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災害時住民支え合いマップ作成体験会
伊那市社会福祉協議会は、災害時の逃げ遅れをなくすための住民支え合いマップの作成体験会を26日、ふれあい~なで開きました。
体験会には、市内各地区の自主防災会のメンバーや、住民の有志などおよそ60人が参加しました。
災害時住民支え合いマップは、災害時に支援が必要な人や支援者の所在地、避難所の場所などが書かれた地図です。
いつ・だれが・どのように安否確認や避難の支援をするかを考え、逃げ遅れをなくすことを目的としています。
マップの作成は、グループごとに行い、災害のケースやレベルに応じた要支援者の避難優先順位をきめた後、それぞれの避難先や支援者の行動をきめて地図に書いていきました。
伊那市社会福祉協議会では、災害時住民支え合いマップの作成を各地域で進めてもらい、活用することで、災害時の逃げ遅れゼロを目指したいとしています。
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いーな電子@連絡帳 11月スタート
伊那市は、在宅介護支援対象者の情報を医師や介護スタッフがクラウド上でやりとりをする「いーな電子@連絡帳」事業を11月1日から始めます。
27日は伊那市役所で定例の記者会見が開かれ、白鳥孝市長が事業の概要について説明しました。
いーな電子@連絡帳は、医師や介護スタッフなど様々な職種の関係者が在宅医療や介護を受けている人の情報をクラウド上で共有するシステムです。
共有する情報は、診療結果や、血圧や脈拍などの健康状態、患部の写真などです。
情報にアクセスできるのは、担当する医師や介護スタッフのみとなっていて、情報はクラウド上に保管され、端末には保存できない仕組みとなっています。
これまでは、電話やFAXなどで情報共有していたため、連絡がスムーズに行えなかったという事です。
電子連絡帳により、タイムリーで密な連携に期待ができるという事です。
会見には伊那市医師会の武内聖会長と介護センター花岡のケアマネージャー長尾理恵さんも同席しました。
武内会長は「患者が自宅でどのようにすごしているか、介護スタッフがどのような関り方をしているかなどの情報を得て、診療に役立てていきたい」と話していました。
長尾さんは「タイムリーな情報により、利用者やその家族とのかかわりを深め、よりよい介護サービスを提供できる」と話していました。
伊那市によりますと、スタート時には8の医療機関と2つの薬局、10の介護事業所が参加する予定で、利用者は30人程だという事です。
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下小沢あかりの会 劇団いーなの寸劇で詐欺防止策学ぶ
伊那市小沢の住民で作る下小沢あかりの会は27日、伊那市の羽広荘で特殊詐欺防止策などを寸劇で学びました。
この日は、会のメンバー19人が集まり、伊那警察署の「劇団いーな」による寸劇で詐欺防止について学びました。
劇団いーなは、伊那警察署の関東管区機動隊の17人で構成され、寸劇で特殊詐欺被害防止や、交通事故防止を呼び掛けています。
きつねを犯人グループ、うさぎを被害者に見立て、警察官を装った男からカードをだまし取られるキャッシュカード詐欺、身に覚えのない架空の請求で金をだまし取る架空料金請求詐欺の劇を披露しました。
署員は「警察手帳を出されてもすぐに信用しないでしっかり確認してください」と呼びかけ、本物の警察手帳を見てもらいました。
怪しい電話がかかってきた時の対処法として、通話内容を録音する機能を付ける、家族の中で合言葉を作ることが大切だと話していました。
伊那署管内で10月24日までに発生した今年の特殊詐欺被害件数は、10件で、被害額はおよそ375万円だということです。
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「このまちのおしごとごっこ」11月14日に開催
伊那商工会議所青年部は、小学生に市内の企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を来月14日に伊那商工会館で開きます。
26日は、伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」は、地元の小学生に、職業体験をすることで仕事の楽しみを感じてもらおうと、青年部が開いていて、今回で4回目です。
イベントには、市内18の企業や団体が協力し、花屋やお菓子づくりなどの仕事を体験できます。
「このまちのおしごとごっこ」は11月14日(日)に伊那市の伊那商工会館で開かれる予定で、新型コロナ対策のため、午前9時、11時、午後1時30分からの3部制となっています。
各回6つのコースに分かれていて、好きなコースを選び、3つの仕事を体験できます。
定員は各回90人で、専用サイトから申し込みができます。
青年部では、「地域で働く人と触れ合いながら仕事を体験することで、子どもたちに地元を愛する気持ちを養ってもらいたい」と話していました。
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御園区民祭 農産物販売でにぎわう
伊那市御園の区民祭が24日、地域交流センター区民館で行われました。
区民祭では、地元農家でつくる御園営農実践組合が米や野菜、果物などの農産物を安く販売していました。
ほかに米や玉ねぎ、かぼちゃ、大根などの賞品が当たる福引も行われました。
御園区民祭は、秋の収穫祭として行われていて、今年で35回目となります。
御子柴渉区長は「新型コロナの影響で規模は縮小したが、たくさんの住民に来てもらえて嬉しい」と話していました。
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高遠在来とうがらしの七味唐辛子販売へ
生産者や飲食店主などでつくる高遠在来とうがらし保存会は、長野市の七味唐辛子メーカー八幡屋礒五郎の協力により、高遠在来とうがらしを使った七味唐辛子を30日に伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで販売します。
今回販売される七味唐辛子には、信州の伝統野菜に選定された高遠在来とうがらしの1つ「高遠てんとうなんばん」が使われています。
種の継承をしていこうと活動している高遠在来とうがらし保存会によりますと、高遠てんとうなんばんは、うまみ成分が多いということです。
高遠とうがらし七味は1本税込み880円で、今回約500本が製造されました。
この七味唐辛子は、30日に高遠町総合福祉センターやますそで開かれる高遠在来とうがらしフォーラムで販売されます。
フォーラムは、高遠在来とうがらし保存会が、その魅力を多くの人に知ってもらおうと初めて企画したもので、八幡屋礒五郎の九代目室賀栄助社長の講演などが予定されています。
フォーラムはすでに満席となっていて、保存会は後日その様子をインターネットで配信するということです。
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富県小学校5年生 そばの収穫体験
伊那市の富県小学校5年生の児童は学校近くの畑で26日そばの収穫体験を行いました。
26日は児童21人が貝沼の自然環境を守る会の会員およそ10人と一緒にそばを収穫しました。
畑は貝沼の自然環境を守る会の会員の圃場で、広さは4アールです。
これまで児童は会員と一緒に種まきや草取りを行ってきました。
毎年麦の収穫などを行っていますが、そばは今回初めてです。
収穫体験は貝沼の自然環境を守る会が学校と地域との連携を深めようと行ったもので、刈ったそばを使ってそば打ち教室を開く予定です。
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K・絵画サークル展示会 「K展」
伊那市高遠町を拠点に活動するK・絵画サークルの作品展「K展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、アクリル画や油彩画、日本画など45点が展示されています。
K・絵画サークルは、国画会会員の北原勝史さんが講師を務めるサークルで、月に2回集まって制作をしています。
「自己の内面を掘り下げる」を目標に、それぞれが興味のある内容を自由に描いています。
この作品は会員11人と講師による合作で、縦約30センチ・横約16センチのキャンバスの絵を15枚集めたものです。
展示会は毎年、1年間の活動の成果を披露しようと開かれていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりとなります。
ある会員は「それぞれの個性ある表現を楽しんでほしい」と話していました。
K・絵画サークルの作品展K展は30日(土)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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VC長野 開幕4連敗
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーでパナソニックパンサーズと対戦し、23日・24日ともにセットカウント0対3のストレートで敗れ、開幕4連敗となりました。
次の試合は、30日土曜日にアウェーで堺ブレイザーズと対戦します。 -
ろうきんが竜北保育園にオリジナル紙芝居贈る
長野県労働金庫は創立70周年記念として、オリジナル紙芝居を制作しました。
25日は、ろうきん伊那支店から竜北保育園に紙芝居が渡されました。
ろうきん伊那支店の宇留賀栄治支店長が竜北保育園を訪れ、オリジナル紙芝居を渡しました。
そのあと、紙芝居が披露されました。
長野県労働金庫は創立70周年記念として、長野県立大学の健康発達学部子ども学科の学生と協力して「はたらく」をテーマにしたオリジナル紙芝居を制作しました。
紙芝居は県内のおよそ600の保育園と幼稚園に寄贈され、このうち伊那支店は伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の25の保育園と幼稚園に贈るということです。
宇留賀支店長は「子供たちに働く人たちへありがとうの感謝の気持ちを伝える大切さを知ってもらいたい」と話していました。
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伊那地域の最低気温1.1度今季1番
24日の伊那地域の最低気温は1.1度と今季一番の寒さとなりました。
伊那市横山の田んぼにはうっすらと霜がおりていました。
伊那地域の最低気温は午前4時47分に1.1度を記録しました。
平年より5.2度、23日より2.6度低く、11月中旬並みとなりました。
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仲仙寺で伊那市消防団西部方面隊秋季訓練
伊那市消防団の伊那分団、西箕輪分団、西春近分団の3分団で構成される、西部方面隊の秋季訓練が、24日に西箕輪の仲仙寺で行われました。
訓練は仲仙寺本堂の火災発生を想定して行われました。
24日は本堂の保護のために、隣の山林に向け放水しました。
訓練には西部方面隊のほか、上伊那広域消防本部の署員も含め、80人ほどが参加しました。
団員は現場本部からの指示で仲仙寺山門横の消火栓にホースをつないで中継送水を行い、タンク車に給水を行い伊那分団、西箕輪分団、西春近分団の3分団で構成する西部方面隊は各分団の連携を強化し災害時に迅速な対応がとれるよう
消防本部を含めた訓練を年に1回行っています。
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東春近田原住民が寄付で花火大会
伊那市東春近田原の住民有志は新型コロナの影響で行事などが自粛となっていたことから、住民に元気になってもらおうと、寄付を募り花火大会を23日に開きました。
花火大会は、住民有志およそ20人でつくる、田原の夜空にでっかい花火を打ち上げよう会が開いたものです。
打ち上げ本部が置かれた農事組合法人田原のライスセンターには、およそ40人の住民が集まりました。
田原地区の全世帯に呼びかけを行い、賛同してくれたおよそ200人住民の寄付で花火を打ち上げました。
結婚祝いや、初孫の誕生を祝うなど様々な願いを込めて個人が寄付した、5号玉から10号玉などおよそ300発が打ち上げられました。
クライマックスには、田原地区住民165人の寄付による、スターマインが打ち上げられました。
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長野県戦没者追悼式
太平洋戦争で犠牲となった長野県の戦没者に追悼の誠をささげる県戦没者追悼式が23日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
戦没者追悼式は、県内全域から遺族など400人が参列し、犠牲者に黙とうを捧げました。
阿部守一長野県知事は「戦争の教訓を次の世代へと引き継ぎ、希望と安心に満ちた地域社会を作るため力を尽くしていきたい」と式辞を述べました。
長野県遺族会の栗生勝由会長は、「ほとんどが戦争を知らない世代となり、記憶の風化が進んでいる。平和の尊さと戦争の記憶を次の世代に語り継いでいかなければならない」と話しました。
式では、今年度初めて高校生による平和へのメッセージが行われ、伊那弥生ケ丘高校2年の中村瑠里さんと伊藤万純さんが発表しました。
参列者は、太平洋戦争で亡くなった5万5千人あまりの冥福を祈り花を手向けていました。
県戦没者追悼式は、戦没者に追悼の誠をささげ平和への思いを新たにしようと長野県が毎年行っています。
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二胡コンサート 演奏楽しむ
中国の楽器「二胡」の奏者によるコンサートが伊那市のニシザワいなっせホールで22日に開かれ、訪れた人たちが演奏を楽しみました。
コンサートは、音楽で週末のひと時を楽しんでもらおうとNPO法人クラシックワールドが開いたものです。
中国出身で諏訪市在住の二胡演奏者、劉鉄鋼さんらが演奏しました。
中国黒龍江省ハルピン出身の劉さんは、二胡奏者として演奏や作曲活動を行っています。
また、伊那市を含む県内7か所で二胡教室を開いていて、およそ200人の生徒に技術指導もしています。
「二胡の四季」と題し、季節にちなんだ歌謡曲や唱歌など多くの人が知っている曲を中心に演奏しました。
会場には、およそ180人が訪れ二胡が奏でる音色を楽しんでいました。
コロナの影響で演奏会を開くことが出来なかった劉さんは「久しぶりにステージで演奏ができ、うれしかった。演奏活動を徐々に再開していきたい」と話していました。
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カメラリポート 芝平なんばん
伊那市高遠町で古くから栽培されている伝統野菜、芝平なんばんを紹介します。
信州伝統野菜に選定され、今注目を集める高遠とうがらしのひとつ、芝平なんばん。
地元の飲食店では、芝平なんばんを使ったメニューが登場しています。
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伊那西小で音楽会
伊那市の伊那西小学校の音楽会が22日開かれ、児童たちは練習の成果を発表しました。
伊那西小学校では、全校児童52人が、8月から練習に取り組んできました。
22日は、クラスごと発表が行われ、合唱や合奏を披露しました。
このうち、1年生は、お揃いの帽子を被り、鍵盤ハーモニカでアメリカ民謡の「聖者の行進」を演奏しました。
会場には、保護者らが訪れ児童たちの演奏を楽しんでいました。
伊那西小学校では、「子どもたちは練習を重ねてきた成果を発表することができ、満足のいく音楽会になりました」と話していました。
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第69回長野県戦没者遺族大会
戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、世界平和を目指す長野県戦没者遺族大会が22日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
この日は、戦没者の遺族などおよそ330人が出席しました。
長野県戦没者遺族大会は、一般財団法人長野県遺族会が県内持ち回りで毎年開いているもので、今年で69回目になります。
大会では、「遺族会活動を継承するため、孫やひ孫で構成する青年部の組織化を推進すること」などが決議されました。
遺族会の栗生勝由会長は、「戦争を知らない世代が増える中、戦争の悲惨さを後世に語り継いでいくことが我々の役目です」と話していました。
23日は、県が主催する長野県戦没者追悼式が行われることになっていて、その模様を午前9時45分から122チャンネルで生中継します。
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外国人のための無料相談会
外国人のための入管手続きや就労などに関する無料相談会が12日伊那市の伊那市役所で開かれました。
相談会は長野県多文化共生相談センターが開いたもので、7つのブースが設けられ、タイ語やポルトガル語など15の外国語で相談ができます。
令和元年から毎年県内の市町村10か所で開いていて、伊那市は今回初めてです。
12日はブラジル人やフィリピン人など20人が訪れ、入管手続きの相談や生活困窮の相談があったということです。
長野県多文化共生相談センターでは、第1・第3水曜日を除く平日と第1・第3土曜日の午前10時から午後6時に電話相談を受け付けているということです。
℡:026-219-3068
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伊那地域の最低気温2.5度 今季一番の寒さ
21日朝の伊那地域の最低気温は2.5度と今季一番の寒さとなりました。
伊那地域の最低気温は午前4時59分に2.5度を記録しました。
平年より4.6度、20日より2.1度低く、11月上旬並みとなりました。
長野地方気象台によりますと、この寒さはしばらく続きますが、来週26日には一段落するということです。
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伊那北高校1年生が地域の先輩に話を聞く
伊那市の伊那北高校は地域で働く人達を講師に招いて話を聞く「こんにちは先輩」を21日に開きました。
21日は、製造業やサービス業、医療など地元で働く20人を講師に招き、「伊那谷で活躍する素敵な大人の魅力に迫る!」をテーマに、1年生が10の教室に分かれて話を聞きました。
市内の病院で助産師として働く下野理沙さんです。
下野さんは国境なき医師団として中東のイエメンに去年から今年にかけて派遣されていました。
生徒からの「海外で働いているときに、怖い経験をしたことはありますか」との質問に対し、
下野さんは「内戦状態だったので銃弾との恐怖と戦いながら仕事をしていた」と答えていました。
伊那市の株式会社ニシザワで人事を担当している酒井芳夫さんです。
生徒からの「面接を行うときに見ているポイントはありますか」との質問に対し、
酒井さんは「小売業は人と接する業種なので、明るく元気よく働ける人かを見ています」と答えていました。
「こんにちは先輩」は総合的な探求の時間の中で行っていて、生徒は11月から各自が取り組む課題研究の参考にしていくということです。
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園児が西山神社に幟旗を奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は、近くの西山神社に将来の夢などを書いた手作りの幟旗を20日奉納しました。
20日は年少から年長の園児、およそ40人が西山神社を訪れました。
西山神社では、毎年10月9日に例祭を行っています。
例祭は幟祭りとも言われ、神社に続く190段の参道階段の両脇に願い事を書いた旗を立てます。
昭和30年頃は、数千本に及んでいたという幟も近年は、立てる人が少なくなり、神社の賑わいを復活させようと8年前から西箕輪南部保育園の園児が協力しています。
園児達は将来の夢や両親への感謝の気持ちを書いた幟旗、およそ60本を立てました。
伊藤光森宮司は「西山神社の神様は高いところから皆さんを見守っています。家族たちと一緒に、お参りにきてください」と話していました。
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信州高遠美術館で泉石心さんの書道講座
伊那市高遠町の信州高遠美術館で9日、書道講座が開かれ受講生がてん書を学びました。
この日は、伊那市の書家、泉石心さんが講師を務め、10人がてん書を学びました。
てん書は、漢字の最も古い書体で、垂直・平行・原則左右対称が特徴の書体です。
受講者たちは、自分で決めた文字を組み合わせて書いていました。
泉さんは、ひとりひとりの作品を添削し、「見本にとらわれすぎず、自分らしく書いてみてください」などとアドバイスをしていました。
信州高遠美術館では、書道講座のほか陶芸やデッサンなどを学ぶアートスクールを開いています。
年度末には、講座で学んだ作品を展示する予定だということです。
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オンラインサロン「土曜はallla」スタート
伊那市荒井の旧消防署をリノベーションした、産業と若者が息づく拠点施設「allla」で、オンラインでのサロン「土曜はallla」の配信が9日から始まりました。
企画したのはallla運営協議会で、代表の毛賀沢明宏さんが司会を務めました。
初回のこの日、話題を提供したのは、宮島酒店の宮島 敏社長と、伊那市農林部長の富山 裕一さんです。
宮島酒店は、酒の原料となる米を無農薬や減農薬で契約栽培しているほか、米をほとんど磨かない低精白の酒造りに取り組んでいます。
宮島さんは、「磨かない酒を提案し、日本酒業界の本質を変えていきたい。」と話していました。
富山さんは、食料、水、エネルギーを自給できるように市として取り組んでいることを紹介していました。
この「土曜はallla」は、アフターコロナの伊那谷の産業経済についてや、SDGsのその先に目指す未来とはどのようなものかなどを議論する場として企画されました。
毎月第2土曜日の午前9時から配信されます。様々なゲストを招き、参加者も混ざって意見を交換します。
オンラインサロンへの参加登録は無料で、次回は、来月13日を予定しています。
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創造館で自主映画祭
伊那谷をはじめ全国各地で撮影された自主制作映画の上映会が、16日に、伊那市創造館で開かれました。
上映会では、伊那谷で制作された映画12作品と県外で活動する自主制作映画作家の作品7本が上映されました。
内容は、アクションやコメディ、ホラーなど様々です。
このうち、「やっと見つけたよ、吉住君。」は、創造館を中心に撮影されたもので、高校時代に転校した友人と夢の中で再会するという内容です。
「赤山洋太郎の二日」は、目の前で恋人を誘拐された主人公が、犯人の後を追い助け出すという内容です。
上映後には、監督や出演者がステージに上がり、撮影秘話を紹介していました。
ある監督は、「緊急事態宣言の影響でロケができず、急遽内容を変更することになり苦労した」などと話していました。 -
高遠高校福祉コース 防災学ぶ
伊那市高遠町の高遠高校の福祉コースは、今年8月の大雨による災害を受け、災害時にできることを学ぼうと、防災講座を19日初めて学校で開きました。
講座には福祉コースの1,2年生約40人が参加しました。
日本赤十字社長野県支部の救急法指導員の3人が講師を務め、三角巾を使った手当の方法を教わりました。
生徒たちは、基本の結び方やほどき方、たたみ方を教わった後、捻挫をした際に足首を固定する方法に挑戦していました。
高遠高校福祉コースでは、今年8月の大雨で、市内に避難指示が出され、県内でも各地で被害が発生したことから、災害時に高校生ができることを学ぼうと、初めて講座を開きました。
福祉コースでは今後も災害時における高校生の役割について学習を続けていくということです。
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春富中3年生がどんぴちゃ祭りを復活
伊那市の春富中学校の3年生は、平成18年豪雨で途絶えた東春近と西春近の伝統行事「どんぴちゃ祭り」を16日、復活させました。
祭りは、東春近と西春近を結ぶ殿島橋で行われる予定でしたが、強風のため春富中学校で行われました。
祭りでは、東西対抗の綱引きが行われました。
どんぴちゃ祭りは、東西対抗綱引き合戦が名物の伝統行事でしたが、平成18年豪雨で橋が被災したことで途絶えてしまいました。
そこで令和元年、地域を盛り上げようと当時の3年生が夏フェスとして祭りを行いました。
しかし、去年は新型コロナの影響で中止となってしまいました。
今回どんぴちゃ祭りとして復活させ、綱引きは3本勝負で、初めに3年生の女子生徒が自分の住む地区の方で綱を引き、東春近が勝ちました。
続く男子も東春近が勝ち、最終戦は地域の人も参加しました。
東西対抗綱引きは東春近が全勝という結果になりました。
会場には、フォトスポットとして生徒が作った写真フレームも設置されていて、祭りの記念に写真を撮っていました。
このほかに、吹奏楽部のマーチングの発表も行われました。
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県内で新たに2人の新型コロナ感染確認
長野県内で18日、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は12日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市で2人です。
県と松本市の感染確認はありませんでした。
18日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,833人で、入院は20人、死亡は96人です。
また、県は上田圏域の県独自の感染警戒レベルを、3から2に引き下げると発表しました。 -
最低気温6.8度 この秋1番の寒さ
18日朝の伊那地域の最低気温は、6.8度とこの秋1番の冷え込みとなりました。
だんだん寒くなるこの季節。暖かい温泉が恋しくなりますが、伊那市西箕輪の日帰り温泉みはらしの湯では、心温まる展示が行われています。
会場には、伊那市御園の多機能型事業所「ゆめわーく」の通所者の作品が展示されています。
折り紙や絵画、貼り絵、ぬり絵など、利用者がそれぞれ得意なものを作品にして展示しています。
展示は、29日まで行われています。 -
伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙の日程が決まる
任期満了に伴い2022年に行われる伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙は4月17日告示、4月24日投開票の日程で行われることが18日決定しました。
伊那市長と市議会議員の任期は2022年4月29日で任期満了となります。
18日に開かれた臨時の選挙管理委員会で市長選、市議選ともに2022年4月17日告示、4月24日投開票の日程で行われることが決まりました。
市議会議員の定数は21人です。
10月18日現在の選挙人名簿登録者数は男性26,923人、女性28,210人の合わせて55,133人となっています。
伊那市長選挙、伊那市議会議員選挙は来年4月17日告示、24日投開票で行われます。