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橋爪まんぷさん 絵本原画展
伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが挿絵を手掛けた絵本、伊那谷ものがたりシリーズの第二作「河童の妙薬」の原画展が、18日からベルシャイン伊那店で始まりました。
会場には、絵本の原画20点が展示されています。
伊那谷ものがたりシリーズの第二作「河童の妙薬」は、駒ヶ根市の竜東地区に伝わる民話をもとに作られた創作絵本です。
主人公は、相撲好きで、いたずら好きの河童です。
ある日、馬と相撲をとった河童は、高遠藩の川奉行、中村新六という役人の屋敷に捕えられます。
河童は、万病に効くという薬草のありかを教えて逃がしてもらいました。
新六はこの薬草を「河童の妙薬」と名付け売り出したところたちまち大評判になったという物語です。
絵本は、定価が1,050円で、上伊那の書店などで購入できるということです。
原画展は23日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 -
天竜川漁協 イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は、イワナの成魚を、18日伊那市長谷の黒川などに放流しました。
18日は、天竜川漁業協同組合のメンバーが、イワナの成魚、500キロを、天竜川の支流に放流しました。
イワナは、豊科で養殖された体長10センチから22センチほどの成魚です。
4月4日にも、上伊那の主要な渓流で放流していて、全部で1トンのイワナが川に放たれました。
3月までには、アマゴ1.2トンも放流されています。
原油価格の高騰などにより、今シーズンから1日券が1,000円から1,100円になるなど遊漁料が値上がりしました。
それに伴い渓流魚の放流量も1割程度、増やしたということです。
天竜川漁協では、ゴールデンウィークにむけ、4月27日にも、高遠ダム・箕輪ダム・横川ダムそれぞれに100キロのジャンボマスを放流する予定です。 -
地域発元気づくり支援金 要望額減
市町村や公共団体の自主的な取り組みを支援する長野県の地域発元気づくり支援金の選定委員会が17日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
17日は2回目となる委員会が開かれ、今年度の対象事業を審査しました。
今年度要望があったのは62件、およそ7,400万円で、昨年度に比べ件数は3件、金額はおよそ3,400万円少なくなっています。
事業区分別では産業振興・雇用拡大に19件およそ3千万円、教育・文化の振興に12件およそ1,600万円となっています。
支援金は、全県に昨年度よりおよそ1億5千万円少ない8億5千万円が、上伊那には昨年度よりおよそ1,500万円少ない7,600万円が配分されます。
要望額が減ったことについて、上伊那地方事務所では、今年度から支援金の下限を30万円に設定したことや、すべての事業で自己負担が必要となったことが要因と見ています。
青木一男所長は、「公正な採択で効果的な支援をしていきたい」とあいさつしました。
17日の審査結果をもとに今月末までに採択事業が決まります。 -
鹿1頭の可能性を創る会 13日に開催
鹿1頭丸ごとを、様々な料理で味わう、鹿1頭の可能性を創る会が、13日に、伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
メニューは背ロースのロースト。スジ肉ミンチの肉団子。血液と脾臓のパテ。鹿の皮料理など16品。
11日は、13日の会合を前に、ざんざ亭の長谷部 晃さんが、鹿料理の仕込みを行っていました。
普段は、あまり料理に使われることのないモモ肉をミンチし、心臓の角切りをまぜ、ハムに加工していました。
鹿1頭の可能性を創る会は、普段料理には使われず、捨ててしまう部位なども全て使い、鹿料理の可能性を探ろうと、長谷部さんが企画したものです。
鹿1頭丸ごとを料理してしまおうというのは、全国でも初の取り組みではないかということです。
スジ肉を煮込んでゼラチン質を出し、舌や、頬肉などと一緒に、にこごりのように固めようというこの料理。
さまざまな工夫を重ね、予想以上の味が出たようです。
鹿1頭の可能性を創る会は、13日(土)午後4時縲怐A伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
定員は20人で、若干名受け入れ可能です。
料金は、ワインつきで一人8千円となっています。ざんざ亭 電話98-3053 -
伊那ビデオクラブ 春の撮影会
上伊那のビデオ愛好家でつくる伊那ビデオクラブは、11日、紅梅とレンギョウが見頃を迎えた箕輪町木下の信州伊那梅苑で春の撮影会を開きました。
会員9人が、ビデオカメラを持って信州伊那梅苑に集まり、お気に入りのスポットを見つけて撮影を始めていました。
伊那ビデオクラブは、現在会員が18人いて、毎年春、夏、秋の3回、県内の観光スポットなどで撮影会を開いています。
現在、信州伊那梅苑は紅梅とレンギョウが満開、白梅が咲き始めです。
伊那梅苑によりますと、梅は今月中旬頃まで、レンギョウは下旬頃まで見頃で、天候にもよりますが、花桃が今月中旬以降に咲始めそうだということです。
ビデオクラブでは、毎年7月にクラブ内の作品コンテストを行っていて、この日撮影した作品も編集して5分にまとめ出品するということです。
武田忠芳会長は、「映像にすることで地域を見つめ直し、大勢の人にその魅力を知ってもらいたい」と話していました。 -
上伊那消防広域化 本部位置、負担割合承認
上伊那8市町村でつくる上伊那消防広域化協議会は、広域消防本部を新たに建設される伊那消防署庁舎内に併設し、運営費の負担を伊南行政組合で行っている負担方式で算出する事を決めました。
10日は伊那市のいなっせで、第6回の協議会が開かれ、専門委員会で決定した、消防本部の位置や市町村の負担割合が示されました。
それによりますと、広域消防本部の位置は、伊那市荒井に移転、新築される伊那消防署庁舎内に併設する事。
広域化後の市町村の運営費の負担は、国が自治体ごとに必要な消防費用を算出する基準財政需要額50%と人口割50%で計算する、伊南行政組合の負担方式とする事が了承されました。
伊那市の負担は、5億5千万円となり、これまでよりも5千万円の増。
伊那市の他、駒ヶ根市や南箕輪村も広域化により、これまでよりも負担額が増え、箕輪町など3町2村は減となっています。
上伊那消防広域化協議会会長の白鳥孝伊那市長は「広域化に向けて大きな一歩を踏み出した。今後、出動区域など上伊那19万人が望む方向で、あり方を決めていきたい」と話していました。 -
山火事予防を呼びかけるパレード
県や市町村などは、山火事予防を呼びかけるパレードを9日行いました。
9日は、関係者8人が伊那合同庁舎前を出発し、伊那市から辰野町までをまわり火災予防を呼びかけました。
啓発活動は、空気が乾燥し山火事が発生しやすい毎年この時期に行われているものです。
上伊那管内では去年、4件の山火事が発生していて、合わせて0.43ヘクタールを焼きました。
今年はすでに4件、0.31ヘクタールの被害が出ています。
青木一男所長は「山火事は一人ひとりの注意で未然に防げる。これから農作業などで山に入る機会が増えるので、意識を高めてもらえるよう呼び掛けたい」と話していました。
啓発活動は、10日も行われ、10日は駒ヶ根市から飯島町までをまわるということです。 -
強い風雨 上伊那は大きな被害なし
発達した低気圧の影響で上伊那地域は6日夜から7日にかけて強い風雨となりましが大きな被害はありませんでした。
高遠城址公園の桜も散ることがなく関係者は胸をなでおろしていました。
伊那地域では6日夜から強い風が吹き7日午前9時14分、最大瞬間風速20・1メートルを観測しました。
また6日の降り始めから降り終わりの7日午後2時までの雨量は36ミリでした。
強い風と雨で桜が散るのを心配したという桜守の稲辺謙次郎さんですがそれらの影響がなく、ほっと胸をなでおろしていました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと6日からの強い風と雨による被害は報告されていないということです。
長野地方気象台では、ピークは過ぎたものの強い風による農業施設の被害に注意するよう呼びかけています。 -
桜シリーズ 伊那公園
桜シリーズ初日は、伊那市中央の伊那公園の桜です。
伊那公園には、12種類、450本の桜が植えられています。
蒸気機関車D51との共演も見どころのひとつです。
現在は、園内のコヒガンザクラが満開となっていて、 4日は、親子連れが、桜の下で昼食を楽しむ姿が見られました。
伊那公園桜愛護会によりますと来週は、ソメイヨシノが見頃を迎えるということです。
伊那公園には、今年、桜の数と同じ450個のボンボリが設置され、5日、点灯式が行われます。
14日には、さくら祭も企画されていて、地域の食を盛り込んだD級七色弁当も限定150食で販売されます。 -
いな歌謡祭
上伊那などのカラオケ愛好家が歌を披露するいな歌謡祭が伊那市のいなっせで31日開かれました。
31日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ50人が参加し、歌謡曲70曲ほどを披露しました。
いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いているものです。
出演は65歳以上が中心で、80代の参加者もいます。
歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「高齢者の方も歌うと元気になる。趣味を楽しんで充実した人生を送ってほしい」と話していました。
ある参加者は、「曲を覚えるのに1か月間かかったけれど、練習の成果が出せた。できるかぎり歌を続けていきたい」と話していました。
いな歌謡祭の模様は、5月からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部定期演奏会
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部の第23回定期演奏会が、このほど、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では、1・2年生、33人が9曲を披露しました。
第1回から演奏されている定期演奏会の伝統曲「アルメニアンダンス・パート1」やパート紹介をかねたアンサンブルなどが演奏されました。
そのうち、ディズニーメドレーでは、工夫を凝らした衣装をそれぞれが身に付け、踊りや歌などの演出も加えて演奏しました。
会場には、250人が訪れ、生徒たちの演奏に聞き入っていました。 -
上田城址公園ソメイヨシノ開花
上田市の上田城址公園のソメイヨシノが1日、開花しました。
上田城址公園の入り口にあるソメイヨシノの標本木で5輪の花が咲いた事から、上田市は1日開花宣言を出しました。
去年よりも13日早い開花ということです。
上田市によると、このまま暖かい日が続けば今週末には見ごろを迎えそうだということです。
上田城址公園では、5日から上田城千本桜祭りが始まります。 -
第47回上伊那書道展
様々なジャンルの書が一堂に並ぶ上伊那書道展が29日から伊那文化会館で始まりました。
上伊那書道協会が主催する書道展で、今回で47回目を数えます。
会場には、協会メンバーや一般の書道愛好家の作品109点が飾られています。
漢字・かな・読むことができる書としての調和体など書に関する全てのジャンルがあり、去年よりも作品数は増えました。
中には伊那市いろはカルタを作品にしたものもあります。
「あ」の「朝夕に駒仙丈を仰ぎ見て」から「ん」の「ん旨いからつゆ香るそばの味」までがカラフルに配置されています。
上伊那書道協会では、「パソコンの普及により時間をかけてじっくりと字を書くことが少なくなっている。手書きの書による表現の多様性を楽しんでもらいたい」と話しています。
第47回上伊那書道展は、31日日曜まで伊那文化会館で入場無料で開かれています。 -
JA上伊那で入組式
JA上伊那では、一般企業の入社式にあたる入組式が一足早く29日に行われました。
新規採用された男性6人、女性6人の12人が式に臨みました。
大卒者が8人、短大卒が1人、高卒者が3人です。
式では、全員で綱領を唱和しました。
御子柴茂樹代表理事組合長は、「組合員から何を求められているかしっかり理解して、スピードをもって対応してもらいたい。幅広い社交性をもって信頼される職員になってほしい」とあいさつしました。
新規採用職員を代表し、吉澤勇真さんがTPP問題にふれながら誓いのことばをのべ「向上心を忘れず課題に取り組んでいきたい。日々努力を重ね、ふるさと上伊那に恩返しをし続けることを誓います」と決意を話しました。
12人は、4月1日からそれぞれの配属先で新たな1歩を踏み出します。 -
2月の月間有効求人倍率0.71倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、0.71倍で1月の0.67倍を0.04ポイント上回りました。
景気回復の期待感からか、長期雇用にシフトする企業が増えています。
ハローワーク伊那が発表した2月の有効求人倍率は、1月から0.04ポイント上昇して0.71倍でした。
新規求人数は、1,108人で1月を6.3%下回りました。
新規求職者数は、835人で1月を11%下回っています。
ハローワーク伊那の紹介で就職が決まった数は、287件で前の年の同じ月を4.7%下回っています。
しかし、長期雇用を示す常用での雇用件数は157件で、前の年の同じ月を5.4%上回っています。
ハローワーク伊那では、景気回復の期待から先の見通しを考え長期雇用にシフトしたのではないかとみています。
雇用情勢については、「依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。
また、この春社会人となる高卒者の内定状況は、1月を6%上回る96.1%でした。
求人数は、412人で4年ぶりに400人を超え、求人倍率は1.14倍となっています。 -
たかずやチャリティアート展 29日から
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の移転改築を支援するためのチャリティーアート展が、29日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
28日は、アート展実行委員会のメンバーが作品の飾りつけなどを行っていました。
伊那美術協会・信州美術会上伊那支部・伊那市民美術会が中心となり、上伊那の作家に声をかけて作品を集めました。
一般からも多くの協力があり、上伊那全域の62人から117点の作品が寄せられました。
ジャンルも、日本画・洋画・彫刻・書道など、さまざまです。
これらの作品には全て値段が付けられていて、市場価格より安く購入できるということです。
収益は、額縁などの材料費を除いた7割を支援金とします。
チャリティアート展は、29日午前9時開場で、作品の購入は、先着順です。
午後1時からはオープニングセレモニーも予定されていて、たかずやの里の生徒達による太鼓の演奏や、書道家によるパフォーマンスも予定されています。
このチャリティーアート展は、4月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
伊那消防組合 消防広域化負担割合など了承
伊那消防組合全員協議会で上伊那消防広域化協議会が提案した消防広域化に関する8市町村の負担割合などが了承されました。
25日は伊那市役所で伊那消防組合全員協議会が開かれ、広域消防本部庁舎の建設費用や運営費用の負担割合、広域化後の本部の位置などが了承されました。
5日に開かれた全員協議会で提案事項の報告があり、構成する各市町村の議会に持ち帰り了承されたことが25日に報告されました。
なお提案事項については、伊南行政組合ですでに了承されています。
消防広域化の負担割合などは4月10日に開かれる上伊那消防広域化協議会で協議し、正式に決定する予定です。 -
地域交流棟 伊那市が建設へ
児童養護施設たかずやの里整備検討委員会が25日伊那市のいなっせで開かれ課題となっていた地域交流棟について伊那市が交付金を使って建設するとの方針が示されました。
委員会にはたかずや福祉会や市町村などからおよそ15人が出席しました。
委員会ではこれまでに必要性は認められるものの経費の問題などから検討事項とされていた地域交流棟についての説明がありました。
地域交流棟については、伊那市が国からの交付金を活用しおよそ3,000万円で建設するとの方針が示されました。
交付金は年間を通して地域の人たちとの交流事業を実施することなどが条件となっています。
市では国に対し補助申請をしていて認定される見通しだということです。
たかずやの里移転改築の想定事業費はおよそ3億7,200万円で補助制度を変更したことにより補助見込み額は2億2,500万円となっています。
25日はほかに施設建設のタイムスケジュールも示され、補助制度を変更したことなどから来年7月の竣工から計画を早め、3月末までの竣工を目指すとしています。
上伊那広域連合によりますとこれまでに集まった寄付は18日現在で570件およそ3,100万円となっています。 -
伊那北高校ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏楽部によるジョイントコンサートが24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
音楽部の合唱班と弦楽班、吹奏楽部合同のジョイントコンサートは、毎年この時期に開かれていて、今年で34回目となります。
部をこえたつながりを深めようと、今年は初めての試みとして、ミュージカルを行いました。
未来への希望を失った主人公が動物たちと触れ合う中で自信を取り戻していくストーリーで、ディズニーメドレーを演奏しました。
コンサートの模様は4月2日からご覧のチャンネルで放送します。 -
新ごみ施設「公設民営」報告
上伊那広域連合が計画している、新しいごみ中間処理施設の事業方式について、専門家らでつくる委員会は、「公設民営」が適当とする報告書をまとめ22日、白鳥孝上伊那広域連合長に報告しました。
22日は、施設整備検討専門委員会の北澤秋司委員長が、伊那市役所を訪れ白鳥連合長に報告書を手渡しました。
報告書では、公設民営方式について自治体が施設の建設をする事で地域住民の信頼を得やすい事や、民間が長期的に運営する事で維持管理が安全かつ効率的に実施できるとしています。
事業費については、従来の公設公営に比べ15年間でおよそ8億円削減できると試算しています。
白鳥連合長は「報告書をよく読み、判断したい」と話していました。
新ごみ中間処理施設の事業方式については、来月、上伊那の全ての市町村長が集まる、会合で決定する事になっています。 -
公立高校後期選抜試験合格発表
公立高校後期選抜試験の合格発表が22日、県内一斉に行われました。
上伊那の公立高校では1,004人が合格し、喜びの春が訪れました。
このうち伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、朝8時半に合格者の受験番号が張り出されると、受験生やその保護者らが自分の番号を確認していました。
長野県教育委員会によりますと、県内の公立高校全日制では1万2,516人が受験し、1万1,517人が合格。
定時制では、186人が受験し158人が合格。
多部単位制では185人が受験し172人が合格しています。
伊那弥生ヶ丘高校では、240人の定員に対し263人が受験し、244人が合格しました。
受験生や保護者らは、番号を見つけると、写真を撮ったり家族や友人に電話をかけていました。
伊那弥生ヶ丘高校の入学式は、来月4日に行われます。
なお、上伊那の高校の再募集は、辰野高校普通科が3人、商業科が14人、上農高校生物科学科が2人、高遠高校普通科が6人となっています。 -
来年度新入社員合同研修会
伊那商工会議所は、新入社員を対象にした合同研修会を、21日から、伊那市の信州INAセミナーハウスで開いています。
研修は、来年度上伊那の企業に就職する新入社員を対象に開かれています。
2日間の日程で、挨拶や名刺交換などビジネスマナーの基本や、社会人としての心構えなどを学びます。
21日は、5つの班に分かれて、会社生活と学生時代との違いなどについて、話し合っていました。
この研修は、昨年度から伊那商工会議所が開いているもので、今年で2回目です。
今年は、会員企業だけでなく、上伊那地域全体に声を掛けました。
今回は、上伊那6つの企業から高卒や大卒など、この春新社会人となる31人が参加しています。
社会人と学生との違いについて新入社員は、「自分の態度によって、企業のイメージダウンにつながることもあるので、マナーや礼儀が大切になる」などと発表していました。
伊那商工会議所では、「こうした研修を通して、優秀な人材を育成し、地域の発展につなげたい」と話していました。
次回は、今月25日と26日の2日間の日程で、13社から28人が参加する予定です。 -
最大瞬間風速 24.1メートル
18日の上伊那地域は、発達中の低気圧の影響で風が強い1日となり、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
伊那市荒井の現在は営業していないホテル、伊那ステーションホテルでは、午後1時頃、屋上に設置されている看板が落下しました。
看板は1m四方程度で、この看板落下による物損被害や通行人などへの怪我はありませんでした。
落下した看板は、業者により撤去されましたが、ホテルでは、風が吹くたびに、屋根材が上下していました。 伊那市上新田のauショップ伊那店では看板のフタが外れ、風にあおられていました。
駐車場では、看板の落下を警戒して警備会社が駐車場の誘導をしていました。
箕輪町松島のシューマート箕輪店では、バイパス沿いにある看板の一部が、風により飛ばされそうになった為、店の関係者が、上部のパネルを撤去していました。
店によりますと、午後0時半頃客からの連絡を受け、警察と消防に相談し、看板の一部を解体する事にしたという事です。
また、この他に、JR飯田線の松島第一踏切近くでは、架線にビニールが引っ掛かった為、10分ほど電車が立ち往生し、車や人の行き来ができなくなりました。
伊那消防署によると、午後5時半現在強風によるけが人などは出ていないということです。
長野地方気象台によると、18日、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
平均風速が15メートルを超える風は、人が風に向かって歩くのが難しく、場合によっては転倒する強さとされています。
強い風は、今夜遅くまで続くということです。 -
上伊那地域 今年度の間伐実績521haの見込み
上伊那地域の、今年度の森林税を活用した里山の間伐実績は521haになる見込みです。
11日に伊那合同庁舎で開かれた、みんなで支える森林づくり上伊那地域会議で今年度の事業実績が報告されました。
報告によりますと、今年度の上伊那地域の間伐実績は、計画面積の510haに対し、521haになる見込みであることが報告されました。
これにより、平成20年度から5年間の森林税を活用した里山の間伐面積は、2,384haとなる見込みです。
会議では他に、来年度以降の森林税を活用した県の事業についての説明がありました。
県では来年度から、間伐材の利活用を進めるための補助事業や、市町村が水源林の保全のため土地を取得する場合に、その
費用を支援する事業などを新たに追加するということです。 -
TPP交渉参加反対 緊急集会
15日にも、安倍総理大臣がTPP交渉参加を表明すると見られる情勢を受けて、JA上伊那は、TPP交渉参加断固阻止の緊急集会を、14日、開きました。
14日は、伊那市のJA南信会館に、農家など150人が集まりました。
JAグループは、TPP交渉は、「聖域なき関税撤廃を前提とする」ものであり、米、麦、牛肉、乳製品、甘味資源など、日本の農業の重要品目が除外されないとして、交渉参加に反対しています。
集会では、伊那市消費者の会や、上伊那農民組合など5人が、決意表明を行いました。
御子柴 茂樹代表理事組合長は、「農家が自然も含めて国土の70%を、守り管理している。その農業を無視して、TPP交渉参加の方向に動くのはいかがなものか」と話しました。
集会では、今後も総力を挙げて、徹底して参加反対運動を行うことを決議しました。 -
伊那地域の最高気温 5.6度と寒い一日
14日の伊那地域は、最高気温5.6度と、13日より、8度程度、平年より4度ほど低い一日となりました。
それでも、春は近づいていて伊那市西町では梅の花が開いていました。 -
上伊那の松くい虫の被害減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が12日、伊那合同庁舎で開かれ、上伊那の被害は昨年度より、およそ1,300立方メートル減少したことなどが報告されました。
県や市町村の担当者が集まり今年度の被害状況報告や来年度の対策を話し合いました。
上伊那の今年度、12月末現在の被害は3,800立方メートルで前年度の5,100立方メートルより1,300立方メートル減少しました。
市町村別では、伊那市が昨年度より500立方メートル減少しましたが、箕輪町で昨年度より91立方メートル増加し92立方メートル、南箕輪村で20立方メートル増加し119立方メートルでした。
今年度の被害状況として、伊那市高遠町で被害区域が東へ、箕輪町、南箕輪村で被害区域が北上していることが報告されました。
来年度も引き続き、市町村が連携して、松くい虫被害の拡大防止に務めていきたいとしています。 -
学校教諭がいじめ対処法を学ぶ
学校でのいじめへの対処法などについて小中学校の教諭が学ぶ講習会が8日夜、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は上伊那地域の小中学校の教諭6人が、いじめへの対処法などについて学びました。
これは、学校教諭でつくるNPO法人長野教師力向上NETが、教育の発展などを目的に開いているものです。
この日は、教師力向上NETのベテラン教諭が、失敗経験を踏まえながら話しました。
講師を務めた長野市立三陽中学校の増田貢一教諭は、いじめへの対応について「事実の確認」と「できるだけ早い対処」が重要とした上で「加害生徒に理解してもらうには、いけないことかどうかをその生徒だけに聞くのではなくクラス全員に聞くことが大事。加害生徒も集団の中の1人と認識してもらうことが重要」と説明していました。
参加したある男性教諭は「指導法については初めて教わった。大変参考になった」と話していました。
増田教諭は「大学で教育者になるための知識は教わっても指導方法は教えてもらえない。現場に出て初めて身につくもの。若い世代に伝えていきたい」と話していました。
長野教師力向上NETでは、伊那市会場を皮切りに、指導方法のセミナー開催を県内全域で計画しています。 -
震災から間もなく2年 危機意識薄れる傾向
東日本大震災と長野県北部地震の発生から間もなく2年が経とうとしています。
時間の経過と共に、住民の自然災害への機危意識は薄れる傾向にあるようです。
長野県世論調査協会は、2月22日から24日までの3日間、震災以降[自然災害への不安を感じているか]や[災害への備えはしているか]など、12の項目について電話調査しました。
その結果、「不安を感じている」と答えた人は52%で、震災のあった年の11月に比べ17ポイント、去年2月に比べ8ポイントそれぞれ低下しました。
震災後災害への備えを行ったかの問いには「行った」が19%「見直して進めた」が24%、「これまでに備えており十分」が14%で、現時点で備えている人は57%でした。
1年前と比べると、備えている人は22ポイント減少しています。
「これから行う」と答えた人は最多の32%、「特に必要性を感じていない」と答えた人は11%でした。
この1年間の被災者支援については「実行した」と答えた人は55%でした。
年代別では20代が5割に達しなかった一方で、70代以上で実行した人は6割を超えています。
去年民主党政権が打ち出した「2030年代原発稼働ゼロ」の目標を、安部首相が見直す考えを示したことについては「賛成」が55%、反対が31%で賛成が反対を24ポイント上回りました。
ただ、浜岡原発に近い南信地域では、賛成が5割に満たず反対も県内4地域で1番多い35%となっています。
調査は、県内34市町村の男女合わせて811人を対象に行われました。 -
TPP交渉参加断固阻止
JA上伊那は、TPP環太平洋戦略的経済連携協定への交渉参加阻止に向け職員の意志統一を図ろうと、7日と8日の2日間、上伊那地区リレー集会を開きました。
12日には、県選出の国会議員に対し交渉参加阻止にむけた要請を行うとしています。
リレー集会は、3月1日から県内の各支所で行われているものです。
北信地域から順にまわっていた街宣車は7日に辰野町に入り、8日は伊那市から中川村までの13の支所で集会を開きました。
このうちJA上伊那本所には、職員およそ100人が集まりました。
JA上伊那の御子柴茂樹代表理事組合長は「団結を高めなんとしても交渉参加を阻止したい」と話しました。
集会では他に、医療、福祉、消費者団体などと連携し徹底して反対運動を行うとする特別決議が行われました。
今後は、12日に東京都で開かれる全国決起集会に合わせ県選出の国会議員に交渉参加阻止に向けた要請を行う他、14日には緊急上伊那集会を開くとしています。