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シルバー人材会員作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展示会が、伊那市西町の伊那ワークプラザで開かれています。
会場には、会員100人の作品およそ200点が展示されています。
会員同士の親睦を深めようと毎年行われていて、今年で18回目です。
シルバー人材センターのサークル活動の作品や、個人の趣味の作品で、木彫、写真、書道、編み物などが並びました。
展示会のために作った作品も多く、近作、力作がそろっているということです。
シルバー人材センター会員作品展示会は24日まで、伊那市西町の伊那ワークプラザで開かれています。 -
住宅用火災警報器 伊那消防組合管内普及約7割
伊那消防組合管内の住宅用火災警報器の普及率は69.7%で、県平均の65.9%より、3.8ポイント高くなっています。
長野県は10日、県内の14消防本部毎の住宅用火災警報器の推計普及率を発表しました。
それによりますと、伊那消防組合の推計普及率は、69.7パーセントで、県平均の65.9パーセントより、3.8ポイント高くなっています。
また、県内14消防本部のうち、長野市消防局が79.9%で最も高く、伊那は、5番目となっています。
住宅用火災警報器は、平成21年6月に全ての住宅で取り付けが義務化され、1年と6か月がすぎました。
警報器の設置により、全国では、命が助かった事例などが報告されていて、伊那消防組合では、早めの取り付けを呼びかています。 -
長野県内初 コンビニ交付スタート
上伊那の6市町村は、「住民票の写し」と「印鑑登録証明書」を全国のセブンイレブンで取得できるコンビニ交付を7日から始めました。
この取り組みは県内で初めてとなります。
コンビニ交付を行うのは、伊那市や駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、南箕輪村、宮田村の6市町村で、県内で初めてのサービスです。
7日は、伊那市のセブンイレブン伊那みすず店で、市町村長や関係者が出席し開始セレモニーが行われました。
白鳥孝伊那市長は「最初は2種類だが、今後は、税関係など取得できる種類を増やし、利便性を高めていきたい」と挨拶しました。
株式会社セブンイレブンジャパンの星劭さんは「ニーズが高い行政サービスを積極的に取り入れ、近くて便利なコンビニにしていきたい」と挨拶しました。
テープカットに続き、早速、市町村長らは、機械を操作し、証明書を発行しました。
コンビニ交付は、住民基本台帳カードを使い、全国にある、およそ1万3千店舗のセブンイレブンで、住民場の写しと印鑑登録証明書を取得する事ができるものです。
時間は、午前6時半縲恁゚後11時までで、手数料は、一部あたり、250円。役所の窓口や自動交付機で発行する場合は、300円で、50円安くなっています。
コンビニ交付に必要な、住基カードの普及率は、6市町村で、およそ3万3千6百枚、19.4パーセントにとどまっています。 -
伊那北部地区農業振興連絡協議会 設立
広域的な農業振興を目的とした、伊那北部地区農業振興連絡協議会が17日、設立しました。
設立総会は伊那市内で開かれ、伊那市から北の上伊那4市町村や、県、JA等で関係者が出席しました。
協議会では、自治体の枠を超え足並みをそろえた農業振興策を行っていこうと組織されたものです。
主な事業計画としては、米の生産調整や、有害鳥獣対策、選果場の運営、農業後継者の担い手育成など生産振興基盤の強化を挙げています。
協議会会長選ばれた白鳥孝伊那市長は「上伊那全体を視野に、みなさんの協力のもと農業振興をしていきたいと」挨拶しました。 -
ハナマルキ 詩集「おかあさん」を伊那市に寄贈
辰野町に本社を置く味噌メーカー、ハナマルキ株式会社は、自社で制作した詩集「おかあさん」を11月22日、伊那市に寄贈しました。
11月22日は、ハナマルキ広報宣伝室の仁科徹室長が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に詩集200冊を手渡しました。
詩集は、商品名にちなんで「おかあさん」をテーマに、全国の小学生を対象に募集したものです。
ハナマルキでは、子ども達や保護者にも見てもらおうと去年から学校や図書館に寄贈しています。
久保村教育長は「企業が教育の面で援助してくれることは非常にありがたい。子ども達も励みになると思う」と感謝しました。
詩集は、教育委員会を通じて市内の小学校1クラスに1冊づつ配られる他、図書館にも配布されることになっています。 -
伊那ファイターズが全国へ
中学生の硬式野球チーム伊那ファイターズは、8月2日から東京都で開かれる全国大会に出場する。
27日、伊那ファイターズのメンバーが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に全国大会出場のあいさつをした。
伊那ファイターズは、伊那市と南箕輪村、辰野町の中学生39人が所属している。
6月19日から開かれた信越大会で準優勝し、16年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。
伊那ファイターズが出場するリトルシニア第38回日本選手権大会は、8月2日から東京都の神宮球場を主会場に開かれる。 -
辰野総合病院施設部会初会合
上伊那地域医療再生事業の作業部会の一つ、辰野総合病院施設部会の初会合が21日、辰野町役場で開かれた。
会議は冒頭のみ公開で行われ、辰野総合病院と、辰野町から8人が出席した。
辰野総合病院施設部会で検討するのは、辰野総合病院の施設整備について。
辰野総合病院は回復期医療に重点をおいた病院として移転新築される。現在125床ある一般病床を新病院では一般60床、回復期対応の病床に40床を転換し、リハビリ訓練施設を充実させる。
部会では、新しい病院にも設置する予定の訪問看護ステーションの広さや人数は、どのくらいの規模にするか検討していく。
また、現在病院に併設している介護老人保健施設福寿苑が、病院の新築にともない単独経営となる為、これまで共有していた給食施設や医師の配置などについても協議する。
部会では他に、新病院の設計が具体化したら住民説明会を開くべき、という意見もあった。
今後、辰野総合病院施設部会では、これらの課題と辰野病院の経営改革プランの見直しも含め、話し合いを進めていく予定。 -
プロドライバー最優秀事業所報告
交通安全に積極的に取り組んだバス会社や運送事業所などを表彰する「プロドライバー事故防止コンクール」の最優秀事業所が21日、依田公雄伊那警察署長に受賞を報告した。
報告に訪れたのは、最優秀事業所に選ばれた伊那市の伊那バス、同じく伊那市の大谷総業運輸倉庫、辰野町の辰野タクシー。
長野県警察本部などが主催するプロドライバー事故防止コンクールは、運転業務を行う事業所で積極的に交通安全に取り組んでもらい、事故のない社会を目指そうと行われている。
県内では665社が参加し、26社が最優秀賞に選ばれた。
受賞者らは、「これからも事故のないよう安全管理を徹底したい」などと話していた。
なお、創作標語の部では、伊那市の伊那タクシーの酒井巧さんが最優秀創作者に選ばれた。 -
上伊那北部3町村の消防団が水防訓練
出水期を前に、16日南箕輪村の天竜川河川敷で消防団が水防訓練を行った。
水防訓練は川の増水など、万一に備えようと上伊那北部消防連絡協議会が行った。
訓練には辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団132人が参加し県の担当者から土のうの積み方や木流し工法などについて学んだ。
土のう積みでは、積んだ土のうを強くするために、すき間に土を入れたり、鉄の杭を打つことなどが説明されていた。
また川の勢いをやわらげ堤防を守る木流し工法についての説明もあった。
団員らは、おもりの役目をする土のうを木に縛りつけたあと、木を持ち上げ運ぶ訓練をしていた。
訓練をおこなった上伊那北部消防連絡協議会は「水防活動では、状況にあわせて迅速に行動することが重要。実際の災害で役立つよう訓練を重ねていきたい。」と話していた。 -
辰野町が伊那警察署管内に
長野県警の組織に関する条例改正案が14日、県議会で可決され、辰野町が伊那警察署の管轄区域になることが決まった。
起立による採決の結果、県警組織変更の条例改正案は賛成多数で可決された。
辰野町は、これまで岡谷警察署の管轄区域だったが、県警では、広域連合の構成市町村との整合性や住民の生活圏、裁判所の管轄区域との整合性などから見直しを行なう。
なお所長以下8人の警察官がいる辰野町警部交番は、南信警察機動センターとしても機能するなどこれまでどおりの運用となる予定。
辰野町の伊那警察署管轄区域への変更は、来年4月1日付けで行なわれることになっている。 -
辰野町長選 矢ケ崎克彦氏4選
任期満了に伴う辰野町長選挙は、25日投開票が行われ、無所属で現職の矢ヶ崎克彦氏が4回目の当選を果たした。
開票の結果、矢ヶ崎克彦氏が7221票、無所属で新人の赤羽公彦氏が5336票を獲得、1800票あまりの差で赤羽氏を破った矢ケ崎氏が4選を果たした。
矢ヶ崎氏は66歳。町議会議員を2期務め、平成9年町長選に立候補し、初当選している。 -
【カメラリポート】柔道の創武館道場に通う2人の選手が全国大会へ
伊那市東春近の柔道教室、創武館道場に通う2人が県代表として全国大会に出場する。
全国大会に出場するのは、伊那小学校5年の小池茉衣美ライラさんと、辰野中学校3年の山岸翼君。
小池さんは全国小学生学年別柔道大会の40キロ超級県予選で2位、また山岸君は中体連県大会60キロ級で1位となりそれぞれ全国大会への切符を手にした。
小池さんは「全国大会出場は努力してきたから」、また山岸君は「練習してきたことが出せた」と話す。 -
夏の交通安全運動
夏の行楽シーズンを迎え、県民や、県外から訪れる旅行客に安全運転を呼びかける、夏の交通安全運動が、23日、辰野町の伊北インターチェンジで行われた。
この日は、辰野町や箕輪町、交通安全協会、岡谷警察署などから50人ほどが参加して、ドライバーに安全運転を訴えった。
交通安全運動は、年に4回行われていて、夏の運動は、主に、高速道路を利用する旅行客などを対象に、行われれている。
参加者らは、ドライバーに、チラシやティッシュなどの入った袋を渡して、「安全運転をお願いします」と呼びかけていた。
伊那署管内では、今年に入ってから、7月22日現在まで、死亡事故は発生していない。昨年度の同じ時期には2件発生している。
人身事故は、246件で、23件の減、けが人は314人で、7人の減となっている。 -
辰野町の管轄伊那警察署へ
長野県警は、辰野町を岡谷警察署の管轄区域から伊那警察署の管轄へ変更するなどとした組織再編計画案をまとめた。
県警では辰野町の管轄変更により、広域連合の区域と整合が図られ、住民と協働した防犯活動や交通安全活動が進めやすくなるほか、裁判所管轄区域と整合し、事件送致業務や護送業務の効率化が図られる竏窒ニしている。
なお辰野町交番には所長以下8人の警察官が配置されていて、従来通りの運用になるという。
再編案については、説明会などを開いて住民の意見を聞き、県議会での議決を経て来年4月からの実施を予定している。 -
文部科学大臣創意工夫功労者賞受賞
ハヤシプレシジョン伊那工場
宮下淳さん・向山洋平さん辰野町にあるハヤシプレシジョン伊那工場で働く南箕輪村在住の宮下淳さんと向山洋平さんが、文部科学大臣の創意工夫功労者賞をこのほど受賞した。
今年度表彰されたのは県内で12人。上伊那地域では、宮下さんと向山さんの二人が受賞した。
伊那工場では、「ものづくりへの熱意が評価された」と、二人の受賞を喜んでいる。 -
不法滞在逮捕
伊那警察署などは26日、伊那市、箕輪町、辰野町で、不法滞在のタイ人とフィリピン人3人を摘発した。
伊那警察署の発表によると、摘発されたのはタイ人の男1人、女1人、フィリピン人の女1人で、年齢は34歳から43歳。
不法滞在の期間は短い者で13年10カ月、長い者で22年。
伊那署では、伊那市などの住宅に不法滞在の外国人が住んでいるとの住民からの通報を受け、入国管理局と合同で摘発した。 -
小学生防火ポスターコンクール審査
火災予防を呼びかける小学生防火コンクールの審査が2日、伊那公民館で行われた。
このコンクールは子どもや住民に防火意識を高めてもらおうと伊那消防組合が毎年行っている。
コンクールは、辰野町から伊那市までの4市町村の小学生4年生から6年生を対象に募集し、ポスター231点、書道80点、作文116点が集まった。
審査は、市内の小学校教諭や消防署員など5人が行い、それぞれの部門から最優秀賞1点、優秀賞20点を選んだ。
ポスターを審査したある教諭は、「去年よりもレベルが高く、色が効果的で目を引く作品が多い」と話していた。
審査の結果最優秀賞にはポスターの部で伊那東小学校6年の小澤佳奈子さん、書道の部では同じく熊谷清香さんが選ばれた。
選ばれた作品は3月1日からの火災予防週間中、伊那市役所で飾られるほか、最優秀賞の作品はポスターとして伊那防火管理協会に加盟している事業所に配られることになっている。
なお、作文の審査結果については6日に発表される予定。 -
舜鳳会日本画展
伊那・箕輪・辰野の日本画愛好者のグループ舜鳳会の展示会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれている。
舜鳳会は、池上秀畝の流れを組む日本画のグループで、伊那・箕輪・辰野の教室が合同で毎年作品展を開いていて、35回目になる。
今回は、26人が近作1、2点を持ち寄り、35点が会場に並んでいる。
本来の日本画の良さを大切に作品作りをしているということで、花鳥風月や山水などがある。
会場には、水墨画や彩色画など様々なジャンルの日本画が並んでいた。
舜鳳会を指導している辰野町の三堀舜業さんは、「日本画古来のスタイルを守り、作品を表現している。興味のある人は、教室をのぞいてみてほしい」と話し、来場を呼びかけていた。
この作品展は13日(月)まで。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那毎日新聞休刊へ
伊那毎日新聞は31日付の発刊をもって休刊する。1955(昭和30)年2月の創刊から53年余。地域とともに歩んだ半世紀の歴史に幕を下ろす。
伊那毎日新聞は、伊那市本町で産声を上げ、以来社屋を伊那市西町区、南箕輪村と移転。1999年に現在地の伊那市室町に移ってからは、紙面のカラー化などを図るとともに、内容の充実に積極的に取り組んできた。
01年には、「地元の課題は世界にも共通する課題」を合言葉に、公共事業や教育、環境などの問題を通じて「真の豊かさ」について考えてみよう竏窒ニ、伊那毎日新聞社製作のケーブルテレビ番組「いなまいニューススタジオ」がスタート。紙面と映像が連携する新しいスタイルで、公共事業の決定プロセスの不透明性や矛盾などを指摘した。
02年には、県会でのダム論議を背景に「いなまいテーブル」を作成。ダム問題を「財政」「環境」「生活」「産業」「景観」「決定プロセス」など多面的視点で検証する“判断の枠組み”を提供した。「いなまいテーブル」のパンフレットは上下伊那のほぼ全戸に配布。いま問題にされている戸草ダム建設計画中止を議論する際に十分応用できる。
03年から05年にかけては「上伊那・輝く経営者キャンペーン」を展開。産学官でつくるキャンペーン推進委員会の事務局を伊那毎日新聞社が務め、上伊那で輝いている中小企業経営者約100人を紙面、映像、単行本で紹介した。さらに、05年からは、戦後の上伊那経済を牽引してきた大手企業の優れた経営者・創業者を上伊那の「産業史」「経営史」として後世に残す企画も展開している。
読者参加でつくる各種カラー企画や人物紹介も好評で、郷土愛醸成につながる、との声も多かった。
最近では広域ごみ処理施設建設計画の詳細な報道などが住民の関心を集め、伊那毎の記事が注目されている中での残念な休刊となってしまった。 -
インターハイ(8)
陸上を始めた小学生からの目標竏秩B男子200メートルでインターハイ(8月1日・埼玉県熊谷市)の出場を初めて決めた。小、中学校の各全国大会を経験するが、高校最大の舞台への思い入れは強い。「陸上が好きで、走ることが楽しい。インターハイでも楽しみたい」
全国の切符を手にした総体北信越大会の決勝では自己ベストとなる22秒33で4位入賞した。「スタートが良かった。最後の直線は気持ちで走った」。大会初日にあった100メートルで予選落ちしたことで弱気になっていたが気持ちを切り替え、全力を尽くした。
200メートルの調子は今季、上向いている。冬場の練習で走り込みに力を入れたため以前より持久力がついたのが原因だ。「今までは後半がきつくてスピードが落ちていた。今は体が動く。前半と同じように走れるようになった」。苦手だった種目が楽しめるようになってきたという。
小学校のころ、塚原直貴選手(岡谷市出身、北京五輪日本代表)がインターハイで走っている姿を映像で見て競技にはまった。「目標は自己ベストの更新。入賞したい気持ちもあるが、まだまだ実力不足。来年のため、インハイの空気をいっぱい味ってきたい」
辰野町宮木。辰野中学校出身。17歳。 -
あんざんコンクール
日本珠算連盟と同伊那支部(伊藤正会長)は12日、08年あんざんコンクールを伊那市の商工会館で開いた。各地の珠算教室などに通う伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の小学2年生縲恍・w生52人が参加し、学年別に掛け算、割り算、見取り算の暗算能力を競った。
終了後に行われた表彰式で各部の上位入賞者に賞状とトロフィーが贈られた。伊藤会長は「無限の可能性を鍛えるため、暗算は非常に大事。しっかり勉強して、将来この地域で活躍してくれることを期待する」と述べた。
上位は次の皆さん。
▽小学2年の部(1)小沢昌輝(箕輪中部小)(2)小沢朋輝(同)(3)小原彩季(西箕輪小)▽小学3年の部(1)伝田智宏(西箕輪小)(2)遠山快晴(美篶小)(3)鈴木麻修(伊那東小)▽小学4年の部(1)小沢奈々(箕輪中部小)(2)高岡明歩(南箕輪小)(3)松田真依(辰野西小)▽小学5年の部(1)唐沢希(伊那北小)(2)戸田和輝(南箕輪小)(3)神田朋美(伊那東小)▽小学6年の部(1)有賀友哉(箕輪中部小)(2)宮沢ひなの(南箕輪小)(3)加藤綾乃(同)▽中学・高校の部(1)沢島里奈(箕輪中1)(2)伝田真由香(西箕輪中1)(3)鈴木一朗(同) -
辰野ほたる祭り キャラバン隊によるPR
21日から始まる「第60回辰野ほたる祭り」に向け、同祭り実行委員会は5日、キャラバン隊によるPR活動を行った。隊を2つに分け、諏訪・伊那方面と塩尻・木曽方面の近隣計10市町村で周知。上伊那地方にはキャラバン隊が伊那市、箕輪町、南箕輪村を訪れた。
南箕輪村役場には、副町長の赤羽八洲男副大会長ら6人が訪れた。町によると、ホタルの名所・松尾峡で実施したゲンジボタルの上陸調査では過去最高の1万6千匹余を確認しており、赤羽副大会長は「ここ2、3年は発生数が少なかったが節目の今年は期待できそう」と笑顔で話した。
ホタルの発生は気象状況に左右されるが、20日ごろを発生ピークと予想。雨が降っていたり、気温が低かったりするとホタルの乱舞を見ることは難しく、月明かりがなく、蒸し暑く、風がない状態が好条件といわれている。時間帯は午後8時前後。
祭り初日は、JR飯田線辰野駅周辺で地元小学生の太鼓演奏や鼓笛隊パレードのほか、ちんどん屋や笠踊りなどのパフォーマンスを展開。祭り期間中の土、日曜日は松尾峡周辺の駐車場利用状況をホームページで情報提供する。祭りは29日まで。
南箕輪村役場を訪れたキャラバン隊のみなさんと村関係者 -
伊那ビデオクラブ会員の作品がコンクールに多数入賞
伊那市、箕輪町、南箕輪村など在住のアマチュアビデオ愛好者らでつくる伊那ビデオクラブ(飯島尚美会長、27人)の会員の作品が、NHK長野ビデオクラブ主催の第19回ビデオ作品コンクールに多数入賞した。入選14作品のうち10作品を同クラブが占めた快挙を報告しようと21日、会長以下8人が伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長と喜びを分かち合った=写真。飯島会長は「例年5縲・作品は入賞するが、こんなにたくさんの入賞は初めて。これまでの努力の成果だ」と喜びを語った。
最高賞の会長賞に次ぐ優秀賞に選ばれた石川はつめさん=伊那市美篶=は「クラブに入っていたから撮影や編集の技術を学べた。入賞は皆さんのおかげ」と話した。石川さんの作品「こいの季節」は、ニシキゴイの生態を3カ月にわたって撮影し、産卵や稚魚の成長の様子などを生き生きと描いた。「5分以内にまとめなければならないため、編集が大変だった」と言う。
同クラブは93年発足。クラブ内でコンクールを開くなどして作品のレベルアップに努めている。伊那市の委託を受け、民話の発掘や新山のハッチョウトンボの生態などを描いた作品の制作にも当たった。
同クラブからの入賞者は次の皆さん。
▼優秀賞=石川はつめ▼映像賞=赤羽伊三夫、飯島尚美▼ほのぼの賞=有賀光代▼努力賞=武田忠芳、赤羽仁▼入選=前田耕一、北原正、小島勇男、小山喜美子 -
上伊那北部消防連絡協議会 水防訓練
辰野、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる上伊那北部消防連絡協議会(平沢久一協議会長)は18日、恒例の水防訓練を箕輪町のみのわ天竜公園で行った。伊那建設事務所職員を講師に招き、水防技術の向上と水防意識の高揚を図った。
例年、関係町村の持ち回りで開き、出水期を前に実施する訓練で、各団から部長以上の幹部団員計160人が参加。団員は3小隊に分かれ、土のうを結びつけた木を川に沈めて決壊場所に設置する「木流し工法」、「シート張り工法」、「積み土のう工法」などを講師から学んだ。
山浦直人伊那建設事務所長は「水防工法は緊急時、迅速に行う工法なので、日ごろからイメージして訓練を」と講評。平沢協議会長は「こういう機会にしっかりと工法を学び、有事の際は地域住民の生命、財産を守ってほしい」とあいさつ。
シート張り工法の訓練成果を披露する団員ら -
天竜川激特災害現地視察
天竜川上流部で観測史上最大の雨量を記録した06年7月豪雨から2年竏秩B災害を再び繰り返さないよう国土交通省と県は、辰野町から伊那市にかけての天竜川流域約20キロを河川激甚災害対策特別緊急事業の対象に指定し、5年計画で整備を進めている。
流域の伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村は10日、工事の進ちょく状況を見ようと上伊那の5カ所を訪れて視察を行った。各市町村長や担当者、地元住民などが参加し▽辰野町の同善渕▽箕輪町の伊那路橋▽南箕輪村の新天竜橋▽伊那市の棚沢川合流点▽同・殿島橋竏窒フ整備状況を確認した。
護岸が決壊した辰野町の同善渕では天竜川上流河川事務所の伊藤仁志所長が昨年完成した護岸工事について説明。参加した宮下一郎衆議院議員らも満足そうにうなずきながら説明を聞いた=写真。地元住民からも「安心して暮らせる」と感謝の言葉が聞かれた。
改修工事は1秒当たりの放流量が30立方メートル増の430立方メートルになっても対応できるよう、河道掘削、築堤、根継ぎ、根固工、橋補強などを実施するもの。07年度末時点で約43%が完成していて、08年度末までに約67%が終了する見通し。
上伊那では伊那市で殿島橋の橋げたが流され、箕輪町松島で堤防が決壊したほか、各地で護岸が流されたり崩れたりするなどの被害が出た。 -
小沢晃一 油彩画展
辰野町下辰野の洋画家、小沢晃一さん(73)の油彩画展は19日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。伊那谷の風景をはじめ、ポルトガルやスペインの街並みなどを題材とした新作約70点を展示販売している。
昨年2月にスケッチ旅行で訪れたスペインでは、世界遺産に登録されているトレドやカセレスといった都市を描いた。小沢さんは「どこを見ても絵になる街並みばかり。制作意欲が刺激された」と話している。
このほか、三峰川や天竜川を題材とした「ダムと渓流」「橋と紅葉」など、生き生きとした力強いタッチで描いた作品を出品する。同ホールでは、2年ぶり4回目の個展。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。 -
小学生防火作品コンクール審査会
伊那防火管理協会は28日、伊那市の伊那公民館講堂で、伊那消防組合管内の小学生を対象とした「防火作品コンクール」の審査会を開いた=写真。ポスター、書道の部の各最優秀賞1点ずつなどを選んだ。
防火意識を高めるためのコンクールで、ポスター、書道、作文の部門に管内の小学4縲・年生から計459点の応募があった。この日は、協会関係者や小学校教諭ら7人が審査し、両部門の最優秀賞のほか、優秀賞(ポスター20点、書道21点)を決めた。
各部門の入賞作品の発表は後日あり、ポスターと書道の入賞作品を「春の火災予防運動」期間中(3月1縲・日)、伊那消防署などなどで展示。作文の部は2月上旬に審査し、入選作品を同期間中、有線放送で発表する予定だ。
それぞれの最優秀賞作品はポスターに作成し、管内の事業所などに配布する。 -
第22回伊那消防組合消防職員意見発表会
第22回伊那消防組合消防職員意見発表会(同消防組合消防本部主催)は15日、辰野町役場で行った。組合管内の4消防署から代表7人が出場し、日ごろの消防、救助活動で感じたことや、思っていることなどを題材に発表した。
最優秀賞は、「あの気持ちを忘れずに」と題して意見発表した辰野消防署の小沢克裕消防司令補(45)が受賞。このほか優秀賞は、伊那消防署の桜井英和消防副士長(32)、箕輪消防署の工藤健介消防副士長(30)が選ばれた。
小沢消防司令補は、消防組織の広域化や救急需要の増大など、消防を取り巻く環境が変化しても、「誰のため、何のために活動しなければいけないのかとの原点を忘れてはいけない」と強調。その目的意識を持ち、冷静に活動することが消防士の責務だと訴えた。
県内14消防本部の代表者が集まる県消防職員意見発表会が2月7日、野沢温泉村である。3回目の県大会に出場する小沢消防司令補は「自分の伝えたいことをみなさんに理解してもらえれば。緊張せず、臨みたい」と意気込みを語る。
最優秀賞の小沢消防司令補(中)、優秀賞の工藤消防副士長(右)と桜井消防副士長 -
伊那消防組合07年の火災状況まとまる
07年に伊那消防組合管内で発生した火災件数は前年に比べて26件減の58件で、33件の火災があった1983年以来、24年ぶりに60件を切ったことがこのほど、同消防組合のまとめで分かった。火災発生件数は2年連続で減少している。死者は4人で前年比1人増、負傷者は5人で同比1人減だった。
火災の内訳は「建物」31件(同12件減)、「その他(廃材・枯れ草など)」16件(同15件減)、「車両」が8件(同3件増)、「林野」が3件(同2件減)。焼損面積は、建物1107平方メートル、林野17アール、車両9台。焼損棟数は全焼11棟など計39棟で20世帯、43人が被災した。
市町村別の発生数は、伊那市31件(同16件減)南箕輪村10件(同2件減)、箕輪町9件(同5件減)、辰野町8件(同3件減)だった。
原因は、「放火・放火の疑い」11件、「枯れ草焼き」6件、「たき火」5件、「たばこ」4件、「火遊び」4件、「電気配線・機器」4件竏秩B同消防組合によると06年現在、全国的に見て出火原因は、「放火」が10年連続で1位となり、「放火の疑い」を合わせると火災件数の約2割を占めるという。
伊那市狐島の曹洞宗龍光寺が全焼、焼死体が見つかった(07年5月30日) -
伊北環境行政組合議会12月定例会
伊北環境行政組合議会12月定例会は26日開き、06年度会計歳入歳出決算を認定し、研修視察旅費の増額など補正予算案を可決した。
決算は収入済額3億2648万5129円、支出済額3億1437万6500円。歳入歳出差引額は1210万8629円。歳出の主なものは八乙女区地元協力交付金でクリーンセンター八乙女300万円、最終処分場450万円。ごみ処理費で破砕残さ運搬・処理委託料約5358万2千円、プラスチック製容器包装類中間処理委託料約2320万8千円、プラスチック製容器包装類処理委託料(リサイクル協会)約281万3千円。
補正予算は歳入歳出に各61万1千円を追加し、総額を各3億1604万6千円にする。歳出では、08年1月31日縲・月1日の最終処分場研修視察のため、旅費として18万3千円を増額補正した。
議会終了後の議会全員協議会では、上伊那広域連合ごみ処理計画に関する八乙女区との懇談会概要の説明があった。
11月26日に地元八乙女区関係者が出席し、伊北環境行政組合が、上伊那広域連合ごみ処理計画と、上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会での検討状況を説明。今後の対応について八乙女区からは、「地元として今後、時間をかけて勉強したい」「上伊那広域連合との今後の交渉などは、伊北環境行政組合が責任をもって当たってもらいたい」などの意見があり、組合は勉強会や研修視察などの要望があれば対応し、新ごみ中間処理施設の動向など上伊那広域連合に動きがあった場合は八乙女区長と対策委員長に報告する旨を伝えたとの報告があった。