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信州大芝高原マレットゴルフ親交会
村に「緑の基金」届ける信州大芝高原マレットゴルフ親交会(136人、北原忠義会長)は12日、大芝高原の樹木の保護を願う「緑の基金」に寄せられた会員の浄財5万500円を南箕輪村に届けた。会長ら役員4人が役場を訪れ、唐木一直村長に手渡した。
「緑の基金」は、大芝高原の、特にマレットゴルフ場の樹木保護を目的に親交会が昨年から始めた。マレットゴルフで大勢の人が林の中を踏み歩くことは樹木を傷めるため、保護していきたいという会員の願いがあり、これを常に自覚していく活動という。
毎月、月末の例会日に会場に募金箱を置き、参加者が寄付する。今年は、4月から11月までに8回あった。 -
南箕輪村子育てサロンでクリスマスケーキづくり
南箕輪村のボランティアセンターで12日、子育てサロンがあった。30組の母親と子どもが参加。伊那市の洋菓子店・菓匠Shimizuから、シェフ・パティシエの清水慎一さんを講師に迎え、クリスマスケーキのデコレーションに挑戦した。
清水さんは昨年、村社会福祉協議会の福祉体験教室でケーキ作りの講師を務めた。そのつながりで今年、子育てサロンの講師を依頼した。
幼児の待ち時間が長くならないよう、スポンジはあらかじめ準備したものを使用。清水さんは、生クリームの泡立てから飾り付けまでの作業を説明しながら披露。参加した母親たちは、清水さんの鮮やかな手つきに見入っていた。
参加者も、協力し合いながらデコレーションに挑戦。会話も楽しみながら、ホイップクリームや季節のフルーツを丁寧にデコレーションし、色とりどりのケーキを仕上げた。 -
クリスマス贈り物づくり
南箕輪村公民館と村図書館は11日、「クリスマス贈り物づくり」を村民センターで開いた。小学生ら40人が、ハーブのいい香りがする贈り物を熱心に作った。
クリスマスにちなんだお話で絵本「あのね、サンタの国ではね…」の読み聞かせを楽しんだあと、贈り物づくりに取り組んだ。
作ったのは「クリスマスのタペストリー」。講師の伊東瑞枝さんに教わりながら、壁に掛けられるようひもを付けた赤色の布に、クリスマスツリーに見立ててローズマリーの枝をはり、ビーズ、綿、金銀などの色紙を自由にはった。
メッセージカードは、星型に切り抜いた金銀の紙をはったり、思い思いに絵や言葉を書いた。家族皆へのメッセージをそれぞれ小さい紙に書き、カードにまとめて留めている子もいた。 -
リボンアート華やかに
南箕輪村沢尻でリボンアート教室を開く伊東瑞枝さん(63)と生徒の作品展は22日まで、伊那市の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている。入場無料。
アセテート製のリボンで季節の花や果物を作り、クリスマスや正月などをテーマにアレンジした約50点を出品。クリスマスツリーや門松などが並ぶ会場は華やかな雰囲気に包まれ、それぞれの作品は個性的で見る人の目を楽しませている。
生徒は小学生の娘3人と一緒に出品した親子も含め、伊那市、南箕輪村の女性7人。児童らは夏休みを利用し、他のメンバーは月1回の教室で作品を製作した。
伊東さんは「リボンアートは自然界にない色の花を自分の手で作れる楽しみがある」と来場を呼びかけている。
土日、祝祭日は休館。午前8時30分から午後5時10分まで。 -
信州大芝高原マレットゴルフ親交会定期総会
信州大芝高原マレットゴルフ親交会(北原忠義会長)は9日、定期総会を大芝荘で開き、06年度の事業目標や新役員を決め、年間成績優秀者を表彰した。
会員は136人(男子85人、女子51人)。05年度の初打ちは4月15日。第2回選手権大会は5月に開催。例大会は37回。参加は延べ3373人で、1日平均92人。春・夏・秋・納大会も各100人を超える参加だった。
大芝の緑を守るために昨年から取り組んでいる「緑の基金」は、本年度は会員の浄財4万9986円集まった。12日に村に届ける。
役員は監事の小木曽敏さんが退任し、林剛さんを新任した。
年間成績優秀者は次の皆さん。
◇男性 (1)荻原文博80南箕輪村(2)大野田吉治73伊那市(3)藤沢幸雄69箕輪町(4)高木芳直62南箕輪村(5)小山栄二57箕輪町(6)中條清志55辰野町、清水利夫55伊那市(7)小島清46伊那市(8)下平節治45箕輪町(9)大沢昭人44伊那市(10)小沢恒二郎41伊那市
◇女性 (1)小沢かほる92(2)原幹子88(3)大槻キサエ82(4)北沢ヒデ子75以上南箕輪村(5)中島きくえ74箕輪町、浅野八重子74長谷村(6)酒井範子61(7)網野さだ子53(8)小林えみ子、白鳥栄子47(9)林米子44以上伊那市(10)武村八千江42南箕輪村、有賀智世子42伊那市 -
上農高の技術に関心
下伊那農業高校(飯田市)と友好交流を続ける、中国江蘇省・蘇州農業職業技術学院の視察団6人が8日、南箕輪村の上伊那農業高校を視察訪問した。メンバーは生物光学の教室など、校内の教育施設を見学した。
日本の短期大学に相当する同学院は、下農高校と90年から交流を開始し、本年は15周年。5日に来日した一行は、歓迎集会を下農高校で済ませ、この日は他の県内の農業関係施設の視察のために、同村の信州大学農学部も見学した。
視察団代表の李正茂さん(34)は「見学の時間は短かったが印象的だった。上農高校は先進的な技術を持ち、その技術は実用的で学生にとっても卒業後の就職に役立つ」と感想を述べた。
北原光博校長は「農業は人類の命に携わる産業。同じ農業を教える者として、お互いに連携を取っていきたい」とあいさつした。 -
骨粗しょう症予防教室「コツコツセミナー」
南箕輪村住民福祉課は6日夜、骨粗しょう症予防教室「コツコツセミナー」を村役場で開いた。女性18人が、骨粗しょう症の病態や予防、治療についての講演を熱心に聞いた。
骨粗しょう症は、骨の量が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる全身の病気。セミナーは全2回で、第1回は伊那中央病院整形外科の高原健治医師が講演した。
総人口の10%弱が骨粗しょう症といわれ、寝たきりの原因の第3位は骨粗しょう症による骨折であることを説明。検診を受ける時期は、女性は閉経後は年1回、男性は少なくとも70歳以上は測定する。20歳代から40歳代後半までは骨密度があまり変化しないため、その間に一度測定し骨密度を知っておくことをアドバイスした。
予防の三原則は「食事・運動・日光浴」。カルシウムの多い食品やカルシウムの吸収を助けるビタミンDを摂り、運動はウォーキングや水泳、運動が苦手な人は散歩や自転車乗りから始めてもよい-とし、ビタミンDが日光浴で皮膚からも作られることも話した。
たばこや酒の飲み過ぎ、ダイエットも危険因子の一つに挙げ、骨の健康状態を知るため1度は測定することを勧めた。
第2回は16日午後1時縲・時、村公民館。骨を丈夫にするための運動、栄養の話と試食。運動のできる服装で参加。持ち物は上履き、バスタオル(運動時に床に敷く)、筆記用具。村内在住者に限る。申し込みは12日までに住民福祉課保健予防係(TEL72・2105内線111)へ。 -
骨粗しょう症予防教室「コツコツセミナー」
南箕輪村住民福祉課は6日夜、骨粗しょう症予防教室「コツコツセミナー」を村役場で開いた。女性18人が、骨粗しょう症の病態や予防、治療についての講演を熱心に聞いた。
骨粗しょう症は、骨の量が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる全身の病気。セミナーは全2回で、第1回は伊那中央病院整形外科の高原健治医師が講演した。
総人口の10%弱が骨粗しょう症といわれ、寝たきりの原因の第3位は骨粗しょう症による骨折であることを説明。検診を受ける時期は、女性は閉経後は年1回、男性は少なくとも70歳以上は測定する。20歳代から40歳代後半までは骨密度があまり変化しないため、その間に一度測定し骨密度を知っておくことをアドバイスした。
予防の三原則は「食事・運動・日光浴」。カルシウムの多い食品やカルシウムの吸収を助けるビタミンDを摂り、運動はウォーキングや水泳、運動が苦手な人は散歩や自転車乗りから始めてもよい-とし、ビタミンDが日光浴で皮膚からも作られることも話した。
たばこや酒の飲み過ぎ、ダイエットも危険因子の一つに挙げ、骨の健康状態を知るため1度は測定することを勧めた。
第2回は16日午後1時縲・時、村公民館。骨を丈夫にするための運動、栄養の話と試食。運動のできる服装で参加。持ち物は上履き、バスタオル(運動時に床に敷く)、筆記用具。村内在住者に限る。申し込みは12日までに住民福祉課保健予防係(TEL72・2105内線111)へ。 -
南箕輪村議会12月定例会開会
南箕輪村議会12月定例会は6日開会し、指定管理者制度導入に伴う条例案17件、05年度一般会計などの補正予算案6件、村第4次総合計画基本構想、市町村数の増減や規約変更13件など計40議案を提出し、05年度庁舎・保健センター空調設備改修工事請負契約の締結、一般会計と水道事業会計の補正予算案を可決した。残り37議案と陳情5件は各常任委員会に付託した。
一般会計補正予算は、予算総額の歳入・歳出に各582万5千円を追加する。
05年度庁舎・保健センター空調設備改修工事請負契約の締結は、指名競争入札で契約相手方はエビヤ鉄工設備(本社・伊那市、鈴木多門社長)。請負金額は6667万5千円(うち消費税額317万5千円)。機械設備工事は庁舎用はガスエンジン屋外機7基、屋内基40基、パッケージエアコン1基。保健センター用はガスエンジン屋外機2基、屋内機8基。
指定管理者制度導入に伴う条例改正案の施設は、デイサービスセンター、ショートステイセンター、在宅介護支援センター、ボランティアセンター、生きがいデイサービスセンター、老人ふれあい共同作業所、障害者生きがいセンター、シルバーワークセンター、ふれあいプラザ、ふれあい交流センター等、大芝高原味工房、研修センター、温泉スタンド、信州大芝高原みんなの森、公園、村民運動場。
各常任委員会に付託した陳情は次の通り。
◇陳情 ▽個人所得課税における各種控除の安易な縮小を行わないことを求める意見書(案)の採択についての陳情▽患者・国民負担増の中止と「保険で安心してかかれる医療」を求める陳情書▽看護職員の大幅増員を求める陳情書▽「高校改革プランの実施計画策定を先延ばしし、県民合意の高校改革をすすめることを求める意見書」採択を求める陳情書▽公共事業を防災・生活関連に転換し国土交通省の事務所の執行体制等の拡充を求める陳情書 -
シルバー・スワン主宰
南箕輪村北殿
白鳥麻都香さん(43)シルバーアクセサリーや七宝焼などの講師として南信を中心に出張講習する多忙な日々。教えるのは、純銀線に天然石を通してかぎ針で編む純銀クロッシェ、針と糸でビーズを編むビーズステッチ、銀粘土、七宝焼、ビーズスキル、シルバーオーバーレイと幅広い。
もともとキラキラしたもの、編物や縫い物は好きだったが、手芸に関わるきっかけは15年ほど前。夫の転勤先の秋田県で、公民館の「七宝焼」講座を知った。昔、名古屋空港で七宝焼を見て、すてきだなと思った記憶がある。「自分で作れるの?」と入会。まだ小さかった次男をおぶって講座に通った。
長野県に戻り、「もっと七宝焼を極めたい」と教室を探していたとき、訪れた南箕輪村の手芸センター夢工房で、七宝焼講師の話があり、思いがけず教室を持つようになった。
シルバーを始めたのは5年前。銀粘土の体験をしてその魅力にひかれ、日本余暇文化振興会の純銀クロッシェ特別講師、ビーズステッチ本部講師などの資格を取得。ペアーレ伊那などで教えている。
シルバージュエリーなどオリジナル作品は、『純銀ジュエリー104点』など何冊かの本に掲載されている。
「オリジナルは自分が着けたいもの、好きな色や形などから考える。でも四苦八苦。自分は一講師なので、芸術家とは思っていないんです」。重きを置くのは教室。「生徒とのやりとり、完成して喜ぶ顔を見るのがうれしい」と、楽しい教室を心がけている。
「今の私しか知らない人は、経歴を聞くと驚くんです」。手芸とはかけ離れた体育大出身。箕輪町に生まれ、中学時代は機械体操の平均台で県大会2位の記録を持つ。進学した伊那弥生ヶ丘高校は機械体操部がなく、「音楽と体育が特に好きで、どちらかの道に進みたい」と考えていたため合唱部に入部。しかし、新体操部に引っ張られた。個人の「輪」で県大会2位。北信越大会にも出場した。
体育大で新体操に打ち込んだが、体を酷使して椎間板がつぶれた。激しい運動ができない、クラブを続けられない…。そんなとき、新体操の演技の伴奏をするピアニスト募集を見つけ、転身した。
大学の2年先輩の山崎浩子、3年後輩の秋山エリカらが出場した世界選手権(仏)や、4大陸選手権(米国)、全日本の試合などで伴奏した。
ピアニスト引退後は、信学会の幼児教育課体育教諭としてエアロビクスを教えていた。
高校の体育教諭になりたいと思っていた時期がある。今は違う道だが、「人に何か教える、伝えるということがずっとやりたかったのかなと思う。できるだけいろいろな楽しいものを提供できるように、常に新しいポケットを用意したい」と、東京へ研修に行くほか、今は樹脂粘土でビーズを作る資格取得を目指し勉強中だ。
「いろいろな技術を教わって、自分の中で組み合わせて展開できたらと思うので、常に勉強していたい。止まってはいたくない」
スケジュール帳は予定がびっしり。「家族の協力があってこそ勉強に行かせてもらっている」と感謝しながら、勉強に、指導にと駆け回っている。 -
南箕輪村営農センター、中部保育園へリンゴのプレゼント
地元農産物の良さを子どもたちに知ってもらおう竏窒ニ南箕輪村営農センターは1日、中部保育園の園児210人にリンゴをプレゼントした。
昨年まで上伊那農業協同組合(JA上伊那)がしていた取り組みを、本年度は同センターの地産地消事業とした。村のブランド「ふじりんご」を一人ひとりにプレゼントするため、センター職員や生産者代表などが来園した。
生産者代表の藤澤久人さんは「昔は村でリンゴをつくる人もたくさんいたが、今は30戸になってしまった。一生懸命つくったリンゴをおいしく食べてほしい」と話し、職員や生産者が1つ1つリンゴを手渡した。園児らは「ありがとう」と、リンゴを落とさないよう、しっかりと両手で受け取った。
本年度同センターは、村内5園の670人にリンゴをプレゼントし、小中学校に対しては、学校給食用にリンゴ1500個と白ネギ100キロを贈呈する。 -
食と健康を考えるつどいパート20
伊那保健所、県食生活改善推進協議会上伊那支部、南箕輪村主催の「食と健康を考えるつどいパート20」は30日、南箕輪村民センターであった。約300人が集い、20周年を記念した寸劇、講演などで生活習慣の改善などを学び合った。
南箕輪食生活改善推進協議会の伊藤幸子会長が、身体障害者のリハビリを兼ねた調理実習と会食、一人暮らし老人への給食サービス、ヘルシーメニューの普及、小学生の親子対象ファミリークッキングなど活動事例を発表した。
朝食を食べない子どもの話に触れ、「食育を考え、母親、保護者と楽しい料理教室ができることを願っている」とし、「一人ひとり研さんを積み、村の皆さんが健康で長生きできるよう手助けしていきたい」と話した。
20周年記念の寸劇「健康万歳」では、父の飲みすぎ、母の肥満、ダイエットで痩せすぎの娘など健康に問題のある家族を食改の会員らが会場を笑わせながら熱演し、家族の健康を考えるきっかけを提供した。
伊那保健所の渡辺庸子所長によるメタボリックシンドロームについての講演も聞き、予防と治療は生活の見直し、運動と食事が基本になることを学んだ。 -
権兵衛道路自己用広告物ガイドライン
12月作成へ伊那窶薄リ曽権兵衛道路(06年2月開通予定)の沿線、伊那側7キロの自己用広告物設置に関するガイドライン作成委員会(伊藤精晤委員長)の第3回会合が28日、南箕輪村の南原コミュニティーセンターであり、前回論議に踏まえて事務局がまとめた素案を検討した。
審議では、委員会の活動が主に自己用広告物のモデルデザイン作りに置かれてきたことから、「モデルデザインの説明をもっと前面に出すべき」との意見が出され、これに「統一デザインの前提として、自己用広告物を少なくしようなどの理念的なものがあるはず。そこまで含めなければガイドラインにならない」と反論が出るなど、活発に意見を交換。素案の構成を大幅に変更して、ガイドラインの位置付け・理念・内容を明確化すると同時に、それを踏まえてモデルデザインの説明をする窶狽ニいうような修正が加えられた。
「伊那側はガイドライン作成をしているが、木曽側の企業から当該地域に看板を出したいという打診が来た。県の屋外広告物禁止地域の指定が遅いし、その告知が遅れているのではないか」との地元からの指摘もあり、牛越徹上伊那地方事務所長が早急な対応を約束する場面もあった。
権兵衛トンネル伊那側出口から中央道東側までの7キロ区間は、県が景観保護のために、両側100メートルにわたって屋外広告物禁止地域に指定することを予定している。これにより大型店舗の屋外広告や、立て看板などは禁止されるが、地域内に店舗や事業所を構える民間企業が自社敷地内に立てる10平方メートル以内の自己用広告は適用除外となる。
この自己用広告も景観保護の観点から、統一的デザインのものにするよう、民間企業に考え方と一定の基準を示すのがガイドライン。県・伊那市・南箕輪村・地元住民・関係団体などから作成委員を選び、議論を進めてきた。モデルデザインは、公募の後、箕輪町の建築士・北澤宗則さん作の、間伐材と花を利用したものに決まっている。
ガイドラインは、今回の議論を事務局が最終案にまとめ、12月に最終的に策定される。 -
南箕輪村議会臨時会
南箕輪村議会臨時会は28日開き、村一般職員の給与に関する条例の一部改正案、条例改正に伴う05年度一般会計などの補正予算案4件を可決した。
村一般職員給与の一部条例改正は、「災害派遣手当」を「災害派遣手当(武力攻撃災害等派遣手当を含む)」に改めるほか、勤勉手当の支給率などを改正する。 -
南箕輪村児童虐待防止ネットワーク会議(仮称)設置へ準備
南箕輪村は25日、役場であった児童虐待防止地域連絡員・市町村児童相談担当者研修会で、児童を虐待などから守るため関係機関などが連携する「南箕輪村児童虐待防止ネットワーク会議(仮称)」の設置案を示し、了承を得た。今後設置に向け条件整備を進める。
ネットワーク会議は、05年4月の児童福祉法改正(児童相談の第一線機関となる市町村の役割、要保護児童対策地域協議会の設置など)に基づく。
児童虐待の兆候発見や通報があった場合に、関係機関や担当者が会議を開いて連携し、保護者の指導や相談、児童の保護など処遇方針を検討して児童虐待防止と児童の健全育成を推進する方針。
計画案では、会議は村住民福祉課、教育委員会、児童相談所、福祉事務所、警察、人権擁護委員会、保育園、学童クラブ、子育て支援「すくすくはうす」、小・中学校などで構成。活動は連絡会議や研修会、事例検討会、講演会、学習会など。
虐待以外に、いじめ、障害児支援、子どもの権利擁護などの分野にも範囲を広げる考え。 -
南部小「地域食材の日」に地元生産者を招待
地元生産者とのふれあいを通して、食と地域の結び付きを肌で感じよう窶狽ニ25日、南箕輪村の南部小学校は、地元のリンゴ生産者・加藤良次さんと上伊那農業協同組合南箕輪支所の伊藤俊男さんを給食に招いた=写真。
「地域食材の日」としてこの日の給食は、地元で採れた食材のみを使用。地域食材の日はこれまでもあったが、地元の生産をより身近に感じてもらうため、デザートのリンゴを提供してくれた加藤さんを招待。加藤さんは、3年生のリンゴ学習にも協力し、伊藤さんがその仲介をした。
3年生は「なぜこんなにおいしいリンゴができるのかと思った」と、体験で感じた思いを語った。加藤さんは「リンゴづくりを始めて今年で18年目になるが、今年はこれまでで一番良い出来だった」と話し、子どもと一緒に地元食材の味を楽しんだ。 -
伊那市食生活改善協議会、信大留学生と交流会
伊那市が主催する信州大学農学部留学生との交流会が25日、東春近郷ふれ愛館であり、市食生活改善推進協議会の会員13人と留学生29人が“食”を通じて異文化交流を深めた。
9年目。「留学生に日本の伝統食を知ってもらおう」と、食改会員との交流会を企画。バングラデシュの留学生も、お国料理の調理方法を伝授した。
参加者は数人ずつに分かれ、日本の「太巻き寿司(すし)」とバングラデシュの「ビーフカレー」作りに挑戦。太巻きを作った留学生は、のりに乗せる米の量を加減しながら、のりと米を上手に丸め、自分で作った寿司の味を確かめていた。
食改の三澤美津子会長は「お互いの国の料理を学びながら交流ができるのは楽しく、とても良いこと。和食の良さを海外にも広めていきたい」と話していた。
参加者は、日本独自の文化「押し花」を使ったポストカード作りも楽しんだ。 -
南箕輪村の白鳥さん
シルバーアクセサリーの数々を展示シルバーアクセサリーなどの講師をしている南箕輪村北殿シルバー・スワン主宰、白鳥麻都香さん(43)は22日から、南箕輪郵便局ロビーでシルバーやビーズの手作りアクセサリーを展示している。12月末まで。
作品は、0・3ミリほどの純銀線に天然パールやサンゴなどの天然石を通してかぎ針で編む「純銀クロッシェ」、純銀の微粉末が入った専用粘土で好きな形を作り乾燥後に約800度の電気炉で焼く「銀粘土」、針とナイロン糸でビーズを編む「ビーズステッチ」の3種類。
アクセサリーコンテストに入賞した淡水パールやサンゴ、アクアマリンなどの天然石を使った豪華なネックレス、銀粘土で枠を作った拡大鏡、しなやかな仕上がりのビーズのラリエットなど、美しいデザインの26点を額に入れて展示している。
5年前から習い始め、日本余暇文化振興会の純銀クロッシェ特別講師、ビーズステッチ本部講師などの資格を持ち、南信を中心に教えている。
体験など問い合わせは白鳥さん(TEL・FAX74・7622)へ。 -
ねんりんピック
ソフトバレーボールで県代表「まっくん60」が3位入賞60歳以上が対象の第18回全国健康福祉祭ふくおか大会「ねんりんピックふくおか2005」(12縲・5日、福岡県)のソフトバレーボールに県代表で出場した南箕輪村のチーム「まっくん60」が3位に入賞した。24日、村役場で唐木一直村長に喜びの報告をした。
「まっくん60」は南箕輪わくわくクラブのソフトバレーボールクラブ会員6人で構成。監督・高木繁雄さん(60)神子柴、加藤忠一さん(64)田畑、倉田嘉明さん(60)北殿、原幸子さん(63)田畑、池上保子さん(63)沢尻、征矢順子さん(61)塩ノ井。
リーグ戦1日目に2勝0敗で1位グループに進み、2日目は強豪相手に0勝2敗の結果だったが、3位になった。
5月の出場決定以来週1回、8月から週2回の練習を重ね、10歳代から60歳代まで60人が所属するクラブの仲間が練習相手を務めた。若いメンバー2人が夏に負傷するアクシデントもあったが、どうしても6人で行きたい-と支え合って出場。「勝因はチームワーク。仲良くやってきたことが結果につながった」という。
ヤフードームでの開会式は、女性3人が入場行進に参加。「オリンピックの雰囲気で圧倒された。あの感動はすごかった」と振り返り、「これからも元気いっぱい頑張って、あと3回くらいは行きたい」と語った。
村長は活躍を祝福し、「生涯スポーツ、健康が大事。皆さんの活躍はありがたい。今後も頑張って村民に普及して」と話した。 -
あるしん信大前支店 三沢栄さんの油絵展
南箕輪南原のアルプス中央信用金庫信大前支店(鈴木文博支店長)で12月中旬まで、伊那市西箕輪梨ノ木の主婦・三沢栄さん(58)の油絵展が開かれている=写真。本年二科展に入選した作品「花の詩」をはじめとする8点を展示している。
信大前支店では、毎月1回のペースで地域の芸術家や趣味を持った人の作品を展示。三沢さんは3回目で、毎年展示している。
作品は黄色を基調とした独特の彩色で、花を中心に果物などの静物画を出品。「花の詩」は50号の大作で、画面いっぱいに力強く、晩夏のカンナの花を描いている。
三沢さんは1992(平成4)年に県暴力追放県民ポスター入選後、上野の森美術館「自然を描く展」(東京)に入選など数々の受賞を果している。 -
南箕輪村の小学校で邦楽コンサート
南箕輪村文化団体「尺八・筝(こと)の会」の両角忠幸さんと演奏仲間が22日、南箕輪村の南箕輪小学校と南部小学校で邦楽コンサートを開いた。児童は生演奏を楽しみ、実際に尺八や筝などの楽器にも触れて邦楽に親しんだ。
今年8年目の活動。古典の「六段の調」「春の海」、筝2重奏「つち人形」、尺八2重奏「鹿の遠音」、合奏曲「ことうた縲怩墲轤ラうた縲怐vなど6曲を演奏した。
南箕輪小は、音楽の授業で「春の海」を学習してきた6年生が、生演奏から尺八とリコーダーの違い、筝の演奏の左手の役割を学びとろうと楽器や奏者の様子もよく見ながら鑑賞した。
演奏後は楽器に触れる時間で、尺八40本、三味線2丁、筝4面を用意。児童は2班に分かれ、15分ずつ音の出し方、弾き方などを教わって体験した。 -
南箕輪村 交通死亡事故現地診断
南箕輪村田畑の国道153号線で12日に発生した交通死亡事故の現地診断・検討会が22日、現地などであった。村、伊那署、村交通安全協会、伊那建設事務所などの代表者約15人が参加。悲惨な事故が二度と発生しないため現場を診断し、対策を検討した。
事故は午前0時10分ころ、同村の会社員男性(23)が運転する普通乗用車が伊那市方面から箕輪町方面へ向かって左カーブを進行中、路外左側の看板に衝突。助手席に同乗していた辰野町の会社員男性(17)が出血性ショックで死亡した。運転手は打撲などの重傷、後部座席に同乗していた伊那市の会社員男性(17)は打撲などの軽傷を負った。
調べによると、運転手は、前を走る4トントラックを追い越し、車線に戻ろうとしたところ、ハンドル操作をあやまり、左側の歩道に乗り上げて看板に衝突。追い越されたトラック運転手によると「対向車のライトが目に入って、急いで左車線に戻ったのでは」とする。
事故車両は、すり減ったスタッドレスタイヤを装備していて、当時は激しい雨が降っていたという。現場の交通規制は、はみ出し禁止、速度50キロ、駐車禁止。
検討会では、カーブでの運転手の視線誘導を促す夜間反射材の設置、社会人を対象とした交通安全教育促進窶狽ネどの意見があげられた。
南箕輪村で発生した交通死亡事故は01年11月6日以来で、無事故継続日数は1446日でストップ。21日現在、伊那署管内の交通死亡事故は5件で、前年同期と同数。 -
南箕輪村むらづくり委員会が村の基本構想など素案を答申
南箕輪村むらづくり委員会(55人、唐沢俊男会長)は21日、唐木一直村長の諮問を受け昨年11月から検討してきた南箕輪村第4次総合計画(仮称)基本構想など4つの計画の素案を答申した。役場であったむらづくり委員会で、会長が村長に答申書を手渡した。
答申は▽基本構想▽第4次行政改革大綱▽財政計画(06縲・0年)▽村土地利用計画-。
基本構想は、10年後の2015年が目標年度で、村の将来像は「みんなで創ろう住みよい南箕輪縲恊l・自然・協働縲怐v。むらづくりの基本目標(施策の大綱)と南箕輪ずく出しプロジェクト(戦略プロジェクト)に各5項目掲げている。
村は、答申に基づき検討し、基本構想は村議会12月定例会、土地利用計画は来年3月定例会に提出する予定。
村長は、「答申をできる限り尊重し、議会議決事項もあるので庁内で十分検討して議会にはかりたい。答申は木に例えれば幹。枝をはり、花を咲かせ、実を実らせなければいけない。引き続きの検討をお願いしたい」とし、「住民参加の協働がなければ本当の住みよい村づくりはできない。それを考えて村づくりをしたい」とあいさつした。
唐沢会長は、「一定の方向は出せた。今後は新たな計画や答申した計画の肉付け作業がある。今度は協働、共助の痛みも出てくるので、地域でどうコンセンサスを交わすかが課題」と話した。
むらづくり委員会は今後、06年9月までに▽基本計画▽都市計画マスタープラン▽緑の基本計画-、06年12月までに環境基本計画を答申するための検討に取り組む。 -
温泉のお菜洗い場利用始まる
野沢菜を漬ける時期を迎え、箕輪町長田の日帰り温泉施設「みのわ温泉ながたの湯」上に19日、今年も温泉のお菜洗い場ができた。地元住民らが、温かい温泉で野沢菜や大根を手際よく洗っている。
利用3年目という福与の那須博さん・幸江さん夫妻は、家で作った野沢菜6束を漬ける。今年は成長がよく、いい野沢菜ができたという。「水より温泉で洗ったほうが柔らかく、おいしく漬かる」「温かいから手が気持ちいい」と、小分けに束ねてきた野沢菜を丁寧に洗っていた。
利用は12月11日まで。時間は午前8時縲恁゚後9時。無料。毎週火曜日(11月22、29日、12月6日)は休み。
南箕輪村大芝公園内の温泉スタンド東側のお菜洗い場もオープンした。利用は12月25日まで。時間は午前8時縲恁゚後8時。無料。 -
天竜川上流河川懇談会に50人
南箕輪村の村民センターで17日夜、天竜川上流河川懇談会があった。地域住民ら約50人が集まり、村内にある北殿水位観測所を理解するとともに、天竜川の将来像について意見を出し合った。村、国土交通省天竜川上流河川事務所主催。
水位観測所は、水位の状況によって水防活動や避難勧告の目安の一つとなるもので、河川ごとに設定されている。
懇談会は、参加者一人ひとりが自分の意見を付せんに書き、意見集約する方法で進められた。
地元に観測所があることを「全く知らなかった」「あることは知っているが、機能がわからない」という参加者もおり、地域住民への説明の必要性が挙がった。また「水位は数字でなく、色で表示をしたらどうか」「危険ラインの明示がほしい」などの提案もあった。
将来像では、村周辺の天竜川を写した航空図を用意。参加者が具体的な地点を示し、中州にある樹木の伐採などを要望した。
これらの意見は、反映できるものはしていく。
会場には、天竜川の災害と治水、水生生物調査の取り組みなどのパネルが展示された。
河川懇談会は、夏に開いた区長会などから水位情報がわかりづらいなど河川に対する意見が出たことから初めて開催。今後、各自治体の意向によって流域住民の意見を聞く場を設けていく予定。 -
南箕輪村職員接遇研修会
南箕輪村は16日、職員の資質向上のため接遇研修会を村民センターで開いた。長野経済研究所から講師を招き、サービス業としての行政窓口を目指し、好感を与える応対を学んだ。
講師は、「住民の期待に一つでも二つでも答えるために、満足や信頼を得るマナーを学んで」と話し、身だしなみ、態度・動作、話し方・聞き方などの基本、電話や来客の応対を指導した。
身だしなみは、「感じるのは皆さんではなく、相手がどう感じるか。清潔感の“感”を意識して」とし、明るい表情の大切さ、特に目の表情を大切にすることでより相手に気持ちが伝わることも話した。
職員は、ペアになって表情筋を動かして笑顔を作るなど実践も交えて学んだ。 -
南箕輪村花いっぱい運動チューリップの球根植え
南箕輪村花いっぱい推進協議会は14日、大芝公園の大芝の湯駐車場南側花壇でチューリップの球根植え作業をした。西部保育園と南原保育園の園児も手伝い、来春を楽しみに約3千球を植えた。
協議会が管理する花壇の一つ。2年前からチューリップを植え、大芝公園を訪れる人々の目を楽しませている。
南箕輪郵便局(大沼悟局長)が地域貢献事業の一環で球根1500球、大芝たい肥生産組合(小沢敏雄会長)がたい肥「肥太君」を提供した。
作業には南箕輪村老人クラブ連合会、南箕輪郵便局、協議会事務局など関係者が参加。事前にたい肥を入れて土作りをし、畝を作った花壇に赤、白、黄色各千個ずつの球根を園児と一緒に丁寧に植えた。 -
伊那市、遊休農地を利用したヤマブドウを使って地域ブランドワイン生産を検討
遊休農地の問題を解消すると共に、地域ブランド産品を確立しよう窶狽ニ伊那市は、市内30ヘクタールの荒廃農地を活用してヤマブドウを生産し、それを使った地域ブランドワインの商品化を検討していることを14日、明らかにした。現地を環境調査し、適しているか確認でき次第、具体的生産に移りたいとしている。調査費は来年度予算に計上する予定。
案は官学連携協定を結ぶ信州大学農学部との交流会で示した。
知名度のある地域ブランド産品の開発と遊休農地問題は市の課題であり、双方を結び付ける形で地域ブランドワインの商品化案が浮上。「遊休農地の環境は、ヤマブドウづくりに一番適しているのではないか」と、ワインを選んだ。
市は、ブドウの生産から商品化まで、多方面での大学側の協力を要請。
唐澤豊学部長は「生産コストが下げられなければ、付加価値の高い農産物の生産が必要。そうした面で協力していけるのでは」と前向きな意向を示した。
地元産畜産物を使った「チーズ」「ダチョウ肉のつまみ」など、ワインとセット販売できる加工産品の開発も検討しており、ワインをきっかけに、さまざまな産品のブランド化を図りたいとしている。 -
看板に衝突 会社員死亡
12日午前0時10分ころ、南箕輪村田畑の国道153号線で、同村の会社員・米澤正夫さん(23)が運転する普通乗用車が伊那市方面から辰野方面に進行中、路外左側の看板に衝突した。
この事故で助手席に同乗していた辰野町樋口の会社員・堀内優さん(17)が出血性ショック死で同2時46分に死亡。米澤さんは打撲などの重傷、後部座席に同乗していた伊那市内の会社員男性(17)が打撲などの軽傷を負った。 -
信大食堂、きのこあんかけご飯で日本型食生活の推進PR
提供する食事を通して日本型食生活を見直してもらい、県産の米や野菜の美味しさを実感してもらおう窶狽ニ11日、南箕輪村の信州大学農学部の食堂で、長野県産の米とキノコを使ったメニューが出された。
「ごはん食推進活動支援事業」の認可を受けた県生活協同組合連合会の取り組みで、利用者の食生活改善意識の啓発や地域農産物の消費拡大が目的。11月11日の「長野県きのこの日」に合わせて同会食堂部会に加盟する県内8食堂であった。協賛するJA全農長野から、ブナシメジとエノキダケの提供を受け、メニューを各食堂で考案した。
信州大学生協は11月、すべての食堂の米を長野県産の「秋田小町」に切り替えた。今回はその米とキノコで「豚鳥きのこ丼」と「きのこ汁」を50食準備。
売れ行きは好調で、学生たちは、次々にきのこ丼を注文し、味を楽しんでいた。