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台風21号 倒木被害やりんごが落下
台風21号は、4日の夕方から夜にかけて県内に最も近づき、上伊那地域も強い雨や風に見舞われました。
雨の影響で、伊那市荒井では河川が増水したため、地元消防団が沢渡川に土のうを積むなどの対応をしていました。
4日の午後1時から5日の午前0時までに降った雨の量は、伊那地域で83.5ミリとなっています。
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地域福祉支援計画 意見交換
県が策定を進める地域福祉支援計画についての意見交換会が4日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
意見交換会には上伊那8市町村の担当者ら20人が出席しました。
長野県は、暮らしを支え合う地域共生社会の実現を目指して、地域福祉支援計画を今年度新たに策定する予定です。
計画に意見を反映していこうと8月から県内10圏域で意見交換会を開いています。
出席者からは「障がい者が地域に溶け込んで暮らせるように支援をしてもらいたい」
「社協やケアマネジャーなどが集まり、顔が見える機会を増やしてもらいたい」などの意見が出ました。
県の地域福祉支援計画の案は来年1月をめどにまとまり、パブリックコメントを募集して、今年度中に策定する予定です。
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暴風雨に備え早めの下校
非常に強い台風21号の影響で、4日午後4時現在、伊那地域には暴風・大雨警報と雷・洪水注意報が発令されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中・高校では、台風に備え授業を早めに切り上げる対応をとりました。
台風21号の影響で、伊那地域では午後3時頃から強い雨が降り始め、時折強い風が吹きました。
南箕輪村の南箕輪小学校では、昼過ぎに授業を切り上げ、児童らが下校しました。
浦山哲雄教頭は「夕方からひどくなると聞いたので下校時間を昼過ぎにした。無事に家に帰ってもらいたい」と話していました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の教育委員会によると、すべての小中学校で同様の対応をとったということです。 -
台風21号 土砂災害に注意
非常に強い台風21号は4日の夕方から夜にかけて上伊那に最も接近する見込みで長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの農園では、りんご「つがる」が収穫期を迎えています。
3日は、台風に備え収穫を急いでいました。
台風21号は、4日の夕方から夜にかけて上伊那に最も接近するとみられています。
4日は、午前中から次第に風が強まり午後からは大雨になる見込みで、南部では1時間に50ミリの非常に激しい雨が予想されています。
4日、正午からの24時間に予想される雨の量は南部で300から400ミリとなっています。
台風の接近に伴い、伊那市・箕輪町・南箕輪村のすべての小中学校で4日の下校時刻を早める対応をとっています。
また、南アルプス林道バスも4日の午前10時北沢峠発の便から当面の間、運休にするということです。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。 -
元高校教諭が高校再編について要望
長野県教育委員会は10月中旬を目途に上伊那の高校再編案をまとめる方針を示しています。
これを受け、県高等学校退職教職員協議会上伊那支部は、スケジュールの見直しなどを求めるアピール文を、3日の会議で採択しました。
3日は、上伊那支部の幹事会が伊那市の創造館で開かれました。
県立高校の第2期高校再編に向け上伊那広域連合から委嘱された委員でつくる「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」では、再編案について検討をしています。
県教委は、「高校改革実施方針」を9月中に策定する予定です。
その方針に基づき協議会が再編案を示し、県教委が10月中旬には上伊那の案をまとめるとしています。
アピール文は、方針が示されてから1か月という期間では短いとして、スケジュールの見直しを要望する他、少人数学級編成の導入を求めています。
今後は、上伊那支部は先月発足した「高校再編を考える上伊那の会」と共に、協議会に働きかけていくことにしています。 -
7月有効求人倍率1.64倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は1.64倍で前の月を0.1ポイント上回りました。
月間有効求人数は4307人、月間有効求職者数は2619人で
7月の月間有効求人倍率は1.64倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置いています。
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高校再編 同窓会から聴取
県立高校の第2期再編に向けて、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、各高校の同窓会から意見の聞き取りを始めました。
初日の30日は、上伊那農業高校同窓会から意見を聞きました。
松澤嶛同窓会長は、「他地域で再編統合した学校の状況などを見て、どういう成果や運営が見込めるか検証する必要がある」と話していました。
県は、上伊那の中学校卒業者数について、2017年度の1,856人に対して、2030年度には20%減の1,494人になると予測しています。
また、農業、工業、商業の各専門学科が分散していて、今後の少子化が進行する中で、学科の一層の小規模化が危惧される状況にあるとしています。
同窓会への意見の聞き取りは31日に3校行われ、残りの4校は9月3日と4日に実施されます。
4日には、上伊那地区高等学校長会からも話を聞くことになっています。
今回出された意見は、9月27日に開かれる第3回協議会で示されることになっています。 -
南箕輪小4年生 農業用水学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校の4年生は地元の農業用水に関する施設を、29日に見学しました。
4年3組と4組の児童57人が農業用水に関係する施設5か所を見学しました。
このうち北原のパセリ農家、池田政幸さんのハウスでは農業用水がどのように使われているかを学びました。
地中にうめられたバルブをひねるとホースの中を水が流れます。水は直径0.3ミリの穴が開けられたハウスの中のパイプを流れ、霧のようになってパセリに行き渡る仕組みです。
池田さんは「4月から10月まで雨の日を除く毎日、この方法で水やりをしていて、年間千トンの水を使っている」と話していました。
このハウスでは、田んぼで使った残り水などをためてくみ上げる揚水機場から、地中を通って各農家へと送られている水を利用しているという事です。
池田さんは「今年の猛暑で水不足が心配された地域もあるので水の大切さを改めて感じた」と話していました。
見学会は上伊那地域振興局などが毎年小学校4年生を対象に行っているもので、10月まで6校で見学が予定されています。
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再編考える上伊那の会 発足
第2期高校再編に向け検討を進める「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」に対し、会議の公開などを求める「高校再編を考える上伊那の会」が27日の夜、発足しました。
この日は伊那市防災コミュニティセンターに教職員や高校同窓会員などおよそ50人が集まり、「高校再編を考える上伊那の会」を発足させました。
上伊那広域連合長から委嘱された有識者や一般公募などの委員でつくる「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」は、再編を前提に今年6月から検討を進めています。
5回の会議で地域の方向性をまとめる計画で、来年2月までの残り3回の会議が予定されています。
発足した会では協議会に対して、全ての会議を公開すること、協議会主催の住民説明会を開催すること、再編ありきで検討を進めないこと を要望することが決まりました。
宮下与兵衛会長は「まだみんなよく知らない状態で議論が進み、気づいたら母校がなくなっている、ということがあってはならない。この会を発足させることができたのはとても良かった」と話していました。
この日は、県高校教職員組合の林茂樹副執行委員長が講演をしました。
林さんは「県の所有する財産の縮小を達成するために高校再編が進められているのではないか。40人学級を30人学級にするなどの対策で高校数は維持できる」と説明していました。
会では、再編案がまとまる10月までに、協議会に要望書を提出したい考えです。 -
最新の測量機器使い高校生が実習
最新の機器を使って測量について学ぶ実習が28日、南箕輪村の上伊那農業高校で行われました。
この日は、上農高校の緑地創造科環境エンジニアコースの2年生18人が測量について学びました。
長野県測量設計業協会南信支部の11社が協力し、実際に現場で使われている最新の機器を使って実習が行われました。
高さの測定では、決められた高さに記されたバーコードを機器で読み取り、表示された数字を記録していました。
現在、測量の現場ではドローンも使われていることから、教室にはドローンのシミュレーターも用意されました。
上農高校では「実習を通じて、様々な仕事に興味を持ってもらいたい」と話していました。
実習は、建設業に興味を持ってもらおうと伊那建設事務所と測量設計業協会が毎年行っているものです。 -
豪雨災害被災地へ 出発
上伊那8市町村の社会福祉協議会が募集した「平成30年7月豪雨」の被災地へのボランティアを乗せたバスが、26日に出発しました。
26日の午後10時ごろ、伊那市福祉まちづくりセンターで出発式が行われました。
ボランティアに参加するのは、一般13人、社会福祉協議会の職員11人の合わせて24人です。
移動日も含め、3日間の日程で広島県の三原市で作業をします。
大雨により家屋の浸水などの被害を受け、未だ泥出しや家財道具の搬出などが終わっていない住宅もあることから、上伊那地域の社会福祉協議会では片づけを手伝うボランティアを募りました。
中には、夏休み中の大学生の姿もありました。
3人は、中学校の同級生で、 募集を知り応募したということです。
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木彫教室 舎羅の会合同展
箕輪町の木彫工芸家・中澤達彦さんから指導を受ける県内8つの教室「舎羅の会」の合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫りの作品170点が展示されています。
箕輪町在住の木彫工芸家・中澤達彦さんから指導を受ける中南信の8つの教室からおよそ50人が作品を出品しています。
8つの教室でつくる舎羅の会では、2004年から2年に1回展示会を開いていて今回で7回目です。
小さな作品から大作まであり、この2年間で制作した新作を出品しています。
中澤さんの木彫教室では、それぞれが作りたいものにチャレンジしているということで作品のジャンルも様々です。
中澤さんは、「木の素材そのものの良さがあるので、木と会話しながら作品作りをしている。木彫りの楽しさ、面白さを感じてもらいたい」と話していました。
この展示会は、31日(金)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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定住自立圏で初の空き家ツアー
伊那地域定住自立圏を構成する伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村は、合同で初となる空き家バンクツアーを、25日、開きました。
3市町村の空き家をめぐるツアーが企画され、2つのコースが用意されました。
このうち、箕輪町で2軒・南箕輪村1軒・伊那市1軒を見学するコースには、上伊那を中心に4組7人が参加しました。
それぞれの空き家には、その市町村の担当者がいて、物件について参加者に説明していました。
参加者は、間取りや窓からの景色などを確認していました。
このツアーは、3市町村が、空き家を有効活用して、移住・定住を進めようと、今回、合同では初めて実施しました。
箕輪町では、「今回紹介したほかにも、空き家バンクに登録された物件があるので、見学してみたい人は問い合わせてほしい」と話していました。
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ますみヶ丘平地林クロカンコースで大会
伊那市ますみヶ丘平地林内に整備されたコースを走る、トリムマラソンとクロスカントリーレースの大会が、25日、開かれました。
ますみヶ丘平地林内に整備されたコースをランナーが走りました。
2.5キロを自分の指定したタイムと誤差がないように走るトリムマラソンと、11キロ・6キロを走るクロスカントリーレースが行われました。
県内を中心に全国各地から269人がエントリーし、森林の中を駆け抜けていました。
発着点となった鳩吹公園では、ゴールするランナーに声援が送られていました。
大会は平地林に整備されたコースをPRしようと始まり、トリムマラソンは今回で8回目、クロスカントリーレースは5回目となります。
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琴伝流大正琴「虹彩」交歓会
琴伝流大正琴の指導者や門下生でつくる「虹彩」の上伊那地区交歓会が、伊那市の伊那文化会館で25日に開かれました。
交歓会には、上伊那の教室の指導者や門下生などが出演し日ごろの練習の成果を発表しました。
「虹彩」では、音楽の力で笑顔を広げていきたいと話していました。
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西日本豪雨TEC-FORCE活動報告
平成30年西日本豪雨の被災地で支援活動を行った国土交通省天竜川上流河川事務所の派遣職員が、22日、活動報告会を開きました。
天竜川上流河川事務所からは、7月7日~12日までと18日~24日までの2班が西日本豪雨の被災地に派遣され支援活動を行いました。
7日から派遣された応急対策班は、岡山県倉敷市真備町で決壊した河川の排水活動を行いました。
災害対策車両の照明車も派遣し、2日間で20時間の活動を行いました。
また、18日から派遣された被災状況調査班は、土砂災害が発生した広島県の3市町10渓流でドローンなどを使い被害状況を確認しました。
二次災害の危険性があるかどうかの判断や、応急的な対策工事の必要性の判定を行う調査です。
活動報告会には、事務所や長野県の職員45人ほどが集まり、話を聞きました。
椎葉秀作所長は、「毎年のように派遣活動があるが、現場によって状況は異なる。新たな課題や情報を共有し、業務に生かしてほしい」と話していました。
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33.3度で夏日
23日の伊那地域の最高気温は平年より4.4度高い33.3度で夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、23日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないという事です。
長野地方気象台では、24日は若干下がるものの、25日以降むこう一週間は平年より高い気温が予想されるという事です。
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西箕輪が里山整備利用地域に
伊那市西箕輪を含む上伊那地域の4地域が、今年度から始まった第3期長野県森林づくり県民税の「里山整備利用地域」に県内で初めて認定されました。
第3期の森林税を活用した「里山整備利用地域」に認定された伊那市西箕輪は、地域住民39人でつくる西箕輪薪の会が主体となり間伐材を薪として利用する取り組みを行っています。
西箕輪公民館に設置されているストーブ用の薪の供給を行っていて、認定を受ける事で、薪の生産のほか里山観光や教育などを目的とする森林整備に対して、申請すると森林税を活用した補助金を受ける事ができます。
認定の対象地域は西箕輪地区全域の森林で面積は1,217haです。
上伊那では、このほか、南箕輪村の大泉所山など西箕輪を含め4か所が認定されました。
第3期の長野県森林づくり県民税では、補助対象を間伐以外の活動にも広げ、認定に必要な対象面積を30haから5haに引き下げるなど住民による里山の活用と整備の推進を図っています。
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台風20号24日未明最接近
台風20号は24日未明から明け方にかけて上伊那に最接近する見込みです。気象台では大雨による土砂災害や、やや強い風に注意を呼び掛けています。
伊那市西箕輪羽広の果樹農家、重盛正さんは台風の接近を前にりんご畑に防風ネットをはる作業を行っていました。
長野地方気象台によりますと24日正午までの降水量は南部の山沿いなどを中心に多いところで150ミリ、最大風速は13メートルと予想しています。
気象台では土砂災害や河川の増水、強風による果樹の落果などに注意するよう呼びかけています。
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真夏日 熱中症に十分注意を
22日の伊那地域は晴れ間が広がり、日中の最高気温は午後2時41分に34.1度を記録し真夏日となりました。
22日の県内は、高気圧に覆われ晴れ間が広がり暑い1日となりました。
伊那地域では午後2時41分に34.1度を記録し、真夏日となりました。
気象台では県内に高温注意情報を発表し、熱中症に十分注意するよう呼び掛けています。
小まめに水分や塩分を取ること、適切に冷房を使用することなどを呼び掛けています。
一方、台風20号の影響で、23日は所により雨が降る予想で、金曜日にかけては大雨になる恐れがあります。
気象台では、今後の台風の進路にも注意するよう呼び掛けています。 -
業況判断指数-11.7
アルプス中央信用金庫がまとめた中小企業景気レポートによりま
すと今年4月から6月までの業況判断指数はマイナス11.7で1年ぶりにマイナスに転じました。
中小企業景気レポートはあるしんと取り引きのある企業202社を対象に行っている景気に関するアンケート調査です。
今期の業況は良かったとする企業が19.7%、悪かったとする企業は31.4%で業況判断指数は前期を17.7ポイント下回るマイナス11.7でした。
去年9月期にプラス転換してから2期連続上向き傾向から一転し
前期は好調感が後退し今期は1年ぶりのマイナスとなりました。
要因についてあるしんでは原材料価格の上昇により上伊那地域、主力産業の製造業が落ち込んだことなどを挙げていて来期の見通しについては今期同様悪化を予想しています。
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豪雨災害被災地へボランティア募集
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、平成30年7月豪雨で浸水などの被害を受けた家屋の片付けを手伝うボランティアを募集しています。
活動先は、広島県三原市です。
マイクロバス2台で26日の夜に伊那市を出発し、27日に片付けを手伝い、28日に戻る日程です。
7月豪雨により、三原市は死者8人、住宅の全壊・半壊・一部損壊146件、床上・床下浸水2,616件の被害が発生しています。
現在も、泥出しや壊れた家具の搬出が終わっていない家もあるということで、現地ではそれらの作業を手伝います。
宿泊費や保険料などで8,500円の負担が必要です。
年齢は不問で定員は20人、募集締め切りは22日水曜日となっています。
申し込み方法など詳しくは、各市町村の社会福祉協議会にお問い合わせください。 -
第2回いなっせ演劇フェス
上伊那のアマチュア劇団が出演する「第2回いなっせ演劇フェス」が11日と12日の2日間、伊那市のいなっせで行われました。
今年はホールのほかに2階の展示ギャラリーなども公演会場になりました。
小劇場のような雰囲気の中で間近に芝居を楽しむ事ができます。
上伊那で活動している劇団を中心に6団体が2日間で10公演を行いました。
このうち、伊那市や駒ヶ根市を中心とした団員でつくる「咲花座(さきはなざ)」は、明治150年を記念したオリジナル作品「明日
を記す」を上演しました。
江戸末期、高遠藩が設立した藩校、進徳館を舞台に当時の教育の必要性を訴えた人たちの奮闘を表現しました。
実行委員会では「普段演劇を見ない人にも気軽に足を運んでもらい地域内の文化の振興に繋がればうれしい」と話していました。
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ダイヤモンドフェスin上伊那
子ども達に野球やソフトボールの楽しさを知ってもらい競技人口の拡大につなげようと「ダイヤモンドスポーツフェスティバルin上伊那」が、11日に伊那市で初めて行われました。
伊那スタジアムを会場に小学生や保育園児を対象にした7つの「野球あそび」が用意されました。
上伊那の12の中学校の野球部員がスタッフとして参加し、子ども達をサポートします。
ダイヤモンドスポーツフェスティバルは、地元高校の甲子園出場を目指す上伊那から甲子園の会や中学校野球部顧問、少年野球チームの指導者などが実行委員会をつくり初めて行ったものです。
会場では、キャッチボールのほか、基礎体力を養う遊び、ソフトボール体験などが行われました。
7つの野球あそび全てを回ると参加賞がもらえる事になっていて、子どもたちは楽しみながら野球に親しんでいました。
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名称が長野伊那谷観光局に決まる
上伊那観光連盟に代わる新しい観光組織、上伊那版DMOの名称が
一般社団法人長野伊那谷観光局に決まりました。
9日に伊那市のいなっせで上伊那DMO報告会が開かれ発表されました。
理事には伊那バス、県経営者協会上伊那支部のKOA、伊那食品工業、中央アルプス観光、八十二銀行の代表者のほか上伊那広域連合の正副連合長が選出されました。
理事は民間6人、行政2人の合わせて8人を予定していて代表理事についてはDMOが民間主導、行政支援の趣旨から民間から選出することにしています。
長野伊那谷観光局は10月1日の設立に向け法人化の手続きなどを進め上伊那観光連盟は解散します。
出席者からは「観光振興に向け上伊那観光連盟の活動を総括しこれからに活かしていかなければならない。」といった意見が出されていました。
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民間病院ベッド数調査へ
長野県や医師会、市町村などでつくる上伊那医療圏地域医療構想調整会議は団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、民間病院の病床数についてアンケート調査を実施します。
2日は伊那市内で会議がひらかれ上伊那の病院のベッド数の見込みなどが報告されました。
上伊那の公立病院も含めた病床数は2015年度・1186床あり、手術直後の急性期用が764床で長期的な慢性期用は210床、回復期用は80床でした。
6年後の2023年度には急性期用が521床、慢性期用が317床、回復期用が259床となる見込みです。
調整会議では団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて効率的な連携を図っていこうと民間病院の病床数について、今年度アンケート調査を行います。
対象は入院ができる上伊那の民間病院で、伊那市の仁愛病院と田中病院、駒ケ根市の前澤病院、箕輪町の上伊那医療生協病院の4か所です。
来月、アンケート調査を行い、年内にとりまとめ、協議を行うとしています。
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プラ製品燃やせるごみに
現在建設が進められている新しいごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の稼働に伴い、来年度からプラスチック製品やゴム製品などが「燃やせるごみ」として分類される方針が示されました。
8日に開かれた上伊那広域連合の廃棄物政策審議会で方針が示されました。
それによりますと「燃やせないごみ」に分類される、資源プラスチックではないプラスチック製品が「燃やせるごみ」となります。ポリバケツ、洗面器、食品保存用タッパー、使い捨てスプーン、ビデオテープ、CDなどがこれにあたります。プラマークのついている資源プラスチックはこれまで通り資源プラスチックとして出します。
このほか、長靴やホースなどのゴム製品、カバンやベルトなどの革製品、スポンジ、アルミホイルなども「燃やせるごみ」に変わります。
上伊那クリーンセンターが来年3月末から稼働予定で、それに伴う分類方法の変更が来年4月1日から実施される方針です。
広域連合では、市町村が配布する、資源物やごみの出し方のガイドブックなどに記載し詳しい種類別の出し方の周知を図っていくとしています。
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台風13号 9日に接近
台風13号は9日未明から昼前にかけて上伊那に最も接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、台風13号の接近に伴い県南部では8日夕方から9日未明にかけて1時間で最大20ミリ程度の降水量が見込まれます。
9日正午までの24時間に降る雨の量は50ミリ、最大風速は13メートルと予想されています。
気象台では、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水、強風などに注意するよう呼びかけています。
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夏休みの小学生 ゼリー作りに挑戦
夏休みの小学生を対象にした、伊那食品工業株式会社の夏休み体験企画が7日に行われました。
地元の子どもたちに体験を通じて様々なことを学んでもらおうと伊那食品が毎年行っているもので、上伊那地域の小学3年生から6年生まで23人が参加しました。
この日は子どもたちが寒天を使って「金魚鉢ゼリー」づくりに挑戦しました。
用意された金魚の形のゼリーを、 溶かした色付きの寒天に沈めて、金魚鉢ゼリーを完成させていました。
伊那食品工業では「体験を通じて、県の名産品でもある寒天を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
2018信州総文祭 開幕
高校の文化系クラブの全国大会、全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」の総合開会式が7日、松本市のまつもと市民芸術館で行われ、県内各地で11日まで行われる文化の祭典が開幕しました。
松本市のまつもと市民芸術館では総合開会式が行われました。
開会式では、実行委員長で伊那北高校3年の桐山尚子(なおこ)さんが「私たちにしかできないハーモニーをつくりましょう。この瞬間の想いを伝えましょう。あふれる情熱を作品に、舞台に込めましょう。そして、日々の活動の成果を発揮し、お互いに讃え合い、最高の総文祭にしましょう」と、全国から集まった高校生に呼びかけました。
開会式では大会のイメージソングが披露されたほか、部門ごとのステージ発表も行われました。
「信州総文祭」は7日から11日までの5日間、県内各地で28部門が行われます。