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子ども達の肘の故障未然に防ぐ 野球肘検診
少年野球教室を対象にした、投球の積み重ねで起きる肘の障害をみつけるための検診が27日、伊那市の伊那東小学校で行われました。 これは、将来がある子ども達の肘のケガを未然に防ごうと、長野県臨床整形外科医会が毎年開いているものです。 この日は市内13チームの子どもおよそ100人が受診しました。 身長や体重、柔軟性などを測定した上で、エコーで骨の状態などを確認すると、医師が一人一人に助言していました。 ある医師によると、子どもが痛みを訴えても指導者が我慢させてしまうケースもあるということで、これまでの検診で症状がみつかった子どもも少なくないということです。 検診をした林整形外科の林篤医師は「子ども達の将来のために、小さいうちからケガのもとを発見できるような環境が整っていけばうれしい」と話していました。 検診の結果、治療が必要な子どもが4人いたということです。
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弥生高1年生が大学生と進路語る
伊那弥生ヶ丘高校の1年生が卒業後の進路について大学生と対話するワークショップが25日に開かれました。 この日は1年生246人が、早稲田大学や一橋大学などの学生16人とグループに分かれて対話しました。 最初に学生らは、なぜ今の大学を志望したのか、大学ではどんなことをしているのかなど自分の思いを話しました。 これに対し、高校生一人一人が大学生に質問していました。 高校生からの「なぜ今の学部を選んだのか」との問いに対し学生は「高校時代は自分が行きたい大学のことだけしか知らなかった。いろんな大学のことを知ることで、今の大学の良さを知ることができた。こんなことをやりたい、と思えることができる大学に行ければ大学生活も楽しくなる」と話していました。 今回のワークショップは、「10年後の自分について考える」をテーマに行われているキャリア教育の一環で開かれたもので、加藤尚也教頭は「年の近い先輩たちの生の声を聞いて、将来のことを考えてほしい」と話していました。
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ASEANの中学生が剣道体験
ASEAN加盟国との交流事業として日本を訪れているシンガポール、ミャンマー、ブルネイの中学生が25日、伊那市の春富中学校で剣道を体験しました。 この事業はアセアン東南アジア諸国連合加盟国に日本に対する理解を深めてもらおうと文部科学省が行っているものです。 今日はシンガポール、ミャンマー、ブルネイの男女合わせて11人の中学生が日本の伝統的な武道、剣道を体験しました。 春富中学校剣道部の部員が竹刀の振り方などを手ほどきし交流を深めていました。 訪れているASEAN加盟国の中学生は日本に興味関心を持つ生徒たちで滞在期間中に歴史や文化を学びます。 また受け入れる側の中学生も外国の人と関わることで国際的な視野を持つ人材に成長してもらいたいとの狙いもあります。 アセアン加盟国の中学生は来月4日まで信州高遠青少年自然の家を中心に滞在しその間、松本城の見学や中央アルプス千畳敷カールでの雪山体験などが予定されています。
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伊那60歳ソフトボール 伊那西町クラブが2連覇
伊那60歳ソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦の閉会式と表彰式が25日に行われ、2連覇を果たした伊那西町クラブに表彰状とトロフィーが贈られました。 伊那西町クラブの今年のリーグ戦の成績は7勝1敗でした。 投手陣を中心に固い守りのチームで、ソフトボールを楽しむ事をモットーに技術向上を図っているという事です。 2位は高遠旧友クラブ、3位は伊那OBソフトクラブでした。 伊那60歳ソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦は5月から9月にかけて行われ9チームが参加しました。 武田勝英会長は「ソフトボールが伊那市で末永く発展していくよう、子どもや孫にも楽しさを伝えていきたい」と話していました。
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第6回舎羅の会 合同作品展
箕輪町木下の木彫工芸作家、中澤達彦さんが講師を務める教室の作品展示会「第6回舎羅の会合同作品展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、会員50人の作品およそ150点が並んでいます。 舎羅の会は、中澤さんが県内9つの会場で開いている木彫り教室の生徒でつくる会です。 制作した作品の成果を見てもらおうと2年に1度展示会を開いています。 作品は、動物や植物をモチーフにしたものや仏像など様々です。 生徒の中には、県展や日展で入選している人もいます。 中澤さんは「個々のアイデアが活きている。教室毎に雰囲気の違う作品を多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 第6回舎羅の会合同作品展は、28日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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B1グランプリスペシャルで伊那の魅力PR
12月3日・4日に東京都で開催される「B1グランプリ」で、伊那ローメンZUKU(ずく)ラブと伊那市は、伊那の魅力をPRします。 26日は、ZUKUラブのメンバーやローメン店の店主、市の職員などが伊那商工会館に集まり、展示物の製作作業をしました。 B1グランプリは、ご当地のB級グルメをテーマにしたまちおこしの全国イベントで、毎年地方で開催されています。 10回目を迎える今回は、東京を会場に「B1グランプリ『スペシャル』」として開催されます。 食だけではなく各地域の魅力をPRし、「行きたいまち・住みたいまち・応援したいまち」をテーマに、自治体ごと投票が行われます。 今回は出展ブースに各地域のPRコーナーが設けられることになっていて、伊那市は「子育てしやすいまち」「住みたいまち」「山と共生するまち」などをPRをする予定です。 伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長は「伊那市の職員や高校生、店主など、地元の人達をしっかり巻き込んでオール伊那市で挑みたい。さらにこれをきっかけに、後押ししてくれる人たちの輪がもっと広がっていけばうれしい」と話していました。 伊那ローメンZUKUラブが参加する「B1グランプリスペシャル」は、12月3日から2日間、東京都のお台場を会場に開催されることになっています。
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子ども達が太鼓の「輪」広げる
上伊那地域の子ども達が太鼓を通じて交流する「子ども太鼓inいな」が、26日に伊那市のいなっせで開かれました。 これは、総合学習などで太鼓を練習する子ども達の交流や技術向上の場として毎年開かれているもので、今年で16回目になります。 この日は小中学校など10団体が練習の成果を披露しました。 新山子供太鼓は、1年生から4年生までの6人が週に1時間練習しています。この日は自分たちで作ったオリジナル曲の「湧湧(ゆうゆう)」を披露しました。 また、箕輪北小学校4年2組は、3年生の時から太鼓を始め、地域の公民館などで 太鼓の演奏をしています。この日は「夏祭り」という曲を演奏しました。 交流会を企画する上伊那総合・生活科教育研究会の安積順子(あづみじゅんこ)会長は「交流を通じて、継続することや友達との絆の大切さを学んでほしい」と話していました。
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学年の枠を超えてパン作りに挑戦
伊那市の西春近南小学校で学年の枠を超えた交流会が25日開かれ児童がパン作りに挑戦しました。 パン生地の小麦粉は児童が種まきをし育てた麦で作ったものです。 交流会では一つのグループに1年生から6年生が入り順番に小麦粉をこねていました。 上級生が下級生に教えながらパン作りをし交流を深めていました。
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漫画家の橋爪まんぷさんが防犯ポスター寄贈
伊那市境の漫画家、橋爪まんぷさんは防犯ポスターを25日、伊那市駅前交番に寄贈しました。 まんぷさんが伊那市駅前交番を訪れ内山裕生所長にポスターを贈りました。 江戸時代の捕物をイメージしたもので今年と来年の干支の申と酉が描かれています。 ポスターの寄贈は平成19年から行われていて今年で10回目となります。 伊那市駅前交番では多くの人に見てもらい啓発につなげようと12月1日から伊那市のいなっせに張り出すことにしています。 ポスターはアルプス中央信用金庫の協力で同じものが20部作られ伊那警察署管内の他の交番にも配られるということです。
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伊那地域 11月観測史上最低 -7.2度
25日の伊那地域は、最低気温が-7.2度まで下がり、11月の観測史上最も低い気温を記録しました。 午前8時すぎ、南箕輪村の大芝高原に設置されたお菜洗い場では、野沢菜を洗う人の姿が見られました。 訪れていた人は「きょうの朝は寒かった。ただ寒いほうがお菜洗い場のありがたみを感じる」と話していました。 この日の伊那地域は、午前6時2分に-7.2度を記録しました。 1993年に伊那地域で観測が始まって以来、11月の最低気温としては最も低い気温となりました。 最高気温も、平年よりも6度ほど低い5.5度までしか上がらず、寒い1日となりました。 長野地方気象台によりますと、25日が冷え込みのピークで、26日には気温も持ち直し、平年並みに戻りそうだということです。
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天竜川で大きなアマゴを 本流に初めて放流
天竜川本流で大きいアマゴを釣り上げて楽しんでもらおうと、天竜川漁業協同組合は25日、初めて本流にアマゴを放流しました。 天竜川本流への放流は、現在の川の状況を知り、アマゴが釣れる環境か確認しようと、漁協が試験的に行ったものです。 2月の解禁以降どこで釣れたかわかるように、集まった漁協の組合員10人ほどが、アマゴの脂ビレを切り落としていました。 アマゴは、川を下り、成長してから生まれた場所まで遡上して産卵する魚です。 天竜川漁協によりますと、昔は海まで下ったアマゴが、サツキマスと呼ばれる大きいサイズになって天竜川に戻っていたということです。 海から天竜川を遡上した大きいアマゴを「天竜差し」と呼び、多くの釣り客がこれを目当てに訪れていたということです。 現在はダムができ、遡上が難しいことから、天竜川の支流に放流し、本流から支流に遡上したアマゴを釣るのが主流になっています。 一方、本流で大きな竿を使ってアマゴを釣りたいという釣り客の要望も多く、今回初めて放流しました。 支流とは違い、水温が安定していることや、餌となるザザムシが豊富なことから、アマゴの成長が早く、釣果も期待できるということです。 小野文成組合長は「釣り客のみなさんに楽しんでもらえるよう今回企画した。釣り人だけでなく、多くの人に親しんでもらえる天竜川を作っていきたい」と話していました。 漁協の組合員らは、20センチほどのアマゴおよそ1,300匹の脂ビレを切ると放流していました。 天竜川での釣りは2月16日に解禁される予定で、天竜川漁協では「脂ビレのないアマゴが釣れたら、どこで釣れたか連絡してもらいたい」としています。
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観光 10%増の200万人42億円目指す
平成29年度から31年度までの伊那市の観光実施計画がまとまり、24日、検討委員会から白鳥孝伊那市長に報告されました。 平成31年は、去年より10%増の年間観光客数200万人、消費額42億円を目指すとしています。 この日は、検討委員会の有賀 正喜(まさき)委員長らが、市役所を訪れ、検討してきた観光実施計画について伊那市に報告しました。 観光実施計画は、3年ごとに見直しが行われています。 委員会では、今年5月から5回にわたり検討してきました。 来年度から31年度までの3年間の計画は、山・花・食の3つの柱を重点とし、『「わくわく、ドキドキ」伊那市がおもしろい』をコンセプトとしています。 これまで柱の一つだった桜を花全般とし、花による通年の誘客を狙います。 去年1年間の伊那市への観光客数は182万人・観光消費額は38億円ほどでしたが、平成31年は10%増の200万人、42億円を目指すとしています。 白鳥市長は、「伊那市はとても良い景観がある。そこに参加・体験型の観光を仕掛けたい」と話していました。
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伊那市でジャズフェスティバル
地元のアマチュアや県外のプロバンドが出演する「JAZZ FESTIVAL」が23日、伊那市のいなっせで開かれました。 神奈川県の湘南地域を中心に活動するジャズカルテット、しろくま楽団が演奏を披露しました。 ピアノ、ベース、ドラム、サックスの4つの楽器を使い演奏します。 しろくま楽団は、5年以上前からジャズフェスティバルに出演しています。 今回は、東京や神奈川を中心に活動するジャズボーカリスト沢田千果さんとのセッションもありました。 JAZZ FESTIVALは、NPO法人クラシックワールドなどが開いているもので、会場にはおよそ150人が訪れました。
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伊那地域でも雪 交通機関などに影響
24未明から午前中にかけて、伊那地域の平地で今シーズン初めての雪が降りました。 この雪で、交通機関に遅れが出るなど各地で影響が出ました。 伊那地域では、24日未明から午前中にかけて、積雪14センチを記録し、今シーズン初めての積雪となりました。 長野地方気象台によりますと、上空の真冬並みの寒気と関東の南岸にある低気圧や前線の影響で、まとまった雪が降ったということです。 24日の午前8時の伊那市いなっせ前では、朝早くから雪かきに追われる人の姿が見られました。
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伊那地域 インフルエンザ感染数県内最多 県内流行期に
長野県は24日、1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が、流行開始の目安となる1人を上回ったことから、県内で流行期に入ったと発表しました。 長野県によりますと、県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は1.14人で、流行開始の目安の1人を上回っています。 伊那地域の患者数は県内で最も多く、1医療機関あたり6人となっています。 また、上伊那では今月に入り4施設が学級閉鎖となっています。 長野県では今後感染の拡大が予想されることから、こまめな手洗いやマスクの着用など、予防を呼びかけています。
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伊那市地域情報化計画 審議会が計画案を答申
伊那市地域情報化審議会は、公衆無線LAN環境の整備などを盛り込んだ第3次伊那市地域情報化計画の計画案を、22日に答申しました。 この日は、伊那市地域情報化審議会会長の萩原素之さんが、白鳥孝市長に答申書を手渡しました。 伊那市では、平成29年から5年間の計画で地域の情報化を推進する「第3次情報化計画」を策定します。 計画案では、「ICTの利活用で 暮らしやすく働きやすいまち 伊那市」を基本理念としています。 新たに「公衆無線LAN環境の整備」「インバウンド対応」「行政データの効率的な活用」などが盛り込まれています。 公衆無線LANの環境整備は、観光地や人が集まる施設などでの無線LANの環境について整備を進めながら今後のあり方を検討していくとしています。 第3次伊那市地域情報化計画は来年3月に計画内容をまとめ、4月から施行する予定です。
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婚姻届を提出して記念撮影
伊那市は、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、婚姻届を提出した2人が記念撮影ができるコーナーを今日から設置しました。 撮影コーナーは、婚姻届けを提出した時に、記念になればと職員が手作りしたものです。 市章やイメージキャラクターイーナちゃんが書かれたボードをバックに、地元産材で作られた椅子に腰かけて記念撮影をすることが出来ます。 22日の10時過ぎ1組のカップルが婚姻届けを提出し、2人は設置されたボードの前で記念撮影をしていました。 伊那市の佐藤卓己さんと翔子さんは、覚えやすい日を結婚記念日にしようと、22日を選んだということです。 伊那市では今後、季節に合わせてデザインを変えていくということです。 記念撮影が出来るボードは常時、市役所1階に設置されます。
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伊那中学校でキャリアフェス
地域と企業が一体となってキャリア教育を推進するキャリアフェスが22日、伊那市の伊那中学校を主会場に初めて開かれました。 キャリアフェスは、経済団体や教育機関などで構成する郷土愛プロジェクトが開いたものです。 体育館には、製造業やサービス業などの30のブースが設けられ、中学生が興味のある企業を回りました。 中学生は、ヘアメイク体験をしたり、ドローンの趣味レーション体験をしていました。 伊那ケーブルテレビでは、生徒がカメラの前でアナウンス体験をしていました。 また、郷土料理や伊那の名物が振る舞われた他、郷土芸能の体験コーナーなどが設けられていました。 郷土愛プロジェクトでは、伊那中学校をかわきりに、「次世代交流が出来るイベントを企画していきたい」と話していました。
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園児が地域材で工作
伊那市の木育事業の一環で、西箕輪保育園の園児が地域材を使って今日工作をしました。 21日は西箕輪保育園の年長園児38人が上伊那産の木材を使って工作をしました。 園児は描いた絵をもとに、好きな形の木を組み合わせていました。 市内の木工職人9人が、木を切ったり穴を開けたりして手伝っていました。 この取り組みは長野県森林づくり県民税を活用し、伊那市が平成25年度から行っていて、今回で9回目です。 伊那市では、「工作を通じて、木材の手触りや色を感じ、楽しみながら木に親しんでほしい」と話していました。
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家畜の霊を慰める畜魂祭
家畜の霊を慰めるJA上伊那の畜魂祭が21日、伊那市のJA上伊那本所で行われました。 JA上伊那畜産部会協議会が毎年この時期に行っているもので、上伊那の畜産農家など関係者およそ70人が出席しました。 JA上伊那の1年間の出荷頭数は、豚3,500頭、牛300頭などとなっていて、ここ数年間は横ばいとなっています。 出荷額は肉牛が2億5千万円、豚が1億7千万円ほどとなっています。 JA上伊那によりますと、全国的に肉牛の出荷頭数が減少しているため、出荷価格が高騰しているということです。 JA上伊那の牛山喜文専務は、「御霊に感謝するとともに、畜産事業の発展のため決意を新たにしてほしい」と農家に呼びかけていました。
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長谷中学校 花壇と木工で県最高賞を受賞
伊那市の長谷中学校は、学校花壇コンクールと木工チャレンジコンテストで県の最高賞を受賞しました。 16日、長谷中学校の生徒が伊那市役所を訪れ、北原秀樹教育長に県の最高賞受賞を報告しました。 学校花壇コンクールで長谷中学校が県の大賞を受賞するのは6回目です。 造園委員会が中心となり全校生徒も週に2回ほど管理に関わりながら育ててきたという事です。 サルビアやマリーゴールドなどを未来に進んでいくイメージで配置したデザインだという事です。 2年生の羽場圭汰君は10月に行われた全国中学生創造ものづくり教育フェア木工チャレンジコンテストの長野県大会で最優秀賞を受賞しました。長谷中学校での最優秀賞受賞は初めてです。 羽場君の出場した製作部門は制限時間4時間の中で、2枚の板を加工して作品を完成させるものです。 ノコギリの引き方やカンナのかけ方に点数をつけ合計点を競います。 羽場君は、来年1月の全国大会出場を目指していて、一次審査の結果は12月中旬に発表される事になっています。
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写真集団アルプ 作品展
上伊那を中心に南信地域の山岳写真愛好家でつくる「写真集団アルプ」の作品展が、21日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員16人の作品48点が並べられています。 会員それぞれがテーマを決め、そのテーマにあった作品を3点ずつ展示しています。 入笠山など地元の山から、スイスまで足を運び撮影したものまで様々です。 写真集団アルプでは、「会員それぞれの力作を展示しているので是非見てほしい」と来場を呼び掛けています。 作品展は、27日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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そば祭り販売数 過去最多の売り上げ実績
10月16日から5週に渡って行われた伊那市のそば祭りの販売数が、過去最多となったことが分かりました。 21日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が販売実績を報告しました。 販売数は、5つのイベント合わせて1万3,734食で、去年より1,140食増え、全てのイベントで去年の販売実績を上回っています。 今年は、「信州そば発祥の地伊那」のブランドイメージをPRする映像を制作し、イベントの開催に合わせてJR東日本の列車内や中京圏のテレビCMで放映するなど、誘客にも力を入れてきました。 今後は、伊那そば振興会が取り組んでいる高遠在来種のそばと内藤とうがらしのコラボレーションなど、究極の高遠そばの提供を視野に取り組んでいくとしています。
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冬の積雪を前に枯れた桜の枝の撤去作業
冬の積雪を前に、伊那市美篶の国道361号沿いで枯れた桜の枝の撤去作業が、21日に行われました。 21日は、国道361号の美篶中県の桜並木で作業が行われました。 元伊那市振興公社の桜守で現在はアドバイザーを務める稲辺謙次郎さんの立ち合いのもと、建設作業員5人が作業にあたりました。 木の一部が枯れていたのは、樹齢70年ほどのソメイヨシノで、区長からの依頼を受け道路を管理する県と話し合い、撤去されることになりました。 稲辺さんは、「雪の重みで枝が折れる前に撤去できるものはしていきたい」と話していました。 今後は、361号沿いの桜を県と調査し、対応が必要なものについては撤去していくとしています。
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みはらしファームにお菜洗い場
冬の漬け物シーズンに合わせ、温泉のお湯を利用できるお菜洗い場が伊那市のみはらしファームに10年ぶりに設置され、21日から利用が始まりました。 21日は、訪れた人が早速野沢菜およそ25キロを洗っていました。 みはらしファームでは、平成12年から6年間源泉を使ったお菜洗い場が設置されていましたが、混雑により湯量が減ってしまうなどと温泉スタンドの利用者から声があがり使用中止となっていました。 伊那市は昨年度、温泉の採取権を追加購入したことから、増加分を市民に還元しようと今回試験的に再設置しました。 お菜洗い場の利用は予約制で、12月18日日曜日まで、時間は午前9時から午後3時までとなっています。 伊那市民が対象で、料金は無料です。 市では、好評だったら来年度以降の設置を検討するとしています。(予約74-1807)
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第25回伊那能 地域住民が古典芸能を鑑賞
第25回伊那能が20日に伊那文化会館大ホールで行われ、地域住民が能や狂言など日本の古典芸能を鑑賞しました。 能と狂言3演目が披露されました。 このうち能の作品「高砂」では、人間国宝と呼ばれる重要無形文化財保持者の坂井音重さんが主人公の翁を演じました。 九州から兵庫県の高砂に渡った神主が老夫婦に出会い高砂の松について翁に尋ねます。 翁は高砂の松は遠く離れた大阪の住吉の松と合わせ「相生の松」と呼ばれている事を神主に語ります。 そして老夫婦は自分たちは高砂と住吉の相生の松の精であると告げます。離れていても心を通わせる夫婦愛と樹齢千年を超える松に長寿を表す、祝いの場で披露される演目です。 能は600年の歴史を持ち現代に継承されている演劇では世界最古とされています。伊那能は、長野県能楽連盟や伊那文化会館、伊那市などでつくる実行委員会が毎年行っていて、今回で25回目となります。
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第65回長野県縦断駅伝 上伊那が3連覇果たす
第65回長野県縦断駅伝の大会2日目が20日に行われ、初日、2日目とも1位となった上伊那は大会新記録で3年連続36回目の総合優勝を果たしました。 上伊那は初日、大会新記録の6時間24分5秒でフィニッシュの岡谷市役所にゴールしました。 3連覇の期待がかかる上伊那。大会2日目の20日は、午前8時に松本城公園をスタートしました。 松本市から飯田市までの10区間98.5キロをタスキで繋ぎます。 地元に入り2位の全諏訪との総合タイムを8分以上広げた上伊那。 伊那市での中継点となっている山寺の国道でも一番にタスキをつなぎました。 沿道には多くの人が応援に駆けつけ声援を送ります。 終盤、独走状態となった上伊那。フィニッシュの飯田合同庁舎でも1位でゴールし、3年連続36回目の優勝を果たしました。総合タイムは11時間38分9秒の大会新記録で、これまでの記録を3分以上更新しました。 上伊那の丸山信一監督は「選手がしっかりした走りをみせ、地元上伊那にもトップで入れて感謝している。来年も優勝を目標に、もっと強い上伊那を目指してあすから選手と共に練習に励みたい」と話していました。 2位は全諏訪、3位は上田東御小県となっています。 上伊那は、平成元年から平成12年まで12年連続優勝していて、3年連続はそれ以来となっています。
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OKJファミリーダンスセミナー
上伊那で活動しているダンス・体操教室OKJファミリーのダンスセミナーが19日、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれました。 19日は、上伊那地域の親子40人が参加し、東京で活動しているプロのダンサーから指導を受けました。 OKJファミリーは発達がゆっくりな子どもが一緒に参加できるダンス・体操教室です。 運動に苦手意識を持っている子どもにも楽しめるよう、ゆっくり、繰り返し指導をしているということです。 セミナーを開くのは今年2月に続き2回目で、今回は県の元気づくり支援金を活用し開催しました。 また、支援金を活用し、安心して遊べる道具も購入しました。 子どもたちは、プロのダンサーの説明を聞きながらダンスに挑戦していました。 教室は毎週土曜日くぬぎの杜で開いていて、今年度はほかに、食事と健康についてのセミナーも予定しています。
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作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」
上伊那教育会が所蔵する伊那谷ゆかりの先人の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が伊那市創造館で今日から始まりました。 今回は、「箕輪町出身の先人たち」をテーマに、彫刻や絵画など8点が展示されています。 作家は三日町出身の彫刻家藤澤古實、長岡出身の木版画家山口進、大出出身の洋画家柴宮忠徳、大出出身の染色工芸家小林一博の4人です。 このうち、藤澤古實は、明治から昭和にかけて活躍しました。 この作品は長谷の民話孝行猿のレリーフの拓版画で、レリーフは今も宿泊施設の入野谷に飾られています。 古實が71歳で亡くなる歳に制作した最後の作品だということです。 このほかに、上伊那教育会が芸術家について研究した資料なども展示されています。 上伊那教育会所蔵作品展伊那谷の生んだ芸術家たちは来月4日まで、伊那市創造館で開かれています。
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堀内功さん顕彰碑建立
井上井月顕彰会の前会長で去年1月に94歳で亡くなった堀内功さんの顕彰碑が、伊那市美篶笠原の堀内さん宅東側に建立されました。 19日は関係者20人ほどが集まり碑がお披露目されました。 堀内さんは、大正9年に伊那市美篶笠原に生まれました。 平成20年から井月顕彰会の会長として、井月の出版物の刊行や句碑の建立などに尽力しました。 また地域の史跡の保存・整備にもあたりました。 三回忌を迎えるにあたり、功績を偲び後世に伝えていこうと、井月顕彰会や地域住民有志で作る実行委員会が碑を建立しました。 碑は高さ1メートル50センチ、副碑は高さ1メートル20センチです。 実行委員会が呼びかけたところ、約90人から220万円あまりの寄付が集まったということです。 訪れた人たちは、碑を前に手を合わせ、堀内さんの功績を偲んでいました。