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市内の小中学校にエアコン設置 14億円可決
伊那市議会臨時会が15日開かれ、市内の小中学校の教室へのエアコン設置に関する補正予算案が提出され、可決されました。
この日は、伊那市議会臨時会が開かれ、市側から市内の小中学校のエアコン設置に関する約14億3,100万円の補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。これは国の補正予算が成立したことに伴うものです。
市内の全小学校15校の275教室と全中学校6校の145教室の、合わせて420室にエアコンが設置されます。普通教室はすべて、特別教室は必要に応じて設置されます。
伊那市では来年の夏に間に合うよう整備を進めていくとしています。
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サクラコマ・ダルマ合格祈願
伊那市内の製造業などでつくるご当地お土産プロジェクトチームが開発した「サクラコマ」の合格祈願が15日、伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
この日は、プロジェクトチームのメンバーが弘妙寺を訪れ、田中勲雄住職のお経に合わせて合格祈願をしました。
サクラコマは、“完全地産の最終製品を生み出すこと”を目的に2012年に発足したご当地お土産プロジェクトチームが、2013年2月に完成させたものです。
回すと桜の花びらが開くコマで受験生にとって縁起がいいことから、毎年合格祈願を行い販売しています。
プロジェクトチームのリーダーで㈲スワニーの橋爪良博社長は「去年はSNSに『合格した』と載せている人がいて嬉しかった。受験生に応援の気持ちが届くよう祈念した」と話していました。
またこの日は、プロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「高遠さくら咲くダルマ」の合格祈願も行われました。
サクラコマと高遠さくら咲くダルマの販売は、16日から高遠さくらホテルなどで行われます。
サクラコマは1個1,000円、だるまは小が1,000円、中が1,500円となっています。 -
西箕輪の五差路に花壇
伊那市西箕輪の地域住民と西箕輪中学校の生徒は、地元の景観を良くしようと、学校近くの五差路に花壇を作り、球根や苗木を植えました。
花壇は、西箕輪ふるさと景観住民協定者会と西箕輪地域協議会の会員が10月に整備をして作りました。
丸太で花壇の枠を作り、ハナモモとツツジの苗木を植えました。
14日は西箕輪中学校緑化委員会の生徒22人が、チューリップの球根を植えました。
整備事業は、伊那市からの補助金を活用して行われました。
西箕輪ふるさと景観住民協定者会によりますと、この場所は平成22年まで地下道があったということです。
その後、五差路に信号機がつけられ人が通れるようになりましたが、この場所に手は入らず草が生い茂っていたということです。
県道があり交通量が多く、近くのみはらしファームに県外から来る人も多いことから景観を良くしようと今回花壇づくりが行われました。
今後は、西箕輪中学校の緑化委員会が草取りや花の水やりを行うということです。 -
白鳥氏 当選から一夜明けて
任期満了に伴い、13日告示された箕輪町長選挙は、現職の白鳥政徳さんが無投票で2期目の当選を果たしました。
一夜明け、白鳥さんは「これから4年間が勝負の年になる」と今後の意気込みを話していました。
13日は、松島の選挙事務所に支持者130人が集まり白鳥さんの当選を祝いました。
一夜明けた14日は、当選祝いに訪れる来客の対応に追われていました。
白鳥さんは朝、5時に起床して新聞に目を通し日課としているブログの更新をしたということです。
当選から一夜明け白鳥さんは2期目に向け「やらなければいけない事をこれから着実にやる。責任を感じている」と話していました。
白鳥さんは、「今まで手があまり入っていなかった農業・工業・観光についても結果を出していきたい」と話していました。
白鳥さんは29日に初登庁し2期目をスタートさせます。
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高校再編 中高生の声取り入れへ
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、より広く意見を集めるため、中高生を対象にした地域懇談会を開く考えを、13日に示しました。
上伊那地域の高校再編について検討を進める、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会の会議が13日にいなっせで開かれ、中高生を対象にした懇談会を開催するとした案が示されました。
再編に関係する世代の意見を反映させようと開催するもので、上伊那地域の中学校15校・高校8校の生徒会長と参加希望生徒50人程度を予定しています。
委員同席のもと、参加者を中心に意見を交わすワークショップ方式で行う計画です。
またこの日は、より議論を深めるため会議の回数を予定より3回増やすとした今後のスケジュールも示されました。
今年度中に再編案をまとめる予定でしたが、年度をまたいで検討をする可能性もあるとしています。
高校再編の検討の延長については、今後、上伊那広域連合の正副連合長会に諮るということです。 -
地域活性化イベント「リアル脱出ルーム」
伊那商工会議所青年部による地域活性化イベント「リアル脱出ルーム とある部屋からの脱出」が今月17日と18日に伊那市の
いなっせで開かれます。
1日に伊那商工会議所青年部が記者会見を開きイベントの概要について説明しました。
このイベントは5、6人のグループ別に、いなっせ内の施錠された室内で謎解きをして鍵を手に入れ制限時間内に部屋から脱出するものです。
使われる部屋は4部屋あり難易度別にレベル1からレベル4に分かれています。
レベル1と2は制限時間が15分で入場料は1人1回600円。
レベル3と4は制限時間が25分1人1回900円で前売り券はそれぞれ100円引きとなっています。
伊那商工会議所青年部では「中心市街地の大型施設を使い地域活性化につなげていきたい。」と話しています。
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長野県高齢者作品展 入賞者を表彰
今年9月に佐久市で開催された信州ねんりんピック「長野県高齢者作品展」で伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは5人が入賞しました。
14日伊那市の伊那合同庁舎で表彰式が行われました。
伊那市の高林千尋さんは奨励賞を受賞しました。
作品は日本画でタイトルは「釣りする親子」です。
伊那市の宮脇智明さんは佐久市長賞を受賞しました。
作品は彫刻でタイトルは「もう、チョットで、とどくかな」です。
南箕輪村の高橋修司さんは長野県老人クラブ連合会会長賞を受賞しました。
手工芸の部の切り絵でタイトルは「夏祭り」です。
伊那市の福澤久子さんは奨励賞を受賞しました。
手工芸の部の衝立でタイトルは「梅花繚乱」です。
伊那市の中山清子さんは佐久市長賞を受賞しました。
写真でタイトルは「はい、どーじょ!!」です。
信州ねんりんピック「長野県高齢者作品展」は6つの部門があり県内から208点の出品がありました。
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権兵衛トンネルで訓練
伊那と木曽を結ぶ国道361号の権兵衛トンネル内で、事故を想定した訓練が、13日に行われました。
訓練は、トンネル内を全面通行止めにして、木曽側からおよそ350m進んだ場所で行われました。
トラックが運転を誤り、対向車線を走行していた普通乗用車と正面衝突したとの想定です。
両方の車には運転席と助手席に1人ずつ乗っていて、それぞれ運転手は軽傷、助手席に乗っていた人は重傷の想定です。
上伊那広域・木曽広域の消防隊員が、負傷者を車両から救出していました。
また、衝突した車から漏れた燃料に引火して車両火災が発生したとの想定で、消火訓練も行われました。
訓練には、県や消防、警察などから86人が参加しました。
木曽建設事務所によりますと、権兵衛トンネルは平成18年2月に開通して以降、通過台数が徐々に増え、平成29年度は1日平均およそ4,000台が通っているということです。
これまで、トンネル内での大きな事故は発生していません。
木曽建設事務所の米倉剛所長は「今後、想定外の事故や災害が起きることも考えられる。個人でシミュレーションをしたり各機関の相互連携を深めてほしい」と話していました。 -
給食甲子園の献立 生徒が味わう
12月8日から東京都で開かれる「全国学校給食甲子園」の本大会に伊那市の長谷中学校が出場します。
13日は、生徒がそのメニューを給食で味わいました。
この日は長谷中の給食に、大会にエントリーするメニューが出され、生徒が味わいました。
アマランサスともちきびが入った「雑穀せんべい汁」、地元の野菜を使った「旬野菜の彩り和え」、長谷中の生徒が作ったラー油を使った「長谷の太陽の巻物」など、生徒のアイデアを元に、栄養教諭と調理師が作った地元の暮らしに密着したメニューです。
全国学校給食甲子園は、学校給食の充実を図り多くの人に関心を持ってもらおうとNPO法人21世紀構想研究会が2006年から毎年開いていて、第1回大会では長谷中が優勝しています。
今年は全国から1701校が出場し、長谷中は3回の予選を勝ち抜いて、来月8日の本大会に出場する12校に選ばれました。
給食を食べた生徒は「春巻きがおいしかった」「いつも美味しい給食を出してくれているので、大会でも頑張って欲しい」と話していました。
栄養教諭の原真理子さんは「第1回の優勝校なのでプレッシャーはあるけれど、頑張ってきたいです」と話していました。 -
園庭の木モチーフの園児作品展
伊那市内の保育園や幼稚園の園児が制作した、園庭の木の絵を展示する「みんなのアートギャラリー」が、伊那図書館で13日から始まりました。
会場には、伊那市内24の保育園・幼稚園の園児が、園庭にある木を切り絵などで表現した作品が並んでいます。
9月30日の「伊那市環境展」で展示を予定していましたが、台風の影響で中止になったことから今回開かれました。
「みんなのアートギャラリー」は、11月20日(火)まで、伊那図書館で開かれています。 -
CATV杯サッカー大会 箕輪A優勝
第12回CATV杯上伊那6年生サッカー大会が12日伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、箕輪少年サッカークラブAが初優勝しました。
決勝戦は3連覇を狙う赤いユニフォーム、TopStoneINAと、初優勝を目指す緑のユニフォーム、箕輪少年サッカークラブAの対戦となりました。
前半、トップストーンが攻めますが箕輪の堅い守りになかなか点が入りません。
0対0のまま迎えた後半、箕輪の唐澤友作君がゴールを決め、先制点をあげます。
試合はそのまま箕輪が逃げ切り、1対0で初優勝を果たしました。
準決勝、決勝の試合の模様は、12月8日からご覧のチャンネルで放送します。
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羽広菜かぶ 今季の収穫始まる
伊那市西箕輪の伝統野菜羽広菜かぶの今シーズンの収穫作業が、12日から始まりました。
今年は、秋に暖かい日が続き、例年以上に出来がいいということです。
12日は、西箕輪の農家でつくる羽広菜生産加工組合のメンバーの共同圃場で、今シーズン初めての収穫が行われました。
羽広菜かぶは、円すい型で上部が赤紫色に着色する信州の伝統野菜で、しゃきしゃきした独特の食感と甘みが特徴です。
収穫した羽広菜かぶは、添加物は使わず、酒粕、味噌、砂糖と昔ながらの味付けで漬けています。
今年は、4トンの収穫を見込んでいて、9月に暖かい日が多かったことから例年以上に大きくていいものができたということです。
漬け込み作業は、あすからみはらしファーム内の加工場で行われます。
羽広菜のかぶ漬は、来月から来年3月ごろまで、みはらしファームや市内のスーパーなどで販売されるということです。 -
ついで見回りでニホンジカ158頭を捕獲
国有林内で効率的にニホンジカを捕獲するため治山工事を請け負う作業員が作業のついでにワナを確認する「ついで見回り通報」で158頭を捕獲したことがわかりました。
これは12日開かれた、南信森林管理署管内の市町村で集まる、国有林野等所在市町村長有志協議会の総会で報告されたものです。
「ついで見回り・通報」は、南信森林管理署の請負事業所の宮下建設がニホンジカがワナにかかっているのを見つけたら、上伊那猟友会に通報するというもので、3者は今年8月に基本合意書を取り交わしました。
猟友会の負担を少なくし、効率的にシカを捕獲する狙いです。
宮下建設は、伊那市長谷の浦国有林内の船形沢地すべり工事を行っていて8月31日から11月3日まで作業へ向かう通勤時や休憩時間にワナの見回りを行いました。
作業場所へ向かう道路周辺に125基のワナを設置し、およそ2か月で158頭のニホンジカを捕獲したということです。
南信森林管理署では、効果があったとして、この取り組みを拡大していきたい考えです。
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観客を魅了 伊那フィル定期演奏会
伊那フィルハーモニー交響楽団の第31回定期演奏会が11日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、市内を中心におよそ60人で活動していて、毎年この時期に定期演奏会を開いています。
今年は、チャイコフスキーの代表作のひとつ、交響曲第6番「悲愴」を演奏し、訪れた人たちを魅了していました。 -
伊那製バルブ ミッション完了
国際宇宙ステーションの実験試料を乗せた小型カプセルが11日無事に地球に到着しました。
この小型カプセルには伊那市で作られたバルブが使われていて、関係者がカプセルの帰還を見守りました。
午前6時、カプセルの姿勢制御を行う為のバルブを製造した伊那市高遠町に工場がある伸和コントロールズの社員と家族10人ほどが上ノ原工業団地に集まりました。
集まった社員は小型カプセルを撮影しようとカメラを準備したり、スマートフォンで情報を確認していました。
カプセルは午前6時40分頃に日本上空を通過し、伊那からは南西の方角に見える予定です。
JAXAは国際宇宙ステーションへ無人物資補給器「こうのとり7号」を9月に打ち上げました。
伸和コントロールズのバルブは、その中の小型カプセルに使われ、地球に帰還する際の姿勢制御などを行います。
カプセルには国際宇宙ステーションの実験試料が乗せられ、日本が独自に回収するのは今回が初めてとなります。
予定時刻の午前6時40分を過ぎました。
残念ながらカプセルを見つける事ができず、伊那からは帰還の様子を観察する事はできませんでした。
JAXAは小型カプセルはきょう午前6時38分に大気圏に再突入し、南鳥島近海に着水したと発表しました。
伸和コントロールズでは、この成果を地元の人にも知ってもらおうと来月JAXAの職員を伊那市に招き講演会を開く予定です。
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西春近新そば&きのこ祭り
伊那市のそばイベント5週連続ぶっとおしそば三昧の最後となる西春近新そば&きのこ祭りが11日伊那スキーリゾートきのこ王国で行われました。
会場には家族連れなどが訪れ打ちたてのそばを味わっていました。
このイベントは信州そば発祥の地伊那をPRしようと先月から5週連続で企画されました。
初回の行者そば祭りは台風の影響で中止となりましたが、その後は毎週イベントが行われ今回がその最後のとなります。
春近そばの会会員が、西春近産のそば粉で打ちたてのそばを1杯500円で提供しました。
会場では昼時になると、伊那商工会議所女性会が信州そば切り音頭を披露し、イベントを盛り上げていました。
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総合展で伊那西ガレット販売
伊那市の伊那西地区総合展が10日に伊那西小学校で開かれ、地元産の食材を使った伊那西ガレットが販売されました。
伊那西地区で採れたブロッコリーやほうれん草、きのこ、カブ、リンゴ、ブルーベリーなどの食材を使い80食分のガレットが作られました。
地元有志でつくる「伊那西地区を盛り上げる会Wassai和彩西(わっさい)」が特産品を使ったガレットとして販売したものです。
総合展での販売は今年で2年目で、昼時には予約をした地域住民が次々と買い求めていました。
総合展は地区の文化祭と伊那西小学校の学習発表会を兼ねて昭和59年から毎年この時期に開かれていて今年で35回目になります。
各教室では、総合学習や授業で取り組んだ子供たちの作品が展示されました。
体育館では生け花や手芸、陶芸など地域住民の作品が並びました。
このほか、地元の有志による木工教室が開かれ、子ども達が木の人形作りに挑戦していました。
伊那西地区では「年に1回住民同士が集まる事で地域の繋がりを大切にしていきたい」と話していました。
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JA上伊那まつりでおにぎりバトル
農産物の収穫に感謝するJA上伊那まつりが10日と11日の2日間伊那市のJA上伊那本所で行われ、10日は上伊那産の具材を使ったおにぎりを食べ比べる「おにぎりバトル」が行われました。
おにぎりバトルでは、たたいた梅と味噌を塗った「うめみそおにぎり」、スイートコーンとひき肉のそぼろを包んだ「コーンそぼろおにぎり」、塩だれを絡めた豚肉を混ぜ込んだ「豚肉とネギの塩ダレチャーハン風おにぎり」の3種類が提供されました。
考案したのは伊那市出身のタレント成美さんと、JA上伊那きのこ・果実大使の北澤ユウジさん、JA上伊那生活部会です。
上伊那産の食材を使ったオリジナル料理の食べ比べは今年で4回目になります。
限定100セットが無料で提供され、訪れた人たちが食べ比べていました。
食べ終わると、気に入ったものに投票していました。
投票の結果成美さんのコーンそぼろおにぎりが一番多くの票を集めました。
JA上伊那まつりは11日までで、11日も農産物品評会やきのこ狩り体験のほか、大宝投げなどが行われます。 -
健幸(けんこう)ウォーキング
森林浴を楽しみながら南箕輪村の大芝高原を歩くイベント「健幸(けんこう)ウォーキング」が今日行われました。
伊那市を中心に約80人が参加し、大芝高原のセラピーロードを歩きました。
健幸ウォーキングは、女性の声を地域に活かしていこうと去年6月に発足した伊那商工会議所女子会プロジェクトが初めて開いたものです。
講師は1988年のソウルオリンピック20キロ競歩に出場した豊丘村の酒井浩文さんが務めました。
酒井さんは「背筋を伸ばし、背中全体を使うイメージで腕をふりましょう」とアドバイスしていました。
女子会プロジェクトでは、健康的な働き方を企業に取り入れてもらうための「健康経営」を推進していて、このイベントもその一環です。
プロジェクトでは「働く世代に限らず、健康づくりの楽しさを多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
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県縦5連覇へ 結団式
17日、18日に開かれる第67回長野県縦断駅伝競走大会に向け、5連覇への期待がかかる上伊那チームの結団式が9日伊那市役所で行われました。
9日は選手や陸上関係者などおよそ50人が参加し、カツどんを食べて士気を高めました。
長野県縦断駅伝は、長野市から飯田市までの22区間216.9キロをタスキでつなぎます。
去年上伊那チームは、11時間52分52秒で4連覇し、37回目の総合優勝を果たしています。
注目選手の一人は今年9月から主将となり、チームを引っ張る駒ヶ根市の高梨良介選手です。
大会に向けて調子を上げているということです。
また、今年の諏訪湖マラソンや信州駒ヶ根ハーフマラソンなどで優勝している中川村の桃澤大祐選手、全国中学校陸上競技大会3000m種目で7位入賞した箕輪中学校の山川拓馬選手も注目選手です。
第67回長野県縦断駅伝競走大会は17日と18日に開かれます。
伊那市の中継点は山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、18日の午前10時30分頃に先頭の選手が通過予定です。
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春近神社で七五三詣
伊那市東春近の春近神社で10日、七五三詣が行われました。
10日は晴れ着を身にまとった子どもとその家族が神社を訪れ、子どもたちの健やかな成長を願っていました。
春近神社では毎年11月15日に近い土日に七五三詣を行っています。
子どもたちは、玉串を供え、手を合わせていました。
花畑樹彦宮司は「めでたい春が近づく神社で、子どもたちの幸せをお祈りしました」と話してました。
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酒井氏 県議選立候補を正式表明
伊那市東春近の市区選出の県議会議員酒井茂さんは来年春の県議選に立候補することを9日正式に表明しました。
現在1期目の酒井さんは伊那市内で記者会見を開き「後援会からの要請を受け2期目を目指して出馬することを決意しました。」と述べました。
酒井さんは「地方議会で課題になっていることは議会が首長の提案に対する追認機関になっていること。議会の役割はチェックアンドバランスであり本来の議会機能を果たすことを大切に議会活動を行っていきたい。」と話していました。
取り組むこととして9年後のリニア開通に向けリニア駅と上伊那を結ぶ国道153号などの幹線道路網を整備し福祉、医療の向上や産業振興に活用したいとしています。
また防災力の向上として三峰川上流の「戸草ダム」建設のほか
河川整備、治水、砂防、治山などのハード整備や災害に強い森林づくりに取り組むとしています。
ほかには県庁から遠い南信地域の声を県政に反映し南北格差の是正を図るとしています。
酒井さんは現在65歳。
定数2の伊那市区選出で現在1期目です。
平成27年に無投票で初当選し党派は自民党県議団です。
昭和50年に伊那市職員に採用され助役などを経て平成19年から副市長を務めました。
県議会では現在環境産業観光委員会副委員長を務めています。
県議選伊那市区にはこれまでに現職5期目の向山公人さんが
立候補を表明しています。
共産党上伊那地区委員会では「立候補を表明した現職2人が自民党ということもあり候補擁立を検討していきたい。」としています。
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「信州こころん」で新そば祭り
伊那市東春近の県指定就労継続支援施設「信州こころん」の新そば祭りが9日と10日の2日間行われています。
会場では伊那市高遠町で収穫したそばの実を使ったそばが振舞われています。
信州こころんは県指定の障害者就労支援施設でそば店を営業しています。
新そば祭りは地域の人たちとの交流の場として毎年開いていて打ち立てのそばのほか利用者が育てた野菜やきのこ汁を提供しています。
バイキング形式となっていてそばと合わせて1,000円です。
祭りは10日も行われ営業時間は午前10時から午後2時半までとなっています。 -
ウズラの餌代に 切り絵作品販売
伊那市の伊那中学校の特別支援学級の生徒達は、学校で飼育しているウズラの餌代などを捻出する為に、自作した切り絵の封筒や便箋を伊那市のいなっせ北側にあるコミュニティーカフェ・セジュールで販売しています。
9日は、商品を販売しているセジュールで生徒達が切り絵を披露しました。
セジュールでは現在、生徒達の作品展が開かれていて実演はその一環で行われました。
これは、生徒達が飼育しているウズラをモチーフにした切り絵の封筒です。
インターネットの動画投稿サイトを視聴した事をきっかけに6月からウズラの飼育を始めました。
今は4羽を育てていて、餌を与えたり砂遊び用の砂を交換するなど、平日はもちろん休日も登校し世話をしています。
餌代や砂代は月に4千円かかる為、生徒達は授業で学んだ切り絵で商品を作り販売する事にしました。 -
伊那友の会 衣服講習
伊那友の会主催の家事家計講習会がきょう開かれ、衣服をテーマにした講演が行われました。
講習会では、宮田村の三浦牧子さんが、実践している服のリメイク術を紹介しました。
三浦さんは、着物のリメイク教室に通っている友人に誘われたことがきっかけで服を作るようになったということです。
現在はワンピースや羽織ものなどを作り、余った生地でバッグも作ります。
三浦さんは「裁縫の大切さをこれからも伝えていきたい」と話していました。
伊那友の会は、「よい家庭からよい社会を」をモットーに、衣食住や家計などについて学ぼうと平成元年に設立されました。
現在、上伊那の20代から90代までの48人が会員となっています。
13日(火)には、南箕輪村民センターで、同じ内容の講習会が開かれます。
当日はテキスト代350円で誰でも受けられます。 -
あるしん本店駐車場有料化
伊那市荒井のアルプス中央信用金庫は、利用客の利便性向上を目的に本店駐車場のリニューアル工事を行い、8日から一部有料となります。
これまで時間に関係なく無料で開放されていましたが、8日から入口にゲートが設けられ、時間によって料金がかかるシステムになりました。
最初の15分は無料で、窓口を利用した人は無料になります。
それ以外の人は、1時間につき100円で、平日の午後3時から翌日午前8時までは最大300円です。
土日・祝日は、午前8時から午後3時までと午後3時から翌日午前8時まではそれぞれ最大300円かかります。
アルプス中央信用金庫では「これからもサービスの向上に努め、利用されるお客様の利便性向上を目指していきたい」としています。 -
駒工生マイコンカー全国出場
駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校ロボット研究製作部の3年生2人は、来年1月に開かれるマイコンカーラリーの全国大会に出場します。
全国大会に出場するのは、駒ヶ根工業高校3年の小池寿晏さんと、牧田敏明さんの2人です。
11月3日と4日に長野市で開かれた北信越大会で、小池君が優勝、牧田くんが準優勝しました。
マイコンカーラリーは、ロボットの先端に取り付けたセンサーが、コース上に書かれた白い線を読み取って進みます。
北信越大会では、1周52.9メートルのコースをどれだけ速く走れるかを競いました。
北信越大会では、小池さんが12秒20で優勝、牧田さんが12秒28で準優勝し、全国大会への出場を決めました。
駒工ロボット研究製作部が全国大会に出場するのは5年ぶり3回目です。
現在10人の部員が活動していて、部品の加工からプログラミングまで全て自分たちで行っているということです。
2人が出場するマイコンカーラリーの全国大会は、来年1月12日と13日に東京都で開かれます。 -
長谷中給食自給率向上へ
伊那市の長谷中学校は、学校給食での長谷産農産物の活用率の向上について考える検討会を、10月26日に開きました。
26日は、長谷中学校で学校関係者や農家、国から派遣された地産地消コーディネーターなどあわせて23人が出席し会議が開かれました。
昨年度、長谷中の給食で使われた長谷産の食材は全体の7%で、学校では50%を目標としています。
平成27年度までは地元農家で作る「麦わら帽子の会」が食材を提供していましたが、高齢化により解散し、年々長谷産活用が少なくなっています。
出席者からは、「安定して食材を提供していくのは責任が重く、農家への負担が大きい」「鳥獣被害の少ない学校の周りに給食用の畑を作ったらどうか」といった意見が出されていました。
農林水産省では、学校給食への地場産物の安定的な供給体制の整備支援として地産地消コーディネーターの派遣を行っていて、長谷中学校は今年度その事業に採択されています。
検討会は今年度中にあと2回開かれ、改善策をまとめることにしています。
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富県小学校で全校児童が焼き芋楽しむ
伊那市の富県小学校で8日、全校児童が焼き芋をして楽しみました。
学校内にある畑ではたき火が行われ、子どもたちがアルミホイルに包んだサツマイモを熾きに投げ入れました。
富県小学校では毎年、全学年がそれぞれサツマイモを栽培していて、全校児童で焼き芋を楽しんでいます。
1時間ほど経つと、芋が焼きあがります。子どもたちは、ホイルから芋を取り出していました。
体育館に集まり、全員で給食です。
出されたトン汁に入っているダイコン・ニンジンなどの野菜はすべて富県小学校の子どもたちが育てたものです。自宅から持ってきたおにぎりとともに、焼き芋やトン汁を味わいました。
子どもたちは、学年を超えた縦割り班で、給食を楽しんでいました。
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介護予防自主グループ交流発表会
健康づくり・介護予防を進めるために自主的に活動するグループの交流発表会が、8日伊那市のいなっせで開かれました。
発表会では、市内で活動する介護予防自主グループ8教室といきいきサポーター伊那・高遠のメンバーが体操を発表しました。
伊那市が養成している介護予防推進員のいきいきサポーターが、各地の自主グループをサポートして健康体操を行っています。
この発表会は、その交流の場にしようといきいきサポーターが企画して去年から始まり、今回で2回目です。
自主グループは、ボールを使った体操など趣向を凝らした体操を披露していました。