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遺伝子組換え実験 体験
遺伝子の組換えや微生物の産業利用などバイオテクノロジーについて考える、信州大学農学部の公開講座が15日に開かれました。 講座には、高校生から一般まで8人が出席しました。 信州大学では、地域や一般の人に大学でどの様な授業が行われているのかを理解してもらおうと毎年公開講座を開いています。 今回は、農業や環境など農学分野でのバイオテクノロジーの利用として、遺伝子組換え実験を行いました。 出席した人たちは、千菊夫教授から、別々の2つの遺伝子を組み合わせる手順を教わりました。 その後、専用の機器を使い細胞を検査装置へと移していました。 信州大学農学部では、大学の研究の成果を広く知ってもらうおうと今後も公開講座を開くとしています。
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中学校で卒業式 義務教育を終え巣立つ
上伊那のほとんどの中学校で18日、卒業式が行われ、9年間の義務教育を終えた生徒達は新たな一歩を踏み出しました。 上伊那では、飯島中学校を除くすべての中学校で今日、卒業式が行われました。 このうち、南箕輪村の南箕輪中学校では、男子79人女子87人の合わせて166人が卒業を迎えました。 式では、戸谷省吾校長から生徒1人ひとりに卒業証書が手渡されました。 戸谷校長は、「人には優しく温かく、自らは厳しく正しく健やかに、限りない未来に向かって新たな一歩を踏み出してほしい」と式辞を述べました。 池田結香さんは答辞で、3年間の思いでを振り返りながら、家族や友人に感謝の気持ちを述べました。 最後に卒業生は力強い合唱を披露し、中学校での思い出を胸に学び舎に別 れを告げました。 高校入試後期選抜の合格発表は、20日に行われます。
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VC長野 Vリーグ参戦を村長に報告
南箕輪村を拠点に活動する日本バレーボールリーグ機構準加盟のVC長野トライデンツは、来年度からVリーグへの参戦が決まった事を16日、南箕輪村の唐木一直村長に報告しました。 この日は、VC長野トライデンツ監督の笹川星哉代表理事ら、3人が役場を訪れ、唐木村長に報告しました。 VC長野は平成20年に発足。 選手は仕事をしながら、週6日練習を行っています。 今季はVリーグの下部組織で優勝し、来季からVリーグ3部参戦が決まっています。 選手登録は20人で少数精鋭でのスタートとなります。 VC長野監督の笹川代表理事は、「Vリーグ参戦で、遠征費やユニホームなどの運営費の確保が課題。地域の協力を得て2部昇格を目指す」と話していました。 Vリーグの開幕は、11月となっています。
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沢尻区 新1年生を祝う会
南箕輪村の沢尻区から南部小学校と南箕輪中学校に来年度入学する新1年生を祝う会が14日、沢尻公民館で開かれました。 来年度、南部小に入学する保育園の年長児と南箕輪中に入学する小学6年生が、抱負を発表しました。 これは、沢尻地区社協「たんぽぽの会」が毎年開いているものです。 来年度の沢尻区の新1年生は、南部小は昨年度より8人多い16人、南箕輪中は昨年度より4人多い13人で、年々増加しているということです。 子どもたちは「小学校では体育をがんばりたい」「中学校ではサッカー部でレギュラーを取りたい」などと意気込みを話していました。 沢尻地区社協の御子柴佳臣会長は、「友達をたくさん作り、勉強も頑張って立派な小学生や中学生になってほしい」と話していました。 会では、新1年生となる園児12人が歌を披露しました。
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東日本大震災から4年 3.11の今⑩ 循環の輪復活を
南箕輪村南原の原富男さん。 3月5日、福島県郡山市にある社会福祉法人にんじん舎をめざします。 にんじん舎では、障害者の共同作業所として、会津地鶏を育て、卵をとり、糞は醗酵させ肥料にする循環のサイクルができあがっていました。 しかし、震災による福島第一原発事故により、その鶏糞から放射能が検出されたため、鶏糞は行き場所を失ってしまったのです。 そこで白羽の矢がたったのはチェルノブイリ原発事故で汚染された土壌を浄化するバイオガスの技術でした。 原さんは、去年にんじん舎の鶏舎脇にバイオガスプラントを建設しました。 さらに今回は、そのガスを使って発電させようというのです。 プラントにガス発電を組み込むのは原さんにとってはじめてのチャレンジ。不安もあります。 翌日6日、施設利用者にあたたかく迎えられた原さん。さっそく鶏舎脇のプラントへ向かいます。 ガスのホースを発電機に入れて回します。 ガソリンを切り、ガスに切り替えます。 うまくいきません。 送りこむガスの量を変えながら試行錯誤を繰り返します。 音が変わってきました。 10分以上たっても止まりません。 ライトもついています。 成功です。 バイオガスだけで発電機は動き続けています。 放射能が含まれた鶏糞をプラントに入れることで、ガスと電気を生み、放射能が取り除かれた液肥は、再び畑に帰っていくという循環のサイクルが復活したのです。 伊那のバイオガスとウクライナの技術が今フクシマで稼働し始めています。 放射能に負けずに戦う人たちがフクシマにはいます。
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親子わんぱくランド
親子で工作やゲームを楽しむイベントが、7日、南箕輪村民センターで行われました。 会場には、ゴルフのストラックアウトやキーホルダー作りのブースなど、午前と午後合わせて9つのイベントが行われました。 これは、村教育委員会が毎年開いているものです。 人気のキーホルダー作りのブースでは長い列ができていました。 他に、まっくん人気にあやかって「まっくん貯金箱づくり」のブースが初めて設けられました。 教育委員会では、「親子はもちろん、友達や保護者同士の交流の場になればうれしい」と話していました。
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南箕輪村 地方創生でプレミアム商品券
南箕輪村は、政府の地方創生交付金を活用し30%のプレミアが付いた商品券、総額5265万円分を、7月に販売します。 これは、9日開かれた南箕輪村議会全員協議会で報告されました。 地方創生交付金は、政府が自治体に対し交付するもので、南箕輪村には、4258万1000円が交付されます。 このうち、交付金でプレミアム分の1032万円分を補い、プレミアム率30%の商品券を、総額5265万円分販売するとしています。 500円26枚つづり1万円を3440セット、500円13枚つづり5千円を1220セット用意し、7月中に販売する予定です。 また、交付金638万円を活用し、低所得者向けに、1人3千円分の商品サービス券を配布するとしています。 そのほか、ITを活用して高齢者や障害者の生活を、上水道の利用状況から見守るシステムの導入に、交付金1287万円ほどを事業の一部に充てるとしています。
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VC長野トライデンツ Vリーグ参戦へ
南箕輪村を拠点に活動する日本バレーボールリーグ機構準加盟のVC長野トライデンツは、Vリーグへの参戦が決まりました。 5日は南箕輪村の村民センターで記者会見が開かれ、VC長野トライデンツ監督の笹川星哉代表理事と、杉山嵩樹キャプテンが意気込みを話しました。 VC長野は平成20年に発足。 選手は仕事をしながら、週6日練習を行っています。 今季はVリーグの下部組織で優勝し、来季からVリーグ3部参戦が決まりました。 VC長野は運営費の確保やレベル向上に取り組み2部昇格を目指すとしています。
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大芝 営農型太陽光発電計画「許可」
南箕輪村農業委員会は、大芝で計画されている営農型太陽光発電施設建設に伴う農地転用について「許可」しました。 施設が完成すれば、発電出力は1750キロワットで、営農型としては、県内最大規模となります。 4日は、村民センターで農業委員会の総会が開かれ、大芝で計画されているソーラーシェアリング営農型太陽光発電施設計画について審議が行われました。 計画は、およそ2万平方メートルの農地に、太陽光パネル5千枚を設置し、発電出力は1750キロワットです。農地の一部を転用し、太陽光パネルを載せる支柱を建て、パネルの下では、朝鮮人参を栽培するものです。 村農業委員会は、去年の4月からこれまでに3回、不許可としました。 地主は前回の申請より耕作面積を増やし、朝鮮人参の収穫量を上げる事で、農地として機能を維持するよう計画を変更しました。 委員からは、「朝鮮人参栽培はこの地域で例が少なく、収穫まで数年かかる、農業が適正に行われているか、検査する為にも必要に応じ書類を提出してほしい」などの意見が出されていました。 会長などを除く採決の結果「賛成12」「反対1」で一時転用転用について「許可」となりました。 地権者の一人、武村潔さんは「許可がおりうれしい。太陽光発電ばかり注目されるが、パネルの下の農業にしっかりと取り組んでいきたい」と話し、事業者のサンライズ社長の関野一義さんは「村のと協力し、朝鮮人参の特産化にも取り組んでいきたい」と話していました 許可の知らせを受けた唐木一直村長は「農水省が一定の基準を満たせば、すべての農地で営農型太陽光発電がおこなえる現行の制度については問題があるのでは」と疑問を呈していました。
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まっくん学校給食カレーで食育
南箕輪村の6次産業化ワーキングチームによる、まっくん学校給食カレーが先月21日から販売され、その記念行事が2月24日、南箕輪小学校で行われました。 この日は、全校児童が発売されたばかりのカレーを給食で味わいました。 南箕輪村の6次産業化ワーキングチームは、農業振興と活性化に取り組んでいて、カレーを通してどのような地域食材が使われているかを子どもたちに理解してもらおうと記念行事が行われました。 途中、校内のテレビ中継でカレーに使われている食材や南箕輪村について紹介されました。 放送を終えた、ワーキングチームのメンバーは、3、4年生の各クラスに混じり、カレーを味わっていました。 ワーキングチームでは、「今後も継続して食育に力を入れ、農業振興に取り組んでいきたい」としています。
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住民の健康づくり参加へ 南箕輪村でポイント制度導入
南箕輪村は、健康診断を受診した人などにポイントをつけ、ポイントに応じて景品と交換する成人向けの制度を、27年度から実施します。 2日開会した南箕輪村議会3月定例会にこの事業費を盛った平成27年度一般会計予算案を提出しました。 南箕輪村は、住民の健康づくりへの参加意欲の向上を図るため、27年度からポイント制度を導入したい考えです。 これは、健康診断を受診した成人や健康づくり教室に参加した高齢者に対してポイントをつけ、ポイントに応じて景品と交換するというものです。 交換できる景品は、大芝高原内の施設で利用できる商品券などを検討しています。 関連議案が可決されれば来年度から導入される見通しです。
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介護予防や在宅介護者支援 盛り込む
南箕輪村福祉計画策定懇話会は、村が今年度中の策定を目指している「障がい者福祉計画」と「高齢者福祉計画・介護保険事業計画」についての検討結果を25日、唐木一直村長に報告しました。 この日は、懇話会の孕石勝市会長ら3人が役場を訪れ、唐木村長に検討結果を報告しました。 計画の見直しは3年に一度行われていて、今回は平成27年度から29年度までの計画の策定となっています。 報告では、高齢者福祉計画・介護保険事業計画で、制度改正により、介護支援が国の事業から外れた事から、村が介護予防や在宅介護者支援などの地域支援事業を行うとしています。 唐木村長は「新年度に向け計画を基にした新しい施策を進めていきたい」と話していました。
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南箕輪村保育料引き下げ 答申
南箕輪村保育料審議委員会は、保育料の改定について諮問の通り、8.4%金額にして99万円余りを減額するとの答申を24日唐木一直村長にしました。 この日は、南箕輪村保育料審議委員会の金井健委員長が役場を訪れ、唐木村長に答申書を手渡しました。 答申によりますと、これまで所得税などを基準に10階層に分けられていた料金を15階層にするとしています。 階層を細分化し、家庭の負担を軽減するとしています。 また、来年度から始まる県の支援制度に合わせて、第3子については同時入園でなくても一律月額6,000円を申請により減額するとしています。 保育料改定に伴う引き下げの総額は99万7千800円、率にして8.4%になる見通しです。 保育料の引き下げは、27年度から適用されます。
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子ども子育て審議会 答申
国の「子ども子育て支援制度」に基づいて南箕輪村の支援策を検討してきた審議会は24日、唐木一直村長から諮問を受けていた事業計画案を答申しました。 24日は、審議会の米山仁会長らが役場を訪れ支援事業計画案を唐木村長に手渡しました。 国の子ども子育て支援制度は来年度4月から5年間の計画で、質の高い幼児期の学校教育や保育、家庭や地域での子育て力の向上などを目的としています。 24日答申された事業計画案によりますと、村内の児童や家族がいつでも利用できる仮称南箕輪村こども館を平成29年度の供用開始を目標に建設します。 他に、産後のケアとして出生届出時に助産所、医療機関で利用できる母乳ケア等補助券の交付や出産後に育児不安がある人が施設に宿泊した場合に費用を補助する事業などが盛り込まれています。 村では今年度中に事業計画を決定する予定で唐木村長は「計画案を基に事業を進めていきたい」と話していました。 審議会は保育園の保護者会長や小学校のPTAなど14人で構成し平成25年12月から6回にわたり検討してきました。
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総務副大臣と村消防団意見交換
二之湯智総務副大臣が22日、南箕輪村を訪れ、村消防団と意見交換をする車座ふるさとトークを大芝高原フォレスト大芝で開きました。 これは安倍内閣の大臣・副大臣らが地域を訪れ、現場の人たちと車座の対話を行い生の声を聴いて政策に活かそうと全国各地で行われているものです。 村消防団に女性団員が多いことなどから今後の消防団活動のあり方の参考にしようと二之湯総務副大臣が訪れました。 今日は、村の女性消防団員や若手消防団員、協力事業所など15人が参加し課題などを話しました。 団員からは「消防団に入って多くの地域の人たちに出会えて良かった」「若い世代が入りやすい環境を作ることが大切」 女性消防団員は「大切な仲間が出来た。村のために活動出来ることを誇りに思う」と話していました。 協力事業所は「火災などがあった際はすぐ出動させている。協力企業を増やしていく必要がある」と話していました。 二之湯総務副大臣は、「若い人が地域で活躍する村は将来が明るい。その中核になるのが消防団。今後の活躍を期待したい」と話していました。 南箕輪村消防団は現在228人が所属このうち女性が30人です。 女性消防団は平成25年に長野県代表として全国女性消防操法大会にも出場しています。
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伊那ビデオクラブ 第7回映像祭
伊那ビデオクラブの第7回映像祭が20日、伊那市のいなっせで開かれ、会員が制作した映像作品が放映されました。 伊那ビデオクラブは今年で結成22年目を迎え、会員は19人です。 この日は会員が制作した24作品が放映されました。 伊那市の平沢正憲さんは箕輪町の赤そばの里をテーマに作品を制作しました。 南箕輪村の平澤三千人さんは下伊那郡内で撮影した日本百名山や景色の魅力を伝える作品を制作しました。 赤羽仁会長は「伊那市の生涯学習の理念である学び続けることに合わせて、クラブでは映像を作り続け、次の時代の発展に繋げていきたい」と話しました。 この日はおよそ200人が会場を訪れ、作品に見入っていました。
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伊那中央病院 北棟建設の基本計画を策定
伊那中央病院は、新たに検討を進めている北棟の建設について、規模や建設スケジュールなどを示した基本計画を策定しました。 20日は、伊那中央病院運営審議会が開かれ、病院側が基本計画の内容について説明しました。 北棟は、本館北側の駐車場に建設が予定されていて、鉄筋コンクリート造りの2階建て延床面積はおよそ4,000平方メートルです。 1階には、今後増えることが予想されるがん治療に対応できる最新鋭の放射線治療と検査施設が設置されます。 これにより、放射線治療を受けることができる患者数は、現在の1日平均30人余りから4、50人に増えるということです。 他に、訪問看護ステーションが設置されます。 現在の2人体制から10人程度にスタッフを増やし、24時間対応できるようにするということです。 1階と2階には、検診センターが移設され、高機能の検診を受けることができるようになる他、1日の利用可能人数も7倍から8倍に増えるということです。 また、北棟建設により駐車場が減少することから、ヘリポートの南北におよそ300台分のスペースを確保します。 増築工事と機器の更新、駐車場の用地取得など総事業費は、概算で36億7千万円を見込んでいます。 これらの計画は、審議会で了承されました。 今後は、来年度中に実施設計を行い、平成28年秋に本体工事を着工。 29年9月末までに工事を終え、30年4月から全ての事業を開始する計画です。
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まっくん学校給食カレー 発売
南箕輪村の農業振興と活性化に取り組む6次産業化検討ワーキングチームは、学校給食のレシピを基に考案したレトルトカレーの販売を、21日から始めました。 21日発売となった「まっくん学校給食カレー」。 1食540円です。 カレーには、まっくんやさいカードが1枚ついていて、村内の生産者の顔写真と育てている野菜の栄養価などが書かれています。 21日は、発売記念イベントが大芝高原味公房で開かれ、ワーキングチームのメンバーが取り組みや商品の説明をしました。 南箕輪小学校では、20年以上にわたり市販のルーに頼らない独自のレシピで給食のカレーを作っていて、その味がベースとなっています。 子育て世代の親とその子どもに行ったアンケートでは、親は子供に「野菜を食べてもらいたい」と、子どもは「好きな食べ物はカレー」と回答した人が多かったことから、ワーキングチームでは村内の野菜を使ったカレーの開発に取り組んできました。 イベントでは、信州大学農学部の松島憲一准教授がカレーの歴史と効能について話しました。 松島さんは「カレーはインド発祥だが、日本には西洋料理として入ってきた。その後軍隊食として日本中に広がった。カレーのスパイスには、発汗作用や食欲増進、疲労回復など様々な効果がある」と話していました。 21日は、発売を記念して味公房でカレーライスが限定販売され、券売機の前には長蛇の列ができました。 カレーには、大きめにカットされたジャガイモやニンジンなどの野菜が入っています。 また、村内で取れたりんごやえのき、ほうれんそうなどが特別にトッピングされ、訪れた人たちは一緒に味わっていました。 ワーキングチームでは、このカレーを食育や地産地消を進めるためのツールとして使っていきたい」と話していました。 カレーは、味公房の他大芝荘や大芝の湯で販売しています。
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南小ドラゴンズ 卒団式
南箕輪村の少年野球チーム南小ドラゴンズの卒団式が、21日、行われました。 21日は、箕輪町の伊那プリンスホテルで卒団式が行われ、卒団する10人が拍手の中入場しました。 南小ドラゴンズは昨シーズン、6年生を中心としたチームで優勝4回、通算成績は44戦34勝という成績を収めています。 式では、久保田敦監督が選手1人ひとりにはなむけの言葉を添えて卒団アルバムを手渡しました。 卒団生を代表して松崎友紀くんは「卒団後は、中学の部活動やシニアなどそれぞれの道を進むことになるが、南小ドラゴンズで学んだことを忘れずに日々努力したい」と決意を述べていました。
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過去最大 61億2,000万円
南箕輪村は、総額61億2千万円の平成27年度一般会計当初予算案を20日発表しました。 前年度比5.9%増の積極型で、過去最大の予算規模となっています。 20日、南箕輪村役場で記者会見が開かれ、平成27年度一般会計当初予算案が発表されました。 一般会計の総額は、平成26年度当初の57億8千万円を5.9%上回る61億2千万円で過去最大です。 唐木一直村長は、平成27年度と28年度で人口増加対策にめどをつけたいとしています。 人口増に対応する主な新規事業は、中部保育園、西部保育園の増改築工事に2億6,000万円、南箕輪小学校の児童数増加対策も視野に入れた子ども館の設計などに1,100万円、中学校の生徒増に対応するための用地購入に6,000万円などを盛っています。 このほか、南原住宅団地焼却灰処理運搬委託に2億2千万円、南箕輪村観光協会設立に伴う事業費補助に500万円を計上しています。 実質公債比率は、5.4%、平成27年度末の基金残高は、26億円余りを見込んでいて、唐木村長は、「人口増で財政は圧迫されるが、健全財政を維持しながら対応できる。」と述べました。 南箕輪村の平成27年度一般会計当初予算案は、3月の村議会に提出されます。
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南箕輪村議会が村長に要望書
南箕輪村議会は、住民との懇談会などで出された意見をまとめた要望書を、19日、唐木一直村長に手渡しました。 この日は、原悟郎議長らが役場を訪れ、唐木村長に要望書を手渡しました。 今回要望したのは、「除雪対策」「アレチウリ」「子育て支援」「防災訓練」の4つについてです。 村議会は、毎年、住民との懇談会を開いているほか、保育園の保護者会や、区長会、商工会とも意見交換をしました。 その結果、多く出されたものを要望書としてまとめたということです。 除雪対策については、生活道路の除雪ができていないとの意見が出されたほか、子育て支援では、体制は整えられているので、広報などでの周知徹底などを要望していました。 唐木村長は、「広報などすぐに対応できるものはしていきたい。除雪は、除雪機購入を補助した人に積極的に行ってもらうなどの体制を整えたい」と回答していました。
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南箕輪村南部保育園 雛人形の飾りつけ
南箕輪村の南部保育園の園児は来月の桃の節句を前に、19日、雛人形の飾りつけをしました。 リズム室のステージに雛壇が用意され、年長と年中の園児が3人一組になって人形を飾りつけました。 南部保育園では、来月3日に雛祭りを予定していて、雛人形の前で全員でちらし寿司を食べてお祝いするということです。 有賀春美園長は「女の子も男の子も雛人形を見て健やかに育ってほしい」と話していました。
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村の日 特別給食メニュー
2月18日は、南箕輪村の日です。 村内の保育園や小中学校では、この日にちなんだ特別給食が出されました。 この日の給食の時間、南部小学校のランチルームです。 特別給食メニューは、きびご飯に、地元産の野菜を使った味噌汁、南箕輪村のイメージキャラクターまっくんの形に作った肉団子などです。 このメニューは、村内の栄養士3人が、村らしさのある給食を制定の日につくろうと去年初めて企画したものです。 まっくん蒸しは、胴体の肉団子のまわりにコーンをつけ、目は黒豆にして、栄養はもちろん、見た目も考えられています。 児童たちからは美味しいと好評でした。 食事が始まると、まっくんも登場し、子どもたちの質問に答えていました。 ある児童は、「まっくんの好きな食べ物は何?」と質問し、まっくんは「大芝のジェラート」と答えていました。 南箕輪村では、「地域の食材に関心を持ってもらい、給食を通じて自分たちの地域を好きになってもらいたい」としています。
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信州大学農学部 ジャム販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習の一環で育てた果物を使ったジャムの販売が17日から始まりました。 ジャムは、食料生産科学科の2年生が実習の一環で育てた果物を1月に加工したものです。 販売初日の17日は、朝から多くの人が買い求め、中には40個の注文をした人もいたということです。 ぶどうやいちご、ブルーベリーなど19種類1万2千個を用意しているということです。 一部のブドウとはちみつは1人1個限定で、無くなり次第販売は終了となります。 信大農学部では「果物の特性を生かして甘みと酸味のバランスを引き立てています。無添加で果物そのままの味を楽しんでもらいたい」と話していました。 ジャムの販売は、平日の午前8時45分から午後5時まで生産品販売所で行われています。
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南箕輪国保税引き上げへ
南箕輪村国民健康保険運営協議会は、村側から諮問された国保税改定に関する検討結果をまとめ13日に唐木一直村長に答申しました。 4年ぶりの改定で、現行と比較して10.32%引き上げる内容です。 村側の試算によると、平成27年度の国保特別会計は、医療費の増加により約6,800万円の赤字を想定。引き上げにより一般会計からの補てん分は、4千万円に緩和されます。 答申は、医療分、後期高齢者支援分、介護納付金分をすべて引き上げる内容です。 40歳から65歳未満合計で、所得割を9.4%、資産割を33.25%、均等割を3万5,000円、平均割を3万1,800円とします。 掘正秋会長は、「今後ますます増加が予測される医療費抑制のため、保健指導の強化、健康管理意識向上につながる啓発活動の更なる推進を図ってほしい。」と答申しました。 村は、答申内容を尊重し、3月定例村議会に関連議案を提出することにしています。
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南箕輪村中部保育園でレストランごっこ
南箕輪村の中部保育園で、年中園児が、ほかの園児たちをもてなすレストランごっこが12日、行われました。 レストランごっこは、毎年この時期に行われています。 この日は、年中園児が、昼食にカレーを、おやつの時間にはイチゴのデザートを作って、ほかの園児に振舞いました。 来年度、年長になるための準備だということです。
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南箕輪でほかほかセミナー
NPO法人南箕輪わくわくクラブのほかほかセミナーが7日南箕輪村の大芝の湯内にあるふれあいプラザで行われました。 セミナーには村内外から6人が参加し、温泉歩行浴プールの中で体を動かしました。 講師はわくわくクラブ指導者の松崎由紀子さんです。 ほかほかセミナーは、冬場の体力作り講座としてNPO法人南箕輪わくわくクラブが行っています。 これまでは「温泉ウォーキング」として開催していましたが、今年からヨガなども取り入れ、講座名も一新しました。 今日は、ビート版を使って、ふとももや胸の筋肉をつける運動を行いました。 松崎さんは、「水の中だと浮力で体への負担が少なく、水の負荷で運動の効果が大きい。楽しみながら体力をつけられる」と話していました。 講座は全5回で、28日(土)にはヨガやボールをつかったエクササイズが行われます。
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福島南相馬 菜の花プロジェクト
福島第一原発事故による農地の放射能汚染を菜の花で浄化する南相馬市の菜の花プロジェクトで、第1号となる菜種油ができ販売が始まっています。 おととし、2013年の秋にまいた菜種は、去年6月に収穫され、10ヘクタールから7トンの菜種がとれました。 その菜種をしぼったのがこのなたねオイル油菜(ゆな)ちゃんです。 菜の花には放射性セシウムを吸着する性質があり、チェルノブイリ原発事故があったウクライナ地方でも栽培されています。 プロジェクトに参加しているチェルノブイリ救援中部理事長で南箕輪村の原富男さんも購入を呼び掛けています。 小さいビンが1,000円、大きなビンが2,500円です。 福島県南相馬市は、東日本大震災の原発事故により農地が放射能に汚染されました。 「原発に負けずに農業を続けたい」 有機農家やチェルノブイリ原発事故後に菜種による除染をしてきた救援中部、東北大学などが南相馬農地再生協議会を組織し、菜の花プロジェクトを立ち上げました。 ここに地元相馬農業高校も加わり、絞った菜種油を油菜ちゃんと命名、デザインも考えました。 菜種による農地の除染は、年3パーセントと長い時間が必要ですが、菜種を栽培した土地は、他の野菜を育てても2年間セシウムを吸着しないことがわかっていて、南相馬の農業再生の大きな力となりそうです。 東日本大震災からもうすぐ4年。 なたねオイル油菜ちゃんには、被災地の農業再生にかける思いが詰まっています。
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南箕輪村長給料 引き上げ答申
南箕輪村の特別職報酬等審議会は、来年度の村長給料を条例で定めた額に引き上げるよう6日答申しました。 審議会の小森博人会長が唐木一直村長に答申書を手渡しました。 小森会長は、「人口が1万5,000人を超え、今後の村のかじ取りは、量的、質的に一層重要性を増すと思われる。 平成27年度は、条例で定めた額にすることが望ましい。」と述べました。 平成15年の条例改正で引き下げられた南箕輪村の村長の給料は、月額71万9,000円で、平成16年4月からは、さらに2パーセントから10パーセントの減額をしてきました。 今回答申通り、条例で定めた額に引き上げられると、副村長は、61万1,000円です。 なお議会議員の報酬は、現行どおり据え置きとしていて、20万1,000円、議長が29万5,000円です。 唐木村長は、答申を尊重したいと述べました。
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伊那華の肉餃子 発売
皮・豚肉・キャベツ・キノコなどすべて上伊那産の食材を使った餃子「伊那華の肉餃子」が6日南箕輪村のJA上伊那ファーマーズあじ~なで発売されました。 皮は、上伊那産の小麦ハナマンテンが使われていて、もちもちした食感が味わえます。 具の豚肉、キャベツ、たまねぎ、ねぎ、しめじ、きくらげ、ニンニクすべて上伊那産です。 さらに、製品に火を通さず、生のまま冷凍していて、肉のうまみや野菜、きのこの歯ごたえを引き出しました。 JA上伊那の伊那華シリーズは、今回の伊那華の肉餃子で19作目となりました。 価格は、12個入りで340円。 上伊那のAコープ店や直売所で購入できます。 また、12日には、JA本所1階のすずしろで1日限定ランチとして、焼肉と餃子定食が500円で提供されます。 JAでは、「上伊那産にこだわった自信作。全国展開も考えたい。」と意気込んでいます。