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伊那市民吹奏楽団 第38回定期演奏会
伊那市を中心に活動する伊那市民吹奏楽団の第38回定期演奏会が8日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 伊那市民吹奏楽団には、上伊那の高校生から50代までのおよそ60人が所属しています。 「いい音楽をしよう」をスローガンに活動していて、演奏会は今回で38回目です。 9月に行われた東海吹奏楽コンクールに3年ぶりに出場し、昭和51年の発足以来初となる銀賞を受賞しました。 演奏会の模様は、12月5日からご覧のチャンネルで放送します。
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上伊那広域消防本部で一日女性消防体験
上伊那防火管理協会に加盟している事業所で働く女性を対象にした一日消防体験が10日、伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。 消防体験には、上伊那防火管理協会に加盟している事業所から27人が参加しました。 15日までの秋の火災予防運動に合わせて、家庭で火を扱うことの多い女性に防火の意識を高めてもらおうと上伊那防火管理協会などが行ったものです。 参加者は、消火器の取り扱い訓練や煙体験などをしました。 火災の時に煙は上の方に行くため、なるべく低い姿勢で壁をつたって歩くようにとアドバイスを受けていました。 15日には、小学生以下の子どもを対象に防火意識の啓発イベントが伊那消防署で開かれます。 上伊那広域消防本部では、秋の火災予防運動期間中に多くの人に防火の意識を高めてもらい、冬の時期の火災を1件でも発生させないように努めてほしいと呼びかけています。
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小中学校特別支援学級・養護学校の児童生徒の作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と養護学校に通う子ども達の作品展が、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、子ども達が授業で作った作品およそ620点が並んでいます。 作品展は、児童や生徒の活動の発表の場として、また地域の人に障害者に対する理解を深めてもらおうと毎年開かれています。 水彩画や書道作品の他、木工や手芸などの作品もあります。 関係者は「一人ひとり一生懸命作った作品。味わい深さや温かさを感じてもらいたい」と話していました。 上伊那の小中学校特別支援学級と養護学校に通う子どもたちの作品展は、10日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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新ブランド牛乳 酪農家のおもてなし 発売
上伊那の若手酪農家などでつくる上伊那地域酪農協議会は、上伊那産の生乳を含む牛乳「酪農家のおもてなし」の販売を始めました。 3日は、新発売発表会が、伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれました。 牛乳は、1リットル入り255円です。(メーカー希望小売価格) 今年6月から7月にかけてパッケージのデザインを募集し、236件の応募の中から宮田村の菅沼正貴さんのものが採用されました。 協議会では、県内でも有数の酪農地帯でもある上伊那の若手酪農家達が将来にわたり意欲的に生乳を生産できるようにしようと企画したものです。 現在は、上伊那産の生乳を含む県産生乳100%となっていますが、将来的には100%上伊那産にしていきたいとしています。 牛乳は、ニシザワ食彩館やJA上伊那の直売所などで販売しています。
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婚活を応援 サポーター養成講習会
結婚相手をみつけるための積極的な活動「婚活」を支援するボランティアの講習会が、7日、伊那市で開かれ、新たに24の個人と団体が認定されました。 講習会には、伊那市を中心に24人の個人と団体が出席しました。 県では、少子化による人口減少を食い止めようと、平成25年度から「ながの出会い応援プロジェクト事業」を進めています。 結婚を希望する人の出会いの相談や仲介などを行う「婚活サポーター」を養成しています。 県内では399人の個人と134の団体が登録していて、これまでに31組が結婚したということです。(11月1日現在) 講習会は、年に3回開かれていますが、上伊那では初めてです。 7日は、須坂市で結婚相談などを専門に行う会社を経営している滝沢ゆきこさんが、サポーターとして必要な基礎知識について話しをしました。 サポーターとしての心がけとして、「親切と余計なお世話の境界線を意識する」「聞き上手を意識した言葉がけで相手との信頼関係を築く」などと話していました。 終了後には、参加者に認定証が手渡されました。 県によりますと、昭和57年に3割近かった見合い結婚の割合は、現在では5%ほどだということです。
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長野県縦断駅伝 上伊那チーム結団式
14日と15日に行われる第64回長野県縦断駅伝の上伊那チームの結団式が6日、伊那市役所で行われました。 6日は選手やスタッフなどが集まり、結団式が行われました。 長野県縦断駅伝は、長野市から飯田市までの22区間、217.5キロをタスキでつなぎます。 去年上伊那チームは9年ぶり34回目の優勝を果たしました。 今年の上伊那チームは29人中大学生以下が13人と若いチームとなっています。 大会では、ここ10年間連覇をしたチームはありません。 丸山信一監督は、「バランスが取れた非常にいいチーム。記録にこだわり連覇を目指したい」と意気込んでいます。 団結式にかけつけた関係者は、「優勝して地域に大きな感動を与えてほしい」「上伊那の団結力を示してほしい」などと激励していました。 式の最後には、全員でかつ丼を食べ、士気を高めました。 伊那の中継点は、長野ダイハツ販売伊那店前で、15日の午前10時30分ころ通過予定です。
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有機質偽装肥料 上伊那にも
秋田市の肥料メーカーが有機質の原料の割合を偽って製造した肥料を長野県などの農家に供給していた問題で、上伊那でもその一部が流通していたことがわかりました。 安全性に問題はないものの、JA全農長野では「有機農産物」などと表示せずに通常の農産物として出荷するよう農家に呼びかけています。 上伊那地域でもこの肥料の一部が流通していたことがわかりました。 問題の肥料を製造したのは秋田市の肥料メーカー「太平物産」で、JA全農が先月上旬、仕入れた肥料を分析したところ、表示と成分が異なることが分かったということです。 このメーカーが製造した726種類の肥料を調べたところ93%にあたる678種類で袋やチラシに記載された有機質の原料が含まれていなかったり足りなかったりしたということです。 JA上伊那によりますと、取り扱っているのはこのうちの4種類で、150人ほどが購入しているということですが、主な肥料として使用している可能性は少なく影響もほとんどないと見ています。 JAでは、購入した人は把握しているので、全員に今回の件を通知したいとしています。
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来年度の公立高校生徒募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を、5日に公表しました。 伊那市や伊南地域の卒業予定者数増に伴い、赤穂高校の定員が1学級40人増えて普通科160人の募集となっています。 それでは、上伊那の状況をお伝えします。 辰野高校は普通科120人、商業科40人の募集です。 上伊那農業高校は、生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造、それぞれ40人の募集です。 高遠高校は、普通科120人の募集。 伊那北高校は、普通科200人、理数科40人の募集です。 伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。 赤穂高校は、普通科160人、商業科80人の募集です。 駒ヶ根工業高校は、機械、電気、情報技術の3つの学科一括で、120人の募集となっています。 箕輪進修高校です。 普通科Ⅰ部・Ⅱ部合わせて80人、Ⅲ部は40人、工業科Ⅰ部は40人です。 なお、選抜試験は前期が来年2月9日に、後期が3月9日に行われる予定です。
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来春開校 南信工科短大推薦入試
来年4月に開校する南信工科短期大学校の推薦入学試験が、5日、伊那市のいなっせで行われました。 控室では、1期生を目指す高校生が、担当者から説明を受けたり、参考書を読むなどしていました。 この日は、機械・生産技術科と電気・制御技術科の前期推薦入試が行われました。 前期には、高校の学校長の推薦を受けた中南信を中心とする高校生17人が受験しました。 工業科だけでなく、普通科からの志望もあるということです。 試験は、面接と面接試問で行われました。 前期推薦入試の合格発表は、11日を予定しています。 後期推薦入試は、12月19日、前期一般入試は、来年2月5日、後期一般入試は、3月17日を予定しています。 なお、南信工科短大では、来月5日に、短大予定地の伊那技術専門校で、入試説明会を開きます。
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信大ジョナゴールドのりんごジュース販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が栽培したりんご・ジョナゴールドのジュースの販売が、5日から始まりました。 信州大学農学部の生産品販売所には、先月23日に学生が実習で収穫したしぼりたてのりんごのジュースが並んでいます。 りんごジュースは、食料生産科の2年生が実習の一環で栽培しました。 1000ミリリットル入りで1本450円です。 ジョナゴールド100%のジュースは珍しく、1か月ほどで売り切れてしまうということです。
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自治体担当者が橋梁点検の方法学ぶ
3年前に起きた笹子トンネル事故を受け橋やトンネル、歩道橋は5年毎に点検する事が義務付けられました。4日は、市町村の担当者が橋の点検方法について国交省の職員から学びました。 講習会は飯田国道事務所が開催したもので、上下伊那や木曽地域の市町村担当者50人余りが参加しました。 3年前に起きた笹子トンネル事故を受け、橋梁やトンネル、歩道橋などは、昨年度から道路管理者が5年毎に点検する事が義務付けられています。 これを受け、飯田国道事務所は、市町村担当者の点検技術の向上を目的に、上伊那で初めて講習会を開きました。 参加した自治体の担当者はハンマーを使い音の違いによる損傷個所の見分け方や、橋の下からのぞきひびが割れている場所やその幅などを計測するポイントを教わっていました。 橋の下にある白いつらら状の物は、雨水などが浸透しコンクリート部分から石灰が流れ出し出来た物です。 国の担当者は、このままではコンクリートの強度が弱くなるので、防水対策が必要と説明していました。 指導した国の担当者は、「橋は上と下、両方から点検し劣化する要因を突き止め、補修する事が大切です」とアドバイスしていました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村では平成31年度までに合わせておよそ1050の橋梁の点検を行う計画です。
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ハロウィンパーティー 仮装で楽しむ
上伊那美容師組合青年部が初めて企画したハロウィンパーティーが、1日夜伊那市内で開かれ、子供から大人まで仮装をして楽しみました。 午後7時、ハロウィンパーティーが始まりました。 ダンスイベントやビンゴゲームが行われ、仮装をした人達が楽しんでいました。 パーティーは上伊那美容師組合青年部が初めて開いたものです。 美容室の件数は増加しても組合に所属しないケースが増えているという事で、活動をPRし盛り上げようと企画しました。 ハロウィンの装飾がされたフォトスポットもあり、仮装した人たちが思い出を写真に収めていました。
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伊那消防署通常点検 南箕輪村の唐木村長が点検
伊那消防署の通常点検が2日に行われ、管轄する自治体の理事者を代表して南箕輪村の唐木一直村長が署員の服装や規律を点検しました。 伊那消防署の署員と上伊那広域消防本部の署員40人が参加し、唐木村長の点検を受けました。 規律や、服装に汚れや乱れがないか点検するもので、消防活動の基礎となります。 広域消防本部発足後、伊那消防署の通常点検は2回目です。 伊那消防署は、伊那市と南箕輪村を管轄しています。 1回目は5月に行われていて、白鳥孝伊那市長が点検しました。 点検終了後、唐木村長は、「広域消防本部発足から7か月。地域の安全をしっかり守り、地域住民の期待に応えてほしい」と挨拶しました。 11月9日から秋の全国火災予防運動が始まります。 運動期間中、上伊那広域消防本部では、15日(日)に庁舎を見学できる「ふれあい消防広場」を実施するほか、消防車両で火災予防を呼びかける啓発活動を実施します。
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伊那市地蜂愛好会巣コンテストで過去最高記録
伊那市地蜂愛好会の会員が育てた地蜂の巣の重さを競うコンテストが、1日開かれ、過去最高の記録がでるなど、今年は豊作の年となりました。 会場となった伊那市のみはらしファーム駐車場には、会員23人が地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣を持ち込み、その重さを競いました。 段ボールに入った巣に煙幕を入れて中の蜂を気絶させ、1枚1枚丁寧に巣を剥がしていきます。 5月下旬から6月にかけて蜂追いをして巣を見つけ、毎日餌を与えながら自宅の庭などで育ててきました。 ここ最近は不作の年が続いていたということですが、今年は去年の優勝記録3.7キロを上回る巣が次々と運ばれてきました。 中でも富士見町の中山一さんの巣は、20段近くあり見物人の目をひいていました。 18回目となるこの大会で、中山さんは過去最高となる7.3キロを記録し、2位に3キロ近い差をつけて優勝しました。 会場では他に、とれたての蜂の子を使った料理が振舞われ、県外から来た観光客も味わっていました。 地蜂愛好会では、「天候に恵まれ最高の結果となった。来年にも繋がると思う」と話していました。
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上伊那で働く外国人を対象に救命救急講習
大規模災害や緊急時に備えて、上伊那で働く外国人を対象にした心肺蘇生法などの講習会が1日、伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。 これは、大規模災害時や緊急時に災害弱者となりやすい外国人に防災意識をもってもらい、救命処置の方法を知ってもらおうと伊那青年会議所が初めて開いたものです。 ブラジルやフィリピン、中国などから来て上伊那で働いている外国人16人が参加し、伊那消防署の署員が講師を務めました。 胸骨圧迫では、両手を重ねて胸の間に置き、1分間に100回のテンポで深く押し込みます。 伊那青年会議所では、いざという時に助けてくれる仲間を作り、外国人も安心して暮らせる地域を作っていきたいと話していました。
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1.29倍 リーマン以前に回復
9月の月間有効求人倍率は、8月を0.09ポイント上回る1.29倍で、リーマンショック以前の水準に戻しました。 新規求人数は、1,424人。 新規求職者数は、648人で、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.09ポイント上回る1.29倍でした。 県の1.26倍、全国の1.24倍を上回り、リーマンショック以前の2008年の1.37倍に次ぐ数字となりました。 ただ、派遣会社が上伊那に集中していることや4か月以上雇用する割合がさほど高くないことから警戒感もぬぐえていません。 ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、一部に厳しさが見られるものの、着実に改善が進んでいる。」とコメントし、8月の判断を上方修正しました。 なお、新規高卒者の9月の内定率は、67.6%で前の年を4ポイント上回っています。 ハローワークでは、企業の採用意欲の高まりと、少子化に向けた人材確保対策が進んでいるものとみています。
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権兵衛トンネルで防災訓練
国道361号伊那木曽連絡道路の権兵衛トンネルで全面通行止めにしての防災訓練が30日に行われました。 訓練は、伊那側から300メートル付近で、トラックが対向車線にはみだし乗用車と正面衝突したとの想定で行われました。 この事故での重傷者1人、軽傷者は3人。 上伊那広域消防本部からレスキュー車がかけつけ、けが人を運び出し、木曽広域消防本部の救急車で病院へ搬送しました。 権兵衛トンネルの訓練は、消防・警察・道路管理者の長野県が合同で行っていて、今回で10回目です。 去年は御嶽山の噴火で実施できず2年ぶりとなりました。 関係する7つの機関から74人、25台の車両が参加しました。 けが人の救助・搬送訓練が終わると消火訓練も行われました。 車両から漏れた燃料に引火したとの想定です。 伊那木曽連絡道路は、来年2月に開通10年となります。 1日の平均利用台数は、4,087台。 10月1日現在の累計は、1,400万7,920台ですが、これまでに重大交通事故の発生はありません。 上伊那広域消防本部の田畑公徳消防長は、「トンネル内の事故は予測できず、統一された指揮の中で、臨機応変な対応が求められる」と講評しました。
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来年用年賀はがきの販売開始
来年用の年賀はがきの販売が29日から全国一斉に始まりました。 今年もアニメキャラクターのはがきが若者向けに用意されました。 そのほかにも、来年の干支の猿が描かれたものなどがあります。 伊那郵便局では110万枚を販売する予定だということです。 来年用年賀はがきの受付は、12月15日からです。 伊那郵便局では、元旦に届けるには25日ごろまでに投函してほしいと呼びかけています。
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中央アルプス国定公園化へ 研究部会設立
伊那市の伊那合同庁舎で27日、中央アルプス山岳観光協議会臨時総会が開かれ、中央アルプスの国定公園化を目指すため研究部会を設立することが決まりました。 臨時総会には、上下伊那の市町村職員や観光団体など24人が出席しました。 研究部会の名称は「中央アルプス国定公園化研究部会」とし、現在県立自然公園に指定されている中央アルプスの国定公園化を目指します。 今年5月に開かれた総会で、駒ヶ根市から「国定公園化を進める研究をしてほしい」との提案があり、今回部会を設立することになりました。 研究部会設立により、県が主体となって動植物の他、観光客数や交通などの調査を行い、研究部会と議論を進めながら2年後の国定公園申請を目指します。 国定公園の選定基準では、「自然を守るだけでなく、多くの人にも利用してもらうこと」が要件となっていることから、山岳観光のあり方なども含めて議論を進めていくということです。 研究部会では、平成29年度中の申請を目指して、今年度中に1回目の会議を開く予定です。
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上伊那地区賛助会 傾聴ボランティア伊那が発表
シニア大学伊那支部のOBなどでつくる「上伊那地区賛助会」の今年度の集いが27日、伊那市のいなっせで開かれました。 賛助会は、それぞれの趣味や生きがいを大切にしながら、社会貢献に繋げようと活動しています。 この日は17のグループのうち、4つのグループが日ごろの活動を発表しました。 福祉施設などで傾聴活動をしている「傾聴ボランティア伊那」は、認知症の症状の1つ“物とられ妄想”のやり取りを実際に披露しました。 「財布がない。誰かにとられたかもしれない」と騒ぐ姑に、嫁はどのような対応をしたらいいのかという内容を発表しました。 メンバーは「最初から指摘すると自分の事を否定されたと思ってしまう。まずはしっかり受け止めてあげることが大切」と話していました。 上伊那地区賛助会は、シニア大学のOBを中心におよそ300人が会員となって活動しています。
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少年の塔の前で義勇軍の慰霊祭
太平洋戦争中、上伊那から満蒙開拓青少年義勇軍として満州に渡り、帰らぬ人となった青少年の慰霊祭が26日、伊那市の伊那公園内にある少年の塔の前で行われました。 慰霊祭は上伊那教育会が行っているものでおよそ30人が出席しました。 少年の塔は鍬を持ち遠い大陸から望郷の念にふける少年の像で上伊那教育会や満蒙開拓青少年義勇軍遺族会などが昭和36年に建立したものです。 義勇軍は戦時中、満州開拓のため国策として募られ教育会が中心となり奨励し上伊那からはおよそ800人が海を渡りました。 敗戦後ソ連の捕虜となり強制労働などで上伊那出身者は91人が命を落としたということです。 元上伊那教育会専任幹事で義勇軍として満州へ渡った北原和夫さん。86歳。 敗戦後は毎日重労働を強いられ食料も乏しいなか飢えと寒さ熱病などで犠牲者が続出する様子を見てきたといいます。 北原さんは「当時20歳前後の青少年が祖国の土を踏むことなく亡くなりさぞかし無念であったろうと思います。心から冥福を祈ってやみません。」と話していました。
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伊那愛石会 55周年記念水石展24・25日開催
天竜川水系の川で集めた石を展示する、伊那愛石会の55周年記念水石展が24日と25日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には、会員16人の作品32点が並んでいます。 伊那愛石会では、三峰川や小黒川などの天竜川水系の川に行き、山や岩、滝など自然の風景を連想できる石を集めています。 毎年会員による審査も行われ、伊那ケーブルテレビジョン賞には、伊那市荒井の小松律子さんの石が選ばれました。 伊那愛石会の水石展は、24日と25日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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来年度の高校入試志願者 1回目の予定数調査結果公表
長野県教育委員会は、来年度の高校入試志願者を対象に行った1回目の予定数調査をまとめ、23日に発表しました。 伊那弥生ヶ丘後期選抜で去年の募集人員240人を161人上回る401人が志願を予定しています。 辰野普通は、前期39人、後期67人です。 商業は、前期15人、後期29人です。 上伊那農業の生産環境は、前期31人、後期43人です。 園芸科学は、前期56人、後期65人です。 生物科学は、前期37人、後期45人です。 緑地創造は、前期40人、後期52人です。 高遠普通は、前期45人、後期63人です。 伊那北普通は後期のみで271人です。 理数は前期39人、後期36人です。 伊那弥生ヶ丘は後期のみで401人です。 赤穂普通は後期のみで181人です。 商業は前期73人、後期71人です。 駒ヶ根工業は機械、電気、情報技術一括で前期92人、後期116人です。 多部単位制の箕輪進修は、普通Ⅰ部は前期24人、後期40人です。 普通Ⅱ部は前期11人、後期18人です。 普通Ⅲ部は前期1人、後期2人です。 工業Ⅰ部は前期12人、後期21人です。 来年度の各校の募集人員は11月5日に公表が予定されています。 第2回予定数調査は、来年1月上旬に公表される予定です。
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パンセの会 チャリティ映画上映会 31日に
重度身体障がい者やその家族などでつくるNPO法人パンセの会は、グループホーム建設の資金にあてようと、31日に、チャリティの映画上映会を開きます。 上映会は、31日(土)に、伊那市の旭座で開かれます。 午前10時から、細田守監督作品で「バケモノの子」、午後2時から磯村一路監督作品の「おかあさんの木」を上映します。 パンセの会では、重度身体障がい者のグループホーム建設を目指しています。 2012年から本格的に資金集めをはじめ、映画上映会などを開いて活動資金を積み立てています。 建設の補助金を県に申請し審査も通ったということですが、国の方針転換により、補助財源が大幅に削減され、今年度、パンセの会への補助は予算計上されませんでした。 県からの補助は白紙に戻りましたが、会では、当事者や家族から資金を集めたり、借り入れ金を財源に、建設にむけ準備を進めています。 しかし目標額の3000万円には程遠い額しか集まっていません。 チャリティ上映会は、その建設費用に充てようと行っていて4年目です。 イベントなどが重なったせいか、今年はチケットの売れ行きが心配だということで、パンセの会では多くの来場を呼び掛けていました。 チャリティ上映会は31日(土)に伊那市の旭座で開かれ、料金は一人千円となっています。
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上伊那医師会附属准看護学院で戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、21日に戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 戴帽式を迎えたのは、今年4月に入学した1年生です。 上伊那を中心とした18歳から50代前半までの36人です。 戴帽式は、半年間基礎教科を学んだ学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。 学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された火を一人ひとり受け取りました。 全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 学生を代表して辰野町の原明日華さんは「半年間の学習で、看護の奥深さと厳しさ、責任の重さを実感した。初心を忘れず努力を重ねます」と謝辞を述べました。 1年生は来年2月から伊那中央病院、昭和伊南総合病院、辰野病院で実習を行う事になっています。
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自助・共助で高める地域防災力検討会議
上伊那地方事務所は、大規模災害に備え住民、地域による自助・共助の力を高めるための検討会議を20日、伊那合同庁舎で開き、自主防災組織強化の必要性について理解を深めました。 検討会議には上伊那8市町村の防災担当職員の他、自衛隊や警察、自主防災組織関係者など およそ50人が出席しました。 初めに県危機管理防災課の古越武彦さんが地域住民の的確な対応で死者を出さなかった神城断層地震の事例を報告しました。 古越さんは、大規模地震に備え自主防災組織による防災活動を強化する必要があると話しました。 また、伊那市から交流職員として県危機管理防災課に派遣されている小松剛さんが伊那市の自主防災組織の活動を紹介しました。 小松さんは、県内でも伊那市では熱心に取り組んでいる自主防災会が多いと話しました。 また、県全体の自主防災組織の課題として役員の高齢化や資機材不足、活動のマンネリ化などを上げていました。 小松さんは「防災は地域づくり。自分たちの地域は自分たちで守ることが必要」と話していました。 県では、今年度10広域圏ごと検討会議を開く計画です。
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県自動車整備振興会伊那支部 街頭点検実施
上伊那の自動車整備会社などでつくる一般社団法人長野県自動車整備振興会伊那支部は、自動車の街頭点検を13日、駒ヶ根市で行いました。 この日は、県自動車整備振興会伊那支部の会員20人と国土交通省の職員3人が、一般の自動車を対象にライトが点灯するかどうか、また排気ガスの量などを調べる街頭点検を行いました。 伊那支部には、辰野町から中川村までの自動車整備会社などおよそ160店が加盟しています。 街頭点検は、ドライバーに点検の重要性を知ってもらおうと、9月と10月を強化月間として全国で実施している「自動車点検整備推進運動」に合わせて行われたものです。 この日は167台が点検を受け、ライトの故障などの不具合があった車は2台だったということです。
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夏の間入笠山で過ごした牛 下牧
足腰を鍛えるため、夏の間涼しい山で過ごしていた牛たちは、16日山から下牧しました。 今年6月中旬から伊那市高遠町の入笠山で過ごしていたのは、上下伊那と諏訪地域の酪農家が所有する33頭です。 夏の間涼しい環境の中で生活でき、農家も世話の手間が省ける利点があります。 この日は、28頭が下牧しました。 衛生検査や体重測定などを行い、それぞれの農家に帰っていきました。 JA上伊那によりますと、今年は雨が多く降り草の伸びが良かったため牛の体調も良く、体重が平均70キロ増えたということです。
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年金支給日にあわせ特殊詐欺被害防止の呼びかけ
15日の年金受給日に合わせて、防犯ボランティア団体などが、オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害防止を、伊那警察署管内の金融機関で呼びかけました。 八十二銀行伊那支店には、防犯ボランティア団体の伊那エンジェルス隊の隊員や、南信消費生活センターの職員、伊那警察署の署員など8人が集まりました。 メンバーは、特殊詐欺被害防止を呼び掛けるチラシなどを配って、高齢者に注意を呼び掛けていました。 伊那署管内では、今年に入ってから、4件300万円ほどの特殊詐欺被害が発生しています。 コンビニエンスストアで電子マネーを買わせだまし取る被害が増加していて、若者が被害に遭うケースも増えているということです。 伊那署では、電話にはナンバーディスプレイをつけ、非通知は拒否するなどの対策を呼び掛けていました。 また、マイナンバー制度の通知カードの郵送を前に、詐欺被害防止を呼び掛け、チラシを配っていました。 伊那署管内では、まだ、マイナンバー制度についての詐欺の相談は寄せられていないということですが、県内では不審電話が発生しています。 伊那署では、マイナンバーは絶対に他人に教えないことや不審な電話が来たらすぐに警察に相談するよう呼びかけています。
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伊那北高同窓会員 薫ヶ丘美術展
伊那北高校の同窓会員による美術展、第4回薫ヶ丘秀作美術展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 美術展は伊那北高校創立95周年を記念して開かれ、現役高校生の10代から90代まで、79人80点が寄せられました。 活躍の場も世界からアマチュアまで様々です。 絵画、彫刻、現代美術など幅広いジャンルが並んでいます。 この第4回薫ヶ丘秀作美術展は、18日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。