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サン工業が能登半島地震災害義援金を贈る
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業、サン工業株式会社は、能登半島地震災害義援金を10日に伊那市に届けました。
10日はサン工業株式会社の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ、日本赤十字社伊那市地区長の白鳥孝市長に義援金100万円を手渡しました。
サン工業では能登半島地震の被災地支援として社員に募金を呼びかけ、およそ150人の協力と会社分を合わせ100万円が集まったということです。
白鳥市長は「大切に活用させてもらいます」と話していました。
伊那市では、8日までに総額432万8,709円の義援金が集まっているということです。
義援金は日本赤十字社を通して被災地支援に充てられるということです。
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仁愛病院ウェルネスセンター完成
伊那市西町の仁愛病院が建設を進めてきた筋力トレーニングジムやフィットネットスタジオなどを備えたウェルネスセンターが完成しました。
11日の仁愛病院祭で施設がお披露目されます。
病気の予防や健康増進を目的としたウェルネスセンターは、仁愛病院の東側に建設されました。
建物は鉄骨造り4階建てで、事業費はおよそ5億7千万円です。
1階は、全身の各部位を鍛えることができるマシーンがそれぞれあり、ダンベル、バーベルなどの重りを用いてのトレーニングも出来ます。
2階は、地域の会議の他、趣味の集まりや体験教室など様々な目的で有料で利用することが出来るスペースとなっています。
3階はガラス張りで開放感ある空間になっていて、眼下に天竜川、正面に仙丈ヶ岳を望みながらエアロバイクやランニングマシーンなどの有酸素運動が行える他、エクササイズ教室も受けられます。
委託を受けて事業を行うのは県内各地で体操教室やジムを運営する一般社団法人MAP-Jファインビルデイング協会です。
プロトレーナ―の指導のもとメニューに応じてトレーニングを受けられるのが特徴です。
協会の代表理事を務める南箕輪村の征矢洋文さんです。
11日のウェルネスセンターのオープンを記念して格闘家でタレントの角田信朗さんによるトークショーなどを予定しています。
伊那ケーブルテレビでは、この模様を午後0時55分から122chで生中継します。
ウェルネスセンターでは11日から16日まで無料体験会を開きます。
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県シニア大学伊那学部 卒業式
長野県シニア大学伊那学部の第45期生の卒業式が9日に伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
式では伊那保健福祉事務所の片桐賢二副所長から、代表者に卒業証書が手渡されました。
今年度卒業を迎えたのは56歳から80歳の36人です。
昨年度に入学し、2年間にわたり知識や教養を身に着ける講座を受けボランティア活動などを行ってきました。
卒業生を代表して箕輪町の藤田文平さんは「これからの人生にとってかけがえのない仲間に出会うことができました」と話していました。
長野県シニア大学では昨年度までに県全体で5万317人、伊那学部で4,803人が卒業しています。
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棚田パートナーシップ協定 3者が締結
伊那市高遠町の株式会社仙醸、高遠旨い酒研究会、農事組合法人山室は、棚田の保全を進める「棚田パートナーシップ協定」を8日に締結しました。
この日は、伊那市の伊那合同庁舎で締結式が行われました。
伊那市高遠町山室の棚田で酒米を作る農事組合法人山室の大塚治男さん、その酒米で地酒「やまむろ」を醸造する株式会社仙醸の黒河内貴社長、それを販売する、町内4つの酒店が加盟している高遠旨い酒研究会の北原義克会長が協定書を取り交わしました。
棚田パートナーシップ協定の制度は、棚田の保全に取り組む生産者や団体と企業などを結び付け、継続的な保全活動を支援しようと長野県が設立したものです。
上伊那では初の締結となりました。
山室の棚田は、農林水産省が全国の優良な棚田を認定する「つなぐ棚田遺産」に認定されています。
農事組合法人山室では、山室地域にあるおよそ9割の棚田で酒米や食用の米を生産しています。
今後は、パンフレットなどで情報発信をし、棚田への関心を高めてもらい原風景を守る取り組みを行うとしています。
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小松さん 桜の写真展
伊那市長谷の写真愛好家・小松壽美さんの桜と風景の写真展が高遠さくらホテルで開かれています。
会場には小松さんが去年県内外で撮影した写真26点が展示されています。
写真展は7回目で今回は「春よこい、早く来い」をテーマに展示されています。
伊那市美篶の六道の堤や高遠町の高遠城址公園で撮影された写真もが飾られています。
小松さんは「写真をみて、春に行きたい場所を見つけて欲しい」と話していました。
写真展は29日木曜日まで高遠さくらホテルで開かれています。 -
伊那市美篶の自然や歴史について学ぶ
伊那市美篶の自然や歴史について学ぶ講座が2日に美篶公民館で開かれました。
講師は元美篶公民館長で伊那ビデオクラブ会長の赤羽仁さんが務め、美篶の自然や歴史を紹介しました。
そのうち六道の堤は、高遠藩が費用のすべてを賄い、1851年に完成した農業用のため池だと説明しました。
「どんよ、さんよ」の掛け声で作業を行い、非常に過酷だったということです。
また講座では、美篶公民館の童謡唱歌講座講師の有賀千づるさんが、美篶の歌を歌いました。
この歌は美篶全体の名所や地名などを歌っていて、12番まであります。
赤羽さんは「美篶の自然や歴史、そしてこの歌を今後も残していきたい」と話していました。
この講座はまほらいな市民大学の講座として開かれたもので、学生や地域住民などおよそ110人が参加しました。
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伊那小6年明組が手作りプラネタリウム
伊那市の伊那小学校6年明組は、手作りのプラネタリウム投影会を伊那文化会館で7日に開きました。
6年明組の児童30人は、去年の11月から投影会の準備を進めてきました。
保護者や一般などおよそ50人が訪れました。
クラス名の明組になぞらえた、明星列車が木星などの惑星を旅するというオリジナルストーリーです。
会場の音楽は児童が電子ピアノを弾いて生演奏しました。
児童は5年生から総合学習の時間で、天体や星について学んでいます。
伊那文化会館でプラネタリウムを見たり、星空観察などを行ってきたということです。
投影会の最後は児童たちが作詞した歌を歌いました。
投影会はこれまでに学校で行っていましたが、多くの人に見てもらおうと伊那文化会館に協力を依頼し開いたものです。
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アートスクール作品展 25日まで
伊那市高遠町の信州高遠美術館が主催するアートスクールの受講生の作品展が7日から信州高遠美術館ではじまりました。
信州高遠美術館は今年度、絵画や陶芸、染色など7つの講座を開催しおよそ80人が受講しました。
作品展には、それぞれの講座で制作した、アクリル画や書道、陶芸などの作品18点が並んでいます。
この作品展は、25日・日曜日まで開かれていて、期間中の入館料は無料です。
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だるま市に向け人形飾り製作
11日に伊那市高遠町の鉾持神社参道で開かれる伝統の「だるま市」を盛り上げようと、伊那市の地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんが「人形飾り」の製作を行っています。
人形飾りを作っているのは、高遠町的場にある伊那市の倉庫です。
7日は吉澤さんや市の職員2人が作業を行いました。
作っているのは、マンガのキャラクターをモチーフにした4体です。
大きさは縦横50センチで、発泡スチロールから型を切り出し、ヤスリで形を整え、ペンキで色を付けていました。
また、遊ぶ事ができる高さ1メートル80センチのだるま落としも作りました。
チャレンジして成功するとお菓子がもらえるという事です。
吉澤さんが発案した人形飾りは、仲町駐車場西側の旧ほていやに展示されます。
この他に保育園や企業6団体が仲町駐車場などに人形飾りを設置する予定です。
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地域の里山整備利用勉強会
地域を中心にした里山整備についての勉強会が5日に伊那市役所で開かれました。
勉強会には地区の役員や林業関係者などおよそ30人が参加しました。
市内の山林には地権者と連絡が取れないことや、個人では管理できないことから、放置されている場所があります。
放置林では松枯れ被害が拡大したり、野生動物が住みつくなどの問題が発生しているということです。
また整備に補助金を活用するには一定の面積が必要になるため利用が進んでいないことも課題となっています。
勉強会では2年前に里山整備をしたますみヶ丘区が事例を紹介しました。
ますみヶ丘区では市の協力を得て、それぞれの地権者と連絡をとり、まとまった面積とすることで補助金を活用した里山整備を行ったということです。
ますみヶ丘区では「継続して管理していくためには、年度ごとに交代する役員ではなく、一定期間担当するコーディネーターが必要だ」と話していました。
勉強会では補助金の制度についての説明も行われました。 -
5日の大雪で各地に影響
5日から6日の朝にかけて長野県全域で大雪となりました。警報級となった雪は各地に影響を及ぼしました。
伊那市のベルシャイン伊那店です。
雪の影響で高速道路が通行止めになり、商品が届かなかったということです。
特にパンは、全メーカーの商品が届きませんでした。
鮮魚コーナーではシャリが届かず、寿司の販売ができなかったということです。 -
被災地をラーメンで応援
能登半島地震の被災地を支援するチャリティーラーメンの販売が6日伊那市のベルシャイン伊那店で行われました。
復興応援チャリティーラーメンは一杯1,000円で販売されました。
販売開始の午前11時には行列ができ、訪れた人たちが味わっていました。
厨房ではチャリティーラーメンを企画した伊那市と南箕輪村の5つのラーメン店の店主らが手際よく調理していました。
店内では総合学習の時間で麺づくりについて学び店主らと交流のある伊那小学校6年忠組の児童約30人が水を出したりテーブルを拭くなどして協力していました。
6日はラーメン約290食が売れたほかおにぎりやソフトクリームも販売されました。
44万円の売り上げがあり全て石川県へ送られるということです。
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伊那市女団連 古布を寄贈
伊那市女性団体連絡協議会は、ボランティア活動で集めた古布を伊那市社会福祉協議会に27日、寄贈しました。
27日は、伊那市女性団体連絡協議会の竹中則子会長ら5人が福祉まちづくりセンターを訪れ、松澤浩一事務局長に古布と未使用のタオルおよそ86キロ分を贈りました。
伊那市女性団体連絡協議会を構成する5団体が各会員に呼びかけ、タオルやシーツなどを集めました。
ボランティア活動の一環として、およそ20年前から毎年寄贈を行っています。
松澤事務局長は「有効に使わせていただきます」と感謝していました。
古布は、市社協の各事業所に配られ清掃などに活用されるということです。
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寒晒蕎麦 乾燥作業
4日の立春に合わせ、伊那市の高遠そば組合はおよそ1か月間、川の冷水に浸したそばの実を引き上げ、乾燥作業を行いました。
5日は、高遠そば組合のメンバー4人が川から引き上げたそばの実を広げ、乾燥させていました。
そばの実は、1月5日から伊那市長谷の粟沢川に浸していました。
5日からおよそ1か月乾かしていきます。
寒風にさらして乾かすことで、食感がよくなり、甘みが増すということです。
山根健司組合長は「手間はかかるが、おいしさに繋がりお客さんに喜んでもらえると思う」と話していました。
寒晒蕎麦は、7月13日から高遠町の7店舗と東京都の1店舗で提供が予定されています。
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西天竜発電所改修記念 あまごを放流
長野県企業局などは、伊那市小沢の西天竜発電所の大規模改修の完了を記念しあまごの放流を、5日に行いました。
この日は、県企業局や天竜川漁業協同組合の関係者などおよそ20人が集まり、あまごを放流しました。
用意したあまごは、体長20センチ前後の成魚で、およそ500匹、50キロ分です。
放流は、県企業局と天竜川漁業協同組合が一昨年3月に締結した「地域の水環境保全や再生可能エネルギーの供給拡大に関する協定」に基づき行われたものです。
協定後、漁協では天竜川の支流で同様の放流を3回行っていて、今回は2月16日の渓流釣りの解禁日を前に行われました。
西天竜発電所は、1961年に建設され、去年10月に大規模改修が完了しました。
年間発電量は1,810万kWhで、小型の水車を2台設置したことにより少ない水量でも年間を通して安定して発電することができるようになっています。
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伊那食品工業の社員らの作品展「未来の明工展」
伊那市西春近の伊那食品工業株式会社の社員とOBによる作品展「未来の明工展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、社員24人とOB1人の作品が展示されています。
作品展は今回が4回目で、油絵や書、写真などジャンルは様々です。
出品したのは、20代から80代までで、工場や研究室、店舗の販売員など、所属部署も様々です。
未来の明工展は、新型コロナの感染拡大を受け、明るい話題を提供しようと、4年前から年1回開かれています。
中には、県の美術展に作品を出品している人もいます。
こちらは、最高顧問の塚越寛さんの作品です。
オランダを訪れた際に撮影したお気に入りの1枚だということです。
伊那食品工業の社員とOBによる作品展「未来の明工展」は、18日日曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠町引持「ことはじめの念仏」
伊那市高遠町上山田の引持でも、「ことはじめの念仏」とよばれる行事が行われました。
長さ17メートルの数珠を「南無阿弥陀仏」と唱えながら、反時計回りに3回まわします。
こちらの数珠にも大玉があり、大玉が自分の前に回ってくると、押し頂いて願い事をします。
こちらの鉦には、安永2年、(1773年)と書かれていて、その当時から行われていたと推察できるということです。
引持のことはじめの念仏では、般若心経を唱え、「不動明王」「釈迦如来」など13仏の名前を3回唱えました。
引持のことはじめの念仏は、2月8日の事始めに合わせて行われていて、それに近い日曜日に行われています。
今回は新型コロナの影響で4年ぶりになりました。
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宮島酒店 立春朝搾りを出荷
4日は立春、暦の上では春となりました。
伊那市荒井の日本酒「信濃錦」の蔵元、宮島酒店では春の訪れを祝う酒「立春朝搾り」の出荷が行われました。
午前6時30分過ぎに伊那市の酒販店が酒を受け取りに訪れていました。
この立春朝搾りは、安曇野から飯田地域のほか、東京などにも出荷されました。
4日の伊那地域では雪が降り、最低気温は午前1時38分に氷点下0.7度となりました。
立春朝搾りは、午前3時から瓶詰め作業を行ったということです。
今年は一升瓶を260本、720ミリリットル入りを1,400本出荷します。
立春に搾りあがった酒をその日のうちに味わってもらおうというもので、宮島酒店では今年で24年目になります。
酒米には伊那市高遠町で低農薬で栽培した美山錦が使われています。
午前7時から、荒井神社の神主による神事が行われました。
宮島敏社長や販売を行う店主らおよそ15人が参列し、無病息災や商売繁盛を祈りました。
立春朝搾りは、一升瓶が3,795円、720ミリリットル入りが1,980円です。
伊那市内では、酒文化いたやで販売されます。
今回の売り上げの一部は、日本名門酒会が全国43の蔵元に呼びかけ、能登半島地震で被災した蔵元に寄付するということです。
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高遠中吹奏楽部の打楽器四重奏が東海大会出場
伊那市高遠町の高遠中学校吹奏楽部の打楽器四重奏は、長野県アンサンブルコンテスト県大会で金賞を受賞し、10日に愛知県で開かれる東海アンサンブルコンテストに出場します。
4日は高遠中学校で保護者や地域住民を招いた激励会が開かれ、東海アンサンブルコンテストへの出場を決めた、打楽器四重奏の「深淵の碑」が演奏されました。
ゆったりとしたリズムから徐々に早くなる、荒々しさの中にも優しさがある海を舞台にした曲だということです。
1月、松本市で開かれた長野県アンサンブルコンテスト県大会で金賞を受賞し、10日に愛知県幸田町で開かれる東海大会に出場します。
4日の激励会では、打楽器四重奏の部員以外の演奏も行われました。
高遠中学校吹奏楽部が県大会で金賞を受賞するのは今回が初めてだということです。
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上伊那岳風会 伊那地区初吟会
長野県上伊那岳風会の伊那地区初吟会が、4日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会では来賓を含め、57人が吟を披露しました。
始めに、大合吟が行われ「朗詠」という詩を全員で吟じました。
伊那地区内には14の教室があり、それぞれに活動しています。
初吟会では、それぞれが自慢ののどを披露していました。
下平 岳渓会長は、「8月の吟道大会で、上伊那は57回の大会となる。100回につなげられるように知恵とずくを出して、飛躍の年にしていきたい」と話していました。
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各地で節分にちなんだ行事
3日は節分です。
各地で節分にちなんだ行事が行われました。
南箕輪村の恩徳寺では厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
本堂の中で火を焚いて行われる大護摩祈祷は、午前6時から午後5時の間に7回行われ、このうち午前10時半の祈祷には、およそ100人が訪れました。
不動明王の火に僧侶が御札や身に着けているバッグなどをかざしました。
豆まきはありませんでしたが、今年は4年ぶりに人数制限を設けずに行われました。
僧侶が子どもを抱え、火にかざす姿も見られました。
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伊那駅伝をPR 今年も看板設置
3月24日の春の高校伊那駅伝をPRしようと、美篶のナイスロード沿いに今年も看板が設置されています。
看板を立てて大会をPRしているのは伊那市の白鳥博文さんで、当日に向けてカウントダウンをしています。
白鳥さんは上伊那農業高校出身で、1978年の第1回伊那駅伝に1区のランナーとして出場しています。
地域の人や道ゆくドライバーに知ってもらい伊那駅伝を盛り上げようと、2007年から毎年看板を設置しています。
今年の春の高校伊那駅伝は、伊那市陸上競技場を発着に3月24日に開かれます。
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復興応援ラーメン6日販売
伊那市や南箕輪村のラーメン店5店は6日に、能登半島地震の被災地を支援するチャリティーラーメンの販売を伊那市のベルシャイン伊那店で行います。
売り上げは全額被災地へ寄付されます。
被災地支援のために一杯1000円、400食限定で販売する「復興応援チャリティーラーメン」です。
1日は、販売会場となるベルシャイン伊那店内のラーメンはるちゃんで、当日提供するラーメンを作りました。
能登半島地震の被災地に今できることをしようと南箕輪村の麺づくり蒼空の店主、竹村泰治さんの呼びかけで、伊那市の麺屋二八、らぁめん勝ちどき、ラーメンはるちゃん、南箕輪村のラーメン将太の5店が行います。
スープや麺、チャーシューなど各店が得意とする分野の材料を持ち寄って作った一杯です。
魚介ベースのしょうゆ味で、試食をした店主は、「食べやすく、懐かしい味に仕上がった」と話していました。
ラーメンの他に、おにぎりやソフトクリームも販売する計画です。
能登半島地震復興応援チャリティーラーメンは、6日の午前11時からベルシャイン伊那店のラーメンはるちゃんと時計台広場前に80席を設け販売します。
当日は、ラーメン作りについて学習する伊那小学校6年忠組の児童も手伝うということです。
売り上げは全額被災地へ寄付されます。 -
高遠町図書館 手づくり辰だるま配布
伊那市高遠町の高遠町図書館は、キッチンペーパーの芯を使った手作りのだるまを1日から無料でプレゼントしています。
こちらが、手作りの辰だるまです。
館内の消毒で使うキッチンペーパーの芯を使って作られています。
職員4人で、2か月前から準備をしてきたということで、合格や福、寿の文字が書かれています。
高遠町図書館では、11日のだるま市に合わせて手作りのだるまを作っていて、今年で3年目となります。
辰だるまは、無料で誰でももらうことができます。
先着50人で、無くなり次第終了となります。
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節分を前に 園児が豆まき
3日の節分を前に伊那市の西箕輪保育園では、豆まきが行われました。
園児たちは新聞紙を丸めた豆とお面を作り、豆まきをしていました。
絵に描いた鬼に豆を投げていると…保育士が扮した鬼がやってきました。
園児たちは一斉に逃げ出していました。
なかには泣いてしまう園児もいました。
年長の園児は、リズム室で鬼役と鬼を退治する役に分かれて豆まきを楽しんでいました。
するとそこにも鬼が現れました。
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伊那市国保税 据え置きの方針
伊那市国民健康保険運営協議会が30日に開かれ、来年度の伊那市国民保険税の税率を現行どおり据え置きとする案をまとめました。
協議会では冒頭、伊藤徹副市長が協議会の二瓶裕史会長に来年度の国保税の税率について「現行通り据え置き」とする案を諮問しました。
来年度の伊那市の被保険者が納める国保税の総額は11億3千万円の見込みで、被保険者数が減少している影響で今年度と比べ約1億円減少する見込みです。
伊那市では、赤字を補うため基金から6,300万円を繰り入れ、税率を維持していくとしています。
この日の協議会では、諮問通り国保税の税率を現行通り据え置くとする案をまとめ、2月5日に答申する予定です。
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市社協がフードドライブ
伊那市社会福祉協議会は自宅に眠っている食糧品の提供を呼び掛ける「春のフードドライブキャンペーン」を行っています。
食糧品は、福祉まちづくりセンターふれあいーな1階で受け付けています。
受け付けているのは米やレトルト食品、カップ麺、缶詰などで、賞味期限が2か月以上あり未開封のものです。
市社協では、寄せられた食糧品を生活困窮者や子育て世代への支援として活用しています。
去年11月に実施したキャンペーンでは米を中心に約1,500キロ分が集まったということです。
春のフードドライブキャンペーンは、29日木曜日まで行われています。
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ジビエセミナー 鹿や猪使った料理を作る
茅野市に本部を置く、一般社団法人日本ジビエ振興協会は、鹿や猪の肉を家庭でも日頃から食べてもらおうと、伊那市の伊那公民館で1日にセミナーを開きました。
セミナーでは、鹿肉を使ったシチューと、猪肉を使ったテリーヌを作りました。
この日は、JA上伊那生活部会や農村女性ネットワークいなの会員など50人が参加しました。
ジビエは、狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉です。
講師は、協会の藤木徳彦さんが務め、調理方法を教えました。
藤木さんは、「野生鳥獣の肉は中心部までよく加熱してください。また、鹿は高温で加熱すると硬くなるため、弱火で時間をかけて調理すると良いです」と話していました。
藤木さんによると、日本で1年間に捕獲されている鹿や猪のうち、食用として活用されているのは10%だということです。
セミナーは、ジビエを身近な食材として使うとともに、適切に調理してもらおうと、農林水産省の支援事業の一環として開かれました。
県内では初めてです。
協会では、「ジビエを牛肉や豚肉と同じように日頃から家庭で食べてほしい」と話していました。
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南箕輪村の人口101人増
長野県は、2023年中の人口増減を31日公表しました。
上伊那では人口が増加したのは南箕輪村のみで増加数は101人です。
県が公表した2023年中の人口増減によりますと、南箕輪村の今年1月1日の人口は1万6,234人で去年1月1日と比べ101人増加しました。
なお、伊那市の今年1月1日の人口は6万4,211人で657人の減。
箕輪町は2万4,582人で203人の減となっています。
全県は200万991人で1万5,476人の減となっています。
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JA上伊那 金融移動店舗車輌を被災地に派遣
能登半島地震から1日で1ヶ月が経ちました。
JA上伊那は金融移動店舗の車輌を石川県のJAのとへ派遣しました。
この日は出発式がJA上伊那本所で行われました。
今回派遣したのは金融移動店舗車輌「かみま〜る号」です。
かみま〜る号はJA上伊那が2019年と2020年に1台ずつ導入し、閉店した支店12地点のある上伊那12地点を運行しています。
車輌には待合室が付いていて、入出金や税金の振込などができるということです。
県内で唯一車輌を2台持っているJA上伊那では能登半島地震が発生した1月の始めから車両の派遣を打診していました。
今回JAのとから災害派遣要請を受けて派遣が決まりました。
被災地のJAのとでは7支店中6支店が営業を再開していますが、まだ営業再開できてない珠州支店や、支店に行けない被災者などに活用してもらうことが期待されています。
車輌の派遣は1ヶ月を予定しています。
西村篝組合長は出発式で「できることがあればやってきてください。地域の思いを運んで、被災地で活躍してもらいたい」と話していました。
JA上伊那の職員など4人が水や食料などの支援物資を積んで、出発しました。
職員は車輌の操作説明などをして2日に帰ります。
なお、JA上伊那ではこれまでの2台体制から1台になることで、各地点での営業時間短縮などを行い特別編成で運行するとしています。
詳しくはJA上伊那のホームページなどで確認して欲しいということです。