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伊那中央病院に病理診断科新設
伊那中央病院は7月1日から人体から採取した細胞などから病気を診断する、病理診断科を新設します。 25日、伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会6月臨時会で組合側から提出され、可決されました。 病理診断科は、病気の治療方針を決めるため、採取した細胞などを顕微鏡で検査する最終機関です。 これまでも病理診断医はいましたが、法の改正により、病理診断科を設置することが必要になりました。 また、伊那中央行政組合議会全員協議会も開かれ、平成25年度の決算見込みが報告されました。 平成25年度の支出は103億2,200万円、収入が106億9,000万円で、3億6,800万円の黒字となっています。 伊那中央病院は、平成21年度から5年連続の黒字となる見通しです。 また、現在も不足することのある駐車場が、北棟の建設でさらに不足する見通しで、ドクターヘリのヘリポート、南北に1万平方メートルの用地を駐車場として取得する計画が示されました。
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第17回 日本墨絵展
上下伊那の水墨画を描いている人たちでつくる日本墨絵会の第17回日本墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、会員の作品71点が並んでいます。 作品展は、1年に1回作品の発表の場として開かれています。 今年は、サイズが30号以上の大きな作品に挑戦した会員が多いということです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市長賞に伊那市美篶の栗田絢子さんの作品「春近し」と、 日本墨絵会大賞に伊那市長谷非持の中山玉峰さんの作品「乗鞍淨晨」が選ばれました。 ある会員は、「年に1回の作品展なので多くの人に見てもらい、水墨画に興味を持ってもらいたい」と話していました。 第17回日本墨絵展は、29日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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伊那市 難病患者福祉金見直しへ
伊那市は難病患者などに対し毎年6万円支給をしている福祉金の見直しについて伊那市医療政策審議会に諮問しました。 24日は伊那市役所で審議会が開かれ白鳥孝市長から福祉金を年額6万円から1万円に見直す案について諮問されました。 市では昭和52年度から独自事業として国や県が難病に指定する58疾患の患者などに対し年額6万円の福祉金を支給しています。 難病患者に対して国は、障害福祉サービス充実をはかるなどの制度改正の動きがあります。 また県内で同様な事業を行っている12市の支給状況は年額5千円から1万5千円です。 市では、これらの状況をふまえ平成27年度から福祉金の支給を現行の6万円から1万に見直したいとしています。 白鳥市長は「答申内容を参考に来年度以降の予算編成、早期周知を行っていきたい」と話していました。 審議会では8月までの答申を目指します。
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中学校登山 消防署職員同行へ
中学校が行う集団登山の安全確保に向け、伊那市教育委員会は今年度から消防署職員を同行させます。 これは25日伊那市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が話をしたものです。 市内の中学校では、毎年7月から8月にかけ、学校毎に中央アルプスの西駒ヶ岳か南アルプスの仙丈ヶ岳で集団登山を行っています。 市教委では、生徒の病気やケガの対処、また防災ヘリの出動が必要な事態に備え、消防署職員を同行させることにしました。 今年度は、市内6つの中学校と南箕輪中学校の集団登山に伊那消防署か高遠消防署の職員1人が同行する予定です。 白鳥市長は、「登山に備え、学校では、事前のトレーニングや、医師に同行させる場合もある。消防署職員が同行する事でより、安全確保につなげていきたい」と話していました。
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上伊那8蔵の酒をお中元に
上伊那の酒販店でつくる伊那小売酒販組合は、上伊那8蔵の日本酒を集めたお中元用のギフトセットを販売します。 これは、地元の酒を県内外の人たちに楽しんでもらおうと初めて企画したものです。 24日は伊那市内で酒類販売業者活性化研修会が開かれ伊那小売酒販組合の役員20人が参加しギフトセットも名前などを決めました。 名前は「伊那谷8蔵飲みくらべ」に決まりました。 上伊那8蔵の300ml入りの日本酒がセットで3850円となっています。 お中元用のセットは、7月から伊那小売酒販組合の加盟店で予約注文を受け付けます。 組合では、上伊那の珍味とあわせたセットも今後検討していきたいとしています。
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思沢川でホタル乱舞
伊那市御園の思沢川では今年も数多くのホタルが舞い訪れた人たちを楽しませています。 地区住民でつくる思沢川に蛍を育てる会が、エサとなるカワニナを放ちホタルを育てる活動を行っています。 夜になると、会のメンバーが竹で作った手作りの灯篭に火が灯されます。 この一帯は街灯もなく夜は闇に包まれます。 このような場所が残っているのは珍しく、貴重な自然を守っていこうとホタルを育てる活動が始まったということです。 今年は、6月15日頃から舞いはじめ、今では300匹ほどが見られるということです。 6月いっぱいホタルを楽しめるということで会では、「多くの方に足を運んで欲しい」と話していました。
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東春近に太陽光発電施設 竣工
太陽光発電事業などを行っている飯田市のかぶちゃんメガソーラ―株式会社は、伊那市東春近の太陽光発電施設の竣工式を24日、現地で行いました。 この会社は松本市から飯田市までの県内12か所で太陽光発電事業を展開しています。 市内では、東春近の2か所に太陽光発電施設をつくりました。 24日は、東原工業団地内にある施設で竣工式が行われ、市や関係者20人が出席しました。 東原の総面積はおよそ1万2千平方メートルで太陽光パネルは3360枚設置されています。 1日平均の発電量は約3200kwhです。 去年の12月から稼働していて6月15日までの累積発電量はおよそ59万1600kwhだということです。 東春近木裏原に整備した太陽光発電は6月6日から発電が始まりました。 1752枚のパネルが設置されています。 ここで発電したものは中部電力に売電されます。 かぶちゃんメガソーラー株式会社では今後、高遠町上山田と美篶で太陽光発電事業に着手することになっています。
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コンデンサー不正カルテルで立ち入り検査
電子部品コンデンサーの販売で不正なカルテルを結んでいた疑いが強まったとして公正取引委員会は24日、独占禁止法違反の疑いで伊那市西箕輪のルビコン株式会社などを立ち入り検査しました。 公正取引委員会によりますと立ち入り検査を受けたのはルビコンなどコンデンサーメーカーおよそ10社です。 各社は家電やパソコンなどに使われる電子部品コンデンサーの販売価格について不正なカルテルを結び決めていた疑いがあるということです。 立入検査についてルビコンは「公正取引委員会の検査に全面的に協力する」とコメントしています。
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エコドライブで二酸化炭素削減
二酸化炭素排出削減について検討する伊那市地球温暖化対策地域エコリーダー協議会が23日市役所で開かれエコドライブの啓発に努めていくことなどが確認されました。 今年度初めての地域エコリーダー協議会には委員など10人が出席しました。 今年度は二酸化炭素排出削減対策としてアイドリングストップなどエコドライブの啓発、推進に取り組むとしています。 エコドライブステッカー2千枚を事業所に配り、エコドライブに関する意識向上につなげていくとしています。 他には薪ストーブ、ペレットストーブの設置者に上限20万円の補助を行うほか、太陽熱利用システム、生ごみ処理容器購入者に上限3万円を補助するとしています。 協議会ではこれら取り組みにより今年度2万1千トンの二酸化炭素排出を削減するとしています。
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あじさい寺 早くも賑わい
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、県内外から花を楽しむ人たちが訪れ賑わいをみせています。 深妙寺は伊那市の観光スポットの一つとして知られ毎年この時期はあじさいを楽しむ人たちで賑わいます。 今年は例年より花が咲くのがやや早いということで23日は平日にもかかわらず県内外から多くの人が訪れていました。 また花を楽しむ人たちに混じり写真愛好家がシャッターをきっていました。 この寺の重盛快典住職。 重盛住職は「花を見に来てくれた人たちとの会話は楽しいです。花作りにも張り合いがでます。」と話します。 小ぶりの花が赤く染まる「紅」。 葉の形がカシワに似ている「カシワバ」。白い花がぶどうの房のように咲きます。 深妙寺には170種類2500株のあじさいが植えられています。 重盛住職の母親が30年ほど前に植え始めたもので今は住職が檀家とともに管理しています。 深妙寺では7月5日から12日まで、あじさい祭りを計画していて訪れた人をお茶や菓子でもてなすということです。
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自宅介護者交流会 マッサージ体験
自宅で介護をしている人たちの交流を図る会が20日、伊那市山寺の福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」で開かれ、介護者がマッサージをしました。 交流会は、伊那市社会福祉協議会居宅介護支援センターが開いたものです。 この日は、伊那市内で自宅介護をしている6人が集まりました。 会では、伊那市長谷の長谷鍼灸治療所の大木島さや香さんによる、家庭でできるマッサージ体験が行われました。 大木島さんは「介護者が元気でいることが大切。マッサージで全身の気のめぐりを良くすると表情も良くなる」と話しながら、手や顔のマッサージ方法を教えていました。 介護者交流会は、秋に2回目を予定しています。
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伊那北高校文化祭「ペン祭」
伊那北高校の文化祭、第60回ペン祭の一般公開が21日から始まりました。 今年のテーマは、「とどけ、想い あふれろ、熱気」です。 玄関前には全校制作のモザイクアートが飾られています。 生徒全員が映った写真を使い、海辺の夕焼けの風景を描きました。 校舎内では、クラス展示が行われました。 今年は来校者に楽しんでほしいとゲームや実験など、体験できるブースになっています。 また、伊那北高校の卒業生で落語家の春風亭(しゅんぷうてい)愛嬌(あいきょう)さんが講演しました。 愛嬌さんは、ペン祭で披露した演劇を友人に褒められたことがきっかけで落語家になったと話し、「友達のいいところをほめてあげてください。相手の人生が変わるかもしれません」と呼びかけていました。 伊那北高校の文化祭「ペン祭」の一般公開は、22日まで行われます。 時間は午前9時30分から午後4時までです。
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天竜川でアユの友釣り解禁
辰野町から中川村までの天竜川で、アユの友釣りが、22日に解禁となりました。 22日は、午前6時から、アユの友釣りが解禁となりました。 生憎の雨にもかかわらず多くの釣り客が訪れていましたが、釣果はいまひとつのようです。 天竜川のアユは大きく、手ごたえが良いということで、毎年解禁日初日は県外からの釣り客が大勢訪れているという事です。 天竜川漁業協同組合では、今年5月にアユの稚魚を放流していて、先週の試し釣りでは、14センチから19センチまでに成長していたということです。 漁協では、「今年は放流後から大きな出水もなく、今後の釣果に期待できそうだ」と話していました。
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伊那市消防団 ポンプ操法大会
伊那市消防団のポンプ操法とラッパ吹奏大会が22日、伊那市役所駐車場で開かれました。 小型ポンプ操法の部には、16チーム、自動車ポンプの部には4チーム、ラッパ吹奏の部には、3チームが出場しました。 消防団のポンプ操法は、いざというときのために安全・確実・迅速がテーマで、審査のポイントもスピードや規律、安全性に置かれています。 どのチームも日頃の訓練の成果を発揮し、きびきびとした動作で競技に臨んでいました。 結果は、小型ポンプ操法の部は、美篶分団第二部末広班が、自動車ポンプの部は、竜東分団第一部が優勝し上伊那大会への出場を決めました。 ラッパ吹奏の部は、東部方面隊ラッパ隊が優勝しました。 各市町村の優勝チームが競う上伊那大会は、7月3日(日)に飯島町で行われます。
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夏至 高遠町図書館でシャボンダマ大会
21日は、1年で一番昼が長い日、夏至です。 伊那市高遠町の高遠町図書館では、シャボン玉大会が開かれ、子どもたちが楽しみました。 シャボン玉大会は、高遠町図書館が開いたもので、30人ほどが参加しました。 ストローの他、うちわなども使い、さまざまな大きさのシャボン玉を作って楽しみました。
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トマトの木 22日からリニューアルオープン
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームにあるレストラン「トマトの木」が、22日にリニューアルオープンします。 21日は、リニューアルオープンを前に試食会が開かれました。 ランチ、ディナーともにこれまで同様バイキング方式で、メニューは一新されます。 エビフライやハンバーグ、鶏肉を使ったメイン料理の他、根菜類など地元野菜を使った地野菜コーナー、旬のフルーツを取り入れたデザートなど40種類以上が日替わりで並びます。 トマトの木は、開店から15年間指定管理者のJA上伊那が伊那市のランド商事株式会社に業務委託していましたが、今回、子会社である株式会社グレースに業務が移管されたことからリニューアルオープンすることになりました。 試食会には、JA上伊那の関係者や生産組合などおよそ190人が集まり、リニューアルを祝いました。 伊那市では、平成29年度までにみはらしファーム内に多目的施設を建設するなど都市部の住民との交流人口の増加を目指しています。 市では「トマトの木を中心に盛り上げていきたい」と話していました。 料金は、ランチ・ディナータイム共に、平日が大人1,400円子ども800円。土日祝日は大人1,700円子ども1,080円となっています。 営業は、22日からです。
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伊那美術協会 画材講習会
伊那美術協会は、油絵具について学ぶ講習会を14日伊那市の伊那文化会館で開きました。 講習会には、会員や一般40人が参加しました。 講師は、東京都に本社を置く松田油絵具株式会社の三浦卓也さんです。 色の基となる顔料と専用の油をペインティングナイフで混ぜ、油絵具を作りました。 今回製作したのはウルトラマリンという色です。 ウルトラマリンは、アフガニスタンなどでとれるラピスラズリという石が原料です。 その石が海を超えて西洋にきたことから「ウルトラマリン」と名付けられたということです。 混ぜて艶が出たら完成で、一人ひとりチューブに詰めていきました。 伊那美術協会の北原勝史会長は、「知識として知っていることを実際に体験することができ、理解が深まった」と話していました。 この講習会は、伊那美術展の90回を記念して開かれました。
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花でいっぱいに 花の苗無料配布
伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布が13日、伊那市のウエストスポーツパーク管理センターで行われました。 午後2時からの配布を前に、およそ50人が列を作って並んでいました。 伊那市振興公社では、花の多い町を目指して、毎年花の苗の無料配布を行っています。 配布されたのは、サルビア・マリーゴールド・千日紅(せんにちこう)の苗で、1人16本程用意されました。 伊那市振興公社では、「今年は3月の天候不良の影響で育てるのに苦労したが、各家庭で愛情を持って育ててもらいたい」と話していました。 無料配布は14日も午後2時から行われ、2日間で合わせておよそ500人分が配布されたということです。
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伊藤真一さん 陶芸作品展
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、およそ300点の作品が並んでいます。 伊藤さんは伊那市御園出身で、伊那弥生ヶ丘高校を卒業後、美濃焼で有名な岐阜県多治見市で陶芸を学びました。 現在は、年に数回個展を開いたり、市内で教室を開き陶芸を教えています。 こちらは、「入れ子」という伝統技法を用いた作品です。 大きな器の中に徐々に小さな器が収まるように大きさを変えて作っています。 伊藤真一さんの陶展は、25日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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カントリーラインダンスでお年寄りと交流
上伊那を中心に活動しているダンスチームのメンバーは20日、伊那市高遠町のデイサービスセンターくつろぎの家でお年寄りと交流しました。 この日は、メンバー5人がくつろぎの家を訪れ、カントリーラインダンスを披露しました。 ダンスを披露したのは、上伊那を中心に活動している「Kick Love T-Crewウィズカウガール☆COCO」で、3歳から70代までの30人で活動しています。 ダンス以外にも、農業やイベントを通して地域の人たちと交流しています。 利用者は手拍子や楽器を使って盛り上げていました。 あるメンバーは「世代や性別関係なく、みんなが元気になる1つのきっかけになるように活動を続けていきたい」と話していました。
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国は県の求め最大限反映を
20日閉会した伊那市議会6月定例会の挨拶で、白鳥孝市長は、国はリニア中央新幹線建設に関して県が求めた環境負荷軽減などを最大限反映させてほしいとする考えを示しました。 阿部知事は、今月16日に国土交通省の鉄道局長に対し、リニア建設に際して、工事用車両の通行に伴う生活環境への影響の軽減、着工にかかわる環境負荷の軽減などを国土交通大臣の意見に盛り込むよう要望しています。 白鳥市長は、閉会の挨拶で「私たちは、雄大な山岳や伊那谷の自然環境を次の世代に引き継ぐ責任があり、国においては、JR東海に対し、知事からの要望を最大限に反映させた意見をのべていただきたい」と述べました。 伊那市議会6月定例会は、市側から提出された8議案を原案通り可決し閉会しました。
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伊那市議会 人口増推進特別委設置
伊那市議会の人口増推進特別委員会が、20日に設置されました。 人口増推進特別委員会は、人口の減少が進む中、少子高齢化対策や定住促進策について検討する市議会の組織です。 所属する議員は6人で、委員長には、前田久子さん、副委員長には、柳川広美さんが決まりました。 伊藤泰雄議長は、「市の人口増推進室と連携し、人口増加策を検討し進めていきたい」と話しています。
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集団的自衛権行使容認 慎重審議を
伊那市議会は、集団的自衛権の行使容認に関して慎重な検討を政府機関に求める意見書の提出を20日賛成多数で可決しました。 可決された意見書は、日本の安全保障をめぐる環境が変化する中で、議論することは否定しないとした上で、集団的自衛権の行使容認に関して、国会での十分な審議と慎重な検討を政府機関に要請する内容です。 一方、集団的自衛権の行使については、その時々の政府の判断で解釈を変更するような性格のものでなく、憲法上ゆるされないとする政府見解の堅持を求める意見書は、賛成少数で否決されました。
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伊那市の飲食店でも盛り上がり
サッカーワールドカップ日本代表のギリシャとの試合が、日本時間の20日午前7時から行われ、伊那市内の飲食店でもファンが選手たちのプレーに一喜一憂していました。 伊那市荒井のラフズノットです。 ラフズノットでは、前回のコートジボワール戦に引き続き、20日も早朝から店をあけました。 試合は、日本時間の午前7時からということもあり、店内で朝食をとる人もいました。 ギリシャの選手がレッドカードで退場する場面では、盛り上がりを見せていました。 坂下にあるスポーツカフェバーグリーンジャケットです。 ここは、日本代表の試合に限らずワールドカップ期間中は、店を開けていて、代表の宮澤秀實さんは、「寝不足気味です。」と話していました。 春日町のBAR―7カフェです。 こちらも、前回のコートジボワール戦に引き続き、今回も早朝から店を開けました。 0対0のまま残り時間がわずかになると、日本代表がシュートを放つたびに大きな歓声は、ため息へと変わっていました。 ラフズノット・グリーンジャケット、BAR―7Cafeでは、次回のコロンビア戦も早朝から店を開け、日本代表を応援するということです。
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伊那まつり花火大会協賛金8年ぶり増額へ
8月3日に予定されている伊那まつり花火大会への協賛金が、8年ぶりに増額に転じ、去年より160万円多い、1543万3千円となりました。 これは、20日に伊那商工会館で開かれた伊那まつり花火委員会番組編成会議で報告されました。 協賛金は、去年の1381万1000円から162万円増の1543万3千円です。 平成10年の2200万円をピークに、右肩下がりに減少していて、増額に転じるのは平成18年以来8年ぶりです。 花火委員会によると、新規申込みが増え、市民からの申込みが増えたことが要因としいています。 今年は、初の取り組みとして市民に募金を呼びかけたところ10号玉1発分集まりました。 また、中央区で、住民有志が区民に募金を呼びかけ10号玉4発分の資金を集めるなど、新しい取り組みも見られたとしています。 花火委員会の吉澤文男委員長は、「景気は良くなったわけではないが、企業の心意気で増額となった。各地で協賛金を呼びかける資金係の努力も大きい」と話していました。 伊那まつり花火大会は、8月3日に予定されています。
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柄山祐希さん 講演会
長野県自然観察インストラクターの柄山祐希さんの講演会が14日伊那市のいなっせで開かれました。 この講演会は、上伊那退職校長会のぬるみの会が開いたもので、会員や一般など70人が訪れました。 柄山さんは、現在89歳。 昭和37年に発行された上伊那誌自然編で編纂委員を務めました。 小学校の教諭だった柄山さんは、名前もわからない1本の植物を大事そうに持って帰る児童の姿に心を打たれ、植物研究に打ち込むようになったといいます。 自身で撮影した写真を使い、「伊那路の自然と植物の四季」と題して講演しました。 柄山さんは、「伊那公園では、昔は西洋タンポポも日本のタンポポも一緒に見られたが、今ではほとんどが西洋タンポポ。外来種の繁殖や開発で見られなくなってしまった花がたくさんある」と話していました。
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西駒登山を前に伊那中学校で「袋式トイレ」の説明会
来月、伊那中学校で予定されている西駒登山を前に、西駒山荘で使う「袋式トイレ」の説明会が、19日に開かれました。 この日は、西駒山荘管理人の宮下拓也さんが伊那中学校を訪れ、来月、西駒の集団登山を行う2年生に、西駒山荘のトイレの使い方を説明しました。 山の環境負荷を軽減させるための袋式トイレは、給水シートが入った袋を便座にセットして用を足します。袋に入れたし尿は山荘の営業が終了した後、ヘリで下ろし処分します。 宮下さんによりますと、以前は、多くの山ではし尿を埋めるなどして処理していましたが、15年ほど前に南アルプスの北岳の湧水から大腸菌が見つかった事が問題となり、山のトイレについて考えられるようになったということです。 宮下さんは「山は普段飲んでいる水の源となる場所。自分の生活とかかわる事として考えてほしい」と話していました。 伊那中学校は7月22日、23日に西駒登山を行い、2日目の下山の際に西駒山荘で休憩をとることになっています。
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長衛小屋の廃材で木札
伊那市長谷溝口の西村和美さんは、山梨県北沢峠にある長衛小屋を解体した際の廃材を活用して、28日、29日に行われる長衛祭に向け、木札を制作しました。 配布される木札には28日、29日に行われる第56回長衛祭の文字と、反対側には、駒ケ岳が焼印されています。 制作したのは、伊那市長谷溝口の西村和美さんです。 南アルプス北部地区遭難防止対策協会の隊長を務める西村さんは木工が趣味で、自宅には、電動ノコギリなどの機械がずらりと並びます。 一昨年、長衛小屋が建て替えられた際に出た廃材を生かせないかと相談され、木札を作るようになりました。 一昨年の長衛祭から木札を配布していて、毎年300個ほど作っています。 長衛小屋の廃材は、南アルプス開拓の父、竹澤長衛の功績を伝える貴重なもので、あと2年ほど木札を作ればなくなってしまうということです。 木札は、28日、29日に行われる長衛祭で参加者に配布されます。
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伊那市東部中の露頭 デジタル教科書に
20 伊那市内の学校に務める教諭や、IT関係者などが伊那市の東部中学校の露頭を教材にしたデジタル教科書の作成に取り組み始めました。 18日夜は、伊那市の東部中学校に関係者12人が集まり意見を交わしました。 東部中には、三峰川が運んだ礫岩(れきがん)の上に、御嶽山が噴火して積もった地層を確認できる露頭があります。 伊那市は、市内の小中学校にタブレット端末を配布する予定で、それを前にソフトを開発しデジタル教科書を作成しようと研究会を立ち上げました。 中学校1年生の理科で、「大地の変化」という単元があり、東部中の露頭を、学習の教材にしようというものです。 地層の画像や、火山の噴火の動画などを取り入れたいとしています。 会合では、2つのグループに分かれて、どのようなものをつくれば良いか話し合いました。 「火山灰がどの地域から噴火したものか自動認識できるようにできないか」、「地層の一部をクリックすると、その地層の情報が出るようにできないか」などの意見が出ていました。 研究会では、生徒のアイディアや学びたい方向性などを確認しながら、ソフトの開発を行い、3月ごろには、デジタル教科書を作成したいとしています。 また、こうした取り組みを、組織的に行っているのは全国的にもめずらしいということで、市内の小中学校にもソフトを配布し、学習に役立ててもらいたい考えです。
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山荘ミルク バラ見ごろ
伊那市横山のレストラン、山荘ミルクの敷地では、650本のバラが見頃となっています。 山荘ミルクの敷地には、400種類650本のバラが植えられています。 10年前から植え始め、冬の乾燥で枯れてしまうものもありますが、毎年100本ほどを植えているということです。 バラのほかにも、1000種類以上の草花が植えられていて、バラだけでなくナチュラルガーデンを目指しているということです。 バラの見ごろは、今月一杯で、その他にも、秋ごろまでさまざまな花が楽しめるということです。