-
名古屋市へ避難のウクライナ人を支援
南箕輪村の原富男さんはロシアから軍事侵攻を受けているウクライナから、名古屋市へ避難している人たちに食料や生活用品を届ける活動を始めました。
6日原さんは知人友人から譲り受けたジャガイモや玉ねぎのほか毛布や食器などの支援物資を車に積み込んでいました。
原さんは1991年平成3年に、ウクライナ・チェルノブイリ原発事故による被災者の支援活動を行っているNPO法人チェルノブイリ救援・中部のメンバーとなりました。
NPOの拠点がある名古屋市に避難しているウクライナの人と会う機会があり、生活に困っている人たちがいることを知りました。
原さんによりますとウクライナから名古屋市への避難者は約120人で日本から生活支援金が出ていました。
しかしその期間が2年間ということで、戦争が長期化するなか支援を打ち切られる人が増えてきているということです。
原さんは生活用品のほか家具、家電などを募っていて集まった物資は名古屋市が避難者の支援を委託している団体に届けられます。
問い合わせ先は、原さん電話73ー9355かメールhara0322@deluxe.ocn.ne.jpにお願いします。
-
南中 丸山さん 剣道全国大会へ
剣道・団体戦で全国大会に出場する南箕輪中学校3年の丸山聡介さんが4日に藤城栄文村長を表敬訪問しました。
4日は丸山さんと剣道部の顧問、保護者が役場を訪れました。
丸山さんは7月に塩尻市で開かれた県大会で個人3位、団体4位の成績を収めました。
その結果などが県の剣道連盟に認められ、全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場します。
丸山さんは年中の時に剣道を始め、現在は大会に向けて毎日練習をしているということです。
藤城村長は「悔いのないように頑張ってください」と激励しました。
全国大会は14日に大阪府で開かれ、丸山さんは男女混合の5人の団体戦に出場します。 -
6日に大芝でブラメシフェス
南箕輪村の大芝高原のアカマツの炭を使ったご当地グルメのイベント「ブラメシフェス」が6日、大芝高原で開かれます。
イベントは南箕輪村観光協会が9月6日をクロの日に定めて、ブラメシを広めようと開かれるもので、今年で2回目です。
ブラメシは大芝公園内の松枯れ対策で伐採されたアカマツを有効活用しようと2021年に誕生したご当地グルメです。
現在は村内外の飲食店で炭を使ったメニュー「ブラメシ」が提供されています。
今年のブラメシフェスは小中学生をターゲットに、炭を使ったりんご飴やクレープのなど、およそ20のブースが並びます。
また、大阪府のアメリカ村や東京都原宿に出店しているタピオカ店「べビタピ」が県内初出店します。
村観光協会と共同開発したこんにゃくと炭を使った新商品が限定販売されます。
他に人気ユーチューバーが来場するほか、大道芸人のステージが予定されています。
1回400円で、イベント限定の缶バッジやキーホルダーが入ったガチャコーナーが設けられます。
ブラメシフェスは6日午前10時から午後3時まで、大芝高原で開かれます。 -
南箕輪村議会9月定例会開会 11議案提出
南箕輪村議会9月定例会が1日開会し、今年度の一般会計に4億6,000万円を追加する補正予算案など11議案が提出されました。
松くい虫予防対策事業委託料に250万円、米の価格高騰による給食費の補助に780万円のほか予備費に3億3,000万円を計上します。
村議会9月定例会は、16日と17日に一般質問、22日に委員長報告と採決が行われます。
-
健康や福祉などで包括連携協定
南箕輪村は健康、福祉、子育てなど6項目にわたる包括連携協定を明治安田生命保険相互会社と28日、締結しました。
役場で調印式が行われ、藤城栄文村長と明治安田生命松本支社の緒方純子支社長が協定書を取り交わしました。
協定は村民の健康増進やスポーツ振興、高齢者福祉・障がい者福祉に関することなど6項目でこれらについて連携して取り組むとしています。
藤城村長は「大芝高原を拠点に持続的な健康事業に取り組んでいきたい」と話していました。
緒方支社長は「村民がいつまでも健康に幸せに暮らせるよう力になりたい」と話していました。
明治安田生命保険相互会社は県内自治体と同様の協定を結んでいて、南箕輪村が16件目となります。
-
南箕輪村 まっくんのおむつリレー
南箕輪村は、子どもの成長で不要になった紙おむつを回収し必要としている家庭に使ってもらう「まっくんのおむつリレー」を始めました。
不要になった紙おむつは、南箕輪村こども館、すくすくはうす、村図書館、村保健センターの4か所に専用のボックスを設置し、回収を行っています。
また、村内の保育園でも回収しているということです。
提供できるのは、未使用のもので衛生的に保管されているものです。
村では、子育て支援と資源の有効活用を目的に「まっくんのおむつリレー」を8月から始めました。回収したおむつは、南箕輪村社会福祉協議会に梱包作業を委託しています。
作業は、障がい者生きがいセンター「ひまわりの家」の利用者が行います。
サイズごとに分けて2枚1セットにして袋に入れられます。
おむつの配布はこども館とすくすくはうすの2か所で行っています。
1回あたり1セット自由に持ち帰ることができます。
-
中原寮で育てる1000鉢の盆栽
信州大学農学部大学院2年の牧嵜遼詩さんは、趣味でおよそ1000鉢の盆栽を育てています。
南箕輪村にある信州大学農学部の学生寮・中原寮です。
玄関横には、牧嵜さんが育てている盆栽1000鉢が並んでいます。
長野市出身の牧嵜さんは、中学生の頃から趣味で盆栽を始めました。
山から種や挿し木用の枝を持ち帰り育てたもので、長野市の山で採取したネズミサシや、山に生えているヤマウルシなどが並んでいます。
手にしているのは、中学の頃から育てているサワラの盆栽です。
牧嵜さんは、木が持っている枝の生え方などを活かした、自然盆栽に取り組んでいます。
卒業後は、須坂市の盆栽店に就職する予定です。
牧嵜さんの盆栽は、10月の信大農学部の学部祭・落葉松祭に展示される予定です。
-
第40回大芝高原まつり
上伊那の夏を締めくくる、第40回大芝高原まつりが、23日に行われました。
まつりでは、地元住民などの手作り屋台が並ぶふるさとの味コーナーや縁日コーナーなど、26のイベントが行われました。
40回を記念したイベントも企画されました。
2019年まで行われていたたらいレースのたらいに乗る体験ができるコーナーや、30年ぶりに復活したエア遊具などがあり、子どもたちが楽しんでいました。
野球場では、プロライダーによるバイクのショーが行われ、迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げていました。
メインストリートで行われたおまつりパレードには、7団体、およそ380人が参加しました。
湖上に設けられたステージには、全部で41団体が出演し、太鼓やダンスを披露しました。
まつりを締めくくる花火大会では、13番組およそ1,000発が打ち上げられました。
トワイライトステージと、おまつりパレードの様子は、9月に121チャンネルで放送予定です。 -
3市町村合同の空き家相談会
伊那市と箕輪町、南箕輪村の3市町村合同の空き家の相談会が16日に南箕輪村の村民センターで開かれました。
相談会は、伊那市と箕輪町、南箕輪村で構成する、伊那地域定住自立圏連絡協議会の事業として3市町村が合同で開催しました。
16日は、およそ30人が訪れ、専門家に相続や売却、リフォーム、解体などについて相談をしていました。
相談会は年2回、各市町村の持ち回りで開いています。
3市町村が地元の不動産組合と連携して運営している空き家バンクの説明も行われました。
担当者は「市町村に担当部署があるので、空き家に関して困っていることがあったら気軽に相談してほしい」と話していました。
-
23日 大芝高原まつり開催
第40回大芝高原まつりが23日、南箕輪村の大芝高原を会場に開催されます。
23日の本番を前に、会場では出店などの準備が進められていました。
大芝湖の湖上ステージでは、まつり実行委員長の藤城栄文村長がテントの設営を行っていました。
湖上ステージには今年、和太鼓やダンスなど、41組が出演する予定です。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を23日の正午から121チャンネルで生中継します。
また、伊那谷FM86.7MHzでもまつりの様子を放送します。
-
ARG有賀さん ソフトボール全国大会出場
伊那市に拠点を置く社会人ソフトボールチーム、ARGに所属する、南箕輪村の有賀真太郎さんが、23日から茨城県で開かれる、全日本一般男子ソフトボール大会に出場します。
12日は、南箕輪村田畑の有賀さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に出場を報告しました。
ARGは5月に開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
今回で4年連続の優勝です。
有賀さんは現在40歳で、ARGではキャプテン、キャッチャーを務めています。伊那ナイターソフトでは信濃路クラブに所属していて、5月には春季トーナメントで優勝しています。
藤城村長は「4年越しの悲願となる一勝をぜひ勝ち取ってください」と激励しました。
全国大会は23日から茨城県で開かれます。
一回戦の対戦相手は、前回大会3位の大阪代表 茨田南クラブです。
-
信州大学農学部 課題発見サマースクール
信州大学農学部の学生が木曽谷と伊那谷の森林・林業に学び、地域課題を考える、課題発見サマースクールが22日、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設Inadani seesで行われました。
サマースクールには、信州大学農学部の学生4人が参加しました。
3日間のプログラムのきょうが最終日で、林業に関わる人から話を聞きました。
フィンランドを視察した長野県林務部の職員は「森が身近にある印象を受けた。子どもたちは環境を活かした遊びと学びを実践していた」と話していました。
アカマツの葉を使ったアロマオイルの商品開発の経験を持つInadani seesのスタッフは「林業では枝葉をほとんど活用せず放置しているのがもったいない」と話していました。
サマースクールは、木曽谷や伊那谷の教育機関や市町村、長野県林務部などで構成する木曽谷・伊那谷フォレストバレーの取り組みの一環で行われました。
木曽谷・伊那谷フォレストバレーでは、今年度、民間企業のプロジェクトや高校の学習への支援など10のプロジェクトを予定しているということです。
-
夏休み終了 2学期始まる
夏休みが終わり、伊那ケーブルテレビエリア内の小中学校で21日から2学期が始まりました。
このうち伊那市高遠町の高遠小学校では、28日間の夏休みを終えた児童たちが体育館に集まりました。
下島弘子校長は「夏休みに培った力と楽しかった思い出をエネルギーにして頑張っていきましょう」と話していました。
6年生の教室では、夏休みの宿題を提出していました。
宿題はドリルや作文の他に、自由研究と読書感想文、工作を選ぶことができます。
工作を選んだ児童は、思い思いの作品を製作し、教室の外に飾っていました。
6年生は2学期に東京都への修学旅行が予定されています。
高遠小学校の2学期は、12月23日までとなっています。
この日は伊那市の16校、箕輪町の3校、南箕輪村の3校の小中学校で始業式が行われました。
-
伊那青年会議所 9月に親子対象の防災イベント
伊那青年会議所は、小学生の親子対象の防災を学ぶイベントを9月に行います。
20日は、伊那市の伊那商工会館で伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開きました。
イベントは9月27日にかんてんぱぱ くぬぎの杜で行われます。
募集するのは、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生の親子18組です。
カードを使って災害事例を学ぶ災害クロスロードや災害時を想定したクッキング、心肺蘇生などに取り組むチーム対抗防災ミッションなどが予定されています。
参加費は無料で、参加者には防災バッグがプレゼントされます。
伊那青年会議所では、現在参加者を募集しています。
くわしくは電話78-2328までお問い合わせください。
-
南箕輪村大泉でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、南箕輪村大泉で13日に行われました。
まんど振りは、大麦のわらを束ねたものに火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は大泉川近くで、小学生らおよそ60人が参加し、170個のまんどを回しました。
大泉のまんどはおよそ200年続くとされていて、大泉まんどの会、大泉田園景観保全会とPTAが協力し行っています。
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は「伝統行事を通じて地区の結びつきが生まれている。子どもたちの思い出づくりにつなげていきたい」と話していました。
-
盆休みの1日延長を求めて 盆正月
南箕輪村田畑で、盆休みの延長を求めて区長などの家をバリケートで封鎖する伝統行事、盆正月が16日の夜から17日にかけて行われました。
今年は区長の家ではなく、公民館が封鎖されました。
17日の午前8時頃、田畑区長の松澤良行さんが公民館の様子を見に来ていました。
16日の夜に地区のPTAや子ども20人で門松や子どもみこし並べ、公民館の入口を封鎖しました。
公民館の様子を見た松澤区長は、地区役員に盆休みの1日延長を伝える電話をしました。
バリケードは、1時間ほどかけて役員で片づけたということです。
-
伊東由香バレエスクール 発表会
南箕輪村田畑のバレエ教室伊東由香バレエスクールの発表会が9日伊那文化会館で開かれました。
発表会では、バレエの古典作品「眠れる森の美女」などを披露しました。
発表会に出演したのは保育園児から大人までの72人です。
伊東由香バレエスクールでは2年に一度発表会を開いていて、今回で13回目となります。
代表の伊東さんは「自身のひとつ上のレベルを目指しレッスンに励み、一人ひとりが自分の魅力を再発見する機会となった」と話していました。
-
南箕輪中3年加藤さん 砲丸投げで全国へ
南箕輪村の南箕輪中学校3年の加藤杏さんは、17日から沖縄県で開かれる陸上競技の全国大会に、砲丸投げで出場します。
7日は、加藤さんと母親の真理子さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に全国大会出場を報告しました。
加藤さんは、7月に開かれた、県の通信陸上大会で標準記録の12m50を突破し、自己ベストの12m98で全国大会出場を決めました。
中学女子の砲丸の重さは2.721キロで、学校や競技場での練習のほか、家で体幹トレーニングに取り組んでいるということです。
全国大会は、17日から20日まで沖縄県で開かれます。
加藤さんが出場する女子砲丸投げは、20日に試合が行われます。 -
防災用コンテナ型トイレ2,990万円で取得
南箕輪村議会臨時会が7日役場で開かれ、防災用コンテナ型トイレを購入する財産の取得など3議案が可決されました。
村が購入するのは大芝公園に設置される防災用コンテナ型トイレは約2,990万円です。
災害時の避難所運営を充実させるためのもので、電源がない場所や水がない所でも使用が可能です。
この議案を含む提出された3議案は全て全会一致で可決されました。
他に村議会全員協議会が開かれ、南原コミュニティーセンターに設置されていた教育支援センターが7月末で終了したことが報告されました。
教育支援センターは学校に行きにくさを感じる子どもが勉強する場として去年6月に設置されました。
毎週火曜日と木曜日の午後1時30分から午後3時ころまで開かれ、学習支援ボランティアが対応していました。
利用者は小中学生合わせて5人で、保護者の相談は2人でした。
南箕輪村教育委員会では教育支援センター終了について利用者数が少なかったことなどを理由に挙げています。
今後、学びの場の在り方について広く意見を聞き、検討していくとしています。
-
南箕輪小児童が「家づくり」学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校4年2組の児童は総合学習の時間で地元の工務店から「家づくり」について話を聞きました。
南箕輪小学校4年2組は総合学習のテーマを「家づくり」としていて17日は児童34人が南箕輪村の工務店株式会社あっとホーム社長の畑宏晃さんから話を聞きました。
畑さんからは家をつくるのに何人の人が関わっているかとの問題が出されていました。
畑さんは家づくりには大工のほかに電気工事をする人、土木工事をする人など100人ほどが関わっていると説明していました。
総合学習では、最終目標として自分たちで間取りを考え家の模型を作る計画です。
総合学習では建築材の伐採の様子の見学など信州大学農学部の協力で地域木材の活用についても
学んでいくということです。
-
反核・平和の火 上伊那をリレー
核のない世界や平和を訴える「反核・平和の火リレー」が30日伊那市から辰野町で行われました。
今年は熱中症対策としてランナーは無く、車での移動となりました。
反核・平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で38回目です。
30日は伊那市を出発したメンバーが午前10時に南箕輪村役場に到着しました。
役場では、上伊那地区実行委員長の関ひよりさんが、政府に対し核兵器禁止条約への早期批准を求める事などが書かれた要請書を読み上げました。
要請書を受け取った、清水閣成教育長は「核のない世界に向け取り組んでいきたい」と話していました。
23日に下伊那を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月22日に長野市でゴールを迎える予定です。
-
南箕輪村 戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が22日は村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族会の会員や藤城栄文村長、村議会議員などおよそ40人が参加し、戦没者に黙とうを捧げ、花を手向けました。
慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年行っています。
去年まではコロナの影響で慰霊碑の前で行っていましたが、今年から室内に戻して行われました。
南箕輪村では、日清日露戦争から太平洋戦争までに、およそ170人が亡くなったということです。
藤城村長は「戦後80年に改めて、尊い犠牲の数々を忘れてはならない」と話していました。
村遺族会の会員は、現在30人です。
村遺族会では「戦争を知らない世代へと移行していく遺族会として、不戦への誓いを忘れずに活動していきたい」としています。
-
長野県生薬と観音堂がヨモギを収穫
長野市に本社を置く長野県生薬株式会社と薬草を栽培する伊那市の観音堂は、ヨモギの収穫を2日に行いました。
作業が行われたのは、観音堂が管理する南箕輪村のヨモギ畑です。
観音堂が栽培し、この日刈り取ったヨモギは、長野生薬を通して販売されます。
およそ20人の社員が参加し、鎌を使って背丈ほどに成長したヨモギを手際よく刈り取っていきました。
畑の広さはおよそ2ヘクタールで、ヨモギは高さ2メートル近くまで育っています。
観音堂では、2020年からヨモギのほか、およそ40種類の薬草を有機栽培しています。
収穫したヨモギは加工して販売されるということです。
2日は、3トンほどのヨモギを収穫したということです。
-
上農生 トルコギキョウの生産学ぶ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、トルコギキョウの栽培方法を17日に花き農家から学びました。
この日は、上農高校植物コースの2年生20人が、伊那市東春近で花の生産を行う株式会社フロムシードを訪れました。
フロムシードの伊東茂男取締役から、トルコギキョウの特徴や、栽培について話を聞きました。
上伊那のトルコギキョウの生産量は県内1位で、昨年度の出荷量は245万本でした。
フロムシードでは、上伊那の生産者の中でも最多のおよそ50万本を出荷しているということです。
ほかに、生産者に渡す苗も育てているということで、苗を育てるハウスも見学しました。
この授業は、上伊那地域振興局の「はな高々い~な」プロジェクトの一環で行われているもので、上農生は1年を通して花の栽培や流通を学んでいます。
生徒は、校内でトルコギキョウを栽培していて、自分たちが育てているものと、生育状況を比較していました。
上農生は、今後シクラメンなど他の花の生産現場も見学し、鉢物の栽培も学ぶということです。
-
南部小 親子でとうろうづくり
25日から南箕輪村の大芝の湯で行われる、七夕とうろう祭を前に、南部小学校2年生の親子が16日に一緒にとうろうを作りました。
とうろう作りは、2年生の授業参観の中で行ったもので、親子およそ45組が行いました。
材料には段ボールを使いました。
最初にカッターを使って四面に決められたサイズの穴を開けていきました。
開けた部分には、児童が好きな絵を描いた紙を貼り付けて完成させました。
作ったとうろうは、七夕とうろう祭で大芝の湯に展示されます。
七夕とうろう祭実行委員会では、村内の小中学校や団体などに製作を呼びかけていておよそ150基のとうろうを飾る予定です。
七夕とうろう祭は25日から8月24日まで行われます。
見学は無料です。
-
雨乞いの神事 鹿頭行列奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、雨乞いの神事、鹿頭行列が奉納されました。
子どもたちが鹿の頭に見立てた飾りをかぶり太鼓やほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。
箕輪町無形文化財に指定されていて伊那市の大泉新田と大萱、箕輪町の富田、南箕輪村の大泉の子ども合わせて29人が奉納しました。
鹿頭行列は1558年永禄元年の大干ばつで、当時の箕輪城主が雨乞いをしたところ雨が降り、それに感謝して鹿75頭を奉納したのが始まりとされています。
鹿頭行列は地区名に「福」「大」「富」というおめでたい字が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の天竜川をはさんだ6地区が毎年交互に行っていて今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が担当しました。
来年は天竜川東側の福与と福島が担当します。
-
夏の交通安全やまびこ運動
県内で一斉に行われる、「夏の交通安全やまびこ運動」が11日から始まりました。
南箕輪村では大芝高原前の交差点で街頭啓発が行われました。
南箕輪村交通安全協会や、ボランティア、警察など20人が旗を掲げ、道行くドライバーに安全運転を促しました。
今年のやまびこ運動の重点項目は横断歩道におけるルール遵守とマナーアップ行動の実践。自転車等利用時の交通ルール遵守とヘルメットの着用。高齢者の交通事故防止です。
期間は20日までの10日間となっています。 -
赤とんぼのプロペラ 見つかる
第2次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された陸軍伊那飛行場でパイロットの訓練用に使用されていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラが発見されました。
プロペラは、木製で、長さ2メートル58センチ、重さは13キロあります。
7月末から陸軍伊那飛行場に関する展示を計画している伊那市教育委員会の学芸員が、伊那市高遠町にある民俗資料館の蔵に眠っていたものを確認したところ、パイロットの訓練用に使われていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラと判明しました。
赤トンボを前に撮影された写真が、伊那飛行場の所長だった米田陸軍大尉の縁者から寄せられ、プロペラ特定の判断材料になったということです。
プロペラは、その後の調べで、旧高遠町の長藤中学校に寄贈されたものだとわかりました。
上から塗装されていますが、赤とんぼのプロペラの特徴が残されています。
プロペラは、7月26日から伊那市創造館で開かれる特別展で一般公開されることになっています。 -
県選管が参院選投票呼びかけ
長野県選挙管理委員会は南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の学生に20日の参議院議員選挙の投票を10日呼びかけました。
長野県選挙管理委員会の委員が南信工科短大で投票を呼びかけるチラシとポケットティッシュを学生に配っていました。
今年は選挙権年齢が18歳に引き下げられてから10年の節目の年となります。
県選管によりますと去年の衆議院議員選挙の投票率は10代が38.18%、20代前半が31.71%と若年層の投票率が低く、全体の57.21%を下回っているということです。
参議院議員選挙の投票日は20日日曜日で期日前投票は19日土曜日までです。
-
己書伊那谷道場 作品展
伊那市御園の筆文字教室、己書伊那谷道場の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、道場の師範と生徒13人の作品、380点以上が並んでいます。
己書伊那谷道場は、伊那市御園の宮下恵さんが指導する筆文字教室で、現在20人の生徒がいます。
「己書」は、書き順や文字の形ににとらわれず思うがままに書くもので、テーマは設けず好きな作品を書いています。
筆ペンで書いた白黒の作品に絵の具で色を付けたものもあります。
作品展は、31日(木)までなごみの樹で開かれています。
時間は正午から午後5時で、日曜日と月曜日が定休日となっています。