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高校生が大学生に進路について話聞く
上伊那の高校生が、自分の進路や将来について大学生に話を聞く、伊那谷サマースクール2019が5日と6日、箕輪町の箕輪町商工会館で開かれました。
5日は、伊那北高校や伊那西高校などの1年生と2年生合わせて11人が参加し、大学生に話を聞くワークショップが開かれました。
ワークショップは、2013年に東京大学の学生を中心に作られた一般社団法人ユニカルラボラトリーが開いたものです。
大学生は、「語学を学べる大学を選んだことで海外留学を経験できた」、「模試でE判定が出ても、その大学で学びたいという気持ちで合格した」などと話していました。
6日は、参加した高校生がやりたいことや、就きたい職業について発表が予定されているということです。
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県道18号でマリーゴールドとサルビア見ごろ
伊那市東春近榛原の住民でつくる「榛原花の会」のマリーゴールドとサルビアが見ごろを迎えています。
県道18号線の両脇1キロにかけて、マリーゴールドとサルビア合わせておよそ3000本が咲いています。
会の活動は、今年で25年目となります。
榛原花の会によりますと、花は10月まで楽しめるということです。
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中体連全国出場挨拶
伊那市の伊那中学校と春富中学校の生徒が2日、伊那市役所を訪れ、全国大会出場の挨拶をしました。
全国中体連に出場するのは、剣道個人戦に出場する伊那中3年の林歳三さん、硬式テニスシングルスに出場する春富中2年の篭田稜久さん、走り幅跳びに出場する春富中3年の下平真吾さんの3人です。
林さんは県大会で優勝、篭田さんは北信越大会で4位、下平さんは県大会で優勝しました。
3人は笠原千俊教育長に、「最後の中体連だと思って臨んだ」「負けたくない気持ちを維持して最後まで戦うことができた」と、県大会の結果を話しました。
また、3人はそれぞれ全国への意気込みを話していました。
笠原教育長は、「大会を自分のものにできるよう楽しんで戦ってきてほしい」と激励しました。
大阪府で開かれる全国中体連は、8月21日から23日に剣道、8月8日から17日に硬式テニス、8月21日から24日に走り幅跳びが予定されています。
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満州への分村移民について講演
昭和のはじめ、国策として進めていた満州への分村移民を拒んできた現下伊那郡阿南町の佐々木忠綱村長についての講演会が1日、伊那市のいなっせで開かれました。
講師を務めたのは、長野市出身で長野県の近代史を研究している大日方悦夫さんです。
大日方さんは、「昭和のはじめの日本は、貧困が深刻化していたため、新しい土地を求めて満蒙
開拓が進められていた。しかし、佐々木村長は満州を視察して日本が中国から取り上げた土地であると知った。現地の人に対する日本人の差別的態度を見て、後に村の崩壊が起こることを察して移民を拒んだ」と話していました。
講演会は、県内各地で教養講座を開く公益社団法人八十二文化財団が企画したもので、会場にはおよそ70人が集まりました。 -
公衆衛生専門学校で研究発表
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の学生は2日、歯科衛生の症例研究発表をしました。
この日は、学生のほかに、地域住民や高校生も学校を訪れ、発表を聞きました。
3年生19人が、今年2月から5月まで4回にわたり行った模擬患者に対する歯科衛生の症例研究の成果を発表しました。
ある学生は、口臭が気になる患者に対し、目標と計画を立て実行した成果を発表していました。
発表後、1年生や2年生からは「患者の気持ちをカウンセリングし、計画を実行していこうというモチベーションが高められていて良かった」などの感想が聞かれました。
歯科衛生士の冨永紗希さんは、「口腔ケアと予防について、患者のことを考え、正しい知識と技術でアドバイスできていました。」と労をねぎらっていました。
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伊那地域 3日連続猛暑日 3日から伊那まつり
2日の伊那地域の最高気温は午後2時23分に35.5度まで上がり、3日連続の猛暑日となりました。
この暑さにより、午後5時現在、南箕輪村の80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
太平洋高気圧に覆われ、晴れたため、2日も猛烈な暑さとなりました。
伊那市のいなっせ前では、3日の伊那まつりの準備が行われていました。
伊那ケーブルテレビでは、3日土曜日は午後4時15分~、市民おどりの模様を、また4日日曜日は午後7時から花火大会の模様を生中継する予定です。
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準優勝弥生野球部 伊那市長が健闘称える
第101回全国高校野球選手権長野大会で準優勝した伊那弥生ケ丘高校野球部のメンバーが、2日白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
この日は、伊那弥生ケ丘高校の平澤裕二校長と、野球部メンバー20人などが、市役所で白鳥市長に準優勝を報告しました。
準優勝当時主将だった向山大介さんは「念願の甲子園にはあと一歩届かなかったが、野球部の歴史を塗り替えることができた」と話しました。
平澤校長は、「試合を重ねるごとに成長していく姿を見ることができた。練習の成果、チームの力、精神力がもたらした勝利だ」と振り返りました。
白鳥市長は、「卒業生にとどまらず、伊那市民、上伊那全体で応援した。公立でも甲子園を狙えることを証明してくれた」と健闘をたたえていました。
式では白鳥市長から、弥生野球部に24個のボールが渡されました。
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セミの抜け殻で地球環境を考える
セミの抜け殻を採取し、その数や種類から地球環境などを調べる講座がき1日、伊那市の鳩吹公園で開かれました。
講座には10組30人の親子が参加し、公園内の林でセミの抜け殻を採取しました。
講座は長野県環境保全研究所が県内6か所の公園などで毎年開いています。
セミの抜け殻は、30分で675個集まり、このうち涼しい環境を好むヒグラシが555個と、最も多く集まりました。
このことから、鳩吹公園が比較的涼しい環境であるということが分かりました。
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進徳館で夏の学校
伊那市の高遠小学校と高遠北小学校の児童が自習や論語の素読に取り組む、夏の学校が伊那市高遠町の進徳館で開かれました。
31日は、高遠小と高遠北小の児童61人が、高遠町公民館の矢澤淳館長に合わせて論語の素読をしました。
夏の学校は、高遠町公民館が、高遠の歴史や文化に親しみながら夏の思い出を作ってもらおうと夏休み中の児童を対象に開いています。
旧高遠藩の藩校「進徳館」で夏休みの宿題や、論語の素読を行うもので、今年で11年目になります。
26日から31日までの4日間開かれました。
児童は、矢澤館長に続けて大きな声で論語を読み上げていました。
論語の素読のあとは、お寺巡りのスタンプラリーを行ったということです。
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伊那バスが伊那谷公式キャラクターのラインスタンプ配信
伊那市西町の伊那バス株式会社は、創業100周年を記念して、伊那谷9市町村の公式キャラクターのラインスタンプを8月1日から配信します。
伊那バス株式会社は、市町村の公式キャラクターに方言を合わせ、バスを背景にデザインしたラインスタンプを作成しました。
作成されたのは伊那バスが運行している9市町村のキャラクターを使用した32種類です。
スタンプは、伊那市の友好都市の新宿区にある宝塚大学東京メディア芸術学部の学生がデザインしました。
ラインスタンプは、ラインスタンプショップのほか、バス車両内に掲示されているポスター、リーフレットのQRコードからダウンロードでき、価格は120円です。
また、3日に行われる伊那まつりで伊那バスターミナルを開放したイベントも予定していて、今回のラインスタンプや伊那バス100周年にちなんだグッズの配布なども行うということです。
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伊那まつりポスターなど採用者に表彰状
第62回伊那まつりのポスター原画、公式Tシャツとうちわデザインの採用者の表彰式が31日、伊那市役所で行われました。
ポスターのデザインに採用された、東部中学校2年生の松﨑百香さん、公式Tシャツに採用された会社員の降幡聡さん、うちわに採用された伊那小4年生の堀内一興くんなど受賞した9人に白鳥孝市長から表彰状が手渡されました。
白鳥市長は、「ポスターやTシャツ、うちわは伊那まつりの盛り上がりに欠かせない。躍動する祭りになると思う」と話していました。
今年の伊那まつりは8月3日(土)と4日(日)に予定されています。
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芳澤さん空手全国大会出場へ
伊那東小学校2年生の芳澤香乃子さんは、8月3日(土)と4日(日)に開かれる第19回全日本少年少女空手道選手権大会に出場します。
29日は、香乃子さんと兄で東小5年生の慶士郎くんが市役所を訪れ白鳥孝市長に挨拶をしました。
芳澤さんは、5月に駒ケ根市で開かれた第17回長野県小学生空手道選手権大会形競技2年女子の部で優勝し、2年連続で全国大会出場を決めました。
兄の慶士郎くんは、県大会では惜しくも4位で敗れたということです。
芳澤さんは、学校に行く前に腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットを各10回3セット行い、大会に向け筋力を高めているということです。
また、挨拶のほかに大会で行う演武「平安5段」や「公相君」も披露しました。
競技はトーナメント方式で行われ、競技中の立ち方や動きのキレなど技術面が7割、スピードや力強さなどの競技面が3割で採点されます。
大会は、8月3日と4日に東京武道館で開かれ、芳澤さんは4日(日)の形競技2年女子の部に出場します。
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プロダクトデザイン企画展
1989年から2019年までの工業製品デザインの30年を振り返る企画展「プロダクトデザインの30年」が伊那市の創造館で始まっています。
1999年に発売され世界初の家庭用エンターテイメントロボットとして話題を呼んだAIBO。
1996年に販売されたキーチェーンゲーム機たまごっち。
会場には、平成の30年間に生まれた国内外の工業製品およそ300点が展示されています。
創造館では、平成が終わった今、通り過ぎていった時代を物の形から振り返りデザインの持つ力を思い出してもらおうと展示会を企画しました。
こちらは携帯電話機の30年を振り返るコーナーです。
見本品250台が展示されていて、それに合わせ、年表で機種の移り変わりが紹介されています。
大学教授やデザイナーなど9人が選んだ平成の時代に生まれたデザイントップ10を紹介するコーナーです。
ゲーム機や車の模型、電化製品など様々な視点から紹介されています。
伊那市創造館の企画展「プロダクトデザインの30年」は10月28日まで開かれています。
入場は無料となっています。
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みぶの里で連鶴作品展開催
和紙を使った連鶴の作品展が、伊那市美篶の複合福祉施設みぶの里で開かれています。
一階の展示スペースには「連鶴楽苑伊那教室」の生徒が作った作品およそ20点が並んでいます。
連鶴は一枚の和紙から複数の鶴を切らずにつなげて作ります。
一か所でも繋ぎが切れてしまうと作品にならず、作業には繊細さが求められます。
講師を務める中城忍夫さんは、上伊那に4つの連鶴教室を開いていて、みぶの里での展示は今回で3回目だということです。
施設の職員によりますと、施設利用者や面会に来る家族から、「手作業の繊細さが分かる素晴らしい作品だ」と、好評を得ているということです。
作品は来月18日(日)まで展示されているということです。
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キャリアフェスに向け本格始動
伊那市内の中学2年生が、地域の仕事や人と触れ合い、将来について考える「伊那市中学生キャリアフェス2019」が11月に開催されます。
夏休みを利用して、30日から実行委員の合宿が始まりました。
この日から2日間の日程で、市内6校の実行委員の中学2年生、12人が合宿を行っています。
中学生は、画用紙に漢字1文字を書き、キャリアフェスに向けた意気込みなどを発表しました。
『陽』と書いた生徒は「太陽のように明るく、2日間過ごしたい」、『早』と書いた生徒は「行動を早くして、みんなが楽しめるフェスを企画したい」と発表しました。
キャリアフェスは、中学2年生を対象に、地域の仕事や人と触れ合い、将来について考えてもらおうと開催されています。
去年は中学生650人、企業など94団体が参加しました。
運営は実行委員の中学生が行い、大人の委員はその意見を尊重します。
夏休みを利用した合宿で、委員長の選出やキャリアフェスの方向性などを決めます。
初日のきょうは、自発的に意見が出せる雰囲気づくりに向け、ゲームで交流を深めました。
実行委員の生徒は「実行委員だけでなく、中学生全員が楽しめるフェスにしたい」「盛り上がるけど、勉強になる、ためになるフェスにしたい」と話していました。
大人で参加しているある委員は「子ども達の発想で、大人たちと化学反応して楽しい企画になればうれしい」と話していました。
「伊那市中学生キャリアフェス2019」は、11月14日に伊那市民体育館で開催される予定です。 -
西春近南小 体験教室
伊那市の西春近南小学校で27日、工作や運動などの体験教室が開かれました。
紙工作の教室では、折った広告を重ねるペーパービルディングに挑戦していました。
ほかには、輪ゴムを使った弓型の紙飛行機をつくっていました。
凧をつくる教室では、各児童が思い思いの絵を描いていました。
児童たちは凧が出来上がると、校庭で揚げて楽しんでいました。
この体験教室は、児童と地域の交流を目的に行われていて、今回は10の講座におよそ110人の児童と30人の地域のボランティア講師が参加しました。 -
高校生が中央病院で看護体験
伊那市の伊那中央病院で30日、進路選択の参考にしてもらおうと、高校生を対象にした看護体験が行われました。
上伊那から29人、下伊那から1人の高校生が参加しました。
午前中は、一次救命処置の体験をしました。
心臓マッサージは胸が5、6センチへこむほど自分の体重をかけて行います。
高校生は体力を使う動作に大変さを感じながらも、楽しみながら体験している様子でした。
ほかにも、2人1組でAEDも使った一次救命処置を行いました。
担当した看護師は、「今回の体験をきっかけに、医療を視野に進路を選択してくれたら嬉しい。」と話していました。
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元市議の藤島さんに高齢者叙勲旭日単光章
伊那市西春近在住で元伊那市議会議員の藤島雄二さんが高齢者叙勲旭日単光章を受章しました。
22日伊那市役所で高齢者叙勲の伝達式が行われました。
藤島さんは現在88歳で平成7年から平成18年まで3期11年
市議会議員を務め平成15年から2年間は副議長として円滑な議会運営に尽力しました。
またデイサービスセンター春富ふくじゅ園の開所や現在の伊那中央病院の移転先決定など社会福祉環境の整備に力を入れたほか上伊那地域の市町村合併にも取り組み新伊那市発足に貢献しました。
今は畑での作業が楽しみだということで「自分で作り食べることが健康のもとだ」と話していました。
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阿部知事 上伊那を訪れ課題や要望を聞く
阿部守一知事が県内各地域を訪れ課題や要望を直接聞く「しあわせ信州移動知事室」が、上伊那地域で29日と30日の2日間の日程で始まりました。
29日は、阿部知事が伊那市西箕輪に本社を置く食品メーカーのハナマルキ株式会社を訪れました。
ハナマルキでは、阿部知事が味噌づくりを体験しました。
酵母を入れる工程では、従業員が「味や香りの決めてとなります」と説明していました。
その後、阿部知事はハナマルキの花岡俊夫社長と意見交換しました。
今回の移動知事室では、人口減少社会における人材確保をテーマとしています。
次に、南箕輪村の南信工科短期大学校を訪れました。
南信工科短大では、機械生産技術科の学生が3Dプリンターを使った樹脂製の型の製作方法について説明しました。
昼には、学生や企業の経営者と意見交換をしました。
学生は、「AIなどの新しい技術が企業で必要とされているので授業に取り入れてほしい」「高校の普通科から進学した人にとっては2年間で今のカリキュラムは多く感じる」などと話していました。
これを受け阿部知事は、「3年制学科を導入できないか検討してみたい」と話していました。
また、南信工科短大振興会の向山孝一会長は、今年度の入学者が定員より少なかったことから「地元の高校へのPRが必要だ」と話していました。
阿部知事は、卒業生の連携を深めるためにOB会の設立を提案しました。
しあわせ信州移動知事室は、今回で14回目で、上伊那地域は平成27年1月以来2回目です。 -
平沢の川手さん宅で茅葺作業
伊那市平沢の川手成美さん宅で29日、茅葺屋根の葺き替え作業が行われました。
この日は、茅葺屋根工事を専門に行う伊那市西春近の茅葺信州の林政隆さんと加藤英明さんが作業をしていました。
川手さん宅は、およそ250年前に建てられ、先祖代々受け継がれてきた家です。
茅葺の葺き替えは、20年から30年に一度行われるということです。
茅葺屋根の茅は、1本がおよそ2~3メートルで、徐々に風化していくため、定期的な修繕が必要となります。
川手さんは、「昔は新潟から職人が修繕に来ていて、泊りがけで作業をしていた」と話していました。
葺き替え作業は、およそ2週間かけて行われ、傷んだ茅を取り除いてから新しいものに替えます。
林さんによると、茅葺屋根の修繕依頼は県内外から毎年10件ほどだということです。
修繕費用は民家の場合、畳2枚分の広さで10万円程度だとということです。
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伊那文化会館に多目的室設置要望
伊那市の伊那文化会館多目的室の設置を求める会は29日、伊那市の白鳥孝市長宛に要望書を提出しました。
この日は、会長の北原よし子さんら5人が伊那市役所の建設部を訪れ、伊那文化会館にリハーサル室や会議室などの多目的室建設の必要性を職員に説明しました。
伊那文化会館にはリハーサル室などが無く、コンサートでは本番前に屋外で音合わせを行っているということです。
伊那文化会館は、伊那市が管理する春日公園内に建てられています。
市の職員は、「土地の提供は可能だが増築の費用などは県の計画が必要だ」と説明していました。
伊那文化会館は来年7月から改修工事が予定されています。
会では今後、県に対し要望していくということです。
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武蔵野美術大学学生の作品
武蔵野美術大学の学生による作品展「等身大のゆらぎ」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、卒業を控えた学生たち7人が油絵など70点を出品しています。
伊那市出身のババモエナさんの作品「水底に似て」は朝、起きたばかりのぼんやりとした女性を描いています。
自分自身に当てはめて鑑賞してほしいという思いから、女性の正面ではなく後ろ姿を描いたということです。
作品展「等身大のゆらぎ」は9月8日(日)まで開かれています。
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福島の親子らが伊那谷を満喫
東日本大震災の原発事故の影響により、外で十分に遊べない子どもたちに自然とふれあってもらおうと、「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」が伊那市長谷で開かれています。
プロジェクトには福島県南相馬市在住の親子21人が参加しました。
27日は野菜の収穫や、おやきを手作りし、上伊那産の野菜が入った出来立てのおやきを味わっていました。
このプロジェクトは、震災による放射能汚染の影響により、外で十分に遊べない福島の子どもたちに自然を楽しんでもらおうという企画です。
上伊那の住民有志で作るボランティアが2013年から毎年企画していて、今年で7回目になります。
今年は25日から28日までの3泊4日の日程で、28日は川遊びなどを楽しむ予定です。 -
会津松平家 松平保久さんが講演
伊那市の親善交流都市、福島県会津若松市との友好を深めようと、市は会津松平家の14代目当主松平保久さんの講演会を20日いなっせで開きました。
松平保久さんは、大学院を卒業後NHKに入局し、現在はNHKエンタープライズで番組制作に携わっていて幕末最期の会津藩主松平容保のひ孫にあたります。
講演では、「会津の義 保科正之公と会津藩」と題して話をしました。
保科正之は、二代将軍秀忠の子で、7歳で高遠の保科家の養子に入り高遠藩主となったあと、会津藩の初代藩主となりました。
松平さんは、猪苗代町にある保科正之を祀った土津神社を紹介し、「神社の石碑には高遠石工の技術が見られる。保科正之は高遠から会津へ移る際多くの人を連れてきていて、その中に高遠石工もいたのではないか」などと話していました。
伊那市と会津若松市は平成22年に親善交流を宣言していて、講演会は改めて友好を深めようと伊那市が開きました。
会場には280人ほどが訪れ話に耳を傾けていました。
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土用の丑の日で大忙し
27日は土用の丑の日です。
伊那市上新田で川魚などを販売している塚原信州珍味では、注文の対応に追われていました。
27日は三代目店主の塚原慎也さんが朝5時から厨房に立ちウナギを焼いていました。
塚原信州珍味では、70年以上継ぎ足しているという秘伝のたれを使っていて、甘めの味付けが特徴です。
店内には、予約の札がずらりと貼りだされ、取材中も注文の電話が次々にかかってきていました。
お昼時になると、ウナギを買い求める人たちが訪れていました。
塚原信州珍味には、お昼頃までに900人前の予約が入ったということです。
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プレミアム金曜 伊那市で飲み歩きイベント
月末の金曜日を楽しむプレミアムフライデーに合わせて、伊那市で、「COME ON いな人のみ屋さん」と題したイベントが、26日夜から27日にかけて行われました。
飲み歩きイベントには、市内の177店舗が参加し、特別メニューや割引メニューを用意しました。
セントラルパークではオープニングセレモニーが行われ、イベントを主催した伊那商工会議所地域資源活用委員会の飯島 松一委員長が、乾杯の発声をしました。
たくさんの店を巡り、新たな発見をしてもらおうと伊那商工会議所が初めて企画し、3年前から準備を進めてきました。
持ち歩くとサービスが受けられる500円の冊子は、およそ5000部売れたということです。
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美篶小資料館で高遠中職員研修
伊那市の高遠中学校の職員は26日、美篶小学校資料館で、職員研修として三峰川や霞堤防の成り立ちについて学びました。
この日は、高遠中の職員13人が参加し、美篶小資料館運営委員会副委員長の矢島信之さんから話を聞きました。
矢島さんは、職員向けに用意した資料を使って、三峰川の氾濫に備えた霞堤防の仕組みなどを説明していました。
高遠中の職員研修は、地元への理解をより深めようと去年から行われています。
研修では、座学のほかに霞堤防の見学なども行ったということです。
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弥生野球部の準優勝祝うクッキー
伊那市荒井の菓子庵石川は伊那弥生ケ丘高校野球部が夏の大会で
準優勝したことを祝うクッキーを作りました。
クッキーは野球ボールをイメージしたもので祝準優勝伊那弥生ケ丘と書かれています。
1枚500円で限定30枚、名称は伊那弥生ケ丘高校野球部感動をありがとうクッキーです。
菓子庵石川は社長の石川信頼さんをはじめ、弟、妹、妻が伊那弥生ケ丘高校出身でクッキーの売上は全て弥生野球部に寄付するということです。
クッキーは石川のほか伊那市荒井のラーメン店原点でも販売されていて売り切れ次第販売を終了するということです。 -
弥生野球部 準優勝を報告
高校野球 夏の県大会で準優勝した伊那弥生ケ丘高校野球部 の報告会が26日学校でひらかれました。
全校生徒が見守る中、選手たちは準優勝のメダルをかけ入場しました。
伊那弥生ケ丘高校は、上伊那勢としては昭和36年の伊那北高校以来、58年ぶりに決勝に進出しました。
結果は飯山高校に延長戦の末4対5で敗れ、甲子園まであと一歩、準優勝におわりました。
主将の向山大介さんは「皆さんの応援が大きな力になりました」と挨拶しました。
報告会では生徒会長の三澤僚多さんがリードしスタンドでの応援を再現しました。
三澤さんは「野球部の活躍で弥生が一つにまとまりました。お疲れ様でした」と声をかけていました。
3年生はこの大会で引退し、1・2年生のみの新チームとしてスタートします。
弥生野球部、新チームの秋の大会につながる初の公式戦は8月3日に予定されています。 -
弥生同窓会 全国大会出場生を激励
伊那弥生ケ丘高校の同窓会は23日、全国大会に出場する生徒を激励しました。
23日は、同窓会の下島典子会長が学校を訪れ、全国大会に出場する生徒に激励金を渡しました。
全国大会に出場するのは、器楽部、少林寺拳法の伊藤すみれさん、水泳部の木村佳寿帆さん、ソフトテニス部ペアの竹内萌花さん・唐澤ののかさんです。
生徒たちは「練習の成果を精いっぱい出し切ってきます」とあいさつをし、健闘を誓っていました。