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ドライ加工の農産物を提供
地元農産物の加工品販売を目指す南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは27日、一般向けに試作品を提供しました。 27日は、南箕輪村の大芝高原味工房で農産物フェア・軽トラ市が開かれました。 この中で、青年農業者やJAなどでつくるワーキングチームのメンバーたちが地元産の農産物でドライ加工したリンゴやトマト、ネギなどを訪れた人たちに提供しました。 ワーキングチームでは長期間保存できるドライ加工に焦点をあて開発に取り組んでいます。 訪れた人たちは、実際に手にとり、味わっていました。 また、ドライ加工したパセリをつかったジェラートも限定販売されました。 ワーキングチームでは、11月26日に名古屋市で開かれる南箕輪村観光物産展にも出品し試食アンケートを行うということです。 農産物フェアは、南箕輪村営農センターが地元でとれた農産物のPRや販売促進を図ろうと毎年開いているものです。 会場には、とれたての野菜が並び訪れた人たちが買い求めていました。
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第53回 伊那愛石会 水石展
伊那愛石会の第53回水石展が、26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には、会員が天竜川水系で見つけた石30点が並んでいます。 伊那愛石会は、上伊那地域の住民16人でつくられています。 伊那愛石会の矢島好会長は「三峰川は昔海の底だったため石の種類が豊富、それぞれ川の特徴が出ているので違いを感じて欲しい」と話していました。 審査は会員が行い、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町の川上敏夫さんの石が選ばれました。 伊那愛石会の第53回水石展は26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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全国女性消防操法大会 10位入賞を報告
17日に神奈川県で開かれた全国女性消防操法大会で、長野県代表として出場した南箕輪村女性消防隊は10位に入賞しました。 25日は、選手と消防団長ら8人が役場を訪れ、唐木一直村長に入賞を報告しました。 女性消防隊の7人は、長野県消防協会の推薦を受け、初めて県代表として大会に出場しました。 大会には47チームが出場し、南箕輪村は10位に入り優良賞を受賞しました。 選手達は、「優勝を目指していたので残念だが、良い緊張感の中で普段通りの操法ができた。練習に協力してくれた方々のお陰です」と話していました。 大会の映像を見たという唐木村長は「出場したチームの中で1番はつらつとしていた。この経験を活かし、住民の安心安全を守ってほしい」と活躍を讃えていました。
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南箕輪小1年生がドングリ拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の1年生は、大芝高原みんなの森で24日ドングリを拾いました。 24日は、1年生110人ほどが、みんなの森でナラやクヌギなどのドングリを拾いました。 南箕輪村は大芝高原の一部を、松くい虫対策や多種多様な森にするため、針葉樹から広葉樹への樹種転換を計画しています。 その広葉樹の苗木を育てるために、種となるドングリを子どもたちに拾ってもらおうというもので、今年で2年目です。 この日は、南みのわ親林自然保護の会のメンバーも協力し、子ども達に、ドングリのある場所などをアドバイスしていました。 子どもたちは、次々にドングリを拾い、バケツに集めていました。 大芝高原では、樹種転換を進めるエリアの間伐を今年の冬に予定しています。 子ども達が拾ったドングリは、信州大学農学部の畑で育てられ、2~3年後、間伐した場所に植樹されるということです。
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信大農学部で低農薬米の販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部は学部生たちが実習で栽培した低農薬米の販売を22日から始めました。 農学部では、学生らが実習で生産した農産物を地元の人たちに販売しています。 米もその中のひとつで、食料生産科学科の2年生が低農薬の米を生産しています。 今年は南箕輪村の2.5ヘクタールの田んぼで12トンの米を収穫しました。 6月には手押し式の除草機を使った除草作業にも取り組みました。 販売初日の22日は、地元や県外などから米を買い求める人の姿がありました。 品種はコシヒカリで、5キロ2000円で販売されています。 この他にも、はざ掛け米や玄米なども販売されています。 米は、信州大学農学部の生産品販売所で土日祝日を除く午前8時30分から午後5時まで販売されています。 農学部では、「より安心して食べていただけるよう努力してきたので多くの方に味わってほしい」話していました。
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イルミフェスで雅楽演奏
イルミネーションフェスティバルが行われている南箕輪村大芝高原で20日、伊那雅楽会による演奏会が開かれました。 雅楽の演奏はイルミネーションの幻想的な雰囲気の中で雅楽を演奏したいとの思いから上伊那の神職らでつくる伊那雅楽会が行っているもので今年で4年目です。 雅楽は主に宮中や社寺で奏でられていたもので中国から伝わり日本古来の音楽と融合してできた音楽とされています。 10世紀頃には雅楽の形態が成立したということで世界最古のオーケストラといわれています。 伊那雅楽会は結成33年目で神社の祭礼のほか介護施設への慰問など様々な場所で演奏活動を行っています。 伊那雅楽会では「上伊那の風物詩として定着したイルミネーションフェスティバルを演奏で応援していきたい。」と話していました。 雨が降る中の演奏でしたが、大芝高原には平安の時代を思わせる伝統音楽の音色が響いていました。
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上農祭 クラス展や農作物販売
上伊那農業高校の文化祭、上農祭が20日、一般公開され地域住民など多くの人が訪れました。 94回目となる上農祭では模擬店やクラス展示のほか、実習で育てた農作物などの販売が行われました。 このうち生産環境科作物班は雑穀アマランサスやモチキビが入った伊那雑穀カレーを販売し人気を呼んでいました。 伊那雑穀カレーは栄養価が高いとされる雑穀を普及させる活動を行っている生徒らが開発に携わりました。 他に生徒が作った自動雑穀選別機もお披露目されました。 この機械はアマランサス収穫の際に混ざってしまう殻やごみを取り除き実だけを残すものです。 ふるいはアマランサスの実よりやや小さい1ミリほどの穴があいていてそこに実だけが残る仕組みになっています。 上農祭ではほかに生徒が作った農産物の販売も行われ訪れた人たちが買い求めていました。 一般公開には保護者や地域住民が足を運び学習の成果や学校での生活の一端に触れていました。
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南箕輪村女性消防団員が全国大会に出場
南箕輪村消防団の女性団員は17日に神奈川県で開かれる全国女性消防操法大会に長野県代表として出場します。 12日は南箕輪村役場駐車場で激励会が開かれ、女性団員がポンプ操法を披露しました。 大会は、2年に1度開かれています。 出場するのは村消防団の中で選抜された団員7人で、長野県消防協会の推薦を受け、初めて県代表として出場します。 唐木一直南箕輪村長は、「楽しく力強く正々堂々と頑張ってください」と激励しました。 選手を代表し征矢和代さんは、「優勝を目指してがんばります」と決意を述べました。 全国女性消防操法大会は17日に神奈川県で開かれます。
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上農文化祭で伊那雑穀カレー販売へ
南箕輪村の上伊那農業高校は、上伊那産の雑穀を使った伊那雑穀カレーを、去年に引き続き今年も20日の文化祭で販売します。 上農高校の生産環境科作物班では、「地産地消や地域振興に役立てようと」雑穀を普及させる活動を8年前からしています。 作物班では、伊那雑穀カレーを200食限定で販売し、去年に引き続き売上金のすべてを、東日本大震災の被災地、宮城県に義援金として送るということです。 伊那雑穀カレーは雑穀アマランサスやもちきびを使用し、小麦や乳製品は一切使われていないので、アレルギーの人でも食べられるということです。 尚、雑穀の選別に時間がかかることを農家の人から聞いた作物班は、自動雑穀選別機をつくり、20日にお披露目するということです。 今年はこのほか、雑穀の事を知ってもらおうと、子供向けに紙芝居の上演も計画しています。 上伊那農業高校の文化祭の一般公開は20日(日)で、農産物の販売もあります。
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南箕輪村6次産業化検討ワーキングチーム 加工品試食
地元農産物の加工販売を目指す南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームの会議が10日役場で開かれ、27日の農産物フェア・軽トラ市に出品する加工品の試食が行われました。 この日は、村内の青年農業者やJA営農部、役場関係者ら10人が集まり、27日の農産物フェア・軽トラ市でどの加工品を販売するのかを決めるため試食しました。 6次産業化検討ワーキングチームでは、長期間保存できるドライ加工に焦点をあて、開発しました。 その結果、パセリで作ったジェラートとパン。 ドライ加工したりんごのスナック。 きのこ、ねぎ、パセリ、トマト、キャベツをドライ加工したものは料理の具として販売します。 南みのわ農産物フェア軽トラ市は、27日午前9時から午後2時まで、大芝高原味工房駐車場で開かれます。
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南箕輪中が伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校で10日、伝統の落ち穂拾いが行われました。 10日は、全校生徒およそ450人が地区ごとに分かれ落ち穂を拾いました。 落ち穂拾いは、地区の農家にお願いし、稲刈りが終わった田んぼで毎年行っています。 1人1キロを目標としていて、生徒たちは稲刈りのときに落ちた穂を拾っていました。 落ち穂は自宅で干した後、学校に集めるということです。 去年は集めた米を精米して、南三陸町へ送りました。 南箕輪中学校では今年の8月に南三陸町へボランティアに行くなど震災後から交流を続けています。 今年は集めたお米を各地域に引き取ってもらい、それと引き換えに寄付をつのって、南三陸町に義援金として送るということです。
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ヤングドライバーが交通安全 訴え
企業や行政の組織内で交通安全活動に取り組む若手社員で作るヤングドライバークラブが、9月26日朝、通勤途中のドライバーなどに交通安全を呼びかけました。 この日は、秋の全国交通安全運動にあわせて、南箕輪村のJA上伊那集出荷場で啓発活動が行なわれました。 ヤングドライバークラブのメンバーが、駐車場に誘導されたドライバーにチラシやポケットティッシュ、夜光反射シールなどを手渡しました。 参加したのは、南箕輪村の大明化学工業㈱、信英蓄電器泊㈱、南箕輪村役場、伊那警察署の、30歳以下の若手社員など40人ほどです。 若者からより幅広い年齢層に訴えられればと、今回初めて、この啓発活動が行われました。 秋の全国交通安全運動は、9月30日まで、「こどもと高齢者の交通事故防止」を基本に運動が行われています。 伊那警察署管内の今年の事故件数は、昨日現在、死亡事故が4件、人身事故が319件発生していて、けが人は349人となっています。 管内では去年より件数が減少していますが、県内では、大幅に増加傾向にあるということで、伊那署では、「これから、夕暮れ時の事故が増える季節。ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は夜光反射材をつけるなど、それぞれの立場で自分の命を守ってもらいたい」と呼びかけていました。
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南箕輪村公民館「ふるさと再発見講座」 村内の神社を見学
地域の歴史や文化を学ぶ南箕輪村公民館の「ふるさと再発見講座」が26日に開かれ、参加者が村内の神社を見学しました。 講座は年に12回開かれていて、今回は、大泉にある大泉神社を見学しました。 普段入る事ができない覆殿の中には村指定文化財の本殿があります。 文化財専門委員の松澤英太郎さんが、歴史や造りを説明しました。 本殿は、今から約200年前の文政11年、1828年に諏訪の宮大工、小口直四郎が建てたものです。 鶴に仙人の彫刻、竜の梁が特徴です。 ふるさと再発見講座では、次回、村内の石仏などを見学するということです。
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第5次総合計画策定へ むらづくり委員会初会合
南箕輪村の平成28年度から10年間の第5次総合計画を策定する第3期むらづくり委員会の初会合が昨夜、役場で開かれました。 30日は、唐木一直村長が各区の代表や団体の代表23人を委員に任命しました。 30日の委員会では会長に大泉区の清水研夫(けんお)さんが選ばれました。 むらづくり委員会は、自立に向けた村づくりについて考える場として平成16年度に第1期委員会平成20年度に第2期委員会を組織しました。 委員会では第4次総合計画の数値目標を検証します。 計画では平成27年の目標値として人口を1万4770人、世帯数を7155世帯、就業者数を8663人などとしています。 委員会では、来年2月に村民を対象に今後の村づくりについてのアンケート調査を実施し、第5次総合計画に盛り込んでいくということです。 むらづくり委員会の任期は3年となって、第5次総合計画の審議結果を平成27年10月に答申する計画です。
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南箕輪村の人口15,000人突破
南箕輪村の人口が1万5,000人を突破し、1日記念セレモニーが、役場で開かれました。 9月30日午前9時40分に南箕輪村の人口が1万5,000人なりました。 10月1日は、1万5,000人目の転入者となった、高橋陽希君と母親の由起子さんが南箕輪村のマスコット、まっくんと一緒に役場を訪れました。 セレモニーでは南箕輪村の唐木一直村長から1万5,000人目の認定書と記念品が手渡されました。 南箕輪村の人口は村ができた、1,875年には2,333人でした。 それから138年で1万5,000人に到達しています。 村の人口は、10月1日の時点で1万5,005人まで増えています。 住民福祉課では、若い世帯の転入が増えていて、子どもの数も安定していると分析しています。
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村障害者グループホーム検討委員会発足
南箕輪村による、障害者グループホーム検討委員会が30日発足しました。 30日は、南箕輪村役場で検討委員会が開かれ、学校関係者など10人が唐木一直村長から委員に委嘱されました。 グループホームの設置は障害者が安心して暮らしていける環境を整え、自立と社会参加を目的にしています。 現在村には、グループホームがないことから、養護学校など関係者からの要望を受け、村内に設置する方向で検討が進められています。 30日の委員会の中で村内の障害者全員を対象に入所希望についてのアンケートを行うことが決まりました。 第2回は伊那市のグループホームの見学が予定されています。
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村民生児童委員が募金ボラ表彰
南箕輪村の民生児童委員協議会は、長年にわたり、共同募金運動に貢献したとして、11日の県社会福祉大会でボランティア表彰を受けました。 19日は、南箕輪村民生児童委員協議会の丸山 博志会長が、村役場を訪れ、受賞を報告しました。 村民生児童委員は、30年以上にわたり、10月から年末にかけて行われる赤い羽根共同募金で、村内の企業を回り募金を呼びかけています。 回る企業は、30社ほどで、毎年200万円以上の募金を集めています。 11日に大町市で開かれた第62回県社会福祉大会で、共同募金運動ボランティア表彰を受けました。 丸山会長は「長年続けてきた活動が認められた。今後も協力いただける企業を開拓していきたい」と挨拶しました。 共同募金の一部は、地元自治体に還元されていて、唐木一直村長は、「村の福祉にも大変役立っている。」と感謝していました。
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南箕輪村と伊藤園が災害時協定
南箕輪村は東京都に本社がある飲料メーカー伊藤園と、災害時における飲料水の提供についての協定を25日結びました。 今日は南箕輪村役場で調印式が行われ、唐木一直村長と伊藤園伊那支店の池田剛史支店長らが協定書を取り交わしました。 株式会社伊藤園は南箕輪村神子柴に支店があります。 今回の協定では、災害時に村の要請に応じて緑茶やウーロン茶などを提供します。 伊藤園が災害時協定を結ぶのは県内では2件目だということです。 南箕輪村の唐木一直村長は「大手のメーカーと協定を結ぶことができありがたい。いつ発生するかわからない災害に備え、飲料水の備えは重要」と話していました。
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伊那中央病院4年連続黒字
伊那中央病院の平成24年度決算は純利益が7億4千万円と 4年連続で黒字となりました。 25日、伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会で報告されました。 平成24年度は入院診療単価や外来患者数の増加などにより、約7億4千万円の純利益を確保し、累積赤字は11億円に縮減しています。 年間の延べ患者数は、入院が11万8千人で、23年度と比べ2800人の減少、外来が19万9千人で、23年度と比べ5800人増加しました。 伊那中央病院では、さらなる経営健全化に向け、経営改善に取りくんでいくとともに、今年度は中長期経営計画の見直しを行うことにしています。
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赤そばの里 見頃
箕輪町上古田の赤そばの里では、そばの花が見ごろを迎え県内外から多くの人が訪れています。 ネパール原産のそばを、日本でも育つように品種改良したもので高嶺ルビーと呼ばれています。 箕輪町上古田の赤そばの里は標高およそ900メートル、広さは4.2ヘクタールで赤いそばの花が広がっています。 この畑を管理しているのは上古田の有志でつくる古田の里赤そばの会です。 会では8月に種を蒔き手入れを行ってきました。 赤そばの里は、箕輪町の観光スポットにもなっていてこの時期は、県内外から観光客や写真愛好家が訪れます。 24日も、多くの人が訪れお気に入りの場所で写真撮影をしたりしていました。 入り口には無料休憩所も設けられていて、ここでは地元で採れた野菜や果物が並びます。 24日は、採れたての松茸もありました。 28日(土)、29日(日)には上古田公民館で手打ちそばが試食できる赤そばまつりが行われることになっています。 赤そばは、10月初旬まで楽しめるということです。
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南箕輪村の湯澤千里さん 青年海外協力隊員としてサモアへ派遣
南箕輪村久保の湯澤千里さんは、青年海外協力隊員として、南太平洋の島国、サモアへ派遣されます。 19日、湯澤さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出発前の挨拶をしました。 湯澤さんは、村久保出身の26歳です。 大学時代、東南アジアやアフリカなどの国々へ行き、ボランティアの在り方や豊かさについて考えるようになったということです。 派遣先のサモアでは公立学校で理科の教育を行うことになっています。現地の学校は、13歳から17歳まで490人が在籍していますが、理科の専門教員がいないため、生物の授業しかできていないということです。 湯澤さんは、大学卒業後に埼玉県で塾の講師をしていて、そのスキルを活かしたいということです。 湯澤さんは、10月1日にサモアに向け出発し、派遣期間は2年後の2015年10月までとなっています。
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南箕輪村久保区 敬老会
南箕輪村では、16日、各区で敬老行事が行われ、長寿を祝いました。 南箕輪久保区の敬老会には、70歳以上のお年寄り193人が招待されおよそ80人が出席しました。式では、今年度80歳を迎える人に、唐木一直村長から祝い金が手渡されました。 長寿者を代表して山口クミ子さんは「80歳になったという実感は無ありませんが、まだ80という気持ちで過ごしていきたい」と話していました。 会場では、地域の園児から大人まで11組が、踊りや歌を披露すると、お年寄りたちは、手をたたきながら、楽しんでいました。 久保区の赤羽英俊区長は「これからも、それぞれの立場で地域を支え、お互いに声を掛け合い、健康で元気に過ごして頂きたい」と話していました。
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台風18号 上伊那地域でも被害
大型の台風18号の通過により上伊那地域にも倒木や、停電、果樹被害などがありました。 17日は、果樹農家が台風で落ちた梨の片付けに追われていました。 台風18号は16日の午前9時から10時にかけて県南部を通過し上伊那地域も強い風と大雨をもたらしました。 伊那地域の、15日午前0時の降りはじめからの雨量は81ミリで、午前10時36分に最大瞬間風速10.4メートルを観測しました。 伊那市のまとめによりますと台風の影響で41か所で倒木があった他、電柱が倒れる被害がありました。 これにより若宮団地付近など5か所で通行止めになりました。 箕輪町によると町内では、倒木の被害が35か所、物置小屋の損壊などがありました。 南箕輪村によると住宅の一部損壊が2件、倒木が25か所となっています。 田畑区では住宅の屋根が飛び、隣の家の屋根の一部と物置を壊しました。 3市町村ともけが人はいませんでした。 倒木に伴う断線により広い範囲で停電となりました。 中部電力長野支店によりますと伊那市、箕輪町、南箕輪村で6770戸が停電となり16日の午後9時半すぎにすべて復旧したということです。 一夜あけ、17日は青空が広がりました。 南アルプス林道バスは17日の午前10時から運行を再開しました。 南箕輪村の久保では倒れた桜の木の枝の撤去作業が行われていました。 台風の影響で果樹の被害もありました。 伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの梨園では、多くの梨が落ちました。 JA上伊那によりますと特に伊那市から辰野町にかけて梨の落下が多かったということです。 落ちた梨は加工品として取扱うということです。 長野県農政部では市町村を通じて農作物の被害状況を調べています。
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上農と南部小 雑穀で交流
上伊那農業高校の生徒8人が近くの南箕輪村南部小学校で雑穀の普及に向けた交流学習を13日行いました。 上伊那農業高校の部活動として活動している作物班は、1年から3年までの17人が所属しています。 13日は、そのうちの8人が南箕輪村の南部小学校に出向き、紙芝居やクイズなどで6年生に雑穀をPRしました。 作物班は、上伊那の特産としての雑穀の普及に向けて、4年前から様々な活動を展開してきました。 小学校での活動は、伊那市の西春近北小に続いて2校目で、3年生の北原直樹班長は、「雑穀の良さを小学生に伝えていきたい」と話していました。
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水道組合が災害時に備え協定
南箕輪村の神子柴簡易水道組合は水道管などの資材販売業者3社と災害時に優先的に資材を供給してもらうための協定を結びました。 11日は南箕輪村の神子柴コミュニティセンターで調印式が行われ、 原光治組合長をはじめ組合員10人が出席しました。 今回組合と災害時協定を結んだのは株式会社マルニシ、小泉中部株式会社、ブリジストンタイヤ長野販売株式会社の3社です。 協定では災害時に水道管などの資材を優先的に組合に供給することなどが定められています。 協定を結んだ3社を代表してブリジストンタイヤの武居寿志所長は「災害の時は、最善を尽くして協力を惜しみません」とあいさつしました。 神子柴簡易水道組合は1924年大正13年に発足しました。 組合によりますと現在98人の組合員がいて事業者を含め250戸に水道水を供給しているということです。 組合では「村内の簡易水道組合は神子柴だけ。有事の際は自分たちの力で一刻も早く復旧できるよう努めていきたい。」と話していました。
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村教育委員会が不正行為防止策
今年7月に発覚した南箕輪村南部小学校の事務職員による給食費横領問題を受け村教育委員会は監視体制の改善など不正行為防止策をまとめました。 11日は村役場で村議会一般質問が行われ清水篤彦教育委員長が答弁しました。 この問題は南部小学校の事務職員が平成23年から2年間にわたり給食費およそ160万円を着服していたものです。 不正行為防止策として給食費の徴収を現金で取り扱う場合は、全て領収証を発行しその控えを確実に保管するほか現金は手元に保管せず可能な限りその日のうちに口座に入金することとしています。 またこれまで3月に実施していた監査を10月にも実施するほか年度末の監査については外部者を含めるとしています。 村教育委員会ではこれら対策を実施し再発防止と信頼回復に努めたいとしています。
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南箕輪村南部保育園 園庭用地取得へ
南箕輪村の南部保育園は、園児数の増加により園庭が狭くなっています。 そこで村は、保育園近くの畑およそ1300平方メートルを、新たな園庭用地として取得する計画です。 9日村が、議会に説明しました。 それによりますと、村が、取得を計画していのは、南部保育園南側の広さおよそ1300平方メートルの農地です。取得費用は、1,700万円で、現在開会している村議会9月定例会の最終日に、補正予算案として議会に提案するとしています。 村によりますと、南部保育園は、平成2年に園舎を全面改築しましたが、予想を上回るペースで入園希望者が増えていて、これまでに、4回増築工事をしているという事です。園舎の増築工事に伴い、園庭の面積は、平成2年と比べ、270平方メートル減少しています。 唐木一直村長は用地取得について「これからの状況を見据え、積極的に対応していきたい」と話していました。 南部保育園の園児数は、今年度末までに、定員150人に対し、149人になるという事です。
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信州大学公開講座 土砂災害抑制方法を学ぶ
森林を活用した土砂災害抑制方法を考える信州大学農学部の今年度の公開講座が、7日、開かれました。 講座には、高校生1人を含む住民17人が出席しました。 信州大学では、地域や一般の人に大学でどの様な授業が行われているのかを理解してもらおうと、毎年公開講座を開いています。 今回は、深層崩壊をはじめとする土砂災害が全国各地で発生していることから、その実態やメカニズムについて、森林科学科の平松晋也教授が話をしました。 このうち、砂防えん堤の効果についての実験では、小型の水路模型を使って土石流を発生させ、砂防えん堤の効果の違いをみました。 平松教授は「土砂と水を分離することができれば、土砂災害を防ぐことができる」と説明しました。 信州大学農学部では、大学の研究の成果を普及する手段として今後も公開講座を開くとしています。
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松寿荘 20周年
南箕輪村社会福祉協議会が運営する松寿荘のデイサービス20周年記念式典が5日から3日間行われました。 ひとりでも多くのデイサービスの利用者と20周年を祝おうと、式典は3日間行われました。 松寿荘は、1993年に高齢者の生きがい、介護予防拠点施設として南箕輪村が開設しました。 現在は、村社協が介護保険事業所に位置づけて運営しています。 定員39人の通所主体の各種サービスを提供していて、100人ほどが利用登録しています。 6日に来賓として出席した唐木一直村長は、「福祉担当課長だった時代に建設した思いいれがある施設。村の福祉の原点がここにある」とあいさつしました。 式典では、デイサービスを利用して10年以上の24人と20年以上の5人に表彰状が手渡されます。 松寿荘では、今後もサービスの向上につとめていきたいとしています。
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昭和の香り目指し村の駅 オープン
南箕輪村塩ノ井の旧ニシザワ店舗部分に「村の駅」が6日にオープンしました。 手作り弁当「まりんべんとう」の製造と配達を手がけているマリンフーズグループが、工場として購入した建物の一部330平方メートルを村の駅として改装しました。 店内には、地元野菜から日用雑貨、鮮魚コーナーまであり、「昭和の香り」をコンセプトにしています。 昭和の「もったいない」を大切にして、野菜はバラ売り、売れなかった農産物は返品せず、弁当や惣菜の食材として活用します。 さらに休憩コーナーも広く設け、地域の人たちの憩いの場も目指すとしています。 営業は、金曜日、土曜日、日曜日の週3日間で時間は、午前9時30分から午後6時までです。 オープン初日となった6日、店内は、多くの人でにぎわい、空き店舗となっていたこの場所は、久しぶりに活気づいていました。