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村西部保で鳥追いの伝統「ほっぽんや」
南箕輪村の西部保育園では、鳥を追い払う伝統行事「ほっぽんや」が行われました。 この日は、大泉の老人クラブ「福寿会」の会員と一緒に園児が「ほっぽんや」を体験しました。 「ほっぽんや、きょうはたろうとじろうの鳥追いだ」と歌いながら園内の廊下を歩きました。 模様をつけたヌルデの木を叩きながら歩き回り、1年間穀物が鳥などから被害を受けないように、と願って行われるものです。 福寿会の唐澤森人会長は「子ども達も楽しそうにやってくれた。伝統を受け継いでいってほしい」と話していました。
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110番の日 「正しい利用を」
1月10日は110番の日です。 南箕輪村のスーパーでは、110番の正しい使い方を呼びかける啓発活動が行われました。 この日は、伊那警察署の署員や、安協などでつくる南箕輪村駐在所連絡協議会のメンバー、南箕輪村のイメージキャラクターまっくんが、店の入り口で正しい110番の使い方を呼びかけるチラシを配りました。 伊那警察署によりますと、去年1年間の管内の110番通報の件数はおよそ3,600件で、このうちおよそ2割は、相談や問い合わせなど、急ぎでないものだということです。 伊那警察署では「110番が必要な人が確実に繋がるよう正しい判断をしてほしい。事故や犯罪などは、110番へ、相談や問い合わせなどは♯9110にかけてほしい」と呼びかけています。
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南箕輪村長選 日程決まる
南箕輪村選挙管理委員会は、任期満了に伴う4月9日投開票の村長選の日程を、11日に発表しました。 南箕輪村の村長選は、3月10日(金)に立候補届出手続等説明会が、27日(月)に立候補届出書類等事前審査が行われます。 4月4日(火)告示、9日(日)に投票が行われ、即日開票となります。 12日までに、現職で3期目の唐木一直村長が出馬を表明しています。 共産党は候補擁立を考えていないということです。 12月2日現在、南箕輪村の選挙人名簿登録者数は、男性5,941人、女性6,115人の、合わせて1万2,056人となっています。
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上伊那農業高校 恒例の百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で、この時期恒例の百人一首大会が、10日に開かれました。 各クラスの代表4人でチームをつくり、トーナメント方式で対戦します。 百人一首大会は、古典に親しみながら生徒や職員の親睦を深めようと毎年開かれていて今年で31回目です。 50枚ずつ札を並べ、相手の陣地の札を取ると、自分のチームの札を1枚相手チームに渡すことができます。 先に自分の陣地の札を無くした方が勝ちです。 こちらは、2年F組と職員の対戦です。 序盤から生徒が積極的に札を取り、大差で勝ちました。 大会は図書委員会が毎年運営していて、1位のクラスには図書カードが贈られたということです
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伊那華の華満点うどん販売へ
JA上伊那は、上伊那産の小麦粉ハナマンテンを使った合格祈願のうどん「伊那華の華満点うどん」を今年も販売します。 JA上伊那では、上伊那産の小麦粉ハナマンテンに満点合格の意味を込め4年前からうどんの販売を行っています。 三重県の伊勢神宮で合格祈願を行った木曽ひのきの箸が一善ついてきます。 10日は、試食コーナーが設けられ伊那市出身のタレント成美さんが、PRに一役かっていました。 縁起が良く年々販売量が増えているということで、今年は1200食を目標としています。 北は岩手、南は沖縄などJAが提携する直売所でも販売していて、毎年受験生の親からは合格の知らせが寄せられているということです。 伊那華の華満点うどんは、1パック4人前、麺つゆと木曽ひのきの箸付きで1000円となっています。 上伊那のJA直売所やファミリーマートなどで購入できます。
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こども館建設で新たに係を新設へ
今年7月開館予定の「南箕輪村こども館」の管理・運営体制が示され、子育て支援課の中に「こども館係」と「子育て教育支援相談室」を新設する考えが、10日に示されました。 こども館は子どもを主体とした交流施設で、役場北側に建設が進められています。 管理・運営については子育て支援課が主体となり、現在ある子育て支援係とは別に、4月から「こども館係」と「子育て教育支援相談室」を新設する考えです。 こども館係は、こども館の運営、施設の人事管理、ファミリーサポートセンターの運営などを担当します。 子育て教育支援相談室は、妊娠・出産から就学前までの育児を切れ目なく継続的に支援する子育て世代包括支援センターの事務局となる他、子育てに関する相談や母子手帳の発行などを担当します。 こども館の館長については専門の人を4月以降に配置する予定です。 こども館は7月開館を目指していて、4月には庁舎内に準備室を設置する予定です。
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南箕輪浄化センター 太陽光発電パネル設置検討
南箕輪村は、田畑にある下水処理施設「南箕輪浄化センター」の敷地内に、太陽光パネルを設置したい考えを10日、議会に示しました。 この日は、南箕輪村議会全員協議会が役場で開かれ、浄化センターの太陽光パネル設置について素案が示されました。 経費の削減と、二酸化炭素の排出削減が目的です。 処理場全体の面積はおよそ1万8,200平方メートルで、太陽光パネルは、現在利用されていないおよそ1,500平方メートルの土地に526枚設置するとしています。 浄化センターの一部の電力を賄い、売電はしないとしています。 1年間の発電量は172,651キロワットで、年間265万2,919円電気料金が削減できるということです。 設備導入にかかる工事費はおよそ5千300万円で、3分の2は国の補助金で賄う計画です。 補助金の申請は4月頃行い、審査が通り次第工事を始め、平成29年度中の稼働を目指します。
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1年の健康願い 沢尻でどんど焼き
正月飾りなどを燃やすどんど焼きが7日各地で行われ、集まった人たちが今年1年の健康を願いました。 このうち、南箕輪村沢尻では、地区の子どもやその保護者などおよそ80人が参加し、正月飾りやだるまなどを燃やしました。 火の勢いが収まると、恒例の餅焼きが始まりました。 子ども達は、しょうゆや味噌などで味付けした餅を味わっていました。 地区PTAでは「沢尻は子どもが多い地区だが地区の行事では集まる機会が少ないので、年の始めにみんなで元気にどんど焼きができてよかった」と話していました。
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南箕輪村成人式 175人が成人
3日、南箕輪村成人式が村民センターで行われました。 南箕輪村で今年成人を迎えたのは男性95人、女性80人の、合わせて175人で、この日はそのうちの127人が出席しました。 唐木一直村長は、「これからの村づくりには若い皆さんの力が必ず必要になります。地元、南箕輪村に帰っての活躍を期待します」と式辞を述べました。 新成人を代表して福澤悠貴さんは「あきらめず努力する事や前向きな姿勢が人生を輝かせ、社会を明るくします。成人としての自覚を新たに夢に向かって努力します」と謝辞を述べました。 意見発表で林舞香さんは「村に恩返しできるよう、自覚と責任を持って日々精進します」と話していました。 新成人達は、大人になった自覚を胸に新たな一歩を踏み出していました。
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ひと足早く七草粥味わう
7日は1年の無病息災を願う「七草粥の日」です。 南箕輪村の南原保育園では6日に、ひと足早く七草粥を味わいました。 この日はおやつとして七草粥が出され、保育士が七草について説明していました。 七草粥には、セリ、ナズナ、ゴギョウなど七草が入っていて、園児たちは入っているものを確かめながら食べていました。
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南箕輪小3年 保科さん フェンシング全国大会で準優勝
南箕輪小学校3年の保科幸那(ゆきな)さんは、12月末に京都府で開かれたフェンシングの全国大会で準優勝しました。 4日は村民体育館で受賞報告が行われ、保科さんが、所属する南箕輪わくわくクラブの北原満(みつる)理事長に準優勝を報告しました。 保科さんは、12月末に京都府で開かれたフェンシングの全国大会「大山崎町(おおやまざきちょう)天王山カップ」の3・4年生の部に出場し、予選を3戦全勝で決勝トーナメントに進みました。トーナメントでは、決勝戦で大阪府の4年生に敗れましたが、準優勝を果たしました。 保科さんは「大会ではいつも負けている相手に当たらなかった。今年はその相手に勝てるよう頑張りたい」と話していました。 北原理事長は「これからも楽しみながら練習を続けて、さらに上達するよう頑張ってください」と話していました。
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2016南箕輪村ニューストップ10
伊那谷ねっとのランキングを元にお伝えしている3市町村のニューストップ10。最終日の28日は南箕輪村です 10位は 大芝高原で芝フェス初開催 9位は、南箕輪中学校で講師10人招きキャリア教育講座開催 8位は、ちょこっと農業塾 東京と名古屋で始まる 7位は 大芝高原 平成30年度の道の駅登録を目指す 6位は、来年4月の村長選へ現職の唐木一直さん出馬表明です。 5位は上伊那農業高校のバイテク班、県の認定を受け美ヶ原高原のアツモリソウの保護回復に取り組むです。 バイテク班では、長年アツモリソウの無菌培養増殖の研究に取り組んでいます。 県の希少野生動植物保護条例の認定を受け、美ヶ原高原のアツモリソウの保護回復に着手することになりました。 学校が認定されるのは上伊那農業高校が初めてです。 4位は VC長野トライデンツがバレーボール国内2部のVチャレンジリーグⅠに昇格です。 VC長野トライデンツは昨シーズン3部リーグで優勝し、後日行われた入れ替戦でも勝ち、2部昇格を決めました。 拠点を置く南箕輪村も今シーズンからスポンサーとなり資金面からもチームをバックアップしています。 現在リーグ戦が行われていて、日程のおよそ半分を終え8チーム中3位につけています。 3位は大芝高原の味工房 「ガレット」提供で来場者が増加です。 味工房は11月から東京の専門店の協力を得て、ガレットの提供を始めました。 上伊那産のそば粉を使い、価格は600円~800円です。 11月の味工房の来場者数は、およそ5千人で、去年の同じ月と比べおよそ2倍となっています。 若者の利用が増えている事から営業時間の見直しなど、さらなる増加を目指します。 2位は南信工科短期大学校開校です。 南信工科短大は、ものづくりに必要な技術者を養成しようと長野県が伊那技術専門校の校舎を改修し開校しました。 コースは2年間学ぶ専門課程の「機械・生産技術科」と「電気・制御技術科」、6か月の短期課程があります。 一期生は専門課程と短期過程合わせて定員の50人が入学しました。 1位は、南箕輪村の人口増加数、人口増加率ともに県内でトップです。 平成27年の国勢調査の結果、南箕輪村の人口増加数は520人、増加率は3.6%で県内トップでした。 0歳から14歳までの年少人口の割合は16%と県内で最も高くなっています。 村では増え続ける児童への対応や子育て支援の充実を図るため「南箕輪村こども館」を建設します。 10月から工事が始まり来年6月の利用開始を目指します。
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ガールスカウト フリーマーケット
伊那市と南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団は伊那市の伊那公民館でフリーマーケットを18日開きました。 会場には、手づくりの小物や、家庭で不要となった洋服などが並んでいました。 このフリーマーケットは、一般の人達にガールスカウトについて広く理解してもらうと共に、自分たちの手で運営費を集めようと毎年この時期に開いています。 今回は、熊本地震の被災地を応援するコーナーが設けられました。 コーナーでは、熊本市在住でかつて26団に所属していた女性が支援のお礼として贈ったアクセサリーや洋服などが販売されていました。 団委員長の平澤恵美子さんは、「子供たちには、将来の糧となるよう、多くの経験をつんでもらいたい」と話していました。
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箕輪町 南信工科短大 学生に助成金
箕輪町は、移住・定住策として、箕輪町に住み南箕輪村にある南信工科短期大学校に通う学生に対して月1万円の助成を行っています。 箕輪町は、今年度から、箕輪町に住み、南信工科短大に通う学生に対して、毎月1万円の助成金を給付しています。 県外から進学した学生でも、箕輪町に住んでいれば給付を受けることができ、移住定住につなげようと、工科短大が開校した今年度からスタートしています。 地域の教育機関に特化した助成金で、こうした取り組みは、箕輪町のみが行っている事業です。 現在、箕輪町内から南信工科短大に通っている学生は1人で、助成金を利用しているということです。
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南箕輪中学校3年 出羽澤茜さん バレーボール全国出場
南箕輪村の南箕輪中学校3年の出羽澤茜さんは、25日から大阪市で開催される第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会に、県代表選手として出場します。 22日は、出羽澤さんが村役場を訪れ、唐木一直村長に大会の出場を報告しました。 出羽澤さんは南箕輪中学校の3年生で、バレーボールをやっていた両親の影響で小学校2年生の時に始めました。 現在は南中バレーボール部のキャプテンを務めていて、ポジションはセッターです。 県代表には、県内から12人が選ばれました。 長野県チームは昨年度、この大会で優勝したということです。 出羽澤さんは「今まで練習してきた力をコートで全て出しきって活躍できるよう頑張りたい」と話していました。 唐木村長は「体調を万全にして県代表として頑張ってください」と激励しました。 出羽澤さんが出場する第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会は25日から大阪市で開かれる予定で、まずは千葉県と滋賀県のチームと対戦することになっています。
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菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター発足
きのこなどの菌類と微生物分野の研究をすすめる「菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター」が今年10月に信州大学で発足し、22日、南箕輪村の農学部キャンパスでキックオフシンポジウムが開かれました。 信州大学では、平成26年に次世代を担う研究所を設置し、今年期待されるグループ5つを今年選定しました。 そのうちの1つが「菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター」で、今年10月に発足しました。 きのこや微生物分野で研究をすすめる若手研究者を中心に組織されています。 3つの分野に分かれて研究を推進し、次世代の研究を牽引するとともにワンランク上の研究を目指すとしています。 キックオフシンポジウムでは、センター長の下里剛士准教授が概要を説明しました。 下里准教授は「若い研究者のダイナミズム、内に秘めた力発揮してもらい、本気の共同研究をすすめていきたい」と話しました。 シンポジウムでは記念講演や部門の紹介などが行われました。
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伊那市新山地区の協力で上農高校が鹿肉商品開発
地域の特産品づくりに取り組んでいる伊那市の新山定住促進協議会などの協力で上伊那農業高校が開発した鹿肉の加工商品がこのほど完成し、21日に学校で販売されました。 商品名は「でぃあでぃあ」で、上伊那産の鹿肉を使用しています。 味噌や醤油で味付けした大和煮タイプと、スモークしたジャーキータイプの2種類です。 21日に上伊那農業高校で開かれた「農業の魅力発見セミナー」で数量限定で販売されました。 上農高校の畜産班は、新山地区の鹿を譲り受け学習に使用してきた事などが縁で、県の補助金を受けて新山地区が行っている「集落 再熱 モデル地区支援事業」に関わる事になりました。 そこで生徒が鹿を使った特産品開発を提案し、補助金を活用して商品化する事になったという事です。 21日のセミナーで商品化までの活動の様子を発表しました。 調理方法を研究した結果、低温でボイルする事で鹿肉を柔らかくする事に成功したという事です。 上農高校畜産班の鹿肉商品「でぃあでぃあ」は、一袋400円で、今後、学校のイベントなどで販売する予定です。
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病児・病後児保育施設 来年中の完成目指す
伊那中央行政組合は、伊那中央病院内の保育施設の近くに病児・病後児保育の施設を平成29年中に建設し、定員を6人で開始することなどを20日開かれた組合の全員協議会で報告しました。 施設は、伊那中央行政組合が主体となり国や県などの交付金を利用し建設するものです。 伊那中央病院近くの院内保育所の敷地内に延べ床面積100㎡の施設を整備する計画です。 定員は6人でスタートし、利用状況を見ながら最大10人程度にするとしています。 利用料金や利用条件などは、今後、組織市町村と協議することになっています。
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ローメンZUKUラブが上農生に感謝状
伊那ローメンZUKUラブは、B1グランプリに協力してもらったお礼に、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒に19日、感謝状を手渡しました。 この日は、ZUKUラブの中川義徳会長が上農高校を訪れ、生徒に感謝状を手渡しました。 今月東京で開かれたB1グランプリでは、ローメンに使うキャベツの提供や、PR活動などを園芸科学科・植物育樹コースの生徒に協力してもらいました。 大会当日は、生徒たちが店頭に立って客の呼び込みや、伊那市のPRをしました。 大会に参加したある生徒は「ローメンや伊那市のことをこんなに考えたことはなかった。他の地域の人たちにしっかりPRできたと思う」と話していました。 中川会長は「イベントを通じて、伊那市やローメンを誇りに思ってもらうきっかけになればうれしい」と話していました。 ZUKUラブでは今後、パネルの製作をしてもらった高遠高校の生徒にも感謝状を渡すことにしています。
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三洋グラビアが南信工科短大に液晶パネルを寄贈
伊那市西箕輪で包装用フィルムパッケージの企画・製造などを行う三洋グラビア㈱は19日、南箕輪村の南信工科短期大学に学校情報などを表示する液晶パネルを寄贈しました。 寄贈されたのは40型の液晶パネルで、短大のイベントスケジュールや学校紹介動画などを表示することができます。 この日は、三洋グラビアの原敬明(けいめい)社長が短大を訪れ、大石修治校長に目録を渡しました。 三洋グラビアでは、来年の創業60周年にあわせて、新たに製版工場を建設しています。 今回はそれに伴って発行した八十二銀行の地方創生応援私募債で地域に貢献しようと、技術者育成を進める南信工科短大にパネルを寄贈しました。 原社長は「広く短大のことを知ってもらって、地元に良い人材がたくさん残ってくれればうれしい」と話していました。 大石校長は「地域の期待に応えられるようスペシャリストを育成していきたい」と感謝していました。
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大芝いちご園 出荷始まる
南箕輪村大芝の大芝いちご園ではいちごが色づき始め、出荷が始まっています。 ハウス内では、毎年富山県から買いに来るという常連客に販売するいちご24パック分を収穫していました。 大芝いちご園では、5棟のハウスでいちごを育てています。 いちご園の代表の武村淳一さんは、甘いいちごの栽培にこだわっていて、糖度が高く酸味の少ない「章姫」だけを育てています。 また、苗を植える土を最小限にすることでいちごにストレスがかかり甘くなるということです。 ここ数日の寒暖差で甘みが増し、例年以上に期待できると話します。 出荷のピークは年明けからで、上伊那のスーパーの生産者コーナーで購入できる他、直接販売も行っているということです。 年内は、1パック700円となっています。 (電話 090-2219-1425)
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都市計画道路見直しで公聴会開催
南箕輪村都市計画公聴会が18日、村役場で開かれ出席者から都市計画道路見直しにより工場の建築制限がかけられることは承諾できないとの意見が出されました。 公聴会は南箕輪村の都市計画道路変更案作成に住民の意見を反映させようと開かれたものです。 都市計画道路は自動車の交通機能だけでなく防災やまちづくりの発展に大きな役割を果たす道路を整備するもので村内では15路線、総延長35キロが対象となっています。 財政状況が厳しいなか都市計画道路の見直しが行われることとなり村では5つの路線を廃止し総延長も20キロに減少させる計画で、それに伴い廃止路線沿線の用途地域も変更されることとなります。 村内で工場を経営する男性は用途地域の変更により建築規制がかかり工場を建て替える場合に支障が出るとして、規制の除外または代替地の提供を求めました。 この意見は南箕輪村都市計画審議会に報告され検討されるということです。
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ニュージーランドの林業学ぶ
林業先進地ニュージーランドの林業・林産業についての講演会が10日南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 講師は、ニュージーランド在住の林産業・木材コンサルタントの松木法生さんです。 東京農工大学農学部林学科卒業後、ニュージーランドにわたり、林業に関するコンサルタントをしています。 講演会は、林業先進地の状況を聞くことで、日本林業再生のヒントを見出そうと開かれました。 ニュージーランドは、日本と気候が似ていますが、林産物が輸出の3位で、主要な産業に位置付けられています。 30年で成木になるラジアータ松を効率的に生産していて、中国への輸出が飛躍的に伸びているということです。 松木さんは、「杉は、成木になるまでに60年から80年かかるが、30年サイクルのラジアータ松は、効率的な林業のモデルケースと言える」と話しました。 ある参加者は、「どんな木をいつ植えていつ切って何に使うかをもっと考えるべきと感じた」と話していました。
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味工房改修で地域の拠点施設に
南箕輪村は大芝高原味工房をこれまで以上に地域おこしの拠点施設として活用するために常設の農産物直売所を増設するなどとした改修を計画しています。 16日は村議会の臨時全員協議会が役場で開かれ、味工房の改修計画案が報告されました。 改修は農産物直売所の増設や食堂のカフェ化、多目的体験スペースの設置などで事業費は約1億5,000万円となっています。 改修により観光や村が計画している道の駅の拠点施設として活用していきたい考えです。 村では農産物の常設直売所が欲しいという声が多いことや現在味工房で働く地域おこし協力隊がこれまで以上に活躍できるように味工房の改修を検討してきました。 改修について村は「大芝高原味工房魅力アッププロジェクト」として、国の地方創生拠点整備交付金事業に申請することにしています。 交付金事業として採択されれば事業費の半分となる7,500万円の補助を受けることができます。 唐木一直村長は「補助を受けることができれば、これまで以上に地域おこしの拠点施設として活用していくことができる」と話していました。 村によりますと今月中に交付金の申請を行い来月下旬には結果がわかるということです。
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クイズで特殊詐欺の被害を防止
伊那警察署などは特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるクイズを載せたチラシを作製し、15日から啓発活動での使用を始めました。 年金支給日の15日、八十二銀行伊那支店では、伊那警察署の署員や伊那防犯協会連合会のメンバーなどがクイズが書かれたチラシを配り、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けました。 伊那警察署によりますと、詐欺被害にあった人の9割が「自分は被害に合わない、詐欺とは無縁だ」と思っていたという事です。 伊那署管内での今年の特殊詐欺被害発生件数は7件、1,009万8,000円で、去年の同じ時期に比べ、1件、560万円減少しているという事です。 水際で被害を防ぐ事ができた事案もあり、金融機関や家族が詐欺に気づき取られるのを防いだ事案は、わかっているだけでも14件、1,200万円分あるという事です。 伊那署では、午前中のお金の電話は詐欺なので留守電にして電話にでない、身に覚えのない請求メールは無視する、コンビニで電子マネーを買ってと言われても応じないなど被害を防ぐポイントをあげています。
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信州大学農学部 山ぶどうワインの販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを醸造して作ったワインの販売が、14日から始まりました。 食料生産科学科の3年生が今年の春から夏にかけて栽培し、2年生が10月に収穫した山ぶどうを使ったワインです。 今年は1.6トンを収穫し、伊那市美篶の伊那ワイン工房で醸造しました。 すっきりとして飲みやすく、爽やかな酸味が効いた仕上がりになったという事です。 山ぶどうワインは720ml入りが2,200円、360ml入りが1,300円です。それぞれ1,200本、200本の数量限定で信大農学部の生産品販売所で購入できます。
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第56回長野県溶接技術コンクール
第56回長野県溶接技術コンクールが10日南箕輪村の南信工科短大で開かれました。 コンクールは、制限時間内に鉄の板2枚を溶接して1枚にするもので、見た目の美しさや強度などを競います。 手作業で行う部門と機械を使う部門があり、県内の技術者38人が出場しました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工から4人が参加しました。 コンクールは、溶接技術の向上につなげようと、長野県と一般社団法人長野県溶接協会が毎年開いているものです。 審査結果は来年3月に発表されることになっていて、各部門の最優秀賞受賞者は来年10月に神奈川県で開かれる全国大会に出場します。
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VC長野 連勝を3に伸ばす
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は11日、大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で勝利しました。 また10日は、警視庁フォートファイターズと対戦し、セットカウント3対1で勝っています。 連勝を3に伸ばしたVC長野は、次回、来年1月14日にホームの伊那市民体育館で富士通カワサキレッドスピリッツと対戦します。
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ニシザワ読書感想文表彰式
株式会社ニシザワが毎年小中学生を対象に募集している読書感想文の表彰式が11日伊那市創造館で行われました。 今年は、小学生から498点、中学生から884点、合わせて1,382点の応募がありました。 小学生低学年の部では、伊那東小3年の村上創くん、高学年の部では、西春近南小6年の春日美礼さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 中学生の部では、春富中2年の竹松和徳くんの作品が最優秀賞に選ばれました。 表彰式では、優秀賞に選ばれた小学生と中学生にも賞状と図書カードが手渡されました。 荒木康雄社長は、「本を読んで心の幅を広げ、生きるはげみにしてほしい」とあいさつ。 松田泰俊伊那市教育委員長は、「読書は心を映す鏡。皆さんの感想文からもたくさんのことを教えられた」と講評しました。 読書感想文は、13日の長野日報に掲載されます。
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そろばんコンクール 小中学生が計算の速さ、正確さ競う
日本珠算連盟が主催するそろばんコンクールが伊那市の伊那商工会館で10日に開かれ、子どもたちが計算の速さと正確さを競いました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村にある8つのそろばん教室に通う小学2年生から中学1年生までの72人が参加しました。 かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の4種目で、制限時間内にどれだけ多くの問題を正確に解いたかで合計点を競います。 これまでそろばんを使わない暗算コンクールを毎年7月に行っていましたが、参加者の減少により去年は開催できませんでした。 今年はそろばんを使って解答するコンクールに変更したところ初心者でも参加しやすくなり、例年より20人近く増えたという事です。 採点の結果、最高得点者の「そろばん伊那一」は伊那東小学校3年の藤原拓海君に決まりました。 日本珠算連盟伊那支部によりますと、脳の活性化を目的にそろばんを始めるシルバー世代も増えているという事で「楽しさを多くの人に知ってもらい普及に努めたい」と話していました。