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南箕輪村 西部地区農業集落排水処理施設いずみ苑公共下水道へ統合したいという考えを示す
南箕輪村は、西部地区農業集落排水処理施設いずみ苑についてH25年度には、公共下水道へ統合したいという考えを26日、示しました。
これは、26日開かれた南箕輪村議会全員協議会で示されたものです。
いずみ苑は、平成6年4月の供用開始から15年が経過し、老朽化しているとともに、維持管理が課題となっていました。
平成21年には、いずみ苑から活性汚泥が混入した水が大泉川に流出する事故があり、緊急避難措置として公共下水道へ接続し、現在もそのまま処理されています。
村では、いずみ苑の廃止に伴う補助金の返還をさける為、郷土資料等の展示室の設置や、防火水槽として活用するなどの後利用も検討しています。
村では、計画について国や県と協議を進めH25年度には公共下水道に統合したいとしています。 -
農業の魅力発見セミナー
地域で活躍する青年農業者の話を聞き、農業の魅力を発見するセミナーが25日、上伊那農業高校で開かれました。
これは、長野県農政部の事業で、農業や食、環境分野について理解を深め、進路選択の参考にしてもらおうと開かれました。
生徒およそ40人が、地域の青年農業者の話を聞きました。
箕輪町で酪農をしている大槻隆二さんは、「酪農はマニュアル通り進まない。毎年違うので常にいい緊張感が保てる」とし、「生徒の中から将来農業に関わる人が出てきたらうれしい」と話していました。
また、上伊那農業高校出身で南箕輪村のリンゴ農家白鳥友季子さんは、「自分の作るものを喜んでくれる人を身近に感じながら仕事ができる」と農業の魅力を話していました。 -
伊那シニア 2年連続の準優勝
伊那市や南箕輪村などの60歳以上のメンバーが所属する伊那シニアは、10月に開かれたソフトボールの全国大会で、2年連続の準優勝を果たしました。
23日、チーム責任者の須田修也さんらが南箕輪村役場を訪れ、大会の結果を報告しました。
伊那シニアは、10月に山形県で開かれた第23回全日本シニアソフトボール大会で、長野県代表として出場しました。
試合はトーナメント方式で行われ決勝戦では静岡県代表チームと対戦。雨の中、3時間に及ぶ熱戦を繰り広げましたが、16対14で惜しくも敗れ準優勝となりました。
伊那シニアは今年、状況を考えて打つバッティングを心がけ練習を重ねてきたという事です。須田さんは「技術、精神面、やる気、すべての面でステップアップして、今度は優勝したい」と話していました。 -
南原保 園児がりんご狩り
南箕輪村の南原保育園の園児が、18日、南原の畑でりんご狩りを楽しみました。
18日は、南原保育園の年少から年長までの91人が、近くの15アールの畑でりんご狩りを楽しみました。
20年以上続く南原保育園の伝統行事です。
一人3つまでりんごの収穫を体験した後は、りんごの食べ放題です。
子どもたちは、畑を提供した宮澤岩子さんや保育士に切ってもらったリンゴを次々に口に運んでいました。
宮澤さんは、「毎年の行事で楽しみにしている。張り合いになります」と話していました。 -
伊那技専 台湾生徒と交流
南箕輪村の伊那技術専門校の訓練生は、22日、台湾から修学旅行で県内を訪れている、国立秀水高工業職業学校の生徒と交流をしました。
国立秀水高級工業職業学校は日本の工業高校にあたります。
伊那技専を訪れたのは、機械科や建築科の生徒20人です。
長野県では、観光振興策の一つとして、海外からの修学旅行の受け入れを積極的に進めていています。
年間およそ1500人の受け入れをしていて、地元の高校などで交流が行われています。
今回は、「より専門的で実践的な現場を見たい」との台湾側からの要望を受け、初めて伊那技術専門校で交流が行われました。
午前中は体育館で歓迎式が行われ、互いの学校の代表者による挨拶や、記念品等の交換が行われました。
午後からは、技専の訓練生と一緒にハンダを使い、電子回路の組み立てをしました。
初めて電子回路の組み立てをする台湾の生徒もいて、技専の訓練生らは、部品の説明や道具の使い方など、ゼスチャーを織り交ぜながら教えていました。
伊那技専の訓練生は「言葉は通じないが、いい経験になた。」と話していました。
台湾の生徒は「実習の授業は新鮮だった」、「将来日本に来て、技術や文化を学びたい」などと話していました。
国立秀水高級工業職業学校の生徒達は、23日まで県内に滞在し、25日帰国する予定です。 -
伊那60歳ソフトリーグ戦 伊那勘太郎初優勝
伊那市と南箕輪村の愛好者が参加している伊那60歳ソフトボール連盟の表彰式が20日、伊那市内で行なわれました。
リーグ戦は、11チームの総当り戦で5月から10月にかけて行なわれました。
今シーズンは、9勝1敗で伊那勘太郎が初優勝をはたしました。
準優勝は、8勝1敗1分けでホワイトホース、3位は8勝2敗で西町クラブでした。
表彰式では、清水静会長からそれぞれのチームの代表者に賞状などが手渡されました。
初優勝を飾った、伊那勘太郎の小松朝雄代表は「念願の優勝ができ良いシーズンだった。来シーズンは連覇を目指したい」と話していました。
清水会長は、「仲間とのプレーや親睦を大いに楽しむ為にも、日頃からの健康維持に努めほしいと」と挨拶しました。 -
村の上下水道運営審議会 上下水道料金改正 審議の結果を答申
南箕輪村の上下水道運営審議会は、上水道料金は5%の値下げ、下水道料金は現在の内税から外税に変更し7%の値上げとする審議の結果を19日、唐木一直村長に答申しました。
19日は、審議会の木下功会長が役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡しました。
答申では、上水道料金は5%値下げ、下水道料金は現在の内税から外税に変更し、7%の値上げとするとしています。
料金が改正された場合、一般家庭2か月の平均水道使用量を34立法メートルとすると、上水道料金は現在の5659円から275円安くなります。
下水道は、5400円から383円高くなります。
審議会では、下水道使用者のみの負担にならないよう、水洗化率の向上と3年ごとの料金の見直しをするなどの付帯意見をつけました。
唐木村長は「現在72%の下水道加入率を100%に近づけるよう、接続を推進していきたい」と話していました。
この上下水道料金の改正案は12月の定例議会に提出され、可決されれば来年4月から実施されます。 -
南箕輪村と農学部が連携協定
南箕輪村と信州大学農学部は16日、連携・協力に関する協定を締結しました。
農学部として、市町村との協定を締結するのは、南箕輪村が初めてです。
この日は、南箕輪村の唐木一直村長と信州大学農学部の中村宗一郎学部長が協定書を取り交わしました。
協定は村と農学部が連携・協力をすることで、活力ある地域づくりを進めるとともに人材育成の場を充実させることなどを目的とするものです。
今後は、協定に基づき、産業振興や地域資源の活用、人材育成や環境保全など、さまざまな分野で連携するほか、連携協議会を設置し、連携の在り方などを話し合う予定です。
唐木村長は、「農学部があることを村の特徴としてこれまで以上にPRできるようになった。さらに交流を深めたい」と話しました。
また、中村学部長は、「両者のもてる人的・物的な情報を共有し、互いに発展していきたい」と話しました。
南箕輪村では、すでに農学部の協力のもと大芝公園の森林整備計画を作成するなどしていて、今後も、まずは農林業で農学部の協力を仰ぎたいとしています。
また、農学部としては、学生の農家へのインターンシップなどを検討していきたいとしています。 -
南箕輪食改が厚生労働大臣賞受賞
食生活改善のための長年の活動が認められ、南箕輪村食生活改善推進協議会が厚生労働大臣賞を受賞しました。
15日、役員が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告しました。
厚生労働大臣賞は、食生活改善のため長年活動している団体に贈られます。
岐阜県で先月開かれた全国食生活改善大会で表彰が行われました。
南箕輪村食生活改善推進協議会は昭和42年に発足し、健康料理の講習会や保育園での食育活動などに取り組んでいます。
唐木村長は、「これからも村の食生活改善のためにご尽力いただきたい」と話していました。 -
南部小と南箕輪小の児童が樹名板を設置
南箕輪村の小学生らが12日、大芝高原内の遊歩道周辺の樹木に木の説明などが書かれた樹名板を設置しました。
作業には、南部小学校2年生29人と南箕輪小学校2年生30人の、合わせて59人が参加しました。
樹名板の設置は、村の「村民参加で進めよう里の森育成推進事業」の一環で、小学生に森林体験をしてもらおうと行ったものです。
児童らは、10班に分かれ6種類ずつ樹名板を設置していきました。
信州大学農学部の学生や村の職員が指導にあたり、どんな実がなるかや、葉の形などを説明しました。
「村民参加で進めよう里の森育成推進事業」の総事業費はおよそ390万円で、そのうち262万円ほどが、県の支援金でまかなわれるということです。 -
松くい虫対策に寄付
松くい虫対策に役立ててもらおうと、南箕輪わくわくクラブ・マレットゴルフ同好会は11日、会員から集めた寄付金を南箕輪村に寄付しました。
大芝高原マレットゴルフ場で開かれた大会に合わせて、同好会の伊沢文雄会長が唐木一直村長に寄付金およそ5万7千円を手渡しました。
同好会は、10月に寄付を募り、会員111人と一般1人の合計112人から善意が寄せられました。
伊沢会長は、「大芝の松を守るために役立ててください」とあいさつしました。
南箕輪村は大芝高原の松に薬剤の注入を行っていて、唐木村長は、「松くい虫の防除に全力を挙げていきたい」とあいさつしました。
南箕輪村内では、今年初めて、田畑区で松くい虫被害が確認されています。 -
南箕輪村恩徳寺の大銀杏見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺の大イチョウが見頃を迎えています。
恩徳寺のイチョウは、樹齢400年ほどといわれています。
今年は、例年より1週間ほど色づきが遅かったということですが、11日朝の冷え込みで一気に色づいたということです。 -
信大農学部シクラメン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部で、学生達が実習で栽培したシクラメンの販売が11日から始まりました。
初日の11日は、朝早くから、地域の人たちが訪れ、葉の付き方や花の色など好みのシクラメンを選んでいました。
農学部では、毎年、学生が実習でシクラメンの栽培をしていて、6年前から一般に販売し、学生の教育研究の資金として活用しています。
今年は、ほとんどが新品種という15品種、およそ2000鉢のシクラメンを栽培しました。
猛暑の影響で、いつもの年より1週間から10日ほど、発売時期が遅れました。
シクラメンを買い求めた伊那市の女性は、「去年買った鉢が、今年もきれいに咲いたのがうれしくて、今回も買いに来ました。」と話していました。
シクラメンの販売は、12日も行われるほか、12月下旬まで、毎週水曜・木曜に行われます。 -
南箕輪村で10年ぶり中学生模擬議会
南箕輪中学校の生徒が村議会を体験する、中学生模擬議会が10日、村役場議場で開かれました。
この日は南箕輪中3年の代表生徒7人が議員席に座り、唐木一直村長らに、質問や意見をぶつけました。
模擬議会は、中学生に村や議会に関心を持ってもらい、中学生の意見も村政運営に反映させようと10年ぶりに開かれました。
中学生たちは緊張した様子で、不法投棄の現状や、大芝高原の活用などについて質問していました。
飯塚由奈さんは、村のホームページをもっと若い人たちに見てもらう必要があるとして、大芝高原で使えるクーポンをホームページにのせるサービスを提供したらどうかと提案しました。
これに対して唐木一直村長は「ホームページの活用は課題となっている部分。参考にさせていただきたい」と答弁していました。
南箕輪村では今回の中学生の意見を、若い人たちの視点として、村政運営に役立てていきたいとしています。 -
南箕輪村 独自の療育施設建設へ
南箕輪村は、何らかの支援を必要とする小学校入学前の子どもを受け入れる「療育施設」を新たに建設します。
これは、9日の村議会全員協議会で村が議員に示しました。
現在、村には、発達障害などで支援を必要とする子どもを受け入れる施設がなく、伊那市や箕輪町などの療育施設に受け入れてもらっています。
支援の必要な子どもは年々増える傾向にあることから、村では、今後、一層こうした施設が必要と判断し、村独自の療育施設をつくることを決めました。
新たな療育施設には、支援の程度が低い子どもが一人で通う「単独通園施設」と、子どもと母親がともに通う「母子通園施設」の2つの機能を持たせます。
村長の許可を得て、ほかの市町村からも通うことができます。
概算費用は1億6千万円で、今年度中に用地を確保する方針です。
来年度予算に盛り込み9月から建設に入ります。
開所は再来年10月を予定しています。
南箕輪村によると、村の年間の出生者数は約150人で、その2割に当たる30人程が、乳幼児健診で何らかの支援が必要と判断されているということです。 -
全日本卓球選手権大会に出場する南箕輪中学校の生徒2人が挨拶
全日本卓球選手権大会に出場する南箕輪中学校の生徒2人が4日、南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長に出場の挨拶をしました。
大会に出場するのは、南箕輪中学校2年生の伊藤力斗君と翁大博君です。
2人は、9月に開かれた長野県予選会のダブルスで3位、伊藤君はシングルスでも2位に入賞しました。
2人が出場するのは、14歳以下が出場できるカデットの部です。
伊藤君は、ドライブのかかった力のある速い球が持ち味です。
去年もこの大会に出場しましたが、残念ながら1回戦で敗れました。
翁君は、テンポの早い卓球を得意としています。
唐木村長は「全国大会でも力を発揮できるようがんばってほしい」と激励しました。
全日本卓球選手権大会は、19日から岩手県花巻市で開かれます。 -
南箕輪村 上下水道使用料金の検討諮問
南箕輪村上下水道運営審議委員会が2日、村役場で開かれ、唐木一直村長が上下水道の適正な使用料金の検討を諮問しました。
唐木村長は、「上水道は引下げ、下水道は引き上げで、適正な使用料金を検討いただきたい」とあいさつしました。
村の上水道使用料は平成10年から12年間、下水道使用料は平成9年から13年間、それぞれ据え置かれています。
村長は、上水道については、経営が健全化しているので引下げたいと話しました。
下水道については、経営の健全化を図るため使用料を引き上げたいとしています。
委員会では使用料について検討し、24日までに答申するということです。 -
南箕輪村民文化祭
南箕輪村の秋の恒例行事村民文化祭が、30日31日の2日間、村民センターで行われました。
村民文化祭は村内の文化団体の活動の発表の場として毎年行われています。
村民センターでは、作品展示が行われ、生け花や陶芸など様々な分野の作品、およそ700点が展示されています。
また、公民館で茶道を習っている小学生や中学生が、訪れた人たちに抹茶を振る舞っていました。
2日目の31日は、ステージ発表が行われ、ハーモニカの演奏や子ども達のダンスなど、24団体が日ごろの成果を発表していました。 -
伊那千秋会「菊花大展示会」
南箕輪村などの菊愛好家でつくる伊那千秋会の「菊花大展示会」が、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれています。
展示会には、大輪菊や一輪挿し、盆栽菊などおよそ500点がならんでいます。
展示会は、発表の場として毎年開いているもので、今年で51回目です。
ある会員は、「今年は夏暑い日が続いた影響で開花が遅れ、花を咲かせるのが大変だった」と話していました。
総合1位の千秋会賞には松沢政文さんの作品が選ばれました。
菊花大展示会は、来月3日まで大芝高原屋内運動場で開かれています。 -
信州大学農学部 中原寮祭
南箕輪村の信州大学農学部の学生寮、中原寮の寮祭が24日、一般公開され親子連れなどで賑わいました。
中原寮祭の名物となっているのが、豚の丸焼きです。
この日は、豚2頭、約40キロ分の丸焼きが地域住民に振舞われ、親子連れなどが味わっていました。
中原寮では、いつもお世話になっている地域の人たちにも楽しんでもうらおうと、毎年、寮祭を一般に公開しています。
これまでは男子寮でしたが、今年から女子寮生も加って初めての寮祭となりました。
小学生の子供と訪れたある母親は、「子供達もお兄さんお姉さんと遊んでもらえるので毎年楽しみにしている」と話していました -
大芝高原でウォーキングイベント
今月、伊那市山寺にオープンした「氣エナジーヒーリングスタジオ」は24日、大芝高原でのウォーキングイベントを行いまいした。
オイルを使ったセルフマッサージや運動を通して健康づくりをおこなっている「氣エナジーヒーリングスタジオ」は、今月伊那市山寺にオープンしました。
今日は、そのオープニング記念として、森の中でリフレッシュしてもらおうと、森林セラピーロードを歩くイベントを企画しました。
ヒーリングスタジオの建石かずきさんによりますと、筋肉を動かす事でリンパの流れがよくなるということで、参加者は、手に木のダンベルを持って、腕をしっかり振りながらウォーキングを楽しんでいました。 -
プロ棋士が南箕輪中生徒を指導
プロ棋士熊坂学4段 が南箕輪中学校を22日訪れ、生徒らに将棋の指導をしました。
南箕輪中恒例の地域との交流をかねた「ふれあい講座」の一つとして行われたもので、生徒15人が指導を受けました。
これまで将棋の指導は村の将棋愛好家が担当していましたが、今回は日本将棋連盟に棋士の派遣を要請し実現しました。
熊坂さんは東京都在住のプロ棋士です。
講座の中で熊坂さんは、子ども達に「王将と飛車は離して動かすとよい」「金将は守りに使うとよい」などと、駒の動かしかたについて指導していました。
生徒らは、普段なかなか聞けないプロ棋士の話を熱心に聞いていました。
熊坂さんは「将棋は奥が深いので、少しでもおもしろさが伝わって興味を持ってもらえたらうれしい」と話していました。 -
上農生チェーンソー講習会
上伊那農業高校の生徒が21日、箕輪町木下の林でチェーンソーの使い方を学びました。
チェーンソーの講習を受けたのは、上伊那農業高校緑地工学科の2年生39人です。
講習会は、林業の後継者を育成する国の事業を受けて行われたもので、今年で5年目です。
講習会は21、22日の2日間行われ、チェーンソーの使い方を覚えて、実際に伐採を体験します。
講師は上伊那地区の林業士8人が務めました。
生徒達は8つの班に分かれてチェーンソーの使い方、伐採方法などの指導を受けました。
チェーンソーの扱いに慣れるため、何度も木を切る練習をしていました。
ある講師は、「チェーンソーは便利だが非常に危ない。一番大事なことは安全。それを自覚して使ってほしい」と話していました。 -
南原保育園が国内クレジット制度の承認受ける
南箕輪村の南原保育園は、経済産業省が進める、二酸化炭素排出削減への取り組み、国内クレジット制度の承認を受けました。
国内クレジット制度は、二酸化炭素の排出を削減した量を金銭に換算するものです。
企業と自治体などが契約を結び、自治体などが削減した二酸化炭素の量に応じて、企業から金銭を受け取ります。
企業にとっては二酸化炭素削減の目標を達成しやすくなるというメリットがあります。
この制度の承認を受けたのは、自治体として上伊那では南箕輪村が初めてで、県内では12番目となります。
今回契約を結んだのは、南箕輪村の南原保育園と東京のコンサルティング会社イースクエアです。
南原保育園では二酸化炭素排出削減のためペレットボイラーを導入していて、これによる年間の削減量はおよそ43トンとなっています。
他に、太陽光発電システムの導入により、年間およそ7トンが削減されていて、ペレットボイラーと合わせて、およそ50トンの削減量となっています。
契約はイースクエアから今年7月に呼びかけがあり南箕輪村が応じたもので契約期間は平成25年の3月31日までとなっています。
二酸化炭素1トン当たりの削減量は、およそ1,000円で換算されるということで、年間およそ5万円を南箕輪村が受け取ることになります。
唐木一直村長は、「金額的には少ないが環境に優しい村というイメージづくりに努めたい」と話しています。 -
新しい天龍橋 開通
伊那市福島と南箕輪村北殿を結ぶ新しい天龍橋が完成し、19日現地で開通式が行われました。
19日は、テープカットやくす玉を割って橋の完成を祝いました。
新しく完成した天龍橋は長さ約100メートル、幅は約16メートルの2車線で片側に歩道が新設されました。
今年7月の豪雨で旧天竜橋の橋脚が沈下したため、先に歩道を整備し歩行者のみが利用していました。
橋の完成により国道153号バイパスの1.1キロ区間も供用が開始となりました。
開通式には、4市町村でつくる国道153号伊那バイパス促進期成同盟会や県の関係者など300人が参加しました。
また、伊那市と南箕輪村の保育園児も参加し、開通を祝いました。
新しい橋が末永く愛され長持ちするようにと、伊那市と南箕輪村に暮らす3世代夫婦を先頭に渡り初めが行われました。
工事の管理をしている伊那建設事務所では、伊那市青島までの残り区間4、9キロについても順次着手を図り早期の全線開通を目指すとしています。 -
南みのわ農産物フェア
地元産の新鮮な野菜や果物が並ぶ、南みのわ農産物フェアが、17日、大芝高原味工房で開かれ、多くの人で賑わいました。
農産物フェアは、南箕輪村営農センターが地元でとれた農産物のPRや販売促進を図ろうと毎年開いています。
会場では、とれたての野菜や果物が市場価格より1縲・割ほど安く販売されていて、訪れた人たちが買い求めていました。
500円でナシが詰め放題のコーナーでは、訪れた人たちが袋を広げながらナシを詰め込んでいました。
あるスタッフは「たくさんの人に来てもらいとてもうれしい。南箕輪の味を楽しんでもらいたい」と話していました。 -
大芝高原で大規模災害訓練
南箕輪村消防団は17日、大芝高原の森林で火災が発生したとの想定で訓練を行いました。
この日は大芝高原陸上競技場で訓練が行われ、団員110人が参加しました。
大芝高原で大規模災害を想定した訓練が行われるのは6年ぶりで、今回は長野県の防災ヘリコプター「アルプス」の協力のもと訓練が行われました。
訓練は、大芝高原で森林火災が発生したとの想定で行われケガをした人の搬送訓練が行われました。
また、ヘリコプターを使い大芝高原上空から水を空中散布する訓練では、消防団員が大芝プールの水をポンプでくみ上げヘリコプターに給水していました。
松澤武夫団長は「災害が起きないのが一番だが、万が一に備え団員に対応を周知し、士気を高めていきたい」と話していました。
参加したある団員は「災害はいつ起きるかわからないので、対応を確認することができて良かった。」と話していました。 -
南箕輪中 落穂拾い
南箕輪中学校の秋の恒例行事「落穂拾い」が15日、村内の田んぼで行われました。
南箕輪中学校では、毎年この時期に落穂拾いを行っています。
集めた落穂を食糧難の国に送ろうというもので、今年で53回目です。
1人1キロ、全校生徒合わせて450キロを目標としています。
ある生徒は「拾った米が人の為になるので、少しでも多く拾いたい」と話していました。
集めた落穂は、JAを通じて国産支援米としてアフリカのマリ共和国に送られるということです。 -
のびのび子育て講座
南箕輪村に住む母親を対象にした「のびのび子育て講座」が9日から、南箕輪村公民館で始まりました。
子育て講座には、0歳から5歳までの子を持つ母親16人が集まりました
講座は、子どものしつけについてや、自分の長所や能力を知り親としての自信を持ってもらおうと開かれたものです。
講座では、4人ずつのグループに分かれ、子育ての悩みなどを紙に書いていきました。
親からは「感情のコントロールができない」「子どもが1人で遊ぼうとしない」などの悩みが出されていました。
のびのび子育て講座は、9日を含め全6回を予定しています。 -
南箕輪村で松くい虫 被害初確認
南箕輪村で、松くい虫被害が初めて確認されたことが14日分かりました。
被害が確認されたのは、南箕輪村田畑の田畑神社北西で、通称赤坂堤山です。
14日は、南箕輪村役場で、松くい虫被害が発生したことを報告する記者会見が開かれました。
今年8月下旬に、村の職員が村内の森林を巡視した際、枯れたアカマツを発見し、長野県に鑑定を依頼しました。
鑑定の結果、5本のアカマツから、松くい虫被害の病原体である「マツノザイセンチュウ」が確認されたという事です。
14日、県から病原体が確認されたとの連絡が村に入り、村では、職員による対策会議を開いて、処置について協議しました。
会議では、枯れた木を伐採しくん蒸処理すること、被害が発生したことを村民に周知することなどを決めました。
南箕輪村は、大芝高原のアカマツ林を保護するため、毎年1000万円近くかけて、高原内のアカマツに薬剤を樹幹注入しています。
今回初めて、村内で被害が発生したことを受けて、村では今後の対策について計画を策定していく考えです。