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信大生がはちみつ絞り
南箕輪村の信州大学農学部の学生が11日、はちみつ絞りに挑戦しました。 はちみつ絞りを指導したのは、伊那市御園の養蜂家、小松 剛さんです。 果樹の受粉を行うミツバチを信州大学に提供していて、巣箱が農場内に設置されています。 巣箱から、蜜がたまった枠を取り出します。 この実習は、食料生産科の動物生産コースの2年生が毎年受講しています。 学生たちは、巣に張られた膜をはがして、はちみつを絞りやすくしていました。 蜜は、農学部の入り口にあるユリノキやニセアカシアなどから蜂が集めたものだということです。 遠心分離器に枠を設置し、回転させると蜜が絞られていきます。 学生たちは、絞られた蜜の味見をしていました。
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信大で山ぶどうジュース販売開始
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうのジュースが、11日から、キャンパス内にある農産物直売所で始まりました。 販売されているのは去年10月ごろ収穫された山ぶどうでつくったジュースです。 信州大学農学部で栽培されているのは、五一わいんを製造している塩尻市の林農園とともに開発したゴイチアムレンシスという品種です。 機能性が高く、20度ほどある糖度と酸味が特徴です。 2年生と3年生が、実習の中で、剪定や収穫などを行ってきました。 ジュースに加工するのは3年目です。 ジュースは1200本、残りはワインやジャムに加工しています。 信大農学部の技術職員果樹担当の東 孝明さんは「学生たちが研究してきた成果が実り、気象条件も良かった。今年は最高傑作のジュースができた」と話していました。 ジュースは、500ミリリットル入りで、1本800円となっています。 信大農学部のキャンパス内にある生産物直売所で販売しているほか、電話注文も受け付けています。(信州大学農学部 番号77-1318)
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南箕輪西部保育園 かぼちゃの苗植え
南箕輪村西部保育園の園児は、近くの畑で2日、ハロウィンに使うかぼちゃの苗を植えました。 この日は、園児28人が近くの唐澤俊男さんの畑でハロウィンの飾りとして使うためのかぼちゃの苗40ポットを植えました。 かぼちゃはアトランティック・ジャイアントという品種で、直径30センチから50センチ程まで育てて収穫することになっています。 唐澤さんは「自然と向き合って心豊かな子どもに育ってもらいたい。子ども達も楽しみにしているので大きな実になるように見守っていきたい」と話していました。 保育園では、秋にかぼちゃを収穫し飾りつけをしてハロウィンのイベントで使う予定です。
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VidaFeliz一級建築士のバラ見ごろ
南箕輪村南原にあるvidaFeliz(びだふぇりーす)一級建築士事務所の、イングリッシュガーデンではバラが見ごろを迎えています。 事務所の辻井俊恵さんが管理する450坪の庭には、150種類、200本のバラをメインに、数多くの宿根草が植えられています。 今年は例年より2週間から1か月ほど早く咲き始めたということで、毎年行なっているオープンガーデンは行わないということです。
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南箕輪村6次産業化検討ワーキングチーム 提言書提出
地元農産物を使った加工品の開発などに取り組んできた南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは、味工房の発展整備などをすすめ販売機能を強化することが重要などとする提言をまとめました。 9日は、メンバーの池田政幸さんら6人が役場を訪れ、唐木一直村長に提言書を手渡しました。 南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは、平成25年6月に村内の青年農業者やJA職員などで結成し、地元農産物を使った加工品の開発や事業展開などに取り組んできました。 提言書では「販売機能強化のため味工房の販売コーナーを発展整備する必要がある。また、既存の施設を活用して加工体験や地産地消フードコートの開設など新たな事業を構築することが望ましい」などとしています。 唐木村長は「若い人を中心に2年間精力的に活動してくれた。状況を見ながらじっくりと腰をすえてやっていきたい」と提言を尊重する考えを示しました。 チームの任期は2年間で今月末で解散となります。 提出された提言書の内容は、村が策定をすすめる「地産地消推進・6次産業化計画」と「食育推進計画」に反映されることになっています。
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田畑半沢を愛する会 ほたる祭りの準備
南箕輪村田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は、7日、半沢川周辺でほたる祭りの準備をしました。 7日は、会のメンバーおよそ30人が、ほたる祭りが行われる会場周辺の草とりや遮光ネットの取り付けを行いました。 会では、田畑を流れる半沢川周辺で毎年ほたる祭りを開いていて、今年で21回目をなります。 蛍の餌となるカワニナを放したり、年に2回半沢川の草取りをするなど、年間を通して活動しています。 また、田畑神社では会場に設置する行燈49基の張り替え作業が行われました。 地元の俳句会などから募った作品を、1つひとつ丁寧に書き入れていました。 現在蛍は、暖かい日の夜に50匹から100匹ほど舞っているのが確認されているということで、ホタル祭りは15日頃からを予定しています。
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いも焼酎南箕輪会がいもの苗を定植
南箕輪村の住民有志でつくるいも焼酎南箕輪会は6日、南殿の転作田で焼酎用のいもの苗を植えました。 6日は、いも焼酎南箕輪会のメンバーおよそ20人が、焼酎用のサツマイモ「黄金千貫」の苗8,300本を植えました。 いも焼酎南箕輪会は、自分たちの手で焼酎を作ろうと平成19年から活動しています。 畑はすべて耕作放棄地を利用した転作田です。 今年は先月22日にも定植作業を行っていて、全部で12トンの収穫を見込んでいるということです。 今日植えた芋は10月に収穫し、12月下旬から、オリジナル芋焼酎「大芝の華」として販売されることになっています。
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マリーゴールドの苗植え作業
南箕輪村大芝の農道沿いで6日、花いっぱい推進協議会による苗植え作業が行われました。 苗植えは地域を花で飾ろうと南箕輪村花いっぱい推進協議会が行ったものでおよそ60人が作業にあたりました。 植えたのはマリーゴールドの苗、1300株です。 参加者は南箕輪村大芝の農道沿いおよそ400メートルに30センチ間隔で穴を掘り植えていました。 苗は上伊那農業高校の生徒が育てたものでオレンジと黄色のマリーゴールドが花を咲かせるということです。 協議会では新しい取り組みとして苗の販売も予定していて「地域を花でいっぱいにしていきたい。」と話していました。
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イオンで県産シカ肉販売開始
長野県内のイオン11店舗で、5日から県産のシカ肉の販売が始まりました。 箕輪町のイオン箕輪店です。 一階の精肉冷凍品コーナーの一角にはシカ肉の販売コーナーが設置され生肉などが売られています。 信州産シカのロース肉やモモ肉、ジャーキーや缶詰、ソーセージなど14品目です。 県と包括連携協定を締結しているイオンが、シカ肉の活用を進めようときょうから通年販売を開始しました。 シカ肉は、県内の市町村で駆除されたものを認証を受けた処理加工施設が供給します。 イオンでは、「信州ジビエのブランド化に向け、長野県を応援したい。信州産シカ肉の新しいおいしさを提案していきたい。」としています。 この取り組みは、県などが進めているもので、ニホンジカの有効活用に向けて一歩前進しました。 しかし、供給体制はどうでしょうか。 イオンが販売する14品目のうち、生肉は、南箕輪村の処理加工施設「信州ジビエかとう」など3社が供給します。 南箕輪村の信州ジビエかとうでは、市町村の鳥獣被害対策実施隊からシカを仕入れ、食肉用に加工しています。 一頭駆除すると7,500円が隊員に捕獲奨励金として支払われることや肉の良質な状態を保つよう指導する厳しいガイドラインがあるため、山で埋設処理する場合も多く、加工業者に届く肉は、そう多くないというこです。 ジビエかとうでは、「高品質のシカ肉を年間を通して供給できるか心配だ」と話し、駆除隊と加工業者間のルールづくりなど県に対し積極的な関与を求めています。
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登山ルート整備へササ刈り鎌研ぎ
中央アルプスに登る登山道の整備作業に向け3日信大の学生や西駒山荘関係者が作業で使用する鎌の刃を研ぎました。 作業は南箕輪村の信州大学で行われ、信大の学生や西駒山荘の管理人宮下拓也さんら8人がササ刈り用の鎌、18本を研ぎました。 整備作業は18人で行う予定で一人一本使います。 学生たちは、「鎌の刃をしっかりと固定する事」や「と石の角度を保ちながら研ぐ事」などと研ぎ方を教わると、早速手を動かしていました。 整備する登山道は、伊那市荒井区内の萱から中央アルプスへ登る桂小場ルートです。 この登山道は江戸時代末期から使われていたといわれています。 関係者は、「登山道整備は9月に開かれる西駒んボッカの準備でもあるが、登山道の維持管理の実態をしり、地元に残るルートに愛着を持ってほしい」と話していました。 整備作業は、20日に行なわれる予定です。
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南箕輪村南原住宅団地焼却灰 8月から撤去作業
南箕輪村は、南原住宅団地に埋め立てられていた焼却灰の除去問題について、処理業者が決定したことから8月から撤去工事に着手する予定です。 これは、1日に開かれた南箕輪村議会6月定例会で唐木一直村長が冒頭の挨拶で報告したものです。 南箕輪村では、平成19年に南原住宅団地に焼却灰が埋め立てられていることが分かり、村ではその除去作業を平成26年度中に着手する予定でした。 しかし、処理方法が限られることから業者が決まらず工事着手に遅れが出ていました。 県との検討を進め現地調査を行い5月に処理業者が決まったことから、7月に地元説明会を開き8月から撤去工事を開始する予定だということです。 処理業者について唐木村長は「排出した焼却灰を無害化した上で管理型の最新処分場に埋め立てが可能な業者に決定した」と話しました。 工事期間は2年間で、平成29年度の夏頃に終了する予定です。
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高校3年生が会社を見学
地域の産業を知り進路決定に役立てようと1日、上伊那の高校3年生と進路指導の教諭らが会社見学をしました。 これはハローワーク伊那や伊那職業安定協会が行ったもので、およそ450人が参加しました。 高校生と教諭は13のグループに分かれてバスに乗り希望した会社を訪れました。 会社見学は26の企業が受け入れこのうち箕輪町のKOA株式会社には29人が訪れました。 KOAでは担当者が社会人として働くための心がまえについて話をしたほか就職に対する生徒の不安について答えていました。 生徒からの「面接が上手にできるにはどうすればよいか」という質問に担当者は「その会社で働きたいという思いを伝えてほしい。それを感じさせるには勇気が必要で働きたい会社の情報を得る積極性が求められている。」と答えていました。 ハローワーク伊那によりますと高校を卒業する生徒の企業への推薦開始は9月5日から、選考は16日から始まるということです。
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「聖職の碑」完全トレース コースを確認
8月に計画されている西駒山荘の築100年記念イベント「聖職の碑」完全トレースに備え1日休憩所やその間の距離また交通の危険箇所などコースの確認が行われました。 「聖職の碑」完全トレースは1913年、大正2年に遭難事故にあった中箕輪尋常高等小学校登山隊のルートを忠実にたどるイベントです。 1日はイベントに備え西駒山荘管理人の宮下拓也さんと山岳ガイドの福沢修一さんがバイクに乗り休憩場所や危険箇所などコースを確認していました。 まわったのはスタート地点で遭難の碑がある今の箕輪中部小学校から大芝、西箕輪を経て桂小場までの平地区間です。 2人はコース途中バイクを止め休憩場所に日陰で休める場所があるか、また歩く上で危険がないかを確認していました。 イベントは平地区間20キロ、登山道6.5キロを歩いて踏破するもので西駒山荘に一泊し宝剣岳、駒ケ岳を通り下山します。 コースは学校に残っていた報告書や日記を調べ当時のルートを再現しています。 西駒山荘は学校登山で11人が亡くなった遭難事故を教訓に中央アルプス将棊頭山頂上直下に1915年大正4年に建設され去年建て替えられました。 「聖職の碑」は遭難事故を題材に新田次郎が書いた小説で映画化もされました。 「聖職の碑」に出てくる内の萱発電所は今ある小黒発電所のことで遭難事故があった大正2年に建設されました。 イベントでは休憩場所で遭難事故にまつわる解説も行われます。 西駒山荘築100年記念イベント「聖職の碑」完全トレースは8月25日と26日に予定されていて定員は15名となっています。 また10日には平地区間20キロのみの下見会も予定されています。
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伊那広域シルバー人材センター 設立25周年記念式典・定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立25周年を祝う式典と定時総会が、29日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 記念式典では、太鼓の演奏や舞踊などが披露され、25周年を祝いました。 公益社団法人伊那広域シルバー人材センターは、仕事を退職した60歳以上を対象に、もう1度仕事を通して生きがいづくりや社会参加を進めようと平成2年に設立し、今年で25周年を迎えました。 会員は3月末現在、辰野町から伊那市までの679人が登録していて、草刈や高齢者の生活援助など幅広く活動しています。 この日開かれた定時総会では、平成26年度の事業報告と今年度の事業計画が示されました。 公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会によりますと、設立から2年経った平成4年度の受託件数は1,480件で契約金額はおよそ9,500万円でした。 平成26年度の受託件数は、9,711件、契約金額はおよそ4億600万円でした。 伊藤裕偉理事長は、「これまで培ってきた実績と信頼を活かし、地域に貢献できるようお互い力を合わせてこれからも活動していきましょう」と話しました。 今年度は初めて、会員と会員希望の人を対象に「地域交流研修会」を実施する予定で、山梨県甲府市の防災研究所で体験などを通して親睦を深め、会員増員に力を入れていくということです。
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西天の人気者に 子ガモ
南箕輪村神子柴の西天竜幹線水路にカモの親子がすみつき小学生や近所の人たちの人気者になっています。 近所の人の話によりますと、カモが来たのが20日頃だということで、10日ほどになります。 子ガモは、最初11羽だったということですが、現在では8羽に。 29日は、親ガモの姿は見えませんでしたが、仲よく水路に浮かんでいます。 水路近くに住む宮澤次郎さん。 毎日気にしているということで、こんな写真も見せていただきました。 親ガモが子ガモを見守っています。 水路近くに住む人たちは、板を渡し休憩所を作りました。 普段はあまり気にしない水路ですが、カモは登下校の小学生たちのアイドル的な存在にもなっています。 宮澤さんは、「とにかく無事に巣だってほしい」と目を細めていました。
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小阪洋治さん宅ヤマボウシ見ごろ
南箕輪村南殿の小阪 洋治さん宅では、ヤマボウシの花が咲き見ごろとなっています。 小阪さん宅には、樹齢100年になるというヤマボウシがあります。 例年より1週間ほど早く見ごろを迎えました。 ヤマボウシの他に、カルミアの花も見ごろです。 ヤマボウシは、来月5日ごろまで楽しめるということです。
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伊那版野菜栽培マニュアル制作へ
JA上伊那などは、総合的病害虫・雑草管理を取り入れた野菜栽培の実験を、南箕輪村の「あじーな農園」で行っています。 27日は、農場の担当者やJAの職員、東京の農薬メーカーの社員がハウスで育てているトマトやパプリカの生育状況を確認していました。 総合的病害虫・雑草管理(IPM)は農薬だけに頼らない栽培管理を取り入れ、環境負荷軽減や農産物の安定生産を目指すものです。 害虫が入らないよう、出入口や通気口には防虫ネットが取り付けられ、肥料や水は、土の中に埋められたホースから供給され、余分な肥料を土に残さない仕組みとなっています。 ハウスの中には、接着シートがつるされていて、害虫の発生状況を確認すると共に必要に応じて、天敵となる虫や微生物農薬を使用する事にしています。 JA上伊那では今年度IPMの効果を検証し、上伊那にあった野菜栽培マニュアルを作り、地域に提案していきたいとしています。
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伊那谷アグリイノベーション 共同研究に助成補助
農業を基本に新たな産業づくりを目指す、伊那谷アグリイノベーション推進機構は、今年度新たに共同研究等に対し、助成・補助を行うことを決めました。 27日は、南箕輪村の信州大学農学部で総会が開かれ、今年度の事業計画が示されました。 今年度の重点課題として共同研究等の展開を新たに加え、伝統作物の探索、健康・長寿や新しい産業に結びつく未利用資源の調査研究を進めます。 また、産学官が一体となった共同研究を推進するため、新たに、機構が、プロジェクト研究に対する費用を、助成・補助していくことが決まりました。 助成金と補助金は、機構が出すもので上限を80万円とするとしています。 また、昨年度は、活動の一つとして、ニホンジカの被害を軽減するため個体数の管理やシカ肉の加工、流通、食品開発を目指し産業化への道筋を検討してきました。 今年度はシカ肉解体施設の「信州産シカ肉認証処理施設」の認証に向けたサポートや伊那谷産シカ肉の特性調査などに、力を入れるとしています。 伊那谷アグリイノベーション推進機構は、夏と秋にシンポジウムを開催する他、四季折々の景観と農産物を活用した体験講座などを予定しています。
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わが家のセーフティーリーダー委嘱
子どもたちの防犯意識向上を図る「わが家のセーフティーリーダー」の委嘱式が25日、南箕輪村の南箕輪小学校で行われました。 わが家のセーフティーリーダーは学校と家庭、地域が一体となり子どもたちの健全育成を図ろうと伊那警察署などが実施しているものです。 式では伊那警察署の内川政澄署長から南箕輪小学校の6年生の代表児童に委嘱状が手渡されました。 わが家のセーフティーリーダーに委嘱された児童らは学校や家庭での環境美化やあいさつの推進、防犯作文コンクールへの出品などを行うことになっています。 内川署長は「セーフティーリーダーとして考えたことを実行し下級生の見本となってください」とあいさつしました。 式では最後に児童会副会長の日戸達也君が決意を表明しました。
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伊那谷初のトレラン大会 南箕輪村で開催
伊那谷で初開催となるトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」が23日、南箕輪村の大芝高原を発着に行われ、全国から参加した900人を超えるランナーが過酷なレースに挑みました。 午前10時30分、標高2,296メートルの経ヶ岳の頂上を目指すロングコースの部が、午後1時には経ヶ岳の4合目を目指すショートコースの部がそれぞれスタートしました。 ショートコースの部には、ファッションモデルでタレントの梅宮アンナさんが、一般ランナーに交じって参加しました。 大会は、南箕輪村観光協会設立を記念して初めて開かれたものです。 トレイルランニングは、未舗装の山野を走るランニングの一種です。 スタートからおよそ20分、トップのランナーが5.5キロ地点の登山口を通過しました。 大会には、全国各地から参加者が集まり、経ヶ岳の頂上を目指し21キロを走るロングコースに721人、4合目までの12キロを走るショートコースに218人の合わせて939人がエントリーしました。 急な上り坂では一歩一歩足を進めていたランナーも、下り坂では一気に駆け下りていました。 ゴールまで残り4キロの給水所では、まっくんが選手を励ましていました。 大会の結果、ロングコースは静岡県の自衛官宮原徹さんが2時間7分15秒で、ショートコースは箕輪町役場職員の北原崇志さんが1時間3分41秒でそれぞれ優勝しています。 南箕輪村では、来年以降も継続して行っていく計画です。
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信州伊那スマートドライバーが安全運転呼びかけるパレード
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」の会員が、交通安全を呼びかけるパレードを22日、市内で行いました。 この日は、会員およそ100人が伊那市役所前から高遠方面に向かって横断幕やのぼり旗を持ちながら交通安全を呼びかけました。 信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、発足して4周年を迎えました。 メンバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。 伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「住民の協力があって活動できている。目に見える活動を続けてこれからも安全運転の啓発に努めていきたい」と話していました。 平成26年の管内の交通事故の発生件数は427件で、このうち交通死亡事故は伊那市での1件でした。 交通死亡事故の件数が1件という少なさは、昭和28年以降初めてです。
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梅宮アンナさんが参加
23日、南箕輪村で行われる経ヶ岳バーティカルリミットにファッションモデルでタレントの梅宮アンナさんが出場します。 伊那谷初のトレイルランニングの大会で、939人が出場します。 経ヶ岳山頂で折り返す21キロのロングコースと4合目で折り返す12キロのショートコースがあり、梅宮さんは、ショートコースにエントリーしているということです。 23日は、大芝高原多目的広場発着で、ロングコーススタートが午前10時30分、ショートコーススタートは、午後1時で表彰式は、午後4時頃の予定です。
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南箕輪村地方創生総合戦略 諮問
南箕輪村は、地方創生総合戦略を策定するため、昨夜、むらづくり委員会へ検討を諮問しました。 20日夜は、原 茂樹副村長から、むらづくり委員会の清水 研夫(けんお)会長に、諮問書が手渡されました。 これは、国が去年11月に制定したまち・ひと・しごと創生法に基づき、南箕輪村版の総合戦略を策定するものです。 人口減少克服と地方創生を行うことで、活力ある社会を維持していこうと、各自治体で策定が進められています。 清水会長は、「村の人口は順調に増加しているが、これからいつまでも賑わいが続く村になるよう知恵を出し合い、良い計画ができるように頑張りたい」と話しました。 むらづくり委員会には、第5次総合計画策定の検討も諮問されていて、村では、総合戦略との整合性をとりたいとしています。 総合戦略の策定については、人口推計やアンケートなどの調査分析・戦略のベース作りは、専門業者に委託するとしています。 むらづくり委員会では、10月5日までに検討結果を、答申する計画です。
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南中伝統 経ヶ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が20日行われ、生徒たちは標高2000メートルのゴール地点を目指しました。 午前7時、1年生から3年生の450人は合図に合わせスタートの大芝高原から、ゴールの経ヶ岳8合目を目指し一斉に走りだしていきました。 南箕輪中学校伝統の経ヶ岳強歩大会は、今年で63回目となります。 コースの全長は約8キロで、スタート地点とゴールの標高差は1200メートルあります。 スタートから30分後の午前7時30分には、最初のランナーが、経ヶ岳2合目を通過していきました。 大会の結果、男子は1時間34分5秒3年生でサッカー部の清水龍斗君が優勝。 女子は2時間1分21秒で3年生で陸上部の金森佑奈さんが2年連続で優勝を果たしました。
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南原の伊藤照夫さん宅のフクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑ではフクロナデシコが見ごろとなっています。 フクロナデシコは、地中海沿岸原産のナデシコ科の多年草です。 伊藤さんのおよそ40アールの畑には、ピンクのフクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。 酪農を営んでいた伊藤さんは、牛舎のまわりをきれいにしようと25年ほど前にフクロナデシコを育て始めました。 その後酪農はやめましたが、土地を荒らしたままにしておきたくないとの思いから、徐々に花の数を増やしていったということです。 花は、来月初旬まで楽しめるということです。
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南箕輪村商工会 堀正秋会長が再任
南箕輪村商工会の通常総会が、14日に開かれ、任期満了に伴う役員改選で、堀正秋会長が再任されました。 掘会長は挨拶で「経営支援・相談の充実、地域経済の活性化、地域振興の3本柱で、会員一丸となり努力していきたい」と話しました。 堀会長の任期は、平成30年5月の総会開催日までの3年間となっています。 総会では、今年度の事業計画も決まりました。 地域振興に関する事業では、6次産業化に力を入れていくほか、買い物弱者の支援策について研究をしていくという事です。
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南箕輪村 南部小学校児童が田植え体験
南箕輪村の南部小学校の児童は、14日、学校近くの田んぼで田植えを体験しました。 田植えを行ったのは、5年生41人です。 南部小学校では、毎年5年生が総合的な学習の一環で田植えを体験しています。 この日は、学校近くの田んぼに、コシヒカリと、もち米のモチヒカリの苗を植えました。 指導したのは沢尻の農家、池上智志さんです。 池上さんは、毎年南部小学校の児童に苗植えの指導をしていて、今年で8年目になります。 児童らは、苗を受け取ると、均等に植えていきました。 児童は今後、月2回、稲の生育を観察し、水の管理などは農家の池上さんが行います。 9月下旬から10月上旬頃に稲刈りをして、11月の収穫祭で、おにぎりにして全校児童や保護者と一緒に味わうということです。
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経ヶ岳バーティカルリミット 応援グッズ作成
今月23日に、南箕輪村の経ヶ岳で行われるトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」を盛り上げようと、南箕輪村は応援グッズを制作しました。 南箕輪村のホームページのトップページにある「応援グッズを作ろう」のバナーをクリックすると、専用ページが開きます。 データをダウンロードすれば、マスコットキャラクターまっくんの応援旗とうちわを手作りすることができます。 旗は裏表、うちわは4種類のデザインがあります。 他にもイベントを盛り上げようと、大芝高原味工房前に顔出し看板が設置されました。 経ヶ岳バーティカルリミットは、23日(土)に行われ、ロングコースは大芝公園を発着点に経ヶ岳山頂を折り返す、距離21キロ、標高差1650メートルのコースです。
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南箕輪村都市計画審議会 景観計画素案について答申
南箕輪村都市計画審議会は、唐木一直村長から諮問されていた景観計画の策定の素案について検討結果をまとめ、3項目を追加して12日に答申しました。 この日は、南箕輪村都市計画審議会の堀正秋会長らが役場を訪れ、唐木村長に答申書を手渡しました。 南箕輪村では、地域に合った良好な景観づくりの基本となる景観計画を27年度中に策定する予定です。 村が示した素案では、建物の新築や改築の際には事前に内容に関する届け出が必要になるなどとされています。 答申では「住居地域の敷地緑化について、一人暮らしの高齢者宅の生垣の維持管理は状況によって行政の支援が必要となる」などとする3項目が加えられています。 唐木村長は今回の答申を尊重する考えを示しました。 南箕輪村景観計画は、7月1日から施行する予定で、今回の答申内容と後日行われる予定の景観審議会の答申内容をふまえ、村議会6月定例会に諮る予定です。
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伊那バイパスの工事促進 決議
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が13日伊那市役所で開かれ、伊那バイパス工事の事業促進などを決議しました。 総会には、伊那市内の関係する区や土地改良区などから70人ほどが出席しました。 期成同盟会は、国道153号バイパス美篶青島から福島までの区間の整備促進を図るため組織されています。 総会では「伊那バイパス工事の事業促進」や「伊駒アルプスロードの早期事業化」「国直轄指定区間への移行」などを決議しました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「バイパスが整備されていなければ、12年後のリニア開通に伴う効果を出す事ができない。早期整備が行われるよう連携し、粘り強く国や県に要望をしていきたい。」と挨拶しました。 決議文は、地元選出の国会議員などに手渡されました。