-
箕輪町の2025年の人口目標 2万4,800人に
今後10年間の町の在り方を示す箕輪町第5次振興計画を策定している、みらい委員会は、少子化対策や移住定住施策などにより2025年の人口を、現在より760人少ない2万4,800人にとどめるという目標値を、16日に決定しました。 4回目のみのわ未来委員会が役場で開かれ、第5次振興計画の人口目標値を決定しました。 箕輪町では、今年4月現在の人口2万5,560人がこのまま減少し続けると、2025年には2万4,102人まで減少すると推計しています。 目標では、少子化対策や移住定住施策を行う事により減少幅を減らし、2万4,800人とするとしています。 町の暮らしやすさを確保する事によって、女性一人が生涯に産む子供の数を現在の1.48人から1.8人、UターンやIターンによる転入者の増加数を年間48人、10年間で480人と算出し、目標値としました。 みらい委員会では、8月22日に第5振興計画について町民に知ってもらうための中間報告会を開く予定です。
-
伊那署内に山岳高原パトロール隊 結成
伊那警察署に、登山者への指導や山岳での救助活動を行う山岳高原パトロール隊が今回新たに結成されました。 16日は、伊那警察署で指命式が行われ、35歳以下で体力に自信あり、山岳での活動に意欲がある5人が山岳高原パトロール隊に指命されました。 指命式では内川政澄署長から、1人1人に、指命書が手渡されました。 長野県警察では、去年、長野中央警察署に、今年は、伊那署を含め、管内に山岳地帯を持つ4つの警察署に隊を配置しました。 指命式では隊員を代表して中内(なかうち) 崇雄(たかお)巡査部長が、決意表明を行いました。 県警ではこれまでも、山岳遭難などが発生した場合は出動していましたが、 今回、登山靴やザックなどの装備品を配備して、隊を結成しました。 軽装な登山者や、無理な計画の登山者への指導やパトロールの他、遭難が発生した場合は、救助に向かい、山岳遭難防止対策協会とともに活動します。 伊那署管内では、去年1年間で6件、6人が山岳遭難していて、1人が重傷でした。 県全体では110人が隊員に指命されていて、伊那署でも、今後、隊員を5人から10人に増員するなど、活動を強化していくということです。
-
台風11号まとまった雨に注意
大型で強い台風11号により、県の南部にはまとまった雨が降る予想で、長野地方気象台では注意を呼び掛けています。 大型で強い台風11号は、午後2時45分現在、室戸岬の南を北北西に向けて進んでいます。 この影響で、南部では、断続的に雨が降っていて、場所によっては1時間に40ミリの雨が降っています。 長野地方気象台では、あすの夕方まで、南部はまとまった雨が降る予想なので、河川の増水や土砂災害、竜巻や突風、降雹などに注意するよう呼びかけています。
-
南中有賀君と大澤さんがフェンシング全国大会へ出場
南箕輪中学校3年の有賀友哉君と大澤未有さんが、18日から東京都で開かれる全国中学生フェンシング選手権大会に県の代表選手として出場します。 14日は有賀君と大澤さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出場の報告をしました。 有賀君と大澤さんが出場するのは上半身への攻撃が有効となる「フルーレ」です。 2人は、6月に開かれた県大会で3位に入賞し、全国大会への切符を手にしました。 全国大会への出場は共に3回目となります。 唐木村長は、「健闘を期待します」と激励していました。 大会は、18日から東京都で開かれ、全国から300人が出場します。
-
上伊那産アルストロメリア 販売額10億円達成
上伊那が全国一の生産量を誇る花、アルストロメリアの昨年度の販売額が10億円を達成しました。需要の伸びやブランド化による単価上昇が大きな要因となっています。 15日は、伊那市のJA上伊那本所に、生産者やJA、市場の関係者など、およそ120人が集まり10億円達成を祝いました。 上伊那では、昭和55年からアルストロメリアの栽培がおこなわれるようになりました。 現在は、全国一の生産量を誇り、年間に1300万本を出荷しています。 花卉農家で、JA上伊那アルストロメリア専門部の酒井弘道部長のハウスでは現在、秋からの出荷に向け準備が進められています。 生産農家やJAでは、出荷規格を統一してブランド化を図ったり、商談会やフェア等に積極的に参加し売り込みをしてきました。 これらの取り組みの効果もあり、一本あたりの平均単価は、平成8年の57円から昨年度は73円に上昇し、悲願だった販売額10億円を達成しました。 JA上伊那では、10億円は一つの通過点として、市場のニーズを柔軟につかみ、アルストロメリアのさらなる消費拡大に努めていきたいとしています。
-
最高気温 今年最高33.1度
15日の伊那地域の最高気温は33.1度とこの夏一番の暑さとなりました。 上伊那地域は6日連続の真夏日となり、上伊那広域消防本部によりますと、15日、熱中症とみられる搬送が2件あったという事です。 15日の伊那地域は日中、強い日ざしが照りつけ厳しい暑さとまりました。 長野地方気象台によりますと、日中の最高気温は、33・1度と、この夏一番の暑さとなりました。 上伊那消防広域本部によりますと15日午後3時現在、熱中症とみられる搬送が2件あったということです。 16日は台風11号の影響で最高気温も平年並みの28度前後となる見込みですが、消防では油断せずこまめな水分や塩分の補給など熱中症予防に努めるよう呼びかけています。
-
きゅうりを備えて無病息災 瓜天王のまつり
伊那市手良中坪に伝わる「瓜天王」と呼ばれる祭りが15日、中坪八幡社で行われました。 瓜天王の祭りでは、境内に設置された仮殿にきゅうりを供えて無病息災を願います。 14日は氏子や区の役員が神事を行いました。 この祭りは、江戸時代に初物のきゅうりを食べて疫病払いをしたのが始まりとされています。 それ以来、毎年7月14日に行われています。 神事が終わると、地域住民がきゅうりを持参し、仮殿に備えていました。 訪れた男性は、「家族の健康と、今年も暑さを乗り切って農作業ができるようお祈りしました」と話していました。
-
伊那まつりに向け大行燈と大提灯設置
伊那まつりで使われる大行燈と大提灯が15日、伊那市役所に設置されました。 15日は、まつりを盛り上げようと市役所の職員が大行燈を設置していました。 まつり当日まで、午後6時から午後8時半の間点灯します。 大行燈は市民おどりでは踊り区間の両端に、花火大会では市役所の正面玄関に設置されます。 また、花火大会で遊ingビレッジ入口に飾られる大提灯も市役所内に取り付けられました。 第43回伊那まつりの市民おどりは8月1日、花火大会は2日に行われます。
-
大泉区の住民が鹿頭行列の練習
19日に箕輪町木下の南宮神社で行われる伝統の「鹿頭(かとう)行列」に向け、今年奉納を担当する南箕輪村大泉区の住民が14日最後の練習をしました。 14日は南箕輪村大泉の西部地区館に区の役員や神社総代、文化材保存会の会員など19人が集まり、境内を練り歩く鹿(しし)踊りの練習をしました。 鹿頭行列は、箕輪南宮神社に伝わる雨乞いの行事です。 稚児が25頭の鹿頭(ししがしら)をかぶり、境内を3周して奉納します。 名前に「福・大・富」が付く、天竜川より東側の福島・福与と、西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が毎年交代で奉納していて、今年は西側が担当です。 大泉区では今月に入り4回練習を行っていて、昨夜が最後の練習となりました。 区民らは太鼓の打ち方や掛け声など、細かく動きを確認していました。 鹿頭行列は19日の正午から箕輪南宮神社で行われます。 午前中には伊那市の大泉新田公民館跡地や南箕輪村の大和泉(おいずみ)神社や唐松(からまつ)公園でも鹿踊りを披露します。
-
みのわ祭り「会場変更」意見多数
来年以降のみのわ祭りの在り方について検討する、2016みのわ祭りの未来を考える委員会が9日地域交流センターで開かれ、出席した各種団体の代表からは、会場の変更を求める意見が相次いで出されました。 委員会は、みのわ祭りの運営やイベント参加団体等で構成され、昨夜はおよそ40人が出席しました。 今年5月に初めての委員会が開かれ、来年以降のみのわ祭りの会場や運営について実行委員会から諮問されました。 みのわ祭りの会場は、平成10年以降バイパスや中心市街地、現在の松島の工業団地と4回変更しています。 出席者からは、「現在の場所では狭く、祭りに一体感が無い」といった意見が出され、中心市街地や役場周辺、松島駅東側など新たな会場案が出されました。 運営については「町や区の積極的な関与が必要」「手筒花火をもっと全面に押し出しては」などの意見が出されていました。 次回の委員会は8月に開き、今回出された会場案について検討を行います。
-
園児が中心市街地駆け抜ける
園児が伊那市の中心市街地を駆け抜けるちびっこ駅伝が12日行われました。 ちびっこ駅伝は、ぎおん祭りの歩行者天国に合わせて行われています。 この日は、市内の保育園や幼稚園から52チーム、485人が参加しました。 スタートのいなっせ前からゴールの八幡町までのおよそ800メートルを、8人でリレーします。 商店街には多くの保護者が応援に駆けつけ懸命に走り抜ける子ども達に声援を送っていました。
-
大﨑さんバスケットでSO出場
7月25日からアメリカのロサンゼルスで開かれるスペシャルオリンピックス夏季世界大会に伊那市の大﨑克哉さんがバスケットボールで出場します。 14日は、大﨑さんらが市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に出場を報告しました。 スペシャルオリンピックスは知的障害者の自立や社会参加などスポーツを通じて支援する国際組織で、4年に1度夏と冬に世界大会を開いています。 大﨑さんは健常者がパートナーとなり試合をするユニファイドスポーツバスケットボールに日本代表として出場します。 大﨑さんは伊那養護学校の高等部からバスケットを始めました。 現在は市内の会社で働いていて毎週日曜日は高等部時代の仲間たちと練習をしています。 大﨑さんのポジションはフォアードだということで、「良い所にパスを出すのが得意」と話していました。 白鳥市長は、楽しんで頑張って欲しいと激励し、イーナちゃんピンバッチをプレゼントしていました。 スペシャルオリンピックスは7月25日からロサンゼルスで開かれることになっています。
-
高遠北小全校児童が「高遠そば」を学ぶ
伊那市高遠町の高遠北小学校の児童は、1年間、地元の名物「高遠そば」について学習します。 14日は、そばつゆに入れる焼き味噌用の大豆の苗を植えました。 この取り組みは、伊那市教育委員会が今年度進めている「暮らしの中の食」事業の一環で行なわれたもので、高遠北小学校では全校児童が高遠そばについて学習しています。 高遠そばは、麺つゆに辛み大根をおろしたものと焼き味噌を混ぜた辛つゆで食べるのが特徴です。 高遠北小学校では、1~2年生が大豆、3~4年生辛み大根、5~6年生がそばなどを栽培します。 14日は、1~2年生が学校近くの畑に焼き味噌用の大豆の苗を植えました。 6月の中旬に1度苗を植えましたが鹿や猿にほとんど食べられてしまいました。 そのため、防護ネットを先月下旬に設置しました。 児童たちは、スコップを使って穴を掘り、30センチ間隔で苗を植えていました。 14日植えた大豆は秋に収穫し味噌をつくる予定です。 また、6年生は薬味の内藤とうがらしの苗を植えていました。 伊那市教育委員会では、今年度、市内全小中学校で自分たちが育てたものを味わう「暮らしの中の食」事業に力を入れていきたいとしています。 高遠北小では秋に食材を収穫しそば打ちをして味わうということです。
-
今日も真夏日 2人が熱中症疑いで搬送
14日の伊那地域の最高気温は31.9度で、5日連続の真夏日となりました。 上伊那広域消防本部には、14日午後5時現在までに、熱中症と疑われる搬送が2件入ったということです。 消防では、こまめな水分や塩分の補給、適度な休憩を呼びかけています。
-
南箕輪村戦没者慰霊祭
太平洋戦争で戦死した南箕輪村の戦没者の霊を慰める慰霊祭が、14日、村公民館で行われました。 14日は、遺族など100人ほどが参加し、戦没者に花を手向け冥福を祈りました。 慰霊祭は、太平洋戦争で命を落とした南箕輪村の戦没者170柱の冥福を祈るものです。 南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年主催して行っています。 唐木一直村長は、「凄惨を極めた戦争から70年が過ぎた。節目の年にあたり、さらなる平和な社会の実現のために、決意を新たにしていかなければならない」と祭祀を読み上げました。 村遺族会の山口一男会長は「明日にでも安全保障関連法案を採決するという情勢でこれからどうなっていくのか。二度と戦争を繰り返さないという状況を強く求め守っていきたい」と話していました。
-
広域消防本部発足後初の規律訓練
月に発足した上伊那広域消防本部は、全体としては初となる規律訓練を、市民体育館で行いました。 訓練は、勤務形態から、13日と14日の2日間に分けて行われました。 13日は99人、14日は94人が参加しました。 規律訓練は、広域本部が発足して初めて行われました。 4つのグループに分かれて、小隊としての動き方を確認したり、全体での中隊訓練を行うなどしました。 小隊訓練では、基本となる整列や行進などを行っていました。 指揮者の経験もしてもらおうと消防司令補以上と、士長の希望者が、号令をかけていました。 上伊那広域消防本部では、「迅速確実な行動をする基礎となる重要な訓練」と話していました。 本部では、このほか、秋に集団災害救急救助訓練を行い、今年度中に、他地域から援護が来た時の受け入れ訓練も行うとしています。
-
山争いの歴史 芝平山絵図虫干し行事
伊那市無形民俗文化財に指定されている「芝平山絵図虫干し行事」が12日伊那市高遠町の荒町公民館で行われました。 この行事は江戸時代の山争いをきっかけに作られた絵図を年に1回虫干しするものです。 12日は山争いに関係していた高遠町の芝平、御堂垣外、荒町、北原、栗田、四日市場の6地区の代表などおよそ20人が集まりました。 江戸時代の1708年に高遠の6つの村と諏訪の12の村が薪や建築材料として使う木材がとれる、芝平山の境界を巡り争いがおきました。 絵図はその争いを収めるため幕府が境界を定め双方に渡したものです。 それ以降高遠側の6つの村は絵図を持ち回りで保管し300年以上にわたり虫干しを行っています。 参加した各地区の代表は地域で長年にわたり保管されている絵図を感慨深げに眺めていました。 行事の最後には次に絵図の保管を担当する北原区の代表が受け取り書にサインをしていました。
-
消防技術水上の部 県代表が成果披露
消防救助技術関東大会水上の部に県代表として出場する上伊那広域消防本部の署員3人が13日県看護大学のプールでこれまでの訓練の成果を披露しました。 関東大会水上の部に出場するのは伊南北消防署に所属する3人です。 溺れている人に浮き輪を渡し引き上げるもので速さと正確さを競います。 救助に向かう人は溺れている人から目を離さないように常に顔をあげて泳ぐなどの基準があります。 関東大会は17日に埼玉県で開かれることになっていて18チームが出場します。
-
戦争体験の証言を歌に 伊那で聞き取り調査
戦争体験の証言を歌にして平和活動を行っている長野市出身のシンガーソングライター清水まなぶさんが18日伊那市を訪れ市内の戦争体験者から聞き取り調査を行いました。 清水さんは平成12年に小室哲哉さんプロデュースにより歌手デビューしました。 平成19年、祖父の残した戦争体験手記を目にしたことをきっかけに戦争体験者の声を歌で伝える活動を行っています。 今回もその一環で伊那市を訪れ東京大空襲に遭遇した溝口和夫さんやその兄弟から話を聞きました。 溝口さんは1945年昭和20年東京で暮らしていて空襲にあいました。 清水さんは県内全ての市町村をまわりそこに住む戦争体験者の聞き取り調査を行うことにしています。 清水さんは伊那ケーブルテレビが8月11日に伊那市のいなっせで開く「語り継ぐ戦争 公開シンポジウム」で歌を披露するほかパネルディスカッションにも参加することになっています。
-
夏の全国高校野球長野大会 上農と辰野が2回戦進出
夏の全国高校野球長野大会、上伊那勢の13日の試合結果です。 上伊那農業と辰野が2回戦進出を決めました。 上伊那農業は、上田千曲に6対2で勝ちました。 辰野は長野工業高専に3対0で勝ちました。
-
熱中症の症状で女子児童一人が病院に搬送
13日午後3時頃、上伊那広域消防本部管内で、熱中症とみられる症状で小学生の女の子一人が病院に搬送されました。 消防本部によりますと、搬送されたのは、辰野町の女子児童で、学校の校舎内で具合が悪くなり、岡谷市の病院に運ばれたという事です。 13日の伊那地域の最高気温は31.2度で、4日連続の真夏日となりました。 消防では、水分や塩分をこまめにとるなど、熱中症の予防を呼びかけています。
-
南箕輪村プレミアム商品券 障がい者枠応募多数で抽選
7月26日に一般販売が行われる南箕輪村のプレミアム商品券で、販売会場に来られない障がい者のためのハガキによる申し込み販売が応募多数となり、13日に抽選が行われました。 南箕輪村役場で唐木一直村長が抽選を行いました。 ハガキによる申し込み販売は、販売会場に来られない障がい者のために行ったもので、一般販売枠7,440セットの他に、障がい者枠として760セット販売するものです。 村内対象の約600人に申し込み専用の往復ハガキを郵送したところ、241人から1,531セットの申込がありました。 障がい者枠の当選者には、近いうちに郵送で通知する事になっていて、商品券の引き換えは、南箕輪村商工会窓口で7月24日(金)と、7月27日(月)から8月10日まで、土日を除く毎日行われる事になっています。
-
上伊那ポンプ操法大会 小型・伊那市優勝
上伊那消防ポンプ操法大会が12日、南箕輪村の大芝公園で開かれ、小型ポンプの部で伊那市が優勝し県大会出場を決めました。 大会には、市町村大会で各部門で優勝した分団が出場しました。 ポンプ車操法の部には6チーム、小型ポンプ操法の部には8チーム、ラッパ吹奏の部には8チームが出場しました。 競技の結果ポンプ車操法の部は辰野町が優勝、準優勝は南箕輪村、3位は箕輪町でした。 小型ポンプ操法の部は伊那市が優勝、準優勝は飯島町、3位は南箕輪村でした。 ラッパ吹奏の部は、辰野町が優勝、準優勝は駒ヶ根市、3位は伊那市でした。 それぞれの優勝チームは、26日に諏訪市で開催される県大会に出場することになっています。
-
保護取り締まりほぼ昨年並み
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が3日に開かれ、平成26年度の踏み荒らしなどの保護取り締まり件数などが報告されました。 平成26年度の保護取り締まり件数は、25年度と比べ166件減り302件でしたが、保護指導の従事者が減ったため、ほぼ横ばい状況とみられます。 内容は、踏み荒らしと禁止区域への侵入が76%を占めています。 今年度は、高山植物の写真を使い、英語や韓国語、中国語で動植物保護を啓発するカードを作成します。 協議会会長で南信森林管理署の花村健治署長は、「近年、若者や外国人登山客が増加傾向にある。高山植物保護の必要性を理解してもらわなければならない」とあいさつしました。
-
熱中症の疑いで女子高校生搬送
12日上伊那広域消防本部管内で熱中症とみられる症状で女子高校生1人が病院に搬送されました。診断の結果症状は軽いということです。 上伊那広域消防本部によりますと搬送されたのは伊那市の女子高校生です。 体育館でバレーボールをしていたところ突然倒れ病院に搬送されたということで診断の結果、症状は軽いということです。 12日の伊那地域は最高気温が32.7度まであがる真夏日となりました。 長野地方気象台によりますとこの暑さは、しばらく続くと予想していて熱中症には十分注意するよう呼びかけています。
-
箕輪町総合教育会議の初会合 教育大綱について協議
箕輪町は、教育委員会の制度改正に伴った、箕輪町総合教育会議の初会合を6月29日に開き、今年度の教育大綱について協議しました。 今年4月の教育委員会制度改正に伴い、教育委員長と教育長を一本化し、総合教育会議は原則白鳥政徳町長の招集で開かれることになりました。 この日は、初めての総合教育会議が箕輪町の箕輪北小学校で開かれ、今年度の教育大綱が話し合われました。 大きな軸は、これまでの箕輪町教育委員会が掲げる、「学校づくり」「学習指導」「心豊かでたくましい子どもを育てる」「教職員の研修」の4つで構成されます。 話し合いでは、白鳥町長から「少子化時代にふさわしい教育を取り入れたい」と意見が出されました。 これに対し委員からは、「学校教育だけでは難しいが、地域の魅力を小さいうちから指導することは良い」などの意見が出ていました。 教育大綱は10月に開かれる2回目の会議で白鳥町長が案を示すことになっています。
-
上伊那勢3校敗れる
夏の全国高校野球長野大会12日の試合結果です。 伊那北は長野吉田に3対0で敗れました。 箕輪進修は篠ノ井に7対3で敗れました。 赤穂は小諸商業に10対6で敗れました。
-
夏の全国高校野球長野大会開幕
第97回全国高校野球選手権長野大会が、11日開幕し、夏の甲子園出場をかけた戦いが始まりました。 開会式では、出場する86チームが元気よく入場行進しました。 それでは上伊那の8校を紹介します。 辰野高校です。 13日午後2時から諏訪湖スタジアムで長野工業高専と対戦します。 箕輪進修高校です。 12日、午前9時から長野オリンピックスタジアムで篠ノ井と対戦します。 上伊那農業高校です。 13日午前9時から諏訪湖スタジアムで上田千曲と対戦します。 高遠高校です。 16日正午から長野オリンピックスタジアムで長野西と梓川の勝者と対戦します。 伊那北高校です。 12日午前9時から諏訪湖スタジアムで長野吉田と対戦します。 伊那弥生ヶ丘高校です。 14日午前11時30分から蘇南と野沢北の勝者と対戦します。 赤穂高校です。 12日午前9時30分から県営上田野球場で小諸商業と対戦します。 駒ケ根工業高校です。 15日午前9時から県営上田野球場で長野工業と対戦します。 開会式では、伊那市出身で小諸高校音楽科声楽専攻3年の宮島玲美さんが大会の歌「栄冠は君に輝く」を独唱しました。 高校野球長野大会は、11日から県内4つの会場で試合が行われ、順調にいけば26日日曜日に甲子園出場校が決まります。
-
最高気温32.9度 2日続けて真夏日
伊那地域の11日の最高気温は、この夏1番の32.9度で、2日続けての真夏日となりました。 11日の伊那地域は、午後3時53分に最高気温32.9度を記録しました。 今季1番の暑さとなった32.1度の昨日を更新しました。 南箕輪村の大泉所ダムでは、家族連れなどがバーベキューや水遊びをして楽しんでいました。 上伊那広域消防署によりますと、午後5時現在管内で熱中症により搬送された人はいないということです。
-
地方創生 総合戦略策定にむけ意見交換
地方創生に関する総合戦略策定に向けた意見交換などを行う上伊那地域戦略会議が、10日、伊那合同庁舎で開かれ、県と市町村の連携強化の必要性について確認しました。 会議には、県の担当者や、市町村の理事者などおよそ50人が出席し、意見を交換しました。 国のまち・ひと・しごと創生法に基づき、県や市町村は総合戦略と人口ビジョンの策定が求められています。 今回は、策定に向けた広域的課題と問題意識の共有化を図ろうと会議が開かれました。 伊那市の白鳥孝市長は「人口を増やすには、近隣市町村から引っ張ってくるのではなく、広域的に連携して子育てしやすい環境を作っていく必要がある」と話しました。 箕輪町の白鳥政徳町長は、里帰り出産ができないことや医師不足など暮らしに関する課題をあげ「地域の取り組みだけでは限界がある」と話し、南箕輪村の唐木一直村長は「インフラが追い付かないなど人口増による問題もある。適正な人口規模を見極める必要がある」などと意見しました。 これを受け県では、「オール長野として県と市町村が共通で取り組むべき課題と、コンセプトを共有しいくつかの圏域で取り組むべき課題とを見極め、進めていきたい」と話していました。 県は、9月に長野県版の総合戦略の案を示し、10月までに策定したいとしています。