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ブランディング確立へ 観光学ぶ
南信地域のアウトドア事業者などが連携する「南信州アウトドア協議会」の、観光戦略について学ぶ講演会が12日、伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
北海道で自転車を活用した観光「サイクリングツーリズム」を推進する高橋幸博さんが講師を務めました。
高橋さんは「ほかの地域と似たコンテンツではなく、輪郭がはっきりした南信州ならではの観光のセールスポイントを認識することが大切です」と話しました。
高橋さんは「自分達の置かれている状況をきちんと認識した上で、明確なターゲットを決めて事業を進めていってほしい」と出席に呼びかけていました。
南信州アウトドア協議会は、南信地域の豊かな自然を活用したアウトドア事業者が、情報交換や連携したイベントの企画などをしていこうと、去年6月に発足しました。
木下啓会長は「ひとりでできなかった事が大勢でやることにより変わってくる。最終的には地域を元気にできるような活動ができればうれしい」と話していました。
会員や市町村、観光協会の職員などおよそ20人が出席し、高橋さんの話に耳を傾けていました。 -
伊那市中央の医院で重傷労災事故
11日午前10時15分頃、伊那市中央の医院内で設備撤去作業中の30代の男性がX線装置の下敷きになる労災事故がありました。
この事故で男性は腰の骨を折る大けがです。
伊那警察署の発表によりますと、大けがを負ったのは、大阪府の会社役員・宮川真英さん39歳です。
宮川さんが、医院内の設備撤去作業中に倒れてきたX線装置の下敷きになったものです。
宮川さんは腰の骨を折る重傷となっています。
伊那署では、詳しい原因について調べを進めています。 -
伸和コントロールズ たかずやの里応援チャリティコンサート
伊那市高遠町上山田に長野事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、東春近の児童養護施設たかずやの里を応援するチャリティコンサートを、2日に信州高遠美術館で行いました。
地域貢献の一環として、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせてコンサートを毎年行っています。
今回は児童養護施設たかずやの里を応援するためコンサートの売り上げの全額を寄付する事にしました。
会場には募金箱も設置されました。
コンサートでは、東京を拠点に全国で活動するプロの音楽家7人が、クラシックなどを演奏しました。
伸和コントロールズは、毎年たかずやの里に寄付を行っているという事で「コンサートを通してより多くの人たちに施設を知ってもらいたい」と話していました。
500円で販売された約140人分のチケット代と募金は、6月末までにたかずやの里へ届けられるという事です。
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アクト・ジャパン 六道原工業団地の用地取得
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社アクト・ジャパンは、伊那市美篶の六道原工業団地の土地売買契約を伊那市と締結しました。
28日は市役所で調印式が行われ、アクト・ジャパンの青木伸栄(のぶひで)社長と白鳥孝市長が土地売買契約を交わしました。
アクトジャパンが取得した土地は、伊那市美篶の六道原工業団地のおよそ3,600㎡で、売買価格は4,400万円となっています。
アクト・ジャパンは、ハイブリッドICや液晶の部品を、南箕輪村の伊那工場で製造しています。
車の配線に使われる部品の量産などに対応できる設備を整えるために新たに土地を取得し、現在の伊那工場から移転します。
新しい工場は、延床面積2,000㎡、鉄骨平屋造を計画しています。
青木社長は「今いる従業員がそのまま働けるということもありこの場所を選んだ。従業員の生活を支えていけるよう何年できるかわからないが頑張っていきたい」と話していました。
白鳥市長は「近隣では今後国道153号バイパスの整備も進みアクセスも良くなる。伊那の地からさらに飛躍していただきたい」と話していました。
今回の移転に伴い、アクト・ジャパンでは5人の増員を予定しているということです。
着工は7月の予定で、来年3月の完成、操業開始を目指します。 -
年末特別警戒で征矢選手が1日署長
年末の事件、事故を防ぐ特別警戒が1日から始まりました。 伊那警察署は箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手を1日警察署長に任命し事件、事故の防止を呼びかけました。 1日は伊那市の伊那警察署で年末特別警戒出陣式が行われました。 1日警察署長に任命された征矢選手が「犯罪」や「交通事故」を投げ飛ばし撲滅を呼びかけました。 出陣式には伊那警察署のほか伊那交通安全協会、伊那防犯協会などから約100人が集まりました。 式が終わると署員らが管内をパトロールしました。 箕輪町出身で現在はプロレス団体WRESTLE―1に所属している征矢選手は伊那市内のスーパーで街頭啓発を行いました。 伊那警察署によりますと管内の刑法犯は今年10月末現在327件で去年の同じ時期と比べて62件減少していますが特殊詐欺については増加しているということです。 伊那署では年末特別警戒期間中、金融機関やコンビニエンスストアを中心に警戒を強化するほか夜間の取り締まりにも力を入れていくということです。
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箕輪町で長野県立歴史館出前講座 「伊那県」の歴史学ぶ
長野県立歴史館の出前講座が、箕輪町地域交流センターで25日に開かれ幕末から明治初期にあった伊那県の歴史を学びました。 県立歴史館学芸部長の青木隆幸さんが講師を務め伊那県の歴史について話しました。 伊那県は飯島町に県庁を置き管轄地域は現在の長野県の広い範囲に及んでいました。 青木さんは明治3年に県民ぐるみの大きな不正とされた「伊那県商社事件」を紹介しました。 当時多く流通していたにせ金の回収に乗り出した政府は、にせ金100両に対し本物の金30両と交換するよう県に命じました。 しかし伊那県はこれに背き民衆のためにと、にせ金100両を本物の100両と交換し、その資金調達のため「伊那県商社」の設立に動きだします。 しかしうまく資金が調達できなかったため政府が禁止しているにも関わらずオランダの商人から借金をし、その返済に税金を流用したというものです。 なぜ伊那県がこのような政策に走ってしまったのかについて青木さんは「民衆を救うためという強烈な自負が背景にあり、そこに伊那県の栄光と悲惨があった」と話していました。 講座は県立歴史館の出前講座として開かれたもので、箕輪町で開かれるのは去年に続き2回目となります。
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アセアン加盟国との交流事業で高遠中学校を訪問
東南アジアの10か国でつくるアセアン加盟国との交流事業の一環で、シンガポールなどの中学生が22日に伊那市の高遠中学校を訪れ3年生と一緒に和太鼓を演奏して交流しました。 高遠中学校を訪れたのは、シンガポール、マレーシア、ラオス人民民主共和国の中学1年生から3年生18人です。 この日は、高遠中3年生の太鼓の演奏を聴いたあと、一緒に演奏を体験しました。 独立行政法人国立青少年教育振興機構などがアセアン諸国との交流事業として毎年日本に中学生を招待していて、高遠中学校への訪問は4年目になります。 高遠中学校では、この交流会にむけて実行委員会をつくり歓迎会などの企画を自分たちで考えてきたという事です。 一行は、28日まで日本に滞在し24日には高遠町の歴史や文化を学ぶ散策を行ったという事です。
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ポーラ☆スター新体操 練習の成果を披露
伊那市と塩尻市に教室があるポーラ☆スターの新体操発表会が23日、伊那市民体育館メインアリーナで開かれました。 伊那教室は26回目、塩尻教室は24回目の発表会で約110人が日頃の練習の成果を発表しました。 ポーラスターは平成3年に設立され保育園児から高校生までがレッスンを受けています。 開設以来多くの選手が全国クラスの試合に出場し実績を残しています。 橋爪みすず代表は「子どもたちの成長は1年ごとめざましいものがあり大きく前進したことが感じられる。」と話していました。
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障がい者就職・雇用相談会 21社が面談
障がい者就職・雇用相談会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。 相談会には、障がい者およそ70人が参加し、企業の採用担当者と直接話をしていました。 ハローワーク伊那管内の障がい者の雇用状況は、平成28年6月現在、123社で前の年の同じ時期より2社多くなっています。 来年度からは、障がい者の法定雇用率が現在の2%から2.2%に引き上げられることになっていて、これまで50人につき1人だった割合が45.5人につき1人となります。 この影響もあり、今年の相談会には、去年よりも5社多い21社の県内企業が参加しました。 参加したある企業の担当者は「雇用率が引き上げられるということは、企業側が必要な業務を考えて、障がいがあるみなさんを雇用するという義務があると思う」と話していました。 ハローワーク伊那では「雇用につなげるのはもちろん、参加した企業が障がい者への理解を深める機会になればうれしい」と話していました。
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金属造形作家 角居康宏さんギャラリートーク
長野市在住の金属造形作家、角居康宏さんの作品展が開かれている伊那市高遠町の信州高遠美術館で、角居さんが作品について解説するギャラリートークが、18日に行われました。 会場には角居さんの作品50点が展示されています。 石川県出身の角居さんは、現在、長野市にアトリエを構え制作を行っています。 「はじまり」をテーマに制作を続けていて、高温で溶かしたアルミニウムから宇宙の始まりや人間の祈りなどをイメージした形を作り出しています。 こちらの作品は「秘密」というタイトルです。 「古代から現代まで人間がどのように世界をとらえてきたのかを表現した」と話していました。 角居さんの作品展は、12月10日まで信州高遠美術館で開かれています。
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第66回長野県縦断駅伝 上伊那が逆転で4連覇果たす
第66回長野県縦断駅伝の2日目が19日に行われ初日3位だった上伊那は逆転し4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 2日目の19日は午前8時に松本市をスタートし飯田市までの10区間98.5キロをタスキで繋ぎます。 上伊那は初日、トップの長野市と4分16秒差の3位でした。 4連覇を目指す上伊那は19日、地元17区で長野市を総合タイムで逆転し1位となりました。 伊那市山寺の中継点では2位の長野市と26秒差をつけてタスキを渡します。 その後全諏訪にトップを譲りましたが再び抜き返し中川村を走る21区で2位の全諏訪と2分近い差をつけ有利な状況に。 そのままリードを保った上伊那は、飯田合同庁舎に1位でゴールし、11時間52分52秒で4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 上伊那は2日目10区間のうち6つの区間で区間賞をとりました。 2位は全諏訪、3位は長野市となっています。
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リニア駅とJR飯田線の乗換新駅の計画を確認
リニア中央新幹線を地域振興に生かす伊那谷自治体会議が今日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、リニア駅とJR飯田線の乗換新駅の設置について確認されました。 伊那合同庁舎と県庁をインターネット回線でつなぎ会議が行われました。 飯田市の牧野光朗市長から、リニア駅とJR飯田線をつなぐ乗り換え新駅について提案があり、会議で確認されました。 それによりますと、JR飯田線の乗り換え新駅は、リニア駅周辺の区域からおよそ280メートルの場所に計画されています。 単線で、建設費は5億円から6億円程度が見込まれています。 今後は飯田市を中心にJR東海と調整をしていくとしています。 また、会議ではリニア駅と伊那谷各地とのアクセスについて協議しました。 伊那市の白鳥孝市長は「将来的に、中央道での自動車の自動運転技術の活用を視野に入れたらどうか」と提案していました。
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子どもの人権考える夕食会
伊那市で安価で食事を提供している「はぐくみ食堂」のおにぎりや味噌汁を味わいながら子どもの人権について考える夕食会が10日伊那市の伊那公民館で開かれました。 夕食会は来月茅野市で行われる、子どもの人権条約フォーラム実行委員会の南信事務局がその活動を広く知ってもらおうと開いたものです。 食事は伊那市荒井のコミュニティカフェセジュールが行っている「はぐくみ食堂」から提供されました。 「はぐくみ食堂」は誰もが共に食事を楽しむ場を作ろうと今年5月から始まり高校生以下は100円で提供されています。 月に一度のペースで行われ地元の農家から譲り受けた米や野菜なども食材に使われているということです。 会場には子どもサポートの団体や地域の親子が集まり子どもの支援のあり方などについて意見を交わしていました。 子どもの権利条約フォーラムは健康や学び、遊びなどが奪われない地域づくりを考えようと開催されます。 フォーラムは来月2日と3日に茅野市で開かれ子どもの権利を守る活動を行っている団体や自治体が全国から集まり協力と連携を進めていくということです。
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南箕輪村長杯少年サッカー大会 県内から16チームが参加
南箕輪村の村長杯少年サッカー大会が大芝総合運動場で3日に開かれ県内の16チームがトーナメント方式で優勝を争いました。 南箕輪FC.jrの保護者の会が主催し毎年開かれている大会で今年で30回目となりました。 青のユニフォーム南箕輪FC.jrは初戦、松本市のチームに勝利し2回戦は松本山雅の少年サッカーチームとの対戦になりました。 試合は地力に勝る山雅が冷静に得点を重ねて4対0で勝ち、南箕輪は2回戦で敗れました。 大会の結果、優勝は松本山雅となっています。 大会関係者は「大会を通してチームプレーの大切さや一丸となって優勝を目指す姿勢を学んで欲しい」と話していました。
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権兵衛トンネルで事故想定し訓練
国道361号・権兵衛トンネルで、トンネル内の事故を想定した訓練が、9日行われました。 訓練は、トンネルを通行止めにして行われました。 伊那側の入り口から300メートル付近で、トラックが対向車線にはみ出し、走行中の乗用車に正面衝突したとの想定で行われました。 運転手はともに軽傷・同乗者がともに重傷という想定です。 運転手が緊急電話を使って通報すると、トンネル内では事故発生を呼び掛けるアナウンスが流れました。 警察車両や救急車が到着すると、助手席のけが人を救出し、搬送していました。 また、事故車両からもれた燃料に引火して車両火災が発生したと想定して訓練が行われました。 トンネル内にある消火栓を活用し、県の職員が初期消火に当たりました。 その後、伊那側と木曽側の両側から消防車両が到着し、消火していました。 平成18年に権兵衛トンネルが開通してから、訓練は毎年行われています。 トンネルは、1日平均で、平日で3,800台、休日で4,700台通行しているということです。 道路を管理する木曽建設事務所によると、トンネル開通からこれまでに重大事故はなく、交通事故による通行止めもないということです。
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第1回いなっせ演劇フェス 4団体が出演
上下伊那や岡谷、佐久などで活動している個人や団体が出演する第1回いなっせ演劇フェスが3日、4日の2日間、伊那市のいなっせで開かれました。 劇団同士の交流や情報発信の場として伊那市生涯学習センターが企画し今年初めて開いたものです。 上下伊那や岡谷、佐久などで活動している4団体が演劇を披露しました。 このうち、伊那市を拠点に活動している劇団花野は、昭和初期を舞台にした喜劇を演じました。 1組の夫婦のもとに離婚を考えている女性が相談に訪れる場面を中心に夫婦の在り方を問う内容です。 会場には市内を中心に約80人が訪れました。 第2回は来年8月11日に開かれる予定で、来年1月から出演する団体の募集を始めるという事です。
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あんぽ柿の加工 最盛期
7日は立冬。暦の上では冬となりました。 東日本大震災で福島県から伊那市に自主避難した果樹農家・佐藤浩信さん一家は、福島の名産・あんぽ柿の加工作業に追われています。 東日本大震災の翌年に伊那市西箕輪に植えた柿は、今年初収穫を迎えていました。 20アールの畑に60本が植えられています。 今年は台風の被害を受け、何本か根元から倒れてしまいましたが、予想より多くの実が収穫できました。 植えられているのは平核無という品種の柿です。今年は1トンほど収穫できそうだということです。 ここ数日冷え込みが厳しくなってきたことから佐藤さんは収穫を急いでいました。 佐藤さんの自宅に隣接して柿の加工場があります。 山梨から仕入れた甲州百目という品種の柿もあんぽ柿に加工します。 佐藤さんの3男・孝樹さんが、加工作業を行っています。 佐藤さんは、福島県で、ギフト用の高級果物を主力商品として扱ってきました。 今年、あんぽ柿は、大手百貨店のお歳暮に採用され、8個で5千円の商品として販売されます。 加工場の2階は、窓がすべて開放できるようになっていて、風を当てて乾燥させます。 あんぽ柿づくりは今月1日から始まっていて、1か月ほど乾燥させると完成です。 販売は年内が勝負だということです。
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第1回高遠石工写真コンテスト
江戸時代に活躍した高遠石工の魅力を再発見する第1回高遠石工石造物フォトコンテストの表彰式が、2日、伊那市役所で行われました。 最優秀賞には、岡谷市の小口 照人さんの作品が選ばれました。 ライトアップされた建福寺の千手観音を写した作品です。 「ライトアップされ、これまでにない美しさをとらえた作品」と評価されました。 この日はそのほか、優秀賞や佳作など4人に表彰状が贈られました。 高遠石工石造物フォトコンテストは、江戸時代に活躍した石工の作品の魅力を再認識してもらいたいと、伊那市高遠町「日本で最も美しい村」推進委員会が、今回初めて開きました。 県内外の22人から47作品が寄せられ、9作品が入賞しました。 伊那市ではこれらの写真を、ホームページやポスター、切手シートなどで活用していきたいとしています。
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年賀はがきの販売 全国一斉に始まる
来年用の年賀はがきの販売が1日から全国一斉に始まり伊那郵便局でも早速買い求める人の姿がありました。 伊那郵便局では1日から年賀はがきのコーナーを設置し窓口ではまとまった枚数を買い求める人の姿がありました。 伊那郵便局では例年とほぼ同じ55万枚、市内郵便局では合計126万枚を販売する予定です。 色や絵付きのものなどがあり、日本郵便のHPでは、インターネットで絵柄などを作成し印刷したものを注文した人の自宅まで配達するサービスを行っています。 今年6月の郵便料金改定で、はがきは52円から62円に値上げされましたが、年賀はがきについては、来年1月7日投函分まで52円で差し出す事ができます。 年賀はがきの受け付けは12月15日からとなっています。
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2018信州総文祭に向けプレ大会で気運高める
高校文化部の全国大会「高校総合文化祭-2018信州総文祭」が、来年8月に長野県を会場に開かれます。 28日には、松本市のまつもと市民芸術館でプレ大会の開会式が行われました。 開会式では、「仕事で悩む若者が、ふるさと信州に帰省し自分を見つめ直す」というストーリーの演劇が行われました。 演劇のストーリーに合わせて県内の高校文化部の代表がダンスやパラパラ漫画、和太鼓などそれぞれの活動の成果をアピールしました。 プレ大会は、来年8月に行われる2018信州総文祭の本大会に向けて機運を盛り上げようと、県内各地で部門ごとに開かれるもので、この日の総合開会式には、高校生およそ750人が参加しました。 開会式の最後には、総文祭の実行委員長で伊那北高校2年の桐山尚子さんが、本大会の成功を祈ってあいさつをしました。 信州総文祭のプレ大会は、来年8月の本大会に向けて、3月まで県内各地で部門ごとに開催されます。
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台風22号 29日夜のはじめ最接近
台風22号は、29日の夜のはじめ頃、長野県に最も接近する見込みです。 長野地方気象台によりますと、30日の正午から30日の正午にかけての24時間降水量は、南部の多いところで70ミリになる見込みです。 最大風速は13メートルでやや強い風が吹くとしています。 台風22号は30日の未明までには温帯低気圧に変わる見込みです。 長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水、強風などに注意するよう呼び掛けています。
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飯田線と地酒をつなぐ呑みあるきトレイン
JR飯田線と沿線の蔵元の地酒をつなぐイベント“秋の呑みあるきトレイン”が28日行われました。 出発駅の伊那北駅では市内の4つの蔵元が参加者に地酒を振る舞いました。 このイベントは伊那市や飯田市などでつくるJR飯田線活性化期成同盟会が企画したものです。 伊那から飯田まで電車で移動しながらそれぞれの地域の地酒を味わおうというもので上下伊那から約70人が参加しました。 イベントでは伊那市のほか駒ヶ根市、飯田市でも途中下車しそれぞれの地域の地酒を楽しんだということです。 また飯田から伊那に戻った一行は市内で開催された信州伊那街道 秋の呑みあるきにも参加したということです。
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信州総文祭 郷土芸能部門プレ大会
来年8月に長野県で行われる全国高校総合文化祭のプレ大会が県内各地で行われています。 郷土芸能部門のプレ大会が22日、伊那市の伊那文化会館を会場に開かれました。 プレ大会には、県内の辰野高校と阿南高校の2校のほか、プロやアマチュアなど、太鼓演奏や伝統芸能に取り組む7団体が出場しました。 このうち辰野高校桜陵(おうりょう)太鼓部は、2曲を演奏しました。 また、地元からは、南箕輪村で活動する太鼓グループ「鼓龍(こりゅう)」と、伊那市富県で活動する歌舞劇団田楽座が太鼓や伝統芸能を披露しました。 全国高校総合文化祭・信州総文祭は、来年8月8日から10日まで、県内各地で開催されます。 本番も、伊那市の伊那文化会館で郷土芸能部門の大会が開かれる予定です。
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VC長野の笹川監督 リーグ優勝誓う
日本バレーボール2部リーグVチャレンジリーグⅠのVC長野トライデンツは21日伊那市で決意表明会を開き笹川星哉監督がリーグ優勝を誓いました。 笹川監督は会場に集まったスポンサーなど60人を前に11月から始まる今シーズンに向けて決意表明をしました。 VC長野は昨シーズン、日本バレーボール2部リーグ VチャレンジリーグⅠで3位と健闘しましたが1部リーグ昇格につながる入れ替え戦進出はなりませんでした。 今シーズンはVC長野と同じリーグの大分三好ヴァイセアドラーに所属していた田中挙章選手など4人が新たに加入しました。 田中選手は身長192センチのミドルブロッカーで1部のVプレミアリーグでプレーした経験もあります。 VチャレンジリーグⅠは来月4日に開幕しVC長野は岡谷市民総合体育館でつくばと対戦します。 リーグ優勝を目指すVC長野の今シーズンのスローガンは初志で来年1月20日と21日には伊那市民体育館でホームゲームが予定されています。
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「鹿検知コンペティション」1チームに特別賞
ドローンを使って鹿のはく製を探し出す「鹿検知コンペティション」の表彰式が21日に行われ東京都から参加した1チームに特別賞が贈られました。 特別賞を受賞したのは東京都から2人で参加した「Team ArduPilot JAPAN & エンルートM’s」です。 2人は、ドローンや自動車、船舶などの自動走行システムを開発しているチームのメンバーです。 2人が使ったドローンは、自動飛行しながら小型カメラで画像を撮影するもので、その画像から鹿のいる緯度と経度の位置情報を取得する仕組みです。 20日のコンペティションでは雨や霧などで全チーム同じ条件でフライトできなかったためフライトできた7チームを対象に審査が行われ、1チームに特別賞が贈られました。 4日間に渡り行われたドローン・フェスは21日で最終日となりました。伊那市では、ドローンを活用した地域課題の解決や事業の創出を進め、先進地として全国に発信していきたいとしています。
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来年用の年賀はがき 伊那郵便局に到着
11月1日の発売を前に、18日、来年用の年賀はがきが伊那市の伊那郵便局に到着しました。 午前11時、322箱128万8千枚の年賀はがきが伊那郵便局に到着しました。 辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市、宮田村、駒ヶ根市の一部の28局分の年賀はがきです。 局員は地域ごとに分けながら箱を積み上げていきました。 来年用の年賀はがきには、絵入や写真印刷用のほかに、戌年にちなんで犬のキャラクターが印刷されたものが採用されました。 到着したはがきは19日までに各郵便局に振り分けられます。 発売は11月1日、受付は12月15日からとなっています。
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農産物として 「桜」特産化へ
伊那市の観光資源の「桜」を、農産物として特産化しようという取り組みが高遠町や長谷で進められています。 食用として加工された「桜」の製品がこのほど完成し、17日にお披露目されました。 完成した製品は、桜の花と葉の塩漬け、桜の葉のミンチ、桜のペーストとソースです。 これらはすべて、菓子の原料として使われるものです。 この日はJA上伊那東部支所で製品がお披露目されました。 製品化したのは、桜を中心に取り扱う愛知県の原料メーカー山眞産業㈱です。 山眞産業では、主に和菓子や洋菓子に使われる、食用桜製品を開発、製造しています。 現在、神奈川県と静岡県の2か所の産地から仕入れていますが、生産者の高齢化が進み安定供給が難しくなる可能性があるため、平成24年に伊那市やJA上伊那に生産を打診しました。 打診を受けたJA上伊那東部支所では、40人の生産者に八重桜の苗木を配布しました。 今年の春、ある程度の出荷量が確保できるようになったことから、今回初めて製品化しました。 山眞産業の桜製品はアイスの「ガリガリ君」に使われるなど、需要が増える中、生産者が減っていることから伊那市に期待したいと担当者は話します。 山眞産業の今井宏典さんは「伊那の桜の花や葉を製品化して欲しいという声はこれまでに上がっていた。日本三大桜の名所として知られる高遠城址公園のある伊那市であれば生産拡大にも大いに期待している」と話していました。 反面、収穫に労力がいることから希望者がなかなか出てこないのも実情で、JA上伊那では講習会を開くなど、生産拡大を図っているということです。 JA上伊那東部支所の浦野孝一営農経済課長は「労力がかかるなど難しい部分もあるが、副業としての活用も可能なので、農家の方々の収入につながることをPRしていきたい」と話していました。 完成した製品は、伊那谷を中心に菓子材や業務用食品などの販売をしている、駒ヶ根市の㈱伊勢喜に卸されるということです。
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子どもたちの「満州開拓」 水田さん実体験語る
戦時中、満州の開拓を目的に国から送られた満蒙開拓青少年義勇軍について考えるシンポジウム「子どもたちの『満州開拓』」が14日、伊那市のいなっせで開かれました。 シンポジウムでは、満蒙開拓青少年義勇軍として、実際に満州へ行った駒ヶ根市の水田克己さんが実体験を話しました。 水田さんは昭和4年生まれの87歳で、昭和19年14歳の時に茨城県の訓練所に入所し、満州に渡りました。 満州では、開拓団の仕事よりも、毎日軍事訓練ばかり行っていたということです。 水田さんは「まだ14歳の子ども。手榴弾の訓練をさせられても投げたら遠くまで飛ばず、近くで爆発してしまう人もいた」と話していました。 満州で終戦を迎えた後は、旧ソ連軍の捕虜となり、寒さと飢えに耐える生活を1年間送ったということです。 水田さんは「夜、ワーワーと騒いでいた声が朝になると静かになっている。見てみると亡くなっているということもあった」と話していました。 水田さんは「義勇軍にいたことは恥ずかしくて人には言えない。馬鹿みたいなことをさせられた、という思い」と振り返っていました。 満蒙開拓青少年義勇軍は、戦時中、満州開拓を目的に国策として日本から送られた16歳から19歳の青少年たちのことです。 全国でおよそ10万人が送出され、このうち長野県からは最も多い6千600人が送られました。 シンポジウムは、県内持ち回りで行われているもので、遠くは岐阜、千葉、大阪など、県内外からおよそ100人が集まりました。
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森林づくり県民税 次期5年の方針案を県が説明
県が来年度以降も継続する方針を示している森林づくり県民税について次期5年間の基本方針案についての説明会が13日に伊那合同庁舎で開かれました。 県内4会場で開かれているもので林業関係者や地域住民、約60人が参加しました。 県は今年度末で課税期間が終了する森林づくり県民税について、来年度以降も継続する方針を示しています。 参加者からは、「松くい虫対策への補助を拡大して欲しい」といった意見や、「補助金の支給方法が立て替え払いで組合の経営を圧迫しているので、補助金の支払い時期を早めてほしい」などの要望があがっていました。 また、昨年度末で余った4億9千万円の基金については、計画的に有効な利用を求める声がありました。 説明会は、18日まで松本市や長野市でも開かれる事になっています。
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2校の交流の絆をシンボルマークに
伊那市の東部中学校が、タカトオコヒガンザクラの縁で交流を続ける宮城県仙台市の高砂中学校との絆を深めようと、両校の交流を表現したシンボルマークの作製が進められています。 10日は、高砂中学校の生徒およそ30人が東部中を訪れ、両校の交流の絆を目に見える形で表現しようと、シンボルマークの作製について意見を交わしました。 これまで考えてきたシンボルマークが両校から提案されました。 東部中では、それぞれに植えられた4本の桜を表現したシンボルマークなど3つが提案されました。 高砂中からは、東部中と高砂中を結ぶ桜の後ろに虹が表現されたシンボルマークなど3つが提案されました。 生徒からは、「それぞれの絆がひと目でわかるようなシンボルにしたい」といった意見が出されていました。 東部中の桒原泰成(くわばらたいせい)会長は「シンボルマークを見れば、高砂中は東部中のことを、東部中は高砂中のことを思い出すような、そんなものができればうれしい」と話していました。 高砂中の橋浦陽之介(はしうらひろのすけ)会長は「交流がひと目で分かって、後世に引き継いでいけるようなマークにしたい」と話していました。 シンボルマークは、今後お互いの執行部で検討を重ね、早ければ年末に決まるということです。