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恩徳寺の大イチョウ見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺にある村指定の天然記念物、大イチョウが黄色に色づき、見頃を迎えている。
大イチョウは樹齢およそ390年で、ほかのイチョウと比べ、しだれているのが特徴。
恩徳寺の林宥温住職によると、ここ数日の冷え込みで一気に色づいたということで、例年よりも少し早い色づき。見頃は11日頃までだという。 -
上農生が押花で入賞
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒がこのほど、全国高校押し花コンテストで入賞し、7日、三井忠人校長から表彰状が手渡された。
今回のコンテストでは、園芸科学科鑑賞植物コース3年の宮坂光男君が優秀賞に、同じく3年生の山口弥倭さんが審査員特別賞に選ばれた。
このコンテストは、ワールド・プレスフラワー協会が全国の高校生を対象に行っているもので、今回は全国の21校から197点の作品が寄せられた。
優秀賞に選ばれた宮坂君の作品「美鳥」は、2匹のインコを描いた作品で、シクラメンやハイビスカスなどを用いている。
宮坂君は「自分が優秀賞になると思ってなかったので驚いた。羽を重ね合わせるのが難しかった」と話していた。
また、山口さんの作品「春物パンプス」は、パンプスの絵の周りに、さまざまな花や四つ葉のクローバーを散りばめた。
山口さんは「特別賞に選ばれて嬉しい。細かい部分は慎重に色を塗った」と話していた。
2人の作品は、12月12日に塩尻市のレザンホールで開かれる高校生作品展に出展する予定。 -
シルバー人材センター要望
伊那広域シルバー人材センターは4日、南箕輪村の唐木一直村長に要望書を提出した。
三澤満男理事長ら3人が南箕輪村役場を訪れた。
要望活動は毎年、伊那市から辰野町までの4市町村の予算編成前に行っている。
今回は、市町村からの補助金の継続、新しい企画提案型シルバー事業などへの協力を要望した。
企画提案型シルバー事業は、市町村とシルバー人材センターが新たに連携できる事業を提案し合意した場合に、厚生労働省から補助金が出る事業。
要望に対し唐木村長は、村の平成21年から23年までの実施計画の策定が始まるため、「連携できる事業を示して話し合いたい」と答えた。 -
南箕輪村民文化祭開催
11月3日の文化の日に合わせ、各地で文化祭が行われている。
南箕輪村の村民センターでは1日から、村民文化祭が始まった。
文化祭は、文化団体の発表の場として毎年開いており、会場には小中学生やサークルなどから寄せられた書道や水彩画、陶芸品などのさまざまな分野の作品450点が並べられている。
また、抹茶を振る舞うコーナーでは、小学生や中学生が作法に習い、訪れた友達や家族にお茶を点てていた。
子どもたちは、緊張した表情を見せ、一つ一つの動作を確認しながら、お茶を点てていた。
子どもたちを指導する表千家の沖村直次さんは「日本人の心となる伝統文化を大切にし、絶えること無く継承してほしい」と話していた。
2日はダンスや太鼓グループによるステージ発表がある。 -
西箕輪小児童と信大留学生交流
文化の違いを学ぼうと伊那市の西箕輪小学校の児童が29日、南箕輪村の信州大学農学部の留学生と交流した。
バングラデシュ、中国、インドネシア出身の留学生4人が西箕輪小学校を訪れた。
交流はさまざまな文化や考え方を子どもたちに知ってもらうため、毎年行っている。
顔合わせ式では、全校生徒が留学生の前で合唱を披露し、その後、3年生から6年生までの児童がそれぞれの教室で個別に交流を深めた。
そのうちインドネシア出身のヘリ・クリニアンタさんは、6年ひのき組と交流し、あいさつや数字などの簡単なインドネシア語を子どもたちに紹介した。
子どもたちは、なじみのないインドネシア語に最初は戸惑い気味だったが、ヘリさんがインドネシア語で質問すると、少し恥ずかしそうに習ったばかりのインドネシア語で答えていた。
子どもたちが「日本に来て、最初に困ったことは何ですか」と質問すると、ヘリさんは「最初は料理がまったく食べられなくて困った。インドネシアは温かい国なので、冬の寒さは今でも苦手」などと笑顔で答えていた。 -
大芝高原味工房の建設進む
南箕輪村が大芝高原に建設している新しい大芝高原味工房の工事が、計画のおよそ半分まで進んでいる。
28日、南箕輪村議会議員が既存の味工房に隣接する建設現場を視察した。
新しい施設にはパン、おやき、アイスクリームなどの工房や売店、軽食喫茶、足湯などを設ける計画になっている。
施設は木造平屋建て、建築面積はおよそ500平方メートル。総事業費はおよそ1億7千万円。
議員は説明を受けながら、工房やトイレなどの場所を確認していた。
施設は南箕輪村開発公社が管理運営し、軽食喫茶コーナーは民間委託する計画。
工事は来年2月末に完了し、3月中旬にオープンを予定している。 -
南原保育園建て替え検討委員会
老朽化に伴い来年度建て替えを予定している南箕輪村の南原保育園の建築に関する検討委員会が27日夜、開かれた。
検討委員会は、使いやすく過ごしやすい保育園作りを目指そうと設置した。
委員は、区長や保育士・保護者会など11人で構成し5回にわたって検討する。
南原保育園は昭和51年に建てられたもので、村内の保育園では一番古い建物。
検討委員会では、村側から保育園の概要について説明があった。
それによると、保育園は現在と同じ位置に建て替える計画で、敷地は保育園西側をこれまでより広げる予定。また、柱などには大芝の間伐材を使用する計画という。
次回の検討会は、11月に予定されていて伊那市の上の原保育園などを視察する計画。 -
2008南みのわフェア
南箕輪村の農工商業を紹介する、南みのわフェアが19日、大芝高原屋内運動場で行われた。
このイベントは、村内を中心とした企業や団体を紹介し地域の人に親しんでもらおうと、村と村商工会が開いている。
ブースの数は年々増え、今年は企業の商品やそれに関連した体験コーナー、加工食品の販売など30のブースが並んだ。
伊那技術専門校のブースでは、写真立てを作るコーナーや、修了生が制作したゲームのコーナーなどがあり、人気を集めていた。
またフェアでは、今年は初めてビンゴゲームが行われ、会場中央のステージには、子どもからお年寄りまで多くの人が集まった。
関係者は、「フェアは今年で3年目。年々来場者も増えている。この機会に村への関心を深めてもらえたら嬉しい」と話していた。 -
1670万色のLED照明、アルゴルがシステム開発
超高速で精密な画像処理検査装置を手がけるアルゴル(南箕輪村)は、1670万色もの発光色を操れるLED照明装置を開発した。画像処理のための光源としてLEDの開発を進めてきた同社だが、LEDの発光色を自在に制御することにより「画像処理検査にとどまらず、今まで考えられなかった新たな需要も考えられる」と今井博充社長は話す。
微妙な色の違いを使い分けることで、通常の白色照明だけでは見抜けなかった微小な傷や汚れを検出することにもヒントを得て「他の用途にも使えないか」とシステムを開発。このほど開かれた諏訪圏工業メッセにも出展し、照明の色を違えることでバイオ分野など新たな製品開発や研究に活用できないかと来場者の熱い視線も浴びていた。 -
大芝高原イルミフェスで星空コンサート
イルミネーションフェスティバル行われている南箕輪村の大芝高原で18日、星空コンサートが開かれ、訪れた人たちは音と光の共演を楽しんでいた。
コンサートは、南箕輪村商工会の有志がイルミネーションフェスティバルを盛り上げようと、初めて企画した。
演奏したのは、辰野町出身のフルート奏者・赤羽泉美さんと神奈川県平塚市出身のピアニスト・今井亮太郎さんの2人。
この日は、ボサノバやサンバといったブラジルの音楽を演奏した。
イルミネーションが彩る大芝高原には、澄んだ音色が響き、訪れた人達は音と光の競演を楽しんでいた。 -
南箕輪村育樹祭
南箕輪村の財産である森をみんなで守ろうと19日、村民による間伐作業が大芝高原西側の森で行われた。呼びかけに集まった450人ほどが参加した。
この作業は、大芝高原など村に欠かせない森林を、自分たちの手で整備して守っていこうというもので、「育樹祭」として去年から行っている。
大芝高原西側の森、広さおよそ3ヘクタールを整備し、
間伐作業のほか、自分たちの身長の高さより下にある枝を落としたり、木に巻きついたツルを取る作業などをした。
参加者は、大人から子どもまで幅広く、それぞれ黙々と作業にあたっていた。 -
南箕輪村の民話・童話お話会
南箕輪村出身の童話作家、加藤明治さんの作品を読むおはなし会が16日、南箕輪村図書館で開かれた。
今年7月に図書館に新しく設置された世代間交流施設を有効活用しようと開いたもので、16人が参加した。
おはなし会では村出身の童話作家、加藤明治さんの作品「鄭君」を、長男で教育委員長の加藤達人さんが朗読した。
加藤明治さんは、県内の小中学校で校長を務めながら作品を執筆していたことから、「童話を書く校長先生」と呼ばれていたという。
朗読された作品「鄭君」は、加藤明治さんが小学校勤務時代の教え子の朝鮮人児童について書いた。
主人公が当時の社会から差別を受けながらも、友達から慕われ、第2のふるさととして日本を慕っていたことなどが描かれている。
朗読した加藤さんは、「地元作家の作品に触れてもらえる良い機会になった」と話していた。 -
村収納対策課上半期成果まとめる
滞納整理の推進などを目的とする南箕輪村の収納対策課は17日までに、上半期の差押実施状況をまとめた。
収納対策課は財源確保や納税者の公平性を保つことなどを目的として今年4月に新設された。
対策課によると、4月から9月までを対象とした上半期の差押件数は33件。
内訳は預金、給料などの債権が26件、土地などの不動産が7件で、上半期だけで前年度実績のおよそ7割に達している。
また、差押金額ではすでに前年度実績の140万円を上回る210万円となっている。
実績が上がった要因としては、土地などの差押に力を入れたことなどを挙げている。
そのほかにも、昨年度から今年度までに新たに発生した滞納分を徴収するために、8月から9月に関係部署の職員で行った集中滞納整理では、およそ950万円を徴収した。
収納対策課では今後も、滞納者の状況に応じて差押などを進め、財源確保に努めていきたいとしている。
村の累積滞納税額は、19年度末まででおよそ2億2600万円となってる。 -
いも焼酎南箕輪会が焼酎用サツマイモ収穫
「いも焼酎南箕輪会」が17日、地元ブランドの焼酎に使うサツマイモを収穫した。
朝からおよそ20人が集まり、トラクターで掘り起こしたイモを、手作業でコンテナに詰めた。
南箕輪会は「自分のいもで作った焼酎を飲んでみたい」と考える有志が集まり、去年から活動している。
栽培したイモは南箕輪村ブランドの焼酎「大芝の華(はな)」を造るために出荷していて、今年はおよそ15トンの収穫を見込んでいる。
藤澤久人会長は「今年は春先からの天候がよく、サツマイモの出来もよい。ぜひ多くの人に焼酎を味わってもらいたい」と話していた。
収穫作業は今後も行う予定で、20日には南箕輪村の小学生も収穫作業を手伝うという。 -
上農高でハロウィーンのカボチャちょうちん作り
南箕輪村の上伊那農業高校の文化祭「上農祭」に向け、園芸科学科の2年生が、ハロウィーンのカボチャちょうちん作りに取り組んでいる。
上農祭にカボチャちょうちんを学科として展示するのは初めてで、園芸科学科では、今年4月から鑑賞用カボチャを栽培してきた。
9月に150個以上も収穫し、展示に向けて10月からカボチャちょうちん作りを始めた。
カボチャの中身を取り除き、ナイフで目や口などを切り抜いて顔を作っていく。
生徒たちは、「中をくり抜くのが大変だけど楽しい」と話しながら作業していた。
これまでに作ったカボチャちょうちんに、ろうそくを灯して出来具合も確認していた。
カボチャちょうちんは100個以上作る予定で、教室に展示して生徒や来場者に楽しんでもらう計画。
上農祭は19日(日)に一般公開する。 -
殿村八幡宮奉納相撲大会
南箕輪村南殿の殿村八幡宮例大祭恒例の奉納相撲大会が12日に開かれ、豆力士たちの力強い取組みが披露された。
本殿脇に設けられた土俵では、学年別に力の入った取組みが行なわれていた。
殿村八幡宮の奉納相撲大会は、大正時代最も盛んだったという。
その後第2次世界大戦などで中止となっていたが、1988年に復活し、現在は奉納相撲奉賛会が運営している。
近年はイベントも多く参加する小学生も減少傾向という。
この日は、50人ほどが参加し、高学年の取組みでは、両者一歩もひかない熱戦が繰り広げられていた。 -
南箕輪村新エネルギーアンケート
住民8割が環境問題に関心新エネルギーについて南箕輪の住民を対象にしたアンケートが行われ、およそ8割が環境問題について関心があるとの結果がまとまった。
アンケート結果は15日、南箕輪村役場で開かれた新エネルギービジョン策定委員会で示された。
このアンケートは村がCO2の削減などを目指す環境基本計画の取組みの一環として行ったもので、村民1000人にアンケート用紙を配りそのうち728人から回答があった。
環境問題については「関心がある」との回答がおよそ8割で、内容については地球温暖化が最も多かった。
一方、太陽光発電やペレットストーブ、クリーンエネルギー自動車など各家庭での新エネルギーの導入については、「考えたことがない」がおよそ5割。「検討したが導入しなかった」という人が2割ほどで、維持費や、メンテナンスなどの問題から各家庭での新エネルギーの普及は簡単ではない竏窒ニの結果が出た。
委員会ではアンケートの結果を参考に住民の環境意識を高めるための方策を検討していくことにしている。 -
信州大学農学部「落葉松祭」12日まで
南箕輪村の信州大学農学部の学部祭「落葉松祭」が11日から、農学部キャンパスを会場に行われている。
54回目を迎える落葉松祭の今年のテーマは「地域とつながる」。落葉松祭を通して、地域の人に大学を知ってもらい、より親交を深めていきたい竏窒ニ決めた。
キャンパス内には、研究室やサークルの仲間でつくるグループが30余りの店を出し、賑わっていた。
このうち、果樹の栽培や品種改良を学ぶ学生は、研究室で栽培したリンゴやナシを使ったジャムを販売していた。
このジャムは、落葉松祭開催中の2日間しか販売されないもので、訪れた人は試食をし、好みのジャムを買い求めていた。
また、花の栽培を研究する学生は、ダリアや菊の切り花、シクラメンの苗の販売をした。
学生たちは、「ダリアを日持ちさせるには、室温10度前後が最適です」など、研究の成果をアドバイスしていた。
落葉松祭は12日まで。
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地方教育行政功労者表彰
前南箕輪村教育委員長の松澤英太郎さん受賞南箕輪村の教育委員長などを務めた松澤英太郎さんが、文部科学省の地方教育行政功労者表彰を受賞した。
この表彰は教育行政に功労のあった人に贈られるもので、全国で174人、県内では5人が受賞している。
松澤さんは昭和9年生まれで現在73歳。
伊那北高校卒業後、信州大学教育学部に進んだ。
大学卒業後、県内の小中学校で教べんをとり平成7年に教員退職後、社会教育指導員として南箕輪村教育委員会に勤務した。
また平成11年から8年間、村の教育委員長を務めている。
松澤さんは今回の受賞について、「これまで一生懸命できることをやってきた。受賞はまわりにいた人たちのおかげ」と話している。
表彰式は16日木曜日に文部科学省講堂で行われる。
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南箕輪南部小児童が農業用水探検
南箕輪南部小学校の4年生は10日、農業用水を各地区に送り出す施設などを見学した。
見学会は、農業用水について理解を深めてもらおうと、農業用水を管理する伊那西部土地改良区連合と県が去年から開いている。
この日は、南箕輪南部小学校の4年生が、農業用水の流れに沿って箕輪町から伊那市までの5施設を見学した。
標高の高い伊那市西箕輪などへ農業用水を送る施設では、水を管理している部屋や機械室などを見学した。
職員は、「通常は1日に1万トンほど送り出している。農家の人には大切に使ってもらいたいと思う」と話していた。
子どもたちは、メモを取るなどして、水の大切さを学んでいた。
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南箕輪中生が伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校の生徒が10日、村内の田んぼで伝統の落ち穂拾いをした。
全校生徒が地区ごとに分かれて、稲穂を拾った。
南箕輪中学校では51年前に、学校の備品購入のために落ち穂拾いを始めた。
最近は、拾い集めた米を海外の食糧難の国に送る活動として定着している。
去年は、240キロの米が集まり、アフリカのマリ共和国へ送られた。
稲穂を拾う田んぼは、地域の人が作るもので、地区ごとに数カ所ずつ提供してもらっている。
作業をしていた2年生は、「去年に比べて今年は順調。たくさん集まりそうです」と話していた。
集めた米は、農協を通じて食糧難の国に支援米として送られることになっている。
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上伊那農業高校の強歩大会
上伊那農業高校の強歩大会が9日行われ、秋晴れの下を生徒たちが駆け抜けた。
午前9時15分に女子が、30分遅れで男子が学校の玄関前をスタートし、全校生徒およそ440人がゴールを目指した。
コースは男女共通で、学校をスタートし、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームを通り、箕輪町の長田を折り返す27.5キロのコース。
生徒たちは起伏に富んだ地形に苦労しながら、ゴールを目指していた。
大会の結果、男子は2年の大槻洋介くんが、女子は1年の根津はづきさんが1位になった。大槻くんは去年に続き2年連続の1位。
ゴール後には、学校で採れた野菜を使った豚汁やおにぎりがふるまわれ、生徒たちがおいしそうに味わっていた。
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信大農学部 落葉松祭11、12日開催
今月11、12日に落葉松祭を開く南箕輪村の信州大学農学部では、当日使う立て看板づくりが行われている。
作業しているのは、落葉松祭実行委員のメンバーで、
それぞれ講義の合間を縫って作業に参加しているが、配色などを話し合いながら、和気合い合いと看板づくりに励んでいる。
今年の落葉松祭のテーマは「地域とつながる」で、地元で有機栽培を研究している生産者グループとの座談会や、有機栽培野菜とそうでない野菜を食べ比べるイベントなども企画している。
また、幅広い年齢の人たちに祭りを楽しんでもらおうと地元アーティストによる歌やギターの演奏があるほか、南箕輪村の「大芝音頭」を学生たちが披露するイベントも企画している。
落葉松祭の一般公開は両日とも午前9時から。
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大芝イルミフェス開幕
南箕輪村大芝高原の夜を電飾が彩る大芝高原イルミネーションフェスティバルが4日から始まった。
イルミネーションフェスティバルは、地域の活性化や交流の場所作りとして開かれているもので、今年で3回目となる。
出展しているのは住民有志や各種団体で、今年は去年を100点近く上回る電飾、およそ220点が並んでいる。
今年のテーマは、「思い出と感動・人と人との語らい・つながりを通して癒しの空間を創造し、心に残る時を演出する」。
空へと飛び立つ電車や、本物の家のように電飾で彩られたミニチュアの家など、趣向を凝らした作品が並んでいる。
実行委員会では、「これだけの規模のイルミネーションはなかなか見ることができないと思う。ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは25日(土)までで、時間は午後5時半から午後10時まで。
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フジヤ機工が南箕輪村と災害協定締結
南箕輪村の建設機械リース業、フジヤ機工は2日、災害発生時の協力協定を南箕輪村と結んだ。
南箕輪村役場で調印式が行われ、フジヤ機工の花岡昇社長と唐木一直村長が協定書を取り交わした。
協定は地震、洪水など災害が発生した場合に、重機や仮設トイレ、発電機などを貸し出し、復旧作業や避難に協力するもの。
フジヤ機工の花岡社長は、「仮設トイレや発電機などは災害時にとても重宝するもの。万が一に備えて、南箕輪をバックアップしていきたい」と話した。
唐木村長は、「地元企業に協力してもらえることはとてもありがたい」と話していた。
南箕輪村は、これまでに南箕輪建設組合や生活協同組合コープながのなどと災害に関する協定を結んでいて、民間団体との協定は今回が7例目となる。
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南箕輪村職員が民間研修
南箕輪村の職員が2日、民間研修で村内のJA上伊那選荷場で野菜の出荷作業を体験した。
研修したのは2人で、アスパラガスの整理やブロッコリーの氷詰め作業などをした。
これは、南箕輪村が職員を村内の民間企業に派遣し、顧客サービスの基本姿勢や、経営感覚を学んでもらおうと平成17年から実施している。
これまでに12人の職員が村内の企業に派遣されている。
前日が寒かったため、この日の朝は出荷された野菜も少なめだったが、職員らは指導を受けながら丁寧に作業していた。
総務課の中山真紀さんは、「手作業が多いと思っていたが、さまざまな機械があって驚いた」と話していた。
村では11月ごろにも研修を実施する予定だという。
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コットンテイルキルト作品展
南箕輪村の手芸店「コットンテイル」によるキルト作品展が1日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
作品展はコットンテイルが2年に1度開いている。
今回はコットンテイルのパッチワーク教室で学ぶ受講者や、普段お店を利用している一般の人の作品などおよそ100点を展示した。
会場には、2メートル以上のベッドカバーから、バッグ、タペストリーなど、さまざまな作品が展示されている。
また、会場の一角には今年70歳を迎えるという竹澤たきこさんの古希記念作品コーナーもあり、来場した人たちは「すごいね」と話したり、展示作品の柄のメモを取るなどして、それぞれの作品を楽しんでいた。
コットンテイルでは、「それぞれ作りたいように作っているので、バラエティーに富んだ作品を楽しんでいただければ」と話していた。
作品展は5日まで。 -
南箕輪役場で地震想定の防災訓練
南箕輪村役場の職員は1日、地震を想定した防災訓練を行った。
訓練は、震度6の地震発生に伴い庁舎から火が出たとの想定で、災害が起こったときに職員がそれぞれの役割を理解し的確に動けるようにと行われた。
警報器が鳴ると職員は庁舎を訪れていた人たちを避難誘導したり、消火活動にあたったりしていた。
放水では消火に必要な一定の水圧で水が出ているか、また職員同士の連携などを確認していた。
上伊那地域は東海地震の地震防災対策強化地域に指定されていることから、村ではこのような訓練を定期的に行い、万一に備えたいという。
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南箕輪村の新教育長に征矢鑑さん
南箕輪村の新しい教育長に、村出身で飯田風越高校の校長などを歴任した征矢鑑さんが就任した。
征矢さんは昭和21年生まれの62歳で伊那北高校卒業後、東北大学に進み、昭和45年に上田高校に着任した。
平成8年に阿智高校の教頭、平成12年に明科高校の校長となり、去年飯田風越高校の校長を最後に定年退職している。
1日、南箕輪村役場で就任式があり、征矢新教育長があいさつした。任期は4年。
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すくすくハウスでパドル体操
南箕輪村の子育て支援施設すくすくハウスで29日、カヌーに使うパドル型の棒を使って体を動かす「パドル体操」が行われた。
保育園に通う前の子どもを持つ母親が参加し、パドル体操をした。
講師は、辰野町で教室を開いている伊藤千寿子さんが務めた。
パドル体操は、布をかぶせたプラスチックの棒で、体を軽くたたいたり、それを使って体を動かすもの。
たたく事でリンパの流れを良くし、冷え性や溜まった疲れが改善されるという。
参加したある母親は「子どもをだっこしていると肩や腰が重くなるけれど、体操をすると体がぽかぽかして軽くなりました」と話していた。
このパドル体操の教室は毎月最後の月曜日に開かれていて、次回は10月27日に開かれる事になっている。
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