3人が協同事務所として、この場所でそれぞれの仕事を始めます。 3人の繋がりは、起業や街の将来について意見交換をする「ローカルベンチャーミーティング」です。 2016年5月から毎月一回中心市街地で開かれ、起業に向け空き物件の見学なども行なってきました。 意見交換が始まって1年がたち空き店舗を活用して開業できる事になりました。 建物を管理する酒井一雄さんです。 この日は、準備の進み具合を見に来ました。 事務所は来月、順次オープンしていくという事です。
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廃校にマニラ麻を使った作品飾る
造形作家天野惣平さんの作品展が廃校となっている伊那市高遠町の旧三義小学校分校で26日から始まりました。 作品はフィリピン原産の繊維作物、マニラ麻を手で丸めて作ったものです。 顔料で色を付け教室の床に並べたものでタイトルはありません。 天野さんは高遠町出身の造形作家で武蔵野美術大学を卒業後、イタリアに留学しここ数年はマニラ麻を使った作品に取り組んでいます。 天野さんは「見た人の感覚で作品を感じとってもらいたい。」と話していました。 作品展は31日まで旧三義小学校分校で開かれています。
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児童が日本伝統音楽の雅楽学ぶ
伊那市の伊那北小学校で26日、雅楽の演奏があり児童が日本の伝統音楽を学びました。 雅楽を演奏したのは上伊那地域の神職らでつくる伊那雅楽会です。 演奏会は、子どもたちに日本に古くから伝わる音楽に触れてもらおうと開かれたものです。 9人が伝統の和楽器を使って演奏や舞を披露しました。 児童らは演奏を聞く機会があまりない日本の音楽に耳を傾けていました。 伊那雅楽会の花畑樹彦楽長は「雅楽は千年前の平安の時代に今の形となりました。千年前と同じ演奏を聞けることはすごいことです」と話していました。
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伊那谷アグリ機構 新勉強会立ち上げへ
産学官が連携し、新たな産業創出を目指す、伊那谷アグリイノベーション推進機構は、新たに、スマート農林業・菌類・鹿肉・市田柿などの勉強会を立ち上げ、事業化・ブランド化を目指します。 26日は、南箕輪村の信州大学農学部で今年度の総会が開かれました。 推進機構ではこれまで、13回のシンポジウムを開くなどの活動を行ってきましたが、さらに具体的な新しい産業の創出の取り組みにつなげようと、昨年度、薬草・薬木の勉強会を立ち上げました。 今年度は、これまでのシンポジウムでキーワードとなって出てきた「スマート農林業」「菌類」「シカ肉」「市田柿」などの勉強会を新たに立ち上げる計画が示され、総会で承認されました。 向山孝一機構長は「大学のもつ可能性に直接触れる中で、地域発展に貢献したい」と話していました。
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伊那図書館「赤い夕顔の花」紙芝居制作
伊那市の伊那図書館は、地元の民話をもとに作られたものがたりの絵本「赤い夕顔の花」を、紙芝居にしました。 25日は、視覚障害者に声の新聞を届ける活動を行う音訳ボランティアグループ「鈴音(すずね)の会」が、お披露目をしました。 紙芝居は、鈴音の会の依頼を受けて、伊那図書館が制作しました。 「赤い夕顔の花」は高遠町の樹林寺に伝わる話などが下地になっています。 下伊那のある城が落城し落ち延びた奥方と子が、逃げた先で村人から冷たい対応を受けたことを恨み、白い夕顔が赤く染まったというものがたりです。 鈴音の会は、伊那図書館を活動の拠点としていて、地元の新聞を毎日1週間分を録音し視覚障害者に届けています。 4年前から、高齢者施設で紙芝居を披露するようになり、地元に関係するものを披露したいと、伊那図書館に相談し、今回の紙芝居が作られました。 「赤い夕顔の花」は、文は、箕輪町の小沢さとしさん、絵は、伊那市の橋爪まんぷさんが手がけた作品です。 この赤い夕顔の花は、伊那谷ものがたりシリーズの1作目にあたり、シリーズは、現在9作あります。 伊那図書館では、今後、このシリーズを紙芝居にしていきたいとしています。 鈴音の会では、6月に、この紙芝居の練習を行い、7月に高齢者施設で披露する予定です。
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「箕輪町議会災害対応方針」定める
箕輪町議会は、地震などの災害が発生した際の対応をまとめた「箕輪町議会災害対応方針」と「災害対策会議設置要綱」を定めました。 24日、木村英雄議長らが災害発生時の議会の対応について説明しました。 箕輪町議会災害対応方針は、災害発生時に、迅速で適切な対応を図ろうと定められたものです。 議会は、災害発生時、対策会議を設置し、情報の収集に努めるとしています。 議員は、それぞれの地域で救援活動に積極的に参加し、町民の安全確保と応急対応に努めるとしています。 要綱では、町の災害対策本部が設置された場合、町議会災害対策会議を設置することなどを定めています。 町議会では、9月に行われる箕輪町の総合防災訓練に合わせて訓練を行い、今回定めた内容を検証していくということです。
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高遠町で倒木 高遠・富県の1,150戸が停電
25日午後1時35分頃、伊那市高遠町と富県の一部で倒木による停電がありました。 中部電力伊那営業所によりますと、停電となったのは高遠町と富県の一部約1050戸です。 停電の原因は、高遠町上山田で倒木があり電線が切れたためです。 倒木によるけが人はいませんでした。 倒木の原因について伊那市高遠町総合支所では、木の腐食によるものとみています。 午後5時56分に全戸復旧しました。
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新山小学校 保護者提供のたけのこで給食
伊那市の新山小学校で、児童の保護者から差し入れのあったたけのこを使った給食が、25日出されました。 この日の給食のメニューは、たけのこの味噌汁と、たけのこ入りの肉詰め焼きなどです。 たけのこは、1年生の筒井 保君の保護者から提供された新山産です。 1.5キロが提供されました。 子どもたちは、たけのこをみつけては味わっていました。 この日は、給食試食会も開かれ、保護者が子供たちの給食を見学した後、自分たちも試食しました。 給食試食会は、毎年1回開かれていて、保護者に学校の様子を知ってもらう機会にもなっています。
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春の一斉河川パトロールでゴミ拾い
出水期を前に、河川のごみを拾い、廃棄物の実態把握などを行う春の河川パトロールが25日、県内一斉に行われました。 上伊那のパトロールは伊那建設事務所が主催し、県や市町村の職員36人が参加して行われました。 上伊那8市町村の河川を対象に、4つの班に分かれて投棄されたごみを拾っていきました。 これは、春と秋の年2回行われています。 南箕輪村の大泉川では、職員が川に入りビニール袋やゴム手袋などを拾っていました。 伊那建設事務所によりますと、1日で、183キロのゴミが集まりました。 ごみの量は去年に比べると減少しましたが、処分が難しい悪質なごみがわかりにくい場所に捨てられている傾向があるということです。 参加した県の職員は、「ガラス瓶やカセットコンロのボンベなど、危険なものもある。川は公共のものなのでごみは持ち帰ってほしい。」と話していました。
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第51回 上伊那書道展
上伊那書道協会の会員などによる作品展「第51回上伊那書道展」が、26日から伊那市の伊那文化会館で始まります。 展示会には、会員と一般の作品合わせて92点が並んでいます。 テーマはなく、様々な書体で書かれています。 今年は漢字と仮名を組み合わせた作品が多いということです。 上伊那書道協会には、辰野町から飯島町までのおよそ70人が会員となっています。 池上信子会長は「年々質が上がり力作が多くなっている。大小の違いや様々な書体の作品を楽しんでもらいたい」と話していました。 第51回上伊那書道展は、26日から28日まで、伊那文化会館で開かれます。
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羽柴さん宅 クリンソウ見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅のクリンソウが見頃を迎えています。 羽柴さん宅の庭には、およそ3,500本のクリンソウが植えられています。 20年程前に伊那市の緑化イベントで苗を2株もらい庭に植えたところ年々増え、現在は家の周りいっぱいに花を咲かせています。 近くに湧き出る延命の水として知られる鳥の宮湧水は羽柴さん宅の敷地内から出ていて、水気の多い環境がクリンソウを育てるのに適しているということです。 7段ほど咲くクリンソウは現在2・3段まで咲いていて、羽柴さんによりますと、見頃は6月20日頃までだということです。
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伊那谷写友クラブ写真展
写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの作品展が伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には会員15人の作品40点が展示されています。 昆虫やや風景など被写体は様々です。 伊那谷写友クラブでは、統一したテーマを設けず、それぞれが選んだものを自由に撮影しています。 「写真は仲良く楽しく」をモットーに、毎月1回例会を開き作品を鑑賞しあいながら親睦を深めているという事です。 代表の建石繁明さんは「バラエティーに富んだ作品を見たままに自由に楽しんでもらいたい」と話していました。 伊那谷写友クラブの写真展は来月2日まで伊那図書館で開かれています
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春富中学校で立志式
伊那市の春富中学校の3年生は、成長の区切りとして志を立てる立志式を24日、行いました。 24日は、3年生148人が体育館に集まりました。 立志式は、数え年の15歳が行った昔の元服にちなんだ行事で、生徒が将来に向けた夢を描き目標を考える機会にしようと行われました。 代表生徒4人が夢の実現に向けて志を発表しました。 式では、白鳥孝伊那市長のビデオメッセージもありました。 白鳥市長は「この地域は景観が素晴らしく多くの企業があります。将来はこの地域で暮らして欲しい。」と呼び掛けていました。 生徒は、1年生の時から将来について考えるキャリア教育学習を行っています。 午前中は、地域食を見つめなおそうと、伊那市長谷で鹿料理を提供しているざんざ亭の長谷部晃さんから鹿ローメンの作り方を教えてもらいました。 鹿の骨や鰹節などでとったスープを使ってローメンを作り、味わいました。 3年生は今後、興味のある地域や企業にスポットをあて、学習することになっています。 また、地域や企業が一体となってキャリア教育を推進するキャリアフェスが春富中学校を主会場に7月に開かれる予定です。
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フクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いで、フクロナデシコが見ごろとなっています。 南原に住む伊藤照夫さんの50アールの畑一面にフクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。 伊藤さんによりますと、今月いっぱい楽しめそうだということです。
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気仙沼に伊那の桜を植樹
伊那市が復興支援として宮城県の新しい気仙沼市立病院に贈ったタカトオコヒガンザクラとシダレザクラの植樹式が24日行われました。 植樹式には伊那市から白鳥孝市長のほか桜の寄贈を提案した元市職員の北原浩一さん、シダレザクラを育てた守屋源一さん、 桜守の西村一樹さん、気仙沼市からは菅原茂市長らが出席しました。 式では白鳥市長と菅原市長、北原さんが病院前に植えられた復興のシンボルとなるタカトオコヒガンザクラに土をかけました。 桜の寄贈は東日本大震災の復興支援で平成26年から2年間、気仙沼市立病院に派遣されていた元市職員の北原さんが提案したものです。 気仙沼市は東日本大震災により1,358人が死亡または行方不明となっています。 復旧工事が進められる中、市内を流れる大川の堤防整備も行われました。 元は桜並木でしたが津波で流され残った桜も整備の際、伐採されました。 気仙沼の人たちから寂しくなったという声を聞いた北原さんは新しく建設された病院に伊那の桜を植えたいと考え今回実現しました。 新しい病院にはタカトオコヒガンザクラ2本のほかに高遠町の守屋さんが育てたシダレザクラ40本も植えられました。 贈られたタカトオコヒガンザクラは樹齢7年ということでこれまで管理してきた桜守の西村さんは「来年の春は桜が咲き、気仙沼の人たちの心をなごませてくれると思う。」と話していました。
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紙芝居で高齢者の交通事故防止を呼びかけ
伊那交通安全協会などは、高齢者の交通事故を減らすため、分かりやすく交通ルールなどを解説する紙芝居を作製しました。 24日、伊那安協の小池喜志子女性部長が紙芝居をお披露目しました。 箕輪町木下の西栄町で毎月1回開かれているサロンで60歳以上の住民8人が鑑賞しました。 紙芝居は高齢者に分かりやすく交通安全について理解を深めてもらおうと伊那警察署と伊那交通安全協会が作製し5月上旬に完成したものです。 箕輪町出身で大町市に住む主婦、宮崎さよ子さんが絵を手掛けました。 高齢者は、知らず知らずのうちに体力が低下して横断歩道を渡り切れなくなる事があります。 薄暗くなると周りが見えにくくなり安全確認が十分にできなくなる事もあります。 高齢者が運転中や歩行中に気をつける点を14枚の紙芝居にまとめました。 紙芝居は10セット作製されました。伊那市、箕輪町、南箕輪村の安協や、交番などに配布されていて、高齢者の集まりなどに安協のメンバーが出向き活用していくという事です。