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華道家元池坊の巡回講座
華道家元池坊の巡回講座が25日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
25日の講座にはおよそ90人が訪れました。
講師は京都の池坊中央研修学院の三浦大生さんが務め、いけばなのデモンストレーションを行いました。
講座は毎年、全国180ヵ所で開催しています。
三浦さんは「花をいけることは人と花が共存することです。花も人も美しくという理想を表現したものです」と話していました。
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地域で交流 春近マルシェ
伊那市西春近とその周辺の事業者や農家などによる春近マルシェが25日西春近のテガミスタジオ駐車場で行われました。
春近マルシェは子どもから大人までが気軽に楽しみながら交流する地域密着型イベントとして住民有志が行ったものです。
伊那市西春近を中心に東春近、富県、宮田村から10店が出店しました。
会場では子ども用の粘土を使ったワークショップが行われたほかインテリアとして使われる流木や農産物が販売されました。
春近マルシェは住民有志代表で西春近の農家、池上真弓さんらが企画したものです。
同じ西春近でレンタルスタジオなどの事業を行うテガミスタジオ代表の影山健二さんが協力することとなり会場を提供しました。
春近マルシェは伊那市協働のまちづくり交付金が活用されていて年度内にあと4回開催するということです。
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熱中症で20代男性1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと25日午後4時現在、伊那市の20代男性1人が熱中症とみられる症状で市内の病院に搬送されたということです。軽症だということです。
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テキスタイルデザイナー 平沢健太さん作品展
布を使った作品を制作している宮田村出身で伊那市在住の平沢健太さんの作品展が、西春近のコーヒーショップで開かれています。
会場には、平沢さんが制作した布を使った作品が展示されています。
平沢さんは、現在26歳です。東京造形大学・大学院で6年間布に関するデザインを学びました。
東京で就職する予定でしたが、コロナ禍の影響で内定が取り消しとなり、地元に戻り、働きながら作品を制作しています。
こちらの作品は、70センチ四方のパネルに、スプレーなどで描かれた壁の落書きが表現されています。
ウールやビニールの紐を使い、二重織という技法で織られています。
こちらはオリジナルの柄がプリントされたシャツです。
タイトルは「右往左往」で、地元に戻ってきてからの自分の状況をデザインに落とし込んだということです。
平沢さんの作品展は西春近のコーヒーショップ「HARU COFFEE」で25日まで開かれています。
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高遠野球部感動をありがとう!
夏の全国高校野球長野大会で活躍した高遠高校野球部に地域住民の感動や感謝の気持ちを書いてもらう「寄せカード」が、伊那市高遠町の旧中村家環屋などで24日から始まりました。
高遠高校野球部は創部以来初めてのベスト4に進み、惜しくも松商学園に6対8で敗れました。
大活躍した高遠高校野球部に感動や感謝の気持ちを書いてもらい、大きなパネルにして贈呈しようと、環屋と伊那市地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんが共同で企画したものです。
24日から地元のコンビニエンスストアなどに回収ボックスを設置しメッセージを寄せてもらいます。
回収BOXとメッセージカードの設置は、28日までとなっています。
設置場所は、ニシザワ高遠食彩館・環屋・セブンイレブン伊那笠原店と高遠小原店で市役所と高遠町総合支所は26日からとなっています。
集めたカードはパネルに貼って高遠高校野球部に贈るということです。
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伊那地域最高気温35.5度で3日連続猛暑日
伊那地域の21日の最高気温は35・5度と3日連続の猛暑日となりました。
伊那地域は、午後2時14分に35・5度を記録し、3日連続の猛暑日となりました。
また、県内に30ある観測地点の中で伊那市が最も高い気温となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、伊那市の80代女性1人と、箕輪町の70代女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度はともに中等症だということです。
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高遠高校22日準決勝
夏の全国高校野球長野大会で準決勝に駒を進めた伊那市の高遠高校は22日、第一シードの松商学園と対戦します。
22日の午前中、高遠高校のグラウンドでは練習が行われていました。
夏の大会で初めてシード権を獲得した高遠は初戦、阿智に11対4、3回戦は田川に8対1、4回戦は、飯田OIDE長姫を10対4で破り1985年の創部以来初めてのベスト8進出を決めました。
高遠の快進撃は続き、準々決勝は、上田染谷丘を10対3で破りました。
選手たちは22日、投手と内野の連携プレーの確認などをしておよそ4時間、汗を流しました。
準決勝で対戦する松商学園とは、春の県大会で対戦していて、13対2で敗れています。
高重陽介監督は、「相手より先に仕掛ける展開を作っていきたい」と話していました。
また、井澤伶央主将は、「リベンジしたい」と意気込んでいます。
快進撃を支える選手がいます。
3年生の小松洸稀君です。
中学生から野球を始めた小松君は、高重監督のもとでプレーしたいと思い入部しました。
高遠高校では、公式戦で勝つために何ができるかを自分で考えることをモットーにしていて小松君は、選手にしか出来ないサポートをしようと考えました。
誰よりも早くグラウンドに来て整備などの準備を行います。
あと2勝で甲子園出場となる高遠は、22日の午前9時30分から松本市野球場で松商学園と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、22日の午後5時15分から臨時ニュースで試合結果などをお伝えします。
尚、試合の模様は午後7時から122chで録画放送します。
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1学期終業式 あすから夏休み
上伊那の多くの小中学校で21日1学期の終業式が行われ、子供たちはあすから夏休みを迎えます。
このうち、伊那市の手良小学校では、1学期の終業式が体育館で行われました。
1、2年生の代表児童は、1学期に取り組んだことを発表しました。
浜田康敬校長は、「勉強やスポーツ、お手伝いなど努力する事が大切です。そして常に新しい事に挑戦するよう心掛けて下さい」と話していました。
1年生の教室では、子ど達が担任から初めての通知表を受け取っていました。
席に戻ると、通知表に書かれた担任からのメッセージなどを読んでいました。
子ども達は夏休みにやりたい事や目標を発表しました。
手良小の夏休みは、あすから8月18日までの28日間となっています。
伊那市、箕輪町、南箕輪村では25小中学校が明日から夏休みです。
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東ティモール選手団 8人が濃厚接触者に
13日から20日まで伊那市で東京オリンピックの事前合宿をしていた、東ティモール選手団10人のうち、8人が新型コロナウイルスの濃厚接触者だった事がわかりました。
伊那市によりますと13日に来日した際に乗っていた飛行機で新型コロナの陽性者の近くに座っていたため、濃厚接触者に指定されたと言う事です。
市と選手団は17日に県から連絡を受け、その後は全ての練習を中止し、ホテルに滞在していたと言う事です。
市では滞在期間中、毎日選手団や職員のPCR検査を行い、全員が陰性だったと言う事です。
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東春近小5年スマート農業を学ぶ
伊那市の東春近小学校で、最新技術を使って農業の効率化を図るスマート農業の出前授業が21日、行われました。
この日は、東春近小学校5年生51人が、スマート農業を実際に見学したり体験したりしました。
これは、伊那市がスマート農業について知ってもらおうと行った出前授業です。
ラジコンで動かす草刈り機です。
傾斜が45度までの斜面の草を刈ることができます。
空中撮影ができるドローンです。
上空から、田んぼや畑の大きさ、草の生え方を観察することができます。
スマート農業は、ロボットや情報通信技術を使って省力化や精密化を図る農業のことです。
伊那市は、この技術を使って作業の効率化を目指しています。
現在米作りを行っている東春近小5年生は、今回の授業を活かして農業に関する学習を進めていくということです。
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小林研一郎さんコンサート 伊那文でパブリックビューイング
長野県の芸術監督で世界的指揮者の小林研一郎さん率いるオーケストラコンサートのパブリックビューイングが、4日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
パブリックビューイングは伊那文化会館大ホールで行われ、約200人が訪れました。
長野市のホクト文化ホールでのコンサートの様子をインターネット回線で伊那文化会館と結びました。
映像は、大ホールの横12メートル、縦6.7メートルの大型スクリーンに業務用プロジェクターで写し出しました。
音は、会館スタッフが工夫を凝らして、コンサート会場にいるような臨場感を作り上げました。
演目は、シベリウスのフィンランディア、サラサーテのツィゴイネルワイゼン、そして、ドボルザークの新世界で、演奏が終わるたびに会場からは、大きな拍手が送られていました。
長野市と伊那市のホールを結んだ今回のパブリックビューイングに関係者は、「今後に期待が持てる新しい取り組みだった」と手応えを感じている様子でした。 -
伊那市が16歳~54歳までの新型コロナワクチン接種クーポン発送
伊那市内に住む16歳から54歳の人への、新型コロナワクチンのクーポン券の発送が20日に行われました。
クーポン券は対象となる16歳から54歳の伊那市民およそ25000人に発送されます。
ワクチンの予約開始時期は年齢別に分かれていて、50歳から54歳までの人の予約開始は来月上旬から、40歳から49歳までの人が来月中旬から、30歳から39歳までの人が9月中旬から、16歳から29歳までの人が9月下旬からとなります。
ワクチン接種は予約開始後のおよそ1週間後から始まるということです。
ワクチン接種の会場や予約方法は、発送されたクーポン券に同封されています。
また、予約開始前には対象者へハガキでお知らせするということです。 -
入野谷在来種を焼畑で栽培
南箕輪村の信州大学農学部は、20グラムの種から復活させた地域在来のそば「入野谷在来種」を焼畑で栽培し、どのような食味の変化や優位性が得られるか実証実験を行います。
20日は信州大学農学部の植物遺伝育種学研究室の学生・大学院生およそ20人が伊那市長谷非持山の畑で、間伐された広葉樹の枝を焼きました。
畑を、土の上で木を燃やした区画、別の場所で燃やした灰をまいた区画、何もしない区画の3種類に分け、そばの生育や味を比較します。
長谷では昭和20年代まで焼畑でそばが栽培されていたということですが、炭焼きなど山の利用が少なくなったことや、化学肥料使用などの理由で行われなくなりました。
信州大学農学部では、焼畑でのそばの特徴や優位性を分析しようと、実証実験を行います。
伊那市のミドリナ委員会と地域振興に取り組む長谷さんさん協議会は、森林資源を活用してよりプレミアムなそばを栽培したいと、信大農学部に協力を呼びかけ、今回実験が行われることになりました。
中心メンバーのそば店壱刻の店主で信州大学農学部の大学院に通う山根健司さんです。
火入れが終わると、入野谷在来の種を1区画に80グラムずつまきました。
収穫は9月末の予定で、製粉して成分や食味について調査するということです。
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伊北リトルシニア全国へ
南信地区の中学生が所属する硬式野球チーム伊北リトルシニアが、25日から福岡県で開かれる全国大会に出場します。
伊北リトルシニアは、平成14年に創設されました。
岡谷市から伊那市に住む中学生が集まるチームで、31人のうち放送エリア内では伊那市が7人、箕輪町、南箕輪村がそれぞれ6人所属しています。
伊北リトルシニアは5月にリトルシニアの信越連盟の春季大会で4位に入り、全国大会出場を決めました。
今年は、3年生を中心とした粘り強く戦えるチームだということで、全国大会では、まず1勝を目標としています。
全国大会は、25日に福岡県で開幕します。
伊北リトルシニアは初戦、26日に宮崎県の代表チームと対戦することになっています。
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高遠高校野球部を町内店舗が応援
全国高校野球選手権長野大会で伊那市高遠町の高遠高校が初のベスト4に進出しました。高遠町内の店舗ではベスト4にちなんだセールや応援ボードの設置など選手たちを後押ししています。
高遠高校の近くにあるニシザワ高遠食彩館です。
高遠食彩館ではベスト4進出を祝うポスターを店内に飾りました。
握り寿司セットやコロッケなど20の商品をベスト4にちなんで価格を444円に設定して応援セールを行っています。
さらに勝ち進めばセールを続けていくことにしています。
千登勢菓子店でも店舗の外に応援ボードを設置して野球部の快進撃を応援しています。
準決勝は22日の午前9時30分から松本市野球場で松商学園と対戦します。
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伊那地域 気温36.1度 今季初の猛暑日
伊那地域の19日の最高気温は36.1度と今季初めての35度以上の猛暑日となりました。
伊那地域は、午後2時30分に36.1度を記録し、猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと、19日の県内は高気圧に覆われ、朝から気温が上昇しました。 -
山の日にあわせて山盛りフェス開催
8月8日の山の日にあわせて伊那飲食店組合が特別メニューを提供する山盛りフェスが7月25日から始まります。
19日は伊那飲食店組合の組合長であぶらや店主の宮沢幸一さんと役員で竜門の小阪洋一さんが山盛りフェスについて説明しました。
参加するのは伊那市と南箕輪村の18店舗で、テイクアウトが可能な店もあります。
このうち、あぶらやはまぐろの大盛り丼ぶりを提供します。
本まぐろ230グラムを使用し、2人前の量となります。
税込み1,600円です。
竜門は山盛りローメンを提供します。
普段は麺が3玉ですが、今回は4玉入るということです。
税込み2,400円です。
7月25日は信州山の日にあたり、山盛りフェスは、25日から8月11日までの期間で行われます。
参加店舗については伊那市のホームページに掲載される予定です。
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マザーグースパッチワークキルト展 かんてんぱぱホールで開催
伊那市や辰野町などで教室を開いている、マザーグースパッチワークスクールの作品展が、14日から伊那市のかんてんぱぱホールではじまりました。
展示されているのは、タペストリーやポーチなどおよそ85点です。
綿を布に挟んで柔らかい感触にするパッチワークキルトの作品は、ほとんどが手縫いで、約1年間かけて1枚の作品を完成させているということです。
1部の作品は販売されていて、訪れた人が作品を手に取り購入していました。
マザーグースパッチワークスクールは、伊那市や辰野町の教室におよそ30人の生徒が通っていて、2年に1度かんてんぱぱホールで展示会を開いています。
代表で辰野町の村上光子さんは「作者のエネルギーを感じながら、作品を鑑賞してもらい、買い物も楽しんでほしい」と話していました。 -
最高気温33.2度 3日連続真夏日
18日の伊那地域の最高気温は午後2時49分に今年1番となる33.2度を記録し、3日連続の真夏日となりました。
18日は高気圧に覆われた影響で気温が上がり、午後2時49分に33.2度と今年1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によると、21日までは気温が高い日が続くとして、熱中症に注意するよう呼びかけています。
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高遠高校野球部 創部初ベスト4
第103回全国高校野球選手権長野大会の準々決勝が松本市野球場で18日行われ高遠が上田染谷丘を10対3で破り創部以来、初めてのベスト4進出を決めました。
高遠は初回ノーアウト満塁のチャンスを作ります。
4番小池のタイムリーツーベースで2点を先制します。
さらに7番小松のヒットなどでこの回5点を奪います。
高遠は3回にも1点、5回にも2点を追加し、リードを広げます。
18日は日曜日ということもあって球場には多くの地元の人たちも応援にかけつけていました。
好投を続けてきたエース登内は5回裏に上田染谷丘の2番滝沢に3ランホームランを打たれます。
9回表には1アウト満塁の場面で3番湯田のタイムリーヒットで2点を追加し、10点目をあげます。
エース登内は5回に3ランホームランを浴びたものの、9回を155球1人で投げぬき10対3で勝ち、ベスト4進出を決めました。
勝った高遠は22日に第一シードの松商学園と対戦します。
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長野銀行にツバメの巣
伊那市坂下にある長野銀行伊那支店に、ツバメが初めて巣を作りました。
長野銀行伊那支店です。
駐車場に向かう途中、上を見てみると・・・
ツバメのヒナが親の帰りを待っています。
ツバメは先月巣を作り始め、2週間ほど前にヒナがかえりました。
巣は駐車場の入口にあるため、周囲が汚れないように対策をしていました。
ヒナはあと1週間ほどで巣立つと思われ、長野銀行ではその様子を見守るということです。
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長野県内で新たに6人新型コロナ感染確認
長野県内で17日、新たに6人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は17日連続でありませんでした。
県と長野市の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久・上田保健所管内でそれぞれ2人、長野保健所管内で1人、長野市で1人の、合わせて6人です。
上伊那の感染確認は16日連続でありませんでした。
17日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは5,081人で、入院しているのは23人、死亡したのは94人です。
また新たに長野保健所管内の30代女性1人の変異株への感染が確認されました。
この他に、これまでに変異株への感染が確認された人のうち、1人がデルタ株へ感染している事が確認されました。
県内でデルタ株への感染は累計で3人となっています。
また県は上田圏域の県独自の感染警戒レベルを1から2に引き上げ、新型コロナウイルス注意報を発出しました。
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東部中野球部 東日本大会へ
伊那市の東部中学校野球部は、来月茨城県水戸市で開催される東日本少年軟式野球大会に出場します。
東部中野球部は、1年生から3年生まで33人が所属しています。
17日は学校のグラウンドで練習を行いました。
東部中は11日に坂城町で開かれた県大会で初優勝し、東日本大会への出場権を手にしました。
エースの伊東颯君と主将でキャッチャーの酒井純矢君を中心に、守りでリズムを作るチームだと言う事です。
東日本大会は3年生にとっては最後の公式戦となります。
東日本少年軟式野球大会は来月13日から16日に茨城県水戸市で開催され27チームが出場します。
東部中の初戦は14日に群馬県代表と対戦する予定です。
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三峰川堤防復旧工事完了 説明会
国土交通省天竜川上流河川事務所は、去年7月の豪雨で被災した伊那市美篶の三峰川堤防の本復旧工事が完了したことから、白鳥孝市長に工事の内容などを現地で今日説明しました。
16日は、完成した伊那市美篶の三峰川堤防で河川を管理する天竜川上流河川事務所が工事の概要や復旧までの過程などを説明しました。
去年の6月30日から7月1日にかけての豪雨で伊那市美篶下県の三峰川堤防がおよそ120メートルにわたり崩落しました。
河川事務所は、去年7月から復旧工事を行いました。
コンクリートブロックを投入したのち盛土をしてブロック張りをしたもので延長は125メートルです。
また、通行止めが続いていた三峰川サイクリングロード・ジョギングロードは、今月3日から通行が可能となりました。
説明会の中で、天竜川上流河川事務所伊那出張所長の松村宏昭さんは、「大雨や強風の中での作業に苦労した」と話していました。
また、白鳥市長は「濁流の中で業者の皆さんが大型重機を入れて作業をしている姿を思い出した。
危険な状況下で堤防を守ってもらった」と振り返りました。
天竜川上流河川事務所によりますと今回の復旧工事により護岸を7メートルほど深くしたことで旧堤防より安全性が向上しているということです。
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KOAテイクアウトイベント
箕輪町に本社をおく電子部品メーカーKOA株式会社は、町内の飲食店を応援しようと社員向けのテイクアウトイベントを今日行いました。
ソースかつ丼やビビンバなど町内の飲食店10店舗がおよそ1200食を用意しました。
KOA株式会社では、新型コロナの影響で厳しい経営状況にある飲食店を支援するため、町が創設した補助金制度を活用してテイクアウトイベントを企画しました。
15日は、終業後の午後5時過ぎから社員レストランで販売が行われました。
社員およそ600人のうち350人が事前予約した商品を受け取っていました。
補助金やKOAの負担により各商品は、半額で販売され弁当や惣菜などを多く買い求める社員もいました。
KOA株式会社では、「今後も飲食店を応援するイベントを計画していきたい」と話していました。
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「入野谷在来」の商標登録を検討
「信州そば発祥の地 伊那そば振興会」の臨時総会が15日開かれ、20グラムの種から復活させた在来種のそば「入野谷在来」の地域団体商標の商標登録を検討していくことが確認されました。
15日は「信州そば発祥の地 伊那そば振興会」の臨時総会が市役所で開かれました。
今年1月に「入野谷在来そば」などが振興会が知らないところで商標登録の出願をされていたことなどから登録について検討していくことになりました。
登録を検討しているのは、「高遠そば」「入野谷在来そば」「入野谷そば」の3つです。
「高遠そば」「入野谷在来そば」「入野谷そば」は地域団体商標を、「入野谷在来そば」「入野谷そば」は地理的表示(GI)の登録も検討するとしています。
飯島進会長は「出願する母体をどこにするのか、早いうちに答えを出し、登録に取りかかっていきたい」と話していました。
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三六災害から60年 あの時私は・・・ 伊那市沖村隆さん
1961年、昭和36年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」から今年で60年となりました。
15日から9回にわたり、当時を知る人の証言をご覧いただきます。
初回は、伊那市の沖村隆さんです。
三六災害は1961年6月23日ごろから7月1日ごろにかけ、伊那谷の天竜川流域などで発生し、死者、行方不明者は136人、浸水戸数は1万8千戸以上にのぼりました。
※内容はいなテレ12動画をご覧ください。 -
高遠高校野球部が初のベスト8進出
第103回全国高校野球選手権長野大会の4回戦が県内4球場で14日に行われ、高遠が飯田OIDE長姫を10対4で破り創部以来、初めてのベスト8進出を決めました。
高遠は3回表、1アウト1・2塁のチャンスを作ると、4番小池のヒットで1点を先制。
さらに、スクイズで1点を追加します。
高遠は4回にも3点を追加し試合の主導権を握ります。
先発のエース登内は、5回まで2安打無失点で抑えます。
6回以降、飯田OIDE長姫に、4点を奪われるも、登内が9回まで投げ切り10対4で勝ちました。
高遠は創部以来、初めてのベスト8進出を決めました。
高遠は18日の正午から松本市野球場で上田染谷丘とベスト4をかけ対戦することになっています。
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東ティモール選手団リモート懇談
伊那市役所で15日、東ティモールオリンピック選手団と白鳥孝市長、林俊宏副市長が通訳を介してリモート懇談をしました。
懇談では選手3人が伊那市への感謝やオリンピックに向けての抱負を話しました。
陸上のフェリスベルト選手は「東ティモールの名前を一人でも多くの人に知ってもらいたい。」
競泳のイメルダ・フェリシタ選手は「参加することを夢見てきた。次の世代につなげていきたい。」
同じく競泳のジョゼ・ジョアオ選手は「自分のベストタイムを縮めたい。」と話していました。
白鳥市長からの「差し入れは何がいいですか」との質問には「寿司がいいです。」と答えていました。
競泳の選手2人は東ティモールでは練習の環境が整っておらず伊那での練習環境を喜んでいました。
競泳の2人は「応援してくれる市民の皆さんには会えないが練習場所にメッセージなどを飾ってくれてうれしい。」と話していました。
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伊那民泊協議会設立
伊那民泊協議会の設立総会が29日伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
設立総会には市内で学生や海外からの旅行者などの受け入れを行っている農家約20人が出席しました。
会長には伊那市高遠町で農家民宿ふくがみを営んでいる福神淳さんが選ばれました。
また協議会では会員相互の情報共有によりおもてなしの心、受け入れ技量の向上を図るとする会則が定められました。
市内の農家民泊は経営者の高齢化などにより減少傾向にあるということで協議会では新たな経営者の掘り起こしを図っていくとしています。