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東ティモール五輪代表が練習公開
東京オリンピック男子陸上東ティモール代表選手の練習が15日に伊那市陸上競技場で行われました。
東京オリンピック男子陸上1,500メートル東ティモール代表のフェリスベルト・デ・デウス選手の練習が報道関係者に公開されました。
撮影は新型コロナ感染防止のため、競技場の外やスタンドからとなりました。
選手団は13日に伊那市に到着し、事前合宿をしています。
フェリスベルト選手は22歳で、今回が初のオリンピック出場となります。
午前中に行われた練習では400メートル、300メートル、200メートルを5本ずつ走っていました。
合宿中は毎日4時間ほど練習を行うということです。
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東ティモール選手団 伊那で事前合宿
東京オリンピックに出場する東ティモールの選手団が事前合宿のため、13日伊那市に到着しました。
13日午後6時30分過ぎ、宿泊先となる高遠さくらホテルに東ティモールの選手団10人を乗せたバスが到着しました。
ホテルの玄関では、住民や市の関係者などおよそ30人が選手たちとの距離を十分とるなど感染対策をして出迎えました。
東ティモールからは3人がオリンピックに出場します。
出場するのは競泳の50メートル自由形に男子と女子それぞれ1人と、陸上の男子の1,500メートルに1人です。
選手団の代表で東ティモールオリンピック委員会のマテウス委員長は「オリンピックに向けてしっかりと準備をさせて頂きます」と挨拶しました。
選手団は新型コロナ感染防止策として毎日PCR検査を行う他、一般の利用客と会わないようホテルの裏口から出入りを行います。
東ティモール選手団は20日まで伊那で事前合宿を行いその後東京の選手村に入る事にしています。 -
小中学校が東ティモールの選手を応援
新型コロナ感染防止対策として、東ティモール選手団と市民の交流イベントは中止となりましたが、市内の小中学校では、選手たちを応援しようとビデオメッセージの制作が行われています。
このうち伊那東小学校は全ての学年でクラスごとに応援メッセージを収録し、30分ほどの動画にして東ティモールの選手団に贈ります。
14日6年蘭組では、選手団に向けた応援メッセージと合奏を収録していました。
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い~なガイドの会第4期生養成講座の開講式
伊那市の観光ボランティアガイド、い~なガイドの会の第4期生養成講座の開講式が6月23日、市役所で行われました。
この日は、受講生14人が集まり、ガイドの会のメンバーが市内各地区の紹介をしました。
い~なガイドの会は、本格的なガイド活動をしようと、2012年に養成講座の修了生を中心に発足しました。
現在は36人が登録をしています。
い~なガイドの会は、毎年4月に伊那市高遠町の高遠城址公園に観光案内所を開設し、桜を見に来た観光客に、園内や市内の観光案内をしています。
い~なガイドの会の原弘幸会長は、「コロナ禍ではあるが、ここで勉強をして、伊那市の良さを広めていってください」と呼びかけました。
第4期生養成講座は、全5回の講座で、今後は現地での研修を行っていくということです。
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高遠が創部以来初のベスト8進出
第103回全国高校野球選手権長野大会、高遠が初のベスト8進出を決めました。
4回戦をかけた、高遠 対 飯田OIDE長姫の試合は、10対4で高遠が勝ち、創部以来初のベスト8進出を決めました。
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三六災害から60年 議員研修会
伊那市議会の議員研修会が今日市役所で開かれ、三六災害から60年を契機に、河川の氾濫に対する危機管理について学びました。
N研修会には、伊那市議会議員と市内の区長会長など約50人が出席しました。
研修会では、天竜川上流河川事務所の大森秀人副所長が「三六災害から60年と防災対策」と題して講演しました。
三六災害は、1961年・昭和36年6月、伊那谷では一週間で年間平均雨量の3割を超える豪雨となり各所で河川の氾濫や土砂災害が発生しました。
死者・行方不明者は136人です。
大森副所長は当時の写真を使い伊那地域の被害の様子を説明しました。
大森副所長は「長谷地域でも被害が大きく、災害後集団移住する地区もあった」と話していました。
伊那市議会の飯島進議長は、「過去の災害を教訓として、未来に何を伝えていくか考えていきたい」と話していました。
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西箕輪中3年生が寒天について学ぶ
伊那市の西箕輪中学校の3年生が総合学習の一環として9日、寒天について学びました。
この日は、西箕輪中学校の3年生16人が、伊那食品工業株式会社の社員から、寒天や和菓子について学びました。
実習では、生徒たちが硬さや形の違う寒天をひねったり潰したりして、感触を確かめました。
この学習は、修学旅行で京都に行く予定の生徒たちから、和菓子に使う寒天について学びたいという依頼に、伊那食品工業が応えたものです。
実際にゼリーや寒天を試食しました。
ゼラチンや寒天の割合を変えた8種類を食べ比べました。
最後に、寒天との関わりが深い、和菓子についての歴史を学び、全国各地の羊羹を食べ比べました。
今回の学習は、10月に行われる文化祭で発表するということです。
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最高気温31.8度 今年一番の暑さ
13日の伊那地域の最高気温は31.8度まで上がり、今年一番の暑さとなりました。
伊那地域の最高気温は午後2時10分に今年一番の暑さとなる31.8度を記録し、真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時30分現在、辰野町の80代男性が屋外での畑の作業中に熱中症と思われる症状で辰野町の病院に搬送されたということです。
軽症だということです。
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山の遊び舎はらぺこで五平餅づくり
伊那市の野外保育園山の遊び舎はらぺこで、園児たちが五平餅を作って食べました。
13日は、はらぺこの園児23人が参加し、五平餅を作りました。
園児の家族から集めた米を使いました。
五平餅作りを教えるのは、はらぺこ卒園児の祖母朝田節子さんです。
園児たちは、園内で収獲した山椒などをすり鉢ですりつぶし、味噌と合わせて山椒味噌を作っていました。
その後、園児たちはつぶしたご飯を丸めていました。
作った五平餅はお昼ごはんとして園児全員で食べていました。
去年の五平餅作りは、新型コロナの影響で中止となっていましたが、今年はコロナ対策を行っての実施となりました。
朝田さんは、伝統の料理を食べることで、季節を感じてほしいと話していました。
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緊急消防援助隊 上伊那から熱海市へ派遣
上伊那広域消防本部は、3日に静岡県熱海市で発生した土石流災害で行方が分からなくなっている人の救助活動にあたるため、5つの部隊合わせて50人を派遣します。
緊急消防援助隊上伊那広域第1次隊として12日から3日間派遣されるのは、上伊那の6つ消防署に所属する隊員10人です。
12日は、結隊式が行われました。
熱海市を襲った土石流災害では、11日(午後2時)までに9人が死亡、18人が行方不明になっているということです。
派遣先では、土砂の搬出を手作業で行います。
土砂の中にクギや木片などの鋭利なものが混ざっているということでケガに注意しながらの作業となる他、新型コロナと熱中症対策をとりながら進めていくということです。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長は、「安全を第一に被災地の方に寄り添った活動となることを願います」と激励しました。
緊急消防援助隊は、県内13の消防本部からそれぞれ派遣されます。
上伊那では、12日から22日まで3日間ずつ計50人を派遣する計画です。
なお、緊急消防援助隊として上伊那から派遣されるのは、2015年の広域化以降初めてだということです。
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高校再編について考える上伊那の会
高校再編について考えるシンポジウムが11日に、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
シンポジウムでは、赤穂・駒ヶ根工業高校の同窓会長と、飯田OIDE長姫高校・伊那東小学校の教諭の合わせて4人が、県が示した高校再編統合計画の二次案について自身の考えを述べました。
県教育委員会は二次案で、赤穂を総合学科新校に、辰野商業・箕輪進修工業・上伊那農業・駒ヶ根工業を上伊那総合技術新校として、再編・転換する計画を示しています。
駒ヶ根工業高校同窓会長の鈴木正志さんは「3つの学校を1つにすることありきで話が進んでいることを危惧している。工業科を主体とした総合技術新校を望む」と話していました。
伊那東小学校教員の山岸祥子さんは、「総合学科校になっても大学進学に必要な科目を学べる環境が必要」と話していました。
シンポジウムは、住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会が開いたもので、会場にはおよそ30人が訪れました。 -
かんてんぱぱホール 一水会郷土作家展 作品入替
伊那市のかんてんぱぱホール、アートギャラリーで開かれている常設展、一水会郷土作家展の作品の入替が行われました。
今回は全ての作品を入れ替え、風景画、人物画など40点が展示されています。
出展したのは南信一水会の会員15人です。
一水会郷土作家展は去年1月から開かれていて、今回で4回目の作品入れ替えになります。
作品は、年に3回から4回入れ替わり、次の入れ替えは10月頃を予定しています。
一水会郷土作家展はかんてんぱぱホール、アートギャラリーで午前9時から午後5時まで開かれていて入場は無料です。 -
普段着きものの店 荒井にオープン
伊那商工会議所の伊那地域創業スクールの卒業生が荒井に普段着きもののレンタルなどを行う「萌黄屋」をオープンしました。
3日にオープンした、伊那市荒井の萌黄屋です。
伊那地域創業スクールの卒業生の伊藤智美さんが開業しました。
伊藤さんは長崎県出身で、15年ほど前に飯田市に移住しました。
近所の人から多くの着物を譲り受けたことから、着物が好きになっていったということです。
5年ほど前に伊那に引っ越してきた伊藤さんは、伊那の町の雰囲気と着物が合うと感じ、着物でのまちあるきのイベントを開催してきました。
その中で、より多くの人に楽しんでほしいと、レンタル店を開業することにしました。
店では、レンタルのほか、着付け教室や、着物の生地を使った小物の販売を行います。
営業は午前10時30分から午後4時までです。
着物のレンタルは、着付け込みで1人1,500円です。
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東ティモール大統領が伊那市に謝意
伊那市は9日、東ティモール選手団の東京オリンピック事前合宿の受け入れに対し、東ティモールのル・オロ大統領から謝意が示されたと発表しました。
謝意が示されたのは、9日、東ティモール大統領府で行われた派遣選手団への国旗授与式の中だということです。
謝意では「在東ティモール大使館を通じた様々な支援により、特別なイベントであるオリンピックへ参加できるようになりました。東京オリンピック参加のための事前合宿の受け入れ、宿泊施設や交通手段の提供など、伊那市からの貴重な支援に感謝します」としています。
事前合宿は13日から20日までで、陸上、競泳の選手とコーチら11人が訪れる予定だということです。
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伊那市民プール2年ぶりオープン
梅雨の晴れ間となった10日伊那市民プールが2年ぶりにオープンしました。
オープン初日はプールが無料開放され親子連れなどで賑わっていました。
伊那市民プールは新型コロナの影響で去年は営業を見合わせたため2年ぶりとなります。
伊那地域の日中の最高気温は30.4度まで上昇し訪れた人たちは気持ちよさそうに水の感触を楽しんでいました。
伊那市民プールは今月21日までは土日祝日のみでそれ以降は来月22日まで毎日営業しています。
営業時間は午前9時から午後5時までで利用料は大人が500円、小中学生が200円です。
なお高遠町の高遠スポーツ公園プールは今年も営業を中止しています。
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NTPトヨタ信州 消毒スタンド伊那市に寄付
自動車販売店NTPトヨタ信州株式会社は、新型コロナの感染防止対策に役立ててもらおうと、伊那市に足踏み式消毒スタンド10個を6月28日に寄贈しました。
この日は、西田善之助社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に消毒スタンドを手渡しました。
NTPトヨタ信州は、去年7月にトヨタカローラ南信とネッツトヨタ信州が統合してできた自動車販売店です。
設立1周年を迎えるにあたり、地域貢献をしたいという声が社員からあがり、募金を集めて今回伊那市に消毒スタンド10個を贈ったものです。
白鳥市長は、「こういったものは何個あってもありがたい。大事に使います」と感謝していました。
寄贈品は、ワクチンの集団接種会場などで使用するということです。 -
春富ふくじゅ園 伊那市西春近南小学校に雑巾寄贈
伊那市のデイサービスセンター春富ふくじゅ園は近くの西春近南小学校に手縫いの雑巾を23日、寄贈しました。
23日はふくじゅ園の職員4人が西春近南小学校を訪れ、利用者が手縫いした5・6年生全員分45枚の雑巾を手渡しました。
今年2月に西春近南小学校の児童からふくじゅ園に寄付があったことから、そのお礼にと贈られました。
「コロナで旅行にも行けなく残念だけれど又良い時が来るから頑張って遊んでください」などと、雑巾には利用者からの手紙が添えられています。
ふくじゅ園の職員は、「心を込めて縫ったので学校生活で使ってもらいたい」と話していました。
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近所で連携し消火 5人に感謝状
伊那市美篶で2月に発生した建物火災で地域住民が連携して消火活動を行い、被害を最小限に防いだとして高遠消防署で感謝状の贈呈式が6月26日に行なわれました。
贈呈式では、高遠消防署の三澤毅署長から消火活動にあたった5人ひとりひとりに感謝状が手渡されました。
表彰されたのは、伊那市美篶の山岸武雄さんと妻の美奈子さん。
赤羽利幸さん、赤羽貞一さん、赤羽孝道さんの5人です。
伊那市美篶で2月に発生した建物火災で、5人は協力して通報や消火活動を行いました。
軒から煙が出ているのを発見すると、軒下の一部を壊し、そこから内部に水をかけ延焼を防いだということです。
迅速で適切な行動により、被害を0.96平方メートルに留めました。
三澤署長は「連携した手本のような行動。臨機応変で機転が利いた消火で被害を最小限に防ぐ事ができました。」と感謝していました。
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春日神社が伊那中央病院にマスク寄贈
伊那市西町の春日神社は、新型コロナ対応に尽力している医療従事者に感謝したいと、医療用マスクを伊那中央病院に9日、寄贈しました。
この日は、春日神社の神主の伊藤光森さんらが、伊那中央病院を訪れ、本郷一博院長に医療用マスク2,000枚を寄贈しました。
春日神社では、医療従事者に感謝するとともに、神社ができる社会貢献をしたいと、今回マスクを贈りました。
春日神社の境内です。
狛犬は、新型コロナ収束を願って、疫病退散などと書いたマスクを着けています。
また、新型コロナ鎮静祈願として、アマビエが描かれた紙を頒布しています。
本郷院長は、「マスクはあればあるほどありがたい。職員のために使わせていただきます」と感謝していました。
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伊那駅伝コース一部変更を検討
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が6日伊那市のJA上伊那本所で開かれ来年の大会に向けトラックの逆回りや環状南線の使用などコースの一部変更を検討していくことが確認されました。
総会には伊那市や長野陸上競技協会などから約30人が出席しました。
コースの一部変更案は伊那市陸上競技場のトラックの逆回りと新しく開通した環状南線を使用するものです。
トラックの逆回りについては競技場から道路に出る際の角度がゆるやかになりランナーの安全性が向上するとしています。
環状南線をコースとすることについてはこれまでより距離が短くなりますが女子は折り返し地点を延長することで距離を確保するとしています。
一方男子は折り返し地点の延長が困難だとしてこれまで通りのルートとすることが提案されています。
コースの変更については今後幹事会で検討されるということです。
来年の春の高校伊那駅伝は3月20日に開催されます。
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高遠高校ありがとうプロジェクト
不要品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組み「ありがとうプロジェクト」の不要品回収作業が、伊那市高遠町の高遠高校で6月25日に行われました。
高遠高校では美化委員会が中心となり全校生徒に呼びかけて、およそ42㎏の不要品が集まりました。
プロジェクトは、伊那市のリサイクル業・リサイクルマートnew伊那店と、南箕輪村の産業廃棄物処理業・有限会社丸中産業、東京都の輸出業・株式会社鈴可が行っているものです。
2016年に活動を開始し、日本のゴミの削減や恵まれない海外の子どもたちへの教育支援などに役立てようと始まりました。
回収された不要品は、トラックに積み込み丸中産業に運ばれました。
伊那市西春近にある丸中産業の倉庫に集められた不要品は毎月2回、提携しているタイの工場へ運ばれるということです。
その後、タイの店舗で商品として販売します。
また売上金の一部をカンボジアの教育支援に役立てる予定だということです。
高遠高校で回収した不要品はタイの工場へ運ばれるということです。
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はしば 島田屋ビル取得
伊那市で飲食店を展開する株式会社はしばコーポレーションは、伊那市駅近くの島田屋の土地と建物を今月取得しました。今後、ホテルやテナントビルとして営業再開を目指すとしています。
はしばコーポレーションが取得したのは伊那市駅近くのこちらのビルです。
6日は、中心市街地の活性化に取り組んでいる商店主や住民でつくる「伊那まちローカルベンチャーミーティング」が市内で開かれ、はしばコーポレーションの八木択真社長が島田屋の取得経緯について説明し、メンバー15人程が活用方法について意見を出し合いました。
八木社長は「地域にとってシンボリックな建物の一つ。何とかしたいという思いで取得をした」と話し「多くの人が利用する建物にしていきたい」と話していました。
参加者からは「ビルの見学ツアーを開くべきだ」「移住や起業を考えている人が活用できる施設になると良い」などの意見が出されていました。
島田屋は伊那市駅近くで衣料品の販売やホテルを経営していました。
八木社長によりますと、島田屋は去年4月からコロナの影響で休業し、9月に破産したと言う事です。
建物は地下1階、地上4階建てで、延床面積は2千2百平方メートルあります。
各フロアの広さはおよそ470平方メートルあり、3階と4階はホテルで客室が22部屋あると言う事です。
土地・建物の取得や改修費はおよそ9千万円だと言う事です。
八木社長は「不安もあるが、みなさんの意見を聞いて楽しみになってきた。色々なアイデアを組みあわせていきたい」と話していました。
今後は消防設備などの改修を行う予定で、営業再開時期は未定だと言う事です。
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伊那市 18歳(高校3年生)ワクチン接種前倒し
伊那市は高校3年生など、今年度18歳となる人を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種を前倒しして実施します。
予約は14日から開始し1回目の接種を今月下旬から行いたいとしています。
伊那市によりますと対象となるのは、今年度18歳となるおよそ700人です。
今後、進学のための受験や就職活動などにより県外へ訪問する機会が増えると予想される事から、前倒ししてワクチン接種を行う事にしました。
伊那北高校です。
ワクチン接種が早まる事について話を聞きました。
市では、対象者およそ700人にあす8日クーポン券を発送します。
予約は14日の正午からでコールセンターへの電話、インターネット、通信アプリLINEから行えます。
接種は、夜間または土日の集団接種を予定していて、予約の状況によっては医療機関での個別接種も可能だと言う事です。
ワクチン接種を早めた事について伊那市では「強制するものではない」としていて、「保護者と相談し、学業に影響が無いよう予約や接種を行ってほしい」と呼びかけています。
長野県によりますと、18歳へのワクチン接種を早めた自治体は、県内では初めてではないかと言う事です。
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移動知事室 阿部知事と飲食店主が意見交換
阿部守一長野県知事が県内各地を訪れ課題や要望を直接聞く「しあわせ信州移動知事室」が、上伊那地域で6日と7日の2日間の日程で行われています。
6日は、伊那合同庁舎で、伊那市内の飲食店4店舗の店主と意見交換をしました。
飲食店主は、現在の状況について阿部知事に訴えていました。
他に、上伊那の8市町村長と伊那市の株式会社ニシザワと宮田村のタカノ株式会社が出席し人材確保について話をしました。
企業からは「情報を効率的に届けることが課題だ」「県外から就職した人の定着や、製造業での女性の活躍推進にさらに取り組む必要がある」といった意見が出ていました。
阿部知事は「共通の課題は人が出てしまい戻らないことではないか」として、Uターン支援の取り組みについて提案しました。
新型コロナ対策について、市町村長から「ワクチンの安定的な供給を国に要望してほしい」「外国人への対応について充実させてほしい」「子どもへの接種について、県で統一の説明をお願いしたい」といった意見が出されていました。
6日はこのほか、阿部知事が伊那市の新産業技術の取り組みを視察しました。
しあわせ信州移動知事室は7日も行われる予定で、駒ヶ根市や箕輪町などの取り組みを視察する予定です。
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5月有効求人倍率
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.19倍となりました。
5月の月間有効求人数は3,313人、月間有効求職者数は2,792人で、月間有効求人倍率は1.19倍となりました。
全国は1.09倍、県は1.32倍で、上伊那は県内12のハローワーク管内で6番目に高い数字となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、改善が進んでいる」として、前の月の判断を上方修正しました。
ハローワーク伊那では「新型コロナワクチン接種が雇用にも明るい影響をもたらすことを期待したい」と話していました。
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境区社協がフードドライブ
伊那市境区社会福祉協議会は新型コロナウイルスの影響による生活困窮者などを支えようと食料を集めて寄付するフードドライブを4日に行いました。
フードドライブは境区公民館で行われ住民たちが米やレトルト食品、カップ麺、缶詰などを持ち寄り寄付していました。
境区社会福祉協議会がフードドライブを行うのは去年に続いて2回目です。
境区のおよそ520世帯に回覧板で食料の寄付を呼びかけました。
去年は50人が寄付に訪れましたが、今年はおよそ25人で、米が120㎏、カップ麺や缶詰なども去年に比べて半分ほどの量だったということです。
境区社協は「境区が伊那市の中でも地区として初めて取り組んだ。他の地区にも広がってほしい」と話していました。
寄付された食料は、伊那市社会福祉協議会へ5日に届け、生活困窮者や子ども食堂に配られる予定だということです。
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環屋が経木に手書きの御城印販売
高遠城跡の御城印を販売している伊那市高遠町の一般社団法人環屋は経木を使った手書きの御城印を販売しています。
御城印は高遠在住の書道家、伊藤佳央さんが一枚ずつ経木に書いていきます。
環屋は現在、印刷された御城印を販売していますが、手書きのものは初めてだということです。
毎週土曜日に販売していて、経木の他に持ち込みの御城印帳にも手書き対応してくれるということです。
価格は税込み500円です。
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伊那市の2団体に警察連名表彰
交通事故防止や安全啓発活動などの功労で伊那市の2団体に6月17日に長野県警察本部長・長野県交通安全協会長連名表彰が授与されました。
6月17日は伊那市西部交通安全協会の湯沢文雄会長と損害保険ジャパン株式会社 長野支店南信支社の伊藤基克支店長が伊那警察署を訪れました。
湯沢会長には土屋秀夫署長から表彰状が手渡されました。
伊那市西部交通安全協会は高齢者の交通事故防止と啓発活動、交通安全教室の実施が功績として認められました。
一方、伊藤支社長には感謝状が手渡されました。
損害保険ジャパン株式会社長野支店南信支社は社員が毎朝自宅で通勤前にアルコールチェックを実施しています。
朝礼での交通安全の意識づけや社員が国道の清掃活動を行っている点が認められました。
例年、表彰式は伊那交通安全協会の総会で行っていますが、新型コロナの影響で規模を縮小し伊那署での伝達となりました。
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伊那谷産のアカマツでDIY講座
伊那谷産のアカマツを活用したDIY講座が4日伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開かれました。
講座には小学生から一般まで11人が参加しアカマツを使ってミニテーブルを作りました。
講師は地域の木材の活用に取り組む伊那市の合同会社ラーチアンドパイン代表の木平英一さんが
務めました。
参加した人たちは伊那谷産のアカマツを加工しミニテーブルを作っていました。
講座は地域の森林資源の活用について考えるきっかけにしてもらおうとalllaを運営する連絡会が開いたものです。
木平さんは「伊那市は面積のおよそ82%を森林が占めている。これを活かす取り組みは国連が提唱する持続可能な開発目標SDGsと関連してくる」と話していました。
講座は来月8日にもalllaで開かれテーブルとベンチのセットを作る予定です。
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三峰川堤防復旧完了 通行可能
去年6月30日から7月1にかけての豪雨で被災した伊那市美篶の三峰川堤防の本復旧工事が終わり3日の午前9時から通行可能となりました。
去年7月の豪雨で伊那市美篶下県の三峰川の堤防がおよそ120メートルにわたり崩落しました。
河川を管理する天竜川上流河川事務所が去年7月から復旧工事を進めてきました。
これまで通行止めが続いていた三峰川サイクリングロード・ジョギングロードは今日の午前9時から通行が可能となりました。
天竜川上流河川事務所によりますと今回の復旧により旧堤防より深いところまで護岸の根継ぎを行い、堤防の安全性が向上しているということです。