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プロドライバー事故防止コンクール
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第40回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の2事業所が表彰されました。
4日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われ、駒村公孝署長から受賞者に表彰状が手渡されました。
優秀事業所には、株式会社JAアグリエール長野伊那営業所が選ばれました。
優良事業所には、高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
他に、標語部門で伊那バス株式会社の牧内裕子さんの作品「もしかして常に先読む予想力」が佳作に選ばれました。
プロドライバー事故防止コンクールは、事業所の取り組みを評価するもので、去年は県内から676の事業所が参加しました。
駒村署長は「引き続き事故がないようご協力をお願いしたい」と話していました。 -
改憲阻止へ アピール文採択
長野県高等学校退職教職員協議会上伊那支部の総会が伊那市のいなっせで11日開かれ「安倍内閣の退陣を求め改憲を阻止しよう」とするアピール文が採択されました。
総会には、元高校の教職員20人が出席しました。
上伊那支部では「教え子を再び戦場へ送らない」として、憲法を守る運動に、取り組んでいます。
総会では安倍政権が目指す憲法9条の一部改正に反対し「安倍内閣の退陣を求め改憲を阻止しよう」とするアピール文が採択されました。
支部長の清水久志さんは「国民の安倍政権に対する批判の声は高まっている。地域から切実な声を上げていくことが大切だ」と話していました。
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伊那市 首都圏事業支援員委嘱
伊那市は、首都圏で行う事業やイベントを円滑に進める「首都圏事業支援員」を新たに設置し、神奈川県在住の唐澤榮人(さかと)さんを委嘱しました。
11日は、委嘱式が市役所で行われ、白鳥孝市長が唐澤さんに委嘱書を手渡しました。
唐澤さんは、伊那市西町出身の62歳で、現在は横浜市に住んでいます。
伊那北高校を卒業後、慶應義塾大学法学部に入学。
卒業後は、大手外資系銀行の東京支店で業務部長などを歴任しています。
今後は、首都圏事業支援員として銀座NAGANOを活用した移住定住の取り組みや首都圏で伊那市をPRするイベントの支援、定期的な大学訪問による企業情報の発信などを行います。
唐澤さんは、「信大農学部と連携して作っているワイン【山紫】は魚に合うので、釣りとコラボしたイベントを企画してはどうか」などと早速アイディアを出していました。
白鳥市長は、「豊かな知識と人脈を活かして伊那をPRしてほしい」と期待していました。
任期は来年3月31日までで、必要に応じて更新していくとしています。 -
迫力の演奏 第1回クラシック音楽の祭典
第1回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」が10日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
ブラームス作曲の「ドイツ・レクイエム」を、伊那フィルハーモニー交響楽団とオーディションで選ばれた合唱団、プロのソリスト2人が演奏しました。
ドイツ・レクイエムは7つの曲で構成されていて、歌詞は全てドイツ語です。
合唱団は伊那市を中心に県内外の123人で、練習は去年の2月から月2回行ってきたということです。
また、公募で集まったバレエダンサーや伊那市富県出身のプロダンサー下島功佐さんが出演しました。
「クラシック音楽の祭典」は、1990年から始まった「手づくりの演奏会」が一昨年幕を閉じ、その後も多くの人から存続の声が上がったことから、より質の高いものにしようと開かれました。
会場には、満員となる1,000人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。 -
伊那北高校バレー部31年ぶり北信越大会出場
伊那市の伊那北高校のバレー部は、31年ぶりに北信越大会に出場します。
8日は、大会に向けて練習に励んでいました。
伊那北高校バレー部は、1年生7人、2年生6人、3年生7人の20人が所属しています。
4日に開かれた県大会で4位入賞し、昭和62年以来、31年ぶりに北信越大会への切符を手にしました。
エースは3年生で身長179センチの金上壮汰君です。
また、チーム全体で基本的なサーブカットの技術が上がってきていることが今回の出場につながったということです。
大会は、16日から松本市で開かれ、初戦は福井県大会3位の大野高校と対戦します。 -
みはらしカップ17日に開催
伊那市地域おこし協力隊の宮坂 啓介さんは、子ども用のペダルの無い自転車キックバイクの大会を17日に初めて開催します。
伊那市地域おこし協力隊の宮坂啓介さんです。
キックバイクの体験コースを去年みはらしファーム内に整備しました。
このコースを活用して地域を盛り上げようと大会を企画しました。
大会は、17日(日)に開かれます。
2歳~6歳までの年齢ごとのクラス分けで、タイムトライアル形式で行われます。
また、小学生のクラスでは自転車でタイムを競います。
キックバイクの大会、みはらしカップは17日(日)に開かれます。
参加費は1000円でみはらしファーム公園事務所で受け付けています。
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熱中症の症状で10代4人搬送
9日午後1時から2時頃にかけて、伊那市内でテニスの大会中に10代の男女4人が、熱中症の症状で病院に搬送されました。
上伊那広域消防本部によりますと、搬送されたのは、伊那市内の10代の男女4人です。
9日午後1時から2時頃にかけ、伊那市内で行われていたテニスの大会の最中に、気分が悪くなり搬送されたということです。
このうち2人は3週間未満の入院が必要だということです。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域の最高気温は30.4度で、晴れて日差しが出たことから熱中症になりやすい気候だということです。
上伊那広域消防本部では、のどが渇く前にスポーツ飲料などで早めの水分補給をするなど熱中症予防を呼び掛けています。
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長野県華道教育会伊那支部 華道展
上伊那の華道の指導者による第16回華道展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那の10の流派の作品48点が展示されています。
カキツバタやアジサイなど初夏の花が中心です。
展示会は、華道の指導者でつくる長野県華道教育会伊那支部が2年に一度開いています。
個人の作品の他に、数人で作った合作もあります。
こちらは、池坊の5人の高さ2メートルほどの作品です。
葉の「面」と枝の「線」の対比など植物の配置で景観美を表現しているということです。
こちらは、3作品で1つとなる小原流の4人の合作です。
自宅の庭で採取した植物を中心に、初夏の自然の姿を表現しているということです。
長野県華道教育会伊那支部の第16回華道展は10日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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みはらしファームで試験的にサクランボ狩り
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは、9日と10日の2日間、試験的にサクランボ狩りを行っています。
9日は伊那市や東京都などから13人がサクランボ狩りに訪れました。
農園は広さ10アールで、4品種およそ30本が植えられています。
現在は「佐藤錦」と「高砂」の2品種が食べごろです。
みはらしファームでは、いちごやアスパラガスなど年間を通して6種類の収穫体験を行っていて、サクランボは客からの要望が多く寄せられていました。
地元の農家が6年前から栽培を始め、今年は天候が良く実が多くついたことから、急きょ9日と10日の2日間客を受け入れることにしました。
食べる量や採りやすい枝の高さなどを調べ、本格営業に活かしていきたいとしています。
サクランボ狩りは10日まで行われています。
小学生以上は2,000円、3歳から小学生未満は1,000円で、30分食べ放題となっています。
なお本格営業は来年からを目指すということです。 -
高遠高校 商店街の見どころをマップで紹介
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせて観光客に地元商店街を紹介するマップを、9日に配布しました。
ローズガーデンへのシャトルバスの発着点となっているループ橋下の駐車場で、情報ビジネスコースの3年生8人がマップを配りました。
高遠町の商店街の見どころを紹介するもので、お土産を買える店や、高遠そばを提供している店などが15店舗掲載されています。
高遠高校では2015年に初めてこのマップを作りました。毎年3年生が商店へ出向いて聞き取り調査をし、新しい情報を加えながら改良してきました。
全部で600部作製したマップは16日と23日にも配布する予定です。
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三峰川でほたるの生息確認
伊那市美篶の三峰川ではほたるが舞い始めています。
長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんは「ほたるにとって住みよい環境が偶然重なった」と話しています。
伊那市美篶の三峰川では6日からほたるが出始めたということです。
7日の夜は長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが発生状況を確認していました。
野口さんによりますと三峰川では数年前からほたるを見ることができるようになったということです。
発生場所は伊那市美篶の三峰川右岸で本流から分かれた場所です。
水は綺麗で流れが緩やかとなりほたるの幼虫のエサとなるかわになが生息しやすくなっています。
長さは200メートルほどで最後は本流と合流しています。
野口さんは「偶然が重なりほたるを見ることができるようになったこの場所を守るよう行政にも働きかけていきたい」と話していました。
三峰川のほたるのピークは来週中頃だということです。 -
写真展なんじゃもんじゃ 62点展示
ユニークな写真を集めた「写真展なんじゃもんじゃ」が8日から伊那市の伊那図書館で始まりました。
写真展なんじゃもんじゃは、伊那市の「カメラのキタハラ」に集まる写真愛好家が開いています。
今年で17回目となり風景や人物などを題材にユニークな作品62点が展示されています。
こちらは高遠城址公園で撮影したものです。
桜の木の間から見える空がハートマークのような形になっています。
こちらは南アルプスの朝日を映したもので、良く見ると登山者が写っています。
なんじゃもんじゃとは、「なんじゃもんじゃの木」から命名していて、これはなんじゃという写真を集めて展示しています。
ある会員は、「写真ひとつひとつの個性を見て楽しんでもらいたい。」と話していました。
写真展なんじゃもんじゃは、17日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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南ア遭難事故防止へ 遭対協総会
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が8日伊那市長谷の長谷総合支所で開かれました。
定期総会では、協会の救助隊に入っている伊那市役所の加藤知樹さんが功労者表彰を受けました。
平成21年に入隊し在籍8年になります。
加藤さんは「今後も技術を磨き、いざという時には適切な救助活動を行っていきたい」と話していました。
現在救助隊員は34人でほとんどが市の職員と伊那警察署の署員です。
昨年度、南アルプス北部地区での山岳遭難は5件あり1人が死亡しています。
救助隊はその5件全てに出動していまいす。
協会長の白鳥孝伊那市長は、「今年も5万人余りの登山者が予想される。
先人が残してくれた山を大切に、遭難事故防止対策に取り組んでもらいたい。」と出席者に呼びかけていました。
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魅力ある議会づくり検討会
伊那市議会は、魅力ある議会や議員のなり手不足解消などの課題について意見を交わす検討会を7日、伊那市役所で開きました。
7日は、市議会議員21人のうち19人が出席し意見を交わしました。
検討会は、議員のなり手不足解消を図る対応策や地方政治の活性化などについて考えようと初めて開かれたものです。
今年4月に行われた市議選の立候補者数は定数と同じ21人で無投票での当選となりました。
検討会で議員からは「議員と市民が身近に接する機会を増やした方が良い」「選挙に出るには家族の承諾や地域の推薦がないと出られないといった声がある」といった意見がだされました。
他に、「議員定数や議員報酬を見直す必要がある」といった意見もありました。
新人議員からは「若い世代は、子育てなどで政治に関心がない。毎年行っている市民と議会の懇談会に若い世代に参加してもらえる仕組みづくりが必要だ」といった意見が出されました。
伊那市議会では、月に1度、検討会を開いていく計画です。
8月には市民と議会の意見交換会を予定しています。 -
高遠町内の園児と施設利用者が歌で交流
伊那市高遠町の高遠保育園と高遠第2第3保育園の園児は7日、グループホーム桜を訪れ、お年寄りと交流しました。
施設を訪れたのは、高遠保育園と高遠第2第3保育園の年長園児40人です。
はじめに、園児たちが歌を3曲披露しました。
交流は、普段外出する機会が少ない利用者が地域の子どもたちと触れ合う場にしようと年に1回行われています。
園児がお年寄りの手を握り、曲に合わせてマッサージや肩たたきをしました。
グループホーム桜では「子ども達と会うと笑顔になり、元気が出てくる。生き生きとした姿が見られてよかった」と話していました。 -
高遠小学校コミュニティスクール 今年度の発足式
伊那市高遠町の高遠小学校は、地域住民や保護者、児童が一体となった学校づくりを進めるコミュニティスクールの今年度の発足式を、6日行いました。
この日は、ボランティアを行う地域住民18人が高遠小学校を訪れ、自己紹介をして児童と顔を合わせました。
高遠小学校でのコミュニティスクールの取り組みは今年度で2年目になります。
住民を代表して北條良三さんは「みなさんが健やかに成長する事を願って私たちも頑張ります」と挨拶しました。
児童会長の小松史歩さんは「みなさんから地域の事を教えてもらって感謝しています。これからも高遠小学校を応援してください」と話していました。
高遠小学校では190人の児童に対し220人の地域住民が登下校の見守りのほか野菜栽培の指導、読み聞かせなどのボランティアで学校に関わっているという事です。
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弥生高1年 総文祭参加者もてなすマップ作成
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、8月に開催される全国高等学校総合文化祭・信州総文祭を前に、全国から訪れた人をもてなすマップ作りに取り組んでいます。
5日は、弥生の生徒5人が、伊那市荒井の菓子庵石川を訪れ石川 信頼社長から話を聞きました。
今年8月に、県内各地を会場に高校の文化系クラブの全国大会・信州総文祭が予定されています。
伊那市では、郷土芸能部門の大会が開催されます。
大会に訪れた人たちをもてなそうと、弥生ケ丘高校の1年生244人は48の班に分かれ、マップの制作に取り組んでいます。
そのうち1年D組のこの班は、「お土産になるお菓子」をテーマに市内の菓子店を紹介するマップを作ることにしました。
取材の皮切りとして、弥生の卒業生でもある石川さんを訪れました。
生徒は、商品のこだわりや写真の扱いなどついて質問していました。
マップは、模造紙の半分サイズでそれぞれの班が作成し、今月23・24日の弥生ケ丘高校の文化祭一般公開で発表されます。
総文祭で伊那市には、全国から1,500人を超える大会出場者のほか、1万人ほどが来場することが見込まれるということです。
弥生ヶ丘高校では、作成されたマップのうち優秀な3~4点を選び、合わせて1万枚程度印刷し配布する予定です。
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伸和コントロールズ たかずやの里応援チャリティコンサート
伊那市高遠町上山田に長野事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、東春近の児童養護施設たかずやの里を応援するチャリティコンサートを、2日に信州高遠美術館で行いました。
地域貢献の一環として、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせてコンサートを毎年行っています。
今回は児童養護施設たかずやの里を応援するためコンサートの売り上げの全額を寄付する事にしました。
会場には募金箱も設置されました。
コンサートでは、東京を拠点に全国で活動するプロの音楽家7人が、クラシックなどを演奏しました。
伸和コントロールズは、毎年たかずやの里に寄付を行っているという事で「コンサートを通してより多くの人たちに施設を知ってもらいたい」と話していました。
500円で販売された約140人分のチケット代と募金は、6月末までにたかずやの里へ届けられるという事です。
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選挙事務に従事 高校生全員「よかった」
4月22日に投開票が行われた伊那市長選挙で、投票事務に従事した高校生を対象に市選挙管理委員会が実施したアンケート結果がまとまりました。
回答者のうち、事務に従事しての感想は全員が「大変良かった」・「良かった」としていて、選挙に行きたいと思うかは、「必ず行く」・「行く」を合わせて9割となっています。
伊那市長選挙は、4月22日に投開票が行われました。
投票事務に従事した39人の高校生のうち、24人から回答を得ました。
事務に従事しての感想は「大変良かった」が14人、「よかった」が10人で、回答者全員が良かったと回答しています。
その理由については自由回答で「投票の大切さや選挙の流れが分かった」などとしています。
「選挙権を持ったら選挙に行きたいと思うか」との問いには、「必ず行く」が8人、「行く」が14人、「わからない」が2人で、9割を超える高校生が「行く」と回答しています。
若年層の投票率を上げるためにどうしたらよいかとの問いには自由回答で「若い人を選挙に出す」「SNSを利用する」「コンビニなどたくさんの場所に投票所を設置する」などとなっています。
全体での感想については、「投票率が低く残念だった」「若い人が少なかった」「価値ある体験ができた」などと回答しています。
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伊那ナイターソフトCATV杯 信濃路クラブが優勝
伊那ナイターソフトボール連盟の春季トーナメント「伊那ケーブルテレビ杯」決勝戦が5日夜に伊那市営野球場で行われ、信濃路クラブが2年ぶりの優勝を果たしました。
決勝戦は白と緑のユニフォームないのにクラブと青のユニフォーム信濃路クラブの対戦となりました。
試合は、初回0アウト3塁の場面でスクイズを決めるなど2点を先制した信濃路クラブが序盤から優位に進めます。
投げては佐々木和彦さんがテンポの良い投球を見せ、ないのにクラブ打線を押さえ込みました。
試合の結果、5対0で信濃路クラブがないのにクラブを破り、2年ぶりの優勝を果たしました。
試合の模様は、7月に121chで放送します。 -
詐欺を未然に防いだコンビニに感謝状
架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市荒井のファミリーマートJAいな店に5日、伊那警察署長から感謝状が贈られました。
この日は、伊那警察署の駒村公孝署長が店舗を訪れ、小松明弘店長に感謝状を贈りました。
5月10日、市内在住の70代の男性客が、10万円分の電子マネーを購入したいと来店しました。
レジで対応したパート従業員の池上すみ江さんは、金額が大きかったことや男性の様子から特殊詐欺を疑い、店長の小松さんと一緒に警察に相談するよう促したということです。
小松さんは「日頃からお客様に声掛けをするよう心がけていることが今回の結果に繋がったと思う。身近なところでも起こることが分かったので今後も声掛けを続けていきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、今年1月から5月末までに届け出があった特殊詐欺被害の件数は2件で、被害額はおよそ360万円となっています。
2件ともコンビニが関わる被害ではありませんでしたが、引き続き詐欺に遭わないよう呼び掛けています。
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新山小児童がタケノコ採りを体験
伊那市の新山小学校の児童は、地域住民の竹林でタケノコ採りを5日、体験しました。
新山小学校の全校児童42人が訪れたのは、新山の今泉地区に住む六波羅文利さんの所有する竹林です。
六波羅さん好意で毎年タケノコ採りを体験していて、今年で4年目になります。
今年は例年に比べて2週間ほど早く、小学校では予定を1週間前倒しして、この日に行いました。
子ども達は、太く育ったタケノコを足で折って、袋やリュックに入れていました。
児童は「たのしい」「リュックが重くて持って帰れるか心配」などと話していました。
大野俊浩校長は「地域の人たちのおかげで、地域ならではの体験が楽しくできるということを感じてもらいたい」と話していました。
タケノコは、それぞれ家に持ち帰って味わうということです。 -
ローメンの日 大賑わい
6月4日は、蒸し麺の語呂合わせで、ローメンの日です。
伊那ローメンズクラブ加盟店で並盛が一杯400円で提供され、昼時は多くの人で賑わいました。
伊那市美篶の萬楽です。
伊那ローメンズクラブの各加盟店で通常600円ほどで提供されているローメンが400円で提供されました。
開店の11時過ぎから続々と客が訪れ、厨房は大忙しです。
ローメンを作り続けて58年になる店主の正木金内衛さん83歳です。
萬楽では、スープ風のローメンを提供していて、訪れた人たちは酢やソースなどで自分好みの味付けにしていました。
中には、昼に数件回ろうと400円を用意して次の店に行く準備をしている人の姿もありました。
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ドイツ・レクイエム 10日本番
第1回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」が10日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。
3日は、本番前の最後の練習が行われました。
3日は、伊那フィルハーモニー交響楽団と合唱団による合同練習が伊那市のいなっせで行われました。
ドイツレクイエムを1番から7番まで通しで練習しました
クラシック音楽の祭典は、一昨年終了した手作りの演奏会に代わるもので、ワンランク上の音楽会にしようと企画されました。
合唱団は、オーディションに合格した市内を中心とする126人で、去年4月から練習を重ねてきました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の演奏に合わせて、合唱団がブラームス作曲のドイツ・レクイエムを歌う他、公募で集まったバレエーダンサーが共演します。
実行委員長の北沢理光さんは「よりレベルの高い音楽会にしたい」と意気込んでいました。
第1回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」は、10日(日)の午後2時から伊那文化会館で開かれます。
入場料は1000円となっています。
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伊那市・箕輪町・南箕輪村議会6月定例会開会
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会の6月定例会が4日に開会しました。
伊那市議会6月定例会が、4日に開会し、8億9,700万円を追加する一般会計補正予算案など8議案と請願陳情4件が提出されました。
主な内容は、水上空路によるドローン物流の仕組みづくりに5,700万円、小中学校で活用するICT機器の整備に5,000万円などとなっています。
他に、これまでに議会として行った決議や要望、提言について検証する「事業評価検証特別委員会」が設置されました。
委員11人で構成し、委員長には飯島光豊さんが選ばれています。
13日から15日に一般質問、25日に委員長報告・採決が行われます。 -
伊那地域の最高気温31度 真夏日
4日の伊那地域の最高気温は31度まであがり、夏日となりました。
伊那市富県の橋爪謙司さんら2人が育てたさつきの展示会が9日までJA富県支所の農業倉庫で開かれています。
展示会は、農林業直売所たかずやの横にあるJA富県支所の農業倉庫で開かれています。
会場には、橋爪さんらが育てたさつき48点が展示されています。
さつき展は、9日まで開かれています。
長野地方気象台によりますと、
今週1週間は6日が雨のため気温は低くなるとみていますが、それ以外は平年並みから平年より4度高くなるとみています。
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災害時に活躍 2人乗り車いすを寄贈
千曲市の有限会社米生物産は、災害時用の二人乗り車いすを29日、伊那市に寄贈しました。
こちらが今回寄贈された、二人乗り車いす「助人くん」です。
2人が座り、1人で押したり引いたりすることができます。
災害時には、1人の力で2人を同時に避難させることができるということです。
この日は、米生物産の米澤生久代表が市役所を訪れ、車いすを伊那市に寄贈しました。
普段はリヤカーやベンチとしても使え、常に目につくところに置くことで、いざという時に瞬時に持ち出せるということです。
白鳥孝市長は「アイディア満載の商品で災害時に機能的だと感じた。乗り心地もスムーズでどこでも使えそうだ」と話していました。
米生物産では、今回も含め県内20の市町村に二人乗り車いすを寄贈しています。
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ローメンスタンプラリー4日から
伊那市内などの飲食店でつくる伊那ローメンズクラブは、4日からスタンプラリーを行います。
5月29日は、伊那商工会館で記者会見が開かれました。
伊那ローメンズクラブでは去年、クラブ発足20周年を記念しスタンプラリーを実施し、好評だったことから継続して行うことにしました。
参加協力加盟店27店舗のうち10店舗制覇で2000円、20店舗制覇で5000円の食事券がプレゼントされます。
最終日の8月15日に伊那市のセントラルパークで行われるイベントのスタンプも含めすべて集めると1万円分の食事券がもらえます。
スタンプラリーは、6月4日の蒸し麺の語呂にちなんだ「ローメンの日」から8月15日まで行われます。
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入笠山で開山式
夏山シーズンを迎え、伊那市と富士見町にまたがる標高1955mの入笠山で3日、開山式が行われ、子どもからお年寄りまで登山者で賑わいました。
南アルプス最北部に位置する入笠山は、山頂近くまでゴンドラや車道が通じていて、登山口から頂上までは30分ほどで登ることができます。
3日は、県内外から多くの登山客が訪れ、頂上を目指して歩いていました。
標高1955mの入笠山頂上です。
3日は、天候にも恵まれ、中央アルプスや北アルプスの他、街並みなど360度のパノラマを楽しむことができました。
また、富士山を眺めることもできます。
登山者たちは頂上で、景色を楽しみながらお弁当を広げていました。
また、3日は登山口で山開きの神事が行われました。
伊那市と富士見町でつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っています。
伊那市や富士見町、JA上伊那などの関係者が出席し、今シーズンの安全を祈りました。
他に、諏訪アルプホルンクラブによる演奏も行われました。
入笠山では、これからクリンソウやスズランなどの花がシーズンを迎えます。 -
荒井区 小学生がキックベースで交流
伊那市荒井区の少年少女球技大会が3日伊那小学校で開かれ、子どもたちがキックベースで交流を深めました
荒井区の小学生128人が参加しキックベースを楽しみました。
球技大会は、学年の枠を超えて地域の絆を深めてもらおうと荒井区が毎年開いているもので、今年で41回目です。
大会では、地区ごとの7チームがトーナメントで戦いました。
荒井区公民館の有賀茂夫館長は「区の行事で縦の繋がりを作り、毎日のあいさつなどコミュニケーションのきっかけにしてほしい」と話していました。