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箕輪南小学校 水泳授業始まる
梅雨に入っていますが伊那地域では晴れの日が続いています。 箕輪町の箕輪南小学校では15日から水泳の授業が始まり、子供たちは16日も水の感触を楽しんでいました。 16日の伊那地域の最高気温は28.4度と7月中旬並みの気温となりました。 箕輪南小の水泳の授業はきのうから始まり、16日は6年生が10分間でどれだけ泳げるかを測っていました。 今年は、一人一人が今より長い距離を泳げるようになる事が目標だという事です。 隣のプールでは2年生が水泳の授業です。 泳ぐ時に正しい姿勢を保てるよう教わっていました。 担任は、「手や体をのばし、顔は水につけ、上げないようにすること」などと教えていました。 箕輪南小学校では、水泳の授業を8月下旬まで行う事にしています。
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箕輪町GT 萱野高原でトレッキング
都市と農村の交流を目的に箕輪町が行っているグリーンツーリズムの健康幸せツアーが16日と17日の2日間行われいて16日はトレッキングを楽しみました。 ツアーには関東や関西から17人が参加しました。 今回は、初夏の萱野高原でトレッキングを行いました。 3月まで箕輪町地域おこし協力隊として活動した橋本浩基さんが案内し、萱野高原の散策コースおよそ3キロを歩きました。 箕輪町グリーンツーリズムは都会からの誘客を進めることで農業観光の振興を図ることなどを目的に平成22年度に始まった事業です。 年々リピーターが増えていて、今回参加した17人のうち15人はリピーターです。 健康幸せツアーは、今年度あと2回開催される予定です。
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高遠町藤沢区 お買い物サロン初開催
伊那市高遠町の藤沢区は、区内の買い物弱者支援として「藤沢区お買い物サロン」を16日、初めて開きました。 伊那市高遠町藤沢の荒町公民館です。 公民館には衣類や食品などを扱う高遠町商店街の6店舗が商品を並べ客を迎えました。 サロンが始まると、多くの人が訪れ、シャツや菓子などを手に取り、会話をしながら買い物をしていました。 藤沢区にはおよそ349世帯あり、およそ半分が高齢者世帯です。 区内には、食料品を扱う店が1店舗あるだけです。 藤沢区から買い物弱者支援について相談を受けた伊那市社会福祉協議会がコーディネートし、地元商店の協力を得て、買い物サロンを今回お試し企画として初めて開きました。 サロンでは買い物を終えた人が団らんできるよう、お茶が振る舞われた他、近くの高遠第2・第3保育園の園児との交流も行われました。 藤沢区、伊那市商工会、伊那市社会福祉協議会では、要望があれば今後も開催したい考えです。
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地域を花でいっぱいに 苗を無料配布
伊那市振興公社は緑化推進事業の一環で市民を対象に花の苗を16日無料で配りました。 午後2時から伊那市民体育館メインアリーナ北側駐輪場で無料配布が行われ花を求める人たちが列を作っていました。 この事業は地域を花でいっぱいにしようと伊那市振興公社が毎年行っているものでサルビアとマリーゴールド、百日草450人分が用意されました。 公社では「今年は新しいハウスで花を育てたことから管理が難しかったが出来は良い」と話していまいした。 無料配布は17日も午後2時から伊那市民体育館メインアリーナ北側駐輪場で行われます。
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市内全域で空家調査へ
伊那市は防災や景観への対策として初めて市内全域で空き家調査を実施し今年度中に空家等対策計画を策定する考えです。 これは16日開かれた伊那市議会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。 市では空き家が周辺の環境に悪影響を及ぼさないよう努める対策計画を今年度中に策定することにしています。 調査はその全体像を知るために行われるものでどの地区にどのくらいの空き家があるかを調べます。 これまで高遠町と長谷の両地区で移住定住に向けた調査は行われていましたが防災や景観対策としてはこれが初めてです。 市では住民から苦情のあった物件など市内全体を把握し計画に反映させたいとしています。
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小黒川流域で目撃情報8件
伊那市西町の城南町へ登る坂で15日クマの目撃情報がありました。 近くを流れる小黒川流域では今月に入り目撃情報が8件入っていて県などは注意を呼びかけています。 目撃された熊は体長1メートルほどで城南町へ登る坂の道路上にいたということです。 午前8時25分頃、通勤のため車でこの坂を通りがかった伊那市平沢の建石由紀さんが熊を見つけ通報しました。 その後建石さんは叔父で城南町に住む建石繁明さんに連絡しました。 動物の生態に詳しい元信州大学農学部教授の建石さんがカメラを手にかけつけると熊は坂の横の木が生い茂る斜面にいたということです。 上伊那地域振興局によりますと今年は5月末までに上伊那全体で6件、また今月に入り今日までに小黒川流域で8件の目撃情報が入っているということです。 県では小黒川流域でこれまでに目撃された熊は同じものの可能性もあり住宅地まで入り込んでいるとして注意を呼びかけています。
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南ア林道バス 全線開通
夏山シーズンの到来です。 伊那市長谷の南アルプス林道バスの北沢峠までの全線運行が15日から始まりました。 伊那市長谷の仙流荘前です。始発の午前8時5分発のバスには22人が乗車しました。 南アルプス林道バスの運行は、4月25日から標高1,680メートルの歌宿まで開通していて、15日全線が開通となりました。 バスは55分かけて、標高2,032メートルの北沢峠に到着しました。 南アルプスは新緑の季節ですが、林道沿いにはまだ雪が残っています。 しかし、高山植物は見ごろを迎えています。 幕岩の向かいのがけには、ピンク色が鮮やかなタカネバラが咲いていました。 白岩には、ムシトリスミレ。かわいらしい姿をしていますが、葉の粘着力で虫を捕まえる食中植物です。 バラとスミレはあと2週間ほど楽しめます。 海を渡るチョウ「アサギマダラ」は恋の季節を迎えています。 春から夏にかけて、産卵・繁殖するため、秋口まではその姿を目にすることができるということです。 南アルプス林道バスの運行は、11月15日までを予定しています。昨シーズンは、49,387人が利用しました。 なお、仙流荘から北沢峠までの運賃は、片道1,100円となっています。
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信州伊那高遠の四季展 休止に
旧高遠町時代の2000年から、3年に一度全国公募で行われてきた、信州伊那高遠の四季展が、休止となることがわかりました。 休止となることがきまり、伊那市の信州高遠美術館では、第1回から6回までの回顧展が開かれています。 会場には、歴代の入賞作品が展示されています。 高遠の四季展は、高遠の自然や風景を題材とした3年に1度の公募展です。 高遠を知ってもらい多くの人たちに町を訪れてほしいと2000年から始まりました。 第1回は、平山郁夫さんが審査長を務めるなど著名な画家が審査員を務め、全国各地から作品の応募がありました。 これまで、のべ2,441人から、3,229点が寄せられています。 伊那市教育委員会では、2015年までの6回の開催で、高遠の名を周知でき一定の成果を得られたことや、市民全体の関心が高まらないこと、協賛金を得ることが難しい状態になったことなどから、来年の休止を決めました。 今後は若手作家の育成や東京芸術大学との連携事業などにシフトしたいとしています。 四季展の発起人で、一水会常任委員・日展会友の画家・竹内徹さんは、休止の知らせに「非常に残念」と話しています。 事務局を務める信州高遠美術館には、すでに何件かの休止に対する問い合わせが来ているということです。
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大芝高原で松くい虫被害 初めて確認
南箕輪村の大芝高原で、アカマツの松くい虫による被害が初めて確認されたことが分かりました。 松くい虫の被害が確認されたのは大芝高原みんなの森で、農道からおよそ200メートル西に入った場所です。 村では、先月下旬に枯れたアカマツ13本を伐倒し、そのうち2本の検体を採取し、県の検査施設に送って調査してもらいました。 その結果、その内の1本に松くい虫の被害が確認されたということです。 村によりますと、大芝高原には、およそ1万3千本のアカマツが植えられているということです。 なお、大芝高原で松くい虫の被害が確認されたのは、今回が初めてです。
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屋内野球練習場 新組織で検討へ
伊那市の白鳥孝市長は伊那スタジアム近くに建設を計画していた屋内野球練習場について計画を凍結し新たに立ち上げる検討組織で規模や場所などを決めていくとの方針を示しました。 15日開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 市によりますと屋内野球練習場は伊那スタジアム近くの松林を伐採し建設する計画でした。 練習場は縦25メートル横15メートルのテント形式の建物で事業費は1,600万円となっています。 この計画についてスポーツ関係者から意見を聞いたところ「狭くて練習にならない」などの意見が出されたことから市は事業を一旦凍結することにしました。 今後については新たに検討組織を立ち上げ規模や建設場所を決めていくということです。 伊那市では10年後の長野国体ではソフトボールの会場となることも視野にいれ、時間をかけていいものをつくりたいとしています。
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西春近北小学校と東部中学校 遠隔授業で地質学ぶ
学校近くから採取した火山灰に興味を持ち地質について学習している伊那市の西春近北小学校の児童は、同じく地質について学習している東部中学校の生徒に教えてもらおうと、インターネットのテレビ会議システムを使った遠隔合同授業を14日に行いました。 西春近北小学校の理科室に5年さくら組の児童31人が集まりました。 東部中学校の教室とインターネットのテレビ会議システムを使って遠隔合同授業が行われました。 5年さくら組では、学校近くの沢から採取した火山灰を顕微鏡で観察したところ、東部中学校でみつかった火山灰と良く似ている事がわかりました。 10万年前の御嶽山の噴火で出た「PM1(ピーエムワン)」と呼ばれる火山灰の種類とみられる事から、東部中学校で確認されている「PM1」と同じものか見てもらう事にしました。
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山室写真倶楽部が定例作品展
伊那市と南箕輪村の写真愛好家でつくる山室写真倶楽部の定例作品展が14日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、倶楽部員5人の作品55点が展示されています。 山室写真倶楽部は、40代から70代までの男女5人が所属しています。毎月1回例会を開いているほか撮影旅行なども行っています。 作品展は年に2回伊那図書館を会場に開いていて、かんてんぱぱホールでは2年に1度開いています。 出展作品にテーマは設けていませんが、国内外で撮影した風景を中心に人物や植物などが題材となっています。 代表の松村哲也さんは「四季折々の自然の風景を楽しんでほしい」と話していました。 山室写真倶楽部の定例作品展は20日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村 空き家の補助を開始
南箕輪村は、空き家バンクに登録された物件の改修や片付けにかかる費用の補助を始めました。 南箕輪村では、4月から伊那地域定住自立圏構想に基づき、専用の空き家バンクサイトで物件の情報を公開しています。 補助制度は3つあり、改修費用に最大50万円を補助するもの。 空き家の家財道具の撤去・処分や清掃など、片付け費用に最大10万円を補助するもの。 売買または賃貸借契約が成立した時に、空き家の所有者に3万円の奨励金が交付されるものです。 村によりますと、現在空き家バンクには4件が登録されていて、3件は売買希望、1件は賃貸希望だということです。 それ以外にも100軒程が空き家に該当すると確認されているということです。 空き家バンクや補助制度についての問い合わせは、地域づくり推進課で受け付けています。
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CATV杯 勝敗は意外な形で決着
伊那ナイターソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメント大会の決勝戦が伊那市営野球場で13日に行われ、勝敗は意外な形で決着がつきました。 今年の春季トーナメント大会決勝戦は、2年振りに決勝戦に駒を進めたGTエボリューションと、初めて決勝に進んだGetsの顔合わせとなりました。 1回ウラGetsは、先頭の臼井さんの3ベースヒットでチャンスをつくると、続く飯塚さんの内野ゴロの間に1点を先制します。 しかし同点に追いついたGTエボリューションは3回表、ランナー一人を置いて4番の池上さんのランニングホームランで2点を返し3対1とします。 追い上げるGetsは、4対3で迎えた最終回ノーアウト3塁2塁の逆転のチャンスをつくります。 内野ゴロの間に同点に追いつきますが、後続が倒れて逆転とならず4対4の引き分けで時間により終了となりました。 最後は選手9人によるくじ引きで勝敗を決めました。 結果、GTエボリューションが、6年ぶりの優勝を果たしました。 伊那ケーブルテレビ杯決勝戦の模様は、19日の午後8時から122chで再放送します。
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年金友の会マレットゴルフ大会
JA上伊那年金友の会のマレットゴルフ大会が南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場で14日、開かれ参加者が親睦を深めながらプレーしました。 マレットゴルフ大会は、JA上伊那で年金を受給する人たちで作る年金友の会が毎年開いていて今年で21回目です。 14日は、上伊那管内の各地区の予選を勝ち抜いた107人が参加し、36ホールを回りました。 天気も気温もちょうど良い絶好のコンディションの中、参加者同士会話を楽しみながら、プレーをしていました。 ある参加者は「難しいコースも多いが、たくさんの人と交流できるので楽しいです」と話していました。 大会の上位16人は、10月に上田市で開かれる県大会に出場することになっています。 JA上伊那年金友の会では、会員の健康促進と親睦を深めようと、マレット以外にもゲートボール大会やゴルフ大会など様々なイベントを行っています。
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伊那市横山の山荘ミルク バラが咲き始め
伊那市横山の山荘ミルクのバラが咲き始めています。 5千坪の敷地に450種類のバラが植えられています。 標高1,000メートルにあり、ここ数日の天候の良さで蕾が次々と開き始めたという事です。 水の管理や虫の駆除など手入れに手間暇がかかりますが、ここ2年ほどは剪定を丁寧に行った事で花つきが良くなったという事です。 一番の見頃は19日頃から1週間ほどだという事で、これから咲き始める400株のギボウシも一緒に楽しめそうだという事です。
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伊那市福祉まちづくりセンター 建て替えへ
伊那市山寺の、伊那市社会福祉協議会が入っている「福祉まちづくりセンター」が、現在の場所に新しく建て替えられることがわかりました。 13日に開かれた市議会一般質問で、議員の質問に対し白鳥孝市長が答えたものです。 福祉まちづくりセンターは、昭和39年に建てられた「旧伊那中央総合病院」の外来診療棟を改修して、平成17年から活用されています。 鉄筋コンクリート造り3階建てで、延床面積は3千300平方メートルです。 建築から50年以上が経過し、耐震性に問題があることから、伊那市や社協の職員でつくるプロジェクトチームが、「耐震改修」と「建て替え」の両面から検討を進めてきました。 検討の結果、「旧中央病院時代に5回の増改築を行っていることから、耐震改修には新築と同額程度の費用がかかる」として、現在の場所に新しく建て替えられることでまとまりました。 白鳥市長は「まだ建て替えの方が良いという検討結果がまとまった程度。細かい部分についてはこれから検討を進めていきたい」と話していました。 伊那市では「できる限り早い対応をしていきたい」として、来年度予算に設計費を盛り込めるよう準備を進めていきたいとしています。
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農産物直売所たかずや さつきの展示
伊那市富県の橋爪謙司さんと橋爪さんの同級生の男性が育てたさつきの展示会が、農産物直売所たかずやで開かれています。 会場には、橋爪さんらが育てたさつき50鉢ほどが並んでいます。 橋爪さんは、さつきを育てるようになって30年以上というベテランです。 父から引き継いだ50年以上になるさつきも育てています。 展示は17日までで、17日にはさつき展に合わせて、農産物直売所たかずやで、蕎麦を1,000食振る舞うイベントも行われます。
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なんじゃもんじゃ写真展 唐沢さんの追悼コーナー
写真愛好家の作品が並ぶ「なんじゃもんじゃ写真展」で、去年12月に亡くなった唐沢悊さんの追悼作品コーナーが設けられています。 写真展は16回目で、今回は、1回目から携わってきて去年12月に亡くなった唐沢悊さんの追悼コーナーが設けられました。 唐沢さんは、勤めていた店の名前から「アンクルさん」と呼ばれ、仲間から親しまれてきたということです。 事務局の向山世男さんは「唐沢さんの作品を見て涙ぐんでしまうこともある。人情深く親しみやすい人柄で、写真のことをたくさん教えてもらった」と話していました。 写真展では、伊那市境のカメラのキタハラに通う50人が撮影した50点が並んでいます。 身近な被写体を使って見た人が不思議に感じるような作品を展示しています。 第16回なんじゃもんじゃ写真展は、18日(日)まで、伊那図書館で開かれています。
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県の補助金不正受給の箕輪町議会議員が辞職
日本共産党上伊那地区委員会は県の補助金を不正受給したとして箕輪町議会議員の岡田建二朗さん(41)が議員の辞職届を提出したと12日発表しました。 岡田さんは日本共産党の町議会議員で現在2期目です。 平成24年度に箕輪町で行った森林整備事業で県の補助金およそ235万円を不正受給し返還の求めに応じ今月10日に全額納付したということです。 岡田さんの辞職について町議会は12日許可したということです。 日本共産党上伊那地区委員会の三澤好夫地区委員長は「不正の責任は取るべきであり本人が辞職届を提出したことについては当然だ」とコメントしています。 また処分については党の上級機関の指導により検討するとしています。
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上の原保育園 ヨモギだんご作り
伊那市の上の原保育園で8日、園児が摘んできたヨモギを使ってヨモギだんごを作りました。 この日は、年長園児39人が、4月と5月に保育園の近くで摘んだヨモギを使ってだんごを作りました。 地域住民でつくる「上の原保育園を育てる会」の会員9人も訪れ、園児と一緒に作りました。 ヨモギをつぶして、白玉粉と水に混ぜて丸め、茹でたら完成です。 出来上がると園児は早速味わっていました。 上の原保育園では、園児と地域住民との交流を年間を通して行っていて、次回は育てたじゃがいもを使ってカレーパーティーを開く予定です。
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伊那部宿に熱く集う日
伊那市西町の旧井澤家住宅を会場に、伝統芸能やヒップホップなどが披露される、伊那部宿に熱く集う日が11日に行われました。 伊那部宿に熱く集う日は、毎年この時期に行われていて今年で5回目です。 会場となった伊那市の有形文化財に指定されている旧井澤家住宅には多くの人が訪れていました。 伝統芸能や、ダンス、カラオケなどが行われました。このうちダンスはスタジオビーチハウスが披露しました。 ステージは、以前厩として使われていたスペースを特設ステージにしています。 ジャスダンスやヒップホップなどを子どもたちが踊り、会場からは拍手が送られていました。 主催した伊那部宿を考える会では、「この建物は様々な活用ができることを知ってもらい、多くの人に親しんでもらいたい」と話していました。
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箕輪町ふるさと納税返礼品 秋口をめどに見直しへ
箕輪町の白鳥政徳町長は、ふるさと納税の返礼品について秋口を目途に見直す考えを、12日に示しました。 箕輪町議会6月定例会の一般質問が12日役場で行われ、議員の質問に対し白鳥町長が答えたものです。 総務省は、自治体間でふるさと納税の返礼品競争が過熱していることを受け、今年4月に「資産性の高い電化製品などの取り扱い自粛」や「返礼率を3割以下にすること」などを各市町村に通知しました。 町では現在、およそ100品目の返礼品を用意していて、昨年度は4,400件6,700万円の寄付がありました。 このうち、国の示す返礼品にそぐわない品目に該当するのは、40%およそ3,000万円分でした。 また、返礼割合が3割を超えるものは20品目で、全体の20%となっています。 白鳥町長は、「事態の推移を見ながら冷静かつ慎重に対応していきたい」と話し、今後については「町の方針を事業者に説明したうえで秋口までに見直したい」との考えを示しました。
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イーナ・ムービーズ 今年度の撮影始まる
伊那市が制作するプロモーション映像「イーナ・ムービーズ」の今年度の撮影が、12日から始まりました。 伊那市の芸術文化大使でイーナ・ムービーズの監督を務める柘植伊佐夫さんと撮影スタッフが12日、伊那市富県新山の山林で間伐の様子を撮影しました。 今年度は「森の声」をテーマに、市が進める「ソーシャルフォレストリー都市」「自然エネルギーのまち」をPRします。 イーナ・ムービーズは、四季折々の魅力を詰め込んだプロモーション映像で、平成27年4月から制作が始まりました。 初年度は「四季編」を制作し、無料動画投稿サイトでは25万回再生されました。 昨年度は、信州そば発祥の地をPRする「そばの旅人」を制作し、48万2,000回再生されています。 無料動画投稿サイトの他に、首都圏の列車内や中京圏のテレビコマーシャルでも放映されていて、映像をみた人が市内に移住するなどの成果がでているということです。 今年度は、山菜採りや子どもの林業体験、ペレット・薪づくりなどを撮影し、森と人間との関わりを表現します。 完成は10月中旬を予定していて、15秒から30秒のショートバージョンと、3分ほどのロングバージョンを制作します。
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伊那市公共交通利用者減
伊那市内を運行する循環バスやデマンドタクシーの平成28年度の利用者数は、およそ9万4900人で、平成27年度を2700人下回りました。 12日、伊那市役所で開かれた伊那市地域公共交通会議と公共交通協議会の合同会議で報告されました。 市内を運行する循環バスとデマンドタクシーは13路線あります。 平成28年度全体の利用者数は、およそ9万4900人で前の年度を2700人下回りました。 利用者の減少について、伊那市では、「高齢者の利用減少や自家用車での送迎による小中学生の減少が影響している」と分析しています。 減少傾向にある中で、新山地区を通る新山・桜井・貝沼線の利用者は前の年度より270人増の1082人となっています。 新山地区では、地域住民でつくる路線を守り育てる会が平成27年度に発足し利用促進につなげようと地元の環境資源をいかしたバスツアーの取り組みを行っています。 新山地区の他に、3つの路線で育てる会があり、今年度も引き続き他地区でも発足支援を行うことが会議で確認されました。 今年度は、西春近地区と高遠町藤澤地区で会が発足する予定です。 また昨年度行った、無料で市内の全てのバスに乗車出来る乗り放題デーを今年度は、3日多い6日実施する計画です。
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高遠小学校コミュニティースクールが発足
伊那市高遠町の高遠小学校は、地域住民や保護者、児童が一体となって学校づくりを進めるコミュニティースクールの取り組みを7日に始めました。 全校児童と、ボランティアで関わっている地域住民が集まり体育館で発足会が開かれました。 県が進める信州型コミュニティースクールの取り組みで、高遠小学校でも行う事になりました。 ボランティアを代表して、お囃子クラブで高遠囃子を指導している北條良三さんは「学校、地域と連携をとりながら子どもの健やかな成長のためつとめていきたい」と話していました。 副児童会長の丸山和真君は「クラブで教えてもらって将棋が好きになりました。多くの皆さんにお世話になっている事に感謝しています」と挨拶しました。 高遠小学校ではこれまでもクラブ活動の講師や登下校の見守り、読み聞かせなどのボランティアで地域住民が関わっています。 今後は、地域住民、保護者、学校が高遠小コミュニティースクールという組織をつくり一体となって学校づくりを進めていくという事です。
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榛原花の会 県道にマリーゴールドなどを植えつけ
伊那市東春近榛原の住民でつくる「榛原花の会」11日、マリーゴールドとサルビアの苗を植えました。 この日は、榛原花の会の会員およそ40人が作業を行いました。 会では、県道18号の脇に毎年花を植えています。 5月から1か月かけて定植したマリーゴールドと、サルビアの苗およそ3,000本を植えました。 サルビアは、咲き終わっても花切りをするとまた新しい花が咲くということで、今年初めて植えました。 榛原花の会代表の伊藤忠朗さんは「今年も多くの人に和んでもらえるよう手入れをしっかりと行っていきたい」と話していました。 花は7月に咲き、11月まで楽しめるということです。
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バラが咲く中 フラメンコショー
バラ祭りが行われている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで11日、フラメンコショーが行われました。 フラメンコを披露したのは、伊那市高遠町のフラメンコ愛好家でつくるグループ「ラス デュエンデス」です。 青空の下、訪れた人たちは色とりどりのバラとフラメンコの共演を楽しんでいました。
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狐島区 1,000年に1度の水害から生命を守る訓練
天竜川左岸に位置する伊那市の狐島区は、1,000年に1度の水害の危険から生命を守るための訓練を、11日に行いました。 防災無線で水害による避難指示が発令されると、区民の避難が始まりました。 平屋のアパートに住む山浦博昭さん家族4人は、近所の家の2階に避難しました。 所変わってこちらは、区長の北澤健さん宅です。 高齢の母、千里さんを背負って2階へ避難します。 近所の人も駆けつけ、避難を手伝います。 その後、狐島第一公民館に水害対策本部が設置され、区の役員が集まり被害状況を収集し、現状を確認しました。 天竜川左岸に位置する狐島区は、去年国が公表した天竜川の氾濫区域の見直しで「1,000年に1度の規模で豪雨に見舞われた場合、最大で4メートルの浸水被害を受ける」と予想されています。 今回の訓練は、建物の上階に逃げる「垂直避難」に重点を置いて行われました。 区では、訓練の参加状況を把握するため全戸にアンケートを実施し、今後の課題などを検討するとしています。
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水神町で炊き出し訓練
伊那市山寺の水神町で地震を想定した防災訓練が11日に行われ、炊き出しの実演を中心に防災への理解を深めました。 指導したのは、松本市でレストランを営む浅田 修吉さんです。 浅田さんは、阪神淡路大震災や東日本大震災・熊本地震などに出向いて炊き出しのボランティアを行っています。 この調理法は、1人前の具材をビニールに入れ、お湯の沸いた大なべで火を通すものです。 非常時に大変貴重になる水を節約できるほか、食器が必要ないなどのメリットがあります。 11日は、チーズリゾット、オムレツ、サバの味噌煮など5品を作りました。 完成すると参加者が早速味わっていました。 水神町では、防災マップや安否確認のリストを作成するなど防災に力を入れています。 水神町自主防災会では、様々な企画を通して住民の防災への意識を高めていきたいとしています。