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伊那華シリーズの新作「伊那華のふらんく」 発売
JA上伊那のプライベートブランド、伊那華シリーズの新作「伊那華のふらんく」の販売が7月31日から始まります。 南箕輪村のファーマーズあじ~なで、シリーズの新作「伊那華のふらんく」が発表されました。 伊那市西箕輪で生産された豚肉が100%使用されています。 肉の味を活かすため、つなぎのでんぷんなどは入れずシンプルな味付けにしたという事です。 伊那華シリーズで畜産物を使った商品は初めてとなります。 80グラム2本入りが520円、45グラム5本入りが650円となっています。 あじ~なの他、伊那市西箕輪のとれたて市場などで明日から販売が始まります。 JA上伊那では、上伊那の畜産をPRしていきたいという事です。
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高校生が一日看護体験
上伊那の高校生を対象とした一日看護体験が29日、伊那市の伊那中央病院で行われました。 上伊那の4つの高校から35人が参加しました。 高校卒業後の進路について考えてもらおうと、伊那中央病院が行っているものです。 車椅子体験や血圧測定のほか、今年は初めてメディカルシミュレーションセンターの機器を使って看護技術体験をしました。 採血のシミュレーターでは、実際に血管に針を刺していました。 伊那中央病院では、「体験をきっかけに、未来の医療を担う人材になってほしい」と話していました。
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第43回伊那まつり ポスターなどデザイン採用者を表彰
今年の伊那まつのポスターや公式Tシャツ、うちわのデザイン採用者の表彰式が、27日、伊那市役所で行われました。 今年のポスターのデザインに採用されたのは、伊那市の春富中学校2年、吉野直歩(なお)さんの作品です。 吉野さんの作品は、雪の山々と花火を背景に、赤色を基調にした暖かみのある龍が描かれています。 今年のポスターデザインコンクールには、市内の中学校から232点の応募があり、優秀賞9人の表彰も行われました。 この他、公式Tシャツは、伊那市の等々力心太朗(とどりき しんたろう)さんのデザインが採用されました。 うちわは大阪府の山口類(るい)さんのデザインが採用されています。 今年の第43回伊那まつりは8月1日に市民おどり、2日に花火大会が行われます。
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夏休みおいで塾
夏休み中の子どもたちが勉強などをして過ごす「夏休みおいで塾」が市内各地の公民館で始まっています。 伊那公民館の夏休みおいで塾は29日から始まり、伊那小、伊那東小、伊那北小の児童113人が参加しました。 おいで塾は、夏休み中の児童の居場所づくりとして、伊那公民館が毎年開いています。 指導は小中学校の元教諭や信大の学生、保護者がボランティアで行います。 上級生が下級生に勉強を教えている姿もありました。 午前中は宿題をして、午後はおやつ作りや野外遊びなどの体験を行います。 今年は初めてジオパーク学習も行われ、今日は南アルプスを題材にしたカルタで遊びました。 伊那公民館では、「学校や学年の違う友達を作って夏休みを楽しんでほしい」と話していました。 伊那公民館のおいで塾は、8月4日まで開かれます。
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西町親子マスつかみ大会
伊那市西町の親子が20日三峰川の榛原河川公園の河原でマスつかみを楽しみました。 これは西町区青少年育成会が毎年この時期に開いている恒例の行事で、20日は親子250人が参加しました。 マスつかみ大会は自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと開かれています。 川の一部をせき止め、体長およそ20センチのマス300匹が放流されました。 子ども達は、石の下などを手探りし、マスを追いかけていました。 西町区青少年育成会の大前秋欣会長は「子供達の思い出になると共に、保護者同士、地域の親睦を深めていきたい」と話していました。 捕まえたマスは、塩焼きにして味わったということです。
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道の駅南アルプスむら長谷 再整備へ
伊那市の白鳥孝市長は、集客力強化などを目的に、来年度、伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」の再整備を行なう考えを、28日開かれた市政懇談会で示しました。 28日は、住民と市長との市政懇談会「市長と語りた伊那」が長谷総合支所で開かれ、およそ50人が出席しました。 懇談会の中で白鳥市長は、来年度から道の駅南アルプスむら長谷の再整備を行ない、集客力強化や交流人口増加につなげたい考えをしましました。 白鳥市長は、地元農産物を使った料理体験施設の建設や美和湖近くの広場にベンチの設置などを行い、集客力アップを図りたいと話していました。 また、ソフト面として南アルプスを活かした自然体験のツアーを充実させ、交流人口の増加にもつなげたいとしています。 伊那市長谷の人口は、合併した平成18年は2182人でしが、1日現在は1860人と、300人以上減少しています。 今回は、人口減少問題を受け、定住対策をテーマに意見を交わしました。
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アニメ究極超人あ~る 場面再現したサイクリングイベント
アニメ「究極超人あ~る」の場面の一部を再現したサイクリングイベントが25日、JR飯田線田切駅から伊那市駅までの沿線で行われました。 今年で4回目となるイベントには、アニメファンや自転車愛好者など県内外からおよそ100人が参加しました。 アニメ究極超人あ~るは、1980年代に少年漫画雑誌で連載されたもので、イベントは、ストーリーの中に出てくる“田切駅から伊那市駅までを1時間で駆け抜ける”という場面を再現しようというものです。 参加者は、午後4時30分にJR田切駅をスタートし、ゴールの伊那市駅を目指しました。 午後5時30分を過ぎると参加者は次々とゴールし、記念のスタンプを押していました。 参加者の中には、犬をかごに乗せて走った人や好きなアニメのコスプレをした人など、思い思いにイベントを楽しんでいる様子でした。
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シンガポールの大学生が上伊那で交流
一般社団法人伊那青年会議所の青少年異文化交流事業で、シンガポールの大学生が27日から上伊那を訪れています。 上伊那を訪れているのは、シンガポールの大学生12人です。 28日から2日間は、地元の高校生と農業体験などを行ったり観光地を巡る「い~んだにツアー」に参加しています。 ツアーの最初には、お互いの自己紹介を行いました。 自己紹介が終わると、伊那市西箕輪のJA菜園でアスパラの収穫体験を行いました。 シンガポールは現在埋め立てが進められていて高層ビルやマンションが増える一方、畑などが少ないことから、学生達は普段触ることのない自然の野菜を真剣に収穫していました。 学生は、8月2日まで企業見学や信大の学生との交流、伊那まつりに参加する予定で3日に帰国します。
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「まちの縁側」事業スタート
伊那市社会福祉協議会は、人々の交流の場「まちの縁側」を見つけて認定する、「まちの縁側づくり」事業をスタートさせています。 28日は、山寺区水神町で活動する「水神町おしゃべり広場」を認定しました。 28日は、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長が山寺区地区社協水神町支部の前島昭文さんに認定看板を贈りました。 認定するのは今回で3件目です。 伊那市社会福祉協議会は、小人数が集う日常的なコミュニケーションが出来る縁側のような場所を各地につくりたいと今年度からまちの縁側づくりを進めています。 認定された「水神町おしゃべり広場」は去年から月に2回、いきいき交流施設を開放し地区住民が活動しています。 テーマは決めず誰でも参加できお茶を飲みながらゲームやカラオケなどをしているということです。 毎回、高齢者を中心に20人ほどが集まっています こうした活動をしていることを社協が知り、認定することを決めました。 伊那市社会福祉協議会では、集会所の他に自宅や庭、福祉施設、カフェなど人が集い交流する場所を順次まちの縁側として認定する予定で最終的には100か所を目標にしています。 市社協では「住民同士のつながりの価値を再評価していきたい」としています。
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上伊那消防本部 4人が御嶽山捜索へ
御嶽山の噴火から10か月。 行方不明のままとなっている6人の捜索が29日から再開されます。 捜索にあたる上伊那広域消防本部の隊員の出発式が28日行われました。 29日から始まる行方不明者の捜索は、県警や消防などおよそ600人態勢で行われます。 上伊那広域消防本部から捜索隊に参加するのは4人で、28日は出発式が行われました。 初めに、隊長を務める原秀一さんが「御嶽山捜索のため木曽郡へ出発します」と上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に出発を報告しました。 白鳥連合長は「まだ見つかっていない6人の方。家族の方々は10か月間、心痛のおもいで過ごしたと思う。まずは自分たちの身の安全が重要。万が一の時には避難できる体制をとってもらいたい」と話していました。 長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が去年9月27日に噴火し、57人が死亡6人が行方不明のままです。 今回出動する隊員の4人は、去年噴火後の捜索にも参加しています。 隊員たちは出発式の後、消防車両に乗り込み現地へと向かいました。 隊員たちは、29日から10日間、行方不明者の捜索にあたるということです。 捜索は29日の早朝から始まります。
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新型交付金創設で地方創生推進
地方創生に関する知識を深める講演会が27日伊那市役所で開かれ地方創生の推進を図るための新型交付金創設などについて話がありました。 講演会には市役所職員や伊那市地方創生総合戦略審議会委員などおよそ130人が出席しました。 講演会では内閣府地方創生推進室参事官の森宏之さんが話をしました。 国は人口の減少や東京一極集中、地域経済の消費回復の遅れなどを改善するため今年度から5か年計画の総合戦略を策定しています。 主な施策は地域産業の競争力強化や地方移住の推進、結婚・出産・子育て支援などとなっています。 目標として若者の雇用創出数を30万人とし、東京から地方への転出を4万人増、安心して結婚、出産子育てできる社会を達成していると考える人の割合を平成25年度の19.4%から40%以上に引き上げるとしています。 森さんは「平成28年度以降は先駆的、優良な取り組みを支援する新型交付金を創設し地方創生の推進を図りたい」と話していました。
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お産の環境充実に期待 伊那市に産科医開業
伊那市日影に産科・婦人科の菜の花マタニティクリニックが27日開業しました。 伊那市で初となる新規開業支援の補助を受けた産科医として出産の環境充実に期待が寄せられています。 27日の開業を前に25日、医療機関や行政関係者を招いての内覧会が行われました。 菜の花マタニティクリニックは産科医不足を補おうと伊那市が創設した支援制度を活用しての初の産科・婦人科医院です。 10年以上継続して分娩を扱う医療機関が対象で2000万円の補助を受ける計画です。 分娩室には広めの分娩台がありフリースタイルの分娩が可能となっています。 また畳の上で出産できる和室の分娩室も設けられています。 医院長は元飯田市立病院婦人科部長の鈴木昭久さんです。 鈴木さんは地域で安心してお産ができる環境づくりを進めたいと開業を決意しました。 伊那市では新しい医院の開業が産科医療体制の充実につながればと期待しています。 菜の花マタニティクリニックでは里帰り出産についての相談を受け付けるほか不妊治療にも取り組み、年間360件の分娩を扱う計画です。
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宮原さんの水彩画展 8月1日から
日本水彩画会会員の宮原淳一さんの水彩画展が8月1日から伊那市のかんてんぱぱガーデン西ホールで開かれます。 宮原さんは現在81歳。 元高校教諭で退職後、本格的に水彩画に取り組むようになりました。 自然の神秘的な風景をテーマに描き続け、緑の画家と呼ばれています。 代表作の「繁み」は、廃墟となった屋敷に生い茂った雑草を描いたもので自然のたくましさを表現した作品です。 水彩画展は、これまで書きためた作品を出品するもので宮原さんは自然の神秘を感じてもらいたいと話します。 宮原淳一さんの水彩画展は入場無料で8月1日から16日まで伊那市のかんてんぱぱガーデン西ホールで開かれます。
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日影区ふれあい納涼祭
伊那市日影区の恒例行事ふれあい納涼祭が、25日、公民館前で行われました。 日影区ふれあい納涼祭は、住民の交流の場として20年以上前から毎年行われています。 公民館分館と区の役員で実行委員会をつくり、イベントの企画や運営を行っています。 納涼祭では、射的や輪投げ、流しそうめんの他太鼓の演奏などが行われ、多くの家族連れで賑わっていました。 日影区によりますと、現在区にはおよそ2,200人が暮らしていて、近年は若い世帯が増えているということです。 田上紀夫区長は、「老いも若きもみんな集まり毎年盛大に行えることはうれしい。区の繋がりを大切にしていきたい」と話していました。
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伊那市地蜂愛好会 恒例の蜂追い大会
伊那市地蜂愛好会の会員は、恒例の蜂追い大会を、26日、伊那市の横山キャンプ場で開かれました。 愛好会では、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうと活動しています。 26日は、会員15人が集まり地蜂の巣を取るための蜂追いをしました。 地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌の生イカでおびき寄せ、目印をつけて再び山に放ち後を追いかけます。 それを何度か繰り返しながら地面の中に作られた巣の場所を探し出します。 今年は、蜂の数が多いため巣の方向を絞り切れず苦戦していました。 それでも、開始から3時間ほどで1つ目の巣を見つけていました。 田中耕一会長は「成果はいまひとつだったが、丹精込めて育てていきたい」と話していました。 26日は全部で3個の巣を見つけたということで、会員で分け合って秋のコンテストにむけ育てていくということです。
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手良分団第1部 県大会4位
長野県消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が26日、諏訪市で開かれました。 小型ポンプ操法の部に出場した伊那市消防団手良分団第1部は 4位でした。 県大会の小型ポンプ操法には各地域の大会を勝ち抜いた13チームが出場しました。 伊那市のチームが、小型ポンプ操法の部で県大会に出場するのは平成23年以来2回目です。 前回は、手良分団第2部が準優勝を果たしました。 手良分団第1部は3番目に登場。 上伊那大会以降も毎日練習してきたということで、選手たちはその成果を発揮していました。 ポンプ操法は、消火の基本操作や標的を倒すまでのタイムを減点方式で競います。 会場には、白鳥孝伊那市長を始めOBなどが応援に駆け付けていました。 操法終了後には、OB達が選手たちの労をねぎらっていました。 大会の結果手良分団第1部は4位でした。
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荒井区少年少女消防クラブ 夏季訓練行う
伊那市荒井の荒井区少年少女消防クラブの児童は、ポンプ操法や消火器の使い方などを学ぶ夏季訓練を、19日に内の萱グランドで行いました。 訓練は、荒井区青少年育成会が、絆を深めながら防火に対する知識を学んでもらおうと毎年行っています。 この日は、1年生から6年生の児童14人が参加し、上伊那広域消防本部の職員からポンプ操法などを学びました。 児童は、火事の時に消防団が実際に使うポンプ機とホースを使って2人1組でポンプ操法の練習をしました。 職員から「水の勢いに負けないようにしっかりホースを持って」とアドバイスを受けると、児童は真剣な表情で取り組んでいました。 荒井区青少年育成会では、「幼いうちから防火に対する意識や知識を高めてもらい、将来消防団員や消防署員になって地域の安全を守る大人になってもらいたい」と話していました。
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伊那市内の女性起業家から体験談きくサロン
伊那市在住の女性起業家から創業の体験談などを聞くサロンが24日、伊那市西町の女性プラザで開かれました。 これは、実際に起業した女性から体験談を聞きながら参加者同士ネットワークを広げてもらおうと、日本政策金融公庫や県男女共同参画センターなどが連携して県内各地で開いているものです。 この日は今年度初めて伊那市で開かれ、7人が参加しました。 講師は、市内で書道教室を開いている山岸美峰さんと、カフェと併設したフラワーアレンジメントの教室を開いている網野わこさんが務めました。 山岸さんは、高校卒業後書道をはじめ結婚を機に伊那市に引っ越し、30代から自宅で書道教室をはじめました。 網野さんは、姉からもらったプリザーブドフラワーに触れたのがきっかけでパリに留学し7年前に伊那市で起業しました。 サロンは10月まで月に1回、県内各地で開かれることになっています。
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伊那市の新山地区 人口増加策を県が支援
移住・定住策を地域で進めている伊那市の新山地区が、県の「集落 再熱 実施モデル地区」に指定されました。 今年度は100万円を上限に、来年度は300万円を上限に、県から補助金が交付されます。 県が行っている集落 再熱 実施モデル地区支援事業は、市町村と住民が一体となって取り組んでいる人口増加策を支援するもので、県内ではこれまで8地区が指定されています。 指定1年目の新山地区には、今年度、ビジョン策定期間として、地域の調査や講演会の開催、視察などの活動に、100万円を上限に補助金が交付されます。 来年度はビジョンを具体化するための実証実験に必要な経費が、300万円を上限に補助されます。 県では、モデル地区を支援する事で、その成果を検証し、各地域への取り組みの広がりを期待しています。
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賃上げ実施企業は33%
アルプス中央信用金庫が実施している経済動向調査によりますと、この春賃上げをした上伊那の企業は、33パーセントにとどまっていることがわかりました。 上伊那を中心とする211社のアンケート調査によるものです。 それによりますと、この春賃上げを実施した企業は、33%、実施しなかった企業は、67%でした。 実施した企業の割合を業種別にみると製造業が50.7%と一番高く、次いでサービス業、建設業と続いています。 賃上げの理由は、従業員の待遇改善が76.7%と圧倒的に高く、業績改善の反映は、13.3%と低い比率になっています。 一方、賃上げを実施しなかった理由は、自社の業績が41%、次いで景気見通しが不透明の28.7%となっています。 なお、4月から6月の業況判断指数は、マイナス28.3で、1月から3月の前期を5.5ポイント下回りました。
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伊那小で終業式
伊那市の伊那小学校で24日、1学期の終業式が行われ、児童たちは、24日間の夏やすみに入りました。 体育館で行われた終業式には、全校児童615人が集まりました。 はじめに児童の代表5人が一学期にがんばったことや2学期にむけての目標を発表しました。 1年生の松澤杏さんは、「1学期は、勉強をがんばった。2学期は、もっと字を上手にかけるようになりたい」と読み上げました。 4年生の清水凌玖君は、「3桁×3桁のひっ算ができるようになった。2学期は、算数のテストで100点をとれるようにがんばりたい」と発表しました。 本田俊夫校長は、「東日本大震災から4年と4か月がたったが、被災地の方々はいまだに厳しい生活を送っている。みなさんは、こうして終業式が迎えられることに感謝しなければなりません。」「夏休みの課題に本気でとことん取り組んで10日ぼうずを目指してください。」と児童たちによびかけました。 式が終わると、伊那小学校合唱団の壮行会が行われました。 8月5日に駒ケ根市で開かれるNHK合唱コンクールに出場します。 合唱団員34人がコンクール当日に歌う2曲を披露しました。 体育館には、澄んだハーモニーが響いていました。
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暑さもどり土用の丑の日
土用の丑の日の24日は、伊那市内の飲食店やスーパーなどで、うなぎのかば焼きが提供されました。 久しぶりに暑さが戻り、売れ行きも好調のようです。 24日の伊那地域は、32度近くまで気温が上がり、久しぶりに真夏の日差しが照りつけました。 伊那市上新田にあるつかはら。 川魚やイナゴ、ザザムシなどの珍味を扱っていますが、毎年この時期はうなぎの注文に追われます。 店主の塚原慎也さんは、午前4時から午後7時まで、休むことなくうなぎを焼き続けます。 今日一日で、1,200人分の注文をさばきます。 取材中も注文の電話がひっきりなしにかかってきていて、従業員もてんてこまいです。 ずらりとはられた注文票。 かば焼きは、一人前1,800円です。 夏バテ防止にうなぎのかば焼きを食べるという土用の丑の日。 気象台によりますと30度を超える暑さは、もうしばらく続きそうだということです。
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森さんが園児にカブトムシ・クワガタプレゼント
伊那市東春近の森 登美男さんは、22日、近くの東春近中央保育園の園児に、カブトムシとクワガタをプレゼントしました。 この日は、森さんがケースに入れたカブトムシとクワガタ、 あわせて200匹ほど一人ひとりを、保育園に持参し、園児に手渡 しました。 森さんは、カブトムシやクワガタを採る名人で、採集に出かけると、1日で40~50匹捕まえるということです。 子どもたちに配るために6月下旬から、採りためてきました。 孫が園に通っていたころから、毎年プレゼントを行っていて今年で11年になるということです。 子どもたちには、「夏のサンタクロース」と呼ばれているということです。 子どもたちは、もらったクワガタを見比べたりしていました。
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南ア 北沢峠こもれび山荘で鹿肉タコライス
南アルプスの北沢峠にある山小屋北沢峠こもれび山荘で、シカ肉を使ったジビエ料理の提供がこの夏から始まっています。 20日から提供が始まったのは、シカのひき肉を使ったその名もメキ鹿(シカ)ンタコライスです。 ランチメニューとして一皿1000円で提供しています。 ご飯の上に、トマト・チーズ・レタス・アボガドなどが盛り付けられ、真ん中にスパイスを効かせたシカ肉がのせられています。 肉は、くせがなく脂分が少ないためあっさりしていて、噛み応えのあるサクサクとした歯ごたえとなっています。 23日は、伊那市役所で、こもれび山荘の竹元 直亮(なおあき)支配人と、料理を担当する狩野(かのう) 俊一さんが、記者会見を開きました。 今年2月に伊那市手良に、ジビエの処理・加工施設が完成し、シカ肉の安定供給が可能になりました。 鹿肉は、現在、背ロースやもも肉しか食用として活用されておらず、半分以上は捨てられています。 ひき肉にすることで、活用できる部位も増えるということです。 以前からシカ肉をこもれび山荘のメニューとして提供したいと考えていた竹元さんが、スタッフと検討を重ね商品化させました。 こもれび山荘では、ランチメニューのタコライスの他に、宿泊客に提供する夕食のメインメニューのコロッケにも、今後はシカ肉を使用したいとしています。 シーズン中は、コロッケを1晩に100食ほどを提供していて、シカ肉5キロほどを使う計算になるということです。 自身が鹿の猟もする竹元さんは、駆除されたシカの消費拡大につなげていきたいとしています。
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どろんこサッカー全国大会「どろカップ」8月29日に開催
伊那商工会議所青年部によるどろんこサッカー全国大会「どろカップ」の10周年記念大会が、8月29日に伊那市東春近の休耕田で開かれます。 22日に伊那商工会館で記者会見が開かれ、青年部が10周年記念大会の概要を説明しした。 2006年から始まった大会は今年で10回目を数え、去年の大会には、大阪や愛知、東京などから44チーム、約500人が参加しました。 大人も子供も泥にまみれ田舎らしい遊びを通して伊那市の良さを発見してもらい、地域活性化につなげようと開かれています。 今年の大会は、8月29日(土)に伊那市東春近田原の休耕田を会場に開かれます。景観が良い場所を選んだという事で、南アルプスや中央アルプスを眺める事ができます。 青年部では参加チームを募集しています。5人から10人一組で参加し、試合は5人対5人で行います。 どろカップの公式HPで申込用紙をダウンロードしFAXで申し込むか、電子メールでも受け付けています。
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特別救助隊が天竜川で水難救助訓練
上伊那広域消防本部は、河川の増水による水難事故を想定した訓練を、23日に伊那市で行いました。 上伊那広域消防本部、伊那消防署の特別救助隊のメンバー7人が訓練を行いました。 水に触れても体温が奪われないように、ドライスーツやウエットスーツを着て訓練を行います。 訓練は、水のレジャーが本格的に始まる毎年この時期に行っています。 隊員らは、川の流れに乗って、泳いで対岸に渡る訓練や、橋の上から救助用のロープを下ろす訓練などを行いました。 この訓練は、24日も行われるほか、8月下旬には、広域消防本部全体での水難救助訓練を宮田村で行う予定です。
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伊那市上下水道事業 平成26年度赤字の見込み
伊那市上下水道運営審議会が21日市役所でひらかれ、上水道・下水道事業とも平成26年度の決算見込は、赤字となる見通しであることが報告されました。 市の報告によりますと平成26年度の決算は、上水道事業は64万円の赤字、下水道事業は2800万円の赤字となる見込みです。 上下水道事業とも平成25年度は黒字でしたが、昨年度は国の会計基準の見直しにより、退職金や賞与の引当金を特別損失に計上したため、赤字に転じる見込みだということです。
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三宅小学校と高遠北小学校の児童が交流
伊那市と友好提携を結んでいる東京都三宅村の三宅小学校の児童が22日、伊那市を訪れ、高遠北小学校の児童と交流をしました。 22日は三宅小学校の5年生9人が高遠北小学校を訪れました。 高遠北小の5年生が伊澤修二記念音楽祭で演奏する太鼓を披露し、三宅小の児童を歓迎しました。 三宅村と旧高遠町は、江戸時代の絵島・生島事件を縁に昭和45年に友好提携を結んでいて、平成7年から小学校の交流が始まりました。 また、三宅小の児童も、島に伝わる神着木遣太鼓を演奏しました。 三宅島の祭りで踊られる「あじさい音頭」を披露し、高遠北小の児童も一緒になって踊っていました。 三宅小の児童はこのあと高遠町内のウォークラリーなどを行い、23日に東京へ帰る予定です。
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伊那産リンゴの発泡酒「シードル」提供へ
市内飲食店主らでつくるグループは、穴が開いたり、色づきが悪く出荷出来なくなったリンゴで作った発泡酒「シードル」を、22日から市内の飲食店など10店舗で提供を行います。 22日は市内の酒店で、販売に向け発泡酒のラベル付けが行われました。 ラベルを付けているのは、市内の飲食店主や山小屋の管理人などでつくるグループ「アスタルシードルクラブ」のメンバーです。 このグループでは、穴が開いたり、色づきが悪く出荷出来ないリンゴを有効活用し、伊那谷の新たな特産品にしようと、シードルづくりを計画しました。 去年の12月には、伊那市横山のリンゴ畑で、およそ300キロを収穫し、市内の醸造所でシードルに醸造してもらいました。 今回完成したのは、750と375ミリリットルの瓶、あわせて、480本です。 シードルの提供飲食店 ▽kurabe CONTINENTAL DELICATESSEN▽AMBER▽北沢峠こもれび山荘 ▽酒とかふぇ はしば▽le petit marche▽みのやさくら亭 ▽La Brique▽ブックカフェ 3日間 一般販売は、伊那市日影の「酒文化いたや」で行っています。
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伊那市入札制度 見直しと改善へ
伊那市の白鳥孝市長は、西箕輪共同調理場と伊那小学校給食調理施設の改築工事の入札の不落を受け、入札制度の見直しと改善策を行う考えを22日、示しました。 22日は、市役所で市議会臨時会が開かれ、西箕輪と伊那小の給食施設の改築費2億4千万円の補正予算案が市側から提出されました。 西箕輪共同調理場の入札は先月、伊那小学校給食施設は今月入札が行われ、どちらも不落となっています。 当初予算に計上された、両施設の改築工事費は、合わせて3億4千7百万円でした。 今回、多額の補正となる事から、議員からは、「当初予算を認めた議会に対する信用問題に関わる」「市の組織やチェック機能に問題があるのでは」などの意見が出されました。 伊那市では入札を行う際、資材や労務単価が上昇している事から直近の価格を参考に予算書を作成しています。 市側の説明によりますと、今回の入札不落の問題は、見積もりを担当した職員が、同様な給食施設の建設に係る工事例がない事から、平成21年から24年の価格を参考にしていたという事です。 これにより、市が定める入札の最低価格が現状の工事価格よりも下回り、入札は不落となりました。 22日開かれた定例記者会見で白鳥市長は、今回の問題を受け、入札制度の見直しについて次のように述べました。 市が提出した西箕輪と伊那小の給食施設の整備に関する2億4千万円の補正予算案は、全会一致で可決しました。 工事の着工が計画より遅れますが、教育委員会では、西箕輪共同調理場については年度内の完成をめざし、伊那小学校給食調理施設については、来年度の早い時期に完成させたいとしています。