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信州DCでの特別列車運行前にアテンダント研修
観光団体や自治体がJRの協力のもと、県外からの誘客をはかる「信州デスティネーションキャンペーン」が、7月から始まります。 キャンペーンを前に、イベント列車内で観光案内をする人を対象にした研修会が26日、伊那合同庁舎で開かれました。 研修会には、観光案内をする高校生や上伊那地域の自治体関係者など、およそ30人が参加しました。 参加者は、観光客の役とアテンダントの役に分かれ、列車内を想定してもてなしを学びました。 キャンペーン期間中、JR東日本・JR東海の協力のもと特別運行する「飯田線リレー号」と名付けられたイベント列車は、辰野駅から駒ヶ根駅までの間運行します。 各駅でマスコットキャラクターが出迎えるほか、橋の上で停車して山岳風景を楽しむ時間が設けられるなどの企画があります。 列車内では研修会の参加者が観光客をもてなすことになっています。 指導にあたった上伊那地域振興局の職員は「間違えてもいいから、会話を楽しみながら魅力をPRして」などと、高校生に指導していました。 参加したある高校生は「難しかったけどきょうは上手く喋れた。当日もなんとかなると思う」と話していました。 イベント列車は、7月1日、8月26日、9月9日に運行する予定で、上伊那地域振興局では「列車だけでなく、ほかの場面でも観光アテンダントとして活躍する場をつくっていきたい」と話していました。
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大芝高原に風物詩の光が舞う
年間を通じて、日中多くの人が訪れる南箕輪村の大芝高原。 その大芝高原で、夜になるとある昆虫の舞う姿が見られるようになりました。 日中に比べ、夜は人影も少ない大芝高原。 5年ほど前につくられた水路沿いに行ってみると… 暗闇の中で光を放っているのはゲンジボタルです。 ホタルやホタルのエサとなるカワニナを水路に放したことはなく、自然に発生しました。 最初に気付いたのは、2年ほど前、大芝荘の宿泊客だったということです。 この日訪れていた人は「本当に大芝高原にホタルがいるとは思わなかった。森林の中で見るホタルもきれいです」と話していました。 今年は、今月中旬から舞っています。 大芝荘の唐澤良平支配人は「ここ数年続けて出てきてくれているということは住みついてくれているということ。少しずつ数を増やしてあげたいというのが大芝荘のみんなの思い」と話していました。 カワニナの養殖支援ガイドで、元小学校教諭の野口輝雄さんは、池にいたカワニナが新しい水路に流れ出て繁殖し、そこへたまたま舞って来たホタルが、上陸できる環境があったなど、様々な偶然が重なったのではないかと話します。 野口さんは「偶然ホタルがこの場所に舞って来たとしか思えないが、本当に稀なこと。偶然舞って来たホタルが住み着いた貴重な場所だと思う」と話していました。 野口さんは、ホタルが舞う姿が見られるのはあと数日のうちではないかと話していました。 大芝荘の唐澤支配人は「ホタルを温かく見守っていただきたい。自然に見られる環境を保っていけるよう管理していきたい」と話していました。
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伊那中央RC 信大留学生に見舞金を贈る
伊那中央ロータリークラブは、5月にスリランカで発生した水害で実家が被害を受けた信州大学の留学生サンギート・ラトナヤカさんに、見舞金22万5千円を手渡しました。 26日は、伊那中央ロータリークラブの伊澤和男会長ら2人が信大農学部を訪れ、ラトナヤカさんに見舞金を手渡しました。 ラトナヤカさんは、信州大学大学院の2年生で、トウガラシの品種改良について学んでいます。 伊那中央ロータリークラブは昨年度、ラトナヤカさんに奨学金を贈った事が縁で交流があります。 スリランカでは先月、大雨で死者・行方不明者合わせて260人以上の被害がでています。 ラトナヤカさんの実家は、希少植物の育成をしていますが、洪水で家や畑が水に浸かる被害を受けました。 ロータリークラブでは、何か手助けができないかと考え、会員45人から1人5千円の寄付を募り合わせて22万5千円を贈ることにしました。 見舞金は、住宅や畑の補修などに使用するということです。
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木曽で震度5強 伊那市・箕輪町・南箕輪村は震度3 被害なし
25日午前7時2分に長野県南部を震源とする地震があり、木曽地域では震度5強を観測しました。 この地震で伊那市、箕輪町、南箕輪村では震度3を観測しましたが、被害はありませんでした。 長野地方気象台では、県南部では余震が続く可能性があるとして、強い揺れや土砂災害などに注意を呼びかけています。
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雨入り後初めてのまとまった雨
21日の伊那地域は今月7日の梅雨入り後初めてのまとまった雨となりました。 南箕輪村の大芝高原では、アジサイの一種コアジサイが見ごろとなっています。 21日午前3時の降り始めから午後4時までの伊那地域の降水量は59ミリで、梅雨入り後初めての本格的な雨となりました。 長野地方気象台によりますと22日以降は晴れの予想ですが26日頃から梅雨前線などの影響で雨となる予想です。
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伊那市西箕輪と南箕輪村の一部で停電
21日午前8時30分ごろから午前10時ごろまで、伊那市西箕輪と南箕輪村の一部・約1,900戸で停電がありました。 中部電力によりますと停電があったのは、伊那市西箕輪と南箕輪村の一部、1,843戸です。 停電は午前8時33分に発生し、午前10時4分に復旧しました。 原因はトリの糞によるものだということです。
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大芝高原まつり ポスターなどデザイン決まる
8月26日に行われる南箕輪村の大芝高原まつりのポスター・うちわ・パンフレットのデザインが決まりました。 ポスターに選ばれたのは、南箕輪中学校3年の征矢春菜さんの作品です。 ポスターは、まつりの名称や開催日時などを入れ200枚作られ、村内の公共施設などに掲示されます。
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ガールスカウト第26団 伊那公園で花壇の整備作業
伊那市と南箕輪村の子どもが所属しているガールスカウト長野県連盟第26団は、伊那公園の花壇で花の苗の植えつけを17日に行いました。 伊那公園の東屋の付近にガールスカウトの花壇があります。 この日は、ベコニアやサルビア、マリーゴールドなど10種類の花の苗を植えました。 保育園の年長から小学5年生までの9人が作業を行い、雑草を取り除いて、肥料をまきました。 今年から「伊那園芸ボランティアの会」が花壇整備に協力する事になり、この日は、藤田政良さんが講師をつとめました。 藤田さんは、土がとても乾燥している時は、水を入れた穴に苗を入れ、最後に土をかぶせると蓋のかわりになり水が蒸発しにくいとアドバイスしていました。 子ども達は、花の配色を考えながら苗を植えていきました。 今後は水やりなどの管理を行い、秋にはチューリップの球根を植えるという事です。
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箕輪写友会写真展 25日まで
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の写真展が、19日から、町文化センターで始まりました。 会場には、会員13人の作品26点が並べられています。 「四季折々」をテーマに、上伊那を中心に県内外で撮影した近作です。 箕輪写友会では、月に1回写真を持ち寄って勉強会を開いていて、この時期と秋の文化祭の年2回写真展を開いています。 60代から80代までが所属していて、写真歴も4年から20年以上と様々です。 幾川博会長は、「写真展も21回を数え会員の腕があがり目を引く写真が多くならんでいる。是非見に来てほしい」と多くの来場を呼び掛けています。 箕輪写友会の写真展は、25日日曜日まで、町文化センターで開かれています。
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ブロッコリー収穫 まっくん野菜家では最盛期
上伊那の主力野菜のひとつブロッコリーの収穫が各地で行われています。 南箕輪村の農事組合法人まっくん野菜家では、およそ1.5ヘクタールの畑でブロッコリーを栽培しています。 19日は、組合員など5人が13センチほどに育ったものを収穫していました。 作業は、今月上旬から始まり、現在ピークを迎えています。 ブロッコリーは、上伊那の主力品目のひとつで、中京や関西方面を中心にピーク時には1日5千ケースほどを出荷しています。 まっくん野菜家は、後継者不足と荒廃農地の解消を目的に、平成20年に設立しました。 およそ10ヘクタールの畑では、ブロッコリー以外にもスイートコーンや白ネギなどを育てています。 今月に入って朝の気温があまり上がらない日が続いているということで、暑さを嫌うブロッコリーにはいい気候だということです。 収穫は、7月上旬まで続きます。
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小型・南原 ポンプ車・田畑 ラッパ・北殿南殿 優勝
南箕輪村消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会が18日大芝高原で開かれ、小型ポンプは・南原の第4分団第2部が、ポンプ車は田畑の第3分団第1部が、ラッパ吹奏は北殿・南殿の第2分団が優勝しました。 大会には19チーム、団員80人が出場しました。 このうち小型ポンプでは、3本のホースを延ばし、ポンプから65メートル先の的に水をかけていました。 団員らは5月上旬から練習を始めていて、きびきびとした動きをみせていました。 大会の結果小型ポンプは南原の第4分団第2部が、ポンプ車は田畑の第3分団第1部が、ラッパ吹奏は北殿・南殿第2分団が優勝しました。 ポンプ操法の部で優勝したチームは、来月9日に伊那市で開かれる上伊那大会に出場します。
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南信工科短大 オープンキャンパス
開校2年目となる、長野県南信工科短期大学校のオープンキャンパスが17日に行われました。 オープンキャンパスには、14組30人が参加しました。 参加者は校内を見学し、職員から学校の概要や設備の説明を受けました。 南信工科短大には、2年間の専門課程と半年間の短期過程があり、専門課程には機械・生産技術科と電気・制御技術科があります。 就職状況について職員は、「今年度1期生が卒業となるためまだ実績はないが、146件の求人があり、そのうち約50%が南信の企業です」と紹介していました。 参加したある高校生は「新しい学校なので、設備も整っていて内容もとても良いと感じました」と話していました。 次回8月5日のオープンキャンパスでは、模擬授業を行う予定です。
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天竜まったり散歩 辰野町 箕輪町 南箕輪村をウォーキング
辰野町、箕輪町、南箕輪村でつくる上伊那北部観光連絡協議会は、今年で5回目となる目玉イベント「天竜まったり散歩」を17日に行いました。 上伊那や県内を中心に約120人が参加しました。 辰野駅をスタートし伊那松島駅までの10キロを歩くコースと、北殿駅までの15キロを歩くコースがあります。 参加者は、思い思いのペースで天竜川沿いの景色を眺めながらウォーキングを楽しんでいました。 お昼時にはみのわ天竜公園に設けられたイベント会場で昼食をとりました。 会場では、辰野町、箕輪町、南箕輪村の名物やお土産も販売されていました。 天竜まったり散歩は、ゴールした参加者が飯田線を使って辰野駅まで戻ります。参加賞として配られる「ほたる祭り」のホタル観賞券を使って祭りを楽しむ企画です。 このイベントは上伊那北部観光連絡協議会の目玉イベントとして毎年行われていて、今年で5回目となります。
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大芝高原で松くい虫被害 初めて確認
南箕輪村の大芝高原で、アカマツの松くい虫による被害が初めて確認されたことが分かりました。 松くい虫の被害が確認されたのは大芝高原みんなの森で、農道からおよそ200メートル西に入った場所です。 村では、先月下旬に枯れたアカマツ13本を伐倒し、そのうち2本の検体を採取し、県の検査施設に送って調査してもらいました。 その結果、その内の1本に松くい虫の被害が確認されたということです。 村によりますと、大芝高原には、およそ1万3千本のアカマツが植えられているということです。 なお、大芝高原で松くい虫の被害が確認されたのは、今回が初めてです。
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山室写真倶楽部が定例作品展
伊那市と南箕輪村の写真愛好家でつくる山室写真倶楽部の定例作品展が14日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、倶楽部員5人の作品55点が展示されています。 山室写真倶楽部は、40代から70代までの男女5人が所属しています。毎月1回例会を開いているほか撮影旅行なども行っています。 作品展は年に2回伊那図書館を会場に開いていて、かんてんぱぱホールでは2年に1度開いています。 出展作品にテーマは設けていませんが、国内外で撮影した風景を中心に人物や植物などが題材となっています。 代表の松村哲也さんは「四季折々の自然の風景を楽しんでほしい」と話していました。 山室写真倶楽部の定例作品展は20日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村 空き家の補助を開始
南箕輪村は、空き家バンクに登録された物件の改修や片付けにかかる費用の補助を始めました。 南箕輪村では、4月から伊那地域定住自立圏構想に基づき、専用の空き家バンクサイトで物件の情報を公開しています。 補助制度は3つあり、改修費用に最大50万円を補助するもの。 空き家の家財道具の撤去・処分や清掃など、片付け費用に最大10万円を補助するもの。 売買または賃貸借契約が成立した時に、空き家の所有者に3万円の奨励金が交付されるものです。 村によりますと、現在空き家バンクには4件が登録されていて、3件は売買希望、1件は賃貸希望だということです。 それ以外にも100軒程が空き家に該当すると確認されているということです。 空き家バンクや補助制度についての問い合わせは、地域づくり推進課で受け付けています。
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年金友の会マレットゴルフ大会
JA上伊那年金友の会のマレットゴルフ大会が南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場で14日、開かれ参加者が親睦を深めながらプレーしました。 マレットゴルフ大会は、JA上伊那で年金を受給する人たちで作る年金友の会が毎年開いていて今年で21回目です。 14日は、上伊那管内の各地区の予選を勝ち抜いた107人が参加し、36ホールを回りました。 天気も気温もちょうど良い絶好のコンディションの中、参加者同士会話を楽しみながら、プレーをしていました。 ある参加者は「難しいコースも多いが、たくさんの人と交流できるので楽しいです」と話していました。 大会の上位16人は、10月に上田市で開かれる県大会に出場することになっています。 JA上伊那年金友の会では、会員の健康促進と親睦を深めようと、マレット以外にもゲートボール大会やゴルフ大会など様々なイベントを行っています。
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山村うたごえの輪 15周年記念コンサート
南箕輪村の合唱団体「山村うたごえの輪」の15周年記念コンサートが10日、村民センターで開かれました。 山村うたごえの輪は、南箕輪村内の歌を歌うのが好きな人たちが集まり15年前に発足しました。 月に1回集まり、童謡唱歌を中心に歌っているほか、歌詞や作詞作曲者などについて勉強しています。 15周年の記念で開いたこの日のコンサ―トには、地域で活動するチェロの団体を招き、演奏に合わせて歌いました。 代表の倉田加代子さんが作詞した「Let‘s Go Now」という曲を全員で歌いました。 倉田さんは「みんなの『歌いたい』という意欲があって続けられている。これからも村内に歌を響かせ続けていきたい」と話していました。
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小阪洋治さん宅のヤマボウシの花 見頃
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅のヤマボウシの花が見頃を迎えています。 小阪さん宅には、樹齢100年以上になるヤマボウシがあり、現在花が見頃となっています。 毎年6月頃に白い花を咲かせ、花が散ると、夏にオレンジ色の実が成ります。 小阪さんによりますと、ヤマボウシはあと1週間ほど楽しめるということです。
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特別列車イベントで高校生が観光アテンダント
信州デスティネーションキャンペーン期間に運行する特別列車の観光アテンダントに、伊那市の高遠高校と南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が挑戦します。 9日、高遠高校で開かれた高遠学園構想推進連絡会で報告されました。 信州デスティネーションキャンペーンは長野県とJRがタイアップし観光客の誘客を進めるもので7月1日から始まります。 特別列車・飯田線リレー号は、辰野駅から駒ケ根駅まで運行され、上伊那地方振興局が中心となりイベントを企画します。 列車にはツアー客や一般など100人近くが乗車する予定で、高校生は地域の情報を発信する観光アテンダントを務める計画です。 上伊那地域振興局では、若い視点で上伊那の良さを紹介してもらい、これをきっかけに地域の良さを再認識し、おもてなしの心をはぐくんでもらいたとしています。 高校生が観光アテンダントを務める「飯田線リレー号」は7月1日、8月26日、9月9日に運行される予定です
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南箕輪村民の歌 DVD制作し寄付
南箕輪村の風景映像に村民の歌と歌詞テロップを載せたDVDが村に寄付されました。 6日には、DVDを制作した久保の平澤三千人さんが役場を訪れ、原茂樹副村長に手渡しました。 DVDは3分ほどで、村民の歌の1番から3番までのメロディに合わせて、経ヶ岳や天竜川、村内の水田など地域の風景が収録されています。 伊那ビデオクラブに所属している平澤さんは、村民の歌のDVDがなかったことから、単独で制作しました。 平澤さんは「村民の歌の歌詞を知らない人も多いので、DVDを活用して多くの人に周知して欲しい」と話していました。 DVDは、役場に置かれる他、村内の公共施設などに配られることになっています。
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農業塾をきっかけに地域おこし協力隊で村に
南箕輪村が地方創生事業の一環で、都会に住む人を対象に農業の担い手を掘り起こす「ちょこっと農業塾」の塾生が、6月から地域おこし協力隊として村内で働いています。 地域おこし協力隊として6月から働いているのは、愛知県名古屋市出身の源平靖佳(げんぺい しずか)さん22歳です。 源平さんは、村が去年10月から行っている「ちょこっと農業塾」に、大学生として参加していました。 農業塾に参加する中で、村の自然や人の暖かさなど、地域の魅力に触れ、興味を持った源平さんは、内定をもらっていた就職先に断りを入れ、地域おこし協力隊に応募しました。 6月から観光分野の地域おこし協力隊員として働いています。 源平さんは「農業塾に参加して村の景色が綺麗で人々も暖かかった。歓迎もしてくれたので南箕輪村に来た。今度はPRする側として良さを伝えていきたい」と話していました。 東京都と愛知県で行われた農業塾には、延べ338人が参加していて、このうち21人が移住に関する個別相談会に出席したということです。 村では、想定以上の移住相談があったことから、今後も東京・愛知を中心に継続して事業を行っていきたいとしています。
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南箕輪村 子育て女性再就職支援で24人が就業
南箕輪村が去年12月から行っている「子育て女性再就職トータルサポート事業」により24人が就業したことがわかりました。 5日夜に村役場で開かれたむらづくり委員会で報告されました。 「子育て女性再就職トータルサポート事業」は、女性が働きながら子育てできるむらづくりを目的に、去年12月から行われています。 役場に「就業支援トータルサポートセンター」を設置し、2人のアドバイザーが再就職を希望する子育て女性の相談を受けています。 働く時間に制約のある人が多いことから、アドバイザーが事業所をまわり女性の希望時間と事業所の求人希望をすり合わせて、お互いの条件が合うようにマッチングしています。 去年12月から今年5月までの半年間で、80人から延べ230件の相談を受けていて、このうち24人が就業に至っているということです。 相談のほとんどは、村内在住の女性だということですが、中には伊那市や箕輪町から来る人もいるということです。 アドバイザーの高木悠大さんは「子どもと一緒に来て就業相談を出来る場所はこの地域にはほとんどない。子育ての充実を求める声が多い中、子育てに力を入れている地域で実践できているのは素晴らしいことだと思う」と話していました。 事業は3年間の計画で、総事業費はアドバイザーの委託料などおよそ600万円、このうち半分は国の地方創生推進交付金が充てられます。 5日のむらづくり委員会では地方創生事業について検証が行われ、子育て女性再就職支援については「効果があった」と評価されました。 唐木一直村長は「これからの子育て世代の女性はどんどん社会進出していただかなくてはならない。働きながら子育てができる村が出来れば理想的だと思うので、さらに力を入れて頑張っていきたい」と話していました。 現在役場に設置されている「就業支援トータルサポートセンター」は、6月末に完成する「こども館」に移設されることになっています。
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上農生と南部小児童が大芝高原に花の苗を植える
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南部小学校の児童は、5日、大芝高原に花の苗を植えました。 5日は、上農高校園芸科学科観賞植物コースの3年生11人と、南部小学校の3年生40人が大芝高原内の花壇に花の苗を植えつけました。 植えたのは、アフリカンマリーゴールドの苗648本です。 花壇整備は、村商工会などでつくる花いっぱい推進協議会が進めている活動のひとつで、苗は上農生と信大農学部の学生が育てたものです。 児童らは、オレンジと黄色の花が交互に咲くよう、40センチ間隔で植えていました。 上農生は、「自分たちが育てた苗を楽しそうに植えてくれてよかった」小学生は「きれいに咲いてほしいです。咲いたら見に来たいです。」と話していました。 花は、6月末から7月にかけて見ごろになるということです。
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南箕輪村花いっぱい運動 マリーゴールドの苗を販売
南箕輪村の花いっぱい推進協議会は、地域で育ててもらうためのマリーゴールドの苗を、3日に販売しました。 3月に予約を受け付け、41の個人や団体から6千株分の申し込みがありました。 個人や地域の団体、企業などが購入し、庭先や道沿いに植えます。 販売したのはアフリカンマリーゴールドという品種で黄色い花とオレンジ色の花をつけるものの2種類が用意されました。 苗は上伊那農業高校の生徒が今年4月に種を撒いて育ててきたものです。 村商工会やJA、高齢者クラブなどでつくる花いっぱい運動推進協議会では、毎年苗の販売を行っていて、年々予約の数が増えているという事です。 花は6月下旬から咲き始め、10月頃まで楽しめるという事です。
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南箕輪小学校5年生 田植えを体験
南箕輪村の南箕輪小学校5年生の児童は31日、学校近くの田んぼで田植えを体験しました。 総合的な学習の時間で5年生の1組から4組の114人が田植えを体験しました。 毎年5年生が米の栽培について学習していて、2週間前に肥料を撒いた田んぼに手で植えていきました。 植えたのはモチヒカリです。 児童らは、裸足になって、等間隔になるよう苗を植えていきました。 地元住民や保護者も手伝い午前中いっぱい作業を行いました。 今後は7月と8月に稲の成長を確認する観察会を開き、10月に稲刈りを体験します。 とれた米は、収穫祭で餅つきをして味わうという事です。
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伊那地域で今年一番の暑さ 最高気温31.7℃
30日の伊那地域の最高気温は31.7度を記録し、今年一番の暑さとなりました。 この日の伊那地域は、午後1時56分に最高気温31.7度を記録する真夏日となりました。 2015年に記録した31.8度に次ぐ、5月の観測史上2番目の暑さとなっています。 伊那市の中心市街地では昼時になると、多くの人がワイシャツを腕まくりして歩く姿が見られました。 南箕輪村の大芝高原では、森林浴をしながら暑さをしのごうと親子連れが訪れていました。 ある母親は「暑かったので涼みに来ました」と話していました。
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信州大学農学部 山ぶどうジュース販売
信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうで作ったジュースの販売が、30日から始まりました。 信大農学部では、毎年3年生が実習の一環で山ぶどうを育てていて、2年生が収穫作業を行っています。 去年9月の日照不足で、実が傷んだため、学生たちは苦労しながら作業を行ったということです。 山ぶどうジュースはおよそ540本作られ、1本税込み1,000円で販売されています。 毎年人気の商品のため、購入は1人3本までで、生産品販売所で購入できます。
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伊那谷アグリ機構 新勉強会立ち上げへ
産学官が連携し、新たな産業創出を目指す、伊那谷アグリイノベーション推進機構は、新たに、スマート農林業・菌類・鹿肉・市田柿などの勉強会を立ち上げ、事業化・ブランド化を目指します。 26日は、南箕輪村の信州大学農学部で今年度の総会が開かれました。 推進機構ではこれまで、13回のシンポジウムを開くなどの活動を行ってきましたが、さらに具体的な新しい産業の創出の取り組みにつなげようと、昨年度、薬草・薬木の勉強会を立ち上げました。 今年度は、これまでのシンポジウムでキーワードとなって出てきた「スマート農林業」「菌類」「シカ肉」「市田柿」などの勉強会を新たに立ち上げる計画が示され、総会で承認されました。 向山孝一機構長は「大学のもつ可能性に直接触れる中で、地域発展に貢献したい」と話していました。
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フクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いで、フクロナデシコが見ごろとなっています。 南原に住む伊藤照夫さんの50アールの畑一面にフクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。 伊藤さんによりますと、今月いっぱい楽しめそうだということです。