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バレーボールVリーグ 伊那市出身選手
大阪府堺市を拠点に活動するバレーボールVリーグ男子1部の日本製鉄堺ブレイザーズに、伊那市出身の上村琉乃介さんが前シーズンから所属しています。
13日は上村さんと母親の淳子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長を表敬訪問しました。
上村さんは坂下出身です。
伊那中バレー部時代にプロになりたいと思い、伊那中を卒業後、山梨県の日本航空高校、東京都の東京学芸大学を経て、日本製鉄堺ブレイザーズに加入しました。
前シーズンにも20試合に出場しています。
身長は186センチとバレーボール界では小柄ながら跳躍力が自慢で、最高到達点は352センチです。
背番号の17番は、伊那市を背負って戦いたいという思いから自ら決めたということです。
白鳥市長は「将来は日本を背負う選手になってください」と話していました。
日本製鉄堺ブレイザーズが所属するSVリーグは、10月に開幕を予定しています。
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女子プロ選手を招きチャリティーゴルフ
伊那ライオンズクラブは、女子プロ選手を招いたチャリティーゴルフコンペを14日に伊那市の信州伊那国際ゴルフクラブで開きました。
チャリティーゴルフコンペは、今年で3回目です。
女子プロ選手を招いてのコンペは初めてで、去年9月に伊那市長谷に移住した、元プロゴルファーの築山栗子さんの協力で、関東などから31人の選手が参加しました。
参加者は途中のホールに設置されている募金箱に寄付をしたということです。
寄付金は、伊那市の児童養護施設たかずやの里を巣立つ子供たちの自立支援に使われます。
伊那ライオンズクラブでは「このチャリティーを通じて少しでも手助けができればうれしい」と話していました。
きょうは、伊那ライオンズクラブ会員や女子プロ選手など143人が参加し、およそ60万円が集まりました。
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伊那市新教育長に福與雅寿さん
伊那市議会臨時会が14日市役所で開かれ、新しい教育長に荒井の福與雅寿さんを任命する議案が全会一致で同意されました。
福與さんは、伊那市荒井の65歳です。
東京学芸大学卒業後、長野県内の小中学校の教諭として勤務し、箕輪町の箕輪中部小学校校長などを務めました。
今年3月までは伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めました。
福與さんは「子どもや住民に学ぶことの楽しさを十分知ってもらえるよう力を尽くしたい」と話していました。
福與さんの任期は17日から3年間です。
新教育長の任命は、現在の笠原千俊教育長の任期満了に伴うものです。
市議会臨時会は、今年度一般会計補正予算案など13議案を原案通り可決し、閉会しました。
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天竜川に鯉の群れ
伊那市中央の天竜川に鯉がたくさん集まっていると視聴者から14日に連絡がありました。
現場に行ってみると20匹ほどの鯉が集まっていました。
天竜川漁業協同組合に問い合わせたところ鯉は産卵のために毎年この時期に流れの緩やかな場所に集まってくるということです。
鯉は水草がある場所で産卵していました。
普段から天竜川に生息していて、水温が上がるこの時期から産卵がピークを迎えるということです。 -
伊那北小で5年生が田植え
伊那市の伊那北小学校5年生の児童は学校近くの田んぼで14日に田植えをしました。
この日は5年生の児童53人が6.3アールの田んぼに田植えをしました。
児童たちは農家の唐木隆夫さんに植え方を教えてもらい、30cm間隔で稲を植えていました。
植えたのはうるち米です。
唐木さんは「小さな苗なのでいたわりながら植えてください」と話していました。
伊那北小学校では毎年5年生が総合学習の一環で米作りを行っています。
収穫は9月中旬を予定していて皆で味わうということです。 -
伊那市議会議長に田畑さん
伊那市議会臨時会が13日市役所で開かれ、新しい議長に田畑正敏さん、副議長に二瓶裕史さんが選ばれました。
市議会臨時会では、2年間の申し合わせ任期の満了に伴う議長選が行われ、全議員21人が投票しました。
新しい議長には田畑正敏さんが15票で選ばれました。
伊那市富県北新区の田畑さんは73歳で2期目です。
議長就任にあたり「市民の信頼と期待に応えられる活力ある議会になるよう努めていきたい」と挨拶しました。
副議長の選挙では二瓶裕史さんが17票で選ばれました。
伊那市日影の二瓶さんは45歳で3期目です。
二瓶さんは「議長を支え、市民にとって開かれた議会を目指していきたい」と挨拶しました。
正副議長の任期は申し合わせにより2年間となっています。
また、常任委員会の構成も決まり、総務文教委員会委員長は宮原英幸さん、社会委員会委員長は小林眞由美さん、経済建設委員会委員長は原一馬さん、議会運営委員会委員長は唐澤千明さんが選出されました。
また、新しい教育長に、3月まで伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めていた福與雅寿さんを任命する議案が提出され、14日の臨時議会で諮られることとなっています。
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VC長野 シーズン報告会
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツのシーズン報告会が11日、南箕輪村民センターで開かれました。
報告会では選手一人ひとりが今シーズンを振り返りました。
キャプテンを務め、今シーズンで退団する池田颯太選手があいさつをしました。
VC長野トライデンツは今シーズン2勝34敗で10チーム中10位の成績でした。
VC長野トライデンツの運営会社の大矢芳弘社長は「あと1点あと1セットで競り負けてしまった試合が多かった。来シーズンは1つでも多く勝ちたい」と話していました。
報告会にはスポンサー企業やファンクラブ会員などおよそ160人が出席しました。
日本のバレーボールリーグは来シーズンから「SVリーグ」と「Vリーグ」の2つに再編成され、VC長野はトップリーグとなる「SVリーグ」への参戦が決定しています。
SVリーグは今年10月に開幕を予定しています。
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山水会展 作品約50点並ぶ
伊那市や箕輪町の水彩画愛好者による「山水会展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画を中心とした作品およそ50点が展示されています。
「山水会展」は、伊那市で開かれている教室「月友会」の会員の作品展です。
月友会には、現在60代から80代を中心とした17人が所属していて、週に1回集まり、風景画や静物画などを描いています。
作品展は、会員の作品の発表の場として年に1回開いていて、今回で14回目となりました。
テーマは設けず、それぞれが自由に描いた作品を1人3点ほど展示しています。
「山水会展」は、16日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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遠照寺ぼたん祭り
ぼたん寺として知られる、伊那市高遠町山室の遠照寺のぼたんが現在見頃を迎えています。
12日からぼたん祭りが始まりました。
遠照寺には、180種類、およそ2,000株のぼたんが植えられています。
市内外から訪れた人たちが写真を撮ったりして花を楽しんでいました。
花の上には日よけや雨よけの役割をする傘が付けられています。
1983年に松井教一住職の母親が地域おこしのために、3株の苗を植えたことが始まりで、檀家と協力して育て、40年余りが経つということです。
今年の開花は去年並みの4月29日ですが、花の咲きが早く去年より5日ほど早い9日に見頃を迎えました。
遠照寺によりますと、ぼたんは5月下旬まで楽しめるということです。
ぼたん祭りは6月2日までを予定していて、参拝料は500円、高校生以下は無料です。
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聞き書き甲子園成果発表会
全国の高校生が各地域の名人から話を聞き、記録・発信する「聞き書き甲子園」の成果発表会が5日伊那市の創造館で開かれました。
聞き書き甲子園は、全国の高校生が、日本各地の森・川・海で働く名人を訪ね、一対一で知恵や技術、生き様について聞き取り、記録し発信する取り組みです。
伊那市では昨年度初めて協力市町村として受け入れを行い、高校生7人がざざ虫漁やすがれ追いなどの名人を取材しました。
成果発表会では、富県在住でマツタケ名人の藤原儀兵衛さんと、藤原さんを取材した愛知県の高校に通う成田和香さんが対談をしました。
成田さんは、「藤原さんの現状に満足しない向上心や探究心が強く印象に残っている」と取材を振り返りました。
また、「藤原さんが熱意を持って話したことを書き、伝えることを大切にした」と話していました。
藤原さんは「65年間のマツタケづくりを、数時間の取材で素晴らしくまとめてくれた」と話していました。
この日は地元の高校生や住民などおよそ30人が参加しました。 -
伊那地域最高気温26.5度
11日の伊那地域の最高気温は26.5度まで上がり夏日となりました。
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高尾神社例大祭 つつじ祭り
伊那市山寺の高尾神社で、92回目となる例大祭とつつじ祭りが11日に行われました。
例大祭では、区民に見守られながら、山寺の小学5年生と6年生7人が浦安の舞を奉納しました。
高尾神社では商売繁盛や五穀豊穣を願い、例大祭が行われています。
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河川整備計画の変更案を説明
戸草ダム建設や治水施設整備事業などについて協議する伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が市役所で10日開かれ、天竜川水系河川整備計画の変更原案などが報告されました。
10日は、先月19日に示された天竜川水系流域委員会の河川整備計画の変更原案を天竜川上流河川事務所が委員に説明しました。
変更原案では、洪水調整機能の増強が必要な場合は、既設ダムの放流能力の増強や新設ダム等に関する調査・検討を行うとしています。
委員からは「過去に繰り返した災害をさらに受けないよう対策をして欲しい」「三峰川上流域の治水については早急に戸草ダムを含め検討して欲しい」など長谷地域協議会で出された意見が紹介されました。
天竜川上流河川事務所などでは整備計画の変更案についてのパブリックコメントを21日まで募集しています。
また、16日には整備計画の変更案の地元説明会を伊那市役所で開く計画です。 -
伊那市アプリで防災情報発信
伊那市では先月から防災や災害に関する情報をスマートフォンでリアルタイムに受信することができる防災アプリを導入しています。
こちらがそのアプリです。
防災行政無線の内容が音声や文字で確認できるほか、自分の現在地と照らし合わせたハザードマップや避難所の情報を得ることができます。
伊那市危機管理課防災係長の小松剛さんに使い方を説明してもらいました。
伊那市では災害時の迅速な情報提供や情報発信の多様化を目的に、昨年度からアプリの開発を進めてきました。
アプリは先月1日から導入が始まっていて、伊那市公式ホームページのほか、QRコードからダウンロードできます。
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高校生がイベントの演出
今年も伊那市の中心商店街をバラで彩るイベント「伊那まちバラぶらり」が26日から始まります。
イベントのひとつとして26日に行われる一般公募のファッションショ―の演出を地元の高校生が担当します。さくら国際高校伊那キャンパス3年の北澤匠さんです。
北澤さんがBGMの選曲から出演者の調整などファッションショ―の演出や運営を担当します。
伊那まちバラのファッションショーは、一般公募で集まったモデルたちが自分のお気に入りの服を披露する市民参加型のイベントで、今年で3年目になります。
北澤さんは、1回目のショーにモデルとして参加しました。
高校生の自分が地域の為にできることが何かを考え去年からイベントに関わっています。
伊那市荒井に先月オープンした古着を扱うAFTER SCHOOLです。
出演したいが衣装に困っている人のために貸し出しを行います。
伊那まちバラのファッションショーは26日にいなっせ1階の軒下で行われます。
現在、参加者を募集しています。
申込みはご覧の所にお問合せください。
090ー4094-2870担当若林さん -
来月開催 地域対抗キックベース大会
伊那青年会議所は6月、小学生とその保護者を対象に「地域対抗キックベース大会in伊那」を伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開きます。
8日は伊那青年会議所のメンバーが伊那市の伊那商工会館で記者会見を開きキックベース大会の概要について説明しました。
キックベースは野球に似た遊びです。
小学生5人と大人2人がチームとなり大会では5試合を行う予定です。
伊那市や辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生とその保護者が対象で、応募には保護者1人の登録が必要です。
同じ地域で誘い合って参加してほしいということです。
応募締め切りは31日金曜日です。
地域対抗キックベース大会in伊那は6月22日土曜日にエレコム・ロジテックアリーナで開かれます。
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南箕輪中 経ヶ岳強歩大会
南箕輪村の南箕輪中学校で伝統行事の経ヶ岳強歩大会が10日に開かれました。
午前9時過ぎに南箕輪中学校の第二グラウンドから442人がスタートしました。
3年生男子から順に男女別・学年別に走り出しました。
コロナ禍前は経ヶ岳の8合目をゴールに開催されていましたが、現在は生徒の安全確保のため経ヶ岳の登山口までを往復するコースに変更されています。
一番長いコースは14kmで、他に11kmと7kmのコースがあります。
生徒はそれぞれ自分に合ったコースを選びます。
スタートからおよそ1時間後、ゴールにトップの生徒たちが戻ってきました。
大会の結果14kmコースの男子トップは1時間4分5秒で2年生、サッカーのクラブチームに所属する平田樹汰さんでした。
14kmコースの女子のトップは1時間16分2秒で3年生、バスケ部の長尾凛花さんでした。
南箕輪中学校では「自分で目標を決めてやり遂げてほしい」と話していました。 -
伊那華のみるくろうる11日から販売
JA上伊那のプライベートブランド、伊那華シリーズの新商品「伊那華の米粉みるくろうる」の販売が11日から始まります。
「伊那華の米粉みるくろうる」です。
長さおよそ8センチで生地には上伊那産のコシヒカリの米粉と上伊那の若手酪農家が企画・開発した「酪農家のおもてなし牛乳」を使い、生クリームは駒ヶ根市のすずらん株式会社がつくる「すずらん牛乳」が使われています。
価格は1本税込み1,000円です。
冷凍保存のため、解凍時間によってシャリシャリ食感からもちもち食感を楽しめるということです。
販売は11日からで、ファーマーズあじ~なやファームテラスみのわ、JAのファミリーマートなどで購入することができます。
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伊那新校 工事スケジュール再検討などを知事に要望
上伊那広域連合などは、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校が再編統合する伊那新校について、開校から2年間校舎の建設が遅れるとするスケジュールの再検討などについてを阿部守一長野県知事に9日要望し、阿部知事は「地域の理解を得られる形で対応したい」と回答しました。
9日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長や上伊那市町村教育委員会連絡協議会の北原秀樹会長、伊那商工会議所の唐木和世会頭らが長野県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。
要望事項は「開校に向けたスケジュールおよび工事などの再検討について」と「新たな学びの早急な検討について」の2点です。
3月の懇話会で示された長野県教育委員会の方針では、伊那新校は2028年4月の開校を予定していますが、新校舎の完成は開校2年後の2029年度末としていて、工事期間中は、伊那弥生ケ丘高校に仮校舎を建設し授業を受けるとしています。
上伊那広域連合などは、「開校と校舎の使用開始時期が年単位で異なることは通常想定しないことであり、生徒に対しても悪影響が生じかねない。開校と同時の新校舎供用開始を基本に再検討するとともに、工事期間中の学びの在り方を充分に検討してほしい」と要望しています。
阿部知事は「高校再編は地域の皆さんの理解を得られないまま進めるつもりは全くありません。開校スケジュールは理解を得られるようにご意見を踏まえて対応していきたい」と話していました。
また9日は長野県教育委員会の武田育夫教育長にも要望書が手渡されました。
武田教育長は「伊那新校のスケジュールについては地元の方と相談しながら工事期間を再検討している。このことについては次回の懇話会で発表したい」と話していました。
このほか新校の学びの内容の早急な検討についても意見が交わされ、保護者や子どもたちへの情報発信の必要性が確認されました。
なお、次回の伊那新校再編実施計画懇話会の日程は未定となっています。
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手良小児童 代搔きを兼ねた泥遊び
伊那市の手良小学校の5年生は、田んぼの代掻きを兼ねた泥遊びを9日に行いました。
この日は、5年生の児童15人が、学校南側の田んぼで泥遊びをしました。
手良小学校では、毎年5年生が米作りをしていて、泥遊びは代掻きを兼ねて行われました。
この日は、手良保育園の園児も一緒に遊ぶ予定でしたが、午前中は天気が悪く気温も低かったため、園児は田んぼの外で様子を見ていました。
児童は、泥を投げ合ったり、走ったりしていました。
児童は、24日にコシヒカリともち米の田植えをし、9月頃に稲刈りをするということです。
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伊那北高校海外研修報告会
伊那市の伊那北高校で、カンボジアやアメリカなどへの海外研修の報告会が4月27日に開かれました。
この日は、海外研修を経験した生徒5人が、現地で学んだことや感じたことを発表しました。
生徒は、長野県教育委員会主催の海外研修や、伊那北高校が初めて企画したカンボジア研修に参加しました。
今年1月にカンボジアに行った3年の鈴木晴香さんは、「現地の生徒に『お金がないから海外に行けない』と言われた。海外で勉強できる環境にいる自分にはどうすることもできず悔しかった」と話していました。
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憲法記念日 弁護士が講演
憲法記念日の3日、伊那市の伊那文化会館で憲法記念日の集い・講演会が開かれました。
講師は、東京都の弁護士、白神優理子さんが務めました。
白神さんは、日本国憲法は希望と題し、話をしました。
この講演会は、上伊那の有志でつくる「憲法記念日の集い」実行委員会が毎年開いているものです。
この日はおよそ350人が参加しました。
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あがっとこども広場 醤油絞り
伊那市西箕輪で自然体験などを行っている「あがっとこども広場」は醤油絞りを4月28日に行いました。
あがっとこども広場は西箕輪の大山千佳さんのそろばん教室から派生したもので自然体験を行っています。
これまでにピザ窯作りや大豆の栽培など行ってきました。
この日はそろばん教室に通う児童やその保護者などおよそ30人が集まり、去年3月に仕込んだもろみから醤油を絞りました。
もろみとお湯を混ぜて、布で作られたしぼり袋に入れていきます。
上伊那や木曽地域で自家製しょう油作りを広める活動をしている真ナ花醬油工房の2人が指導しました。
しぼり袋を入れた醤油絞り船という木箱から醬油が出てくると参加者は味見をしていました。
そろばん教室に通う児童は1年間天地返しというもろみと空気を混ぜて発酵させる作業をしてきました。
13kgの大豆で作ったもろみからは一升瓶32本分の醤油ができたということです。
醤油は昼食に味わい残りの利用方法は考えていくということです。
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西春近北小 足が速くなる教室
伊那市の西春近北小学校で速く走るコツを学ぶ教室が8日開かれました。
8日は1年生から6年生までの全校児童およそ150人が走り方を教わりました。
年長から中学生を対象に走り方の教室を開いている日本こどもスポーツ協会の指導員4人が講師を務めました。
児童は足の上げ方や手の動かし方など基本の動作を教わっていました。
西春近北小学校では25日土曜日に運動会が開かれる予定です。
運動会を前に走り方の基礎や体を動かすことの楽しさを知ってもらおうと今回初めて企画しました。
西春近北小学校では「走ることは色々な動きの基本となるので、積極的に体を動かして楽しんでほしい」と話していました。
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伊那東小学校で花育授業
花に親しむことで心を育てる「花育」の今年度の授業が伊那市内の小学校で始まりました。
8日は伊那東小学校にアルストロメリアが贈られました。
8日は、白鳥孝伊那市長とJA上伊那の西村篝組合長、JA上伊那花き部会の吉澤昭夫部会長が代表の児童にアルストロメリアの花束を贈りました。
「花育」は伊那市とJA上伊那、花き部会が、子どもたちに花に親しむことで豊かな心を育んでもらおうと、市内15校の小学3年生を対象に毎年行っているものです。
花束は各クラスに一束ずつ贈られました。
花のお礼に児童会が作った縁起物の熊手が贈られました。
アルストロメリアの生産量は上伊那が日本で最も多く、令和5年度はおよそ1,150万本が出荷されたということです。
花育の授業ではJA上伊那花き部会青年部が制作したDVDを見ながら、花の栽培から出荷までを学んでいました。
授業の様子は花き部会の吉澤部会長が見学していました。
授業を受けた児童たちから花束のお礼が伝えられました。
花は、教室に飾られるということです。
花育事業では、市内の小学校にあわせて1,860本のアルストロメリアが贈られるということです。
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田楽座稽古場公演 10演目を披露
伊那市富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」の稽古場公演が、4日から6日の3日間行われました。
公演では、メンバー5人が、太鼓や踊りなど、10演目を披露しました。
はじめに、獅子が客席をまわり、厄払いをしました。
稽古場公演は、地域の人に感謝を伝え、活動を知ってもらおうと始まり、31回目です。
今年は、稽古場の外に5年ぶりに屋台が並びました。
田楽座は今年で創立60周年となることから、還暦にちなみ、赤いものを身に着けている人にプレゼントが渡されました。
田楽座では、今回の稽古場公演を皮切りに、県内外で公演を行い、10月には記念イベントを予定しています。
稽古場公演には、3日間で440人が訪れたということです。
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柘植伊佐夫さん 伊那市のアドバイザーに委嘱
伊那市山寺出身で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんが市のブランド力強化や関係人口拡大について助言するブランディングアドバイザーに7日に委嘱されました。
7日は市役所で委嘱式が行われ白鳥孝市長から柘植さんに委嘱書が手渡されました。
柘植伊佐夫さんは山寺出身の64歳です。
柘植さんは東京都在住でNHKの大河ドラマや映画「シン・ゴジラ」「翔んで埼玉」などの人物デザインを手掛けています。
市の芸術文化大使に2012年に就任し、伊那市が進める50年の森林ビジョンを応援するミドリナ委員会の委員長を務めています。
アドバイザーとしてブランド力の強化や関係人口拡大のために俯瞰的・包括的な視点で助言をしていくということです。
白鳥市長は「伊那のブランドの全体像を柘植さんの目で見てもらいたい」と話していました。
任期は2026年3月31日までです。 -
伊那ローメンズクラブ 珠洲市で炊き出し
伊那市の飲食店などでつくる伊那ローメンズクラブは、能登半島地震で被災した石川県珠洲市を訪れ、連休中の5日と6日に炊き出しを行いました。
炊き出しには、クラブのメンバーを中心に14人が参加し、5日は珠洲市内の避難所になっている宝立小中学校でローメン500食とわたあめを振る舞いました。
珠洲市東部にある宝立町地区は、津波による被害もありましたが、家屋の全壊が特に多く、4か月経った今でもそのままの状態となっています。
宝立小中学校では、現在もおよそ70人が避難生活を送っています。
近くには仮設住宅もあり、炊き出しには多くの人が訪れ、ローメンを味わっていました。
この日は、主旨に賛同した信州プロレスが特別試合を行い、会場を盛り上げていました。
炊き出しは、6日に近くの道の駅でも行われ、2日間でおよそ1,500食が振る舞われました。
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高鳥谷山区民ハイキング
伊那市富県区民を対象にした恒例行事、高鳥谷山区民ハイキングが3日に行われました。
ハイキングでは、区民およそ350人が高鳥谷山頂上付近のつが平を目指しました。
ゴールのつが平は、標高およそ1,200メートルにあり、中央アルプスを望むことができます。
高鳥谷山区民ハイキングは、昭和42年(1967年)から続いていて、今回で57回目を迎えました。
参加者は、およそ2時間かけて登りました。
ゴール地点では、富県小学校と新山小学校の交流会が開かれました。
参加した児童が、互いに学校を紹介したり、校歌を歌いました。
また、富県区を拠点に活動しているまつり芸能集団田楽座が太鼓を演奏しました。
式典が終わると参加者たちは家族や仲間と昼食をとり、連休の1日を楽しんでいました。
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㈱パネックス 12月に物流倉庫を建設
伊那市東春近に工場があるパン製造業の株式会社パネックスは伊那市と新たに土地売買仮契約を4月23日に締結しました。
この日は市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とパネックスの前野朝彦社長が契約書を取り交わしました。
今回契約した土地は伊那市東春近のパネックス長野工場の東側、東原工業団地のおよそ17,000m²で用地価格は2億3,700万円です。
主力商品のロングライフパンの増産のため、100万食を保管できる物流倉庫を建設するということです。
伊那市はパネックスと2018年から災害時における物資供給に関する協定を締結しています。
前野社長は「増産の為に必要な倉庫は事業発展の礎になります。災害時には市内・県内にパンを届けられるようになる。」と話していました。
白鳥市長は「災害時にはこのパンがあることで多くの人が救われる。地元としてもありがたい」と話していました。
今年12月から稼働し、新たに20人を雇用するということです。