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南ア 鹿食害対策シンポジウム
南アルプスの鹿による食害対策についての調査、活動報告を行うシンポジウムが、25日、信大農学部で開かれた。
シンポジウムは、伊那市や信州大学、南信森林管理署などでつくる、南アルプス食害対策協議会が開いた。
協議会では、ニホンジカによる食害から貴重な高山植物を守るため2008年から防護柵を設置するなどして対策を行ってきた。
25日は、それらの活動の調査報告が行われ、信大農学部の渡辺 修准教授は、柵を設置した仙丈ヶ岳馬ノ背で、かつて見られた植生が復元されたと、柵の効果を報告した。
協議会では、来年度も引き続き鹿対策として、南アルプス林道の大平山荘周辺へのロープの設置や、飯田エリアでの防護柵の設置をする計画。 -
伊那消防組合議会3月定例会
伊那消防組合議会3月定例会が26日開かれ、総額で約11億5800万円とする平成22年度一般会計予算案が原案通り可決された。
伊那消防組合の一般会計予算は総額約11億5800万円で、今年度より1.9%少なくなくなっている。
予算には、中南信地域の消防広域化について検討している消防広域化協議会への負担金約92万円も含まれている。
これに対し、箕輪町の議員から、「本当に中南信で一本化すべきか関係市町村に意向調査を行うべき」として、負担金をいったん予備費に移す修正案が提出された。しかし、修正案は否決され、平成22年度一般会計予算案は原案通り可決された。 -
伊那と木曽 ビジネスマッチングプラザ
国道361号をキーワードに広域的なつながりで新たなビジネスチャンスをつかもうと、おととしから交流をしている伊那・木曽・高山地域ビジネスマッチングプラザ。伊那地域の炭と木曽地域の石鹸が融合した新しい商品が生まれた。
箕輪町にある株式会社伊那炭化研究所の炭を細かく粉状にして、塩尻市贄川(にえかわ)の化粧品製造販売業、友絵工房が石鹸にした。試作品が出来上がった段階だが、商品化を目指して本格的に取り組んでいくという。
伊那・木曽・高山ビジネスマッチングプラザは、おととし、権兵衛トンネルが開通したことをきっかけに、伊那木曽地域の企業が参加してスタート。去年からは、岐阜県高山市の企業も加わった。
26日は、伊那市内で4回目の交流会が開かれ、各地域から20社が出席し、自社製品を売り込むとともに、新商品開発や販路拡大に向け交流した。
マッチングプラザを主催している伊那商工会議所では、「伊那から高山までの国道361号をキーワードにして、地域経済の活性化につなげていきたい」としている。 -
インフル専用電話一時休止
長野県は、新型インフルエンザの流行が収まりつつある事から、専用電話での相談を一時休止し、24日から一般の健康相談電話などで受け付ける。
長野県によりますと、定点医療機関あたりの報告数が、流行の目安となる1.0を下回り流行が収まりつつあるとして、新型インフルエンザの専用電話を一時休止し24日から一般の健康相談電話などで受け付けます。
3月の相談件数は、第1週で1日平均0.6件、第2週で1日平均0.3件と大きく減少しているという。
今後は、各保健所の通常健康相談で対応するということで、伊那保健所では、電話76竏・837で受け付ける。 -
小平選手母校で凱旋報告会
バンクーバー冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した小平奈緒選手が23日、母校の伊那西高校を訪れ後輩達から祝福を受けた。
23日は終業式の前に小平選手の凱旋報告会が行われた。
1、2年生およそ350人が講堂に集まり大きな拍手で小平選手を迎えた。
小平選手は茅野市出身で伊那西高校を2005年に卒業した。
バンクーバー冬季五輪では1000m、1500mで5位入賞、スピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した。
生徒会長の大島知恵(ともえ)さんは「世界で戦う厳しさに挑戦しつづける先輩を尊敬します。これから応援し続けるので頑張ってください」と挨拶した。
小平選手は「オリンピック前には横断幕を、また本番でもたくさんの応援をありがとうございます。高校時代はとにかく学校が楽しくて友だちや先生と話している時間が楽しかった。伊那西高校は、大切な居場所だった。 苦手な科目は、英語と数学で、授業は耐え難い試練だった。でも耐え難い試練に耐えて勉強してきたおかげで、今、外国の選手とも英語でコミュニケーションとれるようになった」と話しました。
生徒達からは、小平選手に花束等が贈られ全校生徒が校歌を歌って祝福していた。
小平選手は生徒達と記念撮影などをして交流を深めていた。 -
村井知事と語るつどいIN宮田
村井仁長野県知事と語るつどいが19日、宮田村の村民会館で開かれ、地産地消をテーマに地元住民と語り合った。
19日は、上伊那地区の農家や学校給食関係者など約150人が集まった。
最初に村井知事と料理研究家の横山タカ子さんが地産地消について話した。
村井知事は、「上伊那はさまざまな農作物が取れ、地産地消を実現できる環境に恵まれている」とし、「学校給食に地元食材を取り入れたり、産直市場が多数あるなど、地産地消にも力を入れている」と話した。
横山さんは、今はハウス栽培で一年中食べられる野菜が多いことに触れ、「地域の旬の食材を3度の食事で食べることに勝るものはない。ぜひ地元の食材を食卓にあげるようにしてほしい」と訴えた。
また、上伊那で地産地消の推進に取り組んでいる関係者による意見発表もあった。
そのうち、伊那市長谷で農家民宿「未来塾」のおかみ、市ノ羽 幸子さんは、野生動物による農作物被害が深刻で、年をとった農家が野生鳥獣の被害にあって農業をやめることが増えていると話した。
これに対し、村井知事は、「何か手立てがあればとは思っているが、シカやサルを防ぐ柵の中で人間が耕作をする時代。深刻な問題と考えている」と答えていました。 -
公立高校 後期選抜の合格発表
県内の公立高校の後期選抜の合格発表が19日行なわれ、全県で1万1,244人に喜びの春が訪れた。
伊那市の伊那北高校では、午前8時30分に合格者の受験番号が掲示されると、発表を待ちわびた受験生たちが、掲示板を取り囲み、自分の番号を確認していた。
番号を見つけると、仲間たちと喜びあったり、携帯電話のカメラで写真に収めていた。
伊那北高校は、普通科204人の募集に対し199人が、理数科4人の募集に対し10人が受験し、普通科には、204人、理数科には4人が合格している。
合格者が募集人員に達しなかった全日制の35校、定時制の16校、多部制の2校では、再募集が行なわれる。
上伊那では、辰野高校、高遠高校、赤穂高校、駒ヶ根工業高校、箕輪進修高校で行われる。 -
上伊那3高校で前期選抜実施せず
各高校に実施の判断をゆだねられていた来年度の高校入試前期選抜について、上伊那では、伊那北・伊那弥生ヶ丘・赤穂の3校の普通科が実施しないことを決めた。
18日開かれた県教育委員会定例会で発表された。
発表によると、上伊那8校では、伊那北高校の普通科・伊那弥生ヶ丘高校普通科・赤穂高校の普通科が前期選抜を実施しないとしている。
県教育委員会では、前期選抜で不合格となる生徒が多いことや、合否判定の基準があいまいであることなどから、実施について各高校に判断をゆだねていた。
県内の高校84校のうち、実施するのは56校、実施しないのは16校、学科により異なる高校が12校となっている。
なお、全日制のすべての職業学科・特色学科で前期選抜が実施され、前期選抜を実施しない28校はすべて普通科となっている。 -
5人の仕事展
陶芸や染色などの5人の作家による仕事展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、陶芸、染色、トンボ玉、革工芸、粘土工芸の5つのジャンルの作品が並んでいる。
この展示は、イベントなどで知り合ったという上伊那や愛知県の作家5人が開いていて、今年で4年目。
それぞれの作家が手掛けた新作を発表する場で、毎年この時期に開いている。
5人のうちの一人、南箕輪村の角田まち子さんは、トンボ玉を展示している。
今回出品しているのは、トンボ玉を使ったネックレスなどで、冬の間に作りためた作品。
この5人の仕事展は22日(月)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。 -
二胡コンサート
中国を代表する民俗楽器、二胡のコンサートが12日、伊那市のいなっせで開かれ、哀愁を帯びた独特な音色が聴衆を魅了した。
コンサートを開いたのは、伊那や岡谷、茅野の二胡教室で学ぶ生徒たちで、中国ハルピン出身の二胡奏者、劉鉄鋼(りゅう・てっこう)さんが指導している。
中国やアメリカ、イギリスの民謡、日本の童謡、劉さんのオリジナル曲など19曲を披露した。
教室で学ぶ40人がそろいの衣装で演奏し、独特の音色が会場に広がっていた。
指導者の劉さんは、ハルピン師範大学の音楽教育学部を卒業後日本に渡り、二胡教室を開く傍ら作曲・演奏活動を行っている。
いなっせのホールは満員となり、アンコールに次ぐアンコールで、訪れた人たちは二胡の世界を堪能している様子だった。 -
長野県公衆衛生専門学校 卒業式
長野県公衆衛生専門学校の卒業式が11日行われた。
この日は、2年間の課程を終えた18人ひとりひとりに卒業証書が渡された。
長野県公衆衛生専門学校では、歯科衛生士を目指して、学生が、講習や実習に励んでいる。
専門学校の中村好昭校長は、「長野県は、県民だれもが生き生きと暮らせる健康長寿を目指していて、口腔衛生が果たす役割は大きい。口腔衛生の普及と向上の担い手として、皆さんの奮闘、活躍を願っている」と式辞を述べた。
また、卒業生を代表して、喬木村の 平栗華鈴さんは「2年間を仲間とともに乗り越えてきたことが成長につながった。目標とする歯科衛生士に近づけるよう日々努力したい」と感謝していた。
18人は、7日に、歯科衛生士の国家試験を受験していて、25日には合格発表がある。
18人はそれぞれ、県内外の鹿診療所などに就職が決まっていて、国家試験に合格すれば、来年度から歯科衛生士として活躍することになっている。 -
地デジ移行あと500日
来年7月24日のアナログ放送終了まであと500日となった11日、長野県庁で村井知事らが参加してイベントが開かれた。
長野県や信越総合通信局などの関係者約50人が出席し、500日前イベントが県庁で開かれた。
アナログ放送が止まり、テレビの地上デジタル放送への完全移行まであと500日と迫ったことから、地デジへの切り替えを県民にアピールしようというもの。
ケーブルテレビで地デジを見る場合は、デジタルテレビに替えるか、専用のチューナーを取り付ける必要がある。
県では、65歳以上の高齢者のみの世帯、13万世帯に特に重点を置いて今後地デジへの切り替えを進めていくという。 -
県ソフトボール協会役員総会
長野県ソフトボール協会の平成22年度の役員総会が、7日、伊那市のいなっせで開かれ、新年度の事業計画案などを承認した。
7日は、県内から各地区の代表者約80人が集まり、来年度の事業計画などが承認された。
来年度は、協会としては最も規模が大きい大会、「中日本総合男子選手権大会」が8月に伊那市で開催される予定で、北信越や東海地区から集まったチームが試合を展開する。
また、4月29日の任期満了をもって、伊那市長を引退する小坂樫男市長は、現在ソフトボール協会の会長も務めていますが、市長退任と同時に、会長も退任する。
小坂会長は、「14年間会長を務めてきたが、ソフトボールは老若男女問わずできる素晴らしいスポーツ。ソフトボールさらなる発展のため、ご協力をいただいたい」と話した。 -
信濃グランセローズがICT訪問
信濃グランセローズの選手らが、25日伊那ケーブルテレビジョンを訪れ、今シーズンの活躍を誓った。
この日は、木田 勇地域貢献担当マネージャーと、選手6人後援会関係者など、9人が伊那ケーブルテレビジョンを訪れた。
企業の訪問は、選手達にプロの野球人として、また一社会人としてもルールやマナーを学んでもらおうと、今年初めて球団が行っている。
今月に入ってから、県内各地の企業や地域メディアなど100社近くを訪問していて、最終的には130社ほどを回る予定。
選手らは、一人ひとり自己紹介をし、「今年は絶対に優勝します。」「伊那の皆さんによい試合ではなく、勝つ試合を見せます」などと意気込みを話していた。
北信越リーグが発足して3年たつが、グランセローズは3年間最下位と低迷が続いている。
木田マネージャーは「独立リーグに飛び込んだ選手達の懸命さ、思いを感じてもらいたい。地元で勝って、今年は優勝したい」と話していた。 -
南大東島 ダイトウオオコウモリ
沖縄県南大東島にいる国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているダイトウオオコウモリ。
南大東島第5次訪問団に同行した伊那ケーブルテレビ社員が撮影した。撮影したのは、24日の夜9時過ぎで、貴重な体験に訪問団一行は興奮気味だったという。 -
スギ花粉22日から飛散始まる
飯田保健福祉事務所は、22日から飯田下伊那地域でスギ花粉の飛散が開始したと24日に発表した。
スギ花粉の飛散が確認されたのは22日月曜日で、去年より8日遅く、例年並みだという。
今年の花粉飛散量は少なめと予想されているが、飯田保健福祉事務所では、天気がよく風の強い日には花粉が多く飛散するとして、花粉症の人は対策をとるよう呼びかけている。 -
カメラリポート~信州大学国際シンポジウム2010
中国、インドネシア、バングラデュシュ・・・
様々な国からきた信大農学部の留学生と地元の子供達との交流会が開かれた。
彼らは大学院で、森林政策や機能性食品など国際的なレベルの高い研究をしている。
母国に帰れば政府機関で働きながら国の発展のために欠かせない研究に携わるような優秀な人材だという。
そんな彼らのために信大農学部では、留学生が地域の人と交流ができる環境作りにも力を入れている。 -
確定申告始まる
平成21年分の確定申告の受け付けが16日から、全国一斉に始まった。
このうち、上伊那地域の申告会場となっている伊那市のいなっせにも、手続きをするため、大勢の人たちが訪れている。
初日の16日は自営業者などが窓口を訪れ、係員に教わりながらパソコンなどで所得税の申告をしていた。
所得税の確定申告は、自営業者や、給与が2千万円以上ある人が対象となる。
また、家を建てるためにローンの借り入れをしたり、10万円以上の医療費を支払った人は、税金の払い戻しを受け取ることができる。
所得税の確定申告は3月15日まで。 -
県スポーツクラブ ミニバス交流大会
長野県総合型地域スポーツクラブ・ミニバスケット交流大会が11日、伊那市民体育館で開かれた。
11日は県内の総合型地域スポーツクラブに加盟する9チームが参加した。
これは、県内各地にある地域スポーツクラブが主体となって、子ども達の地域を越えた交流を支援しようと初めて開かれた。
大会では、試合をする機会の少ない地域のチーム同士が対戦するように組み合せが行われ、各チームが2試合を行った。
また今回は、実戦経験の少ない低学年の子ども達にも試合を体験してもらおうと、低学年チームの試合も組まれた。
低学年の試合では、子ども達が自分の背よりも何倍も大きいゴール目がけて懸命にシュートを打っていた。
あるスタッフは「交流を通して地域を越えて、友達の輪を広げてもらいたい」と話していた。 -
上伊那中学生ロボコン大会
第7回上伊那中学生ロボットコンテストが、11日、伊那市のいなっせで開かれた。
7回目となる大会には、上伊那を中心に、7つの中学校から、53チームが参加し、アイデアを凝らした自作のロボットで得点を競った。
コンテストは、応用部門と授業部門に分かれ行われた。
応用部門は、ピンポン玉やゴルフボールを相手のコートに移したり、フェンスに置かれた筒の上に載せたりして得点を競った。
授業部門は、拾い集めた紙屑の数で得点を競った。
どちらの部門も制限時間2分で試合が行われ、子供達は、コントローラを使い、自慢のロボットを操作していた。
大会の結果、応用部門は阿智中学校の「オリラジII」。授業部門は駒ヶ根東中学校の「東D」が優勝した。
また、アイデア、技術ともに最も優れたロボットに贈られるロボット大賞には、箕輪中学校の「THE LAST POWER」が選ばれた。 -
公立高校入試前期選抜 県下一斉に実施
公立高校の前期選抜試験が9日、県内の各高校で一斉に行われた。
南箕輪村にある上伊那農業高校では、小雨の降る中、午前8時過ぎころから受験生が集まり始めました。
受験生は友人と会話をしながら、緊張をほぐしていた。
上伊那農業高校の前期選抜では、いずれの学科とも募集定員を2倍前後上回っている。
最も志願者数が多い生物工学科では、募集定員20人に対し、51人が志願していて、倍率は2.55倍となっている。
ある受験生は、「この日のために面接の練習をしてきました。頑張りたいです」と話していた。
前期選抜の合格発表は今月17日となっている。 -
綿半が県とレジ袋削減で調印
5日は県下統一のNOレジ袋デーです。
県下に15店舗を持つ綿半ホームエイドと県がレジ袋削減のための協定を締結し、店頭でPR活動を行った。
綿半スーパーセンター箕輪店では、店員が客にレジ袋が必要かどうかを確認しながら、対応していた。
県は、レジ袋削減やマイバックの普及に向けた活動に積極的に取り組んでいる小売業者と、レジ袋削減のための協定を締結している。
5日は、長野県庁で調印式が行われ、綿半ホームエイドが24社目として協定を締結した。
また5日は、協定の締結に合わせ、上伊那地方事務所の職員や地元の消費者の会のメンバーなどが、綿半の箕輪店前でレジ袋削減とマイバックの持参を呼びかけた。 -
信州フラワーショー
アルストロメリアなど、冬を代表する花々が県内各地から一堂に集まる「信州フラワーショー ウインターセレクション」が4日から、伊那市のJA南信会館で始まった。
ダリア、アネモネ、そして、アルストロメリア、会場には、冬を代表する花々、約380点が展示されている。
初日は、地元の竜東保育園の園児が招待され、花を見学した。
フラワーショーは、全農長野県本部などが毎年開いているもので、夏と冬の2回行われている。
生産技術の向上を目的に、品評会も行っていて、最高賞の農林水産大臣賞には、木曽町の有限会社・信州グリーンサポートが栽培したアルストロメリア、ボイジャーが選ばれた。
また、最高賞に次ぐ農林水産省農政局長賞には、伊那市の伊澤修司さんが生産したアルストロメリア、ピンクサプライズが選ばれた。
一般公開には多くの人たちが訪れ、色とりどりに咲いた花々を楽しんでいた。
信州フラワーショーは、5日まで、伊那市のJA南信会館で開かれる。 -
この春の花粉飛散 開始時期例年並み 量は少なめ
飯田保健福祉事務所は27日、飯田・下伊那地域の今春の花粉飛散予測をまとめた。
飛散開始の時期は、例年並み、飛散量は、例年より少なめとしている。
飯田保健福祉事務所によると、今年春の飯田・下伊那地域のスギ花粉の飛散が始まる時期は、去年の2月14日より遅く、例年並みの2月下旬と予測している。
今後の気象状況によっては、飛散開始時期が早まる事も考えられる。
また、スギ・ヒノキの花粉飛散量は、去年より少なく、例年より少ないとしている。
今年の1平方センチメートルあたりの花粉の数は、974個と予測していて、去年の6158個、例年の3488個に比べて少なくなっている。
飯田保健福祉事務所では、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの予防対策を行うよう呼びかけている。 -
高校入試志願者数第2回調査 発表
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、8日、発表された。
辰野高校は、普通科前期、64人の募集に対し58人、後期、96人に対し97人。商業科前期、20人の募集に対し30人、後期、20人に対し40人が志願している。
上伊那農業高校は、各科、前後期とも20人の募集で、生産環境科、前期40人、後期58人。園芸科学科、前期42人、後期 50人。生物工学科、前期49人、後期 53人。緑地工学科、前期39人、後期 47人が志願している。
高遠高校は、普通科前期48人に対し88人、後期72人に対し114人が志願している。
伊那北高校は、普通科前期36人に対し83人、後期204人に対し261人。理数科前期36人に対し53人、後期4人に対し46人が志願している。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科前期84人に対し151人、後期196人に対し298人が志願している。
赤穂高校は、普通科前期48人に対し91人、後期112人に対し155人。商業科前期40人に対し79人、後期40人に対し103人が志願している。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で、前後期ともに60人の募集で、前期77人、後期108人が志願している。
多部制の、箕輪進修高校は、普通I部前期、20人に対し33人。普通II部前期、20人に対し23人。普通III部前期、20人に対し5人。普通I・II・III部の後期は一括で60人の募集に対し91人。工業I部は、前後期ともに20人の募集に対し、前期16人、後期 15人が志願している。
なお、高校入試前期選抜は2月9日、後期選抜は3月10日に行われる。 -
寅年生まれの県内人口 17万3200人
長野県は、来年、年男・年女となる寅年生まれの人口をまとめた。
それによると来年、年男・年女となる県内の寅年生まれの人口は17万3200人。総人口に占める割合は8%で十二支の中では9番目。
内訳では、最も多いのは昭和25年生まれの60歳で、最も少ないのは大正3年生まれの96歳。 -
中央高速バスで「ひとりだけシート」試行
中央高速バスを運行する伊那バス株式会社など6社は、隣り合った2席分のまとめ売りを試験的に始めた。
これは、中央高速バスの「新宿から伊那・飯田」まで、隣りあった2席分を一人に対し、まとめて販売するというもので、その名も「ひとりだけシート」。
隣の人を気にすることなくゆっくりと乗車してもらおうと、中央高速バスを運行する6社が企画した。
ひとりだけシートは、通常の高速バス代にプラス千円の追加料金で購入することができる。
対象路線は新宿線で、乗車券は各バスターミナルなどで購入でき予約は1カ月前から行っている。
この乗車券が使えるのは12月29日から1月3日までを除く平日のみ。
ひとりだけシートが設定されている便は、上りの伊那バスターミナルを午前4時55分発と午後2時25分発、下りの新宿を6時50分発と午後12時30分発のみ。
ひとりだけシートは3月まで試験的に行い、それ以降については検討していくという。 -
伊那・木曽倫理法人会改組
企業経営者らが加盟している伊那倫理法人会は23日、伊那・木曽倫理法人会として組織を変更する式典を木曽郡上松町で開いた。
権兵衛トンネルの開通により、121社が加盟している伊那倫理法人会には、木曽からも13社が参加している。
今回さらに7社が加わり21社になったが、独自の発足は厳しいため、伊那倫理法人会の組織を変更し、伊那・木曽倫理法人会とする。
式典には40社が出席し、新たな出発を祝った。
役員への辞令交付に続き、大槻晃会長が、「新たな出発点にしたい」とあいさつした。
倫理法人会は、豊かな人間性を備えた経営者の育成などを理念に掲げ、学習などに取り組む団体で、全国で5万5千社が加盟している。
県内には19の組織があるが、2つの地域で1つの組織を構成するのは、全国的にも珍しいという。 -
放浪の系譜~ 井月の資料展示会
伊那市美篶の青島交流センターで25日、漂泊の俳人・井上井月の残した句や地元画家が描いた井月の絵などの展示会が開かれた。
この展示会は、放浪や漂泊、遊行に焦点を当て、松尾芭蕉や井月の思想への理解を深めるイベント「放浪の系譜」縲恚轤ゥら井月まで縲怩フ一環で行われたものです。
今日は関係者や一般など約30人が井月ゆかりの品を見学した。
並んだのは、井月と交流のあった地元の画家、橋爪玉斉の子息が保管している資料。
井月は玉斉の家を訪れては、句を残していったという。
25日は2点しか確認されていないという、玉斉が描いた井月の絵のひとつが展示され、参加した人たちが貴重な資料に見入っていた。
イベントは27日までいなっせで行われ、井上井月など放浪や漂泊に関する映画の上映や講演が行われる予定。 -
県立高校入試新型インフル対策
ワクチン確保できない場合 追試験実施長野県教育委員会は、新型インフルエンザへの対応として、本年度、県立高校を受験する中学3年生全員分のワクチンが確保できない場合、追試験を実施する方向性を示した。
これは17日県庁で開かれた教育委員会12月定例会で示された。
教育委員会では、1月下旬を目途に、患者の発生状況、ワクチンの接種状況を見極め、追試験の実施を判断するという。
追試験は後期選抜のみ実施され、後期選抜の学力検査が予定されている来年3月10日から6日後の3月16日を候補日として挙げている。