-
伊那市長選 市議選 告示まで1か月
任期満了に伴う伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙の告示まで1か月となりました。 これまでに市長選には現職の1人が出馬を表明。 市議選は定数21に対し現職と新人合わせて24人が出馬を表明しています。 市長選には無所属現職で58歳、2期目を目指す西箕輪中条の 白鳥孝さんが出馬を表明しています。
-
伊那市ネーミングライツ 第一号決定
伊那市のネーミングライツ=命名権の、第一号が決まりました。 スポンサーが決定したのは、今月27日竣工、4月1日オープン予定の伊那市東春近の東原スポーツ公園運動場です。 スポンサーとなったのは、株式会社キッツで、施設の愛称は、東原キッツグラウンドとなります。 期間は4月1日から3年間で、命名権料は、税別年額30万円となっています。 伊那市では、キッツが、春の高校伊那駅伝に協賛しているなど地域に貢献している他、経営状況も良好だとして、スポンサーに選定したとしています。 伊那市内のネーミングライツの選定は今回が第一号となります。
-
伊那市人事異動 部長級には2人昇格
伊那市は4月1日付の人事異動を、20日、内示しました。 部長級への昇格は2人で、異動者数は218人の小規模異動となっています。 リニア中央新幹線の整備促進や、農業振興に対応するための、組織の改正も行います。
-
「西春近よいとこマップ」 住民が環境整備
地域の史跡や観光名所などを掲載した「西春近よいとこマップ」を作製した、伊那市の西春近自治協議会は、多くの人に訪れてもらおうと、マップ掲載箇所の環境整備を行いました。 20日は、表木城跡と小出城跡の2か所で環境整備が行われ、自治協議会のメンバー約50人が参加しました。 ここ表木城跡は、以前は笹竹が生い茂っていましたが、去年6月に地域住民が伐採作業を行い、この日は、その枝を運ぶ作業を行いました。 西春近自治協議会は、去年12月、地域の見どころ61か所、城跡10か所をまとめたマップを作製しました。 表木城跡はそのうちの一つで、 室町時代前期に築かれ、戦国期に武田信玄が伊那に侵入した際に滅ぼされた推定されています。 協議会では、5月にここへ、シダレザクラ5本を植樹する計画で、地域の人が気軽に訪れることができるような場所にしていきたいということです。
-
地域桜守育成講座 新たに8人修了
日本一の桜の里づくりを進める伊那市の地域桜守育成講習会が19日修了し3期生8人に修了証が渡されました。 市役所で開かれた修了式で白鳥孝市長から8人の受講生に修了証が手渡されました。 講習会は、去年5月から6回開かれ最終日のこの日は東春近の榛原公民館で、タカトウコヒガンザクラとエドヒガンザクラ5本を植樹しました。 講師をつとめる、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんからは「成長をイメージし場所を決める」「桜は根が横に伸びるので間隔をとる事が大切」などのアドバイスを受けていました。 市によると現在市内には1万2千本の桜があるということで行政と住民、桜守が連携しながら保護、育成を進める事が求められています。 修了式で稲辺さんは「どの桜の木にも思いや歴史がある。手入れを行っていく上で大切なのは技術よりも信頼関係を築く事」と話していました。 受講生を代表して、御園の御子柴春樹さんは、「一年間の講習で自信もついた。地域に貢献できる事に感謝し、生きがいとして桜を見守っていきたい」と挨拶しました。 今年度の3期生を含めこれまでに地域桜守講習会の修了者は24人となっています。
-
小学生が石に絵を描くトールペイント体験
伊那市の富県ふるさと館で地域の小学生が、拾った石に絵を描くトールペイントを19日、体験しました。 富県公民館は、長期休み中の子ども達の居場所づくりを目的に富県公民館が春と夏の年2回おいで塾を富県ふるさと館で開いています。 19日は、富県小と新山小の1年生から5年生までの児童30人が、石に絵を描くトールペイントで文鎮を作りました。 講師は、富県絵手紙サークルのメンバーがつとめ、「トールペイントは、アクリル絵の具を使い、なるべく水分を少なくするところがポイント」と子どもたちに説明していました。 参加した子どもたちは、思い思いの絵を石に描いていました。 おいで塾は、毎年縦割りの班ごと課題に取り組んでいて、なかなかうまくできない下級生は、上級生のまねをして描いていました。 富県公民館は、地域の人にはサークル活動の一環として指導役になってもらい、子どもたちには学校で体験できないことを学ぶ場所として活用してほしいと話しています。
-
春満開 長谷の福寿草が見ごろ
伊那市長谷非持山の伊藤善明さんの畑では、福寿草が見ごろとなっています。 福寿草の群生地は、平成13年に伊藤さんが100株ほど植えたところ年々増えていき、現在は広さおよそ500平方メートルの畑一面に咲くようになったということです。 花は今が見ごろで、一緒に植えられている梅のつぼみも赤く膨らみ始めています。 この日の伊那地域の最高気温は14度となり、平年より2.9度高い、4月上旬の陽気となりました。
-
生活道路の愛称看板設置
伊那市日影の住民が付けた生活道路の愛称を書いた看板が設置され、16日除幕式が行われました。 除幕式には区民およそ20人が集まり看板の完成を祝いました。 生活道路の愛称は地域への愛着を深めてもらおうと「日影の道に愛称を付けよう会」が公募し決めたものです。 伊那市地域づくり活動支援金を活用し地区内を南北に走る7つの道路に看板を設置しました。 愛称をつけるにあたり地域住民から募集したところ30ほどの応募があり愛称を付けよう会が絞り込んで決定したものです。 その通りにある施設や地域の歴史にちなんだものとなっていて聞いた人がわかりやすくなっています。 愛称を付けよう会では、定着を図るための活動のほか、地区内を東西に走る生活道路にも名前を付ける計画です。
-
たかずやの里 募金箱196万3,000円
児童養護施設たかずやの里の移転改築整備支援の一環で募金活動を行ってきた株式会社ニシザワは18日、たかずやの里に募金箱を贈呈しました。 18日は、ベルシャイン伊那店で募金贈呈セレモニーが行われ、ニシザワの小池和広副社長がたかずやの里の埋橋良和理事長に募金箱を手渡しました。 募金箱は、竹を切って作られたもので、たかずやの里の子供達も制作に協力しました。 平成24年9月からニシザワグループの19店舗の他、温泉施設などおよそ60か所に設置されました。 今月施設が完成することから11日にすべての募金箱を回収しました。 集まった募金は全体で、196万3千円で、このうちニシザワグループではおよそ110万円が集まりました。 たかずやの里では、「あたたかい気持ちを子どもたちに身近に感じてもらえるよう募金はベッドや机などの備品に使かわせていただきたい」と話していました。 伊那市東春近に建設が進められている、たかずやの里は今月22日に竣工式が行われることになっています。 23日は、午前10時から午後3時まで一般公開さることになっています。
-
伊那市職員平成36年までに72人削減
伊那市は平成36年4月1日までに職員数を72人削減する第2次定員適正化計画を策定し総務委員会協議会で示しました これは、平成17年度から27年度までの第1次計画が目標達成の見込みのため1年前倒しで策定したものです。 合併した類似団体の平均職員数を目指し今年4月1日現在で660人を平成36年までに72人削減し、588人にするとしています。 これにより人件費を5億6700万円削減できる見込みだということです
-
西駒山荘に使用する木材到着
伊那市が去年8月から建て替えを進めている中央アルプスの西駒山荘。 本格的な建設が始まる雪解けを前に山荘に使用する木材の検査が17日、駒ヶ根市で行われました。。 湿気に強いヒノキやアメリカ産の松などを使用します。 標高2690メートルの西駒山荘は、積雪が多く、風が強いため柱や筋違が通常の建物より多く使われるといということです。 昨日は、工事を請け負っている伊那市の建設業者や設計業者、市の職員など7人が参加し、建設に使用する木材の検査を行いました。 木材に含まれる水分の割合を計る含水率の確認や品質に問題がないかなどをチェックしました。 西駒山荘は、1913年大正2年に起きた中箕輪尋常高等小学校の遭難を教訓に、その2年後の1915年、大正4年に建設されました。 建設から100年近く経過し老朽化していることから歴史的価値の高い石室部分を残して木造部分の建て替えを進めています。 工事は、去年8月から始まっていて10月に基礎工事が終わっています。 現在は、雪で作業ができないため雪解けを待って、5月の始めから建設作業が始まる予定です。 現場で大工工事を担当するのは若宮建築の林博文さん。 林さんは、これまでに数多くの、山小屋の建設や避難小屋の改修などを手掛けています。 今後は、必要な長さに切ったり、削る作業を行い4月中に仮組をする計画で、7月末の完成を目指します。
-
折り紙で彼岸花づくり
18日は彼岸の入り。 伊那市美篶青島では、お年寄り達が折り紙で彼岸花を作りました。 18日は、青島老人クラブのメンバー55人が、青島交流センターに集まりました。 折り紙での彼岸花づくりは毎年、彼岸の入りに行われています。 地元で切ったすず竹(だけ)に、ハサミで切れ目を入れた色紙を巻いて完成です。 折り紙でつくった190本の彼岸花は、青島の各戸に2本ずつ配られるということです。
-
新伊那公民館整備計画示す
老朽化に伴い新しく建て替えられる伊那市の伊那公民館の整備計画が17日示されました。 18日開かれた市議会総務委員会協議会で示されました。 整備計画によりますと、伊那市民会館があった場所に公民館を建設し、現在の建物は取り壊し駐車場にする計画です。 一階は市民ギャラリーやエントランスホールを整備し、展示や発表会などに活用し幅広い年齢層の住民が世代をこえて交流できる空間にするとしています。 また、親子の触れ合いや子育て支援の拠点としてプレイルームを新たに設けます。 講堂は、2階部分に設け使用頻度の高い研修室を1階に配置しました。 新しい伊那公民館は、今年の9月に着工する計画で、来年の9月完成を目指します。
-
上牧里山自然パーク 完成
伊那市上牧で進められていた里山整備事業、上牧里山自然パークが完成し16日見学会が開かれました。 自然パークは上牧里山づくりのメンバーを中心に、地域住民延べ1,500人が参加し一昨年から整備を進めていたものです。 間伐や道路整備などのコースづくりには伊那北小学校の児童も参加し、およそ4キロのウォーキングコースが完成しました。 見学会には40人ほどが参加し、自然を楽しみながら2時間ほどかけて歩きました。 コース内には城の跡や古墳群など名所、旧跡があり、地域の歴史に触れることもできます。 コースの整備には国や県、市の支援事業も活用していて、案内看板も設置されています。 上牧里山づくりでは住民手づくりの自然パークを地域の財産としてコミュニティの場や健康づくりに役立ててもらいたいと話しています。
-
伊那商工会議所青年部がリストバンドの収益を被災地へ
伊那商工会議所青年部は、平成25年度の復興支援リストバンドの収益およそ65万円を、東日本大震災で被災した福島県浪江町と宮城県気仙沼市に届けました。 伊那商工会議所青年部のメンバー6人は、14日に被災地を訪れました。 福島県二本松市にある浪江町役場では青年部の橋爪麻人部長が、檜野照行副町長に義援金を手渡しました。 宮城県気仙沼市役所では、熊谷修一保健福祉部長に義援金を手渡しました。 青年部では、平成23年度からリストバンドを伊那まつりなどで販売し、その収益を義援金として被災地へ届けています。 平成25年度は、およそ2000本を販売しました。 橋爪部長は、「喜んでいただけた。浪江町では復興が手つかずな様子を目の当たりにした。自分たちにできるのは義援金を届けること。継続して支援していきたい」と話していました。
-
リニア中央新幹線 「地域づくり勉強会」
リニア中央新幹線開業後の地域づくりについて検討を進めるリニアを活かした「地域づくり勉強会」が、17日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 勉強会は、上下伊那の市町村長や、県、国などで組織し、リニア新幹線開業後の地域の活性化を図る為、課題解決に向けた政策の立案を行います。 JR東海の計画によりますと、リニア中央新幹線の長野県の中間駅はJR飯田線の元善光寺駅から1キロほど離れた飯田市上郷飯沼付近としています。 前回の勉強会で県は、リニア整備により伊那谷の観光客など交流人口は年間200万人増加するとの試算を示しました。 県はこれに基づいて飯田、伊那、駒ヶ根など7つのエリアに分けた、具体的な取り組みを示しました。 このうち伊那エリアではまちなか観光と農業や高原体験を中心とした交流の拡大を目指す、伊那谷アグリイノベーション事業が示されました。 出席した、上下伊那の3市長は、「今回示された取り組みは以前からわかっていること。誰がいつまでに何に取り組むかなど、短期、中期、長期のロードマップをもっと具体的に示して欲しい」と意見していました。 伊那市の白鳥孝市長は、「1年間が無駄になってしまう。早急に意見をまとめ取り組んでいく必要がある」と話していました。
-
伊那市老人憩の家 7か所縮小・廃止へ
伊那市は、主に高齢者が利用している市内7か所にある老人憩の家の縮小、廃止を検討しています。 これは、17日伊那市役所で開かれた市議会社会委員会協議会で報告されたものです。 現在市内には、「脳いきいき教室」などで主に高齢者が利用している老人憩の家が7か所あります。 縮小・廃止の対象となっているのは中央の緑の家、富県の富県荘、手良の手良荘、荒井の西部荘、東春近の東春近荘、西春近の西春近荘、西箕輪の西箕輪荘です。 伊那市によりますと、7施設を利用した高齢者の人数は、平成21年の8,146人と比べて平成24年は7,002人と、1,144人減少しているということです。 また、どの施設も建設から30年以上が経っていて建物の老朽化が目立っているということです。 市では、西箕輪荘以外の6つの施設について、平成28年度または29年度までに地元区へ無償で譲渡または売却し、平成30年度までに建物の取り壊しを行うとしています。 西箕輪荘については、来月から管理を生涯学習課が行い、学童クラブの利用のみとします。 今後、利用者を対象に説明会を開き、市の方針について理解を求めていくということです。
-
陸前高田市図書館再建を支援
伊那市の伊那図書館では東日本大震災で被害を受けた陸前高田市図書館の再建支援のため古本の回収を行っています。 陸前高田市図書館ゆめプロジェクトと名付けられたこの取り組みは、古本を民間業者に買い取ってもらい、それを図書館再建の資金にあてるものです。 この取り組みを知った伊那図書館では古本を入れるボックスを設置し、寄付を呼びかけています。 このボックスが設置されているコーナーは2011年3月11日の東日本大震災発生直後から、被災地の復興に持続的にかかわっていこうと設けられています。 震災に関する本や福島県の地方新聞などを置いていて伊那に避難している被災者への情報提供や支援を必要としている人、地域の実情を伝える場となっています。 伊那図書館では東日本大震災は被災地だけの問題ではなく伊那の人たちの暮らしや生き方など地域社会に投げかけられた課題だとして被災した人たちとともに考え行動していきたいとしています。
-
卒業シーズン本番 伊那北小
卒業シーズンも本番を迎え、上伊那地域の多くの小学校で15日、卒業式が行われました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、15日、伊那市と箕輪町の合わせて10校で卒業式が行われました。 このうち、伊那市の伊那北小学校では101人が卒業を迎えました。 式では、久保田之義校長から児童1人ひとりに卒業証書が手渡されました。 久保田校長は式辞で、「自分を信じたくましく、あすへと架かる虹の橋をかけ上がって行って欲しい」と話していました。 最後に、卒業生が「旅立ちの日に」を歌いました。 この後、各クラスで最後の時間を過ごしました。 6年1組では、担任が児童一人ひとりに記念品を手渡しました。 最後の挨拶と共に、クラス全員で折った鶴を投げて卒業を祝いました。 小学校の卒業式は17日と19日に、中学校は18日に予定されています。
-
酒井一さん 諏訪形区に木札寄贈
伊那市西春近諏訪形区の酒井一さんは、地元住民に区の役員名が書かれた手造りの木の札を14日寄贈しました。 この日は、小松忠男区長と足立功治区長代理が諏訪形集落センターに集まり、酒井さんから木札が手渡されました。 酒井さんは以前まで大工をしていて、現在は余った木材を使って作品を作っています。 寄贈は、酒井さんが地元諏訪形区の役に立ちたいと思い行われました。 木札は、役員1人ずつの肩書が書かれていて、およそ3か月かけて50人分が作られました。 大きさは縦34cm、横13cm、厚さ3cmで、雨などで汚れないように防腐剤入りのニスが塗られています。 木札は、12月にお披露目され、来年の1月から各役員の玄関に飾られる予定です。
-
荒井区少年少女消防クラブを卒業する6年生に感謝状
伊那市荒井の小学生でつくる荒井区少年少女消防クラブを卒業する6年生に伊那消防署からの感謝状が15日贈られました。 15日は伊那市のいなっせで飯沼晃二区長から 6年生4人に感謝状が手渡されました。 荒井区少年少女消防クラブには区内の小学生32人が所属していて、防火の学習や、ポンプ操法大会の見学を行っています。 6年生は、「消防署の中に入ったのがいい経験になった」「みんなで活動できてよかった」と活動の感想を発表しました。 飯沼区長は、「消防クラブで活躍している小学生は全国でも少ない。尊い経験をしているので、自信をもって進学してください」と話していました。
-
阿部知事 上伊那タウンミーティング
阿部守一長野県知事の上伊那タウンミーティングが15日伊那市内で開かれました。 タウンミーティングでは、上伊那の地域振興策について参加者と意見を交わしました。 若者の県外流出防止に取り組んでほしいという要望に対して知事は「若者は県内の学校や企業の情報が少ないまま県外進学などを選んでいるのではないか。学校と企業の連携を深めたり、都会にいる人との情報共有を深めていきたい」と話しました。 また、第二県庁を南信に設置してほしいとの要望に対しては、「県庁が遠いと考えている人が多いのは事実で、考え方には共感する。どうすれば一体感を持ちつつ動けるのか研究する必要がある」と話していました。 タウンミーティングは、上伊那広域連合や伊那商工会議所などが開いたもので、上伊那の市町村長や経済団体の代表者など、およそ70人が参加しました。
-
健康マージャン大会
賭けない、吸わない、飲まないをモットーにした健康マージャン教室の大会が15日、伊那市内で開かれました。 教室は、笑い、思いやり、礼節、親しみ、品格の5つを心得とし、健康的にマージャンを楽しもうと月に3回開かれています。 現在、市内の40代から70代までの45人が登録していて、大会には32人が参加しました。 一般コース、ゆっくりコース、初心者コースの3つのレベルに別れ、予選2試合、本戦2試合を戦いました。 マージャン教室の高島彬代表は「マージャンをボケ防止などと狭い範囲で考えるのでなく、将棋や囲碁のように子ども達にも広め、老若男女楽しめるものにしていきたい」と話していました。
-
ジオパーク南アルプス大会を前に推進チーム初会合
今年9月に伊那市で開かれる日本ジオパーク南アルプス大会を前に、伊那地域の関係団体でつくる推進チームの初会合が、14日、開かれ、関連イベントの内容について意見を交わしました。 伊那地域推進チームは、ジオパーク大会を盛り上げる関連企画について検討する組織で、実行委員会とは別に伊那市で地域活動を行っている団体や高校の教諭などが参加します。 会議には、およそ50人が参加し関連イベントについてアイディアや意見を出し合いました。 高遠高校の石城正志校長は、信仰と地質の関連性などについて考えるキックオフイベントを来月13日に杖突峠にある峠の茶屋で予定していると報告しました。 長谷のざんざ亭で鹿を使った料理などを提供している長谷部晃さんは、ジビエに昆虫、雑穀を使った料理を提供する「ジビエフェスタ」を開く考えを示しました。 伊那図書館の平賀研也館長は「観光客向けにスマートフォンのアプリを使ったサービスを提供したい」と話し、チームのメンバーになっている旅行会社などに協力を呼びかけました。 大会は、9月27日から30日までの4日間開かれ、県内外からおよそ2,900人の来場を見込んでいます。 推進チームでは、企画の調整と準備を行うための会議を来月開き、その後順次実施していくとしています。
-
高遠武家屋敷跡に解説板
長野県埋蔵文化財センターは、伊那市高遠町の東高遠若宮武家屋敷跡に遺跡解説板を14日設置しました。 東高遠若宮武家屋敷は、若宮地区にあります。 埋蔵文化財センターは、平成17年度から18年度にかけて今から170年前の建物跡を調査しました。 この地区には、9件の藩士宅があったということです。 そのうち小松家住宅跡では、建物の柱を支える礎石が7つの部屋を形作るように配置されて発見されました。 これは文献に描かれていた高遠藩士小松純八の屋敷間取り図と一致したということです。 現存する県の宝、旧馬島家住宅跡については、曳移転工事にともない基礎部分の調査が行われました。 部屋の床下からじちん地鎮や産育儀礼に関する遺構が発見され、高遠焼の土管もみつかりました。 解説板は、地域の文化財を知り、興味を持ってもらおうと埋蔵文化財センターが建てているもので、県内では、千曲市の平安時代の役所の遺跡に続く2番目の設置となりました。 14日は、当時発掘調査を担当した職員による説明会も行われ、地域住民が興味深そうに話に聞き入っていました。 センターでは、「絵島が高遠に流されて300年、高遠焼が生まれて200年の今年、この解説板を建てることにより、馬島家や小松家についてもより理解が深まってもらえると思う。」と話していました。
-
トマトの木 名称変更の可能性
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームにあるレストラントマトの木は、6月21日の新装開店に伴い名称が変わる可能性があることが14日わかりました。 ファームレストラントマトの木は、事業主体が伊那市で、JA上伊那が指定管理者となっています。 平成11年6月のオープン以来、業務を分担契約して運営してきたランド商事が5月20日以降提携契約を更新しない申し出があり、JA上伊那の子会社株式会社グレースが業務提携先に決まりました。 グレースでは、「ファームレストラントマトの木」の名称の変更を検討していて、市は、認める方向です。 14日開かれた市議会経済建設委員会協議会で報告されたもので、名称を変更する場合は、条例改正が必要となり改めて議会に報告されます。 グレースは、新しい名称のもと、地場農産物を使った伊那の食・農産物の発信基地としての機能をより強化・推進していく考えです。
-
洞泉寺 園児と一緒に涅槃会法要
釈迦の命日に合わせて行われる涅槃会法要が伊那市美篶下川手の洞泉寺で14日行われ、美篶西部保育園の園児が参加しました。 この日は、洞泉寺で涅槃会の法要が行われ、美篶西部保育園の年長園児26人が参加しました。 涅槃会は、およそ2,500年前に亡くなった釈迦の命日に合わせて行われるもので、洞泉寺では毎年園児を招いています。 1年に1度法要に合わせて飾られる、釈迦が亡くなった時の様子を描いた掛け軸に向かって手を合わせていました。 横山凌雲住職は、「小学校に行っても自分や周りの人、みんなの命を大切にできる人になってください」と話しました。 園児はおみやげに、健康を願って作られたやしょうまなどを受け取り、掛け軸の近くに行って絵を見ていました。
-
野口高齢者クラブが春の歌
伊那市手良の野口高齢者クラブで、春の童謡唱歌を歌う会が14日に開かれました。 会では、「春よこい」「早春賦」など参加者になじみのある童謡や唱歌、11曲をマンドリンを伴奏に歌いました。 曲の間には、その歌にまつわるエピソードや歌詞の移り変わりなども紹介されました。 野口高齢者クラブの片桐辰雄会長は、「こうした催しを定期的に行うことにより、生きがいづくりや健康の維持につなげていきたい」と話しています。
-
伊那市西春近南小学校6年生を送る会
伊那市の西春近南小学校で11日、この春卒業する6年生を送る会が開かれました。 式では、在校生の拍手に合わせて6年生22人が入場しました。 はじめに在校生が作ったくす玉を6年生の代表児童が割りました。 在校生は学年ごとに、歌や踊りを披露しました。 3年生は、千葉県のご当地キャラクターの歌に合わせて全員でダンスを披露しました。 1年生は「優しいお兄さんお姉さん仲良く遊んでくれてありがとう」とメッセージを送り、歌をプレゼントしました。 西春近南小学校の卒業式は19日水曜日に行われます。
-
伊那公園七色弁当 お披露目
毎年お花見の時期に販売される、伊那谷の珍味を集めた伊那公園七色弁当が13日、お披露目されました。 今年は新たに寒ぶなが加わり味のバリエーションが広がりました。 七色弁当には猪肉煮、熊肉の甘味噌あえ、鹿肉の唐揚げ、鹿肉入りのローメン、蜂の子ご飯、イナゴとザザムシの佃煮、寒ぶなの甘露煮が入っています。 13日は伊那市中央の飲食店竜門に七色弁当の販売を企画している伊那公園桜愛護会会員が集まり出来栄えを確認しました。 弁当は桜の時期に伊那谷の珍味を味わってもらおうと始まったもので今年で4年目です。 食材は桜愛護会会員で上伊那猟友会伊那支部所属の竜門社長小阪洋治さんらが調達したもので伊那谷ならではのごちそうを味わえます。 今年は見た目の楽しさと味のバリエーションを広げようと新たに寒ぶなを加えました。 桜愛護会ではこの弁当を伊那公園の桜祭りイベントが行われる4月13日日曜日午前11時から1食1,500円、150食限定で販売する計画です。